JPH0651096U

JPH0651096U - 変速ギアグリップ

Info

Publication number: JPH0651096U
Application number: JP4817292U
Authority: JP
Inventors: 和男宮部
Original assignee: 和男宮部
Priority date: 1992-06-01
Filing date: 1992-06-01
Publication date: 1994-07-12

Abstract

(57)【要約】【目的】ハンドルグリップの回転により、誤動作がな
く簡単確実に変速ギアを変換操作可能で、ロック付きの
ハンドルに力を入れても誤動作が無く、安全運転に専念
できるギア変換装置を提供する。【構成】ロックレバー（５）付きハンドルグリップ
（２）に、ワイヤードラム（４）を装着し、変速ギアワ
イヤー（７）を後輪及び原動機内部の変速ギア本体に接
続する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、誤動作防止のロックレバー付きハンドルグリップを回転させる事により、変速ギアーを変換駆動させる装置である。

【０００２】

【従来の技術】

今まで、棒状突起物のレバーを指で操作する装置が有った。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

今までは次のような欠点があった。（イ）自転車ハンドル上のギアチエンジ用レバー及び、グリップの操作は容易に動き過ぎ、誤動作が多くギアポジション確認に気を取られ、前方不注意になり危険である。又、ハンドル上にレバー等の突起物が煩雑に有り危険でもある。（ロ）原動機付二輪車のギアチェンジは、足による複雑な行程で操作するもので、ギアチエンジに気を取られ、熟練してない人は安全運転上危険である。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

電気利用クラッチ操作併用の、ロックレバー（５）等を有するハンドルグリップ（２）に、ワイヤードラム（４）を配し、変速ギア用ワイヤー（７）を装着して、後輪又は現動機内部の変速ギアー本体に接続する。

【０００５】

【作用】

ロックレバー（５）を操作しながら、ハンドルグリップ（２）を回転させて、変速ギアーを変換駆動させる。又、ロックレバー（５）により電磁クラッチも操作併用できる。

【０００６】

【実施例】以下、本案の実施例について説明する。（イ）電磁クラッチ操作スイッチ付ロックレバー（５）を有するハンドルグリップ（２）にワイヤードラム（４）を配し、ドラムケース（３）に装着する。（ロ）ドラムケース（３）をハンドル（１）に装着し、変速ギアワイヤー（７）を配する。（ハ）変速ギアーワイヤー（７）を変速ギア本体に接続させる。

【０００７】本案は以上のような構造である。

【考案の効果】

自転車ハンドルに力を入れてもロック付グリップのため誤動作がなく、ギアポジション確認が楽に、簡単確実に操作でき、安全運転だけに専念できる。又、原動機付二輪車の場合、ロックレバーの操作で電磁クラッチも連動し、誤動作が無くグリップの回転動作により簡単迅速、確実にギアチェンジ操作ができて、安全運転だけに専念できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の使用状態を示す斜視図である。

【図２】本考案の一部を切り欠いた図面である。

【図３】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】１ハンドル２ハンドルグリップ３ワイヤードラムケース４ワイヤードラム５ロックレバー６ロックレバースプリング７変速ギアワイヤー８ブレーキ９ブレーキワイヤー１０手動クラッチ１１クラッチワイヤー

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】誤動作防止のロックレバー（５）等を有
するハンドルグリップ（２）の回転動作による、変速ギ
アーを変換駆動させる装置。
【請求項２】電気利用クラッチ操作併用ロックレバー
（５）等を、原動機付二輪車の左側ハンドルグリップに
配した、ロック付グリップ利用ギアー変換装置。