JPH06508452A - 対象物の位置測定用及び該対象物とのデータ交換用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 対象物の位置測定用及び該対 象物とのデータ交換用装置 本発明は所定領域内の対象物の位置測定用及び対象物と固定局との間のデータ交 換用回路装置に関する。

上記固定局は対象物からマイクロ波を介して送信されるデータ受信用の手段を有 する。その装置は例えばＦＲ−Ａ−２６２４６７７（フランス特許第２６２４６ ７７号明細書から公知である。その中に記載された呼出ないし質問走査装置の適 用例として通行料金の自動支払技術が挙げられている。通行料金を支払うべき各 車両は送信／受信装置を備えた自動的な引落し装置ないし差引）装置を有する。

上記送信／受信装置は料金所に固定的に設置された送信／受信装置により作動さ れ、両者間でダイヤローブ（対話的交信）が開始される。その際先ず引落しく差 引）装置は通行料金を引落しく差引き）それにひきつづいてそれについての受領 確認信号を通行料金所の送信／受信装置に送信する。

当該過程中車両は当該送信／受信装置のところを通過せしめられる。当該車両は その走行を中断する必要がなく、それにより手動支払プロセデュア（手順）によ る従来の通行料金所に比して交通渋滞の形成されるのが低減される。勿論、上記 のフランス特許明細書Ｆ−Ａ−２６２４６７７）に示されている料金徴収方法で は当該車両が全く所定の車両トラック上を動くことを要求される。それによって 料金所の前での所定のトラックへの車両の整列が必要とされ、それにより、経験 上渋滞を来たす。

本発明の基礎を成す課題とするところは、所定の領域内を任意に運動する多数の 対象的のうちの、夫々の個々の対象物が位置測定され、該対象物とデータ交換が なされ得るような冒頭に述べた形式の装置を提供することにある。

本発明によれば、上記課題は請求の範囲１又は２の構成要件により解決される。

本発明の有利な発展形態及び適用事例が引用請求項に示されている。

特に有利であるのは車両の通行料金徴収（収集）のための本発明により実現され た装置である。それというのは当該装置は、複数トラック（レーン）の通路上を 走行する複数車両の夫々の個々のものを位置測定し、料金の支払請求についての 受領確認通報（応答）を収集し得るからである。その場合当該車両はレーン変更 をも行ない得る。それらの状況下では料金徴収（収集）の際の交通の流れは妨げ られない。

図示の複数の実施例を用いて以下、本発明の詳細な説明する。

図１は車両の料金収集の行なわれる領域を示す。

図２は当該領域を照射する複数のアンテナを有する１つの固定局を示す。

図３は当該領域の所定のセグメントへの照射のため個々に切換えられ得る複数の アンテナを有する１つの固定局を示す。

以下説明する装置は所定領域内で動（対象物を位置測定し、それにひきつづいて 該対象物からデータを受取るために用いられる。上記の運動する対象物は図１か ら明かなように例えば車両であり、所定の領域２は当該通路の１セクシヨンであ り得る。当該領域２内ではその中に位置している夫々の個々の車両１を位置測定 し該車両から送信されるデータを収集取得し得る（当該車両が複数のトラック上 にて相並びその際場合によりレーン変更を行なう場合でも）。

各車両１は外部から可視できる、有利には風防板に取付けられた装置を有し、該 装置は受信器と送信器とプロセッサを有しこのプロセッサは例えば所定金額をま かない得る小切手から所要の通行料金を引落とす（差引く）ものである。車両が 領域２に入る前に、当該の通行料金引落しく差引）装置がマイクロ波信号により 作動され該マイクロ波信号は当該領域２の前に設置されたビーコン３からすべて の車両にて送信される。

ところで当該領域２にて各車両は規定の料金を引落しく差引い）たか否かに就い てのチェックを受ける。

このために当該領域の出口側に設けられた固定局４はマイクロ波信号を送出し、 該マイクロ波信号によっては車両における通行料金ひき落しく差引）装置が作動 され、その結果当該車両は受領確認信号を送信する。

固定局４は上記領域２における夫々の個々の車両を位置測定し、当該車両が受領 確認信号を送信したか否かをチェックする。そのように送信をしていない場合に は例えば車両の写真撮影によりそれの標識ないしマーキングが固定的に保持され 、もって車両保有者をしらべて、事後的にこの者から通行料金を徴収し得る。

図２及び図３には個々の車両１の位置測定のため、及び受領確認信号の受信のた めの装置の２つの実施例が示しである。

最も簡単な実施例を図２に示す。この実施例には固定局に複数のアンテナＡ１・ ・・Ａ７が設けられており、それらアンテナの各々はそれのビームローブを以て 当該領域２の或１つのセグメントを照射する。車両がその中に所在位置し得るす べてのセグメントがビームローブによりカバーされるように、それ程の多数のア ンテナがそれ相応の相互間隔をおいて配置されている。

或１つのビームローブにより照射される各セグメントはただ次のような大きさで あればよい、即ちその中で１台の車両より多く位置所在し得ないような大きさで ありさえすればよい。それというのはそうしないといずれの個々の車両をも位置 測定し得る次に行かないからである。すべてのアンテナＡＩ・・・Ａ７は同時に 受信に切換えられている。各アンテナＡ１・・・Ａ７に配属された受信器Ｅ１・ ・・Ｅ７はそれのビームローブにより捕捉検出された車両の情報（当該アンテナ により受信された当該情報）を受信する。プロセッサ５では受信器Ｅ１・・・Ｅ ７により復調されたすべての信号が評価され、当該領域２を通過した各車両が適 正な信号を送信したか否かかしらべられる。既述のように正常な通行料金支払に ついて受領確認を送信しない車両がしらべられると、カメラは車両に向けられ、 写真撮影をし、それにより、それの標識ないしマーキングが捕捉検出される。カ メラの位置制御は精確でない（適正でない）受領確認をなした車両を位置測定し たアンテナＡ１・・・Ａ７に依存して行なわれる。

図３に示す実施例は複数アンテナＡ８・・・Ａ１４を有し、それらアンテナは前 述の装置と異なって時変的に制御される。ここにおいて、上記領域２は誘導ルー プｂ（これは図１及び図３では破線で示す網目で示す）を以て次のように設計さ れている、即ち、各車両が当該領域２内のいずれの個所にても捕捉検出され得る ように設計されている。上記誘導ループ６はそれの信号を制御装置７に送出し、 該制御装置によってはアンテナＡ８・・・Ａ１４を受信器Ｅ８．Ｅ９に切換える 分岐回路８に対する制御信号が生ぜしめられる。該制御信号によってはそのつど 次のようなアンテナＡ８・・・Ａ１４が受信モードに切換えられ、即ち、当該部 分領域内にて誘導ループにより車両が捕捉検出、ないし登録された領域を捕捉す るビームローブを発したアンテナＡ８・・・Ａ１４が受信モードに切換えられる 。図３に示す例ではまさにアンテナＡ９．Ａｌｌ、Ａ１４が受信に切換えられて いる、それというのは当該アンテナにより捕捉された当該領域２の部分領域内に 各１つの車両が位置存在しているからである。他の点で示すアンテナＡ８．ＡＩ Ｏ，Ａ１２．Ａ１３は作動されない。概して、すべてのアンテナが受信に切換ら れることは先ずないので、設けられているアンテナＡ８・・・Ａ１４の数より少 ない受信器Ｅ８．Ｅ９で事足りる。そのっど誘導リーブにより制御される各アン テナを、時分割多重方式で唯１つの受信器に切換えることも可能である。

プロセッサ５は上述の機能を有する。カメラの上述の位置制御（の機能）は制御 装置７により引受けられ得、その際該制御装置は誘導ループ信号からのみならず 、プロセッサ５にて検出されたアンテナ−受信信号からも位置制御信号を導出す る。

上記の実施例による複数の個々の切換可能なアンテナの代わりに、有利に１つの 位相制御されるアンテナ（位相整合されたアレイ）を使用し該アンテナの個々の アンテナ素子により旋回可能なビームローブが生ぜしめられ該ビームローブは誘 導ループを施された、当該領域２の各部分領域に向けられ得る。そのようなアン テナの構成の場合、制御装置７により、誘導ループ信号に依存して当該アンテナ の移相器が制御されることとなる。位相制御されるアンテナの場合当該ビームロ ーブの方向のみならず、形状も、夫々の車両の位置及び輪郭に適合せしめられる こととなる。

前述のアンテナの各々に対して、次のような設計仕様をすると有利である、即ち 、当該のビームローブが、通信領域内でできるだけフラットな経過（フラットト ップビーム）、車道方向での一定の流れの密度、隣接トラックに対するできるだ け高い減結合度を有するようにすると好適である。

車面に設けられている通行料金引落しく差引）装置はそれの受領確認信号を送信 する前に一既述のように一固定局４より送信されたマイクロ波信号により作動さ れる。上記マイクロ波信号から当該装置は受領確認信号の送信に必要なエネルギ を得ることができる。前述のマイクロ波信号は既存のアンテナＡ１・・・Ａ１４ から放射されてもよいし、または領域全体２ヘマイクロ波信号を送出する固有の アンテナが設けられる。

手続補正書（自発） 平成　５年　９月１３日

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．所定領域内の対象物の位置測定用及び対象物と固定局との間のデータ交換用 回路装置であって、上記固定局は当該対象物からマイクロ波を介して送信される データの受信用素子を有するものである当該回路装置において、上記固定局（４ ）は複数のアンテナ（Ａ１…Ａ７）を有し該アンテナの各々によってはそれの放 射ビームないしビームローブを以て当該領域内の所定セグメントがカバーされ、 上記対象物が位置所在し得る上記領域（２）のすべてのセグメントがカバーされ るような程度の多数の配向されたアンテナ（Ａ１…Ａ７）が設けられていること を特徴とする所定領域内の対象物の位置測定用及び対象物と固定局との間のデー タの交換用回路装置。
2. ２．所定領域内で対象物を位置測定し、対象物と固定局との間でデータを交換す るための装置であって、上記固定局は対象物からマイクロ波を介して送信される データの受信のための手段を有している当該装置において、当該領域内のいずれ の個所位置におけるいずれの対象物も捕捉検出され得るように上記領域（２）は 誘導ループ（６）を備えて構成されており、上記固定局はアンテナ装置（Ａ８… Ａ１４）を備え、ここにおいて、該アンテナ装置はそれのビームローブを以て当 該領域（２）内のどの個所位置のいずれの個々の対象物をも検出し得るものであ り、個々の対象物（１）を位置測定する誘導ループ（６）は上記テナ装置（Ａ８ …Ａ１４）に制御信号を送出するものであり、該制御信号に基づいて上記アンテ ナ装置（Ａ８…Ａ１４）により、そのつどＴ度対象物（１）が位置所在する領域 （２）の部分領域ないし個所に放射ビームないしビームローブが向けられ照射さ れるように構成されていることを特徴とする装置。
3. ３．上記固定局（４）は複数のアンテナ（Ａ８…Ａ１４）を有し、該アンテナの 各々は当該領域（２）内のセグメントをそれの放射ビームないしビームローブを 以てカバーし得るものであり、対象物の位置所在し得る、当該領域（２）のいず れもセグメントないし区画部分領域も当該放射ビームないしビームローブにより 検出され得るように多数の配向されたアンテナ（Ａ８…Ａ１４）が設けられてお り、更に、上記アンテナ（Ａ８…Ａ１４）のうちのどれが受信モードに切換えら れるかは上記誘導ループ（６）の制御信号に依存して定まるように構成されてい る請求の範囲２記載の装置。
4. ４．上記固定局（４）は旋回可能な放射ビームないしビームローブを有する少な くとも１つのアンテナを有し、該アンテナは上記誘導ループ（６）の制御信号に 依存して、当該領域（２）内に位置所在する各対象物に配向され得るように構成 されている請求の範囲２記載の装置。
5. ５．上記アンテナは位相制御されるものである請求の範囲４記載の装置。
6. ６．上記固定局は送信アンテナを有し該送信アンテナによっては当該対象物に設 けられている送信装置が、それの情報を発信放射すべく作動されるように構成さ れている請求の範囲１又は２記載の装置。
7. ７．多数トラック（レーン）の道路上を動く車両（１）の通行料金の徴収のため 用いられ、ここにおいて、当該車両には外部から作動後小切手による所要の通行 料金の引落し（差引き）を行なわせる装置が設けられており、該装置は固定局（ ４）により受信される受領確認信号を送信するものである請求の範囲１から６ま でのうちいずれか１項記載の装置。
8. ８．車両（１）にて配置された装置にて、通行料金引落し（差引き）機能の発動 のため、固定局の当該アンテナにより照射される領域の前にビーコンが設けられ ており該ビーコンは当該領域を通過するすべての車両へマイクロ波信号を送信す るものである請求の範囲７記載の装置。