JPH0650924U - バニティミラ−のカバ−部開閉構造 - Google Patents

バニティミラ−のカバ−部開閉構造

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JPH0650924U
JPH0650924U JP9194892U JP9194892U JPH0650924U JP H0650924 U JPH0650924 U JP H0650924U JP 9194892 U JP9194892 U JP 9194892U JP 9194892 U JP9194892 U JP 9194892U JP H0650924 U JPH0650924 U JP H0650924U
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Japan
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opening
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Application number
JP9194892U
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Inventor
紀道 三輪
Original Assignee
株式会社ネオックスラボ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバ−付のバニティミラ−の部品点数を減ら
すことにより、バニティミラ−の組み立て工数を低減さ
せ、生産性を向上させることを目的とする。 【構成】 バニティミラ−1のカバ−部2の開閉のため
に本体部3とカバ−部2の係合部には開閉機構部5L,
5Rが設けられている。この開閉機構部5L,5Rにお
いて、本体部3に弾性変形可能な当接片8が一体成形さ
れており、カバ−部2にはカム部6が一体成形されてい
る。この構成においてカバ−部2を開放した状態では、
カム部6の開保持面6Aが当接片8と面接触し、当接片
8から弾性力を受けるため、カバ−部2が開放状態に保
持される。一方、カバ−部2を閉じた場合にはカム部6
の閉保持面6Bが当接片8と面接触し、当接片8から弾
性力を受けるため、カバ−部2が閉じ状態に保持され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のサンバイザ等に取り付けられるバニティミラ−のカバ−部開 閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両のサンバイザ等に取り付けられるバニティミラ−のカバ−部開閉構 造は、図4のように構成されている。 図4に示すように、バニティミラ−のカバ−部開閉構造は、本体部21側にほ ぼU字形の金属製板バネ22が少なくとも2か所に装着される一方、カバ−部2 3には、前記金属製板バネ22と当接するカム24がカバ−部23に一体成形さ れている。そして、カバ−部23が開放されたとき、カム24のカム面24Aが 金属製板バネ22と当接するため、カバ−部23は金属製板バネ22から開放方 向の力を受けて開いた状態に保持される一方、カバ−部23が閉じられたときは カム24のカム面24Bが金属製板バネ22と当接するため、カバ−部23は金 属製板バネ22から閉じる方向の力を受けて閉じた状態に保持される。 尚、カバ−部23が所定の位置まで開放されたときの位置決め部材として図示 していない開放ストッパ−が設けられているとともに、カバ−部23が閉じたと きにはカバ−部23の先端部に形成された当接片25が本体部21に当接するた め、その位置で閉じ位置規制される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のバニティミラ−のカバ−部開閉構造にあっては、カバ−部23を開 放及び閉じ状態に保持するために金属製板バネ22を用いる必要があるため金属 製板バネ22を別工程で製作したうえ、それを本体部21に装着する工程が必要 であるため、部品点数が増えるとともに工程数が増すことから生産性が低いとい う問題がある。
【0004】 そこで本考案では、本体部とカバ−部とが開閉係合する開閉機構部に金属製板 バネを使用することなく、カバ−部を開いた状態、及び閉じた状態に保持するた めの保持部材を本体部とカバ−部とに一体体成形することにより、部品点数を減 らし、工数を低減させてカバ−付バニティミラ−の生産性を向上させることを解 決すべき技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題解決のための技術的手段は、ミラ−が取り付けられた合成樹脂製の本 体部と、その本体部と同様の合成樹脂で形成され、前記本体部に開閉可能に取り 付けられて前記ミラ−をカバ−したり露出させたりするカバ−部とを備えたバニ ティミラ−のカバ−部開閉構造を、前記カバ−部の開閉のために前記本体部と前 記カバ−部とが係合する開閉機構部の本体部には弾性変形可能な当接片を成形す る一方、カバ−部側には、同カバ−部が開閉回動される過程で前記当接片を押圧 し弾性変形させる押圧面と、同カバ−部が所定位置まで開いた状態で前記当接片 と面接触し同当接片から前記押圧面による押圧力と反対の方向の弾性力を受けて 同カバ−部を開いた状態に保持する開保持面と、同カバ−部が閉じた状態で前記 当接片と面接触し同当接片から前記押圧面による押圧力と反対の方向の弾性力を 受けて同カバ−部を閉じた状態に保持する閉保持面とを有するカム部を一体成形 した構成にすることである。
【0006】
【作用】
上記構成のバニティミラ−のカバ−部開閉構造によれば、カバ−部が閉じた位 置から所定の位置まで開放される過程で、カム部に形成された押圧面が本体部の 当接片を押圧し、当接片を弾性変形させてカム部の回動を可能にさせ、カム部が 所定の位置まで回動されたとき、開保持面と当接片が面接触し同当接片から前記 押圧面による押圧力と反対の方向の弾性力を受けて同カバ−部を開いた状態に保 持する。 一方、カバ−部が開いた状態から閉じる位置まで回動される過程で、カム部に 形成された押圧面が本体部の当接片を押圧し、当接片を弾性変形させてカム部の 回動を可能にさせ、カム部が所定の位置まで回動されたとき、閉保持面が当接片 と面接触し同当接片から前記押圧面による押圧力と反対の方向の弾性力を受けて 同カバ−部を閉じた状態に保持する。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明する。 図1は、バニティミラ−1のカバ−部2が開放された状態を斜視図で示したも のである。 図1に示すように、バニティミラ−1の本体部3は合成樹脂で成形されており その本体部3にはミラ−4が固定されている。そして本体部3と同一の材料で成 形されたカバ−部2が閉じられたときミラ−4をカバ−するように構成されてい る。
【0008】 カバ−部2の開閉のために設けられた開閉機構部5L,5Rは、図2及び図3 に示すように構成されている。 図2はカバ−部2が所定の位置まで開放され、その開放位置で保持されている ときの開閉機構部5L,5Rの状態を示した側面図であり、図3はカバ−部2が 閉じた状態での開閉機構部5L,5Rの状態を示した側面図である。 図2、図3に示すように、開閉機構部5L,5Rは、カバ−部2に一体成形さ れたカム部6と、そのカム部6がカバ−部2の開閉に伴って軸7を中心として回 動されたとき当接する本体部3に一体成形された弾性力を有する当接片8とで構 成されている。
【0009】 上記カム部6には、図2に示すようにカバ−部2が所定の位置まで開放された 状態で当接片8と面接触し、カバ−部2を開放位置で保持するための開保持面6 Aと、図3に示すようにカバ−部2が閉じた状態で当接片8と面接触し、カバ− 部2を閉じ状態に保持するための閉保持面6Bと、カバ−部2が開閉回動される ときに当接片8を実線矢印の方向に押圧し、カム部6が円滑に回動できるように 当接片8を弾性変形させる押圧面6Cとが形成されている。
【0010】 次に、バニティミラ−のカバ−部開閉構造の作用について説明する。 最初に、カバ−部2が図2に示すように開放された状態から図3に示すように 閉じられるときの作用を説明する。 カバ−部2が図2に示すように開放された状態では、当接片8とカム部6の開 保持面6Aとが面接触状態で当接するとともに、開保持面6Aが当接片8から破 線矢印の方向の弾性力を受けるため、カバ−部2が開放状態に保持される。 この状態からカバ−部2が閉じる方向に回動されると、カム部6の押圧面6C が当接片8を実線矢印の方向に押圧し、当接片8を実線矢印方向に弾性変形させ るため、カム部6の回動が進行し、カバ−部2が完全に閉じた状態になると、閉 保持面6Bが当接片8と面接触状態で当接するとともに、閉保持面6Bが当接片 8から破線矢印の方向の弾性力を受けるため、カバ−部2が閉じた状態に保持さ れる。
【0011】 一方、カバ−部2が図3に示すように閉じられた状態から図2に示すように開 放されるとき、カム部6の押圧面6Cの押圧力により当接片8が実線矢印方向に 弾性変形され、カム部6の回動が進行し、カバ−部2が十分に開放された状態で は、当接片8とカム部6の開保持面6Aとが面接触状態で当接するとともに、開 保持面6Aが当接片8から破線矢印の方向の弾性力を受けるため、カバ−部2が 開放状態に保持される。
【0012】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、本体部とカバ−部とが開閉係合する開閉機構部 に金属製板バネを使用することなく、カバ−部を開いた状態、及び閉じた状態に 保持するためのカム部をカバ−部に一体成形するとともに、カム部と弾性力をも って当接する当接片を本体部に一体体成形したため、バニティミラ−の部品点数 を減らし、工数を低減させてカバ−付バニティミラ−の生産性を向上させること ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】バニティミラ−のカバ−部を開放した状態を示
した側面図である。
【図3】バニティミラ−のカバ−部を閉じた状態を示し
た側面図である。
【図4】従来のバニティミラ−のカバ−部開閉機構部を
示した斜視図である。
【符号の説明】
1 バニティミラ− 2 カバ−部 3 本体部 4 ミラ− 5L 開閉機構部 5R 開閉機構部 6 カム部 6A 開保持面 6B 閉保持面 6C 押圧面 7 軸 8 当接片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラ−が取り付けられる合成樹脂製の本
    体部と、その本体部と同様の合成樹脂で形成され、前記
    本体部に開閉可能に取り付けられて前記ミラ−をカバ−
    したり露出させたりするカバ−部とを備えたバニティミ
    ラ−のカバ−部開閉構造であって、前記カバ−部の開閉
    のために前記本体部と前記カバ−部とが係合する開閉機
    構部の本体部には弾性変形可能な当接片を成形する一
    方、カバ−部側には、同カバ−部が開閉回動される過程
    で前記当接片を押圧し弾性変形させる押圧面と、同カバ
    −部が所定位置まで開いた状態で前記当接片と面接触し
    同当接片から前記押圧面による押圧力と反対の方向の弾
    性力を受けて同カバ−部を開いた状態に保持する開保持
    面と、同カバ−部が閉じた状態で前記当接片と面接触し
    同当接片から前記押圧面による押圧力と反対の方向の弾
    性力を受けて同カバ−部を閉じた状態に保持する閉保持
    面とを有するカム部を一体成形したことを特徴とするバ
    ニティミラ−のカバ−部開閉構造。
JP9194892U 1992-12-17 1992-12-17 バニティミラ−のカバ−部開閉構造 Pending JPH0650924U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005088650A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Hayashi Engineering Inc 自動車のサンバイザーに備えられるバニティミラーのリッドの回動開閉機構
JP2017024765A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 富士電機株式会社 飲料ディスペンサ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02102840A (ja) * 1988-10-07 1990-04-16 Koito Mfg Co Ltd バニティミラー
JPH03213422A (ja) * 1989-06-06 1991-09-18 Rockwell Automot Body Syst Fr サンバイザー用ミラーカセット

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