JPH0650851B2 - フレームアライナー - Google Patents
フレームアライナーInfo
- Publication number
- JPH0650851B2 JPH0650851B2 JP63068161A JP6816188A JPH0650851B2 JP H0650851 B2 JPH0650851 B2 JP H0650851B2 JP 63068161 A JP63068161 A JP 63068161A JP 6816188 A JP6816188 A JP 6816188A JP H0650851 B2 JPH0650851 B2 JP H0650851B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- output
- input
- data
- elastic store
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、PCM伝送信号等基準クロック信号に同期し
たデジタル伝送信号の位相同期回路、特にフレームアラ
イナーに関する。
たデジタル伝送信号の位相同期回路、特にフレームアラ
イナーに関する。
一般にこのようなデジタル伝送信号は一定の周期(例え
ば 125μS,8kHz周期)毎の繰り返し信号で構成さ
れ、(この周期を以下フレームと呼ぶ)、このデジタル
伝送信号を受信し処理するにあたっては、処理装置自身
も自らのフレーム周期で動作しているので、まず受信信
号のフレームを処理装置の位置に合わせる必要がある。
このような機能を有する回路はフレームアライナーと呼
ばれている。
ば 125μS,8kHz周期)毎の繰り返し信号で構成さ
れ、(この周期を以下フレームと呼ぶ)、このデジタル
伝送信号を受信し処理するにあたっては、処理装置自身
も自らのフレーム周期で動作しているので、まず受信信
号のフレームを処理装置の位置に合わせる必要がある。
このような機能を有する回路はフレームアライナーと呼
ばれている。
従来、このようなフレームアライナーは第3図のような
1フレーム表のエラスティックストア(ES)で構成さ
れている。エラスティックストアは入力フレーム位相,
出力フレーム位相,入力クロック,入力データ,出力ク
ロックを与えることにより、1フレーム以下の任意の位
相差のある入力信号の位相を出力フレームの位相に合わ
せることができるメモリである。
1フレーム表のエラスティックストア(ES)で構成さ
れている。エラスティックストアは入力フレーム位相,
出力フレーム位相,入力クロック,入力データ,出力ク
ロックを与えることにより、1フレーム以下の任意の位
相差のある入力信号の位相を出力フレームの位相に合わ
せることができるメモリである。
一般に入力フレームの出力フレームに対する位相は不確
定で、かつ、通信中に前後に若干遅延変動が起きる。こ
のため、たまたま入力フレームが出力フレームとほぼ一
致する所にあり、出力フレームの前後にわたって変動す
る場合、入力フレームが出力フレームより前にあるとき
と後にあるときで、入力から出力までの遅延時間が1フ
レーム分異なり、特に前述のように入力フレームに遅延
変動が生じる場合にはそのたびに、出力信号に1フレー
ム分のデータの脱落や、付加が起きてしまい不都合であ
る。
定で、かつ、通信中に前後に若干遅延変動が起きる。こ
のため、たまたま入力フレームが出力フレームとほぼ一
致する所にあり、出力フレームの前後にわたって変動す
る場合、入力フレームが出力フレームより前にあるとき
と後にあるときで、入力から出力までの遅延時間が1フ
レーム分異なり、特に前述のように入力フレームに遅延
変動が生じる場合にはそのたびに、出力信号に1フレー
ム分のデータの脱落や、付加が起きてしまい不都合であ
る。
また、エラスティックストア素子自体も入力フレームと
出力フレームの位相差が非常に近いある範囲内では、回
路構成上の問題で入出力間に誤りなくデータの転送がで
きない。
出力フレームの位相差が非常に近いある範囲内では、回
路構成上の問題で入出力間に誤りなくデータの転送がで
きない。
このため従来からこれを回避する回路手段がいくつか提
供されているが、いずれも構成素子量,機能等の点で必
ずしも十分なものではなかった。
供されているが、いずれも構成素子量,機能等の点で必
ずしも十分なものではなかった。
本発明の目的は、上述のような問題点を解決したフレー
ムアライナーを提供することにある。
ムアライナーを提供することにある。
第1図は、本発明の一実施例のブロック図である。本実
施例によれば、従来のエラスティックストアによるフレ
ームアライナーに、もう1個のエラスティックストアを
直列に加え、簡単な制御回路を付加することにより、フ
レームスリップの生じないフレームアライナーを構成す
る。すなわち、読み・書きの位相が独立に可変でデータ
の書き込み・読み出し順序は順番である複数ビットのデ
ータを蓄積するエラスティックストアを2個直列に接続
する。この場合、エラスティックストア1の出力データ
端子DOがエラスティックストア2の入力データ端子D
Iに接続され、エラスティックストア1の出力クロック
端子RCがエラスティックストア2の入力クロック端子
WCに接続され、エラスティックストア1の出力フレー
ム端子RRはエラスティックストア2の入力フレーム端
子WRに接続される。また、エラスティックストア2の
出力クロック端子RCは、エラスティックストアの出力
クロック端子RCおよびエラスティックストア2の入力
クロック端子WCに接続されている。
施例によれば、従来のエラスティックストアによるフレ
ームアライナーに、もう1個のエラスティックストアを
直列に加え、簡単な制御回路を付加することにより、フ
レームスリップの生じないフレームアライナーを構成す
る。すなわち、読み・書きの位相が独立に可変でデータ
の書き込み・読み出し順序は順番である複数ビットのデ
ータを蓄積するエラスティックストアを2個直列に接続
する。この場合、エラスティックストア1の出力データ
端子DOがエラスティックストア2の入力データ端子D
Iに接続され、エラスティックストア1の出力クロック
端子RCがエラスティックストア2の入力クロック端子
WCに接続され、エラスティックストア1の出力フレー
ム端子RRはエラスティックストア2の入力フレーム端
子WRに接続される。また、エラスティックストア2の
出力クロック端子RCは、エラスティックストアの出力
クロック端子RCおよびエラスティックストア2の入力
クロック端子WCに接続されている。
制御回路9は、フリップフロップ3と、ANDゲート
4,5と、切替スイッチ6と、 1/4フレーム遅延回路7
と、 3/4フレーム遅延回路8とで構成されている。エラ
スティックストア1への入力フレーム端子WRは、AN
Dゲート4,5のそれぞれ一方の入力に接続される。エ
ラスティックストア2の出力フレーム端子RRは、 1/4
遅延回路7および 3/4遅延回路8に接続され、これら遅
延回路の出力はANDゲート4,5の他方の入力に接続
され、かつ、切替スイッチ6に接続されている。切替ス
イッチ6は、エラスティックストア1の出力フレーム端
子RRとエラスティックストア2の入力フレーム端子W
Rとを接続するラインに接続されている。ANDゲート
4の出力はフリップフロップ3のS入力に接続され、A
NDゲート5の出力はフリップフロップ3のR入力に接
続され、フリップフロップ3のQ出力は切替スイッチ6
の切替え制御端子に接続される。
4,5と、切替スイッチ6と、 1/4フレーム遅延回路7
と、 3/4フレーム遅延回路8とで構成されている。エラ
スティックストア1への入力フレーム端子WRは、AN
Dゲート4,5のそれぞれ一方の入力に接続される。エ
ラスティックストア2の出力フレーム端子RRは、 1/4
遅延回路7および 3/4遅延回路8に接続され、これら遅
延回路の出力はANDゲート4,5の他方の入力に接続
され、かつ、切替スイッチ6に接続されている。切替ス
イッチ6は、エラスティックストア1の出力フレーム端
子RRとエラスティックストア2の入力フレーム端子W
Rとを接続するラインに接続されている。ANDゲート
4の出力はフリップフロップ3のS入力に接続され、A
NDゲート5の出力はフリップフロップ3のR入力に接
続され、フリップフロップ3のQ出力は切替スイッチ6
の切替え制御端子に接続される。
次に、本実施例の動作を、第2図のタイミングチャート
をも参照しながら説明する。
をも参照しながら説明する。
エラスティックストア1に入力クロックで入力データを
書き込み、入力クロックでデータを読み出す。読み出さ
れたデータをエラスティックストア2に入力クロックで
書き込み、エラスティックストア2から出力クロックで
データを読み出す。
書き込み、入力クロックでデータを読み出す。読み出さ
れたデータをエラスティックストア2に入力クロックで
書き込み、エラスティックストア2から出力クロックで
データを読み出す。
エラスティックストア1の書き込み位相を入力フレーム
に合わせ、エラスティックストア2の読み出し位相を出
力フレームに合わせる。エラスティックストア1の出力
位相とエラスティックストア2の入力位相を、制御回路
9からの制御フレームに合わせる。
に合わせ、エラスティックストア2の読み出し位相を出
力フレームに合わせる。エラスティックストア1の出力
位相とエラスティックストア2の入力位相を、制御回路
9からの制御フレームに合わせる。
制御フレームは、入力フレーム(第2図の入力フレーム
1)が出力フレームに対して−1/4フレーム〜+3/4フレ
ームの位相のあるときは、0〜1/2フレームの間の特定
値aであり、入力フレーム(第2図の入力フレーム2)
が出力フレームに対して−3/4フレーム〜+1/4フレーム
の位相にあるときは、1/2〜1フレームの間の特定値b
である。
1)が出力フレームに対して−1/4フレーム〜+3/4フレ
ームの位相のあるときは、0〜1/2フレームの間の特定
値aであり、入力フレーム(第2図の入力フレーム2)
が出力フレームに対して−3/4フレーム〜+1/4フレーム
の位相にあるときは、1/2〜1フレームの間の特定値b
である。
このような制御フレームを発生する制御回路9は、次の
ように動作する。 1/4フレーム遅延回路7は出力フレー
ムを 1/4フレーム遅延し、0〜1/2フレームの間の特定
値9を出力する。 3/4フレーム遅延回路8は出力フレー
ムを 3/4フレーム遅延し、 1/2〜1フレームの間の特定
値bを出力する。
ように動作する。 1/4フレーム遅延回路7は出力フレー
ムを 1/4フレーム遅延し、0〜1/2フレームの間の特定
値9を出力する。 3/4フレーム遅延回路8は出力フレー
ムを 3/4フレーム遅延し、 1/2〜1フレームの間の特定
値bを出力する。
入力フレームが第2図に示す入力フレーム1である場
合、ANDゲート5の出力がフリップフロップ3をリセ
ットし、フリップフロップの出力が切替スイッチ6を特
定値a側に切り替える。一方、入力フレームが第2図に
示す入力フレーム2である場合、ANDゲート4の出力
フリップフロップ3をセットし、フリップフロップの出
力が切替スイッチ6を特定値b側に切り替える。
合、ANDゲート5の出力がフリップフロップ3をリセ
ットし、フリップフロップの出力が切替スイッチ6を特
定値a側に切り替える。一方、入力フレームが第2図に
示す入力フレーム2である場合、ANDゲート4の出力
フリップフロップ3をセットし、フリップフロップの出
力が切替スイッチ6を特定値b側に切り替える。
以上のように本実施例によれば、読み・書きのデータの
順序は時間順序で行うが、その読み書きの時間位置・位
相がメモリ容量の範囲内で任意にできる同一のエラステ
ィックストアを2個直列に接続し、エラスティックスト
ア1に入力データを書き込み、エラスティックストア2
から出力データを読み出し、エラスティックストア1の
出力をエラスティックストア2に書き込む位相を、入力
フレームまたは出力フレームから一定の位置にある2種
類の制御フレーム信号のいずれかを使うことにより目的
を達成している。
順序は時間順序で行うが、その読み書きの時間位置・位
相がメモリ容量の範囲内で任意にできる同一のエラステ
ィックストアを2個直列に接続し、エラスティックスト
ア1に入力データを書き込み、エラスティックストア2
から出力データを読み出し、エラスティックストア1の
出力をエラスティックストア2に書き込む位相を、入力
フレームまたは出力フレームから一定の位置にある2種
類の制御フレーム信号のいずれかを使うことにより目的
を達成している。
以上の実施例では、読み・書きのデータの順序は時間順
序で行われその読み書きの時間位置・位相がメモリ容量
の範囲内で任意にできるメモリとして、エラスティック
ストアを用いたが、ファーストインファーストアウトメ
モリ(FIFO)等を用いることもできる。
序で行われその読み書きの時間位置・位相がメモリ容量
の範囲内で任意にできるメモリとして、エラスティック
ストアを用いたが、ファーストインファーストアウトメ
モリ(FIFO)等を用いることもできる。
本発明によれば、読み・書きの位相が独立に可変でデー
タの書き込み・読み出し順序は順番である複数ビットの
データを蓄積する、直列に接続された第1および第2の
メモリに、制御回路を付加するという簡単な構成によ
り、フレームスリップの生じないフレームアライナーを
得ることができる。
タの書き込み・読み出し順序は順番である複数ビットの
データを蓄積する、直列に接続された第1および第2の
メモリに、制御回路を付加するという簡単な構成によ
り、フレームスリップの生じないフレームアライナーを
得ることができる。
第1図は本発明の一実施例のフレームアライナーを示す
図、 第2図は第1図のフレームアライナーの動作を説明する
ためのタイミングチャート、 第3図は従来のフレームアライナーを示す図である。 1,2……エラスティックストア 3……フリップフロップ 4,5……ANDゲート 6……切替スイッチ 7……1/4フレーム遅延回路 8……3/4フレーム遅延回路 9……制御回路
図、 第2図は第1図のフレームアライナーの動作を説明する
ためのタイミングチャート、 第3図は従来のフレームアライナーを示す図である。 1,2……エラスティックストア 3……フリップフロップ 4,5……ANDゲート 6……切替スイッチ 7……1/4フレーム遅延回路 8……3/4フレーム遅延回路 9……制御回路
フロントページの続き (72)発明者 黒川 顕一 東京都港区西新橋3丁目20番4号 日本電 気エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 露木 典秀 東京都港区西新橋3丁目20番4号 日本電 気エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 杉元 敏朗 東京都港区西新橋3丁目20番4号 日本電 気エンジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】読み・書きの位相が独立に可変でデータの
書き込み・読み出し順序は順番である複数ビットのデー
タを蓄積する、直列に接続された第1および第2のメモ
リと、 第1のメモリの入力フレームおよび第2のメモリの出力
フレームを入力とし、入力フレームまたは出力フレーム
から一定の位置にある2種類の制御フレーム信号を形成
する制御回路とを備え、 第1のメモリに入力データを書き込み、第2のメモリか
ら出力データを読み出し、第1のメモリの出力を第2の
メモリに書き込む位相として、前記2種類の制御フレー
ム信号のいずれかを使うことを特徴とするフレームアラ
イナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63068161A JPH0650851B2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | フレームアライナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63068161A JPH0650851B2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | フレームアライナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01241933A JPH01241933A (ja) | 1989-09-26 |
JPH0650851B2 true JPH0650851B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=13365755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63068161A Expired - Lifetime JPH0650851B2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | フレームアライナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650851B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07254892A (ja) * | 1994-03-16 | 1995-10-03 | Nec Corp | 位相変動回路 |
-
1988
- 1988-03-24 JP JP63068161A patent/JPH0650851B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01241933A (ja) | 1989-09-26 |
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