JP2017024765A - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな部品を追加装備することなく開閉蓋を箱形容器の補給口に密着して完全に閉まった状態に維持することが可能な飲料ディスペンサを提供する。
【解決手段】成樹脂製の箱形容器5と開閉蓋6からなるキャニスター4であって、開閉蓋6の後端に設けたヒンジ軸9を箱形容器5の後端に設けた軸受部7の軸受凹所50に嵌合させて開閉蓋6を開閉可能に軸支してなり、開閉蓋6の後端にヒンジ軸9と同心で後方斜め上方に突出するカム状突起10を設ける一方、箱形容器5の後端に軸受部7に対して後方寄りに起立する弾性当接部8を設け、開閉蓋6を閉じた常時においてカム状突起10が箱形容器5の弾性当接部8を撓ませる態様で当接して当該開閉蓋6に閉じる方向の力を付与するように構成し、開閉蓋6に自身の自重に加えて箱形容器5の弾性当接部8からの閉じる方向の力を付与して開閉蓋6が箱形容器5の補給口50に密着した状態で完全に閉じるようにする。
【選択図】図2

Description

この発明は、飲料を生成するための原料を収容したキャニスターを搭載した飲料ディスペンサに関する。
飲料を生成するための原料を収容したキャニスターを搭載した飲料ディスペンサとして良く知られているカップ内ミキシング方式のカップ式自動販売機では、インスタントコーヒー,砂糖,クリームなどの粉末原料を収容する複数のキャニスターが自動販売機本体内に搭載され、選択された飲料の販売指令に応じて対応するキャニスターから定量の粉末原料をカップに供給すると同時に温水タンクから供給された湯を加えて攪拌した上で当該カップを販売口に搬送して販売に供するように構成されている。キャニスターは、粉末原料を貯留する箱形容器と、箱形容器の上面開口(補給口)に被せられる開閉蓋とからなり、箱形容器の底部にはモータにより駆動されるオーガからなる定量送出機構が内蔵され、販売指令によりモータが駆動されるとオーガに形成された螺旋状の螺旋歯の回転により粉末原料が前方側に順次送られて容器前面に設けた吐出ヘッドからシュータを介してカップに供給するように構成されている。箱形容器の上面に被せられる開閉蓋は、箱形容器内に貯留された原料が湯気などにより湿気るのを防止するものであり、常時(販売時)箱形容器の上面開口(補給口)を閉塞し、箱形容器に原料を補給するメンテナンス時に箱形容器の上面を開放するものである。
斯様な開閉蓋は、取り外し方式である場合には原料補給時に開閉蓋を取り外した上で一時的に別の場所に置き、原料補給後に開閉蓋を箱形容器の上面に被せねばならないので手間がかかる上に箱形容器の上面に被せるのを忘却する人為的ミスも惹起するおそれがある。そこで、開閉蓋を箱形容器に開閉自在に軸支したヒンジ方式としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示された発明によれば、原料補給の際に開閉蓋を着脱する手間や開閉蓋の装着を忘却する人為的ミスを無くすことができる。更に、特許文献1には、原料補給時に箱形容器の補給口を開放して原料の投入に必要な傾斜角度まで開閉蓋を開いた場合、開閉蓋を手で支えなくても開閉蓋を開放状態に維持できるような構造も開示されている。
特開2000−93315号公報
前述した特許文献1に開示された発明においては、原料補給時に箱形容器の補給口を開放して原料の投入に必要な傾斜角度まで開閉蓋を開いた場合、開閉蓋を手で支えなくても開閉蓋を開放状態に維持できるので、作業員は両手を使って箱形容器に原料を投入することができる点で優れている。
ところで、箱形容器の上面に被せられる開閉蓋は、箱形容器の補給口を閉塞した閉成状態で箱形容器の補給口に密着するように構成されている。具体的には、開閉蓋を天板とその周囲から下方に延在するフランジからなる浅い箱形に形成し、かつ、天板の面積を箱形容器の補給口より僅かに小さい面積とするとともにフランジが天板から離隔するにつれて外側に広がるように傾斜させる。つまり、フランジの天板側に対してフランジ先端側が末広がりとなるようにフランジを傾斜させる。これにより、開閉蓋が箱形容器の補給口を閉塞した閉成状態で開閉蓋のフランジが箱形容器の補給口にフィットするように嵌まり込み、開閉蓋に力を加えて箱形容器に被せれば両者が密着するように構成されている。ところが、特許文献1に開示された発明においては、開閉蓋が箱形容器の補給口を閉塞した閉塞状態では開閉蓋の自重により箱形容器の補給口を閉塞しているにすぎない。そしてまた、キャニスターを合成樹脂製として軽量化が図られている昨今においては開閉蓋の重量も軽量化されている。このため、開閉蓋の重量が開閉蓋を箱形容器の補給口に嵌まり込んでフィットさせるに必要な重量に足りず、いわゆる半ドアと呼ばれる開閉蓋が完全に閉まっていない状態となり、自動的に開閉蓋を箱形容器の補給口に密着して完全に閉まった状態にすることができないという改良すべき課題を有する。この課題を解決するため、開閉蓋に当該開閉蓋を閉成方向に付勢するばね部材を設けることが考えられる。しかしながら、この場合には、ばね部材を追加装備せねばならないので部品点数が増加してコストが嵩むとともに原料補給時に前記ばね部材の付勢力に打ち勝つ力で開閉蓋を開放せねばならず、さらに、開放した開閉蓋を原料の投入に必要な傾斜角度に維持する機構に前記ばね部材の付勢力が悪影響を及ぼすという課題を有する。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、新たな部品を追加装備することなく開閉蓋を箱形容器の補給口に密着して完全に閉まった状態に維持することが可能な飲料ディスペンサを提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1に係る発明は、飲料を生成するための原料を収容したキャニスターを搭載した飲料ディスペンサであって、前記キャニスターが、上面が原料の補給口として開口するとともに底部に原料を前後方向に搬送する定量送出機構が内蔵された原料を貯留する合成樹脂製の箱形容器と、前記箱形容器に開閉自在に軸支されるとともに箱形容器の補給口を開閉する合成樹脂製の開閉扉とからなる飲料ディスペンサにおいて、前記開閉蓋の後端に左右に突出するヒンジ軸を形成するとともに当該ヒンジ軸と同心で開閉蓋を閉じた状態で後方斜め上方に突出するカム状突起を設け、前記箱形容器の後端に前記開閉蓋のヒンジ軸を軸支する左右一対の軸受部を形成するとともに前記左右一対の軸受部に対して後方寄りに位置して箱形容器から起立する弾性当接部を設け、前記箱形容器の左右一対の軸受部は、開閉蓋のヒンジ軸を挿入・離脱する挿入・離脱溝部と、挿入・離脱溝部に連通して後半域に形成されるとともに前記ヒンジ軸を前後方向にスライド移動自在なスライド溝部と、前記スライド溝部に連通して前半域に形成されるとともに前記ヒンジ軸を回動可能に軸支する円弧状溝部とからなる軸受凹所を備え、前記開閉蓋の後端に設けたカム状突起は、前記ヒンジ軸を箱形容器の後端に設けた左右一対の軸受部の軸受凹所に軸支して開閉蓋を閉じた常時において箱形容器の弾性当接部を撓ませる態様で当接して当該開閉蓋に閉じる方向の力を付与するように構成されてなることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の飲料ディスペンサにおいて、カム状突起は、その先端に、開閉蓋を閉じた状態で箱形容器の弾性当接部と当接する当接部を一方の縁とする平面部を有し、開閉蓋を開放した際に当該平面部が箱形容器の弾性当接部に面接触することにより開閉蓋の開放状態を維持することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る飲料ディスペンサによれば、飲料を生成するための原料を収容したキャニスターを搭載した飲料ディスペンサであって、前記キャニスターが、上面が原料の補給口として開口するとともに底部に原料を前後方向に搬送する定量送出機構が内蔵された原料を貯留する合成樹脂製の箱形容器と、前記箱形容器に開閉自在に軸支されるとともに箱形容器の補給口を開閉する合成樹脂製の開閉扉とからなる飲料ディスペンサにおいて、前記開閉蓋の後端に左右に突出するヒンジ軸を形成するとともに当該ヒンジ軸と同心で開閉蓋を閉じた状態で後方斜め上方に突出するカム状突起を設け、前記箱形容器の後端に前記開閉蓋のヒンジ軸を軸支する左右一対の軸受部を形成するとともに前記左右一対の軸受部に対して後方寄りに位置して箱形容器から起立する弾性当接部を設け、前記箱形容器の左右一対の軸受部は、開閉蓋のヒンジ軸を挿入・離脱する挿入・離脱溝部と、挿入・離脱溝部に連通して後半域に形成されるとともに前記ヒンジ軸を前後方向にスライド移動自在なスライド溝部と、前記スライド溝部に連通して前半域に形成されるとともに前記ヒンジ軸を回動可能に軸支する円弧状溝部とからなる軸受凹所を備え、前記開閉蓋の後端に設けたカム状突起は、前記ヒンジ軸を箱形容器の後端に設けた左右一対の軸受部の軸受凹所に軸支して開閉蓋を閉じた常時において箱形容器の弾性当接部を撓ませる態様で当接して当該開閉蓋に閉じる方向の力を付与するように構成されてなることにより、開閉蓋には自身の自重に加えて箱形容器の弾性当接部からの閉じる方向の力が付与されることから開閉蓋を箱形容器の補給口に密着した状態で完全に閉じることができるという効果を奏する。
また、本発明の請求項2に係る飲料ディスペンサによれば、請求項1に記載の飲料ディスペンサにおいて、カム状突起は、その先端に、開閉蓋を閉じた閉成状態で箱形容器の弾性当接部と当接する当接部を一方の縁とする平面部を有し、開閉蓋を開放した際に当該平面部が箱形容器の弾性当接部に面接触することにより開閉蓋の開放状態を維持することにより、開閉蓋を開放状態に安定して維持することができるものである。
本発明の実施の形態に係る飲料ディスペンサとしてのカップ式自動販売機の扉開放図である。 図1のキャニスターを示し、(a)はその全体構成を示す斜視図、(b)は(a)の分解斜視図、(c)は(b)の要部拡大図である。 図2のキャニスターのヒンジ部を示し、(a)は開閉蓋の後端に設けた左右一対のヒンジ軸とカム状突起の要部拡大図、(b)は箱形容器の後端に設けた軸受部と弾性当接部の要部拡大図である。 キャニスターのヒンジ部を示し、(a)は箱形容器の後端に設けた軸受部と弾性当接部の右側面から見た側面図、(b)は(a)の断面図である。 開閉蓋の開閉時におけるヒンジ部の動作を示し、(a)ないし(c)はそれぞれ開閉蓋の閉成状態から開成状態に至る過程におけるヒンジ部の動作説明図である。
以下、本発明の実施の形態に係る飲料を生成するための原料を収容したキャニスターを搭載した飲料ディスペンサを図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る飲料ディスペンサとしてのカップ式自動販売機の扉開放図である。
図1において、カップ式自動販売機1は、前面が開放した自動販売機本体2およびこの自動販売機本体2に開閉自在に軸支された片開き式の扉3からなる。前記自動販売機本体2の内部には、複数の同一形状のカップCを縦方向に積層して収容し、最下部のカップCから順次払い出して供給するカップ供給機構21(図1ではカップ供給機構21と前後に重なる後方の機器を透視可能とするために一点鎖線で示している)、カップ供給機構21から供給されたカップCを保持するカップ保持機構23、カップCを保持したカップ保持機構23を搬送するカップ搬送機構22、アイス飲料を販売するときに使用するチップ氷を製造して貯蔵しているオーガ式製氷機24、コーヒー,砂糖,クリーム,ココアパウダーなどの粉末原料を種類ごとに収容している複数のキャニスター4、キャニスター4に接続され、キャニスター4から送り出された粉末原料を一時的に保留する筒状の原料シュータ25、飲料の製造に使用する湯を貯留している湯タンク26、焙煎されたコーヒー豆を収容している豆キャニスター27、豆キャニスター27から供給されるコーヒー豆をミル29に導く豆シュータ28、豆シュータ28を介して豆キャニスター27から供給されるコーヒー豆を粉砕刃で所定の粒度の挽き豆に粉砕するミル29、ミル29で粉砕された挽き豆に湯タンク26から供給された湯でレギュラーコーヒー飲料を抽出するコーヒーブリュア30、カップ搬送機構22により搬送されたカップC内に下降して、選択された飲料に応じてカップCに供給される粉末原料(コーヒー,砂糖,クリーム)とレギュラーコーヒー液、またはココアパウダーと湯タンク26から供給される湯を攪拌、混合して飲料を製造する飲料攪拌機構31などが備えられている。
また、扉3の背面には、投入硬貨の真贋および金種を識別するコインメカニズム32、投入された紙幣の真贋および金種を識別するビルバリデータ33、コインメカニズム32の釣銭筒が満杯の際に投入硬貨を収納する金庫34などが配設されている。扉3の表面には、販売口35の開口を開閉するフラッパ36に加えて、飲料の販売に必要な飲料見本表示部、飲料選択ボタン、砂糖,クリーム,コーヒー原料の増減ボタン、硬貨投入口、硬貨返却レバー、釣銭返却口、紙幣挿入口、入金額,湯温度,冷却水温度などを表示する表示部とともに扉を自動販売機本体にロックするシリンダー錠付き扉ロック機構のねじ孔が配設されているのは周知のとおりである。
斯様な構成のカップ式自動販売機は、待機状態でカップ搬送機構22のカップ保持機構23がカップ供給機構21の下方で待機しており、硬貨若しくは紙幣の投入後に飲料選択ボタンにより飲料が選択されると、カップ供給機構21から送出されたカップCがカップ搬送機構22のカップ保持機構23に把持される。その後、カップ搬送機構22はカップ保持機構23に把持されたカップCを複数のキャニスター4の下方に順次搬送して選択された飲料に応じた粉末原料を受容した上で飲料攪拌機構31の下方に搬送し、カップCに供給されたこれら粉末原料と湯若しくはコーヒーブリュア30からのレギュラーコーヒー液を攪拌羽根で攪拌混合して製造された飲料を販売口まで搬送して利用者に提供した上でカップ保持機構23を待機に復帰させる。なお、コールド飲料が選択された場合には飲料攪拌機構31の攪拌羽根で攪拌混合を完了した最終工程においてオーガ式製氷機24で製造されたチップ氷をカップCに供給してコールド飲料として提供する。
粉末原料を収容したキャニスター4の一つを図2に示す。このキャニスター4は、粉末原料を貯留する箱形容器5と、箱形容器5の上面開口(補給口)50に被せられる開閉蓋6とからなる。合成樹脂製になる箱形容器5は、横幅に対して前後方向に細長い矩形断面を有し、矩形断面の大きさは上部側が一定で下部側が後方に向かって徐々に小さくなるホッパー状に形成されている。また、箱形容器5の底部にはモータ(不図示)により駆動される横置きのオーガからなる定量送出機構が内蔵され、販売指令によりモータが駆動されるとオーガに形成された螺旋状の螺旋歯の回転により原料がオーガの前方側に順次送られて容器前面に設けた吐出ヘッド51から不図示のシュータを介してカップCに供給するように構成されている。前記吐出ヘッド51の開口部には網目状の篩が敷設され、吸湿により団塊となった粉末原料がオーガにより送られた場合にも篩により砕いて送出するように構成されている。なお、箱形容器5内には、定量送出機構のオーガに形成された螺旋状の螺旋歯に噛み合って回転することにより粉末原料を攪拌する攪拌機構が配設されているものである。
合成樹脂製の開閉蓋6は、天板61と、天板61の前縁および左右側縁から下方に延在するフランジ62からなる浅い箱形に形成され、天板61の前方には把手63が突出して形成されている。天板61は箱形容器5の上面開口(補給口)50に略一致する大きさ(面積)を有する一方、フランジ62は天板61から離隔するにつれて外側に広がるように傾斜させてフランジ先端(端縁)が天板61より一回り大きくなるように構成されている。これにより、開閉蓋6が箱形容器5の補給口50を閉塞した閉成状態で開閉蓋6のフランジ62が箱形容器5の補給口50にフィットするように嵌まり込み、開閉蓋6に力を加えて箱形容器5に被せれば両者が密着して完全に閉まるように構成されている。なお、箱形容器5の上面開口(補給口)50の後方側は、蓋6の後端に形成した軸形成部60の下面と、上面開口(補給口)50の後方側に形成した天板部51の上面とが密着して閉じられるものである。
さて、前記箱形容器5の上面開口(補給口)50の後端両側には左右一対の軸受部7,7が形成されるとともに前記左右一対の軸受部7,7の後方寄りに位置して箱形容器5から起立する弾性当接部8が形成されている。また、開閉蓋6の後端には左右に突出するヒンジ軸9,9が形成されるとともにヒンジ軸9,9と同心で放射状に突出するカム状突起10が形成されている。前記開閉蓋6のヒンジ軸9,9を前記箱形容器5の軸受部7,7の軸受凹所70,70に係止することにより開閉蓋6が箱形容器5に開閉自在に軸支されるものであり、前記開閉蓋6のヒンジ軸9,9と前記箱形容器5の軸受部7,7とがヒンジ部を構成する。
前記箱形容器5の左右一対の軸受部7,7の軸受凹所70,70は、図3の(b)に示すように、上方に開放した挿入・離脱溝部71と、この挿入・離脱溝部71に連通して軸受凹所70の後半域に形成されたスライド溝部72と、このスライド溝部72に連通して軸受凹所70の前半域に形成された円弧状溝部73とからなる異形の溝として形成されている。前記挿入・離脱溝部71は、開閉蓋6のヒンジ軸9を軸受凹所70に挿入・離脱するものである。この挿入・離脱溝部71の最小隙間寸法は、ヒンジ軸9の径よりも小さく定められ、ヒンジ軸9を挿入・離脱する際に前後に対峙する軸受部7の脚片が弾性変形するように構成され、ヒンジ軸9を一旦軸受凹所70に挿入した後は外力を加えない限り、ヒンジ軸9が軸受凹所70から離脱しないように構成されている。前記スライド溝部72は、軸受凹所70に挿入されたヒンジ軸9を前後方向にスライド移動自在に保持するものである。前記円弧状溝部73は、ヒンジ軸9の半径r(図3の(a)参照)をとした場合に半径rにより僅かに大きい径の円弧、つまり、ヒンジ軸9の中心点「O」から半径rにより僅かに大きい径の円弧を描いてそのヒンジ軸9(図3の(b)に点線で示している)を回動可能に軸支するものである。スライド溝部72と円弧状溝部73とは前後方向に長い楕円形をなし、上方に開放した挿入・離脱溝部71を形成した場合にも円弧状溝部73からヒンジ軸9が上方へ離脱することがないように構成されている。そして、弾性当接部8は、左右一対の軸受部7,7に対して後方寄りに位置して箱形容器5から起立して形成されている。この弾性当接部8は、常態では鉛直方向に起立し、復元力に打ち勝つ前後方向の外力が加えられると前後方向に撓むように構成されている。
開閉蓋6の後端に設けたカム状突起10は、図4の(a)に示すように、開閉蓋6の後端に左右に突出して形成されたヒンジ軸9と同心であって開閉蓋6を閉じた状態で後方斜め上方(開閉蓋6を右側面から見た場合にヒンジ軸9の中心点「O」を通る直交した二直線で分けた4象限のうちの第1象限の領域)に突出する態様で形成されている。このカム状突起10の先端には、ヒンジ軸9と同心の中心点「O」から半径R(軸受凹所70の円弧状溝部73に軸支されたヒンジ軸9の中心点「O」から弾性当接部8までの寸法をLとすると、R>L)の円弧上(図3の(a)に一点鎖線で示す)に位置し、かつ、開閉蓋6を閉じた状態でヒンジ軸9よりも後方に位置する当接部11を有する。この当接部11は、ヒンジ軸9の中心点「O」を通る水平線から略45°の角度に位置している。また、カム状突起10の先端には、前記当接部11を一方の縁とし、ヒンジ軸9の中心点「O」を通る水平線から略75°の角度に位置する部位12を他方の縁とする平面部13を有している。前記カム状突起10の当接部11は、前記ヒンジ軸9を箱形容器5の後端に設けた左右一対の軸受部7の円弧状溝部73に軸支し、開閉蓋6を閉じた常時において箱形容器5の弾性当接部8を撓ませる態様で当接するように構成されている。
前記開閉蓋6の箱形容器5への組付けは、開閉蓋6を箱形容器5の上面開口(補給口)50の上部位置に水平な姿勢で位置させる。次いで、開閉蓋6の後端から左右に突出するヒンジ軸9、9を、箱形容器5の後端に形成した左右一対の軸受部7,7の軸受凹所70,70における挿入・離脱溝部71,71に押し込んで軸受凹所70,70の後半域に形成されたスライド溝部72,72に進入させた後、軸受凹所70,70の前半域に形成された円弧状溝部73,73にスライドさせて軸支させることによりキャニスター4が完成する。
ここで、開閉蓋6の左右に突出するヒンジ軸9、9を箱形容器5の左右一対の軸受部7,7の挿入・離脱溝部71,71に押し込む際、挿入・離脱溝部71の前後の脚片の間の寸法がヒンジ軸9の径よりも小さく定められているので、ヒンジ軸9,9を挿入・離脱溝部71,71の前後の脚片の間を通過させる抵抗となる。そこで、その抵抗に打ち勝つ力でヒンジ軸9を押し込むと挿入・離脱溝部71の前後の脚片が前後に撓んでヒンジ軸9の通過を許容する。そして、ヒンジ軸9が軸受凹所70のスライド溝部72に進入すると、挿入・離脱溝部71の前後の脚片が復元してヒンジ軸9が挿入・離脱溝部71を介して離脱するのを抑制する。また、ヒンジ軸9,9が挿入・離脱溝部71,71の前後の脚片の間を通過する途中において、開閉蓋6に形成したカム状突起10が箱形容器5の弾性当接部8に当接するが、弾性当接部8が可撓性を有するので、弾性当接部8が後方に傾斜するように撓んでヒンジ軸9の下降を許容する。そして、ヒンジ軸9が軸受凹所70のスライド溝部72を経て円弧状溝部73に嵌合して軸支された状態において、カム状突起10の当接部11が弾性当接部8を撓ませた状態で当接している。このため、弾性当接部8に当接したカム状突起10の当接部11が作用点となり、ヒンジ軸9の回動中心「O」を支点として力点となる開閉蓋6に閉じる方向の力が付与されることとなる。
次に、開閉蓋6のヒンジ軸9,9と前記箱形容器5の軸受部7,7とからなるヒンジ部の動作について図5を用いて説明する。図5の(a)乃至(c)は開閉蓋6を閉じた状態から開放した状態に至る過程におけるヒンジ部の動作を示すものである。
開閉蓋6が閉じた状態では、図5の(a)に示すように、開閉蓋6の後端に形成したカム状突起10の当接部11が箱形容器5の後端に形成した弾性当接部8を撓ませた状態で当接している。このため、開閉蓋6には弾性当接部8に当接したカム状突起10の当接部11を作用点として閉じる方向の力が付与されている。したがって、閉じた状態の開閉蓋6には自身の自重に加えて弾性当接部8からの力が付与されることとなるので、開閉蓋6は箱形容器5の上面開口(補給口)50(図2参照)にフィットするように密着して完全に閉じた状態に維持されている。
開閉蓋6の前端に形成した把手63(図2参照)を添えて開閉蓋6の前端を持ち上げると、開閉蓋6は箱形容器5の後端に形成した左右一対の軸受部7,7の軸受凹所70,70を構成する円弧状溝部73,73に軸支されたヒンジ軸9,9を中心に回動(図5の場合には時計方向に回動)する。開閉蓋6を開放する途中においては、図5の(b)に示すように、開閉蓋6に形成したカム状突起10の当接部11が箱形容器5に形成した弾性当接部8を後方側に傾斜するように撓ませつつ時計方向に旋回する。
開閉蓋6に形成したカム状突起10の当接部11は、開閉蓋6の開放操作によってヒンジ軸9の中心点「O」(図4参照)を通る直交した二直線で分けた4象限のうちの第1象限の領域から第1象限の領域と第4象限の領域との境界を経由して第4象限に突入する。カム状突起10の当接部11が第4象限にまで旋回するとカム状突起10の先端に形成した平面部13が弾性当接部8の前面に徐々に近接する。カム状突起10の当接部11の旋回が進んでカム状突起10の先端に形成した平面部13が弾性当接部8の前面に面接触(図5の(c)参照)すると開閉蓋6にその開放を一瞬阻止するようなクリック感が与えられる。このクリック感により作業員は開閉蓋6の開放作業を停止することができる。そして、カム状突起10の先端に形成した平面部13が弾性当接部8の前面に面接触すると、開閉蓋6から手を離しても開閉蓋6の自重のみでは開閉蓋6が閉じることはなく、開閉蓋6はその開放状態に維持される。
開放状態に維持された開閉蓋6(図5の(c)参照)に閉じる方向の力を加えるとカム状突起10の当接部11が反時計方向に旋回を開始する。そして、カム状突起10の当接部11が第4象限の領域と第1象限の領域との境界を経由して第1象限の領域に突入するとカム状突起10の当接部11はスナップアクションの作用により急速に旋回する。すなわち、前記第4象限の領域と第1象限の領域との境界がスナップアクション作用の死点位置となり、この死点位置を超えてカム状突起10の当接部11が第1象限に旋回すると開閉蓋6がスナップアクションの作用により急速に閉じることとなる。したがって、開閉蓋6に閉じる途中において開閉蓋6から手を離しても開閉蓋6は自動的に閉じて箱形容器5の上面開口(補給口)50にフィットするように嵌合する。そして、開閉蓋6が箱形容器5の上面開口(補給口)50にフィットして密着して完全に閉じた状態は、図5の(a)に示したヒンジ部の構造により維持される。
前述したように、この実施の形態に係る飲料ディスペンサによれば、飲料を生成するための原料を収容したキャニスター4を搭載した飲料ディスペンサであって、前記キャニスター4が、上面が原料の補給口50として開口するとともに底部に原料を前後方向に搬送する定量送出機構が内蔵された原料を貯留する合成樹脂製の箱形容器5と、前記箱形容器5に開閉自在に軸支されるとともに箱形容器5の補給口50を開閉する合成樹脂製の開閉扉6とからなる飲料ディスペンサにおいて、前記開閉蓋6の後端に左右に突出するヒンジ軸9,9を形成するとともに当該ヒンジ軸9,9と同心で開閉蓋6を閉じた状態で後方斜め上方に突出するカム状突起10を設け、前記箱形容器5の後端に前記開閉蓋6のヒンジ軸9,9を軸支する左右一対の軸受部7,7を形成するとともに前記左右一対の軸受部7,7に対して後方寄りに位置して箱形容器5から起立する弾性当接部8を設け、前記箱形容器5の左右一対の軸受部7,7は、開閉蓋6のヒンジ軸9,9を挿入・離脱する挿入・離脱溝部71,71と、挿入・離脱溝部71,71に連通して後半域に形成されるとともに前記ヒンジ軸9,9を前後方向にスライド移動自在なスライド溝部72,72と、前記スライド溝部72,72に連通して前半域に形成されるとともに前記ヒンジ軸9,9を回動可能に軸支する円弧状溝部73,73とからなる軸受凹所70,70を備え、前記開閉蓋6の後端に設けたカム状突起10は、前記ヒンジ軸9,9を箱形容器5の後端に設けた左右一対の軸受部7,7の軸受凹所70,70に軸支して開閉蓋6を閉じた常時において箱形容器5の弾性当接部8を撓ませる態様で当接して当該開閉蓋6に閉じる方向の力を付与するように構成されてなることにより、開閉蓋6には自身の自重に加えて箱形容器5の弾性当接部8からの閉じる方向の力が付与されることから開閉蓋6を箱形容器5の補給口50に密着した状態で完全に閉じることができるという効果を奏する。
なお、上記実施の形態では、飲料を生成するための原料を収容したキャニスター4を搭載した飲料ディスペンサとしてカップ式自動販売機1について説明したが、茶葉の成分を湯に浸して抽出して茶飲料を生成する自動給茶機などにも適用できるものであり、実施の形態のカップ式自動販売機1に限定されるものではない。
1…カップ式自動販売機、2…自動販売機本体、3…扉、4…キャニスター、5…箱形容器、6…開閉蓋、7…軸受部、8…弾性当接部、9…ヒンジ軸、10…カム状突起、11…当接部、13…平面部、50…開口(補給口)、70…軸受凹所、71…挿入・離脱溝部、72…スライド溝部、73…円弧状溝部、C…カップ。

Claims (2)

  1. 飲料を生成するための原料を収容したキャニスターを搭載した飲料ディスペンサであって、前記キャニスターが、上面が原料の補給口として開口するとともに底部に原料を前後方向に搬送する定量送出機構が内蔵された原料を貯留する合成樹脂製の箱形容器と、前記箱形容器に開閉自在に軸支されるとともに箱形容器の補給口を開閉する合成樹脂製の開閉扉とからなる飲料ディスペンサにおいて、前記開閉蓋の後端に左右に突出するヒンジ軸を形成するとともに当該ヒンジ軸と同心で開閉蓋を閉じた状態で後方斜め上方に突出するカム状突起を設け、前記箱形容器の後端に前記開閉蓋のヒンジ軸を軸支する左右一対の軸受部を形成するとともに前記左右一対の軸受部に対して後方寄りに位置して箱形容器から起立する弾性当接部を設け、前記箱形容器の左右一対の軸受部は、開閉蓋のヒンジ軸を挿入・離脱する挿入・離脱溝部と、挿入・離脱溝部に連通して後半域に形成されるとともに前記ヒンジ軸を前後方向にスライド移動自在なスライド溝部と、前記スライド溝部に連通して前半域に形成されるとともに前記ヒンジ軸を回動可能に軸支する円弧状溝部とからなる軸受凹所を備え、前記開閉蓋の後端に設けたカム状突起は、前記ヒンジ軸を箱形容器の後端に設けた左右一対の軸受部の軸受凹所に軸支して開閉蓋を閉じた常時において箱形容器の弾性当接部を撓ませる態様で当接して当該開閉蓋に閉じる方向の力を付与するように構成されてなることを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 請求項1に記載の飲料ディスペンサにおいて、カム状突起は、その先端に、開閉蓋を閉じた状態で箱形容器の弾性当接部と当接する当接部を一方の縁とする平面部を有し、開閉蓋を開放した際に当該平面部が箱形容器の弾性当接部に面接触することにより開閉蓋の開放状態を維持することを特徴とする飲料ディスペンサ。
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