JPH072110A - クロック信号発生装置 - Google Patents

クロック信号発生装置

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Publication number
JPH072110A
JPH072110A JP5167535A JP16753593A JPH072110A JP H072110 A JPH072110 A JP H072110A JP 5167535 A JP5167535 A JP 5167535A JP 16753593 A JP16753593 A JP 16753593A JP H072110 A JPH072110 A JP H072110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
clock signal
output
clock
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP5167535A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kawaguchi
剛 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP5167535A priority Critical patent/JPH072110A/ja
Publication of JPH072110A publication Critical patent/JPH072110A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自系のクロック信号及び他の2系のそれぞれ
のクロック信号を多数決回路に入力し、その多数決回路
から出力される多数決結果のクロック信号を被クロック
信号供給手段(CPU)に送出するとともに、その多数
決結果のクロック信号をフィードバックしてその自系の
クロック信号の進み、又は遅れを制御する3重系のクロ
ック信号発生装置において、電圧低下の系が出現して
も、補正が正確に行われ、かつCPUがダウンしないよ
うにする。 【構成】 自系の多数決回路に入力する他の2系のクロ
ック信号は、他の2系のクロック信号の出力電圧をそれ
ぞれ監視する電圧監視回路の出力と、他の2系のそれぞ
れのクロック信号の出力との論理積で出力する、AND
回路を介して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロック信号発生装置
に係り、特に、3重系の演算処理部(CPU)に3重系
のクロック信号をそれぞれ供給するときに好適なものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、電子連動装置で用いられ
るCPUは、3重系に構成されていて信頼性の向上が図
られている。この場合、3重系のCPUには、一つのク
ロック信号発生装置からのクロックパルスがそれぞれの
CPUに供給されるようにすると、折角CPUを3重系
にした意味が失れるおそれがあるので、クロック信号発
生装置も3重系に構成されている。
【0003】図2は、本出願人が、先に特公平4−30
605号で提案したような、従来の3重系のクロック信
号発生装置の概略構成を示すブロック図であって、第1
回路部a1 〜第3回路部a3 から発生されたクロック信
号を、3重系のCPU1 〜CPU3 にそれぞれ供給する
ように構成されている。
【0004】各回路部a1 〜a3 は同一構成であるの
で、以下、第1回路部a1 を例に説明する。第1回路部
1 は、水晶発振器からなる周知の発振器1から発生し
た所定のクロックパルス信号(例えば24MHz のクロ
ックパルス信号(以下、パルス信号という))を分周回
路2により、所定のパルス信号(例えば3MHz のパル
ス信号)に分周処理した後、多数決回路3に印加するよ
うにしている。
【0005】多数決回路3には、他の2系の回路部
2 ,a3 からのパルス信号が、電圧監視回路4a,4
b、クロック同期回路5a,5b、反転回路6a,6b
及びOR回路7a,7bを介してそれぞれ入力されると
ともに、OR回路7a,7bには、さらに直接他の2系
の回路部a2 ,a3 からのパルス信号が入力されるよう
に構成されている。
【0006】上記構成において、自系の回路部a1 にお
ける多数決回路3の出力は、自系(a1 )の分周回路2
にフィードバックして、分周回路2の出力のパルス信号
を発信器1の原発振クロック単位で進み補正、又は遅れ
補正の制御を行うように作用する。
【0007】また、自系の回路部a1 は、他系の回路部
2 ,a3 の電圧を電圧監視回路4a,4bによりそれ
ぞれ監視し、監視電圧が一定以下になったとき、例えば
第2回路部a2 の定格電圧(例えば5V)が、所定値
(例えば、4,5V)以下になったときに、その第2回
路部a2 のパルス信号を無視して強制的に信号を「1」
として多数決に参加させるようにし、電圧低下時の異常
発振動作を無視できるようにしている。
【0008】さらに、この時に、電圧監視回路4aの出
力をクロック同期回路5aでクロック同期させることに
より、パルス信号の波形割れが生じないようにしてい
る。
【0009】多数決回路3の出力(3MHz )は、倍周
回路8を介してCPU1 用のクロック信号に調整された
後、CPU1 に供給される。他のCPU2 ,CPU3
同様にして各回路部a2 ,a3 からそれぞれクロック信
号が供給される。したがって、3重系のCPU1 〜CP
3 は、3重系の回路部a2 〜a3 からそれぞれクロッ
ク信号を得て駆動することが可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクロック信号発生装置は、同一電圧を2系でそれぞ
れ監視するようにしているので、2つの電圧監視回路の
監視レベルが同一でないと、一方は正常電圧として検出
し、他方は異常電圧として検出し、監視結果に不一致が
発生してしまうおそれがあった。
【0011】上記図2を例に説明すると、第1回路部a
1 の電圧(図2A,B参照)は、第2回路部a2 の電圧
監視回路4b及び第3回路部a3 の電圧監視回路4aで
それぞれ監視されていて、本来なら両電圧監視回路4
b,4aで同一監視結果が出力されるべきであるが、監
視レベルが不一致のときは、特に、所定電圧付近(上述
の例では4.5V付近)においては、一方の電圧監視回
路4aは正常を検出しているにもかかわらず、他方の電
圧監視回路4a異常を検出してしまうのである。
【0012】上述のように、監視電圧に不一致が生じる
と、3重系のクロック補正が不調となり、正常系の多数
決結果に不一致が生じ、各CPU1 〜CPU3 に供給さ
れるクロック信号にズレが生じるためにCPU間でズレ
が発生して不一致状態となり、いわゆるふり子に引っか
かりCPU(マシン)がダウンしてしまうおそれがあ
る。
【0013】3重系のクロック補正の不調原因について
さらに説明すると、正常と検出された系は、電圧低下系
のクロックを加えて多数決を作成し、異常と検知された
系は電圧低下系を強制的に信号「1」として多数決に加
えているため、多数決結果に相違が生じるのである。し
かも、この時、異常と検知された系が進み系の場合、自
系のクロックと多数決結果に相違がないために補正機能
が働かず、結果的にCPUの稼動停止を招いてしまう。
【0014】そこで、本発明は、上記欠点を除去するた
めになされたものであって、その目的は、電圧低下の系
が存在しても、正常な多数決結果の得られる3重系のク
ロック信号発生装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクロック信
号発生装置は、上記目的を達成するために、自系のクロ
ック信号及び他の2系のそれぞれのクロック信号を多数
決回路に入力し、その多数決回路から出力される多数決
結果のクロック信号を被クロック信号供給手段に送出す
るとともに、その多数決結果のクロック信号をフィード
バックしてその自系のクロック信号の進み、又は遅れを
制御する3重系のクロック信号発生装置において、前記
の2系のクロック信号は、上記他の2系のクロック信号
の出力電圧をそれぞれ監視する電圧監視回路の出力と、
上記他の2系のそれぞれのクロック信号の出力との論理
積で出力する、論理積回路を介して前記多数決回路に入
力することを特徴としている。
【0016】
【作用】上記構成において、他の2系のクロック信号
は、それぞれ論理積回路を介して多数決回路に入力され
る。したがって、上記他の2系のクロック信号は電圧低
下したときに入力されず、多数決回路には正常な系のク
ロック信号のみが入力される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の一実施例に係るクロック信号発
生装置の概略構成を示すブロック図である。
【0018】なお、上記図2で示した従来装置と同一構
成要素には、同一符号を用い、これら構成要素について
は、説明が重複するため新規な部分のみについて異なる
符号をつけて説明する。
【0019】第1回路部a1 〜第3回路部a3 は、同一
構成であるので、以下、第1回路a1 を例に説明する。
【0020】図中、10a,10bは論理積回路(以
下、AND回路という)であって、各クロック同期回路
5a,5bと多数決回路3との間にそれぞれ設けられて
いる。
【0021】各AND回路10a,10bの一方の入力
端には、各クロック同期回路5a,5bの出力側がそれ
ぞれ接続されているとともに、他方の入力端には、他の
2系のクロック信号、つまり第2回路部a2 及び第3回
路a3 のクロック信号が入力されるように構成されてい
る。
【0022】次に、本実施例装置の動作を説明する。な
お、各系は同一動作であるので、第1回路部a1 を例に
説明する。
【0023】先ず、全ての系が正常な場合、多数決回路
3には、自系(a1 )のクロック信号と他系(a1 ,a
3 )のクロック信号が入力されて多数決処理されて、所
定のクロック信号(3MHz )が倍周回路8に出力され
るとともに、そのクロック信号が分周回路2にフィード
バックされて自系(a1 )のクロック信号が、従来装置
と同様に補正される。
【0024】倍周回路8で所定のクロック信号(例えば
6MHz )に倍周処理されたクロック信号は、3重系の
CPUの一つのCPU1 (本発明の被クロック信号供給
手段に該当する。)に供給されて使用される。
【0025】さて、他の系のうち、第2の系(a2 )の
クロック信号の電圧が所定値(例えば4.5V)以下に
低下したとする。この電圧低下は、第1回路部a1 の電
圧監視回路4aにより検出される。したがって、電圧監
視回路4aからはクロック同期回路5に信号が出力され
ず、このため、クロック同期回路5aはAND回路10
aの一方の入力端への出力を停止する。
【0026】AND回路10aは、一方の入力端への出
力の停止により、多数決回路3への第2の系(a2 )か
らのクロック信号の出力を停止する。このため、多数決
回路3は、正常な自系(a1 )と第3の系(a3 )との
クロック信号を基に所定のクロック信号を生成させて倍
周回路8及び分周回路2に送出する。
【0027】したがって、本実施例装置によれば、多数
決回路3は、正常な系のみのクロック信号を入力して多
数決処理してクロック信号を生成するので、電圧低下の
系が出現しても補正は正確に行われ、CPU1 〜CPU
3 がダウンするという不都合は防止される。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るクロック信号発生装置は、
自系の多数決回路に入力する他の2系のクロック信号
は、他の2系のクロック信号の出力電圧をそれぞれ監視
する電圧監視回路の出力と、他の2系のそれぞれのクロ
ック信号の出力との論理積で出力する、AND回路を介
して行うので、正常なクロック信号のみを基に多数決処
理することができる。したがって、自系のクロック信号
の補正は、正確に行われるとともに、被クロック信号供
給手段がダウンするという不都合を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】従来装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 発振器 2 分周回路 3 多数決回路 4a,4b 電圧監視回路 5a,5b クロック周期回路 8 倍周回路 10a,10b 論理積回路(AND回路) CPU 演算処理部(被クロック信号供給手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自系のクロック信号及び他の2系のそれ
    ぞれのクロック信号を多数決回路に入力し、その多数決
    回路から出力される多数決結果のクロック信号を被クロ
    ック信号供給手段に送出するとともに、その多数決結果
    のクロック信号をフィードバックしてその自系のクロッ
    ク信号の進み、又は遅れを制御する3重系のクロック信
    号発生装置において、 前記他の2系のクロック信号は、上記他の2系のクロッ
    ク信号の出力電圧をそれぞれ監視する電圧監視回路の出
    力と、上記他の2系のそれぞれのクロック信号の出力と
    の論理積で出力する、論理積回路を介して前記多数決回
    路に入力することを特徴とするクロック信号発生装置。
JP5167535A 1993-06-14 1993-06-14 クロック信号発生装置 Pending JPH072110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5167535A JPH072110A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 クロック信号発生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5167535A JPH072110A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 クロック信号発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH072110A true JPH072110A (ja) 1995-01-06

Family

ID=15851502

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5167535A Pending JPH072110A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 クロック信号発生装置

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JP (1) JPH072110A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019217977A (ja) * 2018-06-21 2019-12-26 株式会社日立製作所 電子連動装置、電子連動システム、及び異常検出方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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