JPH0651591A - 捺染方法、これに用いる湿式現像剤およびイオン画像記録体 - Google Patents

捺染方法、これに用いる湿式現像剤およびイオン画像記録体

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JPH0651591A
JPH0651591A JP4202093A JP20209392A JPH0651591A JP H0651591 A JPH0651591 A JP H0651591A JP 4202093 A JP4202093 A JP 4202093A JP 20209392 A JP20209392 A JP 20209392A JP H0651591 A JPH0651591 A JP H0651591A
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ion
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pattern
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JP4202093A
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English (en)
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Yoichi Higuchi
洋一 日口
Masayuki Iijima
正行 飯嶋
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0651591A publication Critical patent/JPH0651591A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00443Copy medium
    • G03G2215/00523Other special types, e.g. tabbed
    • G03G2215/00527Fabrics, e.g. textiles

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  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Liquid Developers In Electrophotography (AREA)
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  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 イオン流によって形成された高階調画像を転
写して捺染を行う。 【構成】 イオン流によって形成した高階調画像からな
るイオンパターンに、昇華転写能を有する電気絶縁性液
体中に、熱により溶融、拡散もしくは昇華して移行する
染料、定着剤、電荷制御剤、分散安定剤からなる樹脂粒
子を分散したことを湿式現像剤によって現像した後に、
得られた染色画像を布地や繊維類に昇華転写、熱転写し
て捺染する。 【効果】 版板を形成したりすることなく、任意の捺染
パターンを形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオン流によってイオ
ン画像を形成するイオン・プリンターを用いて、記録媒
体上にイオンパターンを形成し、このイオンパターン形
成画像に従って現像して情報記録、画像記録体を得るイ
オンフロー記録法と昇華熱転写捺染法の良好な点を合わ
せ持った新規なイオン画像昇華捺染法、これに用いる湿
式現像剤およびイオン画像記録体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布地類に図柄、パターン等を形成
する方法としてローラ捺染法、ロータリー捺染法、スク
リーン捺染法等の版を用いた直接捺染が行われている。
また、最近では、昇華染料を有するインキを用いて図柄
を紙に印刷し、その後布地類に重ね合わせて昇華熱転写
する昇華転写捺染法も用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】版式によって布等に直
接捺染の場合には、色に応じた製版枚数が必要となり、
製版工程に多大な時間とコストがかかることになる。さ
らに衣類等に使用する織物のように長尺の巻物の場合に
は、連続した図柄で正確に製造することが困難である。
また、図柄に対しても流行、時期等に応じて各種の要求
がされるので、従来技術ではこれらの要求に応えるには
生産性に問題点がある。
【0004】一方、電子写真製版を応用した電子写真捺
染法もあるが、感光版作製、露光、現像、定着等に長時
間必要なことや静電形成に必要な高電圧の帯電に材料が
耐えることが必要であり、捺染する基材に制約があっ
た。
【0005】本発明は、製版あるいは転写工程が不要
で、形成すべき染色画像は電子的な画像処理によって容
易に処理することができ、操作性が優れ、時間短縮によ
る生産性向上が可能であって、また同時に必要な色、図
柄等はカラーブラウン管等の電子的な表示装置で観察す
ることに代えて、直接にリアルオンタイムで衣類等に見
本として仕上げることができるため新しいテキスタイル
ビジネスの分野を作り得ることができる新規な捺染方法
を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、捺
染方法において、イオン流を制御する記録方法によっ
て、記録媒体上にイオンのパターンを形成した後に、昇
華転写または昇華捺染能を有する着色剤を含有する湿式
現像剤によって現像する工程と、この現像画像に対して
昇華転写または昇華捺染能を有する着色剤が布地や繊維
類に昇華、熱転写の少なくともいずれか一つの方法によ
って形成するものである。イオン流を制御する画像の記
録方式では、記録ドット毎に無段階に近い階調濃度制御
が可能なことに加え、熱昇華記録方式のようなインクフ
ィルムの大量消費等によるコスト増の心配がないため、
フルカラー画像を高画質かつ低ランニングコストで提供
できる記録方式である。
【0007】また、イオン流を制御する記録方式ではイ
オン流の制御は、放電によって生じたイオンを電界の制
御によって記録媒体上に電荷パターンを形成することに
より行われているが、イオン流を制御する電界の大きさ
が小さいとイオン流が絞られて形成されるドット径が小
さくなり、またイオン流を制御する電極間の電界が大き
いとイオン流の径が大きくなるという原理を使用してい
るので、電極間の電界制御によって各ドット毎の階調制
御が可能となり、従来の静電的な手段によって画像を形
成する方法では得られなかった階調画像を形成すること
が可能となる。
【0008】したがって、記録ドットが網点印刷的にド
ット径の変化を起こし、ドット毎の体積階調と面積階調
とを同時に制御する階調濃度制御および階調再現能力が
エッジ部等の微妙な再現を可能とし、実効的な分解能を
高めている。これによりドットの大きさが数マイクロ秒
の短時間に変化できるため網点グラビア的階調表現が可
能となる。これらに加えてドットが線画のエッジ部にお
いても、履歴の影響なくシャープな形状を保っているこ
とは、熱履歴の影響により尾引き等の出やすい熱昇華記
録方式と比較してもさらに有利な点である。
【0009】また、マスクパターンを介さずに静電パタ
ーンを形成させることは、静電プロッター等を使用する
ことによって可能であるが、この場合には、一般には2
値画像となり階調表現が限定されてしまう。また、印字
速度の規制をなくし2値以外の画像処理を行って階調表
現した場合も面積階調あるいは体積階調のどちらか一方
での表現となるためその階調性はやはり限定されてしま
う。
【0010】一方、グラビア印刷物に比べてもイオン流
を制御した記録方式で得られた画像の場合には階調表現
がなめらかでかつγ特性に対して線形性が高いため階調
幅がとれるという特徴を有しており、従来よりも細かな
階調表現が可能となり、高精細印字物が得られる。すな
わちグラビア印刷物の画像をミクロでとらえた場合に
は、グラビアセルの形状が残ることやセル内にインキが
入り込んで印刷されるためにハイライト部でスペックル
(穴白ぬけ)が生じることおよびグラビアセルを彫る場
合に、印刷物にモアレが生じないように角度を変えて彫
っておりCMY画像重ねを45度以内でずらして印刷し
ているので、階調表現が十分になめらかにはならなかっ
た。
【0011】画像記録を行うためのイオン流による画像
形成装置の一例を図1に示す。画像形成装置1はイオン
流の照射を行う記録ヘッド2と誘電体ドラム3、除電装
置4、現像装置5、転写ローラ6で構成されており、記
録ヘッドのライン電極7とフィンガー電極8の間に印加
した高周波電圧によってフィンガー電極の周辺部に放電
を起こし、正負のイオン9を発生し、フィンガー電極8
と誘電体ドラム3の間に形成した電界によってイオン流
10が形成されてドラム上にイオンによる静電画像を形
成するとともに、誘電体上の静電画像からフィンガー電
極を孤立させるためにスクリーン電極11に電圧を印加
している。誘電体ドラム3上に潜像として形成された静
電画像は、現像装置5において現像し、転写ローラ6に
よって得られたトナー画像を記録媒体12上へ転写する
ものである。また、カラー画像は、C、M、Y、Bkの
4色の現像装置によって各色の画像の形成を繰り返し行
えば形成することができる。
【0012】図2は記録ヘッドの一例を示す斜視図であ
る。ライン電極7、フィンガー電極8、スクリーン電極
が絶縁体13を積層しており、スクリーン電極に形成さ
れた穴14を通じてイオン流が流れるようになってい
る。イオン流が通過する穴は1728個有しており、2
00DPIの記録密度でA4幅の記録を可能としてい
る。
【0013】また、記録ヘッドにはフィンガー電極にイ
オン流制御のための電圧を各穴に加えるドライバー回路
を内蔵している。このドライバー回路は、各イオン流通
過孔にイオン流通過用電圧パルスを256段階のパルス
幅で与えることができ、これにより各ドット毎に256
段階の濃度制御が実現される。イオン画像形成は、導電
層を有する誘電体に記録できる。一般には、市販静電記
録紙やアルミ蒸着PETにておこなうことができ、現像
はローラ現像方式などで行うことができる。
【0014】本発明の方法は、イオン流を制御してイオ
ンのパターン画像を形成した後に、熱によって溶融、拡
散もしくは昇華して移行する染料を有する湿式現像剤に
よってイオンのパターン画像を現像した後に、形成され
たパターン像を布などの繊維製品をはじめとした材料上
に転写することによって捺染するものである。
【0015】本発明の方法に利用することが可能な染料
は、熱により溶融、拡散もしくは昇華して移行する染料
であれば良く、特に分散染料が好ましく用いられる。こ
れらの染料は、約150〜550程度の分子量を有する
ものであり、昇華あるいは溶融温度、色相、耐光性、樹
脂、トナー溶液中での溶解性などを考慮して選択され一
般的には、例えばジアリールメタン系、トリアリールメ
タン系、チアゾール系、メチン系、アゾメチン系、キサ
ンチン系、オキサジン系、アゾおよびアゾ系誘導体、ア
ントラキノン誘導体、キノフタロン誘導体、スピロジピ
ラン系、イソドリノスピロピラン系、フルオラン系、ロ
ーダミンラクタム系の染料が好適に用いられる。例えば
カラーインデックスで示すC.I.イエロー51、3、
54、79、60、23、7、141、 C.I.ディ
スパースブルー24、56、14、301、334、1
65、19、72、87、287、154、26 C.
I.ディスパースレッド135、146、59、1、7
3、60、167 C.I.ディスパースバイオレット
4、13、26、36、56、31 C.I.ソルベン
トバイオレット13 C.I.ソルベントブラック3
C.I.ソルベントグリーン3 C.I.ソルベントイ
エロー56、14、16、29 C.I.ソルベントブ
ルー70、35、63、36、50、49、111、1
05、97、11C.I.ソルベントレッド135、8
1、18、25、19、23、24、143、146、
182などである。
【0016】具体的には、例えば3、3−ジエチルオキ
サシアニンアイオダイド、アストラゾンピンクFG(バ
イエル社製、C.I.48015)、2,2−カルボシ
アニン(C.I.808)、アストラフイロキシンFF
(C.I.148070)、アストラゾンイエロー7G
LL(C.I.ベーシックイエロー21)、アイゼンカ
ロチンイエロー3GLH(保土谷化学製、C.I.48
055)、アイゼンカロチンレッド6BH(C.I.4
8020)、等のモノメチン系、ジメチン系またはトリ
メチン系等のメチン(シアニン)系塩基性染料、オーラ
ミン(C.I.655)等のごときジフェニルメタン系
塩基性染料、マラカイトグリーン(C.I.4200
0)、ブリリアントグレーン(C.I.42040)、
マゼンタ(C.I.42510)、メチルバイオレット
(C.I.42535)、クリスタルバイオレット
(C.I.42555)、メチルグリーン(C.I.6
84)、ビクトリアルブルーB(C.I.44045)
等のトリフェニルメタン系塩基性染料、ピロニンG
(C.I.739)、ローダミンB(C.I.4517
0)、ローダミン6G(C.I.45160)等のキサ
ンテン系塩基性染料、アクリジンイエローG(C.I.
785)、レオニンAL(C.I.46075)、ベン
ゾフラビン(C.I.791)、アフィン(C.I.4
6045)等のアクリジン系塩基性染料、ニュートラル
レッド(C.I.50040)、アストラゾンブルーB
GE/X125%(C.I.51005)、メチレンブ
ルー(C.I.52015)等のキノンイミン系塩基性
染料、その他第4級アミンをもったアントラキノン系塩
基性染料等の塩基性染料類があげられる。これらの染料
は、そのままの状態で、あるいはこれらの染料をアルカ
リ処理した形態で用いることができ、またこれらの染料
の対イオン交換体あるいはロイコ体も用いることができ
る。常態では無色あるいは淡色であるロイコ染料等を使
用する場合は、画像形成シート側に顕色剤を包含させて
おけばよい。
【0017】さらにこれらの分散染料は1成分のみで用
いるのではなく、2種以上を混合した場合でも用いられ
る。とくに混合、溶融された場合、両者がどの様な混合
体を形成するかによっても熱的挙動は大きく異なり、こ
れに伴って蒸気圧も組成比によって特有な変化をするの
で融点温度に低下を起こす場合、活性化エネルギーも小
さくてすみ昇華感度向上をなし得る。
【0018】本発明に係わる液体現像剤は分散染料、定
着剤および電気絶縁性担体液にさらに必要に応じて電荷
制御剤、分散安定剤等の助剤との混合物を分散機等によ
り均一に分散して10%程度の不揮発固形分を有するマ
スター・トナーを調整し、この調製液をさらに前記電気
絶縁性担体液にて不揮発固形分が0.1〜2%程度とな
り得るよう希釈することによって現像剤を調製すること
もできる。
【0019】湿式現像剤に使用する樹脂は、高絶縁性溶
剤例えばアイソパーG(エクソン社製)に対してある程
度の溶解性をもつものを使用する方が静電記録紙に対し
て良好な定着性を持つ。さらに色材である捺染染料に対
する染着能が、捺染するポリエステル等の繊維より高い
場合、捺染転写阻害を引き起こす。これを防止する為、
使用樹脂の化学構造はアクリル系樹脂を主体とするが、
立体構造的には網目架橋構造を持つよう共重合させてお
り、さらにミクロ的には、樹脂を構成する全体の高分子
鎖のからみに対しては、晶質部と非晶質部が入り組んで
いる構造となっているのが捺染効率を考慮した場合に好
ましい。
【0020】さらに、それらの分子量は捺染転写時の熱
物性を考慮し、低分子体のみではなく、ある程度の高分
子量体を含んでいる。ここでいう低分子体とはオリゴマ
ーと規定される分子量5000以下のものである。さら
に熱融着や捺染する繊維の溶融温度を考慮し、最適には
100〜300℃で捺染工程を行うのが好ましい。その
ため樹脂分子量もこの熱温度範囲内でのTg物性を持つ
物を使用するのが良い。Tg物性は分子量依存があるの
で最適分子量としては本発明がこれに相当するが、50
00から100万程度が良い。さらに耐転写摩擦などを
考慮し、この分子量の範囲内で2種以上のものを混合し
ても、さらに分子量分布がピークを2個以上有するもの
も使用可能である。とくに、これらの樹脂には、EVA
(エチレン−酢酸ビニル共重合体)が好ましく、部分鹸
化したり、カルボキシル基を導入するなどの変性した樹
脂を使用することができる。
【0021】
【作用】以上の説明で明らかなように、本発明において
昇華熱転写可能でかつ通常の静電画像に対する湿式現像
・印字物に対して、より印刷調に近い画像形成が可能で
ある。つまり網点グラビア的階調表現が出来、グラデー
ション印刷に最適な表現を任意に行うことができ、無版
で印刷物形成が可能である。以下に本発明の実施例を示
し、本発明をさらに詳細に説明する。
【0022】
【実施例】
実施例1 湿式トナーの作成法(分散型、分散染料単独の場合) 200ml丸底フラスコに樹脂として変性EVA(エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、武田薬品工業(株)デュミ
ラン2270)2.7gと電荷調整剤ジアルキルスルホ
コハク酸コバルト(特願平4−73645号に記載の方
法によって合成した)を60mg、さらに溶媒としてテ
トラヒドロフランを150ml添加した。この溶液を樹
脂溶解温度60〜80℃で1時間加熱攪拌した。
【0023】造粒可能な樹脂は変性EVAが最適で特に
接着特性も考慮してデュミラン2270を使用した。こ
のシリーズは部分ケン化度を変えたものであり、いずれ
も使用可能であった。
【0024】別に200mlビーカに分散染料としてカ
ヤセットブルーA−2R(日本化薬(株))1.0gと
分散剤としてポリ−12−ヒドロキシステアリン酸メチ
ルエステル(伊藤製油(株)製、3量体)60mgをテ
トラヒドロフラン100mlを溶媒として分散した。分
散は卓上型超音波ホモジナイザー(日本精機(株)UH
S−300T)を使用した。この分散液を先に調整され
たフラスコ内に1度に投入した。混合攪拌を60〜80
℃でさらに1時間行い塗料液とした。
【0025】500mlビーカーに温度10℃に冷却し
たアイソパーG(エクソン社製)200mlを用意し、
これへ先に調整した塗料液を超音波ホモジナイザーで分
散しながら投入した。これにより樹脂の溶解度を利用し
た造粒を行った。テトラヒドロフランとアイソパーG
(エクソン社製)との溶媒置換はデカンテーションまた
は遠心分離操作により、完全にアイソパーに置換して湿
式現像剤とした。この湿式現像剤をさらにアイソパーG
(エクソン社製)を使用して印刷濃度1%に調整した。
【0026】イオン流を使用したイオン画像形成 記録はイオン流照射記録ヘッド1個とC、M、Y、Bの
4色の現像器よりなる画像記録装置によって行った。
【0027】記録ヘッドは1728個のイオン流通過孔
を有しており、200DPIの記録密度でA4幅の記録
を可能としている。潜像形成は、導電層を有する誘電体
フイルム上に行った後、普通紙上へ転写し、昇華捺染記
録紙を作製した。また、表面にアルマイトの酸化硬化被
膜を形成したアルミニウムからなる記録ドラムに静電記
録紙(DScanセイコー電子(株)製、静電プロッタ
ー用紙)を取り付けて、潜像の形成後現像液により現像
し、昇華捺染記録紙を作製した。
【0028】印刷現像はローラ現像方式で行った。現像
速度は2.6m/分で行った。得られた画像をポリエス
テル布(商品名ポンジー、帝人(株)社製 発色用ポリ
エステル繊維100%)に密着し、昇華熱転写アイロン
装置(商品名ハリロンプレッサーHP−1000型、羽
島(株)製)250℃で30秒間加熱した。一定時間加
熱後、記録紙を剥離した。ポリエステル布には鮮明な青
色の捺染図柄が得られた。画像印字物の0.D値測定は
マクベスRD914により評価した。0.D値は1.0
程度であった。
【0029】実施例2 実施例1の場合、樹脂染着能が高いため効率良く昇華熱
転写されなかった。そこで樹脂染着能を考慮した上で使
用樹脂を次の様に変更し、湿式現像剤調整を行った。3
00ml3つ口フラスコにジムロート冷却還流管、滴下
ロート、密封式攪拌翼を取り付け、反応は窒素気流下中
ですべて行った。
【0030】アイソパー G(エクソン社製)100m
l中に蒸留精製したメタクリル酸ベンジル(和光純薬工
業(株)特級試薬)25gと過酸化ベンゾイル15mg
を入れ、80℃に加熱攪拌した。15分後、滴下ロート
よりメタクリル酸メチル85gを30分かけて滴下し
た。その後、10℃を15分の速度で昇温し95℃でさ
らに2時間攪拌保持した。さらに100〜105℃の温
度で4時間反応させた。
【0031】冷却後、内容物を取り出し粘度120スト
ークス(B型粘度計を使用して25℃で測定)である粘
稠な樹脂溶液を得た。この樹脂溶液をそのまま使用して
以下の配合により、湿式現像剤を調整した。
【0032】 分散染料 カヤセットブルーA−2R(日本化薬(株)製) 8.0重量部 樹脂溶液 50.0重量部 ジオクチル酸ジブチルスズ 4.5重量部 (スズ含有率10%、日本化学産業(株)製) イソパラフィン系炭化水素 アイソパーG(エクソン社製)100.0重量部 この混合液をペイントシェーカーRed Devil
5400型(東京電工(株))および分散用ガラスビー
ズ(アシザワ(株))を使用して均一分散し(濃縮)マ
スターバッチ・トナーを得た。
【0033】このマスターバッチ・トナー50gをハイ
スピードディスパーザーを使用してポリ−12−ヒドロ
キシステアリン酸3量体(伊東製油(株)製)0.5g
と定着改質してマイクロシリカ(日本アエロジル(株)
製 #200 1次粒子径12nm)120mgを添加
し、イソパラフィン系炭化水素アイソパーG(エクソン
社製)で固形分10%となるように希釈した濃縮トナー
を調整する。この段階で、溶液粘度80〜120センチ
ストークス(気泡粘度計を使用して25℃で測定)とな
る。この濃縮トナーを24時間静置後、イソパラフィン
系炭化水素アイソパーG(エクソン社製)で1%濃度に
希釈し現像液とし、実施例1の装置、方法と同様にして
画像を得た。ポリエステル布には鮮明な青色の捺染図柄
が得られた。画像印字物の0.D値測定はマクベスRD
914により評価した。0.D値は1.4以上であっ
た。
【0034】実施例3 実施例2と同様に、使用樹脂を次の様に変更し、湿式現
像剤の調整を行った。300ml3つ口フラスコにジム
ロート冷却還流管、滴下ロート、密封式攪拌翼を取り付
け、反応は窒素気流下中ですべて行った。
【0035】アイソパーG(エクソン社製)100ml
中に蒸留精製したメタクリル酸ベンジル(和光純薬工業
(株)特級試薬)25gとメタクリル酸ヒドロキシプロ
ピル25g(和光純薬工業(株)特級試薬)と過酸化ベ
ンゾイル15mgを入れ、80℃に加熱攪拌した。1時
間後、滴下ロートよりメタクリル酸メチル50gを30
分かけて滴下した。その後、10℃を15分の速度で昇
温し95℃でさらに2時間攪拌保持した。さらに120
〜130℃の温度で6時間反応させた。冷却後、内容物
を取り出し粘度110ストークス(B型粘度計を使用し
て25℃で測定)である粘稠な樹脂溶液を得た。この樹
脂溶液をそのまま使用して以下の配合により、湿式現像
剤を調整した。
【0036】 分散染料 カヤセットレッドB(日本化薬(株)製) 7.0重量部 樹脂溶液 50.0重量部 オクチル酸コバルト 4.5重量部 (コバルト含有率12%、日本化学産業(株)製) イソパラフィン系炭化水素 アイソパーG(エクソン社製)100.0重量部 この混合液を実施例2と同様にして均一分散し、マスタ
ーバッチ・トナーを得た。
【0037】このマスターバッチ・トナー50gをハイ
スピードディスパーザーを使用してポリ−12−ヒドロ
キシステアリン酸3量体(伊東製油(株)製)0.5g
と定着改質してマイクロシリカ(日本アエロジル(株)
製 #200 1次粒子径12nm)120mgを添加
し、イソパラフィン系炭化水素アイソパーG(エクソン
社製)で固形分10%となるように希釈した濃縮トナー
を調整する。この段階で、溶液粘度80〜120センチ
ストークス(気泡粘度計を使用して25℃で測定)とな
る。この濃縮トナーを24時間静置後、イソパラフィン
系炭化水素アイソパーG(エクソン社製)で1%濃度に
希釈し現像液とし、実施例1の装置、方法と同様にして
画像を得た。ポリエステル布には鮮明な赤色の捺染図柄
が得られた。画像印字物の0.D値測定はマクベスRD
914により評価した。0.D値は1.4以上であっ
た。
【0038】実施例4 実施例2と同様、使用樹脂を次の様に変更し、湿式現像
剤調整を行った。300ml3つ口フラスコにジムロー
ト冷却還流管、滴下ロート、密封式攪拌翼を取り付け、
反応は窒素気流下中ですべて行った。
【0039】アイソパーG(エクソン社製)100ml
中に蒸留精製したメタクリル酸−2−エチルヘキシル
(和光純薬工業(株)特級試薬)25gとメタクリル酸
ヒドロキシプロピル25g(和光純薬工業(株)特級試
薬)とp−カルボキシスチレンモノマー20gとアゾイ
ソビスブチロニトリル20mgを入れ、90℃に加熱攪
拌した。1時間後、滴下ロートよりメタクリル酸メチル
15gを15分かけて滴下した。その後、10℃を15
分の速度で昇温し95℃でさらに2時間攪拌保持した。
【0040】さらに120〜130℃で6時間反応させ
た。冷却後、内容物を取り出し粘度150ストークス
(B型粘度計を使用して25℃で測定)である粘稠な樹
脂溶液を得た。この樹脂溶液をそのまま使用して以下の
配合により、湿式現像剤を調整した。
【0041】 分散染料 プラストイエローS(日本化薬(株)製) 8.0重量部 樹脂溶液 40.0重量部 ナフテン酸亜鉛 3.5重量部 (亜鉛含有率8%、日本化学産業(株)製) イソパラフィン系炭化水素 アイソパーG(エクソン社製)100.0重量部 この混合液を実施例3と同様にして均一分散し、マスタ
ーバッチ・トナーを得た。
【0042】このマスターバッチ・トナー50gをハイ
スピードディスパーザーを使用してポリ−12−ヒドロ
キシステアリン酸3量体(伊東製油(株)製)0.5g
と定着改質としてマイクロシリカ120mgを添加し、
イソパラフィン系炭化水素アイソパーG(エクソン社
製)で固形分が10%となるように希釈した濃縮トナー
を調整する。
【0043】この段階で、溶液粘度80〜120センチ
ストークス(気泡粘度計を使用して25℃で測定)とな
る。この濃縮トナーを24時間静置後、同じイソパラフ
ィン系炭化水素Isoper Gで1%濃度に希釈し現
像液とし、実施例1の装置、方法と同様にして画像を得
た。ポリエステル布には鮮明な黄色の捺染図柄が得られ
た。画像印字物の0.D値測定はマクベスRD914に
より評価した。0.D値は1.0であった。
【0044】実施例5 実施例3と同様、使用樹脂を次の様に変更し、湿式現像
剤調整を行った。300ml3つ口フラスコにジムロー
ト冷却還流管、滴下ロート、密封式攪拌翼を取り付け、
反応は窒素気流下中ですべて行った。
【0045】アイソパーG(エクソン社製)100ml
中に常法により蒸留精製したメタクル酸−2−エチルヘ
キシル(和光純薬工業(株)特級試薬)25gとメタク
リル酸ヒドロキシプロピル25g(和光純薬工業(株)
特級試薬)とp−カルボキシスチレンモノマー20gと
アゾイソビスブチロニトリル20mgを入れ、90℃に
加熱攪拌した。5時間反応後、温度を70〜80℃に下
げ、滴下ロートよりイソホロンジイソシアネート0.3
gと触媒としてオクチル酸第1スズ0.2gを滴下し
た。この温度で2時間反応後、10℃を15分の速度で
昇温し95℃でさらに2時間攪拌保持した。さらに12
0〜130℃の温度で6時間反応させた。溶液は白色の
ラテックス状態となる。冷却後、内容物を取り出し粘度
150ストークス(B型粘度計を使用して25℃で測
定)である粘稠な樹脂溶液を得た。この樹脂溶液をその
まま使用して以下の配合により、湿式現像剤を調整し
た。
【0046】 分散染料 バイオレットRR(保土谷化学(株)製) 7.0重量部 樹脂溶液 50.0重量部 ジオクチル酸ジブチルスズ 4.5重量部 (スズ含有率10%、日本化学産業(株)製) イソパラフィン系炭化水素 アイソパーG(エクソン社製)100.0重量部 この混合液を実施例3と同様に均一分散し、マスターバ
ッチ・トナーを得た。このマスターバッチ・トナー50
gと定着改質としてマイクロシリカ(日本アエロジル
(株)製 #200 1次粒子径12nm)120mg
を添加し、ハイスピードディスパーザーを使用して、イ
ソパラフィン系炭化水素アイソパーG(エクソン社製)
で固形分10%となるように希釈した濃縮トナーを調整
する。この段階で、溶液粘度70〜110センチストー
クス(気泡粘度計使用して25℃で測定)となる。この
濃縮トナーを24時間静置後、イソパラフィン系炭化水
素アイソパーG(エクソン社製)で1%濃度に希釈し現
像液とし、実施例1の装置および方法と同様にして画像
を得た。
【0047】ポリエステル布には鮮明な紫色の捺染図柄
が得られた。画像印字物の0.D値測定はマクベスRD
914により評価した。0.D値は1.4以上であっ
た。
【0048】実施例6 実施例2と同様、使用樹脂を次の様に変更し、湿式現像
剤調整を行った。300ml3つ口フラスコにジムロー
ト冷却還流管、滴下ロート、密封式攪拌翼を取り付け、
反応は窒素気流下中ですべて行った。アイソパーG(エ
クソン社製)100ml中に蒸留精製したメタクル酸−
2−エチルヘキシル(和光純薬工業(株)特級試薬)2
5gとメタクリル酸ヒドロキシプロピル25g(和光純
薬工業(株)特級試薬)とP−カルボキシスチレンモノ
マー20gとアゾイソビスブチロニトリル20mgを入
れ、90℃に加熱攪拌した。3時間反応後、温度を70
−80℃に下げ、相溶化剤RESEDA GP−550
(東亜合成化学(株))を1.0g添加した。この温度
でさらに2時間反応後、10℃を15分の速度で昇温し
95℃でさらに2時間攪拌保持した。溶液は乳白色とな
るがさらに120〜130℃の温度で6時間反応させ
た。冷却後、内容物を取り出し粘度150ストークス
(B型粘度計使用して25℃で測定)である粘稠な樹脂
溶液を得た。この樹脂溶液をそのまま使用して以下の配
合により、湿式現像剤を調整した。
【0049】 分散染料 イエローPTY−55(三菱化成(株)製) 7.0重量部 樹脂溶液 48.0重量部 ナフテン酸ジルコニウム 5.5重量部 (ジルコニウム含有率8%、日本化学産業(株)製) イソパラフィン系炭化水素 アイソパーG(エクソン社製)100.0重量部 この混合液を実施例2と同様に均一分散し、マスターバ
ッチ・トナーを得た。このマスターバッチ・トナーをハ
イスピードディスパーザーを使用して、イソパラフィン
系炭化水素アイソパーG(エクソン社製)で固形分8%
となるように希釈した濃縮トナーを調整する。この段階
で、溶液粘度80−120センチストークス(気泡粘度
計を使用して25℃で測定)となる。この濃縮トナーを
24時間静置後、イソパラフィン系炭化水素アイソパー
G(エクソン社製)1%濃度に希釈し現像液とし、実施
例1の装置、方法と同様にして画像を得た。
【0050】ポリエステル布には鮮明な黄色の捺染図柄
が得られた。画像印字物の0.D値測定はマクベスRD
914により評価した。0.D値は0.8〜1.0程度
であった。
【0051】比較例1 200ml丸底フラスコに樹脂として変性EVA(エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、武田薬品工業(株)デュミ
ラン2270)2.7gと電荷調整剤ジアルキルスルホ
コハク酸コバルトを60mg、さらに溶媒としてテトラ
ヒドロフラン50ml添加した。この溶液を樹脂溶解温
度60〜80℃で1時間加熱攪拌した。
【0052】これとは別に200mlビーカに黄色顔料
としてセイカファーストイエロー2400B(大日精化
(株))2.5gと分散剤としてポリ−12−ヒドロキ
システアリン酸(伊東製油(株))60mgを溶媒のテ
トラヒドロフラン 50mlに分散した。分散は卓上型
超音波ホモジナイザー(日本精機(株)UHS−300
T)を使用した。この分散液を先に調整されたフラスコ
内に1度に投入した。
【0053】混合攪拌を60〜80℃でさらに1時間行
い塗料液とした。
【0054】500mlビーカーに冷アイソパーを用意
し、これに先に調整した塗料液を超音波ホモジナイザー
で分散しながら投入した。これにより樹脂の溶液に対す
る溶解度の差を利用した造粒を行った。テトラヒドロフ
ランとアイソパーとの溶媒置換はデカンテーションまた
は遠心分離操作により、完全にアイソパーを置換して湿
式現像剤とした。この湿式現像剤をさらにアイソパーG
を使用して印刷濃度1%に調整した。実施例1と同様に
してイオン画像を得た。さらにこれとは別に塗料液調整
工程時に、以下の材料を分散させて同様の湿式現像剤を
得た。
【0055】 Macrolex Yellow 6G 0.2部 赤外線吸収剤IR−820(日本化薬(株)製) 0.5部 シランカップリング剤 (メチルトリメトキシシラン 東芝シリコーン(株)製) 0.8部 上記のイオン画像上にさらに実施例1と同様にしてイオ
ン画像を形成し、現像を行った。湿式現像後の印刷物を
光学的に読み取ることは不可能であった。赤外吸収剤等
の添加調整の場合OD値0.32以上の範囲で読み取り
検出可能となった。
【0056】
【発明の効果】本発明の場合、イオンフロー記録方式に
よるイオン・プリンターを用いて、記録媒体上にイオン
パターンを形成し、このイオンパターン形成画像に従っ
て現像して情報記録、画像記録体を得るイオンフロー記
録法と昇華熱転写捺染法の良好な点を合わせ持った新規
なイオン画像昇華捺染法であり、染料のみを布地類に移
行させて染着させることができるため、従来の様なソー
ピング工程が不要である。さらに高速に画像の形成がで
き、コンピュータ等による電子的な画像処理も可能で同
時に版板を作らずに印刷することがありテキスタイル・
ビジネス分野に好適である。
【0057】さらに、画像表現に関しては、グラデーシ
ョン印刷物に対して従来より細かな階調表現が可能であ
り高精細印字物が得られる。さらに図柄等をエンドレス
に長巻き作製可能であり生産性も良い。またオーバーコ
ート等による複数回記録も可能であり、また、印字物の
機密保持すなわちミクロ的な印刷ドットの形状や色合い
による識別、紫外光、赤外光による識別、加熱昇華によ
る画像の出現等が可能であり、また長期保存性が確保さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】イオン流による画像形成装置の一例を示す図で
ある。
【図2】記録ヘッドの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置、2…記録ヘッド、3…誘電体ドラ
ム、4…除電装置、5…現像装置、6…転写ローラ、7
…ライン電極、8…フィンガー電極、9…イオン、10
…イオン流、11…スクリーン電極、12…記録媒体、
13…絶縁体、14…穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41F 17/14 J 9112−2C B41J 2/415 G03G 9/12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン流によってイオン画像記録体上に
    イオンパターンを形成し、形成したイオンパターンを昇
    華転写または昇華捺染能を有する着色剤を含有する湿式
    現像剤によって現像した後に、現像画像を基材上に転写
    することを特徴とする捺染方法。
  2. 【請求項2】 イオン流によって形成したイオン画像記
    録体上にイオンパターンを現像する湿式現像剤が、電気
    絶縁性液体中に、熱により溶融、拡散もしくは昇華して
    移行する染料、定着剤、電荷制御剤、分散安定剤からな
    る樹脂粒子を分散したことを特徴とする捺染用の湿式現
    像剤。
  3. 【請求項3】 イオン流によって形成されたイオン画像
    記録体上にイオンパターンを形成した後に、イオンパタ
    ーンを昇華転写または昇華捺染能を有する着色剤を含有
    する湿式現像剤によって現像、定着したことを特徴とす
    る捺染用のイオン画像記録体。
JP4202093A 1992-07-29 1992-07-29 捺染方法、これに用いる湿式現像剤およびイオン画像記録体 Pending JPH0651591A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008304757A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Ricoh Co Ltd 電子写真液体捺染用トナー及び電子写真捺染方法
WO2013137314A1 (ja) 2012-03-16 2013-09-19 日本化薬株式会社 昇華転写染色方法及びその染色物
WO2014073550A1 (ja) 2012-11-08 2014-05-15 日本化薬株式会社 昇華転写染色方法及び現像剤
WO2014073549A1 (ja) 2012-11-08 2014-05-15 日本化薬株式会社 昇華転写染色方法及び白地汚染の抑制方法
WO2015020164A1 (ja) 2013-08-09 2015-02-12 日本化薬株式会社 粉体、染料の滲み出しの抑制方法および染色性の改善方法

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JP2008304757A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Ricoh Co Ltd 電子写真液体捺染用トナー及び電子写真捺染方法
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