JPH0714037A - 道路利用者の料金支払状態チェック用監視システム - Google Patents
道路利用者の料金支払状態チェック用監視システムInfo
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- JPH0714037A JPH0714037A JP6083675A JP8367594A JPH0714037A JP H0714037 A JPH0714037 A JP H0714037A JP 6083675 A JP6083675 A JP 6083675A JP 8367594 A JP8367594 A JP 8367594A JP H0714037 A JPH0714037 A JP H0714037A
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- vehicle
- monitoring
- monitoring system
- ticket gate
- infrared
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-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07B—TICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
- G07B15/00—Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points
- G07B15/06—Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems
- G07B15/063—Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems using wireless information transmission between the vehicle and a fixed station
Abstract
(57)【要約】
【目的】 料金自動徴収システムにおいて道路利用料金
の支払いに対する簡単な監視システムを提供する。 【構成】 料金所は単に改札ステーションとして構成さ
れている。改札ステーションはそのつど所定の利用料金
を引き落し、最後の改札ステーションで行われた引き落
しは、必要なデータとともに証明保証のためにプロセッ
サカードに記録される。独立した別個の定置形および/
または移動形監視装置KONが設けられている。この監
視装置は、滞りなく流れる交通状況で個々の車輛FZを
質問検査し、不払い者を検出して記録する。
の支払いに対する簡単な監視システムを提供する。 【構成】 料金所は単に改札ステーションとして構成さ
れている。改札ステーションはそのつど所定の利用料金
を引き落し、最後の改札ステーションで行われた引き落
しは、必要なデータとともに証明保証のためにプロセッ
サカードに記録される。独立した別個の定置形および/
または移動形監視装置KONが設けられている。この監
視装置は、滞りなく流れる交通状況で個々の車輛FZを
質問検査し、不払い者を検出して記録する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路に設けられた料金
所と相応に装備された車輛を用いた料金自動徴収システ
ムにおける道路利用者の料金支払状態チェック用監視シ
ステムに関する。この場合、前記車輛は、車載機器と、
車輛送/受信機による無線データ交換用通信装置と、プ
ロセッサカードの形式の電子式利用切符とを有する。
所と相応に装備された車輛を用いた料金自動徴収システ
ムにおける道路利用者の料金支払状態チェック用監視シ
ステムに関する。この場合、前記車輛は、車載機器と、
車輛送/受信機による無線データ交換用通信装置と、プ
ロセッサカードの形式の電子式利用切符とを有する。
【0002】
【従来の技術】この形式のシステムのためにこれまで提
案されてきた料金所は、統合された自動的な引き落し−
監視ステーションに基づくものである。このために車両
は、車載機器とプロセッサカード(たとえばスマートカ
ード)の形式の電子的な支払手段とを装備していなけれ
ばならない。支払い過程は、このステーションを通過し
ている間に自動的に行われる。その際、速度を落とさず
に車両が走行できるようにすべきであり、車線変更も可
能であるようにすべきである。不払いの者は、適切な写
真式捕捉システムないしはビデオシステムにより自動的
に捕捉される。
案されてきた料金所は、統合された自動的な引き落し−
監視ステーションに基づくものである。このために車両
は、車載機器とプロセッサカード(たとえばスマートカ
ード)の形式の電子的な支払手段とを装備していなけれ
ばならない。支払い過程は、このステーションを通過し
ている間に自動的に行われる。その際、速度を落とさず
に車両が走行できるようにすべきであり、車線変更も可
能であるようにすべきである。不払いの者は、適切な写
真式捕捉システムないしはビデオシステムにより自動的
に捕捉される。
【0003】これらのステーションは、技術的および構
造的に著しくコストがかかる。当初は通行料金を徴収す
るように計画されていなかった道路にこの種の料金所を
投入する場合には、一連の問題点が生じる。次に、これ
らの問題点について簡単に説明する。
造的に著しくコストがかかる。当初は通行料金を徴収す
るように計画されていなかった道路にこの種の料金所を
投入する場合には、一連の問題点が生じる。次に、これ
らの問題点について簡単に説明する。
【0004】車載機器の設けられていない車両、ないし
は故障した機器または非作動状態におかれた機器を有す
る車両のいずれによっても、料金所においてビデオによ
る捕捉検出がトリガされる。走行していくうちに多数の
料金所を通過すると、すぐに大量の画像が生じてしま
う。また、外国の自動車運転者もこれに応じて車載機器
を装備していなければならない。車両速度が高速であ
り、構造に起因してカメラ位置が不利であるため、自動
撮影技術はその限界に達している。ナンバープレートの
自動的な識別は、これらの実際上の諸条件のもとでは制
限付きでしか行えない。料金の額の大きさを依存させる
ことのできる車両形式の信頼性のある自動的な識別につ
いても、これと同様の状況である。不払い者に対する罰
金の徴収がただちに行われない場合には、このような罰
金徴収が問題となる。支払請求がかなり長い期間の経過
後になってはじめて行われても、法的に反論の余地のな
いようにしなければならない。運転者側での証明のため
に、引き落しは電子的な領収書として確実に記録されて
いなければならない。
は故障した機器または非作動状態におかれた機器を有す
る車両のいずれによっても、料金所においてビデオによ
る捕捉検出がトリガされる。走行していくうちに多数の
料金所を通過すると、すぐに大量の画像が生じてしま
う。また、外国の自動車運転者もこれに応じて車載機器
を装備していなければならない。車両速度が高速であ
り、構造に起因してカメラ位置が不利であるため、自動
撮影技術はその限界に達している。ナンバープレートの
自動的な識別は、これらの実際上の諸条件のもとでは制
限付きでしか行えない。料金の額の大きさを依存させる
ことのできる車両形式の信頼性のある自動的な識別につ
いても、これと同様の状況である。不払い者に対する罰
金の徴収がただちに行われない場合には、このような罰
金徴収が問題となる。支払請求がかなり長い期間の経過
後になってはじめて行われても、法的に反論の余地のな
いようにしなければならない。運転者側での証明のため
に、引き落しは電子的な領収書として確実に記録されて
いなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、上述の欠点を回避し、料金自動徴収システムにお
いて道路利用料金の支払いに対する簡単な監視システム
を提供することにある。
題は、上述の欠点を回避し、料金自動徴収システムにお
いて道路利用料金の支払いに対する簡単な監視システム
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、料金所は単に改札ステーションとして構成されてお
り、該改札ステーションはそのつど所定の利用料金を引
き落し、最後の改札ステーションで行われた引き落し
は、必要なデータとともに証拠保全のためにプロセッサ
カードに記録され、独立した別個の定置形および/また
は移動形監視装置が設けられており、該監視装置は、滞
りなく流れる交通状況で個々の車輛を質問検査し、不払
い者を検出して記録することにより解決される。
は、料金所は単に改札ステーションとして構成されてお
り、該改札ステーションはそのつど所定の利用料金を引
き落し、最後の改札ステーションで行われた引き落し
は、必要なデータとともに証拠保全のためにプロセッサ
カードに記録され、独立した別個の定置形および/また
は移動形監視装置が設けられており、該監視装置は、滞
りなく流れる交通状況で個々の車輛を質問検査し、不払
い者を検出して記録することにより解決される。
【0007】
【発明の構成および利点】上述のように、車輛は車載機
器と”電子式走行切符”を装備している。この場合、料
金所はただの改札ステーションである。このステーショ
ンには、不払い者(不正運転者)を捕捉する装置は設け
られていない。速度を落すことなく、また任意の車線変
更を行ってステーションを通過することが可能である。
車載機器を所有している自動車運転者は改札ステーショ
ンを通過するたびに、次の改札ステーションまで有効で
ある電子式走行切符の”改札を受ける”。料金の額の大
きさをステーション間の距離、車輛形式、1日のうちの
時間等に依存させることができる。
器と”電子式走行切符”を装備している。この場合、料
金所はただの改札ステーションである。このステーショ
ンには、不払い者(不正運転者)を捕捉する装置は設け
られていない。速度を落すことなく、また任意の車線変
更を行ってステーションを通過することが可能である。
車載機器を所有している自動車運転者は改札ステーショ
ンを通過するたびに、次の改札ステーションまで有効で
ある電子式走行切符の”改札を受ける”。料金の額の大
きさをステーション間の距離、車輛形式、1日のうちの
時間等に依存させることができる。
【0008】電子式走行切符において先行して実施され
たいくつかの改札(引き落し)は事象メモリに記憶さ
れ、つまり記録される。有利には、このメモリを移動式
監視装置により無接触で走査検出できる。
たいくつかの改札(引き落し)は事象メモリに記憶さ
れ、つまり記録される。有利には、このメモリを移動式
監視装置により無接触で走査検出できる。
【0009】本発明の好適な実施形態の場合、改札ステ
ーションにおいて1つまたは複数個のそれ自体公知の赤
外線光伝送用赤外線ビーコンが用いられる。所属の制御
装置により赤外線光伝送装置を用いて料金が引き落さ
れ、受領確認される。相応に、監視ないし質問検査装置
は所属の制御−表示装置を備えた赤外線送/受信装置
(赤外線ヘッド)により構成されている。この赤外線送
/受信装置は監視すべき車両に向けて配向されており、
ないしは監視すべき車輛に向けて配向される。
ーションにおいて1つまたは複数個のそれ自体公知の赤
外線光伝送用赤外線ビーコンが用いられる。所属の制御
装置により赤外線光伝送装置を用いて料金が引き落さ
れ、受領確認される。相応に、監視ないし質問検査装置
は所属の制御−表示装置を備えた赤外線送/受信装置
(赤外線ヘッド)により構成されている。この赤外線送
/受信装置は監視すべき車両に向けて配向されており、
ないしは監視すべき車輛に向けて配向される。
【0010】本発明の有利な実施形態によれば、監視装
置は付加的に赤外線光感応形ビデオカメラを有する。こ
のビデオカメラにより、監視すべき車両の質問検査に際
して問い合わせ時に車輛側から別個に送出される信号に
基づき、被監視車輛の精確な位置測定を実現できる。
置は付加的に赤外線光感応形ビデオカメラを有する。こ
のビデオカメラにより、監視すべき車両の質問検査に際
して問い合わせ時に車輛側から別個に送出される信号に
基づき、被監視車輛の精確な位置測定を実現できる。
【0011】監視は道路沿いや出口において可能であ
る。この目的で、監視ないし質問検査装置を携帯機器と
して構成できる。この機器は、速度監視用レーダピスト
ルと類似した赤外線ピストルとして被監視車輛に向けて
配向される。
る。この目的で、監視ないし質問検査装置を携帯機器と
して構成できる。この機器は、速度監視用レーダピスト
ルと類似した赤外線ピストルとして被監視車輛に向けて
配向される。
【0012】本発明の別の好適な実施形態の場合、監視
装置は監視車両内に次のように配置されている。すなわ
ち、監視車輛の後ろについて走行している車輛を高速で
あっても、また車間距離が大きくても、監視車輛側から
ないしは監視車輛により監視できるように配置されてい
る。このことの有する利点とは、監視すべき車輛への一
義的な対応づけが得られ、固有の位置測定が不要なこと
である。しかも、問い合わされた車輛が不払いの者であ
れば、支払っていない利用料金を徴収するためにこの車
輛をただちに停車させることができる。
装置は監視車両内に次のように配置されている。すなわ
ち、監視車輛の後ろについて走行している車輛を高速で
あっても、また車間距離が大きくても、監視車輛側から
ないしは監視車輛により監視できるように配置されてい
る。このことの有する利点とは、監視すべき車輛への一
義的な対応づけが得られ、固有の位置測定が不要なこと
である。しかも、問い合わされた車輛が不払いの者であ
れば、支払っていない利用料金を徴収するためにこの車
輛をただちに停車させることができる。
【0013】有効な走行切符を所持していない運転者は
それが発覚すれば、たとえば割増料金を−これが法的に
保護されているならば−支払う。本発明による監視シス
テムは、地下鉄車内自体での、および地下鉄の駅の出口
での乗車券監視と同等ものものである。
それが発覚すれば、たとえば割増料金を−これが法的に
保護されているならば−支払う。本発明による監視シス
テムは、地下鉄車内自体での、および地下鉄の駅の出口
での乗車券監視と同等ものものである。
【0014】無接触の質問検査のためのデータ交信は当
然コード化されており、このことはプロセッサカードで
暗号文を用いることにより可能であって、不正操作され
た機器により有効な走行切符に見せかけることを確実に
不可能にするために必要である。
然コード化されており、このことはプロセッサカードで
暗号文を用いることにより可能であって、不正操作され
た機器により有効な走行切符に見せかけることを確実に
不可能にするために必要である。
【0015】本発明の実施形態によれば定置形の監視装
置を設けることができ、この監視装置は、支払済みの車
輛と不払いの車輛を検出するだけである。このようにし
て、統計的な目的で、個々の車輛を識別することなく不
払い者数を検出記録できる。
置を設けることができ、この監視装置は、支払済みの車
輛と不払いの車輛を検出するだけである。このようにし
て、統計的な目的で、個々の車輛を識別することなく不
払い者数を検出記録できる。
【0016】好適には、車輛が車載機器を装備している
度合いが高ければ、固定的な自動監視装置を投入するこ
ともできる。それというのはこの度合いが高くなけれ
ば、大量の画像が生じるという冒頭で述べた問題点が発
生してしまうからである。この目的で、監視装置は付加
的に車輛自動識別装置を有する。これはそれ自体公知で
あって、たとえばビデオシステム等のような写真式捕捉
システムである。
度合いが高ければ、固定的な自動監視装置を投入するこ
ともできる。それというのはこの度合いが高くなけれ
ば、大量の画像が生じるという冒頭で述べた問題点が発
生してしまうからである。この目的で、監視装置は付加
的に車輛自動識別装置を有する。これはそれ自体公知で
あって、たとえばビデオシステム等のような写真式捕捉
システムである。
【0017】車輛と改札ステーションないし監視ステー
ションとの間のデータ交換は、マイクロ波技術を用いて
も行える。
ションとの間のデータ交換は、マイクロ波技術を用いて
も行える。
【0018】改札ステーションと監視ステーション−有
利にはこれらは別個に用いられる−を備えた本発明によ
る監視システムは、有利には公的な料金徴収システムに
おいて用いることができる。
利にはこれらは別個に用いられる−を備えた本発明によ
る監視システムは、有利には公的な料金徴収システムに
おいて用いることができる。
【0019】この種の公的なシステムの場合に可能であ
るのは、車載機器を備えた車両と備えていない車輛、お
よびビネット(Vignette)を有する他の車輛を、同時に
互いに無関係に同時に監視できることである。
るのは、車載機器を備えた車両と備えていない車輛、お
よびビネット(Vignette)を有する他の車輛を、同時に
互いに無関係に同時に監視できることである。
【0020】次に、図面に基づき本発明を説明する。
【0021】
【実施例の説明】図1には、2つの走行方向を有しそれ
ぞれが3車線である自動車道路ASが示されており、こ
れにはいくつかの入/出路が設けられている。所定の個
所に予め定められた間隔で改札ステーションEWSが設
けられており、これらは所定の通信範囲KB内で通過す
る車両を捕捉検出し、相応の利用料金の引き落しを行
う。図1にはさらに、改札ステーションEWSの設けら
れた自動車道路ASの平面図も示されており、この改札
ステーションは制御装置STVを備えた2つの赤外線ビ
ーコンIRBにより構成されている。これら両方のビー
コンは自動車道路ASの左右に配置され、互いに交差す
る2つの通信領域KBを走行方向でくまなく照射してお
り、これらの通信領域内でデータ交換が行われる。赤外
線ビーコンを備えたこのような形式の監視ステーション
は、構造的に著しく簡単に構成することができる。有利
には、これらの赤外線ビーコンは広いサービスエリア内
の道路をくまなく照射している。このことの有する利点
とは、比較的長い計算時間を要する支払過程の暗号保護
のために、十分な交信時間が得られることである。マイ
クロ波技術の場合、このことのためには著しく高い技術
コストが必要である。
ぞれが3車線である自動車道路ASが示されており、こ
れにはいくつかの入/出路が設けられている。所定の個
所に予め定められた間隔で改札ステーションEWSが設
けられており、これらは所定の通信範囲KB内で通過す
る車両を捕捉検出し、相応の利用料金の引き落しを行
う。図1にはさらに、改札ステーションEWSの設けら
れた自動車道路ASの平面図も示されており、この改札
ステーションは制御装置STVを備えた2つの赤外線ビ
ーコンIRBにより構成されている。これら両方のビー
コンは自動車道路ASの左右に配置され、互いに交差す
る2つの通信領域KBを走行方向でくまなく照射してお
り、これらの通信領域内でデータ交換が行われる。赤外
線ビーコンを備えたこのような形式の監視ステーション
は、構造的に著しく簡単に構成することができる。有利
には、これらの赤外線ビーコンは広いサービスエリア内
の道路をくまなく照射している。このことの有する利点
とは、比較的長い計算時間を要する支払過程の暗号保護
のために、十分な交信時間が得られることである。マイ
クロ波技術の場合、このことのためには著しく高い技術
コストが必要である。
【0022】図2には、監視車両KFZからこの車両の
後ろについて走行する車両FZを監視する様子が略示さ
れている。監視車両KFZ内には監視−質問検査装置K
ONが取り付けられており、赤外線技術を用い監視すべ
き車両をその車両送/受信機を介して質問検査する。こ
の車両が規則どおりにその料金を支払っていれば、この
ことは監視車両KFZ内で表示装置ANZに表示され、
その際、車両形式、時刻および支払の行われた最後のス
テーションを、時刻とともに表示させることができる。
車載機器を備えていなかったり、あるいは規則どおり料
金を支払っていない車両は、たとえば写真により記録す
ることができるし、および/または支払わせるためにた
だちに停車させることができる。
後ろについて走行する車両FZを監視する様子が略示さ
れている。監視車両KFZ内には監視−質問検査装置K
ONが取り付けられており、赤外線技術を用い監視すべ
き車両をその車両送/受信機を介して質問検査する。こ
の車両が規則どおりにその料金を支払っていれば、この
ことは監視車両KFZ内で表示装置ANZに表示され、
その際、車両形式、時刻および支払の行われた最後のス
テーションを、時刻とともに表示させることができる。
車載機器を備えていなかったり、あるいは規則どおり料
金を支払っていない車両は、たとえば写真により記録す
ることができるし、および/または支払わせるためにた
だちに停車させることができる。
【0023】図3には、携帯機器HGが略示されてい
る。
る。
【0024】図4には、統計的な目的のための監視ステ
ーションが略示されている。この監視装置はここでは複
数車線の自動車道路ASの道路沿いに配置されており、
たとえば2つの赤外線ビーコンIRBと所属の制御機器
である制御装置STVとにより構成されている。この実
施例の場合、車輛検出のために各車線に誘導ループIS
の形式の車輛検出器が配置されており、この検出器も制
御装置STVと接続されている。ここにおいて支払済み
の車輛の台数ならびにこのループ上を走行した全車輛を
検出することができ、このことから支払った者と支払わ
なかった者に関して統計的な報告が行われる。
ーションが略示されている。この監視装置はここでは複
数車線の自動車道路ASの道路沿いに配置されており、
たとえば2つの赤外線ビーコンIRBと所属の制御機器
である制御装置STVとにより構成されている。この実
施例の場合、車輛検出のために各車線に誘導ループIS
の形式の車輛検出器が配置されており、この検出器も制
御装置STVと接続されている。ここにおいて支払済み
の車輛の台数ならびにこのループ上を走行した全車輛を
検出することができ、このことから支払った者と支払わ
なかった者に関して統計的な報告が行われる。
【0025】図5には、固定的に取り付けられた自動監
視ステーションが略示されており、この監視ステーショ
ンもやはり2つの赤外線ビーコンIRBを有する。これ
らは自動車道路ASの左右に配置されていて、この道路
を所定の通信領域KBでくまなく照射している。自動的
な車輛監視のために同じ支柱に、識別−記録装置、1つ
または2つの通常のビデオカメラNV、支払っている車
輛の明瞭な位置測定のための付加的な赤外線光感応形ビ
デオカメラ、ならびに車輛の精確な位置測定のための交
通レーダ装置RDを配置することができる。これらは制
御装置と接続されており、そこにおいて様々な処理、相
関づけおよび捕捉検出が行われるが、この場合、これら
は本発明の対象ではない。一般的に、車輛が車載機器を
装備している度合いが十分に高く、さらに過度に多くの
不払い者が捕捉されてビデオ画像で評価する必要がなく
なってはじめて、固定的に取り付けられる監視ステーシ
ョンが設置される。この種のステーションは、狭くなっ
た車道領域や1車線だけの高速道路出口に配置すること
ができ、この場合、レーダ装置の形式の車輛検出器は不
要である。複数車線で実施する場合には、既述のよう
に、そのつど正当な車輛を検出し、識別して記録するた
めに、このような車輛検出器は必要である。
視ステーションが略示されており、この監視ステーショ
ンもやはり2つの赤外線ビーコンIRBを有する。これ
らは自動車道路ASの左右に配置されていて、この道路
を所定の通信領域KBでくまなく照射している。自動的
な車輛監視のために同じ支柱に、識別−記録装置、1つ
または2つの通常のビデオカメラNV、支払っている車
輛の明瞭な位置測定のための付加的な赤外線光感応形ビ
デオカメラ、ならびに車輛の精確な位置測定のための交
通レーダ装置RDを配置することができる。これらは制
御装置と接続されており、そこにおいて様々な処理、相
関づけおよび捕捉検出が行われるが、この場合、これら
は本発明の対象ではない。一般的に、車輛が車載機器を
装備している度合いが十分に高く、さらに過度に多くの
不払い者が捕捉されてビデオ画像で評価する必要がなく
なってはじめて、固定的に取り付けられる監視ステーシ
ョンが設置される。この種のステーションは、狭くなっ
た車道領域や1車線だけの高速道路出口に配置すること
ができ、この場合、レーダ装置の形式の車輛検出器は不
要である。複数車線で実施する場合には、既述のよう
に、そのつど正当な車輛を検出し、識別して記録するた
めに、このような車輛検出器は必要である。
【0026】
【発明の効果】本発明により、料金自動徴収システムに
おいて道路利用料金の支払いに対する簡単な監視システ
ムを実現できる。
おいて道路利用料金の支払いに対する簡単な監視システ
ムを実現できる。
【図1】自動車道路に設けられた改札ステーションを示
す図である。
す図である。
【図2】監視車輛内の監視装置を示す図である。
【図3】携帯機器を示す図である。
【図4】統計的な目的のための監視ステーションを示す
図である。
図である。
【図5】固定的に設置された自動監視ステーションを示
す図である。
す図である。
AS 道路 EWS 改札ステーション KB 通信範囲 IRB 赤外線ビーコン STV 制御装置 KON 監視装置 ANZ 表示装置 FZ 車輛 KFZ 監視車輛 IS 誘導ループ RD 交通レーダ装置 IRV 赤外線光感応形ビデオカメラ NV 通常のビデオカメラ
Claims (9)
- 【請求項1】 道路に設けられた料金所と相応に装備さ
れた車輛を用いた料金自動徴収システムにおける道路利
用者の料金支払状態チェック用監視システムであって、
前記車輛は、車載機器と、車輛送/受信機による無線デ
ータ交換用通信装置と、プロセッサカードの形式の電子
式利用走行切符とを有する形式の、道路利用者の料金支
払状態チェック用監視システムにおいて、 料金所は単に改札ステーション(EWS)として構成さ
れており、該改札ステーションはそのつど所定の利用料
金を引き落し、最後の改札ステーション(EWS)で行
われた引き落しは、必要なデータとともに証拠保全のた
めにプロセッサカードに記録され、 独立した別個の定置形および/または移動形監視装置
(KON)が設けられており、該監視装置は、滞りなく
流れる交通状況で個々の車輛(FZ)を質問検査し、不
払い者を検出して記録することを特徴とする、 道路利用者の料金支払状態チェック用監視システム。 - 【請求項2】 それ自体公知の赤外線光伝送装置を用い
た場合、前記改札ステーション(EWS)は、所属の制
御装置(STV)を備えた1つまたは複数個の赤外線ビ
ーコン(IRB)により構成されており、 監視ないし質問検査装置(KON)は、所属の制御−表
示装置(ANZ)を備え監視すべき車輛(FZ)に向け
て配向された赤外線送/受信装置(赤外線ヘッド)によ
り構成されている、請求項1記載の監視システム。 - 【請求項3】 監視のために付加的に赤外線光感応形ビ
デオカメラ(IRV)が設けられている、請求項2記載
の監視システム。 - 【請求項4】 前記の監視ないし質問検査装置(KO
N)は携帯機器(HG)として構成されている、請求項
2記載の監視システム。 - 【請求項5】 監視装置(KON)は監視車輛(KF
Z)内に配置されており、高速であって車間距離が大き
くても該監視車輛(KFZ)の後ろについて走行する車
輛(FZ)を監視できるように配置されている、請求項
1〜3のいずれか1項記載の監視システム。 - 【請求項6】 固定的に設置された監視装置(KON)
は不払い者の車輛検出装置(IS)だけを有する、請求
項1〜3のいずれか1項記載の監視システム。 - 【請求項7】 固定的に設置された前記監視装置(KO
N)は付加的に車輛自動識別装置(IRV,RD,N
V)を有する、請求項1〜3のいずれか1項記載の監視
システム。 - 【請求項8】 車輛と改札ステーションないし監視装置
との間のデータ交換のためにマイクロ波伝送装置が設け
られている、請求項1記載の監視システム。 - 【請求項9】 前記の改札ステーションと監視装置は公
的な料金捕捉システムで用いられる、請求項1〜8のい
ずれか1項記載の監視システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4310579A DE4310579A1 (de) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | Kontrollsystem zur Überprüfung der Gebührenentrichtung von Straßenbenutzern |
DE4310579.3 | 1993-03-31 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0714037A true JPH0714037A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=6484397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6083675A Withdrawn JPH0714037A (ja) | 1993-03-31 | 1994-03-31 | 道路利用者の料金支払状態チェック用監視システム |
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