JPH06511516A - 遷移金属硼化物を基礎とするサーミット、それらの製造方法および用途 - Google Patents

遷移金属硼化物を基礎とするサーミット、それらの製造方法および用途

Info

Publication number
JPH06511516A
JPH06511516A JP5501374A JP50137493A JPH06511516A JP H06511516 A JPH06511516 A JP H06511516A JP 5501374 A JP5501374 A JP 5501374A JP 50137493 A JP50137493 A JP 50137493A JP H06511516 A JPH06511516 A JP H06511516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
powder
cermet
boride
metals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5501374A
Other languages
English (en)
Inventor
パストール,アンリ
アリベール,コレット
オタビ,ローレン
アルバハール,マニュエル
カストロ−フェルナンデス,フランシスコ
Original Assignee
サンドビック ハード マテリアルズ ソシエテ アノニム
ボナストレ ソシエダ アノニマ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サンドビック ハード マテリアルズ ソシエテ アノニム, ボナストレ ソシエダ アノニマ filed Critical サンドビック ハード マテリアルズ ソシエテ アノニム
Publication of JPH06511516A publication Critical patent/JPH06511516A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F3/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
    • B22F3/12Both compacting and sintering
    • B22F3/14Both compacting and sintering simultaneously
    • B22F3/15Hot isostatic pressing
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C29/00Alloys based on carbides, oxides, nitrides, borides, or silicides, e.g. cermets, or other metal compounds, e.g. oxynitrides, sulfides
    • C22C29/14Alloys based on carbides, oxides, nitrides, borides, or silicides, e.g. cermets, or other metal compounds, e.g. oxynitrides, sulfides based on borides

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 遷移金属硼化物を基礎とするサーメット、それらの製造方法および用途 本発明の目的は、特に改良された靭性を有し、遷移金属硼化物、特に置棚化チタ ニウムを基礎としたサーメットである。
サーメットは、磨耗部品に加え金属切削用および岩石掘削用工具を製造するため に特に用いられる硬い材料である。名称が示すように、これらは一般に硬いか脆 いセラミック相(主構成要素)と硬さはより劣るが強靭な金属バインダーとを含 み、興味ある素晴らしい硬さと靭性の組合せをそれらに与えられる。ここでは表 記セラミックは広義の意味でとらえ、特に酸化物、即ち遷移金属の窒化物、炭化 物、硼化物と併せてそれらの組合せ物が含まれる。
特定の金属(鉄、ニッケル、コバルト、クロム銅など)とそれらの合金が遷移金 属硼化物を基礎にしたサーメットの製造にバインダーとして用いられ、最も一般 的にはこれらの金属の置棚化物、特に置棚化チタニウムTxBtであることが知 られている。これらの金属と合金は原則的には2つの機能を有する。
容易に溶解する液状の相(最も頻繁には、この液状の金属中に一定量の硼化物が 溶解している)の形成を確実にする、即ち固体構成物をできるかぎり完全に湿潤 化して、原則的には焼結を促進し且つ完全な緻密化を可能にする。
硬いが脆い相(硼化物)および硬さは劣るが延性のある金属バインダー(バイン ダー金属または合金)を含み、焼結されたサーメットに一定の靭性を与えまたは 寄与する。
実際には、文献による調査が、このようなサーメットの液状の相の付近での焼結 による緻密化は実験的に完全でなく且つしばしば不十分でさえあることを示し、 開放気孔率は注目すべき残量であり(4〜30体積%)、金属バインダーは硬質 相と化学的反応して、少な(とも部分的には硼化物に殆ど変態し、これがサーメ ットの靭性を相当減少させ使用分野を制限する。
本発明は、これらの見地を、例えばサーメットTiBz Feに対して実験的実 証する。このようなサーメット作るため、それらは鉄粉末(平均粒径:lから数 μm)と硼化チタニウムTiB*粉末(平均粒径:1から数μm)を従来の手段 (ミキサー、ボールミル、磨砕機等)でもって混合する。この混合物は直ちに1 00から200MPaの圧力で加圧成形される。焼結はサーメット中の鉄分(l Oから20体積%)に依存して、1450から1550°Cの間の温度で1〜4 時間行われる。これらは、緻密化が非常に粗末で(lOから20%の間で変化す る残留気孔率)且つバインダー鉄金属の大部分が脆いFe2Bおよび/またはF eB硼化物に変態してしまい、したがって靭性の減少を生じ、予定した用途にそ のような材料は実質的には使用不可能であることが明らかに成っている。
結論として、焼結中に、この金属バインダーの少なくとも部分的同時の硼化物化 に伴う金属バインダーと硬質硼化物との相互作用のため、硬くて強靭な硼化物金 属(または合金)サーメットを得ることは実際には非現実的であることが判明し ている。
本発明は、従来技術に従って作られたタイプのサーメットに存在する不利益をな くし、且つ特にその高い靭性により予定される用途にそれらの使用を可能にし、 遷移金属硼化物を基礎にしたサーメット製造を可能にする条件を決定することを 目的とする。
広範囲の調査により本発明者たちは、靭性の減少を与える硬い遷移金属硼化物と 金属バインダーとの相互作用が、硼化物と金属バインダーの混合準備中に、即ち 混合物の焼結前に、単−或いはフンパウンド物体の形で特定金属元素をバインダ ーに添加することにより回避するか或いは少なくとも非常に減少されることを明 らかにしている。
検討を基にこの元素成分は、実質的には硬質相を構成する硼化物の主成分金属元 素である遷移金属であり、且つアルミニウムと周期律表のIIAとIIIB族の 金属の中から選ばれた金属X、またはこれらの金@Xの少なくとも2種の混合物 である。
添加された遷移金属は、焼結中に酸化物に変態し、酸素の1部分は窒素および/ または炭素に置換されることができて、金属Xは酸化物に変態する。これらの酸 化物は分離した酸化物粒子の分散物として析出するか、或いは複合酸化物の形に 組合せられる。
遷移金属酸化物中に多分存在する炭素は、不純物として硬質相硼化物中にこの元 素が存在することによる。
したがって本発明の目的は: ■) 単純硼化物TxBy、単純硼化物TxBy+T’ x’ B″y′の混合 物または混合硼化物(T、T’ )xByから成る硬質相であって、 TおよびT′が主に周期律表のIVBおよびVIB族の遷移金属であり、 xSx’ 、yおよびyoが整数または小数であり、好ましくは整数であり、等 しいかまたは異なる硬質相と、2) 純粋バインダー金属し、または少なくとも 2種の金属(L、L゛ ・−・)の合金から成るバインダー相であって、LがF e、Ni、Co、Crより成る群から選ばれた金属であり、 L′がLと合金化可能であり且つその靭性を実質的に減少しないで任意に少な( とも1種の金属元素であるバインダー相、とを含んでなるサーメットにおいて、 3) 前記硬質相1)中の主成分金属元素である遷移金属TまたはT′の酸化物 、および酸素の一部分が窒素および/または炭素と置換できる酸化物との粒子分 散物と、4) アルミニウムおよび周期律表のIIAおよびI[[B族の金属の 中から選ばれた金属Xの酸化物の粒子分散物とをさらに含んでなり、前記分散物 3)および4)を形成する酸化物が複合酸化物の形に組合せできると理解されて いることを特徴とするサーメットである。
周期律表のLVBからVIB族の遷移金属はTi、Zr、Hf、V、Nb、Ta 、CrSMo、Wであることが考えられる。
望ましくは、等しいかまたは異なるx/yおよびx’/y″の比率は1/2また は215に等しいかまたはこれらの値に近づく。
本発明に従い好ましく用いられるIIA (2)族、またはアルカリ土類金属の 金属Xは、MgおよびCaである。
本発明に従い好ましく用いられるSc、Y、ランタニドおよびアクチニドを含む I[B (3)族の金属Xは、例えばミツシュメタル(商標)の名で知られてい るような、鉄およびセリウム型金属から構る。
好ましい実施態様に従い、本発明のサーメットは20から99%の間、好ましく は50から97%の間の硬質相を含む。
もう一つの態様に従い、本発明の主題は前記定義づけに従うサーメットの製造方 法であり、それは: l。
前記に定義されているように単純硼化物のTxByまたは単純硼化物の混合物の TxBy+T’ x’ By’ または混合硼化物の(T、T’ )xBy、T 、T’ 、x、x’ 、yおよびy′から成る硬質相の粉末、 純粋バインダー金属L、またはLが主成分である前合金の粉末、 あるいはLと合金化可能であり且つその靭性を実質的に減少しない少なくとも1 種の金属元素L′の粉末、純金属、合金および/またはコンパウンドの形で、硬 質硼化物相の粉末中の主成分金属元素である遷移金属TまたはToの粉末、およ び 元素、合金および/またはコンパウンドの形で、アルミニウムおよび周期律表の I[AおよびI[B族の金属の中から選ばれる金属Xの粉末、 遷移金属TまたはToおよび金属Xが合金およびこれらの2種の元素の組合せ物 の粉末の形に取り入れることかできると理解されている粉末の粉砕および焼結、 2、1で得られる前記混合物の顆粒化、3、 2で得られる顆粒の加圧成形、 4、 3で得られる加圧成形生成物の焼結および/または中ガス圧力(焼結HI P)および/または熱間静水圧圧力(HI P)の下での焼結、 を実質的に含んでなることを特徴とする。
遷移金属TおよびT’ (本発明に従い添加する)は、他の粉末の混合物と化合 しない元素として添加することができる。しかしなから、そのような混合物にそ れの導入を促進するため、望ましくは、2が整数または小数であるその水素化物 タイプTHzの形でそれに使用する、或いはその合金タイプ(T、L)の1種の 形であり、Lは本発明に従い用いるバインダー金属の1種であり、Fe5Ni。
coまたはCr、或いはZが整数または小数であるその混合水素化物タイプ(X 、L)Hzの1種であり、したがって、これらのコンパウンドまたは合金は、一 般に純金属よりもさらに容易に粉砕することができる。
金属Xは、他の粉末の混合物に化合されない基本的な形で一様に添加することが できる。しかしながら、そのような混合物にそれの導入を促進するため、望まし くは、合金XaLbまたはXcTdおよび/または相当する混合水素化物(X、 L)Hzまたは(X、 T)Hz’ および/または混合硼化物XaLbBt  (Lは好ましくはFe、NiまたはCOである)の形でそれを使用する、したが って、これらの合金、水素化物または硼化物は、さらに容易に粉砕され且つ純金 属Xよりも周囲環境との反応が少ない。これらの合金または金属Xのコンパウン ドにおいて、a、b、c、dS t、z、およびZは整数または小数である。
Zが整数または小数である粉砕された水素化物XHzは同様に望ましく利用する ことができる。
サーメットを製造するため本発明に従う混合処理は:50から97重量%の硼化 物粉末、 3から50重量%の純粋のバインダー金属し、またはLが主成分である前合金の 粉末、 0から25重量%のしと合金化可能であり且つその靭性を実質的に減少しない少 なくとも1種の金属元素L′の粉末0.1から20重量%の金属X1またはその 合金および/またはコンパウンドの1種との粉末、 lから15重量%の金属TまたはTo、またはその合金および/またはコンパウ ンドの1種との粉末、から望ましく成る。
粉砕を伴う混合は等業者に公知のいずれかの方法にしたがっても行うことができ る。望ましくはボールミルで摩砕される。
粉砕時間は好ましくは2から48時間の間である。
加圧成形は50〜300MPaの圧力の下で望ましく行われる。
焼結は、望ましくは1300から1700℃の温度で1から3時間lから10’ Paのアルゴン圧力の下で、またはlo’Paの水素圧力の下で、または1O− 2から10Pa真空の下で、または100〜200MPaのアルゴンの熱間静水 圧圧力(例えば、HIPプレス:ASEA、QIH−6)により行われる。同じ 炉のなかで、1つの操作(焼結HIP)で、中圧力(例えば、5〜10MPaの アルゴン)の下で熱間静水圧加圧成形を続は焼結を行うこともできる。
これらの注目すべき性質、特に靭性を考慮するならば、本発明に従って得られた サーメットは、磨耗部品に加え金属切断用、岩石掘削用工具を作るだに適用する ことができる。
実施例1 (比較) 次の混合物が作られる。
139.2gの2硼化チタニウムの粉末(比表面BET:1.5m’/g、平均 粒径FISCHER:4.3μm)、60.8gのプレーカルボニル鉄(ex− carbonyl 1ron)の粉末(平均粒径F l5CHER: 4.3μ m) 、次のような磨砕によって、 200gの混合物+lOgのパラフィン+1750gの鋼球(直径4mm)が、 4時間200m1のアセトンの存在、するなかで粉砕される。粉砕および乾燥さ れた均質混合物は、型プレスにより200MPaの圧力で、平行6面体試料IS OB(ISO3327)にl軸および2方向に加圧成形される。脱潤滑化(de lubricati。
n)後試料の焼結化が1450°Cで10’Paのアルゴン圧力の下で1時間行 われた。焼結された試料について測定した開口気孔率は20%である。これは1 520°Cで1時間の焼結で12%減少することができる。
金属組織およびX線回折の調査において、バインダーが鉄硼化物FetBおよび FeBから本質的に成ることを示す。
実施例1は典型的先行技術として考慮されており、本発明による改良を実施する ための本発明は次の実施例2である。
実施例2(本発明に従う) 次の混合物が作られる。
136.0gの2硼化チタニウムの粉末(比表面BET : 0.52m”/g 、平均粒径F l5CHER: 4.6 μm)、51.5gのプレーカルボニ ル鉄の粉末(平均粒径FISCHER12,0μm)、 10.3gの合金N d N i *の粉末、2.2gの合金TiFeaの粉末 。
粉砕化は、粉砕時間が2時間に短縮される点を除き、実施例1と同様に行われる 。加圧成形および脱潤滑性(delubrication)は実施例1と同様に 行われる。焼結化は、1500℃で10”Paのアルゴン圧力の下で1時間行わ れた。焼結された試料で測定された総気孔率は、2%である。
金属組織およびX線回折の調査において、結合剤が主に鉄ニッケル合金から成る ことを示す。オキシカーボナイトライドチタニウム(titanium oxi carbonitride) T i (0,C,N)の粒子に加え酸化ネオジ ウム(NdzOs)粒子の微細分散物の存在が観察された。
30kg(294N)の荷重の下でのこの試料のビッカース硬度は、HV30= 14000±500MPaである。
実施例3(本発明に従う) 一連のサーメットが作られる。出発混合物の組成は次の表1に与えられる。
表1 調査されたサーメットの出発混合物の組成組成wt、% wt、% wt 、% wt、% wt、% wt、% wt、% 理論TiBz Fe Ni  Mo W TiAl5 TiAl*密度生成密度生成用例1μm 4μm 3μ m Ium 30μm 20μm g/Cm”FN 71.619.8 8.6  − − − − 5.156FNMo 71.6 17.0 7.4 4 −  − − 5.255FNW 67.4B、1416.3 − 8.14 −  − 5.474FN+ 71.614.3 6.1 − − 8 − 4.81 3TIAI31 FN+ 71.614.3 6.1 − − − 8 4.8L3TIA122 FN+ 71.614.3 6.1 − − 8 − 4.813TiA1.3 FN+ 71.613.6 5.8 1 − 8 − 4.837TiALs+ M。
FN+ 71.613.6 5.8 − 1 8 − 4.838T+A1z+ w 生成物FN、FNMoおよびFNW(表1の最初の列の3つ)は代表的な先行技 術である。その他は本発明に従うサーメットに相当する。
各生成物に対する粉末混合物は次のように操作されるボールミルで粉砕される: ポリテンで作られた500cm″容器、直径5mm (30am” )および2 0mm (70cm’ )のオーステナイトステンレス鋼球(100cm”)、 回転速度−45回転/分(またはrpm)、粉砕時間=48時間。
この粉砕された混合物は篩分けによりボールを選別される。
試料(試料光たり5g)の加圧成形は、70MPaの圧力の下でステアリン酸亜 鉛で潤滑されるダイ(硬鋼の)で加圧される。
試料は封入され且つ次のサイクルに従い熱間静水圧圧縮(HIPASEA QI H−6プレス)により焼結される。
開始 終了 速度 開始 終了 速度 時間”C/分 ’C/分 分 20 430 10 真空 真空 −43450450−真空 真空 −30 45082010真空 真空 −37 820820−真空 0.5 − 0.017820 100010 0.5  0.5 − 181000 1350 8.75 0.5 150 3.75  401350 300 〜35 150 70 〜2.7 30*真空:IMP a 測定した緻密化試料の特徴を表2に示す。
表2 焼結されたサーメットの特徴 特性 相対密度 HVlo K、C 生成物例 (%) (MPa) (MPa(m)FN 99.2 16900± 500 5.3FNMo 94.0 14900±800 4.9FNW 99 .2 16600±500 5.2PN+TiA151 100.6 1800 0±300 8.1FN+TiAl5 2 99.6 17400 ±300  8.3FN+TiAl53 100.2 16900±500 8.5FN+T +AIz+Mo 100.0 17900 ±200 8.1FN+TiAl1 +W 100.1 18000±300 10.7HVIO:荷重10 k g  (98N) (7)下”r(7)ビッカース硬度K IC:窪み(PALMQ VI STの方法)により測定される応力拡大係数(臨界) 本発明のサーメットにおいては、理論的密度が実質的に達成されことが観察され 、且つ金属組織およびX線回折の調査は、バインダーまたはバインダー相が主に 鉄から成り、硼化物相のFe2BまたはFeB1′!lUれず、これに対してこ れらの相は先行技術に従って作られた合金FN、FNMoおよびFNWに存在す ることを示す。本発明に従って作られた合金内の硼化鉄の相の不在はバインダー 相の延性の増加により確証され、PALMQVISTの窪み方法の臨界応力拡大 係数K ICの測定により定量される。金属組織観察は本発明に従う合金にアル ミナ(A120i)粒子の微細分散物の存在を示す。
実施例4(本発明に従う) 一連のサーメットが製造された。出発混合物の組成は次の表3の示される。
表3 調査されたサーメットの出発混合物の組成組成 wt、% wt、% w t、% wt、% wt、% wt、%TiB、 Fe Ni Cr TiAl 5 316L”生成物例 6μm 4μm 4μm 8μm 30μmFNCr 、+TiA1271.8 15.62.0 2.6 8.0 −FNCrt+T tAli 71.8 16.2 8.4 3.5 8.0 −各組成に対して、 粉末混合物は実施例3に記載のようにボールミル(ステンレス鋼)で作られる。
未加工の混合物が篩によりボールから分離される。
試料の加圧成形は100MPaでステアリン酸亜鉛により潤滑された硬鋼のダイ 内で行われる。
試料は封入され且つ実施例3に記載されたサイクルに従い、熱間静水圧圧縮(H IP ASEA QIH−6プレス)により焼結される。
完全に緻密化した試料で測定した特性は次のテーブルに示される特性 HvlO Klc σfE 生成物例 (MPa) (MPa4m) (MPa) (GPa)FNCr++ T+Als 14900±900 6.4±0.5 1093±53 393± 27FNCrz+TiA1. 17200±800 6.1±0.3 nd n dSS 17700±600 5.4±0.5 nd ndSS+TiAlt  17]00±700 7.7±0.4 601±27 317±32HVIO: 荷重10kg(98N)の下でのビッカース硬度K IC:窪み(PALMQV ISTの方法)により測定される応力拡大係数(臨界) σf :横破壊強度(または曲げ強度)(4点)E ;弾性係数 nd ;測定不能 T i A 1 yの添加と共に硬質相T i B 2およびバインダーFe/ N i / Crまたはステンレス鋼316Lを加えてた本発明に従う合金の金 属組織観察が、アルミナおよびオキシカーボナイトライドチタニウム粒子の微細 分散物の存在を示す。バインダーとしてステンレス1l1316Lを有する合金 においてT i A 1 )添加の影響が観察され、硬度が僅か3%減少するだ けなのに対して、靭性は約40%上昇した。
実施例5(本発明に従う) 次の混合物か作られる。
129.2gの置棚化チタニウムの粉末(比表面BET:0.52m”/g1平 均粒径FISCHER:4.6μm)、6.8gの置棚化クロムの粉末(平均粒 径FISCHER:4μm)、 51.5gのプレーカルボニル鉄の粉末(平均粒径FISCHER: 2.Oa m)、 10.3gの合金N d N i sの粉末、2.2gの合金T iF e t の粉末。
粉砕化は実施例2のように行われる。加圧成形および脱潤滑性(delubri cat 1on)は実施例1のように行われる。焼結化は、1600℃で10’ Paのアルゴン圧力の下で2時間行われた。焼結された試料で測定された総気孔 率は、0.5%である。
金属組織およびX線回折の調査は、硬質相が固溶体から成り且つバインダーが主 にFe/Ni合金から成ることを示す。酸化ネオジウム(Nd20a)およびキ シカーボナイトライドチタニウムオ〔Ti(0、C,N))の粒子の微細分散物 の存在か認められる焼結された試料の30kg(294N)の荷重の下でのビッ カース硬度は、14900±500MPaであり、14000±500MPaで ある実施例2(TiBsに対するCrB、の置換無し)の試料より6%大きい。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成5年12月2g日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 1)単純硼化物のTxBy、単純硼化物の混合物のTxBy+T′X′By′ま たは混合硼化物の(T、T′)xByから成る硬質相であって、 TおよびT′が主に周期律表のIVB〜VIB族の遷移金属のであり、 X、X′yおよびy′が整数または少数であり、好ましくは整数であり、等しい かまたは異なる硬質相と、2)純粋バインダー金属L、または少なくとも2種の 金属(L、L′......)の合金から成るバインダー相であって、しがFe 、Ni、CoおよびCrにより構成された群から選ばれた金属であり、 L′がしと合金化可能であり且つその靭性を実質的に減少しない少なくとも1種 の金属元素であるバインダー相とを含んでなるサーミットにおいて、 3)前記硬質相1)中の主成分金属元素である遷移金属TまたはT′の酸化物、 および酸素の一部分が窒素および/または炭素と置換できる酸化物との粒子分散 物と、4)アルミニウムおよび周期律表のIIAおよびIIIB族の金属の中か ら選ばれた金属Xの酸化物の粒子分散物とをさらに含んでなり、前記分散物3) および4)を形成する酸化物が複合酸化物の形に智合せできると理解されている こと、を特徴とするサーメット。 2.等しいかまたは異なるX/X′およびy/y′が、1/2または2/5に等 しいか、またはこれらの値に接近する請求項1記載のサーメット。 3.IIA族(2)の前記金属XがMgまたはCaであることを特徴とする請求 項1および2のいずれか1項記載のサーメット。 4.IIIB族(3)の前記金属が、Ce、Pr、Nd、Gd、Dy、Th、U 、および鉄とセリウム型金属から構成される合金により構成される群のうちから 選ばれることを特徴とする請求項1および2のいずれか1項記載のサーメット。 5.20から99%、好ましくは50から97重量%の硬質相1)を含有するこ と特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のサーメット。 6.サーメットの成形加工方法において、1. 請求項1に定義されている単純硼化物のTxByまたは単純硼化物の混合物のT xBy+T′X′By′または混合硼化物の(T、T′)xBy、T、T′、X 、X′、yおよびy′から成る硬質相の粉末、 純粋バインダー金属L、または主にLを含む前合金の粉末、あるいはLと合金化 可能であり且つその靭性を実質的に減少しないで任意に少なくとも1種の金属元 素L′の粉末、純金属、合金および/またはコンパウンドの形で、硬質硼化物相 の粉末中の主成分金属元素である遷移金属TまたはT′の粉末、および 元素、合金および/またはコンパウンドの形で、アルミニウムおよび周期律表の IIAおよびIIIB族の金属の中から選ばれる金属Xの粉末、 遷移金属TまたはT′および金属Xが、合金およびこれらの2種の元素の組合せ 物の粉末の形に取り入れることができると理解されている粉砕および混合処理、 2.1に従い得られる前記混合物の顆粒化、3.2に従い得られる顆粒の加圧成 形、4.3に従い得られる加圧成形生成物の焼結および/または中ガス圧力(焼 結HIP)および/または熱間静水圧圧力(HIP)の下での焼結、 を実質的に含んでなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のサー メットの成形加工方法。 7.粉末の形で添加された遷移金属TまたはT′は、その水素化物タイプTHz の形であり、zは整数または小数であり、またはその合金タイプ(T、L)の1 種の形であり、LはFe、Ni、CoまたはCrであり、またはその混合水素化 物タイプ(T、L)Hzの1種の形であり、zは整数または小数であることを特 徴とする請求項6記載の方法。 8.前記金属Xが、Lが好ましくはFe、NiまたはCoである合金XaLbま たはXcTdおよび/または相当する混合水素化物(X、L)Hzまたは(X、 T)Hz′および/または混合硼化物XaLbBt、および/またはその水素化 物XHzであり、a、b、c、d、t、z、およびzは整数または小数であるこ とを特徴とする請求項6および7のいずれか1項記載の方法。 9.処理される混合物が、 50から97重量%の硼化物粉末、 3から50重量%の純粋のバインダー金属L、または主にLを含む前合金の粉末 、 0から25重量%のしと合金化可能であり且つその靭性を実質的減少しない少な くとも1種の金属元素L′の粉末0.1から20重量%の金属X、またはその合 金および/またはコンパウンドの1種との粉末、 1から15重量%の金属TまたはT′、またはその合金および/またはコンパウ ンドの1種との粉末、から成ることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項 記載の方法。 10.粉砕時間が2から48時間であることを特徴とする請求項6から9のいず れか1項記載の方法。 11.加圧成形が50から300MPaの圧力の下で行われることを特徴とする 請求項6から10のいずれか1項記載の方法。 12.焼結は、1300から1700℃の温度で、1から3時間の間、1から1 04Paのアルゴン圧力の下でまたは1から105Paの水素圧力の下で、10 −2から10Pa真空の下で、または100から200MPaのアルゴン熱間静 水圧圧力により、または、同じ炉のなかで、単一の操作で、中圧力(焼結HIP )の下で熱間静水圧加圧成形を続ける焼結により行われることを特徴とする請求 項6から11のいずれか1項記載の方法、13.磨耗部品に加え金属切断用、岩 石掘削用または鉱物工具を作るため、請求項1〜5のいずれか1項記載、または 請求項6から12のいずれか1項に記載の方法により得られるサーメットの用途 。
JP5501374A 1991-06-28 1992-06-26 遷移金属硼化物を基礎とするサーミット、それらの製造方法および用途 Pending JPH06511516A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR91/08030 1991-06-28
FR919108030A FR2678286B1 (fr) 1991-06-28 1991-06-28 Cermets a base de borures des metaux de transition, leur fabrication et leurs applications.
PCT/FR1992/000595 WO1993000452A1 (fr) 1991-06-28 1992-06-26 Cermets a base de borures des metaux de transition, leur fabrication et leurs applications

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06511516A true JPH06511516A (ja) 1994-12-22

Family

ID=9414434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5501374A Pending JPH06511516A (ja) 1991-06-28 1992-06-26 遷移金属硼化物を基礎とするサーミット、それらの製造方法および用途

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5439499A (ja)
EP (1) EP0591305B1 (ja)
JP (1) JPH06511516A (ja)
AT (1) ATE130375T1 (ja)
DE (1) DE69206148T2 (ja)
ES (1) ES2081617T3 (ja)
FR (1) FR2678286B1 (ja)
WO (1) WO1993000452A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5427987A (en) * 1993-05-10 1995-06-27 Kennametal Inc. Group IVB boride based cutting tools for machining group IVB based materials
JP2765814B2 (ja) * 1995-11-24 1998-06-18 コナミ株式会社 ビデオゲーム装置及びビデオゲームのプレイキャラクタ成長制御方法
DE10117657B4 (de) * 2001-04-09 2011-06-09 Widia Gmbh Komplex-Borid-Cermet-Körper und Verwendung dieses Körpers
US7175687B2 (en) * 2003-05-20 2007-02-13 Exxonmobil Research And Engineering Company Advanced erosion-corrosion resistant boride cermets
US7316724B2 (en) * 2003-05-20 2008-01-08 Exxonmobil Research And Engineering Company Multi-scale cermets for high temperature erosion-corrosion service
US7731776B2 (en) * 2005-12-02 2010-06-08 Exxonmobil Research And Engineering Company Bimodal and multimodal dense boride cermets with superior erosion performance
DE102007017306A1 (de) * 2007-04-11 2008-10-16 H.C. Starck Gmbh Längliches Hartmetallwerkzeug mit Eisenbasis-Binder
CN110340813B (zh) * 2019-05-30 2021-09-07 合肥工业大学 一种单晶蓝宝石加工用磨具及其制备方法
CN111941293B (zh) * 2020-08-20 2021-12-17 河南联合精密材料股份有限公司 磨边轮用金属结合剂,平板玻璃加工用磨边轮及其制备方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4022584A (en) * 1976-05-11 1977-05-10 Erwin Rudy Sintered cermets for tool and wear applications
JPS53140209A (en) * 1977-05-13 1978-12-07 Yoshizaki Kozo Production of sintered hard alloy
DE2846889C2 (de) * 1978-10-27 1985-07-18 Toyo Kohan Co., Ltd., Tokio/Tokyo Legierungspulver, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung zur Herstellung von gesinterten Formteilen
US4246027A (en) * 1979-03-23 1981-01-20 Director-General Of The Agency Of Industrial Science And Technology High-density sintered bodies with high mechanical strengths
DE3050279A1 (en) * 1980-02-20 1982-04-15 I Borovinskaya Tungstenfree hard alloy and method of making it
JPS6057499B2 (ja) * 1981-10-19 1985-12-16 東洋鋼鈑株式会社 硬質焼結合金
US4880600A (en) * 1983-05-27 1989-11-14 Ford Motor Company Method of making and using a titanium diboride comprising body
US4610726A (en) * 1984-06-29 1986-09-09 Eltech Systems Corporation Dense cermets containing fine grained ceramics and their manufacture
CA1256457A (en) * 1985-05-20 1989-06-27 Michel Chevigne Production of reaction-sintered articles and reaction- sintered articles
JPS627673A (ja) * 1985-06-19 1987-01-14 旭硝子株式会社 ZrB↓2系焼結体
US4961902A (en) * 1986-02-03 1990-10-09 Eltech Systems Corporation Method of manufacturing a ceramic/metal or ceramic/ceramic composite article
US4770701A (en) * 1986-04-30 1988-09-13 The Standard Oil Company Metal-ceramic composites and method of making
US4873053A (en) * 1987-02-20 1989-10-10 Stk Ceramics Laboratory Corp. Method for manufacturing a metal boride ceramic material
JP2668955B2 (ja) * 1988-07-08 1997-10-27 旭硝子株式会社 複硼化物基焼結体及びその製造方法
DE3941536A1 (de) * 1989-12-15 1991-06-20 Kempten Elektroschmelz Gmbh Hartmetall-mischwerkstoffe auf basis von boriden, nitriden und eisenbindemetallen
US5089047A (en) * 1990-08-31 1992-02-18 Gte Laboratories Incorporated Ceramic-metal articles and methods of manufacture

Also Published As

Publication number Publication date
EP0591305B1 (fr) 1995-11-15
ES2081617T3 (es) 1996-03-16
FR2678286B1 (fr) 1994-06-17
DE69206148D1 (de) 1995-12-21
FR2678286A1 (fr) 1992-12-31
EP0591305A1 (fr) 1994-04-13
DE69206148T2 (de) 1996-05-02
ATE130375T1 (de) 1995-12-15
US5439499A (en) 1995-08-08
WO1993000452A1 (fr) 1993-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Park et al. Toughened ultra-fine (Ti, W)(CN)–Ni cermets
US5476531A (en) Rhenium-bound tungsten carbide composites
US5045512A (en) Mixed sintered metal materials based on borides, nitrides and iron binder metals
US4904623A (en) Molded metal carbide-boride refractory products
Balouchi et al. Developing (W, Ti) C-(Ni, Co) nanocomposite by SHS method
Kwon et al. Highly toughened dense TiC–Ni composite by in situ decomposition of (Ti, Ni) C solid solution
JPH06511516A (ja) 遷移金属硼化物を基礎とするサーミット、それらの製造方法および用途
JPH06500601A (ja) 金属炭化物体および金属炭化物を含む複合体の製造方法
JP3949181B2 (ja) 硬質合金を結合材とするダイヤモンド燒結体及びその製造方法
JP4282298B2 (ja) 超微粒超硬合金
Wu et al. Microstructure and mechanical properties of newly synthesized Mo (Co, Fe) B cermets
US2806800A (en) Boron and carbon containing hard cemented materials and their production
JP2777017B2 (ja) 立方晶窒化硼素質焼結体およびその製造方法
JP2003531959A (ja) 耐摩耗性複合材料のインサイチュ粉末冶金製造方法
JP2502364B2 (ja) 工具用高硬度焼結体
JP3898387B2 (ja) 高剛性鋼
JPH0411506B2 (ja)
JP3481702B2 (ja) 硬質合金を結合材とする立方晶窒化硼素燒結体及びその製造方法
Akhtar et al. TiC-maraging stainless steel composite: Microstructure, mechanical and wear properties
Tarraste et al. High Energy Milling of WС-FeСr Cemented Carbide
JP2004107691A (ja) 高強度チタン合金及びその製造方法
Kobayashi et al. Fabrication of TiB2–Fe–Al Cermet Alloys Synthesized by Pulsed Current Process
JP2006213977A (ja) クロム含有サーメット
Grigor'ev et al. Structure and properties of ceramics based on tungsten and titanium borides and boron carbide
JPH0782029A (ja) 二ホウ化チタン基に基づく複合材料およびそれらの製造方法