JP2011253457A - 自動販売機 - Google Patents

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明紀 尾崎
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Abstract

【課題】オプションサービス選択情報と商品選択情報とを関連付けて購入履歴として記憶することにより、利用者が個々の商品に対してどのようなオプションサービスを付加しているかを認識し、新たなサービスの提供を可能にする自動販売機を提供すること。
【解決手段】商品を選択するための商品選択ボタン27と、予め決められたオプションサービス毎に設けられ、かつオプションサービスを選択するファンクションボタン30とを備え、いずれかのファンクションボタン30が押下されてオプションサービスが選択された場合に、選択されたオプションサービスに関するオプションサービス選択情報と、ファンクションボタン30の押下後にいずれかの商品選択ボタン27が押下されることにより、選択されたオプションサービスが適用された商品に関する商品選択情報とを関連付けて購入履歴としてメモリ51に記憶させる制御手段50を備えたものである。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動販売機に関し、より詳細には、例えばコーヒー飲料等の商品をカップに投入された状態で販売する自動販売機に関するものである。
この種の自動販売機として、特許文献1に示されたものが知られている。すなわち、いずかの商品選択ボタンが押下された場合に、該当する商品を自動販売機本体内部で調理し、調理した商品をカップに投入された状態で取出口を臨む位置に搬送し、取り出し可能にするものである。
特開2004−246616号公報
ところで、上述した自動販売機では、上記商品選択ボタンの他に、砂糖、クリーム及びコーヒー豆の増減を選択するボタンやブラック(砂糖及びクリームなし)を選択するボタン、更に氷なしを選択するボタン等のようなオプションサービスを選択するファンクションボタンが設けられているのが一般的である。
しかしながら、従来の自動販売機では、商品選択ボタンを押下して選択された商品の情報、すなわち商品選択情報を購入履歴として記憶するものが知られているが、かかる商品選択情報と関連付けて選択されたオプションサービスに関する情報を記憶するものがなかった。そのため、当該自動販売機の利用者が個々の商品に対してどのようなオプションサービスを付加しているかを認識することができなかった。
本発明は、上記実情に鑑みて、オプションサービス選択情報と商品選択情報とを関連付けて購入履歴として記憶することにより、利用者が個々の商品に対してどのようなオプションサービスを付加しているかを認識し、新たなサービスの提供を可能にする自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、商品毎に設けられ、かつ商品を選択するための商品選択ボタンと、予め決められたオプションサービス毎に設けられ、かつオプションサービスを選択するためのファンクションボタンとを備え、いずれかの商品選択ボタンが押下された場合に、該当する商品を調理してカップに投入された状態で販売する自動販売機において、いずれかのファンクションボタンが押下されてオプションサービスが選択された場合に、選択されたオプションサービスに関するオプションサービス選択情報と、前記ファンクションボタンの押下後にいずれかの商品選択ボタンが押下されることにより、選択されたオプションサービスが適用された商品に関する商品選択情報とを関連付けて購入履歴として記憶部に記憶させる制御手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機は、上述した請求項1において、前記ファンクションボタンは、予め決められた調合成分毎に設けられ、かつ該当する調合成分の量を調整する調合ボタンを含むことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る自動販売機は、上述した請求項1又は請求項2において、前記制御手段は、電気的に接続された外部機器に対し、前記記憶部に記憶させた購入履歴を該外部機器からの指令に応じて出力することを特徴とする。
本発明の自動販売機によれば、制御手段が、いずれかのファンクションボタンが押下されてオプションサービスが選択された場合に、選択されたオプションサービスに関するオプションサービス選択情報と、ファンクションボタンの押下後にいずれかの商品選択ボタンが押下されることにより、選択されたオプションサービスが適用された商品に関する商品選択情報とを関連付けて購入履歴として記憶部に記憶させるので、利用者が個々の商品に対してどのようなオプションサービスを付加しているかを認識し、新たなサービスの提供が可能になるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機を示す正面図である。 図2は、本発明の実施の形態である自動販売機の内部構造を示す説明図である。 図3は、本発明の実施の形態である自動販売機を示す原理図である。 図4は、図1に示した自動販売機の前面扉の要部、すなわちファンクションボタンを拡大して示す説明図である。 図5は、図1〜図4に示した自動販売機の特徴的な制御系を示すブロック図である。 図6は、図5に示した制御手段が実行する購入履歴記憶処理の処理内容を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1〜図3は、それぞれ本発明の実施の形態である自動販売機を示すものであり、図1は正面図、図2は内部構造を示す説明図、図3は原理図である。ここで例示する自動販売機は、レギュラーコーヒー飲料の他、ココア等のインスタント飲料を販売するカップ式の飲料自動販売機であって、より具体的には、クリーム、砂糖、ココア等の粉末原料をカップの内部で調理するカップ内ミキシング方式の飲料自動販売機であり、前面が開口した箱状の本体キャビネット1と、本体キャビネット1の前面開口を閉塞する前面扉2とを備えている。
図2及び図3に示すように、本体キャビネット1の内部には、リザーバ11、温水タンク12、製氷器13、冷却水供給装置14、抽出装置15、粉末原料供給装置16及びカップ搬送装置17を備えて構成してある。
リザーバ11は、供給された水道水、あるいは図示せぬ給水タンクから供給された水を一時的に貯留するものである。このリザーバ11で一時的に貯留された水は、温水タンク12と製氷器13と冷却水供給装置14とに供給されるようにしている。
温水タンク12は、抽出装置15の他、調理位置に搬送されたカップCに供給する湯を貯留するもので、本体キャビネット1の内部上方右奥側、背壁に沿って設けてある。この温水タンク12には、ヒータ(図示せず)が内蔵してあり、リザーバ11から与えられた水を加熱して湯として貯留する。
このような温水タンク12には、複数(図3の例では2つ)の湯弁121,123が配設してある。一の湯弁121は、湯供給配管122を介して抽出装置15に接続してあり、該湯弁121を開成させることにより湯供給配管122を通じて抽出装置15に湯が供給されるようになっている。他の湯弁123は、湯供給配管124を介して調理位置に設けられたノズル125に接続してあり、該湯弁123を開成させることにより湯供給配管124を通じてノズル125に湯が供給されるようになっている。これにより、調理位置に搬送されたカップCに対してノズル125より湯が注出されることになる。
製氷器13は、リザーバ11から供給された水から調理用の氷を製造するもので、図2に示すように、本体キャビネット1の内部上方左奥側に取り付けてある。製氷器13は、図には明示しないが、円筒状の金属の内面に着氷した氷をオーガで連続的に掻き取り、上部に押し上げながら圧縮成形と切断とを行う製氷部と、製氷部でチップ状に形成された氷を貯蔵する氷ストッカー部とを備えている。氷ストッカー部にはアイスドアが設けてあり、このアイスドアは、氷供給配管131を介して調理位置に設けられたノズル(図示せず)に接続してある。アイスドアを開放させることにより、氷供給配管131を通じてノズルに氷が供給されるようになっている。これにより、調理位置に搬送されたカップCに対してノズルより氷が投入されることになる。
冷却水供給装置14は、冷却水生成配管141と冷却水供給配管142とを備えて構成してある。冷却水生成配管141は、給水弁143を介して給水配管111に接続してあり、これによりリザーバ11に連設してある。この冷却水生成配管141は、屈曲部141aが形成してあり、該屈曲部141aは冷却水槽144内に浸漬してある。冷却水供給配管142は、基端部が冷却水生成配管141に接続されるとともに、先端部が調理位置に設けられたノズル145に接続してあり、自身に設けられた冷却水供給弁146を開成させることにより調理位置に搬送されたカップCに対してノズル145より冷却水が注出されることになる。
抽出装置15は、レギュラーコーヒー飲料を抽出するものであって、図2に示すように、本体キャビネット1の内部上方右側に取り付けてある。抽出装置15は、上方から下方に向けて順に、豆キャニスタ151、コーヒーミル152、コーヒーブリュア153を備えている。
豆キャニスタ151は、例えば透光性のある樹脂材料から構成されており、内部にコーヒー豆を収容している。尚、本実施の形態における抽出装置15では2つの豆キャニスタ151を備えている。このような豆キャニスタ151は、内部に原料モータ(図示せず)が設けてあり、かかる原料モータが駆動することにより該豆キャニスタ151に収容されたコーヒー豆がコーヒーミル152に供給されるようになっている。一方、原料モータが駆動停止することにより該豆キャニスタ151に収容されたコーヒー豆の供給が停止される。
コーヒーミル152は、豆キャニスタ151から供給されたコーヒー豆を挽くものである。このコーヒーミル152は、詳細は図示しないが、内部にシュート(水平方向に延びる円筒状の空間)が形成されたミル本体と、シュートに挿通され、外周に螺旋状の刃が形成されたオーガと、オーガを回転させるモータとを有している。そして、モータがオーガを回転させることによりコーヒーミル152に供給された豆は入口から出口に向けて送られ、その途中で粉砕されるようになっている。
このようなコーヒーミル152においては、ミル本体が豆キャニスタ151と同様に、透光性のある樹脂材料から構成されている。
コーヒーブリュア153は、コーヒーミル152から供給された挽き豆に温水タンク12から供給された湯を注ぐことにより、レギュラーコーヒー飲料を抽出するものである。コーヒーブリュア153は、コーヒー供給配管154を介して調理位置に設けられたノズル155に接続してあり、かかるコーヒー供給配管154を通じて該ノズル155にレギュラーコーヒー飲料が供給されるようになっている。これにより、調理位置に搬送されたカップCに対してノズル155よりレギュラーコーヒー飲料が注出されることになる。
粉末原料供給装置16は、クリーム、砂糖等の粉末原料を原料毎に収容し、必要に応じて払い出すもので、図2に示すように、本体キャビネット1の内部上方中央に設けてある。粉末原料供給装置16は、複数の原料キャニスタ161と、原料キャニスタ161毎に設けられた原料シュータ162とを備えている。
原料キャニスタ161は、粉末原料を収容して払い出す容器であり、上面が前下がりとなるように傾斜しており、この上面に原料投入口(図示せず)が形成してある。また、原料投入口は、開閉可能な蓋によって閉成してあり、粉末原料に異物が混入しないようになっている。また、原料キャニスタ161の底部には、螺旋状に形成されたスクリュ(図示せず)が回転可能に設けられ、原料キャニスタ161の奥に取り付けた原料モータが駆動すると、スクリュが回転し、原料キャニスタ161の底部前面に形成された原料払出口(図示せず)から粉末原料が払い出されるようになっている。
原料シュータ162は、対応する原料キャニスタ161から払い出された粉末原料を受け取り、一時的に収容するもので、原料キャニスタ161の前方から下方に延びる筒状をなしている。
カップ搬送装置17は、図示せぬカップ供給位置において供給されたカップCを受取位置を経由して調理位置に搬送した後、後述する取出口21を臨む販売位置に搬送するものであって、本体キャビネット1の内部中央、粉末原料供給装置16の下方側に設けてある。カップ搬送装置17は、カップ供給位置において供給されたカップCを把持するカップ把持部171と、カップ把持部171が把持したカップCを左右方向及び前後方向に搬送する搬送機構172とを備えている。
搬送機構172は、販売待機状態においてカップ把持部171を販売位置に待機させるものである。その後に商品が選択されると、カップ供給位置にカップ把持部171を搬送し、カップ供給装置から供給されたカップCをカップ把持部171に把持させるものである。カップ供給位置にてカップ把持部171にカップCを把持させた後、搬送機構172は、カップ把持部171を受取位置に搬送する。ここで受取位置は、原料キャニスタ161から原料シュータ162に払い出された粉末原料を受け取る位置であって、粉末原料が払い出された原料シュータ162の下方が受取位置になる。例えばクリーム・砂糖入りレギュラーコーヒー飲料を販売する場合には、原料キャニスタ161から払い出されたクリームが一時的に収容される原料シュータ162の下方、並びに原料キャニスタ161から払い出された砂糖が一時的に収容される原料シュータ162の下方が受取位置になる。
そして、カップCを把持するカップ把持部171を受取位置に順次搬送させることにより、カップC内に所望の粉末原料が投入される。その後、搬送機構172は、当該カップCを把持するカップ把持部171を調理位置に搬送する。調理位置は、湯、レギュラーコーヒー飲料が注出される他、冷却水や氷が供給される位置であって、カップC内の飲料を撹拌するパドル18が昇降可能に設けてある。この調理位置にて湯、冷却水、あるいはレギュラーコーヒー飲料の注出が完了すると、搬送機構172は、カップCを把持するカップ把持部171を販売位置に搬送し、これにより、所望の商品がカップCに投入された状態で利用者に提供することが可能になる。
前面扉2は、本体キャビネット1の前面開口を開閉可能となる態様で該本体キャビネット1の一側縁部に揺動可能に配設してあり、閉扉動作した場合に、本体キャビネット1の前面開口を閉塞するものである。この前面扉2は、図1に示すように、中程中央に取出口21が設けてあり、その右方側に投入金額を表示する一体表示器22、硬貨を投入するための硬貨投入口23、返却レバー24が設けてある。また、取出口21の左方側には紙幣挿入口25が設けてあり、前面扉2の下部右側には硬貨返却口26が設けてある。
上記前面扉2の上半分には、商品選択ボタン27及びファンクションボタン30が設けてある。商品選択ボタン27は、前面扉2の上半分に複数配設してある。これら商品選択ボタン27は、商品毎に設けてある。当該商品のイメージが描かれたフレーバーカード28に対応して設けてある。
上記商品選択ボタン27は、ファンクションボタン30が押下されることなく自身が押下された場合には、予め決められた調合成分、すなわちコーヒー豆、クリーム及び砂糖が標準量で混合された商品の選択を示す、あるいは氷入り商品の選択を示す入力手段である。
図4は、図1に示した自動販売機の前面扉2の要部、すなわちファンクションボタン30を拡大して示す説明図である。この図4に示すように、ファンクションボタン30は、予め決められたオプションサービス毎に設けられ、かつオプションサービスを選択するためのものである。より具体的に説明すると、ファンクションボタン30は、キャップ付ボタン31、ストロー付ボタン32、氷なしボタン33及び調合ボタン群34を有している。
キャップ付ボタン31は、商品が投入されるカップCにキャップが取り付けられるサービスを選択するものである。ストロー付ボタン32は、商品が投入されるカップCの内部にストローが投入されるサービスを選択するものである。氷なしボタン33は、商品(主にコールド商品)が投入されるカップCの内部に氷が投入されることを禁止するサービスを選択するものである。調合ボタン群34は、予め決められた調合成分である砂糖、クリーム及びコーヒー豆毎に設けられ、各調合成分の量を調整するための調合ボタン341〜343の集合体となるものである。
調合ボタン341〜343について説明する。砂糖については、5段階の砂糖の増減を示す調合ボタン341が設けてあり、中央部の調合ボタン341aが普通程度の砂糖の量を選択するもので、最も右側の調合ボタン341bが砂糖の量を最も増大させることを選択するもので、最も左側の調合ボタン341cが砂糖の量を最も減少させることを選択するものである。クリームについては、5段階のクリームの増減を示す調合ボタン342が設けてあり、中央部の調合ボタン342aが普通程度のクリームの量を選択するもので、最も右側の調合ボタン342bがクリームの量を最も増大させることを選択するもので、最も左側の調合ボタン342cがクリームの量を最も減少させることを選択するものである。コーヒー豆については、5段階のコーヒー豆の増減を示す調合ボタン343が設けてあり、中央部の調合ボタン343aが普通程度のコーヒー豆の量を選択するもので、最も右側の調合ボタン343bがコーヒー豆の量を最も増大させることを選択するもので、最も左側の調合ボタン343cがコーヒー豆の量を最も減少させることを選択するものである。
そして、このような調合ボタン群34には、ブラックを選択する調合ボタン344を有している。この調合ボタン344は、コーヒー豆以外の調合成分(砂糖及びクリーム)の投入を禁止するものである。
図5は、図1〜図4に示した自動販売機の特徴的な制御系を示すブロック図である。この図5に示すように、上記自動販売機は、既述の構成の他、金銭処理装置41、売切センサ42及び制御手段50を備えて構成してある。
金銭処理装置41は、コインメカニズムやビルバリデータと称されるものであり、利用者によって金銭(貨幣)が投入された場合にこれを鑑別し、その鑑別結果を制御手段50に出力するものである。
売切センサ42は、本体キャビネット1の所望の位置、例えば原料シュータ162の近傍等の位置に配設され、原料の有無を検知し、その検知結果を制御手段50に出力するものである。尚、図5中の符号43は、販売動作ユニットであり、既述の各弁や搬送機構172等の販売動作の際に駆動する機構の総称である。また、符号44は、リモコンであり、制御手段50と電気的に接続される場合に、制御手段50に対して種々の指令や情報を与える一方、該制御手段50から所望のデータを受信する外部機器である。
制御手段50は、売切センサ42、金銭処理装置41、ボタン類(商品選択ボタン27及びファンクションボタン30)、リモコン44から出力信号が与えられた場合、予めメモリ51に格納したプログラムやデータにしたがって販売動作ユニット43、一体表示器22、リモコン44等の動作を制御するもので、入力制御部50a、出力制御部50b及び販売動作制御部50cを有している。
入力制御部50aは、リモコン44の操作部が操作された場合にそれぞれの入力操作に対応する指令を各部に与えるものである。出力制御部50bは、出力指令が与えられた場合に一体表示器22若しくはリモコン44の表示部を通じて所望の表示を行うものである。
販売動作制御部50cは、商品の販売に関わる処理を統括的に制御するものである。具体的には、金銭処理装置41に金銭が投入された場合、投入金額が販売価格以上となった時点で該当する商品選択ボタン27、並びにファンクションボタン30を有効化する。有効化した商品選択ボタン27やファンクションボタン30が押下された場合、販売動作制御部50cは、販売動作ユニット43の各部を所望のタイミングで動作させて、商品を調理し、カップCに投入した状態で提供する動作を行う。
また、販売動作制御部50cは、売切センサ42を通じて原料の有無を監視し、原料が
無いことを検知した場合、該当する商品に対応する売切ランプ(図示せず)を点灯して売切状態であることを報知する処理を行う。
更に、販売動作制御部50cは、いずれかのファンクションボタン30が押下されてオプションサービスが選択された場合に、選択されたオプションサービスに関するオプションサービス選択情報と、ファンクションボタン30の押下後にいずれかの商品選択ボタン27が押下されることにより、選択されたオプションサービスが適用された商品に関する商品選択情報とを関連付けて購入履歴としてメモリ51に記憶させるものであり、ファンクションボタン30が押下されずに商品選択ボタン27のみが押下された場合には、商品選択情報のみを購入履歴としてメモリ51に記憶させるものである。
以上のような構成を有する自動販売機は、次のようにして商品が販売される。硬貨投入口23、あるいは紙幣挿入口25から販売される商品の対価以上の硬貨又は紙幣が投入されると、該当する商品の商品選択ボタン27、並びにファンクションボタン30を有効化させる。
このような状態でファンクションボタン30が押下されることなく、レギュラーコーヒー飲料の加温商品用の商品選択ボタン27が押下されたとする。上述したように、商品選択ボタン27は、ファンクションボタン30が押下されることなく自身が押下された場合には、コーヒー豆、クリーム及び砂糖が標準量で混合された商品の選択を示す入力手段であるから、カップ供給装置から供給されたカップCには、所定の受取位置(クリームが一時的に収容される原料シュータ162の下方、並びに砂糖が一時的に収容される原料シュータ162の下方)にてクリーム及び砂糖が投入される。また、これと同時に抽出装置15においてレギュラーコーヒー飲料の抽出が行われる。
そして、受取位置にて粉末原料が投入されたカップCは、調理位置に搬送されて、抽出装置15から抽出されたレギュラーコーヒー飲料が注出されるとともに、パドル18により撹拌される。レギュラーコーヒー飲料の注出が完了すると、カップCは、販売位置に搬送され、取出口21を通じて利用者に提供され、これにより商品(レギュラーコーヒー飲料)が販売されることになる。
次に、利用者によりブラックの調合ボタン341〜344(ファンクションボタン30)が押下されてからレギュラーコーヒー飲料の加温商品用の商品選択ボタン27が押下されたとする。この場合には、ブラックのレギュラーコーヒー飲料が選択されたと判断して、次のようにして販売される。すなわち、抽出装置15においてレギュラーコーヒー飲料の抽出が行われるのと同時に、カップ供給装置から供給されたカップCは調理位置に搬送され、該カップCに抽出装置15から抽出されたレギュラーコーヒー飲料が注出される。注出が完了すると、カップCは、販売位置に搬送され、取出口21を通じて利用者に提供され、これにより商品(ブラックのレギュラーコーヒー飲料)が販売されることになる。
図6は、図5に示した制御手段50が実行する購入履歴記憶処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる購入履歴記憶処理の処理内容を説明することにより、本実施の形態である自動販売機の動作を説明する。
制御手段50の販売動作制御部50cは、いずれかのファンクションボタン30の押下された後に、いずれかの商品選択ボタン27が押下されると(ステップS101:Yes,ステップS102:Yes)、押下されたファンクションに割り付けられたオプションサービス、すなわち選択されたオプションサービスに関するオプションサービス選択情報と、選択された商品、すなわち選択されたオプションサービスが適用された商品に関する商品選択情報とを関連付けて購入履歴としてメモリ51に記憶させ(ステップS103)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
より具体的に説明すると、上述したようにブラックの調合ボタン344(ファンクションボタン30)が押下された後に、レギュラーコーヒー飲料の加温商品用の商品選択ボタン27が押下されると、ブラックを選択した情報(オプションサービス選択情報)と、当該レギュラーコーヒー飲料の商品を選択した情報(商品選択情報)とを関連付けて購入履歴としてメモリ51に記憶させる。
この結果、メモリ51には、ファンクションボタン30を押下することにより選択されたオプションサービスに関するオプションサービス選択情報が、商品選択情報に関連付けられた状態でデータが蓄積されていくことになる。かかるデータの蓄積については、種々の手法を採用することができるが、一例として、次のようにして蓄積することができる。すなわち、商品選択情報と、オプションサービス選択情報とを組み合わせた種々のパターンを予め用意しておき、メモリ51に記憶させる際に、該当するパターンのカウンタを「+1」して加算するようにしても良い。
一方、制御手段50の販売動作制御部50cは、いずれかのファンクションボタン30の押下されずにいずれかの商品選択ボタン27が押下されると(ステップS101:No,ステップS104:Yes)、選択された商品に関する商品選択情報を購入履歴としてメモリ51に記憶させ(ステップS105)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
より具体的に説明すると、上述したように調合ボタン341〜344(ファンクションボタン30)が押下されずにレギュラーコーヒー飲料の加温商品用の商品選択ボタン27が押下されると、ブラックを選択した情報(商品選択情報)のみを購入履歴としてメモリ51に記憶させる。
このようにしてメモリ51に蓄積されたデータは、制御手段50により種々の形態で出力される。すなわち、リモコン44が電気的に接続され、該リモコン44より購入履歴の出力指令が与えられると、制御手段50は、出力制御部50bを通じてメモリ51に記憶させた購入履歴に関するデータを読み出してリモコン44に出力し、リモコン44の表示部に当該データを表示させることができる。尚、ここではリモコン44を外部機器の一例として説明したが、制御手段50に電気的に接続される外部機器はリモコン44に限られず、種々の機器を用いることができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態である自動販売機によれば、制御手段50が、いずれかのファンクションボタン30が押下されてオプションサービスが選択された場合に、選択されたオプションサービスに関するオプションサービス選択情報と、ファンクションボタン30の押下後にいずれかの商品選択ボタン27が押下されることにより、選択されたオプションサービスが適用された商品に関する商品選択情報とを関連付けて購入履歴としてメモリ51に記憶させるので、利用者が個々の商品に対してどのようなオプションサービスを付加しているかを認識し、新たなサービスの提供を可能にする。
特に、ファンクションボタン30を構成する調合ボタン群34のいずれかの調合ボタン341〜344を押下することにより選択されたオプションサービス選択情報を含む購入履歴は、利用者の当該商品に対する好みを知ることができ、当該商品の飲料レシピをよりニーズにあったものに変更することができ、これにより購買意欲の喚起、並びに販売機会の増大化を図ることができる。
また、上記自動販売機によれば、電気的に接続されリモコン44より購入履歴の出力指令が与えられると、制御手段50が、出力制御部50bを通じてメモリ51に記憶させた購入履歴に関するデータを読み出してリモコン44に出力し、リモコン44の表示部に当該データを表示させるので、利用者は、リモコン44の表示部を通じて利用者が個々の商品に対してどのようなオプションサービスを付加しているかを認識することができる。
以上のように、本発明に係る自動販売機は、例えばコーヒー飲料等の商品をカップに投入された状態で販売するのに有用である。
1 本体キャビネット
2 前面扉
11 リザーバ
12 温水タンク
13 製氷器
14 冷却水供給装置
15 抽出装置
16 粉末原料供給装置
17 カップ搬送装置
18 パドル
27 商品選択ボタン
34 ファンクションボタン
41 金銭処理装置
42 売切センサ
43 販売動作ユニット
44 リモコン
50 制御手段
50a 入力制御部
50b 出力制御部
50c 販売動作制御部
51 メモリ
C カップ

Claims (3)

  1. 商品毎に設けられ、かつ商品を選択するための商品選択ボタンと、
    予め決められたオプションサービス毎に設けられ、かつオプションサービスを選択するためのファンクションボタンと
    を備え、いずれかの商品選択ボタンが押下された場合に、該当する商品を調理してカップに投入された状態で販売する自動販売機において、
    いずれかのファンクションボタンが押下されてオプションサービスが選択された場合に、選択されたオプションサービスに関するオプションサービス選択情報と、前記ファンクションボタンの押下後にいずれかの商品選択ボタンが押下されることにより、選択されたオプションサービスが適用された商品に関する商品選択情報とを関連付けて購入履歴として記憶部に記憶させる制御手段を備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記ファンクションボタンは、予め決められた調合成分毎に設けられ、かつ該当する調合成分の量を調整する調合ボタンを含むことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記制御手段は、電気的に接続された外部機器に対し、前記記憶部に記憶させた購入履歴を該外部機器からの指令に応じて出力することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動販売機。
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