JPH0651026Y2 - 電子機器筐体のシールド構造 - Google Patents
電子機器筐体のシールド構造Info
- Publication number
- JPH0651026Y2 JPH0651026Y2 JP1988133775U JP13377588U JPH0651026Y2 JP H0651026 Y2 JPH0651026 Y2 JP H0651026Y2 JP 1988133775 U JP1988133775 U JP 1988133775U JP 13377588 U JP13377588 U JP 13377588U JP H0651026 Y2 JPH0651026 Y2 JP H0651026Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- electronic device
- device housing
- net
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、電子機器装置から生じる放射妨害波の電子機
器筺体のシールド構造に関し、特に筐体底面のケーブル
通路等の開口部におけるシールド構造に関する。
器筺体のシールド構造に関し、特に筐体底面のケーブル
通路等の開口部におけるシールド構造に関する。
［従来の技術］ 一般に、この種の電子機器筺体は内部に中継コネクタパ
ネルと、該中継コネクタパネルと接続されたケーブルと
を備えている。上記ケーブルは、電子機器筺体底面の開
口部から挿通するようになっており、外部装置とのイン
ターフェースを行なう。
ネルと、該中継コネクタパネルと接続されたケーブルと
を備えている。上記ケーブルは、電子機器筺体底面の開
口部から挿通するようになっており、外部装置とのイン
ターフェースを行なう。
従来、この種の電子機器筺体のシールド構造は、上記中
継コネクタパネル全体を被覆する金属板を取付け、放射
妨害波のシールドを行なうようにしていた。
継コネクタパネル全体を被覆する金属板を取付け、放射
妨害波のシールドを行なうようにしていた。
［考案が解決しようとする課題］ 上述した従来の電子機器筺体のシールド構造は、中継コ
ネクタパネル全体を金属板により覆う構造となっている
ので、ケーブル等の増設及び保守時には、金属板を取外
さなくてはならず、手間がかかり、作業性が極端に悪い
という欠点がある。
ネクタパネル全体を金属板により覆う構造となっている
ので、ケーブル等の増設及び保守時には、金属板を取外
さなくてはならず、手間がかかり、作業性が極端に悪い
という欠点がある。
なお、最近の電子機器筺体内部の実装の高密度化に伴い
筐体の内部スペースが限定されるので、中継コネクタパ
ネル全体を金属板で覆うことが不可能となり、放射妨害
波のシールドが不完全になるという欠点がある。
筐体の内部スペースが限定されるので、中継コネクタパ
ネル全体を金属板で覆うことが不可能となり、放射妨害
波のシールドが不完全になるという欠点がある。
［課題を解決するための手段］ このような課題を解決するため、本考案の電子機器筺体
のシールド構造では、電子機器筺体の一側面に設けられ
ケーブルが挿通される開口部と、金属網から形成され一
端に第１の開放口を有し他端に第２の開放口を有するネ
ット部と、このネット部の前記第１の開放口の端部を前
記開口部の周縁部に固定する固定枠と、前記ネット部の
前記第２の開放口の周囲に設けられたバンド通し穴と、
このバンド通し穴に挿通されたバンドとを含む。
のシールド構造では、電子機器筺体の一側面に設けられ
ケーブルが挿通される開口部と、金属網から形成され一
端に第１の開放口を有し他端に第２の開放口を有するネ
ット部と、このネット部の前記第１の開放口の端部を前
記開口部の周縁部に固定する固定枠と、前記ネット部の
前記第２の開放口の周囲に設けられたバンド通し穴と、
このバンド通し穴に挿通されたバンドとを含む。
［実施例］ 次に、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第１図は本考案の一実施例を示す図である。
本実施例の電子機器筺体１は、中継コネクタパネル２
と、開口部３と、ケーブル４と、シールド部５とを備え
ている。
と、開口部３と、ケーブル４と、シールド部５とを備え
ている。
中継コネクタパネル２は、電子機器筺体１内部に配さ
れ、ケーブル４と接続を行なう。なお、本実施例では、
６本のケーブル４を接続している。
れ、ケーブル４と接続を行なう。なお、本実施例では、
６本のケーブル４を接続している。
開口部３は、電子機器筺体１の底面を長方形状に開口さ
せて形成してあり、ケーブル４を外部へ導出する。
せて形成してあり、ケーブル４を外部へ導出する。
ケーブル４は、電子機器筺体１と他の外部装置との信号
入出力のためのインターフェースを行なう。
入出力のためのインターフェースを行なう。
シールド部５は、基本的に、固定枠７と、絞り部10と、
ネット部11とからなる。
ネット部11とからなる。
ネット部11は、両端を開放口とした金属網からなり、そ
の内部にケーブル４が挿通可能となっている。
の内部にケーブル４が挿通可能となっている。
固定枠７は、ネット部11の一方の開放口に配され、開口
部３の周縁部と略同等の大きさであり、複数個所にねじ
穴を設け、開口部３に固定ねじ６により固定する。
部３の周縁部と略同等の大きさであり、複数個所にねじ
穴を設け、開口部３に固定ねじ６により固定する。
絞り部10は、バンド８と、バンド通し穴９からなる。
バンド通し穴９は、ネット部11の他方の開放口の周囲に
配され、内部にバンド８が挿通可能な穴を有しており、
バンド８を調節することにより、開放口の絞り込みがで
きる。
配され、内部にバンド８が挿通可能な穴を有しており、
バンド８を調節することにより、開放口の絞り込みがで
きる。
このような構成により、ネット部11の内部にケーブル４
を挿通後、固定枠７を開口部３の周縁部に固定ねじ６に
より固定し、バンド８により適度に開放口を絞り込むこ
とにより開口部３の遮蔽が可能となり、電子機器装置よ
り発する放射妨害波のシールドができる。
を挿通後、固定枠７を開口部３の周縁部に固定ねじ６に
より固定し、バンド８により適度に開放口を絞り込むこ
とにより開口部３の遮蔽が可能となり、電子機器装置よ
り発する放射妨害波のシールドができる。
［考案の効果］ 以上説明したように本考案は、一側面に外部インターフ
ェース用のケーブルを挿通する開口部を設け、上記開口
部に放射妨害波をシールドするシールド部を設けた電子
機器筺体のシールド構造において、上記シールド部は、
両端を開放口とした金属網からなるネット部と、該ネッ
ト部の開放口の一端を上記開口部の周縁部へ固定する固
定枠と、上記ネット部の他端の開放口を絞り込み可能と
した絞り部とからなる構成とすることにより、電子機器
筺体底面の開口部をシールド部で遮蔽できるので、電子
機器から発せられる放射妨害波をシールドでき、さら
に、ケーブル等の増設及び保守する場合には、絞り部に
より開放口を開くだけで、容易に行なうことがでるの
で、作業性が向上する効果がある。
ェース用のケーブルを挿通する開口部を設け、上記開口
部に放射妨害波をシールドするシールド部を設けた電子
機器筺体のシールド構造において、上記シールド部は、
両端を開放口とした金属網からなるネット部と、該ネッ
ト部の開放口の一端を上記開口部の周縁部へ固定する固
定枠と、上記ネット部の他端の開放口を絞り込み可能と
した絞り部とからなる構成とすることにより、電子機器
筺体底面の開口部をシールド部で遮蔽できるので、電子
機器から発せられる放射妨害波をシールドでき、さら
に、ケーブル等の増設及び保守する場合には、絞り部に
より開放口を開くだけで、容易に行なうことがでるの
で、作業性が向上する効果がある。
第１図は本考案の一実施例を示す電子機器筺体の断面斜
視図、第２図は本考案を構成するシールド部の拡大斜視
図である。 1:電子機器筺体、2:中継コネクタパネル 3:開口部、4:ケーブル 5:シールド部、6:固定ねじ 7:固定枠、8:バンド 9:バンド通し穴、10:絞り部 11:ネット部
視図、第２図は本考案を構成するシールド部の拡大斜視
図である。 1:電子機器筺体、2:中継コネクタパネル 3:開口部、4:ケーブル 5:シールド部、6:固定ねじ 7:固定枠、8:バンド 9:バンド通し穴、10:絞り部 11:ネット部
Claims (1)
- 【請求項１】電子機器筺体の一側面に設けられケーブル
が挿通される開口部と、 金属網から形成され一端に第１の開放口を有し他端に第
２の開放口を有するネット部と、 このネット部の前記第１の開放口の端部を前記開口部の
周縁部に固定する固定枠と、 前記ネット部の前記第２の開放口の周囲に設けられたバ
ンド通し穴と、 このバンド通し穴に挿通されたバンドとを含むことを特
徴とする電子機器筺体のシールド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988133775U JPH0651026Y2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 電子機器筐体のシールド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988133775U JPH0651026Y2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 電子機器筐体のシールド構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0254292U JPH0254292U (ja) | 1990-04-19 |
| JPH0651026Y2 true JPH0651026Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31391949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988133775U Expired - Lifetime JPH0651026Y2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 電子機器筐体のシールド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0651026Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021027660A (ja) * | 2019-08-02 | 2021-02-22 | 未来工業株式会社 | 引出口覆い装置、及び、引出口構造 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2628400B2 (ja) * | 1990-06-21 | 1997-07-09 | 日本電信電話株式会社 | ケーブル導入口電磁シールド装置 |
| JP2581158Y2 (ja) * | 1993-12-07 | 1998-09-21 | 日本電信電話株式会社 | ケーブル導入口シールド構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61190186U (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-27 |
-
1988
- 1988-10-13 JP JP1988133775U patent/JPH0651026Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021027660A (ja) * | 2019-08-02 | 2021-02-22 | 未来工業株式会社 | 引出口覆い装置、及び、引出口構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0254292U (ja) | 1990-04-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2675866B2 (ja) | 接続及びしゃへい装置 | |
| JPH0267000A (ja) | 無線周波防害遮蔽ガスケット | |
| JP3208076B2 (ja) | シールドケース | |
| JPH0267797A (ja) | 無線周波妨害遮蔽装置 | |
| JPH0651026Y2 (ja) | 電子機器筐体のシールド構造 | |
| JP2004128205A (ja) | ケーブル配線構造およびケーブル配線構造を有する電子機器 | |
| JPH1065381A (ja) | 電子機器の放射電磁波低減方法 | |
| JP2553922Y2 (ja) | 電子機器の取付構造 | |
| JPH0625993Y2 (ja) | シールドケース | |
| JPH0530080B2 (ja) | ||
| JP2566295Y2 (ja) | プリント板配線構造 | |
| JP2001210922A (ja) | プリント配線板およびプリント配線板実装構造 | |
| KR200202947Y1 (ko) | 딘 잭 케이블의 전자파 차폐구조 | |
| JPH0127255Y2 (ja) | ||
| JPH0621277Y2 (ja) | 電子装置 | |
| JP2591866Y2 (ja) | 電磁波シールドケースの取付構造 | |
| JP4019356B2 (ja) | シールド構造体 | |
| JPH04109697A (ja) | 電子機器筐体 | |
| JP2769971B2 (ja) | 電磁波シールド壁へのフィルタボックス取付け構造 | |
| JPH021913Y2 (ja) | ||
| JPH05102689A (ja) | 高周波回路ユニツト | |
| JPH09330755A (ja) | ケーブル接続装置 | |
| JPH068554Y2 (ja) | 超音波探触子 | |
| JPH0623038Y2 (ja) | 電波暗室に於ける電源フイルターの取付構造 | |
| JP2516097Y2 (ja) | 電子機器の輻射ノイズ遮へい構造 |