JPH06511455A - 折り畳み式コンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 折り畳み式コンテナ 技　術　分　野 本発明は折り畳み式コンテナ、特に百般式構築物として及び航洋船や陸上輸送車 両の貨物コンテナとして利用される折り畳み式コンテナに関する。

この発明は、主としてこれらの使用で開発されたものであり、またこれらの用途 に関して以下で記述する。しかし、この発明がこれらの特定の使用に限定される ものでないことは理解されるはずである。

背　景　技　術 百般式構築物と貨物コンテナの場合、使用の必要なときに再組立できるコンパク トな組立体として分解及び輸送される構成は周知である。これらの構成の多（は 分解や再組立ステップにおけるある程度の困難さ、即ち、これらのステップで重 い工具の使用がしばしば必要とされ又面倒であり且つ時間を浪費するものであっ たことで特徴づけられてきている。

これらのコンテナには、折り畳まれた位置に於て組み立てられた形態にあるもの もある（例えば、様々な手段によりそれぞれが結合された部材）。しかし、様々 な部材を互いに且つコンテナベースに結合することは、複雑なものカ）ら面倒な ものまで、また脆いものから過度に頑丈なものまで様々である。更に、これらの コンテナの立設は、互しＸｉこ部材を固定したり、ドアやライニング、窓などの 特別な部材や材料の付加のようなある程度の中間ステップを行うことを必要とし いる。逆に、これらのコンテナには分解形態に於て、“１セツトの部品”の形態 にあるものもある。しかして、組立中に例えば、壁をベースに、屋根を壁になど （分解はこの手順の逆である）と云う具合いに、再結合が必要となっている。

壁の立設に引き続いて壁の内外両ライニングの取り付けが必要な場合があるが、 それは折り畳み位置でコンテナを形成すると前もって取り付けができないからで ある。

もしこれらのしばしば特別な工具の使用を必要とする、面倒であり且つ時間を浪 費するステップを回避できれば好ましいであろう。もしコンテナが即時使用のた めに折り畳み位置からすばやく立設出来れば又好ましいであろうし、かかるコン テナが、満足に及び／又は美的に仕上がり、立設すれば直ちに耐候性（例えば密 封）を持つことは又好ましいであろう。更にもしコンパクトであり、同様のコン テナと共に容易に輸送でき堆積できるコンテナを提供できれば、これは輸送コス トを最小限にするであろう。

本発明の少なくとも好適な形態の目的は、簡単であるが効果的な態様で上記欠陥 を改良し又役立つ選択肢を大衆に少なくとも与える折り畳み式コンテナを提供す ることである。

発　明　の　開　示 本発明は折り畳み式コンテナを提供するものでありこのコンテナは下記のものか らなる。

コンテナベース； 一般にコンテナベースから上方向に延びた複数個の支持部材；及び 複数個の壁部材、各壁部材は少なくとも一つの各支持部材ヘヒンジ手段を介して 装着され、且つこの壁部材が一般にコンテナベースから離れて延びる立設位置と この壁部材が一般にコンテナベースに重畳する折り畳み位置との間を可動であり 、各壁部材は内面と外面との間に延びる頂縁、底縁及び側縁を有し、内面は折り 畳み位置に於て外面よりもコンテナベースに近接し、 前記ヒンジ手段が、各壁部材とそれぞれの支持部材との間に延びるヒンジビンが らなり、このヒンジビンはこの壁部材と支持部材の一方または両方で回転できる ように支持され、又このヒンジビンは外面よりもより内面に、頂縁よりも底縁に より接近している側縁に位置する。

好ましくは、各壁部材の底縁は、立設位置に於てコンテナベースに対接するか又 は、コンテナベースに一般的に平行な面に対接するように配置される。

好ましくは、前記面はパネルの上向き面であり、このパネルはコンテナベースか ら一般に上方に延びておりまた壁部材は立設位置にあるとき、パネルと垂直に且 つパネルの上方で整合する。

本発明の好適なヒンジ手段の構成により、コンテナの迅速な立設を可能にし、且 つ壁部材が、内部及び／又は外部の被覆を壁部材の上に固定した状態で折り畳み 位置に横たわることを可能にする。

更に本発明の好適な形態に於て、立設位置で壁部材底縁がコンテナベース（ｉ） 又は、コンテナベースがら上向きに突出し、底縁が対接する上向きの対向面を呈 するパネル（ｉｉ）か、どちらかに対してきっちり対接するように壁部材がコン テナベースに装着されるとき、本発明のヒンジ手段の配向は、壁部材が立設位置 を越えて回転するのを阻止する（例λば、折り畳み位置から立設位置まで回転す るとき、壁部材が立設位置を越えたりコンテナから外向きに離れて回転すること を阻止する）。

本発明の好適なヒンジ手段の構成により、各壁部材が立設位置にあるとき外部被 覆が壁部材の頂縁から少なくとも底縁まで、好ましくは底縁を越えて延びること が出来るように、各壁部材が内部及び／又は外部被覆を備えることが可能になる 。ヒンジ手段は被覆が立設位置にあるときこの被覆が壁部材の底縁へ、又はパネ ルに任意に装着されたコンテナベースから上向きに延びた対応する内部被覆へ、 下向きに延びることが出来るよう内部被覆を構成することを可能にする（又かか る構成に於て、所要の対応内部被覆の量はコンテナベースに比較的近接する壁部 材に依存する）壁部材の対接面が、上向きに延びた内部及び外部被覆パネルを備 えることが出来るのと同様に、壁部材の側縁、頂縁及び底縁は密封手段（例えば ゴム密封ストリップの形態で）を備えることが出来る。このように、立設と同時 に即座に密封するコンテナを提供することが出来る。

好ましくは、ヒンジビンは側縁に配置され、壁部材の底縁に隣接する。

好ましくは、ヒンジビンは外縁及び底縁から等距離に偏倚するように側縁に位置 している。

好ましくは、ヒンジビンは側縁及び支持部材の一方又は両方の対応凹所に回転す るよう収容される。更に好ましくは、ヒンジビンは側縁に固定されまた支持部材 内で回転可能である。

典型的には、ヒンジビンは側縁で保持するように体部分に装着されまた支持部材 で収容されるように体部分から延びるであろう。

体部分は一般に長方形に出来、またヒンジビンは、長方形ブロックの一つの面か ら直交して延び且つこの面の中心から偏倚している一般に筒状の部材に出来る。

好ましくは、一般に筒状の部材は、支持部材の対応筒状凹所で回転できるように 保持される。

好ましくは、ヒンジビンが内面に平行であり且っ側縁がら直交して突出するよう に、体部分が側縁に配置される。

その時、側縁が底縁に会合する壁部材の隅に、この体部分を配置できる。

好ましくは、各支持部材は各壁部材の側縁に隣接して各一対の壁部材の間に配置 されており、この時、各一対のヒンジビンを介して一対の支持部材に各壁部材が 回転可能に装着されている。

好ましくは、各壁部材は立設位置と折り畳み位置との間で回転軸線の回りを回転 でき、この軸線は壁部材の両側のヒンジビンを通って延びている。

好ましくは、各壁部材はその各支持部材の位置で装着され、この時、折り畳み位 置に於て壁部材は、コンテナベースに隣接して互いに一般的に重畳し、これと一 般に平行である。支持部材が折り畳み位置に於て壁部材の高さより大きい高さま でベースから上方向に延びていることが好ましく、またこの支持部材は、壁部材 が折り畳み位置にあるときコンテナの堆積を可能にするために、同様のコンテナ の対応支持部材に相互係合出来るようになっている。

好ましくは、コンテナは屋根部材を備え、この屋根部材は複数個の壁部材が立設 位置にあるときコンテナを包囲するように、複数個の壁部材に装着できる。好ま しくは、壁部材が折り畳み位置にあるとき、この屋根部材はまた複数個の支持部 材と係合可能である。折り畳み位置に於て支持部材と係合するとき、屋根部材は コンテナの堆積を可能にするために同様のコンテナの対応支持部材を収容するよ うに出来る。

図面の簡単な説明 次に本発明を添付図面に関して、単なる例として、述べる： 第１図ないし第４図は、本発明を実施し且つ可搬式構築物の形態で示された折り 畳み式コンテナの詳細立面図である； 第５図は、第１図と第４図の可搬式構築物の隅区分の斜面図を示す； 第６図と第７図は壁部材と可搬式構築物の好適ヒンジ手段を通る断面側面図を示 す； 第８図と第９図は可搬式構築物で使用するための好適ヒンジ手段の詳細な側面図 及び端面図である。

発明の実施態様 図に関して、折り畳み式コンテナは、可搬式構築物１０として好適形態で以下に 述べる。この構築物は床１２、壁１４及び屋根１６を有する。壁はそのベース１ ７で、ヒンジ点２１で柱２０の形態の支持部材を介して、ヒンジにより床に装着 されている。

第１図ないし第４図及び第５図は、壁が床から上方向に直交して延びる立設位置 の可搬式構築物を示す。

四つの各立面図は第１図ないし第４図で示され、ここに於て、壁は１４Ａ、１４ Ｂ、１４Ｃ及び１４Ｄでそれぞれ示されている。壁１４Ａ、１４Ｂ％　１４ｃ及 び１４Ｄは各ヒンジ点２１Ａ、２１Ｂ、２１Ｃ及び２１Ｄで柱に装着される。ヒ ンジ点は床から漸次増加する距離にある。壁が折り畳み位置の方へ変位する（例 えば、床にほぼ平行になるように壁を互いに重畳する）とき、柱上に壁を相対位 置決めすることによりコンパクトな折り畳み形態を達成できる。しかして、第１ 図ないし第４図で示される形態で壁１４Ａは最初に床に、二番目に１４Ｂに、三 番目に１４Ｃに、最後に１４Ｄに隣接して置かれるであろう。

壁１４Ａと１４Ｂは立設位置に於てそれぞれ壁１４Ｃと１４Ｄとの間に保持され ることが、第１図ないし第４図で見られる。しかして、壁１４Ａと１４Ｂの側壁 は立設位置に於て各壁１４Ｃと１４Ｄの内壁面に対接する。ゴム密封ストリップ は、立設すると直ちに構築物の四隅を密封するように、側壁と各内壁面との間に 設けられる。

この構築物はまた、床から壁１４Ｂ、１４Ｇ及び１４Ｄのそれぞれまで上に延び るパネル２２Ｂ、２２Ｃ及び２２Ｄを備える。これらのパネルは、床から屋根ま で連続した内外両壁面を提供するよう機能する。ゴム密封ストリップをパネルの 上面の各パネルとそれらに隣接する各壁ベースとの間に設けることが出来、立設 位置に於て壁ベースとその各パネルとの間のあらゆるスペースを密封する。これ に加えて、壁部材はパネルの最も高い点を越えて下方に延びる外部被覆を持つこ とができ（第６図参照）、外部被覆とパネルの外面との間に位置する密封ストリ ップを任意に有する。更にこれは構築物を密封するのを容易ならしめ且つ、構造 物の全体の美的外観を向上させることが出来る。

第５図に関して、ヒンジ点２ＬＡと２１Ｄをより明確に表すように、パネル２２ は除去しである。

壁ベース１７の隅は、ヒンジ装置３０をそれぞれ備える（第８図と第９図に詳細 に示す）。ヒンジ装置３０は壁１４に保持される体３２を有する。筒状ビン３４ は体の面３５の中心から直交して延びまた中心から偏倚している。

筒状ビンは柱２０の対応凹所に収容され、且つ凹所内で自由に回転できる。

柱２０は脚２ＯＡとラグ４０を備える。ラグは壁１４Ａのヒンジ装置の筒状ビン を収容し、故に立設位置に於て、壁は隣接壁１４Ｄと整合でき、可搬式構築物の 隅を効果的に密封する。第６図と第７図に関して、第６図は立設位置の壁を示し 、壁ベース１７はパネル上面４２に隣接しこれと平行である。壁はまた外部被覆 ４６と内部被覆４８を備え、一方パネルは内部被覆４９を有する。

第６図で見られるように、外部被覆４６は下方へ延びてパネル２２に重畳し且つ 壁が立設位置にあるとき可搬式構築物を密封する。この位置で、内部被覆４８は 内部被覆４９と又整合し且つ重畳して構築物の連続した内壁を提供する。

構築物の屋根１６が除去されると、壁は床の方へ枢動変位できる。第７図はこの 変位を示す、矢印Ｇで示されるように、この壁は筒状ビン３４の回りにヒンジ装 置３０で枢動される。被覆４８がパネル上面４２を捕捉することなく、筒状ビン ３４の偏倚配置はこの変位を可能にする。この偏倚配置はまた壁が可搬式構築物 から離れるように枢動変位するのを防ぐ、即ち、壁が立設位置にあるとき（第６ 図）、ベース１７はパネル上面４２にきっちり看座し、また壁を外方へ偏倚しよ うとする如何なる試みもビン３４やパネル上面４２のベース１７の四角形配向ま たは同高配向により抵抗される。屋根１６の下側は、壁１４の上縁に係合する手 段を備え（図示せず）、前記手段は可搬式構築物の壁が折り畳み位置にあるとき 、柱２０にも係合出来、屋根はその四隅で四つの柱の頂部に配置されている。屋 根の上側は柱脚２ＯＡに係合する手段をも備える。しかして、同一の可搬式構築 物は屋根１６の頂部に配置できる。（あるいは、同一の可搬式構築物は屋根を除 去した状態で柱に直接堆積できる。）この様に、コンパクトな折り畳み可搬式構 築物のかなりの堆積が達成できその堆積体は容易に輸送できる。

上記説明は同様に貨物コンテナに適用される。しかして、使用されないとき、本 発明による折り畳み式コンテナはコンパクトで且つスペースを節約する方法です ばやく分解し堆積でき、また運送費用も節約できる。

典型的には、コンテナはプレスされた金属から形成されそのフレームは金属区分 から一緒に溶接される。

本発明は特定の実施例に関して述べられているが、本発明が他の多くの形態で実 施されることは理解されるであろう。

Ｊ。

平成６年３月１０日

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. １．折り畳み式コンテナであって下記のものからなる：コンテナベース； 一般にコンテナベースから上方向に延びた複数個の支持部材；及び 複数個の壁部材、各壁部材は少なくとも一つの各支持部材へヒンジ手段を介して 装着され、且つこの壁部材が一般にコンテナベースから離れて延びる立設位置と この壁部材が一般にコンテナベースに重畳する折り畳み位置との間を可動であり 、各壁部材は内面と外面との間に延びる頂縁、底縁及び側縁を有し、内面は折り 畳み位置に於て外面よりもコンテナベースに近接し、 前記ヒンジ手段が、各壁部材とそれぞれの支持部材との間に延びるヒンジビンか らなり、このヒンジビンはこの壁部材と支持部材の一方または両方で回転できる ように支持され、又このヒンジピンは外面よりもより内面に、頂縁よりも底縁に より接近している側線に位置する。
2. ２．各壁部材の底縁が、立設位置に於てコンテナベースに対接するか又は、コン テナベースに一般的に平行な面に対接するように配置される第１項記載の折り畳 み式コンテナ。
3. ３．前記面がパネルの上向き面であり、このパネルがコンテナベースから一般に 上方に延びておりまた壁部材は立設位置にあるとき、パネルと垂直に且つパネル の上方で整合する第２項記載の折り畳み式コンテナ。
4. ４．ヒンジビンが側縁に配置され、壁部材の底縁に隣接する第１項ないし第３項 の各項記載の折り畳み式コンテナ。
5. ５．ヒンジビンが外縁及び底縁から等距離に偏倚するように側縁に位置している 第１項ないし第４項の各項記載の折り畳み式コンテナ。
6. ６．ヒンジピンが側線及び支持部材の一方又は両方の対応凹所に回転するよう収 容される第１項ないし第５項の各項記載の折り畳み式コンテナ。
7. ７．ヒンジビンが側縁に固定されまた支持部材内で回転可能である第１項ないし 第６項の各項記載の折り畳み式コンテナ。
8. ８．ヒンジピンが側線で保持するように体部分に装着されまた支持部材で収容さ れるように体部分から延びる第１項ないし第７項の各項記載の折り畳み式コンテ ナ。
9. ９．体部分は一般に長方形ブロックであり、またヒンジピンは、長方形ブロック の一つの面から直交して延び且つこの面の中心から偏倚している一般に筒状の部 材である第８項記載の折り畳み式コンテナ。
10. １０．ヒンジピンが内面に平行であり且つ側縁から直交して突出するように、体 部分が側縁に配置される第８項又は第９項記載の折り畳み式コンテナ。
11. １１．側線が底縁に会合する壁部材の隅に、体部分を配置する第８項ないし第１ ０項の各項記載の折り畳み式コンテナ。
12. １２．各支持部材は各壁部材の側線に隣接して各一対の壁部材の間に配置されて おり、この時、各一対のヒンジビンを介して一対の支持部材に各壁部材が回転可 能に装着されている前記各項記載の折り畳み式コンテナ。
13. １３．各壁部材は立設位置と折り畳み位置との間で回転軸線の回りを回転でき、 この軸線は壁部材の両側のヒンジピンを通って延びている第１２項記載の折り畳 み式コンテナ。
14. １４．各壁部材はその各支持部材の位置で装着され、この時、折り畳み位置に於 て壁部材は、コンテナベースに隣接して互いに一般的に重畳し、これと一般に平 行である前記各項記載の折り畳み式コンテナ。
15. １５．支持部材が折り畳み位置に於て壁部材の高さより大きい高さまでベースか ら上方向に延びている、またこの支持部材は、壁部材が折り畳み位置にあるとき コンテナの堆積を可能にするために、同様のコンテナの対応支持部材に相互係合 出来るようになっている前記各項記載の折り畳み式コンテナ。
16. １６．更に屋根部材を備え、この屋根部材は複数個の壁部材が立設位置にあると きコンテナを包囲するように、複数個の壁部材に装着できる前記各項記載の折り 畳み式コンテナ。
17. １７．壁部材が折り畳み位置にあるとき、屋根部材は複数個の支持部材と係合可 能であり、屋根部材はコンテナの堆積を可能にするために同様のコンテナの対応 支持部材を収容するように出来る第１６項記載の折り畳み式コンテナ。
18. １８．添付図の第１図ないし第４図に関してここに実質的に記載した折り畳み式 コンテナ。