JPH0651742B2 - 光学機器部品成形物 - Google Patents

光学機器部品成形物

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JPH0651742B2
JPH0651742B2 JP60230012A JP23001285A JPH0651742B2 JP H0651742 B2 JPH0651742 B2 JP H0651742B2 JP 60230012 A JP60230012 A JP 60230012A JP 23001285 A JP23001285 A JP 23001285A JP H0651742 B2 JPH0651742 B2 JP H0651742B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は芳香族ビニル、不飽和ジカルボン酸イミド共重
合体を含有する熱可塑性樹脂よりなる光学機器部品のプ
ラスチツク成形物に関する。
(従来の技術及びその欠点) 従来光学機器部品、とくにカメラの部品はアルミダイカ
ストやアルミ丸棒からの切削物が使用されていたがしだ
いにプラスチツク成形物が使用されてきた。しかしなが
ら最近はこれら部分の小型化のため、プラスチツク成形
物に対する耐熱性及び寸法安定性のさらに一層の改善が
要求されている。これら要求を満たすためには従来用い
られているABS樹脂や変性PPO樹脂では耐熱性の点
で十分でなく、ナイロンやPBT樹脂は結晶性のため寸
法安定性が十分でなく、ポリカーボネート樹脂は成形性
及び耐薬品性が十分でないという欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこれら欠点を改良すべく鋭意研究を行つた結
果、芳香族ビニル単量体残基35〜80重量%および不
飽和ジカルボン酸イミド誘導体残基20〜65重量%を
含む共重合体(以下しばしば「芳香族ビニル・不飽和ジ
カルボン酸イミド共重合体」という)10〜100重量
%、およびゴム状重合体10〜70重量部に芳香族ビニ
ル単量体40〜85重量%、シアン化ビニル単量体15
〜40重量%およびこれらと共重合可能なビニル単量体
0〜40重量%からなる単量体混合物30〜90重量部
をグラフトさせたグラフト共重合体0〜60重量%を含
有する熱可塑性樹脂よりなる光学機器部品成形物は、耐
熱性および寸法安定性に優れたものであることがわか
り、本発明が完成した。
本発明に用いる熱可塑性樹脂は芳香族ビニル不飽和ジカ
ルボン酸イミド共重合体のみからなるものであつてもよ
いが、これよりなる成形物の衝撃強度を更に一層改良す
るためにゴム状重合体に芳香族ビニル単量体、シアン化
ビニル単量体およびこれらと共重合可能なビニル単量体
をグラフトさせたグラフト共重合体を60重量%まで含
有することが好ましい。また本発明に用いる熱可塑性樹
脂には更にアクリロニトリル−スチレン共重合体、アク
リロニトリル−α−メチルスチレン共重合体、メチルメ
タクリレート−ブタジエン−スチレン共重合体、芳香族
ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、ナイロン−6、ナイロン−
6,6、ポリアリレート、ポリフエニレンサルフアイ
ド、ポリフエニレンオキサイド、ポリエーテルイミド、
ポリエーテルスルホンおよびポリスルホン等の熱可塑性
樹脂を混合してもよい。
ここで本発明に用いられる芳香族ビニル・不飽和ジカル
ボン酸イミド共重合体およびその製法について説明す
る。共重合体を構成する芳香族ビニル単量体としてスチ
レン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、t−ブチ
ルスチレン、クロロスチレン等のスチレン単量体および
その置換体があり、これらの中でスチレンが特に好まし
い。不飽和ジカルボン酸イミド誘導体は不飽和ジカルボ
ン酸無水物を芳香族ビニルと共重合させた後アンモニア
および/又は第1級アミンと反応させてイミド誘導体に
しても、又はマレイミド、N−メチルマレイミド、N−
エチルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N
−フエニルマレイミド、N−ナフチルマレイミド等のマ
レイミド単量体を直接芳香族ビニル単量体と共重合させ
たものでもよい。しかしながらこれら共重合体を製造す
る方法としては前者、すなわち不飽和ジカルボン酸無水
物を芳香族ビニルと共重合させた後にイミド化する方法
が共重合性および経済性の点でより好ましい。不飽和ジ
カルボン酸無水物としてはマレイン酸、イタコン酸、シ
トラコン酸、アコニツト酸等の無水物があり、マレイン
酸無水物が特に好ましい。イミド化反応に用いる第1級
アミンとしてはメチルアミン、エチルアミン、ピロピル
アミン、シクロヘキシルアミン等のアルキルアミン、お
よびこれらのクロル又はブロム置換アルキルアミン、ア
ニリン、トリルアミン、ナフチルアミン等の芳香族アミ
ンおよびクロム又はブロム置換芳香族アミンがあげられ
る。
イミド化反応は溶液状態又は懸濁状態で行う場合は通常
の反応容器、例えばオートクレーブなどを用いるのが好
ましく、塊状溶融状態で行う場合は脱揮装置の付いた押
出機を用いてもよい。イミド化反応の温度は約80〜3
50℃であり、好ましくは100〜300℃である。80
℃未満の場合には反応速度が遅く、反応に長時間を要し
実用的でない。一方350℃を越える場合には重合体の
熱分解による物性低下をきたす。またイミド化反応には
触媒を用いてもよく、その場合には第3級アミン、例え
ばトリエチルアミンが好ましく用いられる。
本発明における芳香族ビニル単量体・不飽和ジカルボン
酸イミド共重合体において芳香族ビニル単量体残基は3
5〜80重量%であり、芳香族ビニル単量体残基の含有
量が35重量%未満であると芳香族ビニル化合物の特徴
である成形性、寸法安定性が失なわれる。また不飽和ジ
カルボン酸イミド誘導体残基が20重量%未満では耐熱
性および耐薬品性が十分でない。
一方該イミド誘導体残基が65重量%を越えると共重合
体がもろくなり、成形性も著しく悪くなる。
本発明に用いる芳香族ビニル単量体・不飽和ジカルボン
酸イミド共重合体には0〜40重量%のゴム状重合体お
よび/又は芳香族ビニル単量体と不飽和ジカルボン酸無
水物および/又は不飽和ジカルボン酸イミド誘導体と共
重合可能な単量体残基を0〜40重量%含有することが
できる。ゴム状重合体としてはブタジエン重合体、ブタ
ジエンと共重合可能なビニル単量体との共重合体、エチ
レン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ジ
エン共重合体、ブタジエンと芳香族ビニルとのブロツク
共重合体、アクリル酸エステル重合体およびアクリル酸
エステルとこれと共重合可能なビニル単量体との共重合
体等が用いられる。芳香族ビニル単量体と不飽和ジカル
ボン酸無水物および/又は不飽和ジカルボン酸イミド誘
導体と共重合可能な単量体としてはアクリロニトリル、
メタクリロニトリル、α−クロロアクリロニトリル等の
シアン化ビニル単量体、メチルアクリル酸エステル、エ
チルアクリル酸エステル、ブチルアクリル酸エステル等
のアクリル酸エステル単量体、メチルメタアクリル酸エ
ステル、エチルメタクリル酸エステル等のメタクリル酸
エステル単量体、アクリル酸、メタクリル酸等のビニル
カルボン酸単量体、アクリル酸アミドおよびメタクリル
酸アミド等がある。
また本発明に使用できるクラフト共重合体について説明
する。グラフト共重合体において用いられるゴム状重合
体はブタジエン重合体、ブタジエンと共重合可能なビニ
ル単量体との共重合体、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、ブタジエ
ンと芳香族ビニルとのブロツク共重合体、アクリル酸エ
ステル重合体およびアクリル酸エステルとこれと共重合
可能なビニル単量体との共重合体等がある。また芳香族
ビニル単量体としてはスチレン、α−メチルスチレン、
ビニルトルエン、t−ブチルスチレン、クロロスチレン
等のスチレン単量体およびその置換単量体でありこれら
の中でスチレンおよびα−メチルスチレン単量体が特に
好ましい。シアン化ビニル単量体としてはアクリロニト
リル、メタクリロニトリル、α−クロロアクリロニトリ
ル等があり、特にアクリロニトリルが好ましい。またこ
れらと共重合可能なビニル単量体としてはメチルメタク
リル酸エステル、エチルメタクリル酸エステル等のメタ
クリル酸エステル、アクリル酸、メタクリル酸等のビニ
ルカルボン酸単量体があげられる。
グラフト共重合体の製法は、ゴム状重合体10〜70重
量部存在下に芳香族ビニル単量体40〜85重量%、シ
アン化ビニル単量体15〜40重量%、および必要に応
じてこれらと共重合可能なビニル単量体0〜40重量%
からなる単量体混合物30〜90重量部を重合して得ら
れる。このグラフト重合体の製造に当つては一般に公知
のいずれの重合技術も採用可能であつて、例えば懸濁重
合、乳化重合の如き水性不均一重合、塊状重合、溶液重
合および生成重合体の非溶媒中での沈殿重合その他又は
こちらち組合せ等がある。
本発明における光学機器部品の代表的なものとしては、
カメラ、ビデオカメラ、カメラデツキ一体型ビデオカメ
ラ、又は映写機のボデー、トツプカバー、フロントカバ
ー、ボトムカバー、電池ケース、バツテリーケース、巻
上レバー、接眼枠、巻戻しハンドル、フアインダーボツ
クス、巻戻しつまみ、セルフケース、リール、ギヤ類、
カム類、レバー類、スイツチ座、巻戻し軸受、モーター
地板、レリーズボタン、ダイヤル類、レンズ押えリン
グ、レンズ鏡筒類、レンズのネーム環、ズームレンズの
移動環、ストロボボデー、モータードライブボデー又は
レンズキヤツプ及び双眼鏡、望遠鏡又は顕微鏡のボデ
ー、接眼枠、レンズ鏡筒、ギヤ類、カム類又はレンズキ
ヤツプなどがある。
本発明の光学機器部品のプラスチツク成形物は芳香族ビ
ニル・不飽和ジカルボン酸イミド共重合体を必須成分と
した熱可塑性樹脂よりなるものであるが、この熱可塑性
樹脂にガラス、カーボン、アラミド等の繊維や難燃剤、
安定剤、可塑剤、滑剤、紫外線吸収剤、着色剤およびタ
ルク、シリカ、クレー、マイカ、炭酸カルシウム、硫酸
バリウム等の充填剤などを添加することも可能であり、
特にハロゲン化合物および酸化アンチモン等の難燃剤を
配合した組成物よりなる成形物は有用である。
(実施例) 以下本発明をさらに実施例によつて説明するが、本発明
はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定される
ものではない。なお実施例中の部、%はいずれも重量基
準で表わした。
実験例(1) 撹拌機を備えたオートクレーブ中にスチレン60部、メ
チルエチルケトン100部を仕込み、系内を窒素ガスで
置換した後、温度を83℃に昇温し、無水マレイン酸4
0部とベンゾイルパーオキサイド0.15部をメチルエ
チルケトン200部に溶解した溶液を8時間で連続的に
添加した。添加後さらに3時間温度を83℃に保つた。
粘調な反応液の一部をサンプリングしてガスクロマトグ
ラフイーにより未反応単量体の定量を行つた結果、重合
率はスチレン96%、無水マレイン酸98%であつた。
ここで得られた共重合体溶液に無水マレイン酸に対し当
量のアニリン38部、トリエチルアミン0.3部を加え
140℃で7時間反応させた。反応溶液にメチルエチル
ケトン200部を加え、室温まで冷却し、激しく撹拌し
たメタノール1500部に注ぎ、析出、別、乾燥レイ
ミド化共重合体を得た。C−13NMR分析より酸無水物
基のイミド基への転化率は98%であつた。このイミド
化共重合体は不飽和ジカルボン酸イミド誘導体残基とし
てのN−フエニルマレイミド単位を54%含む共重合体
であり、これを重合体Aとした。
実験例(2) 実験例(1)と同様のオートクレーブ中にスチレン60
部、メチルエチルケトン50部、小片状に切断したポリ
ブタジエン10部を仕込み、室温で一昼夜撹拌しゴム溶
解した後、系内を窒素ガスで置換し温度を83℃に昇温
した。無水マレイン酸40部とベンゾイルパーオキサイ
ド0.075部およびアゾビスイソブチロニトリル0.
075部をメチルエチルケトン250部に溶解した溶液
を8時間で連続的に添加した。これ以降は実験例(1)と
全く同じ操作を行つた。重合率はスチレン97%、無水
マレイン酸99%であつた。酸無水物基のイミド基への
転化率は98%であつた。このイミド化共重合体は不飽
和ジカルボン酸イミド誘導体残基としてのN−フエニル
マレイミド単位を50%含む共重合体でありこれを重合
体Bとした。
実験例(3) 実験例(1)と同様のオートクレーブ中にスチレン50
部、アクリロニトリル10部を仕込み、実験例(1)のベ
ンゾイルパーオキサイド0.15部をアゾビスイソブチ
ロニトリル0.15部に代え、アニリン38部をアニリ
ン30部およびメチルアミン2.67部に代えた以外は
実験例(1)と全く同じ操作を行なつた。重合率はスチレ
ン99%、アクリロニトリル90%、無水マレイン酸9
8%であつた。酸無水物基のイミド基への転化率は99
%であつた。このイミド化共重合体は不飽和ジカルボン
酸イミド誘導体残基としてのN−フエニルマレイミドお
よびN−メチルマレイミド単位を52%含む共重合体で
あり、これを重合体Cとした。
実験例(4) ポリブタジエンラテツクス143部(固形分35%、重
量平均粒径0.35μ、ゲル含率90%)、ステアリン
酸カリウム1部、ソジウムホルムアルデヒドスルホキシ
レート0.1部、テトラソジウムエチレンジアミンテト
ラアセチツクアシツド0.03部、硫酸第1鉄0.00
3部および水150部を50℃に加熱し、これにスチレ
ン70%およびアクリロニトリル30%よりなる単量体
混合物50部、t−ドデシルメルカプタン0.2部、キ
ユメンハイドロパーオキサイド0.15部を6時間で連
続添加し、さらに添加後65℃に昇温し2時間重合し
た。重合率はガスクロマトグラフイー分析よりスチレン
98%、アクリロニトリル98%であつた。得られたラ
テツクスに酸化防止剤を添加した後、塩化カルシウムで
凝固、水洗、乾燥し白色粉末としてグラフト共重合体を
得た。これを重合体Dとした。
実施例1 実験例(1)で得られた重合体A60部、実験例(4)で得ら
れた重合体D30部、アクリロニトリル・スチレン(A
S)樹脂(電気化学社製、AS−H)10部およびこれ
ら重合体100部に対しトリステアリルホスフアイト3
部、オクタデシル3−(3,5−ジタ−シヤリブチル−
4−ヒドロキシフエニル)−プロピオネート0.5部を
ヘンシエルミキサーにより混合後、ベント付押出機で押
出しペレツト化した。このペレツトを射出成形機により
縦×横×深さ約12cm×22cm×14cm、厚み1.5mm
のボツクスを280℃で射出成形した。この成形物を16
0℃に保つたオーブン中に2時間放置した後、その外形
寸法を測定した。縦、横、深さとも寸法はほとんど変化
しておらず、元の寸法に比べて変形率はすべて1%以内
であつた。
実施例2 実験例(2)で得られた重合体B60部、実験例(4)で得ら
れた重合体D30部およびAS樹脂10部をトリステア
リルホスフアイト3部、オクタデシル3−(3,5−ジ
タ−シヤリブチル−4−ヒドロキシフエニル)−プロピ
オネート0.5部とともに実施例1と同様の方法で混
合、ペレツト化し、ボツクスを成形した。この成形物を
実施例1と同様にオーブン中で熱処理した。オーブン中
での熱処理による外形寸法はほとんど変化しておらず変
形率は縦、横、深さとも1%以内であつた。
実施例3 実験例(3)で得られた重合体C40部、スチレン系樹脂
(電気化学社製、HS−300)40部および5mm長の
ガラス繊維20部とオクタデシル3−(3,−ジタ−シ
ヤリブチル−4−ヒドロキシフエニル)−プロピオネー
ト0.5部を実施例1と同様にヘンシエルミキサーで混
合物、ベント付押出機で押出ペレツト化し、そして実施
例1と同様のボツクスを290℃で射出成形した。この
成形物を実施例1と同様にオーブン中での熱処理した結
果、熱処理による外形寸法変化は1%以内であつた。
実施例4 実験例(1)で得られた重合体A 55部、実験例(4)で得
られた重合体D45部およびこれら重合体100部に対
しトリステアリルホスフアイト3部、オクタデシル3−
(3,5−ジタ−シヤリブチル−4−ヒドロキシフエニ
ル)−プロピオネート0.5部、デカブロモジフエニル
エーテル12.6部、三酸化アンモチモン6.3部をヘ
ンシエルミキサーにより混合後、押出機によりペレツト
化した。このペレツトを射出成形機により幅3.2mm×
高さ12.7mm×長さ120mmのバーを250℃で成形
した。この成形物は目視によりソリおよびヒケのないも
のであつた。またこの成形物を150℃に保つたオーブ
ン中に2時間放置した後、その外形寸法を測定したが、
幅、高さ、長さとも元の寸法に比べて変化率はすべて1
%以内であつた。さらにこの成形物をUL規格94に準
じて燃焼試験を行つたところV−0相当であつた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芳香族ビニル単量体残基35〜80重量%
    および不飽和ジカルボン酸イミド誘導体残基20〜65
    重量%を含む共重合体10〜100 重量%、およびゴム状
    重合体10〜70重量部に芳香族ビニル単量体40〜8
    5重量%、シアン化ビニル単量体15〜40重量%およ
    びこれらと共重合可能なビニル単量体0〜40重量%か
    らなる単量体混合物30〜90重量部をグラフトさせた
    グラフト共重合体0〜60重量%を含有する熱可塑性樹
    脂よりなる光学機器部品の成形物。
  2. 【請求項2】光学機器部品がカメラ、ビデオカメラ、カ
    メラデツキ一体型ビデオカメラ又は映写機のボデー、ト
    ツプカバー、フロントカバー、ボトムカバー、電池ケー
    ス、バツテリーケース、巻上レバー、接眼枠、巻戻しハ
    ンドル、フアインダーボツクス、巻戻しつまみ、セルフ
    ケース、リール、ギヤ類、カム類、レバー類、スイツチ
    座、巻戻し軸受、モーター地板、レリーズボタン、ダイ
    ヤル類、レンズ押えリング、レンズ鏡筒類、レンズのネ
    ーム環、ズームレンズの移動環、ストロボボデー、モー
    タードライブボデー又はレンズキヤツプ及び双眼鏡、望
    遠鏡又は顕微鏡のボデー、接眼枠、レンズ鏡筒、ギヤ
    類、カム類又はレンズキヤツプ より選ばれた部品である特許請求の範囲第I項記載のプ
    ラスチツク成形物。
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