JPH0511967Y2 - - Google Patents

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JPH0511967Y2
JPH0511967Y2 JP1987154968U JP15496887U JPH0511967Y2 JP H0511967 Y2 JPH0511967 Y2 JP H0511967Y2 JP 1987154968 U JP1987154968 U JP 1987154968U JP 15496887 U JP15496887 U JP 15496887U JP H0511967 Y2 JPH0511967 Y2 JP H0511967Y2
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polishing
paper
disk
base
abrasive
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Description

【考案の詳細な説明】 〔目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、基盤の上面に多数の研磨用ペーパ
ー片を放射状に立設固定させた構成の研磨用デイ
スクの改良に関するものである。
(従来技術) 金属部材の加工作業に際して、従来は、電動回
転器にデイスク状の砥石を取り付けた手持ち式の
研磨器が多用されているのであるが、最近では、
このようなデイスク状の砥石に代えて、円形パツ
トの上面に多数の研磨用ペーパー片を放射状に立
設固定させた構成の研磨用デイスクが多用せられ
ているのである。このような構成の研磨用デイス
クは、円板状砥石に比べてその研磨能力に格段の
差があるのであるが、第4図に示す通り、従来の
研磨用デイスク7にあつては、円形パツトをもつ
て形成した基盤9の上面に、補強用のネツトを配
置させるとともに、その上面に接着剤10を塗付
し、該接着剤10によつて研磨用ペーパー片8を
放射状に接着固定させた構成となつているのであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) デイスク状の研磨部を取り付けた手持ち式の研
磨器を用いて研磨作業を行う場合には、被研磨面
に対して研磨部を斜め状に当てがつて作業を行う
ことになるのであるが、その結果、円盤状の研磨
部は、必然的にその外周部から中心方向に向けて
斜め状に摩耗して行くことになるのである。しか
し、第4図に示す通り、従来一般に使用せられて
いる研磨用デイスク7にあつては、研磨用ペーパ
ー片8を固定する基盤9自体が全く研磨能力のな
い硬質板材で形成せられた構成となつている結
果、研磨用ペーパー片8の外周部が摩耗して行つ
て基盤の外周端部が露出した段階で、研磨用デイ
スク自体は使用不可能な状態となり、従来のデイ
スク状砥石に比べて研磨能力に優れている反面、
その寿命が短時間で終わつてしまうという欠点が
あるのである。
この考案は、従来の研磨用デイスクにみられた
このような欠点を除去使用とするものである。
〔構成〕
(問題を解決するための手段・作用) この考案は、基盤の上面に多数の研磨用ペーパ
ー片を放射状に立設固定させた構成の研磨用デイ
スクに於いて、基盤自身を樹脂硬化させた研磨用
ペーパーをもつて形成した構成とすることによ
り、研磨用デイスク自体の寿命を飛躍的に向上さ
せようとするものである。
(実施例) 図面にもとづいて、この考案に係る研磨用デイ
スクの構成を説明すると、研磨用デイスク本体1
は、第1図乃至第3図に示す通り、中心部に研磨
器への取り付け孔5を有する円形基盤2、該孔部
5を補強する座金6、基盤2の上面部に立設固定
させたるための多数の研磨用ペーパー片3……を
もつて構成せられるとともに、研磨用ペーパー片
3を固定する円形基盤2自体を、円形状に裁断し
た研磨用ペーパー4に対して樹脂硬化させること
によつて形成した構成となつているのである。
すなわち、研磨用デイスク本体1の形成に際し
て、予めネツト状の研磨用ペーパー片を円形状に
裁断し、その上面に治具を用いて多数の研磨用ペ
ーパー片3……を放射状に多数配列させ、しかる
後、接着効果のある硬化樹脂の溶剤を含浸させる
という方法によつて行われるのである。
なお、上記は、研磨用ペーパー片3を接着する
と同時に研磨用ペーパー4自体の硬化を行い得る
ように構成した場合であるが、別実施例として
は、予め研磨用ペーパー4に対して硬化処理を施
し、しかる後、研磨用ペーパー片3……を接着固
定するという構成することも出来るし、また、第
3図に示す通り、ネツト状の研磨用ペーパー以外
の研磨用ペーパーを使用することも可能である。
〔効果〕 (考案の効果) この考案に係る研磨用デイスク本体1は、上記
のような構成であつて、立設させた研磨用ペーパ
ー片3のほとんどの部分が摩耗してしまうまで効
率良く使用出来、研磨用デイスク本体1の寿命を
飛躍的に向上させ得るという利点があるのであ
る。
すなわち、研磨器に研磨用デイスク本体1を取
り付けて使用する場合には、被研磨面に対してデ
イスクが斜め状となるように当てがつて作業を行
うことになるのであるが、この場合、研磨デイス
クは、その外周部分から斜め状に摩耗していくこ
とになるのである。従つて、立設させた研磨ペー
パー片3の摩耗にともなつて、基盤2自体が必然
的に露出することになるのであるが、この考案に
係る研磨用デイスクにあつては、基盤2自体が、
立設させた研磨用ペーパー片3と同じような研磨
力を有し、しかも、その摩耗の速度が同じような
研磨ペーパー4によつて形成せられた構成となつ
ているため、研磨用ペーパー3の摩耗にともなつ
て、基盤2自体も研磨能力を維持しながら順次摩
耗して行き、従来の構成のものに比べて、研磨デ
イスク全体が摩耗するまで有効に使用出来るとい
う利点があるのである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、この考案の一実施例、並びに従来
例を示すものであつて、第1図は研磨用デイスク
の全体を示す斜視図、第2図は一部切欠斜視図、
第3図は別実施例を示す一部切欠斜視図、第4図
は従来例を示す一部切欠斜視図である。 1……研磨用デイスク本体、2……基盤、3…
…研磨用ペーパー片、4……研磨用ペーパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基盤2の上面に多数の研磨用ペーパー片3を放
    射状に立設固定させた構成の研磨用デイスクに於
    て、研磨用ペーパー片3を固定させる基盤2を、
    円形状に裁断した研磨ペーパー4によつて形成す
    るとともに、該研磨ペーパー4の表面に、接着材
    を使用して研磨用ペーパー片3を植設固定し、研
    磨デイスク本体1の外周部付近における研磨用ペ
    ーパー片3は、円形状の研磨ペーパー4のみによ
    つて支持せられた状態となるように形成したこと
    を特徴とする研磨デイスク。
JP1987154968U 1987-10-09 1987-10-09 Expired - Lifetime JPH0511967Y2 (ja)

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JP1987154968U JPH0511967Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09

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JPH0160866U JPH0160866U (ja) 1989-04-18
JPH0511967Y2 true JPH0511967Y2 (ja) 1993-03-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5085985A (ja) * 1973-12-05 1975-07-10
JPS60114470A (ja) * 1983-11-26 1985-06-20 Nippon Rejibon Kk 回転研削研磨具
JPS6242964B2 (ja) * 1981-04-28 1987-09-10 Kawasaki Heavy Ind Ltd

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JPH0422923Y2 (ja) * 1985-09-02 1992-05-27

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JPH0160866U (ja) 1989-04-18

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