JPH0651177U - 卵運送用緩衝材 - Google Patents
卵運送用緩衝材Info
- Publication number
- JPH0651177U JPH0651177U JP9185392U JP9185392U JPH0651177U JP H0651177 U JPH0651177 U JP H0651177U JP 9185392 U JP9185392 U JP 9185392U JP 9185392 U JP9185392 U JP 9185392U JP H0651177 U JPH0651177 U JP H0651177U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushioning material
- cushioning
- eggs
- egg
- space
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 卵を保護する緩衝材同志の連結を強固にし、
緩衝材の移動・横ズレを防止して卵の破損・割れを防ぐ
ことが充分にできる卵運送用緩衝材を提供する。 【構成】 凹凸を多数設けた緩衝材１，２を上下重ね、
上方の緩衝材１の凹部３底面を下方の緩衝材２の凸部４
の頂面に載せ、下方の緩衝材２の凹部３空間と上方の緩
衝材１の凸部４の底面側内部空間とに卵５を立てた状態
で収容できる空間を確保した緩衝材において、上下の緩
衝材１，２が接触して支持する面の一方に突起７を又他
方８の接触面にこの突起７と嵌合する小さな陥凹部８を
形成し、各緩衝材１，２の突起７を陥凹部８に嵌入して
左右への移動を止める。
緩衝材の移動・横ズレを防止して卵の破損・割れを防ぐ
ことが充分にできる卵運送用緩衝材を提供する。 【構成】 凹凸を多数設けた緩衝材１，２を上下重ね、
上方の緩衝材１の凹部３底面を下方の緩衝材２の凸部４
の頂面に載せ、下方の緩衝材２の凹部３空間と上方の緩
衝材１の凸部４の底面側内部空間とに卵５を立てた状態
で収容できる空間を確保した緩衝材において、上下の緩
衝材１，２が接触して支持する面の一方に突起７を又他
方８の接触面にこの突起７と嵌合する小さな陥凹部８を
形成し、各緩衝材１，２の突起７を陥凹部８に嵌入して
左右への移動を止める。
Description
【０００１】
本考案は、多数の卵を破損させることなく運送・保管・展示するための卵運送 用緩衝材に関する。
【０００２】
現在、大量の卵が運送・保管・展示されているが、卵は割れ易いため緩衝材を 使って多段に箱詰め又は重ねて保管・展示されている。 従来の緩衝材は、紙・発泡樹脂・プラスチックでもって凹凸を一体成型によっ て形成させたもので、これを上下重ね、上方の緩衝材の凹部の底面を下方の緩衝 材の凸部の頂部に接触させて支持することで、下方の緩衝材の凹部と上方の緩衝 材の凸部の裏側内部空間とに卵を立てて収容する空間を確保し、この空間に卵を 多数収容していた。上方の卵の自重及び上方からの荷重はこの接触面を介し、下 方に伝達され、卵には荷重されないようになっていて卵が割れるのを防いでいる 。又、上方の緩衝材の左右の移動は収容された卵によって制止されていた。
【０００３】
従来の卵運送用の緩衝材では、強い揺れ・横からの外力が作用すると、上下の 緩衝材の接触面がずれて支持できなくなり、卵の自重及び上方からの荷重が卵に 直接作用し、卵が破損・割れるという事故が発生していた。 本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、緩衝材同 志の連結を強固なものにし、接触面が外れて卵が破損することがない卵運送用緩 衝材を提供することにある。
【０００４】
かかる課題を解決した本考案の要旨は、凹凸を多数設けた緩衝材を上下重ね、 上方の緩衝材の凹部底面を下方の緩衝材の凸部の頂面に載せ、下方の緩衝材の凹 部空間と上方の緩衝材の凸部の底面側内部空間とに卵を立てた状態で収容できる 空間を確保した緩衝材において、 上下の緩衝材が接触して支持する面の一方に突起を又他方の接触面にこの突起と 嵌合する小さな陥凹部を形成し、各緩衝材の突起を陥凹部に嵌入して左右への移 動を止めることを特徴とする卵運送用緩衝材にある。 本考案の突起及び陥凹部は、緩衝材の全部の凹部・凸部の接触面に設ける必要 はなく、一部のものにのみ設けてもよい。
【０００５】
この考案では、上の緩衝材の凹部底面と下の緩衝材の凸部頂面に設けた突起と 陥凹部を嵌入することによって、上下の緩衝材の左右の移動が阻止される。又、 上の緩衝材の浮き上りも少なくでき、抵触面のズレる可能性を大巾に抑えられ、 上下の緩衝材が強く連結される。これによって卵の損傷・割れを大巾に少なくで きる。
【０００６】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図１は実施例の縦断面図、 図２は実施例の平面図である。 図中、１，２はプラスチック製の一体成型の緩衝材、３は凹部、４は凸部、５ は卵、６は卵収容空間、７は凹部３の突起、８は凸部４の陥凹部である。 この実施例では、上方の緩衝材１の凹部３の突起７を下方の緩衝材２の凸部４ の陥凹部８に嵌入させることで、上下の緩衝材１，２は強固に連結し、その支持 接触が外れることが殆んどなくなり、卵５の損傷・割れの防止を確実にした。
【０００７】
以上の様に、本考案によれば、緩衝材の支持する接触面のズレ・外れがなくな り、卵の損傷・割れの防止を確実にできた。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例の縦断面図である。
【図２】実施例の平面図である。
１ 緩衝材 ２ 緩衝材 ３ 凹部 ４ 凸部 ５ 卵 ６ 卵収容空間 ７ 突起 ８ 陥凹部
Claims (1)
- 【請求項１】 凹凸を多数設けた緩衝材を上下重ね、上
方の緩衝材の凹部底面を下方の緩衝材の凸部の頂面に載
せ、下方の緩衝材の凹部空間と上方の緩衝材の凸部の底
面側内部空間とに卵を立てた状態で収容できる空間を確
保した緩衝材において、 上下の緩衝材が接触して支持する面の一方に突起を又他
方の接触面にこの突起と嵌合する小さな陥凹部を形成
し、各緩衝材の突起を陥凹部に嵌入して左右への移動を
止めることを特徴とする卵運送用緩衝材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9185392U JPH0651177U (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 卵運送用緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9185392U JPH0651177U (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 卵運送用緩衝材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0651177U true JPH0651177U (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=14038128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9185392U Pending JPH0651177U (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 卵運送用緩衝材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0651177U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4921449U (ja) * | 1972-05-26 | 1974-02-23 |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP9185392U patent/JPH0651177U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4921449U (ja) * | 1972-05-26 | 1974-02-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950905 |