JPH0651492B2 - 紙葉類整理機 - Google Patents

紙葉類整理機

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JPH0651492B2
JPH0651492B2 JP1035331A JP3533189A JPH0651492B2 JP H0651492 B2 JPH0651492 B2 JP H0651492B2 JP 1035331 A JP1035331 A JP 1035331A JP 3533189 A JP3533189 A JP 3533189A JP H0651492 B2 JPH0651492 B2 JP H0651492B2
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吉彦 太田
裕 荒井
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、外部から投入された紙幣、証券等の紙葉類
を取り揃える紙葉類整理機に関するものである。
「従来の技術とその課題」 この種の紙葉類整理機として、取り揃えた紙葉類を帯封
により結束する結束部に、帯封上に日付等を捺印する捺
印機能を備えてなるものが従来より知られている。
ところで、上記帯封上に捺印するための捺印体が例えば
日付印である場合には、その捺印体の日付を設定するた
めに、作業員が毎朝必ず捺印体を取り出し調整すること
を行っている。
しかしながら、前記捺印体は結束部に組み込まれたもの
であるとともに、該結束部は、他の機構である紙葉類鑑
別部、紙葉類の表裏を揃える表裏揃え部、紙葉類を所定
枚数集積する整理部と一体的にベースに固定されたもの
であるため、捺印体の調整に際して、ベース上に固定さ
れた結束部、紙葉類鑑別部、表裏揃え部、整理部を常時
一括して取り扱わなければならず、その取り扱いが不便
であり面倒であった。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであっ
て、捺印機能が設けられた結束部のみを他の整理部とは
別に機体から引き出し自在とすることができて、捺印体
の取り扱いを容易に行うことができ、一方、整理部から
結束部に紙幣を搬送している間に該結束部または整理部
等を機体から引き出すことを防止し、他方、整理部側が
機体から引き出されている間に、該整理部から紙幣を結
束部へ搬送することを防止して、紙幣を安全に取り扱う
ようにした紙葉類整理機を得ることを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するために、 第1の発明では、外部から投入された紙葉類を鑑別する
鑑別部と、この鑑別部の鑑別結果に基づき紙葉類を選択
的に反転して該紙葉類の表裏を揃える表裏取り揃え部
と、この表裏取り揃え部によって揃えられた紙葉類を所
定枚数集積する整理部とを有する第1のユニットと、前
記整理部から一括して送られてきた集積紙葉類に帯封を
巻回し、かつ該帯封上に日付等を捺印する結束部を有す
る第2のユニットとを、機体の内部にそれぞれ配置し、
前記第1のユニットと第2のユニットとを、機体に対し
てそれぞれが引き出し自在に設けるようにしている。
第2の発明では、前記機体に、第1、第2のユニットが
機体に取り付けられた状態で、これら第1、第2のユニ
ットに係脱して、かつ、係状態においてこれら第1、第
2のユニットが機体から引き出されることを規制するユ
ニット係止部材を設け、また、前記第1のユニットに
は、前記第1のユニットの整理部と前記第2のユニット
の結束部との間で集積紙葉類を一括搬送した状態で搬送
する一括搬送機構を設け、さらに、前記機体のユニット
係止部材と前記一括搬送機構との間には、該一括搬送機
構が第1のユニットの整理部から第2のユニットの結束
部に向けて紙葉類を一括搬送する場合に、前記ユニット
係止部材を第1、第2のユニットに係止した状態に保持
する第1のリンク機構を設けようにしている。
第3の発明によれば、前記第1のユニットには、前記第
1のユニットの整理部から前記第2のユニットの結束部
に集積紙葉類を搬送するための前記一括搬送機構に係脱
し、かつ、係位置において前記一括搬送機構の移動を規
制する規制部材を設け、また、前記第1のユニットと機
体との間には、前記第1のユニットが機体から引き出さ
れた場合に、前記規制部材を係位置に保持する第2のリ
ンク機構を設けるようにしている。
「作用」 (1) 第1の発明によれば、第1のユニットと第2のユ
ニットとが機体に対してそれぞれ引き出し自在であり、
かつ、第1のユニットに鑑別部、表裏取り揃え部、整理
部がそれぞれ配置され、第2のユニットに結束部が倍地
されていることから、第2のユニットを機体から引き出
すことにより結束部のみを単独で取り扱うことができ
る。
(2) 第2の発明によれば、第1のユニットの整理部か
ら第2のユニットの結束部に向けて一括搬送機構により
集積紙葉類を搬送する場合に、ユニット係止部材が第
1、第2のユニットを係止するので、この間、これら第
1、第2のユニットの引き出しが禁止される。
(3) 第3の発明によれば、一括搬送機構を有する第1
のユニットが機体から引き出された場合に規制部材によ
り一括搬送機構の移動が規制されるので、この間、一括
搬送機構による整理部から結束部への集積紙葉類の受け
渡しが禁止される。
「実施例」 第1図〜第8図を参照して本発明が適用された紙幣整理
機(紙葉類整理機)を説明する。
まず、第1図を参照して全体の概略構成を説明すると、
この図において符号1で示すものは、セットボックス1
Aが設けられたセット取込部であって、前記セットボッ
クス1Aに装填された紙幣(紙葉類)は、図示しない札
押板により矢印方向に押圧された状態で、その前部壁部
に設けられた繰り出しローラ1Bにより一枚ずつ搬送路
M中に送り出されるようになっている。
符号2で示すものは、搬送路M中を搬送された紙幣の金
種、表裏を鑑別するとともに、再使用ができない損券で
あるか否か、紙幣以外の識別不能券であるか否かを鑑別
する鑑別装置3が備えられた鑑別部であって、前記鑑別
装置3から出力された鑑別データに基づいて、振り分け
フォーク4(後述する)及び振り分けフォーク5・6を
動作させるようになっている。前記振り分けフォーク5
は、前記鑑別装置3を経由した損券、識別不能券をリジ
ェクトボックス7に送り込むものであり、前記振り分け
フォーク6は、前記鑑別装置3を経由した、処理しよう
とする金種以外の異金種紙幣をリジェクトボックス8に
送り込むものである。
符号9で示すものは、紙幣の表裏を転換する転換装置1
0が備えられた表裏取り揃え部である。前記転換装置1
0は、鑑別データに基づき紙幣が(例えば)裏と鑑別さ
れた場合に、該紙幣を、搬送路Mと並列な迂回搬送路M
1 に案内する振り分けフォーク4と、前記迂回搬送路M
1 の途中に設けられて、案内された裏向き紙幣を一旦停
止させた後のその移動方向を逆にして送り出すスイッチ
バック機構11とを具備するものであって、このスイッ
チバック機構11により表裏が反転された紙幣は、再
度、搬送路Mに戻されるようになっている。
符号12で示すものは、搬送路Mを通じて送られた紙幣
を結束枚数である100 枚単位に集積する整理部(詳細は
後述する)であり、また、符号13で示すものは、整理
部12で集積された100 枚毎の紙幣を受け入れて帯封で
結束する結束部である。
この結束部13は、互いに一定の間隔を以て配置され、
それらの間に整理部12から送られた100 枚単位の集積
紙幣が配置されるとともに、集積紙幣が配置された状態
で回転駆動される一対の挾持板14A・14Bと、これ
ら挾持板14A・14Bに挾持された集積紙幣に、帯封
としてのテープを供給するテープ供給部15と、このテ
ープ供給部15から供給された帯封を切断するカッタ1
6と、このカッタ16により切断された帯封を集積紙幣
を巻回し、かつ該帯封の一端同士を合わせた状態で固定
するヒータ17と、巻回された帯封上に日付等を捺印す
る捺印体18とから構成されたものである。
次に、前記整理部12の詳細な構成について、第2図の
正面図、第3図の要部後面図、第4図の要部平面図を参
照して説明する。
まず、第2図において符号M2 で示すものは、搬送路M
の末端部に位置する搬送路である。この搬送路M2 は、
搬送ローラ21A〜21Cに巻回された搬送ベルト21
と、搬送ローラ22A〜22Dに巻回された搬送ベルト
22との間に形成されたものであって、この搬送路M2
を通じて搬送された紙幣(この紙幣は特定金種であり、
表裏が一致している)は、符号23で示す集積位置(紙
葉類集積位置)にまで案内される。
また、前記搬送路M2 の途中には、紙幣を計数するタイ
ミングセンサ24が設けられており、このタイミングセ
ンサ24の紙幣1枚毎の出力に基づき叩き落としフォー
ク26が動作し、またタイミングセンサ24の紙幣100
枚毎の出力に基づき載置板24(受板)及び区分フォー
ク27・28が動作するようになっている。
前記載置板25は、搬送路M2 により送られた紙幣がそ
の上面に所定枚数(100 枚)集積載置されるものであっ
て、この載置板25と、後方に位置する水平な駆動軸2
5Aとの間には、該載置板25を水平状態となるように
保持し、かつ、駆動軸25Aを中心に上下動させる平行
リンク29が設けられている。また、この載置板25に
は、図示しない引張ばねが設けられており、この引張ば
ねによって載置板25が常時上方に付勢されるようにな
っている。
前記叩き落としフォーク26は水平な回転軸30を中心
に上下に回動自在に設けられたものであって、この叩き
落としフォーク26と、後方に位置する水平な駆動軸2
6Aとの間には、該叩き落としフォーク26を(イ)−
(ロ)で示す微小な範囲で上下動させるリンク31が設
けられている。
前記区分フォーク27・28は、集積位置23を挟んで
対向する水平な回転軸27A・28A(回転軸28Aと
回転軸30とは同一軸である)を中心として矢印(ハ)
方向、矢印(ニ)方向にそれぞれ回転可能に設けられ、
かつ、第4図に示すように、それぞれが櫛歯状に形成さ
れて、互いに嵌まり込むような位置関係に配置されてい
る。また、これら区分フォーク27・28の上面には、
搬送路M2 により送られた所定枚数(100 枚)を越える
紙幣を一時集積する載置面27B・28Bが形成されて
おり、また、これら区分フォーク27・28の下面に
は、載置板25上に集積載置された所定枚数(100 枚)
の紙幣を上方より押圧する支持面27C・28Cが形成
されている。また、これら区分フォーク27・28の回
転軸27A・28Aには、回転位置検出板27D・28
Dがそれぞれ設けられており(第4図参照)、これら回
転位置検出板27D・28Dによって、区分フォーク2
7・28が第2図に実線で示す待機位置、二点鎖線で示
す載置位置のいずれに有るかが検出されるようになって
いる。
なお、前記載置板25、叩き落としフォーク26、区分
フォーク27・28の詳細な動作については以下の工程
〜にて述べる。
一方、第2図に示すように、前記載置板25の下方に
は、該載置板25上に載置された集積紙幣を、該載置板
25が下降したときに受ける一対の受け渡し板35・3
6と、前記載置板25上の集積紙幣を後方から矢印
(ホ)側に向けて押圧して押し出す送出板37(第3図
参照)と、これら受け渡し板35・36及び送出板37
を矢印(ホ)−(ヘ)方向に移動させる駆動機構38と
が配置されている。
なお、前記一対の受け渡し板35・36は、後述する可
動部40上に図面(第2図)と直交する方向に並列に設
けられ、一方の受け渡し板35は結束部13の挾持板1
4A・14Bと衝突することなく矢印(ホ)方向に移動
可能な位置関係にあり、他方の受け渡し板36は衝突す
る位置関係にあり、よってこの他方の受け渡し板36の
みが前記可動部40上を矢印(ホ)・(ヘ)方向に移動
自在に支持されている。
また、一方の受け渡し板35は可動部40上で図示せぬ
バネにより下方に揺動退避可能に支持されている。
よって、一対の受け渡し板35・36上の集積紙幣は、
結束部13に移し替えられる際、一方の受け渡し板35
と挾持板14Aとにより支持されるもので、さらに一対
の挾持板14A・14Bによって紙幣が挾持された際に
は、一方の受け渡し板35が下方に退避して確実な挾持
動作が保たれるようになっている。
前記駆動機構38は、矢印(ホ)−(ヘ)方向に延びる
軌道39と、この軌道39に対して移動自在に設けら
れ、かつ、その上部に前記受け渡し板35・36及び送
出板37が設けられた可動部40と、この可動部40に
連結された搬送ベルト41と、この搬送ベルト41をモ
ータ軸42を介して駆動するモータ(図示略)と、前記
可動部40及び該可動部40の前方位置(矢印(ホ)
側)に設けられて、前記一対の受け渡し板35・36の
内の一方の受け渡し板36のみを結束部13の挾持板1
4A・14Bに衝突しないように挾持板14A・14B
直前で停止させ、且つ可動部40上をさらに矢印(ヘ)
方向に送出板37の後方まで後退させる後退駆動機構4
3と、可動部40が定位置(第2図実線位置)にあると
き、前記矢印(ヘ)方向に後退した一方の受け渡し板3
6を元の位置関係に戻す復帰部材44とから構成された
ものである。そして、このような駆動機構38により、
受け渡し板35・36上に載置された集積紙幣が、結束
部13の挾持板14A・14Bの間に受け渡され、その
後、該集積紙幣の結束処理が行われるようになっている
(結束部13の構成については既に述べた)(前記受け
渡し板35・36及び送出板37の動作については以下
の工程にて述べる。
また、前記集積紙幣の搬送経路上方にはガイド板44が
設けられている。このガイド板44は、矢印(ホ)−
(ヘ)方向に沿って配置されたものであって、例えば、
その下面が、受け渡し板35・36上に載置された集積
紙幣に摺動することにより、紙幣の搬送に際して集積状
態の乱れを防止するようになっている。
従って、この整理部12は、載置板25、叩き落としフ
ォーク26、区分フォーク27・28より成る連続集積
機構と、受け渡し35・36、送出板37、駆動機構3
8より成る一括搬送機構とより構成されるものと言え
る。
次に、整理部12において紙幣を集積し、結束部13に
おいて集積紙幣を結束するための工程について第2図〜
第4図を参照して説明する。
搬送路M2 を通じて送られた紙幣が、集積位置23
に送られた後、叩き落としフォーク26によりその上面
を叩かれることによって、実線で示す位置に上昇待機し
ている載置板25上に一枚ずつ順次集積載置される。
載置板25上に100 枚の紙幣が集積されると(タイ
ミングセンサ24が100 枚目の紙幣の後端通過を検出し
たことに基づく)、載置板25が第2図、第3図に二点
鎖線で示す位置にまで降下して、これら100 枚の集積紙
幣が、前記載置板25の下方に予め待機していた受け渡
し板35・36に受け渡される。
これと並行して、搬送路M2 を通じて送られた101 枚目
以降の紙幣が、載置板25の降下と同時に矢印(ハ)、
矢印(ニ)方向にそれぞれ回転して集積位置23内に配
置された区分フォーク27・28(二点鎖線で示す)上
に一時集積される。つまり、載置板25が集積載置23
を離れた場合であっても、搬送路M2 を通じての紙幣の
送り込み、集積は、何等のタイミング変更を必要とせず
に続行される。
ここで、前記区分フォーク27・28の矢印(ハ)、矢
印(ニ)方向への各回転は、前記載置板25の降下と並
行して行われるものであるので、これら区分フォーク2
7・28の回転、載置板25の下降に際して、区分フォ
ーク27・28の下面である支持面27C・28Cが集
積紙幣の上面を押圧し、これにより、紙幣の集積状態が
移動により乱れることを防止している。
また、前記区分フォーク27・28が回転して二点鎖線
で示すように配置された状態では、これら区分フォーク
27・28の支持面27C・28Cが集積紙幣の上面に
接触または上面を押圧した状態となっているものとす
る。
第2図、第3図に二点鎖線で示す位置に載置板25
がある状態で、受け渡し板35・36及び送出板37が
矢印(ホ)方向に前進する。このとき、前記送出板37
が載置板25上の集積紙幣を矢印(ホ)方向に押圧する
ことになるので、該集積紙幣が載置板25上を移動させ
られて、受け渡し板35・36上に降ろされる。
ここで、前記区分フォーク27・28下面の支持面27
C・28Cは、集積紙幣が矢印(ホ)方向に移動する場
合のガイドとして用いられる。
そして、この後、受け渡し板35・36が、集積紙幣を
載置した状態で更に矢印(ホ)方向に前進し、更に結束
部13の挾持板14A・14Bに近接した位置にまで移
動したならば、第2図の左に二点鎖線で示すように、一
方の受け渡し板36は停止して、他方の受け渡し板35
(図示略)及び送出板37のみが前進する。これによっ
て、集積紙幣が一部支持の状態で、挾持板14A・14
Bの間に案内され、挾持板14A・14Bにより挾持さ
れ、受け渡し板35・36及び送出板37を支持する可
動部40が結束部13から整理部12側へ戻ると、帯封
による結束処理が行われる。
一方、前記集積紙幣が挾持板14A・14Bの間に案内
され挾持された際には、集積紙幣は挾持板14A・14
Bの形状に沿って上方に凹状(下方に凸状)となるが、
この動作の妨げとならぬよう、一方の受け渡し板35
は、集積紙幣により下方に退避せしめられる。
上記工程と並行して、前記集積紙幣を受け渡し板
35・36に受け渡して空になった載置板25が上昇移
動して、第2図に実線で示す位置に配置される。なお、
このとき、101 枚目以降の集積紙幣が一時集積されてい
る区分フォーク27・28は、第4図に示すようにそれ
ぞれが櫛歯状に形成されたものであるので、載置板25
をこれら区分フォーク27・28内に支障なく入り込ま
せることができる。
区分フォーク27・28が矢印(ハ)方向、矢印
(ニ)方向にそれぞれ回転して、これら区分フォーク2
7・28上に一時集積された紙幣を載置板25%上に受
け渡し、この後、実線で示す待機位置に配置される。
なお、このとき、区分フォーク27・28が回転する際
には、で述べた理由と同じ理由から、これら区分フォ
ーク27・28の回転が載置板25の存在により妨げら
れることはない。
以下、〜の工程を連続的に行い、紙幣束を順次
作成する。
次に、第1図及び第5図〜第8図を参照して、鑑別部
2、表裏取り揃え部9、整理部12、結束部13を外部
に引き出すための構成について説明する。
まず、第1図に示すように、これら構成要素の内、前記
鑑別部2、表裏取り揃え部9、整理部12は一体化され
て第1のユニット50を構成し、前記結束部13はそれ
自体が単独で第2のユニット51を構成している。
また、これら第1のユニット50及び第2のユニット5
1は、符号Nで示す機体の外枠(機体)に対しスライド
レール50A〜50D、51A・51Bを通じて引き出
し可能に設けられたものであり、更に、整理部12の一
括搬送機構(受け渡し板35・36等より成る)による
結束部13への紙幣搬送がなされている際に、前記外枠
Nに対してそれぞれロックされて、スライドレール50
A〜50D、51A・51Bを通じての引き出しが禁止
されるように構成されている。
以下、これら第1のユニット50及び第2のユニット5
1の外枠Nにロックするためのリンク機構V(第1のリ
ンク機構)について第5図の後面図を参照して説明す
る。
この図において符号52〜57で示すものはリンクであ
って、これらリンク52〜57の内、リンク52・54
・55・57は第1のユニット本体50′に固定された
固定軸52A・54A・55A・57Aを中心に回動自
在に設けられたものである。
前記リンク52〜54の各間には、これらリンク52〜
54を回動自在に連結するピン58・59が設けられ、
前記リンク55〜57の各間には、これらリンク55〜
57を回動自在に連結するピン60・61が設けられて
いる。
また、前記リンク52・55においてリンク53・56
が連結されていない側の端部には、カムフォロア62・
63が設けられている。このカムフォロア62・63
は、前記リンク52・55の端部にピン64・65を介
して回動自在に支持されたものであって、受け渡し板3
5・36が設けられた可動部40に設けられたカム66
と接した場合に、上方である矢印(ト)方向に移動させ
られるようになっている(このカム66とリンク等との
細かい動きについては工程(一)〜(七)で述べる)。
また、前記リンク54・57においてリンク53・56
が連結されていない側の端部近傍には、スライド部材7
0が設けられている。このスライド部材70は、中央に
形成された長孔70A内に、第1のユニット本体50′
に固定されたピン71・72が配置されたものであっ
て、これらピン71・72が長孔70Aに沿って相対移
動した場合に矢印(ヘ)−(ホ)方向に向けて移動する
ようになっている。
また、前記スライド部材70の一端部側(矢印(ヘ)
側)にはピン70Bが固定されている。このピン70B
は、前記リンク54の先端部54Bによって押圧され
て、前記スライド部材70を矢印(ヘ)方向に移動させ
るためのものであり、また、前記リンク57の先端部5
7Bに形成された凹部57Cに係脱されて、前記スライ
ド部材70を矢印(ヘ)方向に移動した状態で固定保持
するためのものである。
また、前記スライド部材70の他端部側(矢印(ホ)
側)には、第5図紙面上側に向けて凹部70Cが形成さ
れており、この凹部70Cには、外枠Nに固定された水
平な固定軸73Aを中心に回動する回動部材73の上端
部73Bが係脱可能に支持されている。
すなわち、第1のユニット50が機体の外枠Nに装着さ
れている場合には、スライド部材70のスライド動作に
よっては、該スライド部材70の凹部70Cと回動部材
73の上端部73Bとは係脱可能ではあるが、他方第1
のユニット50が機体の外枠Nから引き出されている場
合には、両部材は係脱不可能となっている。
また、この回動部材73の下端部73C近傍には、該回
動部材73の下端部73Cによって矢印(ホ)方向に押
圧されるスライド部材74が設けられている。
このスライド部材74は、矢印(ヘ)−(ホ)方向に長
孔74A・74Aが形成され、この長孔74A・74A
に、外枠Nの基部75に固定されたピン75B・75B
が貫通されてなるものであって、これらピン75B・7
5Bが長孔74A・74Aに沿って相対的に移動した場
合に矢印(ヘ)−(ホ)方向に移動するように構成され
ている。
また、前記外枠Nに設けられた基部75には、前記スラ
イド部材74によって上方(矢印(ト)方向)に押圧さ
れるピン76・77(ユニット係止部材)が設けられて
いる。
これらピン76・77は、基部75に上下方向移動自在
に支持され、かつ、基部75との間に配置された引張ば
ね76A・77Aによって常時下方に向けて付勢された
ものである。また、これらピン76・77の上端部76
B・77Bは、第1のユニット50、第2のユニット5
1にそれぞれ形成された孔50a・51aに挿脱(係
脱)されるようになっており、これらピン76・77の
上端部76B・77Bが、孔50a・51aに係合した
状態では、前記第1のユニット50、第2のユニット5
1が外枠Nから引き出されることを規制するようになっ
ている。
また、これらピン76・77が、前記スライド部材74
によって押圧される部分には、それぞれ傾斜面(ピン側
76C・77C、スライド部材側74B・74C)が形
成されている。そして、これら傾斜面74B・74C・
76C・77Cによって、例えば前記回動部材73の下
端部73Cによる矢印(ワ)方向への押圧がなくなり、
ピン76・77が(引張ばね76A・77Aにより)下
方に移動させられた場合には、傾斜面76C・77Cが
傾斜面74B・74Cを押圧して、スライド部材74を
矢印(ヘ)方向に移動させて第5図実線状態に復帰せし
めるようになっている。
なお、上述したすべてのリンク52〜57、スライド7
0・74及び回動部材73は、第5図図示の状態が通常
位置となるように、図示せぬばねにより、回動付勢乃至
は摺動付勢することが好ましい。
以上のように構成されたリンク機構Vの動作を説明す
る。
(一) 整理部12において集積された紙幣を結束部1
3に送り込むため受け渡し板35・36が設けられた可
動部40が、矢印(ホ)方向に移動すると、該受け渡し
板35・36が設けられた可動部40とともにブロック
65が同方向に移動する。
(二) 可動部40上のカム66がカムフォロア63・
62の順に接して、カムフォロア63・62の順に矢印
(ト)方向に押し上げられる。
(三) リンク53・54・55・56を経由してリン
ク57・54の順にそれぞれ矢印(ル)方向、矢印
(リ)方向に回転する。
なお、リンク54・57は、矢印(リ)方向、矢印
(ル)方向にそれぞれ回転したとしても、その先端部5
4B・57Bが互いに接触しない位置関係に配置されて
いる。
(四) スライド部材70のピン70Bがリンク54の
先端部54Bにより押圧されて、スライド部材70が矢
印(ヘ)方向に移動する。
(五) 回動部材73の上端部73Bがスライド部材7
0により矢印(ヘ)方向に押圧されて、該回動部材73
が矢印(ワ)方向に回転する。
(六) スライド部材74が、回動部材73の下端部7
3Cにより押圧されて矢印(ホ)方向に移動する。
(七) スライド部材74の傾斜面74B・74Cが、
ピン76・77の傾斜面76C・77Cと摺動すること
によって、これらピン76・77が矢印(ト)方向に押
し上げられて、その上端部76B・77Bが第1のユニ
ット50、第2のユニット51の孔50a・51aに挿
入される。
これにより、第1のユニット50、第2のユニット51
が外枠Nにロックされる。
なお、前記可動部40とともに移動するカム66がカム
フォロア63・62のある位置を通過した場合には、カ
ムフォロア63・62の順で下方の矢印(チ)方向に移
動して、リンク57が矢印(ヲ)方向に移動した後、リ
ンク54が矢印(ヌ)方向に移動する。これによりリン
ク54によるピン70Bの矢印(ヘ)方向への押圧が解
除されることになるが、その前に既にリンク57が矢印
(ヲ)方向に移動した際に、該リンク57の凹部57C
がピン70Bを係止することになるので、結果として、
スライド部材70が矢印(ヘ)方向に移動したままの状
態が保持され、よって、ピン76・77による第1のユ
ニット50、第2のユニット51のロック状態は保持さ
れる。
他方、可動部40の受け渡し板35・36が結束部13
に集積紙幣を渡した後、これら該可動部40が矢印
(ヘ)方向に移動した場合におけるリンク機構Vの動作
は、上記した動作の逆となる。
すなわち、カムフォロワ62・63の順で矢印(ト)方
向へ移動した後、同じ順で矢印(チ)方向へ移動するこ
とになる。そして、矢印(チ)方向への移動に際して
は、リンク54の矢印(ヌ)方向が先となり、続いてリ
ンク57の矢印(ヲ)方向が後となるので、リンク54
の矢印(ヌ)方向への移動とともにスライド部材70が
矢印(ホ)方向の第5図実線状態に復帰することにな
る。
そして、このスライド部材70の矢印(ホ)方向への復
帰に伴い、回動部材73の矢印(カ)方向への復帰、ス
ライド部材74の矢印(ヘ)方向への復帰がなされ、よ
ってピン76・77が第1のユニット50、第2のユニ
ット51のロックを解除してこの動作が終了する。
次に、第6図(A)の正面図、第6図(B)の要部平面
図を参照して、第1のユニット50を外枠Nから取り外
した場合に、受け渡し板35・36が設けられた可動体
40の移動を規制して、集積紙幣を結束部13に送るこ
とを防止するためのリンク機構W(第2のリンク機構)
について説明する。
まず、これらの図において、符号80で示すものは第1
のユニット50に第6図紙面と直交する方向に移動自在
に支持された押圧棒である。この押圧棒80は、第1の
ユニット50が外枠Nに完全に取り付けられた状態で図
示せぬ機体の外枠Nに固定された押圧部材に係合するこ
とにより、第6図(B)に示すようにばね80Aに抗し
て矢印(タ)方向に移動せしめられた位置に配置され、
他方、第1のユニット50が外枠Nから引き出された状
態では、ばね80Aにより付勢されて矢印(ヨ)方向に
移動するようになっている。
以下、前記押圧棒80によって動作させられるリンク8
1・82・83(規制部材)について説明する。
前記リンク81は、第1のユニット本体50′に固定さ
れた固定軸81Aに回動自在に支持されたものであっ
て、その一端部81Bが前記押圧棒80により押圧さ
れ、また、他端部がピン84を介してリンク82に回動
自在に連結されている。
前記リンク83は、互いが常時同じ角度を維持するよう
に設けられたリンク83Aとリンク83Bとにより構成
され、かつ、第1のユニット本体50′に固定された固
定軸83Cを中心に回動自在に支持されたものであっ
て、このリンク83の一端部はピン85を介してリンク
82に回動自在に連結され、また、他端部83Dの先端
に形成された凹部83Eには、前述した受け渡し部材3
5・36と一体な可動体40の係合片40Aが係脱され
るようになっている。
そして、上記のように構成されたリンク機構Wでは、第
1のユニット50が外枠Nに取り付けられた状態で、押
圧棒80がリンク81の一端を矢印(タ)方向から押圧
することによって、リンク82・83が第6図(B)に
実線で示すように配置され、これによって、受け渡し板
35・36が設けられた可動体40が軌道39上を自由
に移動して、結束部13に対する集積紙幣の受け渡しが
可能となる。
また、第1のユニット50が外枠Nから引き出されて、
押圧棒80が矢印(ヨ)方向に移動した場合には、リン
ク81・82・83がそれぞれ矢印(レ)・(ソ)・
(ツ)方向に移動して、リンク83の他端部83D先端
が、受け渡し部材35・36と一体な可動体40の移動
経路内にまで突出し、これにより、可動体40の矢印
(ホ)方向への移動が規制されて、結束部13への集積
紙幣受け渡しが禁止される。
なお、前記リンク81・82・83の矢印(レ)・
(ソ)・(ツ)方向への移動は、図示しないばねの付勢
によってなされる。
また、第6図(A)において、符号86は区分フォーク
27・28上に100 枚に満たない端数紙幣が集積された
場合に、この集積紙幣を外部に容易に取り出すための開
閉自在な集積部窓であり、符号87で示すものは、受け
渡し板35・36が設けられた可動体40を手動で動作
させるためのモータ手動プーリである。
次に、第7図及び第8図を参照して、第1のユニット5
0の下面に配置されて、第1のユニット50を容易に移
動させるキャスタ90について説明する。
なお、前記キャスタ90は、第1のユニット50の前面
側に配置されており、第1のユニット50が外枠Nから
引き出されてスライドレール50A〜50Dによる支え
(バランス)を失った場合に、これらスライドレール5
0A〜50Dとともに第1のユニット50を支持するも
のである。
前記キャスタ90の構成について説明すると、このキャ
スタ90は、第7図に示すように、第1のユニット本体
50′の下面に固定された基部91と、この基部91に
配置された水平な固定軸92を中心に回転自在に設けら
れて、床面と接するローラ93をその下面に有するロー
ラ支持部材94と、このローラ支持部材94の側方突出
部95に設けられて、該ローラ支持部材94を折り畳む
ための補助ローラ96と、前記基部91に設けられて、
ローラ支持部材94の回転を規制し、前記ローラ93を
床面と接触する位置に保持する規制部材97とから構成
されている。
第8図は前記キャスタ90を外枠N内に収納するための
キャスタ収納構造98を示している。
このキャスタ収納構造98は、外枠Nに設けられて、前
記補助ローラ93を案内して前記ローラ支持部材94を
矢印(ネ)方向に回転させるガイド板99と、同じく外
枠Nに設けられて、前記ローラ93を矢印(ネ)方向に
回転させた状態で保持、載置する載置板100 とを有する
ものである。
そして、上記のようなキャスタ90及びキャスタ収納構
造98によれば、第1のユニット50を、第8図に示す
状態から矢印(ラ)方向に引き出した(引き出し作業員
による)場合に、ローラ93が載置板100 から落ちて、
該ローラ93とともにローラ支持部材94が矢印(ナ)
方向に回転する。これによって、ローラ93が第7図に
示すように、床面と接触可能な状態となり第1のユニッ
ト50が外枠Nから円滑に引き出し可能となる。
また、前記第1のユニット50を外枠Nに収納する(収
納は作業員による)場合には、該第1のユニット50を
矢印(ム)方向に押し入れることにより、ローラ支持部
材94と一体な補助ローラ96がガイド板99に案内さ
れ、これによつて、第8図に示すように該ローラ支持部
材94が矢印(ネ)方向に回転して、該ローラ支持部材
94と一体なローラ97が載置板100 上に載り、キャス
タ90の収納動作が終了する。
なお、前記キャスタ90は、第1のユニット50に配置
するようにしたが、第2のユニット51に配置しても良
く、また、各ユニット50・51に配置するキャスタ9
0の数については限定されない。また、キャスタ90
は、第1のユニット50の荷重がかかった際、確実に第
7図図示の状態となるように、図示せぬばねにより常時
矢印(ナ)方向へ回動付勢されるようにすることが好ま
しい。
以上説明したように、この実施例に示す紙葉類整理機で
は、 (1) 第1のユニット50と第2のユニット51とが
外枠Nに対してそれぞれ引き出し可能であるので、結束
部13が配置された第2のユニット50のみを外枠Nか
ら引き出して、結束部13を単独に取り扱うことがで
き、これにより捺印体18の調整を容易に行うことが可
能となる。
(2) 第1のユニット50の整理部12から第2のユ
ニット51の結束部13に向けて紙幣を一括搬送する場
合に、第5図に示すように、ピン76・77が第1のユ
ニット本体50′及び第2のユニット本体51′の孔5
0a・51aに挿入されて第1のユニット50、第2の
ユニット51が共に外枠Nから引き出し不可能となるの
で、その間に、紙幣を傷付けることなく、結束部13に
対して安全かつ確実に紙幣を搬送することができる。
(3) 第1のユニット50が外枠Nから引き出された
場合に、第6図(B)に示すように、リンク83の先端
部83Dが可動体40の移動経路内に突出して、受け渡
し板35・36の移動を規制するので、この間に、可動
体40による整理部12から結束部13への集積紙幣の
受け渡しが禁止され、この点においても、集積紙幣が保
護が図られて、該紙幣を安全かつ確実に取り扱うことが
できるという効果が得られる。
「発明の効果」 (1) 第1の発明によれば、第1のユニットと第2の
ユニットとが機体に対してそれぞれ引き出し自在であ
り、かつ、第1のユニットに鑑別部、表裏取り揃え部、
整理部がそれぞれ配置され、第2のユニットに結束部が
配置されてることから、第2のユニットを機体から引き
出すことにより結束部のみを単独で取り扱うことがで
き、これにより捺印体の調整を容易に行うことができ
て、その作業能率が向上するという効果が得られる。
(2) 第2の発明によれば、第1のユニットの整理部
から第2のユニットの結束部に向けて一括搬送機構によ
り紙葉類を搬送する場合に、ユニット係止部材が第1、
第2のユニットを係止した状態に保持されて、第1、第
2のユニットが機体に固定され、これにより、これら第
1、第2のユニットの引き出しが禁止される。つまり、
整理部から結束部への集積紙葉類の搬送している間は、
第1、第2のユニットが機体から引き出されることがな
いので、結果として、紙葉類の搬送作業が保護され、紙
葉類を傷付けることなく安全かつ確実に搬送することが
できるという効果が得られる。
すなわち、一括搬送機構が移動している間に、トラブル
発生等により、機体すべての動作が停止してしまった場
合でも、操作者によって誤って第1のユニットもしくは
第2のユニットが引き出される恐れが防止され、一括搬
送機構の破損を防止できることになる。
(3) 第3の発明によれば、第1のユニットが機体か
ら引き出された場合に規制部材により一括搬送機構の移
動が規制されるので、この間、一括搬送機構による整理
部から結束部への集積紙葉類の受け渡しが禁止される。
つまり、第1のユニットが機体から引き出されている間
は、整理部から結束部への集積紙葉類の搬送が禁止され
ているので、結果として、紙葉類が保護されて該紙葉類
を安全かつ確実に取り扱うことができるという効果が得
られる。
すなわち、第1のユニットが機体から引き出された状態
で操作者によって誤って一括搬送機構の結束部側への移
動操作がなされる恐れが防止され、第1のユニットを機
体内に収納する際に一括搬送機構を枠体に衝突せしめて
破損を招くことを防止できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の一実施例を示す図であって、
第1図は紙葉類集積移送装置の全体概略構成図、第2図
は紙葉類集積移送装置の整理部を具体的に示す正面図、
第3図及び第4図は、第2図の整理部の要部をそれぞれ
示す後面図及び平面図、第5図は第1のリンク機構を示
す後面図、第6図(A)及び第6図(B)は第2のリンク機
構をそれぞれ示す正面図及び平面図、第7図及び第8図
はキャスタをそれぞれ示す側面図である。 2……鑑別部、9……表裏取り揃え部、12……整理
部、13……結束部、18……捺印体、35・36……
受け渡し板、37……送出板、38……駆動機構、40
……可動体(以上、35,36,37,38,40によ
り一括搬送機構を構成)、50……第1のユニット、5
1……第2のユニット、76・77……ピン(ユニット
係止部材)、83……リンク(規制部材)、 N……機体の外枠(機体)、V……リンク機構(第1のリ
ンク機構)、W……リンク機構(第2のリンク機構)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から投入された紙葉類を鑑別する鑑別
    部と、この鑑別部の鑑別結果に基づき紙葉類を選択的に
    反転して該紙葉類の表裏を揃える表裏取り揃え部と、こ
    の表裏取り揃え部によって揃えられた紙葉類を所定枚数
    集積する整理部とを有する第1のユニットと、前記整理
    部から一括して送られてきた集積紙葉類に帯封を巻回
    し、かつ該帯封上に日付等を捺印する結束部を有する第
    2のユニットとが、機体の内部にそれぞれ配置されてな
    り、 前記第1のユニットと第2のユニットとは、機体に対し
    てそれぞれが引き出し自在に設けられていることを特徴
    とする紙葉類整理機。
  2. 【請求項2】前記機体には、第1、第2のユニットが機
    体に取り付けられた状態で、これら第1、第2のユニッ
    トに係脱して、かつ、係状態においてこれら第1、第2
    のユニットが機体から引き出されることを規制するユニ
    ット係止部材が設けられ、 また、前記第1のユニットには、前記第1のユニットの
    整理部と前記第2のユニットの結束部との間で集積紙葉
    類を一括集積した状態で搬送する一括搬送機構が設けら
    れ、 前記機体のユニット係止部材と前記一括搬送機構との間
    には、第1のユニットの整理部から第2のユニットの結
    束部に向けて紙葉類を一括搬送する場合に、前記ユニッ
    ト係止部材を共に第1、第2のユニットに係止した状態
    に保持する第1のリンク機構が設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の紙葉類整理機。
  3. 【請求項3】前記第1のユニットには、前記第1のユニ
    ットの整理部から前記第2のユニットの結束部に集積紙
    葉類を搬送するための前記一括搬送機構に係脱し、か
    つ、係位置において前記一括搬送機構の移動を規制する
    規制部材が設けられ、 前記第1のユニットと機体との間には、前記第1のユニ
    ットが機体から引き出された場合に、前記規制部材を係
    位置に保持する第2のリンク機構が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の紙葉類整理機。
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