JPH0525808Y2 - - Google Patents

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JPH0525808Y2
JPH0525808Y2 JP1985024883U JP2488385U JPH0525808Y2 JP H0525808 Y2 JPH0525808 Y2 JP H0525808Y2 JP 1985024883 U JP1985024883 U JP 1985024883U JP 2488385 U JP2488385 U JP 2488385U JP H0525808 Y2 JPH0525808 Y2 JP H0525808Y2
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mounting member
grinding fluid
wrapping wheel
stone
spindle device
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、墓石、建材等の石材の研摩加工に使
用する研摩装置のラツピングホイールに関する。
(従来の技術) 従来、墓石、建材等の石材の研摩加工におい
て、円板状の基台の一端面にセグメントをボンド
材で固定し、上記基台の他端面に取付け部材を設
け、この取付け部材を介してスピンドル装置に連
結するようにしたラツピングホイールを備えた研
摩装置が一般に使用されている。
この研摩装置による研摩加工は、ラツピングホ
イールを石材に50〜150Kgの力で押圧した後、前
方又は側方から研削液を供給しながら30〜
700rpmで回転し、石材の表面に沿つて移動する
ことにより行なわれている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記従来の研摩装置については、精
度、剛性等が比較的低いため、研摩加工中にスピ
ンドル装置が振動し、これによりラツピングホイ
ールが振動する傾向がある。その結果、セグメン
トが石材に衝突し破損又は脱落し、ボンド当たり
(セグメントの破損、脱落等した部分のボンド材
が石材に接触する現象)を生じることがあるた
め、良好に研摩し難いという問題点がある。
また、研削液がラツピングホイールに当たつて
飛散するため、ラツピングホイールと石材との間
に十分に供給できない。その結果、ラツピングホ
イールと石材との間に切削屑、脱落砥粒等が滞留
し易く、良好に研摩し難いという問題点がある。
本考案は、上記従来の問題点を解消するために
なされたもので、その目的は、ラツピングホイー
ルに作用するスピンドル装置からの振動、衝撃等
を吸収しセグメントの破損、脱落等を防止すると
ともに、研削液を円滑に供給し切削屑、脱落砥粒
等の滞留を防止することにより、良好に研摩し得
るラツピングホイールを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために,本考案のラツピン
グホイールは、円板状の基台の一端面に複数のセ
グメントを間隔を空けて同心状に複数列配設する
とともに接着固定し、他端面にクツシヨン材から
なる取付け部材を接着固定して設け、この取付け
部材を介してスピンドル装置に固定連結するよう
になつており、また上記基台および取付け部材の
中心部に研削液を供給する研削液供給孔を貫通状
に形成し、スピンドル装置にボルトで固定連結す
る複数の係合孔を取付け部に形成している。取付
け部材のクツシヨン材は、JIS規格HS60〜90の硬
度を有するゴム板材からなつている。
(実施例) 本考案の実施例を図により説明する。
図に示すラツピングホイールの基台1は、円板
状に形成されたフエノール樹脂等からなり、中心
部には研削液を供給する第1研削液供給孔2が貫
通状に形成されている。
基台の第1端面1aには、砥粒を結合して所定
形状に形成された複数のセグメント4が間隔を空
けて同心状に内外二列に配置され、下層部5を介
してボンド材で固定されている。
基台の第2端面1bの凹部には、スピンドル装
置のスピンドル部(図示せず)にフランジ6を介
して連結する取付け部材3がボンド材で固定され
ている。この取付け部材3は、ゴム板材、プラス
チツク板材等のクツシヨン材からなり、例えば、
ゴム板材については、硬度がJIS規格HS60〜90、
特にHS70〜80のものが好ましい。これにより、
スピンドル装置、石材等からの振動、衝撃等を適
切に吸収し、セグメント4が石材に衝突しないよ
うになつている。また、スピンドル装置による回
転力をラツピングホイールに適切に伝達し得るよ
うになつている。
また、取付け部材3は、第4図に明示するよう
に、中心部に研削液を供給する第2研削液供給孔
3aが貫通状に形成され、この研削液供給孔3a
が第1研削液供給孔2と同心状になるように基台
1に設けられ、ラツピングホイールの中心部から
研削液を供給するようになつている。第2研削液
供給孔3aの外周側には、フランジ6にボルトで
固定連結する係合孔3bが少なくとも2個所以上
に形成されている。
本実施例は上記のように構成されており、取付
け部材の各係合孔3bにボルトを装着してフラン
ジ6に固定連結し、従来と同様にして研摩加工に
使用される。
その際、研摩加工は、ラツピングホイールを石
材に50〜150Kgで押圧した後、300〜700rpmで回
転することにより開始されるが、セグメント4と
石材間の静止摩擦力が大きく、しかも取付け部材
3がクツシヨン材からなるため、スピンドル装置
いいかえればフランジ6が回転した後わずかに遅
れて基台1が回転する。すなわち、取付け部材3
にねじり応力が蓄積し、このねじり応力が所定値
に達した後、ラツピングホイールが回転すること
になる。従つて、ラツピングホイールにはスピン
ドル装置の回転力に加えて上記ねじり応力が作用
することになり、ラツピングホイールの各セグメ
ントがドレツシングされ、良好に研摩加工が開始
される。
研摩加工中、スピンドル装置が振動し、または
石材の平行度や平坦度等が悪く石材から振動、衝
撃等を受ける場合には、これらの振動、衝撃等は
取付け部材3のクツシヨン作用により適切に吸収
し緩和される。従つて、セグメント4は、石材に
衝突することがなく円滑に接触するため、破損し
たり脱落する等の恐れがなく、長期間安定した研
摩加工を行うことができる。
研摩加工中に研削液が供給されるが、この研削
液はフランジ6を通り第1、第2の研削液供給孔
2,3aいいかえればラツピングホイールの中心
部から基台1と石材の間に供給され、遠心力の作
用と相まつて各セグメント4間を流れ外部に排出
される。その際、研削液は全てが基台1と石材と
の間に供給されるため、利用効率が高く、少量の
研削液であつても研摩個所に十分供給される。ま
た、切削屑、脱落砥粒等はセグメント4間を通り
研削液とともに円滑に排出される。
(考案の効果) 本考案によれば、取付け部材のクツシヨン材が
JIS規格HS60〜90の硬度を有するゴム板材である
ことから、ラツピングホイールを50〜150Kgの力
で石材に押圧した研摩加工する場合にはスピンド
ル装置からの振動、衝撃等が取付け部材によつて
適切に吸収され、セグメントが石材に衝突するこ
とがなく円滑に接触する。従つて、セグメントが
破損したり脱落する等の恐れがなく、長期間安定
して良好に研摩加工することが可能となつた。
ラツピングホイールを石材に押し付けた後に回
転駆動して研摩加工する際には、研摩開始時に取
付け部材にねじり応力が蓄積され、スピンドル装
置の回転力以上の回転力がラツピングホイールに
作用する。これによつて、各セグメントがドレツ
シングされ、石材を良好に研摩加工することが可
能になつた。
研削液がラツピングホイールの中心部から供給
され、遠心力の作用と相まつて各セグメント間を
円滑に流れるため、十分な研削液の供給下におい
て研摩し、また切削屑、脱落砥粒等を円滑に排出
することが可能になつた。また、研削液がすべて
基台と石材との間に供給され利用効率が高いた
め、少量の研削液で十分良好に研削することが可
能になつた。
さらに、取り付け部材の複数個所に形成された
係合孔にボルト等を装着しフランジに連結してい
るため、安定した連結状態となつており、しかも
取付部材がクツシヨン材からなるため、パツキン
等のシール材を介在する必要がなく、水密状に連
結される。従つて、研削液の利用効率を一層高め
ることが可能になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の正面図、第2図は同
じく平面図、第3図は同じく底面図、第4図は第
3図の−線に沿う断面図である。 1……基台、1a……基台の第1端面、1b…
…基台の第2端面、2……第1研削液供給孔、3
……取付け部材、3a……第2研削液供給孔、3
b……係合孔、4……セグメント、6……フラン
ジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円板状の基台の一端面に複数のセグメントを間
    隔を空けて同心状に複数列配設するとともに接着
    固定し、他端面にクツシヨン材からなる取付け部
    材を接着固定して設け、この取付け部材を介して
    スピンドル装置に固定連結するようにしたラツピ
    ングホイールであつて、上記基台及び取付け部材
    の中心部に研削液を供給する研削液供給孔を貫通
    状に形成し、スピンドル装置にボルトで固定連結
    する複数の係合孔を取付け部材に形成してなり、
    取付け部材のクツシヨン材がJIS規格HS60〜90の
    硬度を有するゴム板材であることを特徴とするラ
    ツピングホイール。
JP1985024883U 1985-02-25 1985-02-25 Expired - Lifetime JPH0525808Y2 (ja)

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JPS61141061U JPS61141061U (ja) 1986-09-01
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