JPH065088Y2 - 軸付研磨フラップホイール - Google Patents
軸付研磨フラップホイールInfo
- Publication number
- JPH065088Y2 JPH065088Y2 JP4312190U JP4312190U JPH065088Y2 JP H065088 Y2 JPH065088 Y2 JP H065088Y2 JP 4312190 U JP4312190 U JP 4312190U JP 4312190 U JP4312190 U JP 4312190U JP H065088 Y2 JPH065088 Y2 JP H065088Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- adhesive layer
- flap wheel
- polishing
- coil spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、金属等を研磨するために手持ちの回転サンダ
ー等に取付けて使用する軸付研磨フラップホイールに関
するものである。
ー等に取付けて使用する軸付研磨フラップホイールに関
するものである。
(従来の技術) この種のホイールは、JIS R 6258に規定されている
ように、回転軸の一側に接着剤層を介して矩形状の研磨
布紙片の多数枚を放射状に植立固定した第4図の形状の
ものが一般的である。近年、研磨能率向上のためにホイ
ールの使用回転数を高める傾向にあり、回転破壊強度の
向上が要請されている。従来、回転時の破壊を防ぐため
に接着剤層自体の強度を強め、更に第5図に示すように
ホイールの両側から接着剤層2を狭むように補強用円板
6、7を冠着させたものが知られている。
ように、回転軸の一側に接着剤層を介して矩形状の研磨
布紙片の多数枚を放射状に植立固定した第4図の形状の
ものが一般的である。近年、研磨能率向上のためにホイ
ールの使用回転数を高める傾向にあり、回転破壊強度の
向上が要請されている。従来、回転時の破壊を防ぐため
に接着剤層自体の強度を強め、更に第5図に示すように
ホイールの両側から接着剤層2を狭むように補強用円板
6、7を冠着させたものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) 回転破壊強度を向上するために接着剤自体の強度を強め
ただけでは限界があり、前述のように補強用円板を用い
たものは、回転破壊強度の向上には効果があるものの、
ホイールの前面に冠着した補強用円板7が使用時に加工
物に接触して研磨仕上げ面を不良にするなどの問題点が
あった。
ただけでは限界があり、前述のように補強用円板を用い
たものは、回転破壊強度の向上には効果があるものの、
ホイールの前面に冠着した補強用円板7が使用時に加工
物に接触して研磨仕上げ面を不良にするなどの問題点が
あった。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、製造
時の作業性を損なわず、回転破壊強度を向上した軸付研
磨フラップホイールを提供しようとするものである。
てなされたものであり、その目的とするところは、製造
時の作業性を損なわず、回転破壊強度を向上した軸付研
磨フラップホイールを提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案における軸付研磨フ
ラップホイールは、ピッチ間に適当な間隙を有する金属
製円筒コイルバネを回転軸と同軸に、接着剤層に埋設し
てなるものである。そして、上記円筒コイルバネは、回
転軸と同軸に、回転軸を包むように、円筒を形成する接
着剤層の半径方向の略中央部か、それよりも外側の位置
に埋設されるようにする。円筒コイルバネの使用目的
は、接着剤層の回転破壊強度を向上することにあるので
あって、バネ本来の伸び縮みの性質を利用するものでは
ないので、強度のある金属線をコイルバネ状に巻いたも
のでもよく、鼓形又はタル形ものでもよい。
ラップホイールは、ピッチ間に適当な間隙を有する金属
製円筒コイルバネを回転軸と同軸に、接着剤層に埋設し
てなるものである。そして、上記円筒コイルバネは、回
転軸と同軸に、回転軸を包むように、円筒を形成する接
着剤層の半径方向の略中央部か、それよりも外側の位置
に埋設されるようにする。円筒コイルバネの使用目的
は、接着剤層の回転破壊強度を向上することにあるので
あって、バネ本来の伸び縮みの性質を利用するものでは
ないので、強度のある金属線をコイルバネ状に巻いたも
のでもよく、鼓形又はタル形ものでもよい。
(作用) 接着剤層に埋設した金属製円筒コイルバネは、円筒を形
成する接着剤層の半径方向の中央から外側に位置するよ
うな径のもので、ピッチ間に適当な間隙を有したもので
あり、このものは市販され入手しやすく、強度的にも優
れているので、接着剤層に埋設して強固に一体化させた
とき、接着剤層の回転破壊強度の向上に寄与するのであ
る。
成する接着剤層の半径方向の中央から外側に位置するよ
うな径のもので、ピッチ間に適当な間隙を有したもので
あり、このものは市販され入手しやすく、強度的にも優
れているので、接着剤層に埋設して強固に一体化させた
とき、接着剤層の回転破壊強度の向上に寄与するのであ
る。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明する。
第1図及び第2図において、多数の矩形状の研磨布紙片
1は、例えばエポキシ樹脂などの接着剤層2により、回
転軸4の一側に放射状に植立固定されている。接着剤層
2には、金属製円筒コイルバネ3が回転軸4と同軸に、
回転軸を包むように埋設されている。回転軸に挿着され
た皿状の金属製円板5は、研磨布紙片を放射状に配列し
て仮止めするため、また未硬化の接着剤が硬化するまで
接着剤層とそれに埋設する円筒コイルバネを支持するた
めにも有効なものである。
1は、例えばエポキシ樹脂などの接着剤層2により、回
転軸4の一側に放射状に植立固定されている。接着剤層
2には、金属製円筒コイルバネ3が回転軸4と同軸に、
回転軸を包むように埋設されている。回転軸に挿着され
た皿状の金属製円板5は、研磨布紙片を放射状に配列し
て仮止めするため、また未硬化の接着剤が硬化するまで
接着剤層とそれに埋設する円筒コイルバネを支持するた
めにも有効なものである。
(考案の効果) 本考案は、上記のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
する効果を奏する。
適当なピッチと半径を持った金属製円筒コイルバネが接
着剤層に埋設され、接着剤層と強固に一体化されている
ので、接着剤層の回転破壊強度が向上し、高速回転での
使用が可能となり、研磨能率の向上に寄与できる。
着剤層に埋設され、接着剤層と強固に一体化されている
ので、接着剤層の回転破壊強度が向上し、高速回転での
使用が可能となり、研磨能率の向上に寄与できる。
軸付研磨フラップホイールは通常、外周面を使用するの
であるが、加工物の形状によっては前面も同時に使用す
ることがあり、第2図に示すようなホイール形状のもの
でも回転破壊強度が十分得られ、広範囲の作業に使用で
きる。
であるが、加工物の形状によっては前面も同時に使用す
ることがあり、第2図に示すようなホイール形状のもの
でも回転破壊強度が十分得られ、広範囲の作業に使用で
きる。
市販の円筒コイルバネを用い、接着剤層の所定の位置に
埋設させることが容易であるので、ホイール製造時の作
業性を全く損なわない。
埋設させることが容易であるので、ホイール製造時の作
業性を全く損なわない。
第1図は、本考案の一実施例の中央断面斜視図、第2図
は、他の実施例の中央断面斜視図、第3図は、円筒コイ
ルバネの側面図、第4図及び第5図は、従来品の中央断
面斜視図である。 1……研磨布紙片、2……接着剤層、3……円筒コイル
バネ、4……回転軸、5……皿状の円板
は、他の実施例の中央断面斜視図、第3図は、円筒コイ
ルバネの側面図、第4図及び第5図は、従来品の中央断
面斜視図である。 1……研磨布紙片、2……接着剤層、3……円筒コイル
バネ、4……回転軸、5……皿状の円板
Claims (1)
- 【請求項1】回転軸(4)の一側に接着剤層(2)を介して矩
形状の研磨布紙片(1)の多数枚を放射状に固定した軸付
研磨フラップホイールであって、ピッチ間に適当な間隙
を有する金属製円筒コイルバネ(3)を回転軸と同軸に、
回転軸を包むように、円筒を形成する接着剤層の半径方
向の略中央部か、それよりも外側の位置に埋設したこと
を特徴とする軸付研磨フラップホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4312190U JPH065088Y2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 軸付研磨フラップホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4312190U JPH065088Y2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 軸付研磨フラップホイール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04122459U JPH04122459U (ja) | 1992-11-04 |
JPH065088Y2 true JPH065088Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31923504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4312190U Expired - Lifetime JPH065088Y2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 軸付研磨フラップホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065088Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP4312190U patent/JPH065088Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04122459U (ja) | 1992-11-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |