JPH0650871A - 計測濁度の補正装置 - Google Patents

計測濁度の補正装置

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JPH0650871A
JPH0650871A JP22456592A JP22456592A JPH0650871A JP H0650871 A JPH0650871 A JP H0650871A JP 22456592 A JP22456592 A JP 22456592A JP 22456592 A JP22456592 A JP 22456592A JP H0650871 A JPH0650871 A JP H0650871A
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Yoshito Noda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計測された実際の値と表示値からファクター
値を演算し、このファクター値で濁度を補正して濁度の
実際の値を正確にデジタル表示し得る装置を提供する。 【構成】 懸濁液の濁度を検出し、この濁度信号をあら
かじめ制御部に設定した基準値により比較演算して表示
部に濁度をデジタル表示する濁度計測装置において、前
記制御部6の演算回路7の出力側に補正回路8を接続
し、この補正回路が濁度の前記表示値と濁度計から出力
した濁度信号によりファクター値を演算して表示し、該
ファクター値を補正回路に設定して濁度を補正演算さ
せ、この補正された濁度を前記表示部にデジタル表示さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、懸濁液の計測された濁
度を補正する装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば沈澱槽、濃縮槽などの内部におけ
る懸濁液の濁度は、従来、光の透過率又は超音波の減衰
率などによる一対の検出器で検出され、検出器の出力し
た濁度信号を制御部に入力させてあらかじめ設定した基
準値と比較演算させ、その出力により濁度の値を表示部
に表示させている。この制御部における濁度の演算は、
一般に、一定の基準による設定値、例えばJIS法のカ
オリン標準液による校正値を用いたソフトウエア等によ
ってなされており、濁度の表示にはアナログ型表示が多
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、懸濁液の濁度
は、液中に懸濁する物質の種類、量などによってその比
重が多様に異っているから、前述したように一定の標準
値を用いて濁度を演算すると、当該表示値と実際上の計
測値との間に誤差が生じ、正確な濁度が表示されなかっ
た。また、アナログ型の表示であるため、異なる懸濁物
に対しては、その都度ダイヤル等による量子化の操作を
必要としていた。
【0004】本発明は上記の問題点を解決しようとする
もので、計測された実際の値と表示値からファクター値
を演算し、このファクター値で濁度を補正して濁度の実
際の値を正確にデジタル表示し得る装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明の装置
は、懸濁液の濁度を検出し、この濁度信号をあらかじめ
制御部に設定した基準値により比較演算して表示部に濁
度をデジタル表示する濁度計測装置において、前記制御
部の演算回路の出力側に補正回路を接続し、この補正回
路が濁度の前記表示値と濁度計から出力した濁度信号に
よりファクター値を演算して表示し、該ファクター値を
補正回路に設定して濁度を補正演算させ、この補正され
た濁度を前記表示部にデジタル表示させることを特徴と
している。
【0006】
【作 用】補正回路が動作し、演算回路の出力信号から
実際の計測値(濁度信号の値)と表示部の表示値を取り
出し、ファクター演算してファクター値表示部にファク
ター値を表示する。このファクター値を数値設定部に設
定し、再び補正回路を動作させると、前記ファクター値
により補正回路で濁度が補正演算され、補正された濁度
は実際の濁度値と同一となって表示部にデジタル表示さ
れる。なお、制御部に設定する基準値は、計測する懸濁
液の種類に応じてあらかじめ分析した複数の基準値が設
定されるから、演算回路で演算する場合には計測懸濁液
に対応した基準値が選択されるようになっており、この
計測懸濁液について濁度が補正される。
【0007】
【実施例】図1は、懸濁液の濁度の計測装置の一例を概
括的に示したもので、懸濁液は沈澱槽1の内部に満たさ
れている。2は一対の検出器、3は前記検出器を吊下す
るケーブルで、検出器2から出力する計測信号は、ケー
ブル3から増幅部4、変換部5を経て濁度信号として制
御部6に入力する。
【0008】上記の制御部6は、図2にその一例をブロ
ック図で示したように、演算回路7と補正回路8からな
っている。すなわち、演算回路7の出力側に補正回路8
が接続され、補正回路8の出力側は操作部9を介して表
示部10に接続されている。この操作部9は、第1の動
作で前記表示部10への電路を開くとともに、ファクタ
ー値表示部11への電路を閉じて補正回路8を動作さ
せ、第2の動作で逆に表示部10への電路を閉じ、ファ
クター値表示部11への電路を開くようになっている。
また、前記補正回路8には、数値設定部12から選択し
た数値を入力できるようにしてある。
【0009】制御部6の演算回路7には、あらかじめ一
定の基準値が設定されており、入力した濁度信号の値を
前記基準値により比較演算し、その出力が補正回路8、
操作部9を経て表示部10に入力し、デジタル表示され
る。なお、この段階では補正回路8は動作しないが、懸
濁液の比重等が演算回路7に設定された基準値と同一又
は近接しているときは、表示された濁度は実際の計測
値、すなわち、濁度信号の値とほぼ等しくなってその間
に特別な誤差は生じない。
【0010】また、懸濁液の比重等が前記基準値と異な
り補正演算を必要とするときは、実際の計測値と前記表
示値との間に誤差が生ずるから、この場合には操作部9
を動作させて補正回路8の出力をファクター値表示部1
1側に切り替える。この切り替えにより、補正回路8が
動作し、演算回路7の出力信号から実際の計測値(濁度
信号の値)と表示部10の表示値を取り出し、ファクタ
ー演算してファクター値表示部11にファクター値を表
示する。具体的に、例えば計測した実際の濁度の値が2
90ppm、表示部10の表示値が250ppmである
とき、ファクター値は、 290÷250=1.16 となる。そこで、このファクター値(上記例の1.1
6)を数値設定部12に設定し、再び操作部9を動作さ
せると、前記ファクター値により補正回路8で濁度が補
正演算(250×1.16=290)され、補正された
濁度(290ppm)は実際の濁度値(290ppm)
と同一となって表示部10にデジタル表示される。
【0011】なお、上記の実施例においては、制御部6
に設定する基準値が単一の場合について説明したが、こ
の基準値は計測する懸濁液の種類に応じてあらかじめ分
析した複数の基準値が設定されるもので、演算回路7で
演算する場合に計測する懸濁液に対応した基準値を選択
できるようにしてあり、この計測懸濁液について前述し
たように濁度を補正するものである。
【0012】
【発明の効果】上記のごとく、本発明によれば、前記制
御部の演算回路の出力側に補正回路を接続し、この補正
回路が濁度の前記表示値と濁度計から出力した濁度信号
によりファクター値を演算して表示し、該ファクター値
を補正回路に設定して濁度を補正演算させ、この濁度を
前記表示部にデジタル表示させるから、懸濁液の比重等
が制御部に設定した一定の標準値と異なっている場合
に、表示部に表示される濁度の値を実際の濁度値とほぼ
同一にして正確に表示し得る効果がある。また、懸濁液
の種類に応じてあらかじめ分析した複数の基準値を制御
部に設定するため、異なる懸濁液に対しても容易にその
濁度を検出し、これを補正することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】濁度計測装置の一例を示す概念図である。
【図2】本発明の要部を示すブロック図である。
【符号の説明】
2…検出器 6…制御部 7…演算回路 8…補正回路 9…操作部 10…表示部 11…ファクター値表示部 12…数値設定部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 懸濁液の濁度を検出し、この濁度信号をあらかじめ制御
    部に設定した基準値により比較演算して表示部に濁度を
    デジタル表示する濁度計測装置において、前記制御部の
    演算回路の出力側に補正回路を接続し、この補正回路が
    濁度の前記表示値と濁度計から出力した濁度信号により
    ファクター値を演算して表示し、該ファクター値を補正
    回路に設定して濁度を補正演算させ、この補正された濁
    度を前記表示部にデジタル表示させることを特徴とする
    計測濁度の補正装置。
JP4224565A 1992-08-03 1992-08-03 濁度をデジタル表示する濁度計測方法 Expired - Lifetime JP2745267B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6174860U (ja) * 1984-10-19 1986-05-20
JPH0288944A (ja) * 1988-09-27 1990-03-29 Meidensha Corp 濁度計の校正方法

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6174860U (ja) * 1984-10-19 1986-05-20
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