JP2000263453A - フラップホイール - Google Patents

フラップホイール

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JP2000263453A
JP2000263453A JP6744399A JP6744399A JP2000263453A JP 2000263453 A JP2000263453 A JP 2000263453A JP 6744399 A JP6744399 A JP 6744399A JP 6744399 A JP6744399 A JP 6744399A JP 2000263453 A JP2000263453 A JP 2000263453A
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flap wheel
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラップホイールと研磨ロールの両方の特長
を実現して、被研磨面を均一にしかも効率よく研磨す
る。 【解決手段】 フラップホイールは、外周面を円柱とす
る芯材2の表面に、方形状に裁断された複数枚の不織布
シート1を、芯材表面の円周方向に積層して内側を芯材
表面に固定しており、積層された不織布シート1の外周
面を円柱状の研磨面3としている。さらに、フラップホ
イールは、円周方向に積層している複数枚の不織布シー
ト1を、所定の枚数で接着して不織布ブロック4として
いる。この不織布ブロック4を、隣接する不織布ブロッ
ク4との積層面を接着することなく、芯材表面に固定し
ている。さらに、フラップホイールは、芯材2の表面
に、少なくとも4ブロック以上の不織布ブロック4を固
定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、金属、
プラスチック、木材等の表面を研磨するのに使用される
フラップホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】フラップホイールは、図1の斜視図に示
すように、円筒状の芯材2に、短冊状に裁断した多数の
不織布シート1を放射状に固定して製作される。不織布
シート1は、積層している間に隙間ができないように、
芯材2の表面の円周方向に圧密状態に積層されて、円筒
の内側となる一端を、芯材2の表面に接着して固定して
いる。芯材2に筒状に固定された不織布シート1は、外
周面を円柱状に加工して研磨面3としている。
【0003】この構造のフラップホイールは、方形状に
裁断した多数枚の不織布シート1を積層し、これを芯材
2の表面に接触するように円筒状に配列し、円筒の内側
を芯材2の表面に接着して製造される。芯材表面に接着
される不織布シート1は、積層している間に隙間ができ
ないように、多少圧縮した状態で芯材2の表面に固定さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す構造のフラ
ップホイールを回転させて、金属等の被研磨物の表面を
研磨すると、不織布シート1は、図2に示すように先端
部が湾曲する。フラップホイールは、不織布シート1を
柔軟に弾性変形させて研磨するので、多少は凹凸のある
被研磨面を均一に研磨できる特長がある。また、不織布
シート1が弾性変形するので、フラップホイールを強く
押圧して強く研磨でき、また、弱く押圧して軽く研磨で
きる。すなわち、フラップホイールを被研磨物に押圧す
る力で研磨状態を調整できる特長もある。
【0005】この特長が生かされて、フラップホイール
は、ステンレス表面のヘアライン加工等、種々の用途に
使用されている。不織布シートが変形することは、前述
の特長を実現するが、この独特の物性のために、研磨力
が他の研磨ロールに比較して弱くなる欠点もある。強く
押圧して回転させるときに、不織布シートが大きく変形
して、押圧力を強くできないからである。さらに、不織
布シートが変形しながら被研磨物の表面を研磨するの
で、寿命が短くなる欠点もある。とくに、被研磨物の表
面に突起があると、寿命が極めて短くなる欠点がある。
【0006】研磨力が弱い欠点は、たとえば、図3に示
すように、不織布シート1を円盤状に裁断して軸方向に
積層した研磨ロールで解消できる。この構造の研磨ロー
ルは、不織布シート1を円盤状に裁断して積層面を接着
して固定するので、積層状態で圧縮して結合するこによ
り、高い密度として研磨力を強くできる。このため、優
れた研磨力にできる。しかしながら、この構造の研磨ロ
ールで金属等の表面を研磨すると、不織布シート1の積
層間にすじができる欠点がある。不織布シート1の間
と、不織布シート1の部分とで研磨力を均一にできない
からである。
【0007】この欠点は、たとえば、特開昭60−20
864号公報や実開昭56−38766号公報に記載さ
れるように、不織布シートを細長い帯状に裁断し、この
不織布シートを、芯材の表面に渦巻状に巻き付けて全体
の形状を円筒状とする研磨ロールで解消できる。この構
造の研磨ロールは、不織布シートを芯材に引っ張りなが
ら巻き付けて、高密度な状態にできる。この構造の研磨
ロールは、金属等の表面を、すじができないように研磨
できる。
【0008】しかしながら、この構造の研磨ロールは、
不織布シートの表面を、外周面として研磨面とするの
で、研磨力が弱くなる。不織布シートは、裁断した裁断
面の研磨力が、不織布シートの表面よりも強くなる性質
があるからである。
【0009】さらに、実開平6−50754号公報に
は、図4に示すように、細長い帯状に裁断した不織布シ
ート1を、芯材2の表面に渦巻状に卷きながら積層して
筒状とし、内面を芯材2の表面に接着する研磨ロールも
開発されている。この研磨ロールは、表面に渦巻状に不
織布シート1の境界ができるので、回転して研磨すると
きに、被研磨面にすじができるのを解消できる。
【0010】しかしながら、この構造の研磨ロールは、
複数枚の不織布シート1を軸方向に積層している図3の
研磨ロールと同じように、金属等の表面に押圧したとき
に、不織布シート1が変形し難いので、被研磨面を均一
に研磨するのが難しい。研磨ロールの表面が弾性的に変
形しないために、強く押圧された部分と弱く押圧された
部分とで、研磨力が異なるからである。
【0011】さらに、不織布シートを芯材表面に放射状
に固定して、隣接する不織布シートを積層面で接着した
フラップホイールも開発されている。この構造のフラッ
プホイールは、不織布シートを接着しているので、不織
布シートを柔軟に変形できず、円盤状に裁断して不織布
シートを軸方向に積層して芯材表面に固定している研磨
ロールと同じ欠点、すなわち、被研磨面を均一に研磨す
るのが難しい欠点がある。研磨ロールの表面が弾性的に
変形しなくなるからである。
【0012】本発明は、従来の研磨ロールとフラップホ
イールとが有するこのような欠点を解決することを目的
に開発されたものである。本発明の重要な目的は、従来
のフラップホイールと研磨ロールの両方の特長を実現す
るフラップホイールを提供することにある。
【0013】本発明の他の大切な目的は、被研磨面を均
一にしかも効率よく研磨でき、しかも、能率よく多量生
産できるフラップホイールを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のフラップホイー
ルは、外周面を円柱とする芯材2の表面に、方形状に裁
断された複数枚の不織布シート1を、芯材表面の円周方
向に積層して内側を芯材表面に固定しており、積層され
た不織布シート1の外周面を円柱状の研磨面3としてい
る。
【0015】さらに、本発明の請求項1のフラップホイ
ールは、円周方向に積層している複数枚の不織布シート
1を、所定の枚数で接着して不織布ブロック4としてい
る。この不織布ブロック4を、隣接する不織布ブロック
4との積層面を接着することなく、芯材表面に固定して
いる。さらに、本発明のフラップホイールは、芯材2の
表面に、少なくとも4ブロック以上の不織布ブロック4
を固定している。
【0016】本発明の請求項2のフラップホイールは、
2〜40枚の不織布シート1を積層して接着してなる不
織布ブロック4を芯材表面に固定している。
【0017】さらに、本発明の請求項3のフラップホイ
ールは、2〜40枚の不織布シート1を積層して接着し
てなる不織布ブロック4を芯材表面に固定すると共に、
フラップホイールの外径を10〜50cmφとして、4
〜50ブロックの不織布ブロック4を芯材表面に固定し
ている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するためのフラップホイールを例示
するものであって、本発明はフラップホイールを下記の
ものに特定しない。
【0019】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0020】図5に示すフラップホイールは、外周面を
円柱とする芯材2の表面に、方形状に裁断された複数枚
の不織布シート1を、芯材表面の円周方向に積層して内
側を芯材表面に固定しており、積層された不織布シート
1の外周面を円柱状の研磨面3としている。
【0021】さらに、この図のフラップホイールは、円
周方向に積層している複数枚の不織布シート1を、所定
の枚数で接着して不織布ブロック4とし、この不織布ブ
ロック4の間を接着することなく芯材表面に固定してい
る。
【0022】不織布シート1は、接着材を介して繊維の
表面に研磨粒を接着している。研磨粒には、シリコンカ
ーバイトやアルミナ等の無機質の研磨粒を使用する。研
磨粒は、液状ないしペースト状の接着剤に混練されて、
接着剤と共に繊維の表面に付着される。また、接着剤を
繊維の表面に塗布した後、接着剤が未硬化な状態で、研
磨粒を吹き付けて付着することもできる。不織布の繊維
に接着剤を塗布するには、不織布の表面に接着剤をスプ
レーして塗布し、あるいは、不織布を接着剤に浸漬して
付着する。接着剤を塗布した不織布は、たとえばローラ
ーで絞って余分な接着剤を除去して、繊維の表面を接着
剤でコーティングする。さらに、不織布は、繊維を製作
する工程、たとえば、プラスチックを糸状にする工程
で、繊維に研磨粒を埋設することもできる。さらに、プ
ラスチックは繊維に研磨粒を埋設して、その表面に研磨
粒を付着することもできる。
【0023】研磨粒を付着する接着剤には、フェノール
樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ウレタン樹脂等を
単独で、あるいは混合して使用する。研磨粒を繊維に接
着する接着剤は、不織布の繊維の交点を結合する接着剤
に併用できる。不織布は、研磨粒を接着する接着剤で、
繊維の交点を結合する。ただし、不織布は、繊維の交点
を結合する接着剤と、研磨粒を付着する接着とを別々に
使用することもできる。
【0024】不織布は、繊維の太さを6〜330デニー
ルとする。ただし、本発明のフラップホイールは、不織
布の繊維に、たとえば、6〜170デニール、好ましく
は10〜40デニール、より好ましくは10〜15デニ
ールのものを使用する。
【0025】研磨粒が付着された不織布は、図6のと
に示すように複数枚を積層して接着し、その後、図6
のに示すように方形状に裁断して不織布ブロック4と
する。不織布ブロック4は、10枚の不織布を積層して
接着している。ただし、不織布ブロック4は、たとえ
ば、2〜40枚、好ましくは5〜20枚の不織布を積層
して接着することもできる。不織布ブロック4は、不織
布の積層枚数を多くして、フラップホイールの研磨力を
強くできる。反対に、不織布の積層枚数を少なくして、
フラップホイールを柔軟で弾性変形しやすくできる。こ
のため、本発明のフラップホイールは、要求される研磨
力と柔軟性とを考慮して、不織布の積層枚数を決定す
る。
【0026】積層した不織布は、不織布繊維を接着する
接着剤と同じように、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、
シリコン樹脂、ウレタン樹脂等を使用する。また、これ
等の接着剤は、単独で使用し、あるいは混合して使用す
ることもできる。不織布を積層する接着剤は、不織布の
表面に塗布される。接着剤の塗布された不織布は、図6
のとに示すように積層され、積層状態でプレスされ
て、積層状態に接着される。
【0027】積層して接着された不織布は、図6のに
示すように方形状に裁断して不織布ブロック4となる。
裁断された不織布ブロック4は、片側の切断面を芯材2
の表面に接着し、他方の切断面をフラップホイール外周
の研磨面3とする。
【0028】不織布ブロック4は、芯材2に接着する内
側面に接着剤を塗布した後、図7に示すように、不織布
シート1を芯材2の表面に円周方向に積層するようにし
て、いいかえると、隣接する不織布ブロック4の境界面
が半径方向となるように積層して、成形筒5で締め付け
て、芯材2の表面に接着させる。成形筒5は、接着剤が
不織布ブロック4を芯材2の表面に接着して固定するま
で、不織布ブロック4を芯材2の表面に締め付ける状態
に保持する。
【0029】芯材2の表面に積層して固定される不織布
ブロック4は、少なくとも4ブロック以上とする。芯材
2表面に固定する不織布ブロック4の数を4ブロック未
満にすると、各々の不織布ブロック4が厚くなって極め
て変形し難くなり、フラップホイールに大切な、柔軟に
変形できる特性が失われるからである。不織布ブロック
4の個数を多くすると、ひとつの不織布ブロック4が薄
くなってより柔軟に変形するようになる。反対に、不織
布ブロック4の数を少なくすると、ひとつの不織布ブロ
ック4が厚くなって、柔軟性は少なくなるが硬くなって
研磨力は強くなる。したがって、芯材2の表面に固定す
る不織布ブロック4の数は、要求される研磨力と柔軟性
とを考慮して、用途に最適な数とする。
【0030】さらに、芯材2の表面に固定される不織布
ブロック4の数は、芯材2とフラップホイールの外径に
よっても最適な数が変化する。芯材2とフラップホイー
ルの外径が大きくなると、芯材2に固定する不織布ブロ
ック4の数も多くする。太いフラップホイールは、外周
が長くなるからである。したがって、芯材表面に固定さ
れる不織布ブロック4の数は、フラップホイールの外径
も考慮して最適値とする。
【0031】たとえば、ステンレスのヘアライン加工に
使用される、外径30cmφのフラップホイールは、芯
材表面に固定する不織布ブロック4の数を30ブロック
として、各々の不織布ブロック4には、10枚の不織布
シート1を積層して接着したものを使用する。ただし、
外径を10〜50cmとするフラップホイールであっ
て、不織布ブロックに、たとえば、2〜40枚の不織布
シートを積層して接着したものを使用するものは、たと
えば、4〜50ブロックの不織布ブロックを積層して、
芯材表面に固定する。
【0032】芯材2の表面に不織布ブロック4を接着し
て固定した後、図8に示すように、フラップホイールを
回転軸6に連結して回転し、外周の研磨面3を研磨ディ
スク7で研削して円柱状に修正する。この工程で外周の
研磨面3を修正したフラップホイールは、外周面を理想
的な円柱状にできる。ただし、本発明のフラップホイー
ルは、必ずしも不織布ブロックを芯材表面に固定したの
ち、外周の研磨面を研削して円柱状に修正する必要はな
い。
【0033】さらに、図9に示すように、所定の厚さに
スライスして、所定の幅のフラップホイールを製造す
る。以上のように、細長いフラップホイールを製作し
て、所定の幅にスライスして複数のフラップホイールを
製作する方法は、能率よく多数のフラップホイールを多
量生産できる特長がある。
【0034】
【発明の効果】本発明のフラップホイールは、従来のフ
ラップホイールの持つ柔軟性と従来の研磨ロールの持つ
研磨力の両方の特性を実現できる特長がある。それは、
本発明のフラップホイールが、外周面を円柱とする芯材
表面の円周方向に積層している複数枚の不織布シート
を、所定の枚数で接着して不織布ブロックとしており、
この不織布ブロックを、隣接する不織布ブロックとの積
層面で接着することなく芯材表面に固定しているからで
ある。この構造のフラップホイールは、芯材表面の円周
方向に積層された複数枚の不織布シートを接着して不織
布ブロックとしているので、従来のフラップホイールに
比べて優れた研磨力を実現できる。さらに、隣接する不
織布ブロックを、積層面で接着することなく芯材表面に
固定しているので、従来の研磨ロールに比べて優れた柔
軟性を実現できる。したがって、本発明のフラップホイ
ールは、従来のフラップホイールと研磨ロールの両方の
特長を実現でき、研磨面を均一にしかも効率よく研磨で
きる特長が実現できる。
【0035】しかも、本発明のフラップホイールは、不
織布の積層枚数と、芯材の表面に固定する不織布ブロッ
クの数を種々に変更することによって、極めて簡単に、
目的や用途に応じた柔軟性と研磨力を有するフラップホ
イールを実現できる特長も備える。
【0036】さらにまた、本発明のフラップホイール
は、能率よく安価に多量生産できる特長も実現できる。
それは、本発明のフラップホイールが、複数枚の不織布
を積層して不織布ブロックとし、この不織布ブロックを
芯材の表面に固定しているからである。たとえば、30
0枚の不織布からなる従来のフラップホイールは、30
0枚の不織布を円筒状に積層して芯材に固定する必要が
あるが、本発明のフラップホイールは、たとえば、10
枚の不織布を積層して不織布ブロックとすることによ
り、わずかに30個の不織布ブロックを芯材に固定して
製造できる。300枚の不織布を芯材の表面に綺麗に並
べての固定するのに比較して、30の不織布ブロックを
芯材に固定して製造できる本発明のフラップホイール
は、極めて能率よく多量生産できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のフラップホイールの斜視図
【図2】図1に示すフラップホイールが研磨する状態を
示す正面図
【図3】従来の研磨ロールの分解斜視図
【図4】従来の他の研磨ロールの製造工程を示す斜視図
【図5】本発明の実施例のフラップホイールの斜視図
【図6】本発明の実施例のフラップホイールの製造工程
を示す斜視図
【図7】本発明の実施例のフラップホイールの製造工程
を示す斜視図
【図8】本発明の実施例のフラップホイールの製造工程
を示す斜視図
【図9】本発明の実施例のフラップホイールの製造工程
を示す斜視図
【符号の説明】
1…不織布シート 2…芯材 3…研磨面 4…不織布ブロック 5…成形筒 6…回転軸 7…研磨ディスク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月17日(2000.1.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 フラップホイール
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、金属、
プラスチック、木材等の表面を研磨するのに使用される
フラップホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】フラップホイールは、図1の斜視図に示
すように、円筒状の芯材2に、短冊状に裁断した多数の
不織布シート1を放射状に固定して製作される。不織布
シート1は、積層している間に隙間ができないように、
芯材2の表面の円周方向に圧密状態に積層されて、円筒
の内側となる一端を、芯材2の表面に接着して固定して
いる。芯材2に筒状に固定された不織布シート1は、外
周面を円柱状に加工して研磨面3としている。
【0003】この構造のフラップホイールは、方形状に
裁断した多数枚の不織布シート1を積層し、これを芯材
2の表面に接触するように円筒状に配列し、円筒の内側
を芯材2の表面に接着して製造される。芯材表面に接着
される不織布シート1は、積層している間に隙間ができ
ないように、多少圧縮した状態で芯材2の表面に固定さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す構造のフラ
ップホイールを回転させて、金属等の被研磨物の表面を
研磨すると、不織布シート1は、図2に示すように先端
部が湾曲する。フラップホイールは、不織布シート1を
柔軟に弾性変形させて研磨するので、多少は凹凸のある
被研磨面を均一に研磨できる特長がある。また、不織布
シート1が弾性変形するので、フラップホイールを強く
押圧して強く研磨でき、また、弱く押圧して軽く研磨で
きる。すなわち、フラップホイールを被研磨物に押圧す
る力で研磨状態を調整できる特長もある。
【0005】この特長が生かされて、フラップホイール
は、ステンレス表面のヘアライン加工等、種々の用途に
使用されている。不織布シートが変形することは、前述
の特長を実現するが、この独特の物性のために、研磨力
が他の研磨ロールに比較して弱くなる欠点もある。強く
押圧して回転させるときに、不織布シートが大きく変形
して、押圧力を強くできないからである。さらに、不織
布シートが変形しながら被研磨物の表面を研磨するの
で、寿命が短くなる欠点もある。とくに、被研磨物の表
面に突起があると、寿命が極めて短くなる欠点がある。
【0006】研磨力が弱い欠点は、たとえば、図3に示
すように、不織布シート1を円盤状に裁断して軸方向に
積層した研磨ロールで解消できる。この構造の研磨ロー
ルは、不織布シート1を円盤状に裁断して積層面を接着
して固定するので、積層状態で圧縮して結合するこによ
り、高い密度として研磨力を強くできる。このため、優
れた研磨力にできる。しかしながら、この構造の研磨ロ
ールで金属等の表面を研磨すると、不織布シート1の積
層間にすじができる欠点がある。不織布シート1の間
と、不織布シート1の部分とで研磨力を均一にできない
からである。
【0007】この欠点は、たとえば、特開昭60−20
864号公報や実開昭56−38766号公報に記載さ
れるように、不織布シートを細長い帯状に裁断し、この
不織布シートを、芯材の表面に渦巻状に巻き付けて全体
の形状を円筒状とする研磨ロールで解消できる。この構
造の研磨ロールは、不織布シートを芯材に引っ張りなが
ら巻き付けて、高密度な状態にできる。この構造の研磨
ロールは、金属等の表面を、すじができないように研磨
できる。
【0008】しかしながら、この構造の研磨ロールは、
不織布シートの表面を、外周面として研磨面とするの
で、研磨力が弱くなる。不織布シートは、裁断した裁断
面の研磨力が、不織布シートの表面よりも強くなる性質
があるからである。
【0009】さらに、実開平6−50754号公報に
は、図4に示すように、細長い帯状に裁断した不織布シ
ート1を、芯材2の表面に渦巻状に卷きながら積層して
筒状とし、内面を芯材2の表面に接着する研磨ロールも
開発されている。この研磨ロールは、表面に渦巻状に不
織布シート1の境界ができるので、回転して研磨すると
きに、被研磨面にすじができるのを解消できる。
【0010】しかしながら、この構造の研磨ロールは、
複数枚の不織布シート1を軸方向に積層している図3の
研磨ロールと同じように、金属等の表面に押圧したとき
に、不織布シート1が変形し難いので、被研磨面を均一
に研磨するのが難しい。研磨ロールの表面が弾性的に変
形しないために、強く押圧された部分と弱く押圧された
部分とで、研磨力が異なるからである。
【0011】さらに、不織布シートを芯材表面に放射状
に固定して、隣接する不織布シートを積層面で接着した
フラップホイールも開発されている。この構造のフラッ
プホイールは、不織布シートを接着しているので、不織
布シートを柔軟に変形できず、円盤状に裁断して不織布
シートを軸方向に積層して芯材表面に固定している研磨
ロールと同じ欠点、すなわち、被研磨面を均一に研磨す
るのが難しい欠点がある。研磨ロールの表面が弾性的に
変形しなくなるからである。
【0012】本発明は、従来の研磨ロールとフラップホ
イールとが有するこのような欠点を解決することを目的
に開発されたものである。本発明の重要な目的は、従来
のフラップホイールと研磨ロールの両方の特長を実現す
るフラップホイールを提供することにある。
【0013】本発明の他の大切な目的は、被研磨面を均
一にしかも効率よく研磨でき、しかも、能率よく多量生
産できるフラップホイールを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のフラップホイー
ルは、外周面を円柱とする芯材2の表面に、方形状に裁
断された複数枚の不織布シート1を、芯材表面の円周方
向に積層して内側を芯材表面に固定しており、積層され
た不織布シート1の外周面を円柱状の研磨面3としてい
る。
【0015】さらに、本発明の請求項1のフラップホイ
ールは、円周方向に積層している複数枚の不織布シート
が、接着剤を介して繊維の表面に研磨粒を接着したも
ので、さらに、接着剤を塗布して積層される状態でプレ
スされて、所定の枚数が接着されて不織布ブロック4と
している。この不織布ブロック4を、隣接する不織布ブ
ロック4との積層面を接着することなく、芯材表面に固
定している。芯材表面に固定される不織布ブロック4
は、隣接する不織布ブロック4の境界面が芯材2の半径
方向とする状態に積層し、これを成形筒5で締め付け
て、芯材2の表面に接着して固定される。さらに、本発
明のフラップホイールは、芯材2の表面に、少なくとも
4ブロック以上の不織布ブロック4を固定している。
【0016】本発明の請求項2のフラップホイールは、
2〜40枚の不織布シート1を積層して接着してなる不
織布ブロック4を芯材表面に固定している。
【0017】さらに、本発明の請求項3のフラップホイ
ールは、2〜40枚の不織布シート1を積層して接着し
てなる不織布ブロック4を芯材表面に固定すると共に、
フラップホイールの外径を10〜50cmφとして、4
〜50ブロックの不織布ブロック4を芯材表面に固定し
ている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するためのフラップホイールを例示
するものであって、本発明はフラップホイールを下記の
ものに特定しない。
【0019】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0020】図5に示すフラップホイールは、外周面を
円柱とする芯材2の表面に、方形状に裁断された複数枚
の不織布シート1を、芯材表面の円周方向に積層して内
側を芯材表面に固定しており、積層された不織布シート
1の外周面を円柱状の研磨面3としている。
【0021】さらに、この図のフラップホイールは、円
周方向に積層している複数枚の不織布シート1を、所定
の枚数で接着して不織布ブロック4とし、この不織布ブ
ロック4の間を接着することなく芯材表面に固定してい
る。
【0022】不織布シート1は、接着剤を介して繊維の
表面に研磨粒を接着している。研磨粒には、シリコンカ
ーバイトやアルミナ等の無機質の研磨粒を使用する。研
磨粒は、液状ないしペースト状の接着剤に混練されて、
接着剤と共に繊維の表面に付着される。また、接着剤を
繊維の表面に塗布した後、接着剤が未硬化な状態で、研
磨粒を吹き付けて付着することもできる。不織布の繊維
に接着剤を塗布するには、不織布の表面に接着剤をスプ
レーして塗布し、あるいは、不織布を接着剤に浸漬して
付着する。接着剤を塗布した不織布は、たとえばローラ
ーで絞って余分な接着剤を除去して、繊維の表面を接着
剤でコーティングする。さらに、不織布は、繊維を製作
する工程、たとえば、プラスチックを糸状にする工程
で、繊維に研磨粒を埋設することもできる。さらに、プ
ラスチックは繊維に研磨粒を埋設して、その表面に研磨
粒を付着することもできる。
【0023】研磨粒を付着する接着剤には、フェノール
樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ウレタン樹脂等を
単独で、あるいは混合して使用する。研磨粒を繊維に接
着する接着剤は、不織布の繊維の交点を結合する接着剤
に併用できる。不織布は、研磨粒を接着する接着剤で、
繊維の交点を結合する。ただし、不織布は、繊維の交点
を結合する接着剤と、研磨粒を付着する接着とを別々に
使用することもできる。
【0024】不織布は、繊維の太さを6〜330デニー
ルとする。ただし、本発明のフラップホイールは、不織
布の繊維に、たとえば、6〜170デニール、好ましく
は10〜40デニール、より好ましくは10〜15デニ
ールのものを使用する。
【0025】研磨粒が付着された不織布は、図6のと
に示すように複数枚を積層して接着し、その後、図6
のに示すように方形状に裁断して不織布ブロック4と
する。不織布ブロック4は、10枚の不織布を積層して
接着している。ただし、不織布ブロック4は、たとえ
ば、2〜40枚、好ましくは5〜20枚の不織布を積層
して接着することもできる。不織布ブロック4は、不織
布の積層枚数を多くして、フラップホイールの研磨力を
強くできる。反対に、不織布の積層枚数を少なくして、
フラップホイールを柔軟で弾性変形しやすくできる。こ
のため、本発明のフラップホイールは、要求される研磨
力と柔軟性とを考慮して、不織布の積層枚数を決定す
る。
【0026】積層した不織布は、不織布繊維を接着する
接着剤と同じように、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、
シリコン樹脂、ウレタン樹脂等を使用する。また、これ
等の接着剤は、単独で使用し、あるいは混合して使用す
ることもできる。不織布を積層する接着剤は、不織布の
表面に塗布される。接着剤の塗布された不織布は、図6
のとに示すように積層され、積層状態でプレスされ
て、積層状態に接着される。
【0027】積層して接着された不織布は、図6のに
示すように方形状に裁断して不織布ブロック4となる。
裁断された不織布ブロック4は、片側の切断面を芯材2
の表面に接着し、他方の切断面をフラップホイール外周
の研磨面3とする。
【0028】不織布ブロック4は、芯材2に接着する内
側面に接着剤を塗布した後、図7に示すように、不織布
シート1を芯材2の表面に円周方向に積層するようにし
て、いいかえると、隣接する不織布ブロック4の境界面
が半径方向となるように積層して、成形筒5で締め付け
て、芯材2の表面に接着させる。成形筒5は、接着剤が
不織布ブロック4を芯材2の表面に接着して固定するま
で、不織布ブロック4を芯材2の表面に締め付ける状態
に保持する。
【0029】芯材2の表面に積層して固定される不織布
ブロック4は、少なくとも4ブロック以上とする。芯材
2表面に固定する不織布ブロック4の数を4ブロック未
満にすると、各々の不織布ブロック4が厚くなって極め
て変形し難くなり、フラップホイールに大切な、柔軟に
変形できる特性が失われるからである。不織布ブロック
4の個数を多くすると、ひとつの不織布ブロック4が薄
くなってより柔軟に変形するようになる。反対に、不織
布ブロック4の数を少なくすると、ひとつの不織布ブロ
ック4が厚くなって、柔軟性は少なくなるが硬くなって
研磨力は強くなる。したがって、芯材2の表面に固定す
る不織布ブロック4の数は、要求される研磨力と柔軟性
とを考慮して、用途に最適な数とする。
【0030】さらに、芯材2の表面に固定される不織布
ブロック4の数は、芯材2とフラップホイールの外径に
よっても最適な数が変化する。芯材2とフラップホイー
ルの外径が大きくなると、芯材2に固定する不織布ブロ
ック4の数も多くする。太いフラップホイールは、外周
が長くなるからである。したがって、芯材表面に固定さ
れる不織布ブロック4の数は、フラップホイールの外径
も考慮して最適値とする。
【0031】たとえば、ステンレスのヘアライン加工に
使用される、外径30cmφのフラップホイールは、芯
材表面に固定する不織布ブロック4の数を30ブロック
として、各々の不織布ブロック4には、10枚の不織布
シート1を積層して接着したものを使用する。ただし、
外径を10〜50cmとするフラップホイールであっ
て、不織布ブロックに、たとえば、2〜40枚の不織布
シートを積層して接着したものを使用するものは、たと
えば、4〜50ブロックの不織布ブロックを積層して、
芯材表面に固定する。
【0032】芯材2の表面に不織布ブロック4を接着し
て固定した後、図8に示すように、フラップホイールを
回転軸6に連結して回転し、外周の研磨面3を研磨ディ
スク7で研削して円柱状に修正する。この工程で外周の
研磨面3を修正したフラップホイールは、外周面を理想
的な円柱状にできる。ただし、本発明のフラップホイー
ルは、必ずしも不織布ブロックを芯材表面に固定したの
ち、外周の研磨面を研削して円柱状に修正する必要はな
い。
【0033】さらに、図9に示すように、所定の厚さに
スライスして、所定の幅のフラップホイールを製造す
る。以上のように、細長いフラップホイールを製作し
て、所定の幅にスライスして複数のフラップホイールを
製作する方法は、能率よく多数のフラップホイールを多
量生産できる特長がある。
【0034】
【発明の効果】本発明のフラップホイールは、従来のフ
ラップホイールの持つ柔軟性と従来の研磨ロールの持つ
研磨力の両方の特性を実現できる特長がある。それは、
本発明のフラップホイールが、外周面を円柱とする芯材
表面の円周方向に積層している複数枚の不織布シート
を、所定の枚数で接着して不織布ブロックとしており、
この不織布ブロックを、隣接する不織布ブロックとの積
層面で接着することなく芯材表面に固定しているからで
ある。この構造のフラップホイールは、芯材表面の円周
方向に積層された複数枚の不織布シートを接着して不織
布ブロックとしているので、従来のフラップホイールに
比べて優れた研磨力を実現できる。さらに、隣接する不
織布ブロックを、積層面で接着することなく芯材表面に
固定しているので、従来の研磨ロールに比べて優れた柔
軟性を実現できる。したがって、本発明のフラップホイ
ールは、従来のフラップホイールと研磨ロールの両方の
特長を実現でき、研磨面を均一にしかも効率よく研磨で
きる特長が実現できる。
【0035】しかも、本発明のフラップホイールは、不
織布の積層枚数と、芯材の表面に固定する不織布ブロッ
クの数を種々に変更することによって、極めて簡単に、
目的や用途に応じた柔軟性と研磨力を有するフラップホ
イールを実現できる特長も備える。
【0036】さらにまた、本発明のフラップホイール
は、能率よく安価に多量生産できる特長も実現できる。
それは、本発明のフラップホイールが、複数枚の不織布
を積層して不織布ブロックとし、この不織布ブロックを
芯材の表面に固定しているからである。たとえば、30
0枚の不織布からなる従来のフラップホイールは、30
0枚の不織布を円筒状に積層して芯材に固定する必要が
あるが、本発明のフラップホイールは、たとえば、10
枚の不織布を積層して不織布ブロックとすることによ
り、わずかに30個の不織布ブロックを芯材に固定して
製造できる。300枚の不織布を芯材の表面に綺麗に並
べての固定するのに比較して、30の不織布ブロックを
芯材に固定して製造できる本発明のフラップホイール
は、極めて能率よく多量生産できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のフラップホイールの斜視図
【図2】図1に示すフラップホイールが研磨する状態を
示す正面図
【図3】従来の研磨ロールの分解斜視図
【図4】従来の他の研磨ロールの製造工程を示す斜視図
【図5】本発明の実施例のフラップホイールの斜視図
【図6】本発明の実施例のフラップホイールの製造工程
を示す斜視図
【図7】本発明の実施例のフラップホイールの製造工程
を示す斜視図
【図8】本発明の実施例のフラップホイールの製造工程
を示す斜視図
【図9】本発明の実施例のフラップホイールの製造工程
を示す斜視図
【符号の説明】 1…不織布シート 2…芯材 3…研磨面 4…不織布ブロック 5…成形筒 6…回転軸 7…研磨ディスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面を円柱とする芯材(2)の表面に、
    方形状に裁断された複数枚の不織布シート(1)を、芯材
    表面の円周方向に積層して内側を芯材表面に固定してお
    り、積層された不織布シート(1)の外周面を円柱状の研
    磨面(3)としているフラップホイールにおいて、 円周方向に積層している複数枚の不織布シート(1)を、
    所定の枚数で接着して不織布ブロック(4)としており、
    この不織布ブロック(4)は、隣接する不織布ブロック(4)
    との積層面を接着することなく芯材表面に固定してお
    り、さらに、芯材(2)の表面に少なくとも4ブロック以
    上の不織布ブロック(4)を固定してなることを特徴とす
    るフラップホイール。
  2. 【請求項2】 不織布ブロック(4)が、2〜40枚の不
    織布シート(1)を積層して接着してなる請求項1に記載
    されるフラップホイール。
  3. 【請求項3】 フラップホイールの外径が10〜50c
    mφで、4〜50ブロックの不織布ブロック(4)を芯材
    表面に固定してなる請求項2に記載されるフラップホイ
    ール。
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