JPH06511018A - 血漿分画精製法 - Google Patents

血漿分画精製法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 血漿分画精製法 発明の分野 本発明は、精製された因子X6、リン脂質、Ca”、及び因子V。
を含む血漿分画(plasma fractions)を使用して、精製された プロトロンビン(prothrombin) (因子1])からトロンビン(t hrombin)を調製するために有用な方法であって、因子([1、V 、及 びX、)のすへてか単一の精製手順から得られるような方法に関する。
発明の背景 血液凝固の開始は、2つの異なるが類似した、内因性の及び外因性凝固経路又は カスケードといわれる分子機構による。この内因性の凝固経路は、血液成分に加 えて組織因子を含んでいる。この2つのカスケードの反応段階のそれぞれにおい て、ブロテイナーセが、 。
不活性チモーゲンをその酵素的に活性な形態に変換している。そのカスケードの 最後の段階においては、内因性経路及び外因性経路の両方において同しであるが 、不活性のプロトロンビンがトロンビンに変換され、これは、次に、可溶性フィ ブリノーゲンの不溶性フィブリンへの変換を触媒する。
両カスケードにおけるチモーゲンの活性ブロティナーセへの変換は、補助因子の 非存在中においては非常に遅い。この補助因子は、それらの非存在中において観 察される速度の10’から105倍までのチモーゲン活性化速度を刺激する。こ のカスケードにおいては、3種類の補助因子・(1)Ca”イオン、(2)血小 板又は損傷組織の膜二重層から生した酸性リン脂質、及び(3)与えられたチモ ーゲンの活性化に特に要求される蛋白補因子、が働いている。約69.000〜 約80.000の分子量をもつプロトロンビンは、1本のポリペプチド鎖から成 る。血液凝固チモーゲンのすへての活性化と同様に、プロトロンビンの活性化は 、血小板又は損傷組織から生した陰性に帯電したリン脂質、例えば、ホスファチ ジルセリンにより提供される表面上で起こるこのような脂質は、細胞膜の脂質二 重層の、はとんともっばら細胞質側又は内側に在る。プロトロンビンは、その細 胞か破壊されそれらの内表面を晒さない場合には、その赤血球又は内皮細胞に癒 着しない。したかって、陰性に帯電したリン脂質を露出させる細胞破壊は、プロ )・ロンヒンが上記のリン脂質に結合することができるようにする。これが、プ ロトロンビンの活性化における第一段階である。プロトロンビンの上記のリン脂 質への結合は、Ca2“−依存性の過程である。
プロトロンビンの活性化は、Ca”−依存性相互作用を介してリン脂質にも結合 する、因子X、により触媒される。しかしながら、プロトロンビンの活性化の最 大速度は、因子V、も上記のプロトロンビン−X 、 −Ca”−リン脂質複合 体に結合する場合にのみ得られる。
因子Xは、約59.000〜約70.000の分子量をもつ糖蛋白であり、そし て2つのサブユニット、すなわち、約40.000の分子量をもつ1つのサブユ ニット及び約19.000の他のサブユニット、から成る。因子Xは、内因性経 路及び外因性経路の両方において、因子X、に活性化される。
330、000の分子量をもつ因子■は、■、の活性化のために不可欠の1つの 固く結合したCa”を含む1つのポリペプチド鎖から成る糖蛋白である。因子■ 1は、プロテイナーセではないが、プロトロンビン活性化のための補助蛋白とし て働き、これは、プロトロンビン活性化の速度を増加させるように働く。因子V それ自体は、トロンビンにより活性化され、それ故、トロンビン活性化反応にお いて、生したトロンビンか因子■を因子■、に活性化し、これは、次に、トロン ヒン合成速度を増加させる。
インビトロにおける研究は、Ca”及びリン脂質が、因子X、単独による変換速 度に比へて約50倍径、プロトロンビンのトロンヒンヘの因子X、による変換速 度を増加させることを示した。因子■、は、約350倍、X、による変換速度を 増加させるが、因子のすへてか一緒になれば、少なくとも約20.000倍の速 度に増加される。このように、Ca”−リン脂質−X、−V、複合体は、2週間 に因子X、単独により作られるであろうものと同し量のトロンビンを1分間以内 に作りだす。
トロンビンは、フィブリノーゲンからフィブリン、すなわち、血塊を形成する不 溶性蛋白への変換における活性剤であるので、トロンビンは、創傷(wound s)、出血潰瘍、外科手術、及び他のこのような損傷(injuries)から の血液の損失の防止における用途をもつ。天然の血液凝固は、損傷部位から血液 の流れを効果的に停止させるま ・で数分間を必要とする。しかしながら、損傷 部位におけるトロンビンの使用は、即効性の凝固をもたらす。それ故、トロンビ ンの典型的な用途は、外科手術及び外傷(trauma)後に存在する症状にお いて、好ましく、又は致死の多量の血液損失を防ぐための、潰瘍の治療における 経口用途において好ましい。また、眼の外科手術の間の硝子体腔へのトロンビン の注入は、焼灼術(cauterization)についての識別することが困 難である部位からの出血を防止することができる。
このような治療は、定例的な外科手術の間の眼内圧における上昇を原因とするそ の眼に対する損傷の危険を減少させる。
最近、ウシ・トロンビン調製物が、時事的用途のために入手可能である。しかし ながら、ウソ・トロンビン調製物は、治療されている患者内で、しばしは、不所 望の免疫応答を引き起こす。このような応答は、ヒト・トロンビン調製物の使用 により避けることができる。しかしなから、ヒト・トロンビン調製物は、高価で あり、したがって、それらの使用の必要性を減少させている。それ故、ヒト源か ら、プロトロンビンを精製し、そしてそれをトロンビンに活性化する経済効果の ある手段についての必要性が在る。
発明の要約 本発明は、因子V、及び因子X、を使用して因子11を因子II、に活性化する 方法であって、因子[1、■、及びX、がすへて単一の純粋でない蛋白画分から 得られるような方法について記載している。
この活性化方法は、因子11を活性化バッファーに添加し、因子![溶液を提供 する工程を含んで成る。この因子]Iを、純粋でない蛋白分画の水溶液を提供す ることにより調製す。この純粋でない蛋白画分中に含まれる因子II、■及びX を、DEAEリガントに結合させ、そして次に、そのDEAEリガントから回収 する。この回収した因子]]及びXの蛋白画分を、塩化バリウムの添加により沈 殿させる。この塩化バリウム沈殿物を、溶解させ、ぞして因子Xと結合するが因 子(1には弱く結合するか場合によっては全く結合しないリガントにより結合さ れているクロマトグラフィー樹脂に、適用する。因子I]を、その因子X結合リ ガ:ノトに結合せずに又は弱く結合して残った両分から回収する。
因子Vを、上記の因子]1溶液に添加し、因子11/因子V溶液を提供する。こ こで、この因子■を、上記の因子1[調製手順により純粋でない血漿画分から作 った塩化バリウム上澄液から回収する。因子Vを、因子++、による因子]l活 性化反応の間に、活性化する。この活性化反応(こおいては、因子+1は、因子 ■、の非存在中で非常(二ゆつくりと活性化される。しかしながら、少量の因子 II、が作られる。
これらの少量の因子I+、を、次に入手し、因子■を因子■8に活性化すること かでき、そしていくつかの因子■、か、この精製工程の間に作られる。このよう に、因子V、を、次に入手し、上記の因子II活性化反応において相互作用させ ることができる。これは、因子I1.合成の速度における増加をもたらす。それ 故、因子■のための別個の活性化段階は、必7ない。
因子X、を、上記の因子[1/因子■溶液に添加し、因子[1/因子■/因子X 、溶液を提供する。この因子X、を、上記の因子11調製手順の因子X結合リガ ントから因子Xを回収することにより調製する。
リン脂質膜及びカルシウム・イオンを、この因子[1/因子■/因子X、溶液に 添加し、そして得られた混合物を、因子I]を因子I1.に活性化させるために インキュベートする。
図面の簡単な説明 本発明の特徴、態様、及び利点は、以降の詳細な説明、添付の請求の範囲及び、 本発明の方法の好ましい態様を示しているフロー・ダイアグラムである添付の図 面に関して考慮するとき、さらに十分に理解されるであろう。
詳細な説明 本発明の実施に従って提供される方法は、単一の純粋でない両分からの因子I] 、■及びXの分離に関する。本明細書中で使用するとき、”純粋でない蛋白画分 (impure protein fraction)+は、因子11、■及び Xに加えて1以上の蛋白を含むことを意味する。因子Xを次に活性化し、そして 活性化反応物であってカルシウム、リン脂質及び因子■2をも含むものに添加し 、その因子IIのチモーゲンを活性な触媒作用のある因子[1,に活性化させる 。
因子I+、■及びXの精製 フロー・ダイアグラム中に説明する因子11、■及びXの精製は、米国食品及び 医薬品局により認可された手順に従って回収及びテストされたヒト血漿からのも のである。この血漿を、所望によりこの精製段階に先立って低温沈殿させること ができる。この血漿画分を、電気透析し、そのナトリウム濃度をその元の値から 85と105mMとの間まで減少させることができる。この透析された血漿を、 次に酢酸の添加によりはとんと中性のpHに調整する。
このpH調整血漿中に含まれる因子II V 、 [X及びXを、再生DEAE (ジエチル・アミノエチル)セルロース、DEAEセファデックス、又は他の好 適なイオン−交換媒質、すなわち、バッファー、例えば、約6.8のpHにおけ る約0.03Mリン酸ナトリウム及び約0.03Mのクエン酸ナトリウム(リン 酸/クエン酸バッファ−)により平衡としである因子[l、■、IX及びXに結 合する媒質の上に吸着させる。この ・DEAE樹脂及び低温沈殿血漿を、約3 0分間混合し、そしてこのDEAE樹脂を次に遠心分離により回収する。このD EAE樹脂を、バッファー、例えば、リン酸/クエン酸バッファーで洗浄する。
この洗浄液を廃棄する。この洗浄したDEAE樹脂を、バッファー、例えば、リ ン酸/クエン酸バッファー中で懸濁させる。得られた懸濁液を、次にカラムに濯 ぎ、そして溶出液を廃棄する。このDEAE樹脂を、バッファー、例えば、リン 酸/クエン酸バッファーで洗浄し、そしてこの洗浄液を、また、廃棄する。因子 It、 V、]IXびXを、約6.8のpHにおける約0.03Mリン酸ナトリ ウム及び約0.2 kl NaC1を含む約0.03八1のクエン酸すトリウム を含んて成るバッファーで溶出させることにより、このDEAE樹脂を洗浄する ことにより、溶出させる。この溶出液を回収し、そして因子ll5V 、 IX 及びX含有画分を、プールし、モしてバルク溶液中に回収する。この回収された 画分の適切なテストを行い、そしてこのバルク溶液のpHがほとんと中性に調整 された後、この溶液を、無菌ハクティア−保持カートリッジ又は膜を通して濾過 し、それにより因子II、V、IX及びXのバルク溶液を作る。このバルク溶液 を、さらに処理するまで凍結させる。
さらなる処理のために、このバルク溶液を解凍し、そしてMillipore  Carp、 of Bedford、 MAにより提供された”^l1llip ore Pe1licon”濃縮器を使用してダイアフィルトレージョンを行い 、その溶出液を約10g蛋白/lまて濃縮することができる。1つの例示的な態 様においては、因子11、V、IX及びXのバルク溶液を、処理し、その溶液中 に含まれるウィルス汚染物のいずれをも不活性化させる。このウィルス不活性化 段階(溶媒−界面活性剤(solvent−detergent)処理又はD− S処理ともいわれる)を、このダイアフィルトレージョン・バルク溶液を約3( v/v)%のTri−(n)ブチル・ホスフェート及び約10%のポリソルベー ト80を含んで成る水溶液と混合することにより行う。約0.08〜0.14k gのTri−(n)ブチル・ホスフェート、ポリソルベート80溶液を、バルク 溶液のkg当たりに添加する。得られた溶液を、約27°Cにおいて約6〜約8 時間、混合する。処理された因子ll−1V−1IX−及びχ−含有溶液を、次 に本発明の処理に従ってさらに処理する。
バリウム/クエン酸塩沈殿による因子]l、■及びXの精製本発明の実施の1つ の例示的な態様においては、先に記載したように作られた、ウィルス不活性化因 子[[−、V−1[X−、及びX−含有溶液を、希釈バッファー(約7.3〜約 7.5のpHにおける、0.02Mのクエン酸ナトリウムにより、約2〜lO倍 希釈する。所望により、因子+1− 、V−1IX−、及びX−含有溶液てあっ てウィルスを不活性化されているもの、又は先に記載した方法以外の方法により ウィルスを不活性化されているものを、使用することができる。
因子]]、IX、及びXを沈殿させるのに十分な0.5〜2M塩化バリウム溶液 の1容量を、上記の希釈11− 、 V−1IX−、及びX−含有溶液に添加す る。得られた塩化バリウム濃度は、約o、1〜約0.2Mである。この沈殿物( バリウム又はBa沈殿物ともいわれる)を、回収し、そして0.2〜0.6 M  EDTA((エチレンージニトリロ)テトラ酢酸)に溶液中に溶解させ、そし て先に記載したように、バリウム及びEDTAを除去するために、低−ナトリウ ム・バッファー(約6.0と約9.0との間のplに緩衝化した溶液中の0〜約 0.2 M NaC1)に対し、ダイアフィルトレージョンを行い、そしてさら なる処理のための好ましい低ナトリウム濃度を得る。このダイアフィルトレージ ョンに好適なバッファーは、約6.6〜約7のpHにおける約0.02λ1のク エン酸ナトリウム、及び約105 M NaC1を含んて成る。
因子■を含む上澄液を、先に記載したように、約0.06 M Tris、 ・ pH7,2,0,09!、I NaCl 、及び0.01 M CaCl 2を 含んて成るバッファーに対して、別個にダイアフィルトレージョンを行う。因子 V含有溶液を、使用のために必要とされるまで凍結させる。
塩化バリウム沈殿が、約1.2〜約3までの因子11、IX及びXの比活性にお ける増加を生しさせた。
このダイアフィルトレージョンされた、溶解したバリウム沈殿物を、硫酸デキス トラン(DSS)と結合したシリカ樹脂を含むカラムに適用する。
硫酸デキストラン・シリカ樹脂の調製 本発明の原理の実施において有用なりSS樹脂の調製の1つの例示的な態様にお いては、登録商標CNBR5P500の下、5ERVA Fine Bioch emicals Inc、 of Westbury、 NYにより供給された 、活性化されたシリカ樹脂を、米国特許第4.725.673号中に記載される ように使用し、そして本明細書中に本引用により取り込んだ。簡単に言えば、そ のCNBr−活性化形態において供給される、Ikgの樹脂を、2kgの蒸留水 により穏やかにスラリー化し、そして次に、ブフナー漏斗中の湿気溜(damp ness)に吸引する。このスラリー/洗浄段階を、2回以上繰り返した。硫酸 デキストラン溶液を、バッファー溶液、好ましくは約0. I M NaHCO 3(約8.3のpHニおける)中ニ10〜2ooグラムの硫酸デキストランを溶 解させることにより調製し、そしてその洗浄したシリカ樹脂と硫酸デキストラン 溶液を合わせ、そしてlから約24時間までの間混合し、その硫酸デキストラン ・リガントをその活性化シリカ樹脂に結合させる。このリガント結合樹脂を、次 に、プフナー漏斗内でl容量以上の蒸留水で3回洗浄し、そして湿気溜から吸引 した。このリガント結合樹脂を、次にさらに、ブフナー漏斗を使用して、約6〜 8のpHにおいて、約2.0〜約4.OM NaClを含 ・む溶液で、数回洗 浄し、そして湿気溜に吸引した。この樹脂を、さらに、1容量以上の約6〜8の pHにおける約0〜約0.2 M NaClを含むバッファー溶液による同様の 洗浄及び吸引により洗浄した。
この洗浄したリガンド結合樹脂を、次に、数容量の血清アルブミンと、■から1 0時間までの間、混合することにより処理し、”遊離(tree)−の結合基の いずれをもブロックした。このブロックされたリガント結合樹脂を、ブフナー漏 斗内で蒸留水により数回洗浄し、過剰のブロック剤を除去した。このブロックさ れた、リガント結合樹脂を、次に約6〜8のpHにおいて、約2.0〜約4.O M NaClを含む溶液の1容量以上で、数回洗浄した。蒸留水での最後の洗浄 を提供し、そしてその樹脂を湿気溜に吸引した。
リガンド結合樹脂のだめの最後の調製段階は、数樹脂容量の“アルカトン(al catone)”(50容量%のアセトン、35容量%のエタノール、及び15 容量%の水の溶液)による反復洗浄を含んでぃた。このスラリーを、その使用に 先立って2°C〜8℃において保管した。この樹脂を、上記のアルカトンからデ カンテーションし、そして約6.8のpHにおいて蒸留水で洗浄し、カラムに詰 め、そして使用に先立ち、約6〜約9のpHにおいて、約0と約0.05M と の間のNaClにより平衡化した。このクロマトグラフィー樹脂を平衡化するの に好適なバッファーは、約6.6〜約7のpHにおいて、約0.02Mのクエン 酸ナトリウム、及び約0.05M NaC1を含んで成る。
因子]1及び因子Xの分離 普通には、2と5リツターとの間の硫酸デキストラン・シリカ樹脂が、処理され るウィルス不活性化因子IL [X及びX溶液のそれぞれの5kgについて必要 である。この硫酸デキストラン・シリカ樹脂が、好ましい。なせなら、このシリ カ樹脂は、カラム・クロマドグ ・ラフイー手順において使用されるとき容易に 圧縮されず、そしてそれ故上記のような段階を通して所望の流速を維持するから である。
しかしながら、他の樹脂、例えば、セファロースを、使用することもてきるであ ろう。また、硫酸デキストランを特に記載したが、他のりガント、例えば、ヘパ リンを、使用することもできるであろう。
ダイアフィルトレージョンされたバリウム沈殿物を含む溶液を、先に記載したよ うに、調製する。この溶液を、次に、その溶液に含まれる因子[X及びXかその 樹脂上に吸収されるように、そのカラム中の硫酸デキストラン・シリカ樹脂を通 して、ポンプて送った。因子]1は、吸着されずに残ったか又は緩やかに吸着さ れ、そしてブレークスルー(breakthrough)溶出液中に、又はその 後の溶出段階の初期において、そのカラムから洗浄される。この吸着段階の終了 後、因子IX−、X−吸着樹脂を、そのカラムの樹脂容量の約1〜3倍の洗浄バ ッファー容量で洗浄する。好適な洗浄バッファーは、約6.6〜約7のpHにお いて、約0.02Mのクエン酸ナトリウム、及び約0.05MのNaC1を含ん で成る。背景を超えるA2.。をもっ、溶出液及び洗浄溶液(すなわち、上記の 平衡化工程の間にそのカラムから溶出されたバッファーについて得られたA2g 。の読み)を、この両方が因子]Iを含むか、プールする。この因子II含有画 分を、直ちにさらに処理するか又はその後の処理のために凍結させそして保管す るかのいずれかとする。
因子(X及びXを、約6.6〜約7のpHにおいて、約0.02Mのクエン酸ナ トリウムを含んで成るバッファー溶液中の約0.05Mから約0.6M NaC lまでの線型塩(NaC1)グラジェントによりその樹脂がら溶出する。このN aC1濃度が約0.2+11のとき、因子Xは、そのカラムから溶出する。因子 X含有画分をプールし、そして直ちにさらに処理するが又はその後の処理のため に凍結させそして保管するかのいずれがと ・する。所望により、因子X含有画 分を、DO3樹脂に再適用し、そして先に記載したように、さらなる精製のため に溶出させることができる。この因子X溶出液を、さらなる処理又は凍結に先立 って濾過することができる。数回の操作からの別々にプールされた因子+1、[ X及びX画分か集積したとき、この画分をそれぞれ、さらに処理する。
上記の塩グラジェントが、約0.25M〜約0.4&lの濃度に達したとき、因 子+XとXとの両方か溶出する。約0.11を超える濃度においては、因子IX のみが、溶出する。因子IX含を画分をプールし、そして直ちにさらに処理する か又はその後の処理のために凍結させそして保管するかのいずれかとする。
さらなる処理のために、因子X含有画分を、(凍結している場合に)解凍し、そ して合わせ、そしてそのpHを、はぼ中性に調整する。
この合わせたプールを、次に活性化バッファー、例えば、約7.4のpHにおけ る、約0.02 M HEPES(4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラ ンンーエタンスルホン酸)、及び0.15 M NaC1に対して、ダイアフィ ルトレージョンを行い、因子X活性及びナトリウム濃度の正確な標的パラメータ ーを得る。これは、好ましくは、0.02九I HEPES、 pH7゜4及び 0.15 M NaC1である。
因子Xの無菌バルクを、因子X活性についてサンプリングする。
この因子Xを使用のための要求があるまで凍結させることかできる。
さらなる処理のために、因子II含有画分を、(凍結している場合に)解凍し、 そして合わせ、そしてそのpHを、はぼ中性に調整する。
この合わせたプールを、因子IIを濃縮するために、次に限外濾過し、因子1[ 活性及びナトリウム濃度の正確な標的パラメーターを得る。
このpHを、チェックし、そして必要により再調整する。所望にいより、因子I Iの濃縮の他の方法、例えば、硫酸アンモニウム沈殿、そ 。
の後のダイアフィルトレージョン、又は当業者に知られた他の好適な手段を、使 用することができる。
因子I+を使用のだめの要求があるまで凍結させ又は凍結乾燥させることができ る。
因子Xの因子X、への活性化 血液中では、因子Xは、内因性カスケードにおいて、因子Vlll。
、カルシウム・イオン及びリン脂質の存在中で因子IX、により、そして外因性 経路においては、因子I11 、リン脂質、及びカルシウム・イオンの存在中て 因子Vll 、により、活性化される。本発明における、因子Xの活性化を、こ れらの血液因子の働きにより達成することができる。あるいは、他の蛋白分解酵 素、例えば、ラッセルクサリヘビ蛇毒(Russell’s viper ve nom)を、使用することができる。
好ましくは、先に記載した手順により精製された因子Xを、う。
セルクサリヘビ(Vipera russelli)蛇毒がら得られた蛇毒の蛋 白分解酵素とのインキュベーションにより、その活性な触媒作用のある形態に活 性化する。
約2gの因子Xを、0.5〜10mg/mlのラッセルクサリヘビ蛇毒及び0. 005 M CaC1tと共に、37°Cにおいて30分間インキュベートし、 因子Xを因子X、に変換する。この活性化の終点において、この蛇毒蛋白分解酵 素を、ベンズアミジン−セファ0−ス(Pharmacia of Uppsa la、 Swedenにより提供される)上で、カラム・クロマトグラフィーに より、除去する。このベンズアミジン−セファロースを、活性化バッファー、例 えば、0.02 M HEPES、 pH7,4、及び0.15^I NaC1 により平衡化する。この活性化因子Xを、適用し、そしてこのベンズアミジン− セファ0−スに結合させる。因子X、を、活性化バ 。
ソファ−中に約0.005Mのベンズアミジンを含むクロマトグラフィー媒質か ら洗浄する。溶出した因子X、を、回収し、そして約0.02M Tris H CI 、pH5,5、及び0.15 it NaClに対してダイアフィルトレ ージョンし、そして0.1(wt/wt)%アルブミン及びI(Wt/Wt)% ポリエチレン・グリコール又はグリセロールの添加により安定させることかでき る。
因子11の因子I+、への活性化 因子[lの因子11.への活性化を、リン脂質膜及びカルシウムの存在中におけ る因子X、及び因子■、の両方の働きにより達成する。
リン脂質膜を、個々のリン脂質から合成し、又はリン脂質/脂肪エマルジョン、 例えば、商標5OYCAL及びFLUO3OLの下、Alpha Therap eutic Corporation of Los Angels、 CAに より販売されるものにより、提供することができる。リン脂質膜を、音波処理に より、個々のリン脂質、例えば、ホスファチジルセリン及びホスファチジルコリ ンから合成することかできる。
精製された因子■を、先に記載したように得て、又は、あるいは、純粋でなく且 つ未分画の血漿を使用することができる。因子■は、因子I1.による因子[1 活性化手順の間に、活性化される。活性化反応においては、因子11は、因子V 、の非存在中において非常にゆっくりと活性化される。しかしながら、少量の因 子If、が作られる。
これらの少量の因子I1.は、因子■を因子■、に活性化するために使用される ことができ、そしていくらかのV、も、その精製工程の間に作られる。したがっ て、この生じた因子V、は、次に、因子11活性化反応において相互作用させる ために使用されることができ1、これが、因子I1.合成速度における増加をも たらす。それ故、因子Vのための別個の活性化段階は全く必要ない。
因子IIを活性化するために、先に述へたように得られた因子I+を、約7.3 のpHにおける、約0.06klのTrisバッファー中で、約2〜約20A  280単位に希釈し、約0.09 M NaCl 、約0.1 μg/mlの因 子X1画分、約30〜約200μgの因子v画分、約5〜約50nモル/mlの リン脂質、約2〜20mM CaCl 2 (最終濃度)、約0.3%Tri− (n)ブチル・リン酸塩、及び約+(wt/wD%のポリソルベート80(最終 濃度)を添加する。この混合液を、約24°C−約30°Cにおいて約5〜約6 時間の間インキュベートする。インキュベーションの終点において、この混合液 のpHを、約6.5に調整し、そしてその溶液を、約5(wt/wt)%のPE G(最終濃度)の添加及び遠心分離により清澄化することかできる。
因子[1,を、Pharmacia of Uppsala、 Swedenに より供給されたスルファプロピル−セファデックス上のクロマトグラフィー、又 は他の好適なりロマトグラフィー樹脂により、その上澄液から回収する。
このクロマトグラフィー媒質を、バッファー、例えば、約6.5のpHにおける 約0.01Mクエン酸ナトリウムにより平衡化する。このクロマトグラフィー媒 質に因子I1.含有含有物を適用した後に、このクロマトグラフィー媒質を、約 6.5のpt+における約0.01Mクエン酸ナトリウム又は他の好適なバッフ ァーで洗浄する。この因子I1.は、バッファー、例えば、約6.7のpHにお ける約0.1Mクエン酸ナトリウムにより、このクロマトグラフィー媒質から溶 出する。この因子I1.を、濾過し、そしてダイアフィルトレージョンを行い、 その組成を、約5〜1ontlヒスチジン、pH6,7、約0.1〜0.2%C aイオン、そして約0.1〜0.2M NaC1に調整する。この溶液を、次に 、前もって滅菌した)<クチリア保持カートリッジ又は膜フィルターを使用して 滅菌濾過し、そして凍結乾燥させた。
因子+1. V 、 IX及びXの精製のための本発明の実施の1つの態様にお いては、低温沈殿させた血漿中に含まれる因子I]、V、tX及びXを、前もっ て6.8のpHにおける0、03Mリン酸ナトリウム及び0.03Mクエン酸ナ トリウムにより平衡化されているDEAEセルロース上に吸着させた。二のDE AEセルロース及び血漿を、約30分間物合し、そして遠心分離により回収した DEAEセルロースを、6.8のpHにおける0、03AI リン酸ナトリウム 及び0.03Mクエン酸ナトリウムで洗浄した。
この洗浄液を廃棄した。
この洗浄されたDEAEセルロースを、6.8のpHにおける0、03Mリン酸 す1−リウム及び0.03Mクエン酸ナトリウム中に懸濁させ、そしてカラム中 に濯いだ。二の溶出液を廃棄した。このDEAEセルロースを、6.8のpHに おける0、03Mリン酸ナトリウム及び0.03Mクエン酸ナトリウムで洗浄し 、そしてこの洗浄液も廃棄した。因子11、v、rx及びXを、6,8のplに おける0、03Mリン酸ナトリウム及び0.03Mクエン酸ナトリウム及び0. 2 M NaC1でDEAEセルロースを洗浄する二とにより溶出させた。この 溶出液を回収し、そして因子[[−、V−1IX−及びX−含有画分をプールし 、モしてバルク溶液中に回収した。この溶液を無菌バクテリア保持カートリッジ を通して濾過し、そして凍結乾燥させた。この凍結乾燥粉末を、ヘプタン中への 懸濁及び60°Cにおける20時間の加熱によりウィルス不活性とした。ヘプタ ンを、乾燥により除去した。
!’]2.04kgの乾燥粉末を、約64.5kgのインジェクションのための 冷水(CWFI)で再構築した。この再構築粉末を、266、6kgの0.02 111クエン酸ナトリウム、pH7,4、及び4°Cにおける0、25 kl  NaC1で希釈し、そして2°C〜4°Cにおいて20分間間物した。
約53.4kgの1.0^1 塩化バリウム溶液(4’C)を、2時間の経過時 間にわたり添加し、そしてその混合物を、さらに1時間攪拌した。二の混合物を 、塩化バリウムの添加の間及び混合の間にO″Cと4°Cとの間に保った。混合 後、この溶液を、5harpleS遠心分離機内で、1分間当たり1 リッター 当たり0.2と0.6との間における遠心分離機を通しての流速を保ちなから、 遠心分離した。約10kgの塩化バリウム沈殿物を、このように回収した。因子 ■を含む、上澄液を回収した。
この因子■含有上澄液を、MiHipore TPカートリノン・フィルターを 通して祷過し、粒子のいずれをも除去した。この溶液を、Millipore  Pe1licon 濃縮器を通過させ、そしてその元の容量のl/30と175 0との間までa縮した。この濃縮溶液を、次に、0.06 M Tris、0. 09 M NaCL 、 pH7,2(−TBS”溶液)で5倍に希釈した。二 の希釈の間、この物質を、そのTBS希釈前のその容量まで再濃縮した。この濃 縮及びTBS希釈段階を、3回以上繰り返した。因子■溶液を、最後に1回濃縮 し、次に、TBSによりその元の容量のl/10〜l/30まで希釈した。この 点において、この溶液の導電率は、TBS溶液のものとほぼ同してあった。
塩化バリウム沈殿物に、20°C〜25°Cにおける、約66、7kgの0.4 %IεDTA溶液を添加し1、その沈殿物を溶解させ、そしてその沈殿物を。
Millipore TPカートリッジ・フィルターを通して濾過し、粒子を除 去した。濾過後、この溶液を、Millipore Pe1liconll縮器 を通過させ、そしてその元の容量の115と171Oとの間まで濃縮した。この 濃縮溶液を、次に、0.02Mクエン酸ナトリウム及び0.05 M NaC1 により、元の容量まで希釈した。この濃縮及び希釈段階を、6回以上繰り返した 。この点において、この溶液の導電率は、0.02Mクエン酸ナトリウム及び0 505 M NaC1溶液のものとほぼ同じであった。最後の希釈後、このダイ アフィルトレージョン物質の重量は7G。4kgであった。この再溶解沈殿物は 、因子It、IX、及びXを含んでいた。
因子If IX、及びXを含む、ダイアフィルトレージョン物質の半分(38, 6kg)を、約170tnl/分の流速において、18cm y、 94 cm  Modulineクロマトグラフィー・カラムであって硫酸デキストラン・シ リカ樹脂(DSS)を含み洗浄バッファー(0,02klクエン酸ナトリウム及 び0.05 M NaC1、pH6,8)により平衡化されているものに、適用 した。
因子]Iを含む溶出液を、回収した。最終的に、425kgの洗浄バッファーが このカラムを通過した。
約25リツター(洗浄のlカラム容量)の最初の洗浄液を、上記の因子I[の溶 出液と合わせた。この因子IIのプールを、&Ii ] 1ipore Pe1 !1cona縮器を使用するダイアフィルトレージョンにより濃縮した。
a縮径、この因子I+溶出液を、(滅菌)0.2 ミクロン・フィルターを通し て濾過し、その後凍結させた。
カラムを先に記載したように洗浄した直後に、0.02Mクエン酸ナトリウム、 pi(6,8中の0.05M NaC1から0.6M NaC1まての、150  リッターの線型塩グラジェントを、650m1/分の流速において、そのカラ ムに適用した。そのカラム溶出液の3.25リツターの部分を、グラジェントの 間に回収し、そしてそれぞれの第三画分を、その因子IX及びXの活性を測定す るために検定した。このグラジェントの終了後、0.02Mクエン酸ナトリウム 、pH6,8中の0.5M NaC1を含む追加の75リツターの溶液を。この カラムに適用し、そしてこの溶出液の3.25リツターの部分を回収し、そして 因子]X及びXの活性について検定した。比較的高い因子X活性を含むが低い因 子]X活性を含む部分を、プールし、因子X溶出液プールを作った。二の因子X 溶出液プールを、Millipore Pe1licon濃縮器を使用するダイ アフィルトレージョンにより濃縮した。濃縮後、この因子X溶出液を、(滅菌) 0.2 ミクロン・フィルターを通して濾過し、その後凍結させた。
因子11− 、IX−、X−含有出発濃縮物からの物質及び上記の濃縮因子I] ブールを、因子11活性及び蛋白含量について検定した。因子][−1■−1I X−及びX−含有濃縮物及び上記の濃縮因子X部分のプールを、因子X活性及び 蛋白含量について検定した。これらの検定の結果を、表1中に示す。
全単位 収率2 比活性 血漿画分 1.4 X 10@本 −4,79DSS a度’ 8.91X 1 0’ 63.6% 5.38因子X 血漿画分 6.3 x 10’ 本−2,2DSS a度 6.67x 10’  10.6% 20.5因子 Vネ本 血漿画分 ND O,017 Ba 上澄液 ND 46% 0.027ネ45の別個の調製物から得られた、 平均因子1[/因子IX比及び平均因子X/因子IX比からの推定値。
本本 他の方法を使用した別の実験室の実験に基づく因子■の結果。
例I中に記載した調製からは全くデータを得ることができなかった。
ND 測定せず。
1 硫酸デキストラン・クロマトグラフィ一段階からの濃縮溶出液。
2 %収率は、出発物質における単位数と比較した上記の段階において回収され た単位数に100を乗じたもの。
因子【(の純度(比活性)は、硫酸デキストラン・クロマトグラフイーにより1 2%増加した。因子Vの純度は、バリウム沈殿により60%増加した。因子Xの 純度は、硫酸デキストラン・クロマトグラフィーにより10倍増加した。
例1の手順に従って調製した約460mgの因子Xを、1〜2mgのラソセルク サリ蛇毒及び5mgの(acltと共に全容量1.300mg中で37°Cにお いて30分間、インキュベートし、因子Xを因子X、に変換させた。この活性化 の終点において、この蛇毒を、ベンズアミジン−セファ0−ス上のカラム・クロ マトグラフィーにより除去した。このベンズアミジン−セファ0−スを、0.0 2乳! HEPES 、 pH7,4,0,15MNaClにより平衡とした。
この活性化された因子Xを、上記のベンズアミジン−セファ0−スに適用し、そ して結合させた。非結合の物質を、0.02M HEPES 、 pH7,4, 0,15M NaC1,0,005Mベンズアミジンにより上記のクロマトグラ フィー媒質から溶出させた。この溶出した因子X、を、回収し、0.02M T ris、 pHs、s、0.15 M NaC1に対して透析し、そして0.1 (wt/wt)%アルブミン及び1.0(wt/wt)%ポリエチレン・グリコ ールの添加により安定化させた。
L記の活性化及び精製は、約1.20Q単位/+ngの比活性をもつ因子X、を もたらした。
例3 75mgのホスファチジルセリンと225mgのホスファチジルコリンとを混合 し、そして30〜45分間、4°Cにおいて音波処理し、合成リン脂質膜を作っ た。
例1の手順に従って調製した200mgの因子1.1を、例2の手順に従って調 製した0、09M NaC1及び4μgの因子X、を含むpH7,3における0 、06M Trisバッファー中で、5mg/mlに希釈し、因子Vを含む40 0μmの塩化バリウム上澄液を例1の手順に従って調製し:IOnモル/mlの リン脂質を、例3の手順に従って調製し+7 mM CaC1z 、0.3(w t/wt)%のTri−(n)ブチル・ホスフェート及び1(Wt/Wt)%の ポリソルベート80を添加した。この反応混合物を、室温において6時間インキ ュベートした。
インキュベーションの終点において、この混合物のpHを、6.7に調整し、P EGの添加により、5(Wt/Wt)%PEGの最終濃度までもっていき、そし て室温において30分間間物した。この沈殿物を、3. OOOrpmにおいて 30分間、遠心分離により除去した、得られたPEG上澄液を、等容量の蒸留水 で希釈し、そして9.2mlのスルファプロピル−セファデックス(6,5のp Hにおける0、0Eのクエン酸ナトリウムにより平衡化されているもの)と、1 時間4°Cにおいて混合した。この因子11含有スルファプロピル−セファデッ クスを、次にカラムに濯ぎ、そして6.7のpHにおける0、01Mクエン酸ナ トリウムで洗浄した。この因子II、を次に6゜5のpHにおける0、1Mクエ ン酸ナトリウムにより溶出した。1.220単位/A0゜単位の比活性を、85 %の収率を伴う、小規模活性化手順により得た。この結果を、表II中に要約す る。
!旦 全単位 収率本 比活性 (units) % (units 反応混合物 157.θ00 100 560PEG上澄液 130.000  83 500零 %収率は、出発物質における単位数と比較した上記の段階(こ おいて回収された単位数に100を乗じたもの。
気り 因子IIから因子比へのパイロ・クト規模活性イヒ例1の手順に従って調製した 20gの因子IIを、例2の手順C二従って調製した0、09M NaClを含 むpH7,3における0、 06M Tris〕(−7フアー中て5mg/ml に希釈し:4mgの因子X、を例2の和引こ従って調製し。
例1の手順に従って調製した因子■を含む100m1の塩化/<1ノウム上澄液 を添加し、そしてこの溶液を、最終濃度までもって(、zき、そして例3の手順 に従って調製した28nモル/mlの1ノン月旨質、7 mM CaC12,0 ,3(wt/wt)%のTri−(n)ブチル・ホスフェート及び1(Wt/W t)%のポリソルベート80を添加した。この反応混合物を、室温におし)で6 時間インキュベートした。インキュベーションの終点におpsで、この混合物の pHを、6.5に調整し、固体PEGの添加により、5(wt/wt)%PEG の最終濃度までもっていき、そして室温において30分間間物し、そのPEGを 溶解させた。この混合物を、次に、3.000rpmlこおLlて30分間、遠 心分離し、そのPEG沈殿物を除去した。得られtこPEG上澄液を、等容量の 蒸留水で希釈し、そして11のスルファプロピル−セファデックス(6,5のp Hにおける0、O1^(のクエン酸ナトリウム(こより平衡化されているもの) と、1時間4°Cにおいて混合した。この因子II含有スルファプロピルーセフ ァデックスを、次にカラム(二濯ぎ、そして6.5のpHにおける0、01Mク エン酸ナトリウムで洗浄した。この因子It、を次に6.7のpt+における0 、 1Mクエン酸ナトリウムにより溶出した。1.100単位/mlの比活性を 、75%の収率を伴う、パイロット規模活性化手順により得た。この結果を、表 III中(こ要全単位 収率ネ 比活性 (units) % (units 活性化混合物 21 100 520 PEG上澄液 17.9 85.2 480SP−七)Tデ、クス 溶出液 15,7 74.8 1.100零 %収率は、出発物質における単位 数と比較した上記の段階において回収された単位数に100を乗じたもの。
因子I!、v、rx及びXの精製のための、そして因子Xの因子X。
への活性化のための例示的な態様に関する上記の記載は、説明という目的のため のものである。当業者には変更は明らかであろうことから、本発明は、先に記載 した特定の態様に限定されることを意図されていない。また、開示された本発明 は、本明細書中に特に開示されていない要素のいずれの非存在中においても行わ れる二とができる。本発明の範囲を、以下の請求の範囲により定める。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、  MR,NE、 SN。
TD、 TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA。
CH,CZ、 DE、 DK、 ES、 FI、 GB、 HU、JP、 KP 、 KR,LK、 LU、 MG、 MN、 MW、 NL、NO,NZ、PL 、 PT、 RO,RU、 SD、 SE。
SK、UA (72)発明者 ウニムラ、ハヒロ アメリカ合衆国、カリフォルニア 91006゜アーケイディア、サウス サン タ アニタアベニュ 408. #12 (72)発明者 ノダ ムネヒロ 奈良県天理市田町515 (72)発明者 シタニジ、ケネス ティー。
アメリカ合衆国、カリフォルニア 91607゜エフオー。ハリウッド、シンプ ソン アベニュ 5501

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.因子II、V及びXを含む単一の純粋でない蛋白画分から因子II、因子V 及び因子Xのそれぞれを精製するための方法であって:上記の純粋でない蛋白画 分の水溶液を調製し;この水溶液を第一リガンドと接触させ、これにより、因子 II、V及びXを、この第一リガンドに結合させ;この第一リガンドから因子I I、V及びX蛋白画分を回収し;塩化バリウムをこの回収した因子II、V及び X蛋白画分に添加し、因子II及びXを含んで成るバリウム沈殿物を作り;この バリウム沈殿物の上澄液から因子Vを回収し;このバリウム沈殿物を水溶液中で 溶解させ、因子II−及び因子X−含有溶液を作り; この因子II−及び因子X−含有溶液を、因子Xと結合することができるが因子 IIとは弱く結合するか又は全く結合しない第二リガンドに適用し; 因子Xをこの第二リガンドに結合させ;この第二リガンドに結合しないか、又は 弱く結合した画分から因子IIを回収し;そして、 この第二リガンドから因子Xを回収する、ことを含んで成る方法。
  2. 2.第一リガンドがDEAEリガンドである、請求項1に記載の方法。
  3. 3.因子II、V及びX蛋白画分を約0.2M NaClによる溶出によりDE AEリガンドから回収する、請求項2に記載の方法。
  4. 4.因子II、V及びX蛋白画分を約0.01M〜約0.22Mの最終濃度まで 塩化バリウムを添加することにより沈殿させる、請求項1に記載の方法。
  5. 5.第二リガンドが硫酸デキストランである、請求項1に記載の方法。
  6. 6.因子Xを0.2M NaClによる溶出により第二リガンドから回収する、 請求項1に記載の方法。
  7. 7.因子IIを含む純粋でない蛋白画分から因子IIを分離するための方法であ って; 上記の純粋でない蛋白画分の水溶液を調製し;この水溶液を第一リガンドと接触 させ、これにより、因子II、V及びXを、この第一リガンドに結合させ;この 第一リガンドから因子II、V及びX蛋白画分を回収し;塩化バリウムをこの回 収した因子II、V及びX蛋白画分に添加し、因子II及びXを含んで成るバリ ウム沈殿物を作り;このバリウム沈殿物を水溶液中で溶解させ、因子II−及び 因子X−含有溶液を作り; この因子II−及び因子X−含有溶液を、因子Xと結合することができるが因子 IIとは弱く結合するか又は全く結合しない第二リガンドに適用し;そして、 この第二リガンドに結合しないか、又は弱く結合した画分から因子IIを回収す る、 ことを含んで成る方法。
  8. 8.第一リガンドがDEAEリガンドである、請求項7に記載の方法。
  9. 9.因子II、V及びX蛋白画分を約0.2M NaClによる溶出によりDE AEリガンドから回収する、請求項8に記載の方法。
  10. 10.因子II、V及びX蛋白画分を約0.1M〜約0.2Mの最終濃度まで塩 化バリウムを添加することにより沈殿させる、請求項7に記載の方法。
  11. 11.第二リガンドが硫酸デキストランである、請求項7に記載の方法。
  12. 12.因子Vを含む純粋でない蛋白画分から因子Vを分離するための方法であっ て; 上記の純粋でない蛋白画分の水溶液を調製し;この水溶液を第一リガンドと接触 させ、これにより、因子II、V及びXを、この第一リガンドに結合させ;この 第一リガンドから因子II、V及びX蛋白画分を回収し;塩化バリウムをこの回 収した因子II、V及びX蛋白画分に添加し、因子II及びXを含んで成るバリ ウム沈殿物を作り;そして、このバリウム沈殿物の上澄液から因子Vを回収する 、ことを含んで成る方法。
  13. 13.第一リガンドがDEAEリガンドである、請求項12に記載の方法。
  14. 14.因子II、V及びX蛋白画分を約0.2M NaClによる溶出によりD EAEリガンドから回収する、請求項13に記載の方法。
  15. 15.因子II、V及びX蛋白画分を約0.1M〜約0.2Mの最終濃度まで塩 化バリウムを添加することにより沈殿させる、請求項12に記載の方法。
  16. 16.因子IIを因子IIaに活性化するための方法であって;活性化バッファ ー中て因子II〔ここで、因子IIを、以下の;因子II、V及びXを含んで成 る純粋でない蛋白画分の水溶液を調製し; この水溶液を第一リがンドと接触させ、因子II、V及びXをこの第一リガンド に結合させ; この第一リガンドから因子II、V及びX蛋白画分を回収し;塩化バリウムをこ の回収した因子II、V及びX蛋白画分に添加し因子II及びXを含んで成るバ リウム沈殿物を作り;このバリウム沈殿物を水溶液中で溶解させ、因子II−及 び因子X−含有溶液を作り; この因子II−及び因子X−含有溶液を、因子Xと結合するが因子IIとは弱く 結合するか又は全く結合しない第二リガンドに適用し;そして、 この因子X結合第二リガンドに結合しないで残ったか、又は弱く結合して残った 画分から因子IIを回収する、ことを含んで成る方法により調製する。〕を希釈 し、因子II溶液を提供し; 因子Vをこの因子II溶液に添加し、因子II/因子V溶液を提供し; 因子Xa〔ここで、因子Xaを; 因子Xを上記の因子II調製手順の第二リガンドから回収し;そして、 この因子Xを特異的な蛋白分解性解裂により活性化させる、ことにより調製する 。〕を、この因子II/因子V溶液に添加し、因子II/因子V/因子Xa溶液 を提供し;リン脂質膜及びカルシウム・イオンを、この因子II/因子V/因子 Xa溶液に添加し;そして、 得られた混合物をインキュベートし、因子IIを因子IIaに活性化させる、 ことを含んで成る方法。
  17. 17.第一リガンドがDEAEリがンドである、請求項16に記載の方法。
  18. 18.因子II、V及びX蛋白画分を約0.2M NaClによる溶出によりD EAEリガンドから回収する、請求項17に記載の方法。
  19. 19.因子II、V及びX蛋白画分を約0.1M〜約0.2Mの最終濃度まで塩 化バリウムを添加することにより沈殿させる、請求項16に記載の方法。
  20. 20.第二リガンドが硫酸デキストランである、請求項16に記載の方法。
  21. 21.因子Xを約0.2M NaClによる溶出により第二リガンドから回収す る、請求項16に記載の方法。
  22. 22.因子Xを、カルシウム・イオンの存在中、ラッセルクサリ蛇毒(Russ ell′s viper venom)と共にインキュベーションすることによ り活性化させる、請求項16に記載の方法。
  23. 23.因子Vを、因子II調製手順により生じたバリウム上澄液から回収する、 請求項16に記載の方法。
  24. 24.因子Vを、血漿の一部又は低温沈殿させた血漿により提供する、請求項1 6に記載の方法。
  25. 25.リン脂質の濃度か約5〜約50nモル/mlである、請求項16に記載の 方法。
  26. 26.カルシウム旗度が約2〜約20mMである、請求項16に記載の方法。
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