JPH0650793U - カメラ方式穴明機 - Google Patents

カメラ方式穴明機

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Publication number
JPH0650793U
JPH0650793U JP8564692U JP8564692U JPH0650793U JP H0650793 U JPH0650793 U JP H0650793U JP 8564692 U JP8564692 U JP 8564692U JP 8564692 U JP8564692 U JP 8564692U JP H0650793 U JPH0650793 U JP H0650793U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drill
camera
spindle motor
drilling machine
type drilling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8564692U
Other languages
English (en)
Inventor
正行 貴志
靖 松浦
輝彦 亀山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP8564692U priority Critical patent/JPH0650793U/ja
Publication of JPH0650793U publication Critical patent/JPH0650793U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はカメラ方式穴明機に関し、特に、サ
ーボモータを用いてスピンドルモータの移動を行うこと
により、基板加工穴の加工精度を向上させることを特徴
とする。 【構成】 本考案によるカメラ方式穴明機は、ドリル
(6)を回転させるスピンドルモータ(4)を直線状に案内す
るガイドレール(21)と、前記スピンドルモータ(4)に接
続された送りねじ(25)と、この送りねじ(25)を回転させ
るためのサーボモータ(26)とを備えた構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カメラ方式穴明機に関し、特に、サーボモータを用いてスピンドル モータの移動を行うことにより、基板加工穴の加工精度の向上を得るための新規 な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のカメラ方式穴明機としては、例えば、特公昭64 −11404号公報に開示された構成を挙げることができる。 すなわち、図3において符号1で示されるものはテーブルであり、このテーブ ル1上には被加工物であるプリント基板2が載置され、このプリント基板2は着 脱自在な押え部材3により押圧・固定されている。 前記テーブル1の下方には、XYテーブルに(図示せず)よりXY方向に移動 自在に設けられたスピンドルモータ4が配設され、このスピンドルモータ4の上 部に設けられた切粉カバー部材5はこのスピンドルモータ4のドリル6を覆うよ うに形成されている。
【0003】 前記スピンドルモータ4は、ドリル送りエアシリンダ5のロッド5aに対して 一対の軸支部7,8及び連結具9を介して接続されており、このドリル送りエア シリンダ5は、電磁弁10及び空気圧調整装置11を介して接続された空気源1 2に接続されて駆動される。前記ドリル送りエアシリンダ5の上方位置には、ス トッパー13及びダンパー14が固定配置されており、前記ロッド5aに接続さ れた当接部5aAが前記ストッパー13及びダンパー14に当接するように構成 されている。
【0004】 従って、ドリル6がプリント基板2に届く前迄はドリル送りエアシリンダ5へ の空気圧の調整でスピンドルモータ4の送りを調整し、ドリル6がプリント基板 2に達する直前から穴明完了迄は、当接部5aAがダンパー14に当接すること により減速を達成していた。また、前述のドリル6の送り状態は、ドリルメーカ ーが推奨する送り速度Aに沿うように空気圧を調整していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のカメラ方式穴明機は、以上のように構成されていたため、次のような課 題が存在していた。 すなわち、空気源として工場空気を使用する場合が多く、空気圧が変動する。 その結果、図2の送り速度Aの切削条件から逸脱し、加工不良となっていた。 また、ガラス繊維入りエポキシ樹脂のプリント基板等を扱う場合、切削条件か らはずれると、ガラス繊維のむしれ、加工熱によるスミア30(図4に示す)が 発生し、不良品率が大となり次工程のスルホールメッキが不可能となっていた。 また、近年0.6〜0.2mm厚の薄もののプリント基板が増加しているが、その 場合、この切削条件を誤るとバリ40(図5に示す)が発生し、予定通りの円形 に加工されなくなっていた。 さらに、小径ドリル直径0.2ミリになると刃の剛性が小さくなり、切削条件 が合わないと、図6のように、ドリル6が曲がり、穴明位置ズレ、または加工穴 がいびつになっていた。
【0006】 本考案は以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、サーボモ ータを用いてスピンドルモータの移動を行うことにより、基板加工穴の加工精度 の向上を得るようにしたカメラ方式穴明機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案によるカメラ方式穴明機は、カメラからの画像信号に基づいて被加工物 の穴明位置とドリルの位置を一致させ、前記ドリルにより前記被加工物に穴明け を行うようにしたカメラ方式穴明機において、前記ドリルを回転させるスピンド ルモータを直線状に案内するガイドレールと、前記スピンドルモータに接続され た送りねじと、前記送りねじを回転させるためのサーボモータとを備え、前記サ ーボモータにより前記スピンドルモータ及びドリルの移動を行うようにした構成 である。
【0008】
【作用】
本考案によるカメラ方式穴明機においては、ドリルを有する電動スピンドルに 接続された送りねじをサーボモータで駆動するため、このサーボモータを高精度 な可変運転とすることにより、プリント基板に対するドリルの送り速度を任意に 設定することができ、従来のようなスミア、バリ、ドリルの曲がり等の発生を回 避して、歩留まりの高い穴明加工を達成することができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面と共に本考案によるカメラ方式穴明機の好適な実施例について詳細 に説明する。 なお、従来例と同一又は同等部分については同一符号を用いて説明する。 図1及び図2は本考案によるカメラ方式穴明機を示すもので、図1は構成図、 図2はドリル送り速度とドリル送り量を示す特性図である。
【0010】 図1において符号1で示されるものはテーブルであり、このテーブル1上には 着脱自在な押さえ部材3で押圧された被加工物であるプリント基板2が載置され ている。前記テーブル1の下方には、基部20のガイドレール21に沿って直線 移動できるように設けられた保持体22に固定されたスピンドルモータ4が設け られており、このスピンドルモータ4にはドリル6が設けられている。
【0011】 前記保持体22は、前記基部20の一対の軸受体23,24により回転自在に 保持された送りねじ25に螺合して接続されており、この送りねじ25は、基部 20に設けられたサーボモータ26により回転駆動されるように構成されている 。
【0012】 次に、前述の構成において、実際にプリント基板2の所定位置(予めマークが 印刷されている)にドリル6によって穴明けを行う場合について説明する。 まず、周知のように、図示しないビデオカメラによりプリント基板2のマーク (図示せず)を撮像し、得られた映像信号(図示せず)に基づいて、プリント基 板2側又はスピンドルモータ4側の何れかをXYテーブル(図示せず)によって 移動させ、このマークとドリル6の位置を一致させる。なお、本実施例では、前 述の周知であるカメラ、モニター、画像処理部分については省略している。
【0013】 前述の状態で、サーボモータ26を図2の本考案特性Bに沿ってドリル6の送 り速度を制御し、切削開始Cの位置で切削を開始すると共に、切削終了Dで穴明 けが完了する。なお、このサーボモータ26は、その回転速度をエンコーダ等の 精密回転位置検出手段により検出しつつ制御するため、ドリル6の送り速度及び 送り量を任意の値でかつ高精度に達成できる。なお、前述の構成では、プリント 基板2とドリル6は、何れかをXY駆動することにより双方の位置決めを達成す ることができるものである。また、スピンドルモータ4は、電動、電圧の何れで も可能である。なお、被加工物としてはプリント基板以外にも適用できるもので ある。
【0014】
【考案の効果】
本考案によるカメラ方式穴明機は、以上のように構成されているため、次のよ うな効果を得ることができる。 すなわち、サーボモータを用いてドリルを有するスピンドルモータを上下動さ せているため、プリント基板の種類及び厚さ等により任意にその送り速度及び送 り量を調整し、高精度の穴明け加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるカメラ方式穴明機を示す構成図で
ある。
【図2】ドリルの送り速度と送り量を示す特性図であ
る。
【図3】従来のカメラ方式穴明機を示す構成図である。
【図4】従来の穴明状態を示す断面図である。
【図5】従来の穴明状態を示す断面図である。
【図6】従来の穴明状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 被加工物(プリント基板) 4 スピンドルモータ 6 ドリル 25 送りねじ 26 サーボモータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラからの画像信号に基づいて被加工
    物(2)の穴明位置とドリル(6)の位置を一致させ、前記ド
    リル(6)により前記被加工物(2)に穴明けを行うようにし
    たカメラ方式穴明機において、前記ドリル(6)を回転さ
    せるスピンドルモータ(4)を直線状に案内するガイドレ
    ール(21)と、前記スピンドルモータ(4)に接続された送
    りねじ(25)と、前記送りねじ(25)を回転させるためのサ
    ーボモータ(26)とを備え、前記サーボモータ(26)により
    前記スピンドルモータ(4)及びドリル(6)の移動を行うよ
    うに構成したことを特徴とするカメラ方式穴明機。
JP8564692U 1992-12-14 1992-12-14 カメラ方式穴明機 Pending JPH0650793U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8564692U JPH0650793U (ja) 1992-12-14 1992-12-14 カメラ方式穴明機

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JP8564692U JPH0650793U (ja) 1992-12-14 1992-12-14 カメラ方式穴明機

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JPH0650793U true JPH0650793U (ja) 1994-07-12

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ID=13864590

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JP8564692U Pending JPH0650793U (ja) 1992-12-14 1992-12-14 カメラ方式穴明機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100591822B1 (ko) * 2003-03-03 2006-06-20 세이코 프리씨존 인크. 천공 장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6411404A (en) * 1987-07-03 1989-01-17 Nippon Telegraph & Telephone Double balance type mixer circuit
JPH04152048A (ja) * 1990-10-11 1992-05-26 Japan Steel Works Ltd:The 多層プリント基板の基準マーク位置自動穴あけ方法

Patent Citations (2)

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