JPH0233541B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0233541B2 JPH0233541B2 JP56116038A JP11603881A JPH0233541B2 JP H0233541 B2 JPH0233541 B2 JP H0233541B2 JP 56116038 A JP56116038 A JP 56116038A JP 11603881 A JP11603881 A JP 11603881A JP H0233541 B2 JPH0233541 B2 JP H0233541B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- arm
- lock pole
- shaft
- stopper gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 15
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
- F16H63/3416—Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T1/00—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles
- B60T1/005—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles by locking of wheel or transmission rotation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/40—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
- F16H63/48—Signals to a parking brake or parking lock; Control of parking locks or brakes being part of the transmission
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は小型、軽量の原動機付三輪車の如き車
両の駆動輪ロツク装置に関するものである。
両の駆動輪ロツク装置に関するものである。
前後の車輪の一方を一輪とし、他方を二輪と
し、前車体を後車体との間で一方を揺動(ローリ
ング動)自在とし、原動機で走行するスクータ類
似の三輪車を本出願人は先に提案した。
し、前車体を後車体との間で一方を揺動(ローリ
ング動)自在とし、原動機で走行するスクータ類
似の三輪車を本出願人は先に提案した。
かかる三輪車をパーキングする場合、車輪のパ
ーキングロツク装置を必要とし、自動車等では機
械式のパーキングブレーキ装置を設けているが、
上記の如き小型、軽量の車両に通常の一般ブレー
キの他にパーキングブレーキを付設することはス
ペースの問題、構造複雑化等好ましくない。そこ
で通常のブレーキを別系統の操作系で制動操作
し、パーキングブレーキとすることも行われる
が、パーキングブレーキ操作を強固に、確実に行
なうためには比較的大きな操作力を必要とし、操
作の点で必ずしも有利でなく、でき得れば別個の
パーキングロツク機構で車輪をパーキング時に確
実にロツクすることが望ましいが、これによると
構造が複雑化し、且つスペース上不利である。
ーキングロツク装置を必要とし、自動車等では機
械式のパーキングブレーキ装置を設けているが、
上記の如き小型、軽量の車両に通常の一般ブレー
キの他にパーキングブレーキを付設することはス
ペースの問題、構造複雑化等好ましくない。そこ
で通常のブレーキを別系統の操作系で制動操作
し、パーキングブレーキとすることも行われる
が、パーキングブレーキ操作を強固に、確実に行
なうためには比較的大きな操作力を必要とし、操
作の点で必ずしも有利でなく、でき得れば別個の
パーキングロツク機構で車輪をパーキング時に確
実にロツクすることが望ましいが、これによると
構造が複雑化し、且つスペース上不利である。
本発明はかかる不都合を改善すべくなされたも
ので、その目的とする処は、エンジン、クランク
ケース、伝動ケース等を一体化してユニツト化
し、これの両側に駆動軸を延出して二輪の駆動輪
を設けた車両において、エンジンから駆動軸へ動
力を伝達する系路中の軸にストツパギヤを設け、
一方該軸に隣接してストツパギヤと外部操作で係
脱自在なロツクポールを揺動自在に軸設し、これ
らギヤとロツクポールは上記ケースの一側部に設
けてケースの一部をなすカバーで着脱自在に覆う
如くし、車輪ロツクをブレーキ系とは別個の系で
確実に行い、以上を既設のスペースを利用してコ
ンパクトに行い、更には構造簡単に以上を達成し
得る他、機構保護上、メンテナンスの点でも有利
である車両の駆動輪ロツク装置を提供するにあ
る。
ので、その目的とする処は、エンジン、クランク
ケース、伝動ケース等を一体化してユニツト化
し、これの両側に駆動軸を延出して二輪の駆動輪
を設けた車両において、エンジンから駆動軸へ動
力を伝達する系路中の軸にストツパギヤを設け、
一方該軸に隣接してストツパギヤと外部操作で係
脱自在なロツクポールを揺動自在に軸設し、これ
らギヤとロツクポールは上記ケースの一側部に設
けてケースの一部をなすカバーで着脱自在に覆う
如くし、車輪ロツクをブレーキ系とは別個の系で
確実に行い、以上を既設のスペースを利用してコ
ンパクトに行い、更には構造簡単に以上を達成し
得る他、機構保護上、メンテナンスの点でも有利
である車両の駆動輪ロツク装置を提供するにあ
る。
次に本発明の好適一実施例を添付図面に従つて
詳述する。
詳述する。
第1図は原動機付三輪車の概略側面図で、三輪
車1は前車体2と後車体3に車体が分割され、前
車体2の前部にはフロントフオーク4を介して一
輪の操向輪をなす前輪5を備え、フロントフオー
ク4は上方に延出されて上端にハンドル6を備
え、且つハンドル6の中間部にはヘツドライトユ
ニツト7が付設され、又前車体2の後部には上方
にシートポスト8が起設され、これの上端にシー
ト9が設けられている。後車体3の要部をなすリ
ヤフレーム10上にはパワーユニツト11を搭載
し、これの左右には駆動輪である二輪の後輪12
を配設し、パワーユニツト上はカバー13で覆わ
れている。
車1は前車体2と後車体3に車体が分割され、前
車体2の前部にはフロントフオーク4を介して一
輪の操向輪をなす前輪5を備え、フロントフオー
ク4は上方に延出されて上端にハンドル6を備
え、且つハンドル6の中間部にはヘツドライトユ
ニツト7が付設され、又前車体2の後部には上方
にシートポスト8が起設され、これの上端にシー
ト9が設けられている。後車体3の要部をなすリ
ヤフレーム10上にはパワーユニツト11を搭載
し、これの左右には駆動輪である二輪の後輪12
を配設し、パワーユニツト上はカバー13で覆わ
れている。
前車体2の後部にはジヨイント14を前端に設
けたボス部14aを介してピン15で枢着し、ジ
ヨイント14はピン15を支点として上下方向に
揺動し、即ちスイング動し、ジヨイント14の後
部上方に突設したボス部14aにクツシヨンユニ
ツト16の下端を枢着し、ユニツト16の上端は
前車体2のシートポスト8の中間部に枢着する。
ジヨイント14はリヤフレーム10の前方に延出
した支軸17に揺動自在に連結され、支軸17を
支点として左右に回動、即ち揺動(ローリング
動)自在に枢着され、前車体2は後車体3に対し
て左右に揺動する。
けたボス部14aを介してピン15で枢着し、ジ
ヨイント14はピン15を支点として上下方向に
揺動し、即ちスイング動し、ジヨイント14の後
部上方に突設したボス部14aにクツシヨンユニ
ツト16の下端を枢着し、ユニツト16の上端は
前車体2のシートポスト8の中間部に枢着する。
ジヨイント14はリヤフレーム10の前方に延出
した支軸17に揺動自在に連結され、支軸17を
支点として左右に回動、即ち揺動(ローリング
動)自在に枢着され、前車体2は後車体3に対し
て左右に揺動する。
18はロツク操作レバーで、実施例ではハンド
ル6中央部下に設けられ、図示実線の起こし位置
をパーキングロツク状態とし、想像線のフロント
フオーク4と平行する倒れた位置を解除状態とす
る。かかるレバー18は操作ケーブル19に連結
され、従つてレバー18を図の如く起こすことに
よりケーブルは引張されることとなる。ケーブル
19はフロントフオーク上部4a、前部のポスト
部2a、フロア2bに沿い、且つジヨイント1
4、リヤフレーム10に沿つて後輪12方向に延
出される。
ル6中央部下に設けられ、図示実線の起こし位置
をパーキングロツク状態とし、想像線のフロント
フオーク4と平行する倒れた位置を解除状態とす
る。かかるレバー18は操作ケーブル19に連結
され、従つてレバー18を図の如く起こすことに
よりケーブルは引張されることとなる。ケーブル
19はフロントフオーク上部4a、前部のポスト
部2a、フロア2bに沿い、且つジヨイント1
4、リヤフレーム10に沿つて後輪12方向に延
出される。
パワーユニツト11はエンジン20、クランク
ケース21、これと一体化されて後方に延出され
た伝動ケース22のユニツト体からなり、伝動ケ
ース22はクランクケース21の一側方の突出し
て後方に延出され、ケース22は前後方向に延出
されたクランクケース21一側部に止着される本
体23と、これの外側、即ちクランクケースとは
反対側を覆う外側カバー24とを備え、本体23
の側壁23aとカバー24間に伝動機構収納空間
Sを備え、クランクケース21及びエンジンの一
側はフアンカバー25で覆われている。
ケース21、これと一体化されて後方に延出され
た伝動ケース22のユニツト体からなり、伝動ケ
ース22はクランクケース21の一側方の突出し
て後方に延出され、ケース22は前後方向に延出
されたクランクケース21一側部に止着される本
体23と、これの外側、即ちクランクケースとは
反対側を覆う外側カバー24とを備え、本体23
の側壁23aとカバー24間に伝動機構収納空間
Sを備え、クランクケース21及びエンジンの一
側はフアンカバー25で覆われている。
伝動ケース22の空間S内には伝動機構が収納
される。エンジン20の出力軸26には可変径プ
ーリよりなる駆動プーリ27が連結されている。
ケース22の空間S後方には同様の被動プーリ2
8が発進クラツチ29を介して中間軸30により
設けられ、プーリ28,27間はVベルト31で
連結され、中間軸30は本体23の後部に形成し
た隔壁23bを通つて軸受32で支持されつつ側
壁23aの外方、第3図中上方への空間S1に突出
し、空間S1は隔壁23bから同方向に突設した堤
部23cで後端迄囲まれ、且つ空間Sと区画さ
れ、該空間S1はカバー24と反対側に開放され、
開放部は堤部23c端面と着脱自在とした小カバ
ー33で覆われて空間S1は閉じられ、軸30の突
出部30aは小カバー33の内面で軸受34によ
り支持されている。中間軸30の突出部30aに
はギヤ35を設け、これを隣接する伝動軸36の
ギヤ36aと噛合せしめ、同軸上のギヤ36bを
フアイナルギヤ37に連結し、ギヤ37はケース
22後部両側に突出する駆動軸38の一方38a
に固着され、駆動軸38は同軸に配されつつ軸方
向に分割38a,38bされ、この間には差動ク
ラツチ39が介設され、駆動軸38は車軸をな
し、各分割された軸要素38a,38bの外端部
に後車輪12,12が取り付けられている。
される。エンジン20の出力軸26には可変径プ
ーリよりなる駆動プーリ27が連結されている。
ケース22の空間S後方には同様の被動プーリ2
8が発進クラツチ29を介して中間軸30により
設けられ、プーリ28,27間はVベルト31で
連結され、中間軸30は本体23の後部に形成し
た隔壁23bを通つて軸受32で支持されつつ側
壁23aの外方、第3図中上方への空間S1に突出
し、空間S1は隔壁23bから同方向に突設した堤
部23cで後端迄囲まれ、且つ空間Sと区画さ
れ、該空間S1はカバー24と反対側に開放され、
開放部は堤部23c端面と着脱自在とした小カバ
ー33で覆われて空間S1は閉じられ、軸30の突
出部30aは小カバー33の内面で軸受34によ
り支持されている。中間軸30の突出部30aに
はギヤ35を設け、これを隣接する伝動軸36の
ギヤ36aと噛合せしめ、同軸上のギヤ36bを
フアイナルギヤ37に連結し、ギヤ37はケース
22後部両側に突出する駆動軸38の一方38a
に固着され、駆動軸38は同軸に配されつつ軸方
向に分割38a,38bされ、この間には差動ク
ラツチ39が介設され、駆動軸38は車軸をな
し、各分割された軸要素38a,38bの外端部
に後車輪12,12が取り付けられている。
以上の中間軸30の突出部30aのギヤ35外
側には同軸上にストツパギヤ40を固設し、これ
に隣接して先端に爪部41aを有するロツクポー
ル41を支軸を成すピン41bにより枢設し、ピ
ン41bは小カバー33と隔壁23b間に架設さ
れる。ロツクポール41の上部をリンク42の一
端にピン42aで枢着し、リンク42の他端をピ
ン42bでアーム43の先端に枢着し、アーム4
3の基部をカバー33と隔壁23b間に枢設した
ピン44に遊嵌枢着する。ピン44の一端は小カ
バー33の外側に突出せしめ、突出部44aには
操作アーム45を止着し、該アームは既述のケー
ブル19末端に連結する。前記ロツクポール41
とアーム43とを同一鉛直面に配置する。
側には同軸上にストツパギヤ40を固設し、これ
に隣接して先端に爪部41aを有するロツクポー
ル41を支軸を成すピン41bにより枢設し、ピ
ン41bは小カバー33と隔壁23b間に架設さ
れる。ロツクポール41の上部をリンク42の一
端にピン42aで枢着し、リンク42の他端をピ
ン42bでアーム43の先端に枢着し、アーム4
3の基部をカバー33と隔壁23b間に枢設した
ピン44に遊嵌枢着する。ピン44の一端は小カ
バー33の外側に突出せしめ、突出部44aには
操作アーム45を止着し、該アームは既述のケー
ブル19末端に連結する。前記ロツクポール41
とアーム43とを同一鉛直面に配置する。
アーム43の基部は筒軸部43aを備え、筒軸
部43aをピン44に遊嵌し、筒軸部43a周に
コイルバネ46を巻回介装し、バネ46の一端4
6aをアーム43に係止する。アーム43の基部
に隣接して中間アーム47をその基部47aを介
してピン44に固着し、基部47aからアーム4
3の基部側縁を通つてピン44と平行するアーム
部47bを備え、既述のバネ46の他端46bを
アーム部47b先端に係止する。かかる中間アー
ム47にピン44周に巻回介装した復帰用コイル
バネ48の一端48aを係止し、バネ48の他端
はケース側であるカバー33に係止する。
部43aをピン44に遊嵌し、筒軸部43a周に
コイルバネ46を巻回介装し、バネ46の一端4
6aをアーム43に係止する。アーム43の基部
に隣接して中間アーム47をその基部47aを介
してピン44に固着し、基部47aからアーム4
3の基部側縁を通つてピン44と平行するアーム
部47bを備え、既述のバネ46の他端46bを
アーム部47b先端に係止する。かかる中間アー
ム47にピン44周に巻回介装した復帰用コイル
バネ48の一端48aを係止し、バネ48の他端
はケース側であるカバー33に係止する。
以上において第4図はロツク状態を示し、レバ
ー18の起こし動でケーブル19は引張され、操
作アーム45を介してピン44は復帰バネ48に
抗して回動せしめられる。ピン44の回動は中間
アーム47を介してバネ46に伝えられ、バネ4
6によりアーム43はピン44を支点として第7
図中反時計方向に揺動せしめられ、リンク42を
介してロツクポール41はピン41bを支点とし
てストツパギヤ40方向に揺動し、爪部41aが
ギヤ40の谷40a…の何れかに侵入係合し、か
くしてギヤ40はロツクされ、即ち中間軸30は
ロツクされ、これに繋がる駆動系はロツクされ、
駆動輪12,12をパーキングロツクする。とこ
ろで爪41aがギヤ40の谷40a…の間の山に
衝合した場合、即ち爪と谷とが係合不能の場合に
はバネ46で逃げ作用を行い、ピン44及び中間
アーム47の回動は支障なくなされ、駆動輪12
が前、或は後に谷のピツチ分動いた時点で爪と谷
とが対応し、バネ46の作用で爪と谷とは係合す
る。従つてバネ46はリリーフ作用を行う。尚、
第7図は解除状態を示している。
ー18の起こし動でケーブル19は引張され、操
作アーム45を介してピン44は復帰バネ48に
抗して回動せしめられる。ピン44の回動は中間
アーム47を介してバネ46に伝えられ、バネ4
6によりアーム43はピン44を支点として第7
図中反時計方向に揺動せしめられ、リンク42を
介してロツクポール41はピン41bを支点とし
てストツパギヤ40方向に揺動し、爪部41aが
ギヤ40の谷40a…の何れかに侵入係合し、か
くしてギヤ40はロツクされ、即ち中間軸30は
ロツクされ、これに繋がる駆動系はロツクされ、
駆動輪12,12をパーキングロツクする。とこ
ろで爪41aがギヤ40の谷40a…の間の山に
衝合した場合、即ち爪と谷とが係合不能の場合に
はバネ46で逃げ作用を行い、ピン44及び中間
アーム47の回動は支障なくなされ、駆動輪12
が前、或は後に谷のピツチ分動いた時点で爪と谷
とが対応し、バネ46の作用で爪と谷とは係合す
る。従つてバネ46はリリーフ作用を行う。尚、
第7図は解除状態を示している。
以上のロツク機構はケースの伝動機構に隣接し
て設けられ、カバー33で覆われ、伝動機構はオ
イルで潤滑されるためこれらも潤滑され、発錆防
止、作動の円滑を図ることができる。又カバー3
3で覆われているため機構保護上も有利であり、
作動も爪とギヤとの係合のため確実な駆動輪ロツ
クが行え、更に揺動爪と伝動軸に付設したストツ
パギヤとの構成であるため、伝動機構を利用しつ
つ構造簡易に、少ない部品で、スペース上有利に
上記を図ることができること、又メンテナンスも
カバーを外すことにより容易に行える。又本願発
明によれば、ロツクポールを揺動させるアーム
と、前記ロツクポールとを同一鉛直面上に配置し
ているので、ロツクポールを支持する支軸と、ア
ームを支持するピンの軸方向の長さを可及的に小
さくすることができる。従つて、パワーユニツト
化の幅を小さくすることが可能となつて特に自動
二輪車、三輪車等の小型車両では有利な構造とな
る。
て設けられ、カバー33で覆われ、伝動機構はオ
イルで潤滑されるためこれらも潤滑され、発錆防
止、作動の円滑を図ることができる。又カバー3
3で覆われているため機構保護上も有利であり、
作動も爪とギヤとの係合のため確実な駆動輪ロツ
クが行え、更に揺動爪と伝動軸に付設したストツ
パギヤとの構成であるため、伝動機構を利用しつ
つ構造簡易に、少ない部品で、スペース上有利に
上記を図ることができること、又メンテナンスも
カバーを外すことにより容易に行える。又本願発
明によれば、ロツクポールを揺動させるアーム
と、前記ロツクポールとを同一鉛直面上に配置し
ているので、ロツクポールを支持する支軸と、ア
ームを支持するピンの軸方向の長さを可及的に小
さくすることができる。従つて、パワーユニツト
化の幅を小さくすることが可能となつて特に自動
二輪車、三輪車等の小型車両では有利な構造とな
る。
本発明は以上の如き多大の利点を有する。
尚実施例では前一輪、後二輪の三輪車に実施し
たが、前二輪後一輪の三輪車でも良く、又四輪の
車両、二輪の車両にも実施できることを付言す
る。
たが、前二輪後一輪の三輪車でも良く、又四輪の
車両、二輪の車両にも実施できることを付言す
る。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は三輪車の概略側面図、第2図はパワーユニツト
の側面図、第3図は同横断平面図、第4図はカバ
ーを除いた要部の側面図でロツク状態の図、第5
図は第4図5−5線断面図、第6図はアームと中
間アームの分解斜視図、第7図は解除状態の要部
の図である。 尚図面中1は車両、11はパワーユニツト、2
0はエンジン、21はクランクケース、22は伝
動ケース、30は軸、33はカバー、40はスト
ツパギヤ、41はロツクポールである。
は三輪車の概略側面図、第2図はパワーユニツト
の側面図、第3図は同横断平面図、第4図はカバ
ーを除いた要部の側面図でロツク状態の図、第5
図は第4図5−5線断面図、第6図はアームと中
間アームの分解斜視図、第7図は解除状態の要部
の図である。 尚図面中1は車両、11はパワーユニツト、2
0はエンジン、21はクランクケース、22は伝
動ケース、30は軸、33はカバー、40はスト
ツパギヤ、41はロツクポールである。
Claims (1)
- 1 エンジン、クランクケース、伝動ケース等を
一体化してユニツト化し、前記伝動ケースから突
出する駆動軸により駆動される駆動輪を設けた車
両において、エンジンから駆動軸に動力を伝達す
る系路中の軸にストツパギヤを設け、前記ストツ
パギヤの近傍に、支軸を中心に揺動自在なロツク
ポールを設け、該ロツクポールの近傍に、外部操
作により回動するピンを設け、該ピンの外周に、
該ピンの回動により揺動して前記ロツクポールを
揺動させ、該ロツクポールを前記ストツパギヤに
係脱させるアームを取付け、前記ロツクポールと
アームとを同一鉛直面上に配置するとともに前記
ストツパギヤ、ロツクポール、ピンを前記伝動ケ
ースの一側部に設けて着脱自在なカバーで覆つた
ことを特徴とする車両の駆動輪ロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11603881A JPS5816945A (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 車両の駆動輪ロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11603881A JPS5816945A (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 車両の駆動輪ロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5816945A JPS5816945A (ja) | 1983-01-31 |
JPH0233541B2 true JPH0233541B2 (ja) | 1990-07-27 |
Family
ID=14677186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11603881A Granted JPS5816945A (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 車両の駆動輪ロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS5816945A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04117952U (ja) * | 1991-04-03 | 1992-10-22 | 愛知機械工業株式会社 | 変速機のパーキングロツク機構 |
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JP5907555B2 (ja) * | 2012-02-17 | 2016-04-26 | 本田技研工業株式会社 | トランスミッションのパーキングブレーキ装置 |
DE102019206236A1 (de) * | 2019-04-30 | 2020-11-05 | Zf Friedrichshafen Ag | Gehäuse mit zwei zueinander ausgerichteten Gehäuseteilen für eine Baueinheit eines Fahrzeugantriebsstranges |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318737B2 (ja) * | 1973-07-06 | 1978-06-16 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5853249Y2 (ja) * | 1976-07-28 | 1983-12-03 | 日産自動車株式会社 | 自動車用パ−クロツク装置 |
-
1981
- 1981-07-23 JP JP11603881A patent/JPS5816945A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5318737B2 (ja) * | 1973-07-06 | 1978-06-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5816945A (ja) | 1983-01-31 |
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