JPH0650788Y2 - デジタル信号発生回路 - Google Patents

デジタル信号発生回路

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JPH0650788Y2
JPH0650788Y2 JP1987041767U JP4176787U JPH0650788Y2 JP H0650788 Y2 JPH0650788 Y2 JP H0650788Y2 JP 1987041767 U JP1987041767 U JP 1987041767U JP 4176787 U JP4176787 U JP 4176787U JP H0650788 Y2 JPH0650788 Y2 JP H0650788Y2
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雅巳 今元
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、その出力電圧レペルを可変できるデジタル
信号発生回路に関し、特にICテスターに用いて好適なデ
ジタル信号発生回路に関するものである。
<従来技術> デジタルICのテスト、特にノイズマージン等のテストで
は、入力信号のレベルを変化させてその出力の変化を観
察することによって行う。そのために出力レベルが精密
に可変できる信号発生回路が必要になる。この様なデジ
タル信号発生回路として第4図に示すものが知られてい
る。第4図において、1はその流出電流が可変できる吐
出し型定電流源であり、吐出し型である定電流源2、3
およびスイッチ4で構成されており、定電流源3の出力
はスイッチ4を介して定電流源2の出力に接続されてい
る。この吐出し型定電流源1の出力は直列に接続された
ダイオード5、6を介してその流入電流が可変できる吸
込み型定電流源7の出力に接続される。ダイオード5、
6はそのアノードが吐出し型定電流源1側になるように
接続される。吸込み型定電流源7は吸込み型である定電
流源8、9およびスイッチ10で構成されており、定電流
源9の出力はスイッチ10を介して定電流源8の出力に接
続される。スイッチ4、10は入力信号により相補的に駆
動される。出力はダイオード5、6の接続点13からとら
れる。また、ダイオード5のアノードおよびダイオード
6のカソードにはそれぞれダイオード11、12を介して出
力の高レベルの設定値VH、低レベルの設定値VLが印加さ
れる。ダイオード5、11および6、12はそれぞれアノー
ド、カソードが共通になるように接続される。VC、VE
それぞれ正負の電源である。
この様な構成において、定電流源2、3の流出電流およ
び定電流源8、9の流入定電流は等しくその大きさがI
であるとする。入力信号によりスイッチ4をオン、スイ
ッチ10をオフにすると、吐出し型定電流源1の流出電流
は2I、吸込み型定電流源7の流入電流はIになる。従っ
て、吐出し型定電流源1の流出電流は2つに分岐し、ダ
イオード5および11にはそれぞれIの電流が流れる。こ
れらのダイオードの特性が同じであるとすると、その電
圧降下は同じになりかつダイオード11のカソード側はVH
に規制されているので、出力端子13にはVHと同じ大きさ
の電圧が発生する。スイッチ4をオフ、スイッチ10をオ
ンにすると、吐出し型定電流源1の流出電流はI、吸込
み型定電流源7の流入電流は2Iになるので、ダイオード
12からIの大きさの電流が流入する。従って、ダイオー
ド6と12に流れる電流は同じになり、その特性が同じで
あるとすると電圧効果が同じになる。そのため、出力端
子13にはVLと同じ電圧が発生する。VH、VLを変化するこ
とにより、出力のレベルを任意に可変することができ
る。
<考案が解決すべき問題点> しかしながら、この様なデジタル信号発生回路は、吐出
し型定電流源と吸込み型定電流源の各々に2個の定電流
源と1つのスイッチを配置し、このスイッチを駆動して
前記吐出し型定電流源の流出電流と吸込み型定電流源の
流入電流の双方を変化させる構成であるため、 (1)定電流源が合計4個必要であり、回路構成が複雑
になる。
(2)2つのスイッチを同時に切換えて電流を変化させ
ているために、これらのスイッチを切換えるタイミング
がずれると過渡的にダイオード5、11または6、12に流
れる電流の大きさが異なり、波形の歪み、スルーレート
の劣化、オーバーシュートの発生など立上がり、立ち下
がり特性が悪化する。
等の問題点があった。
<考案の目的> この考案の目的は、回路構成が簡単であり、かつ立上が
り、立ち下がり特性が良好なデジタル信号発生回路を提
供することにある。
<問題点を解決するための手段> 前記問題点を解決するために、本考案では吐出し型定電
流源と、吸込み型定電流源と、これら定電流源の出力を
接続する直列に接続された第1および第2のダイオード
と、前記吐出し型定電流源と前記第1のダイオードの接
続点にその一端が接続され他端に設定電圧が印加される
第3のダイオードと、前記吸込み型定電流源と前記第2
のダイオードの接続点にその一端が接続され他端に設定
電圧が印加される第4のダイオードとを有し、 異なる出力電流値である2つの定電流源から構成され、
一方の定電流源の出力電流を他方の定電流源の出力電流
に加算することにより、2種類の出力電流を切り換える
前記吐出し型定電流源若しくは前記吸込み型定電流源
と、 前記切り換えにより前記第3若しくは第4のダイオード
に流れる電流値と、前記第1若しくは第2のダイオード
に流れる電流値とが等しくなるように前記第1若しくは
第2のダイオードに並列に接続されたダイオードとを備
え、 前記第1のダイオードと前記第2のダイオードの接続点
から出力電圧を取出すようにしたものである。
<実施例> 第1図に本考案に係るデジタル信号発生回路の一実施例
を示す。なお、第4図と同じ要素には同一符号を付し、
説明を省略する。第1図において、20は吐出し型定電流
源であり、吐出し型である定電流源21、22およびスイッ
チ23で構成されている。定電源源21、22の流出電流はそ
れぞれI、2I(Iは任意の正数)であり、定電流源22の
出力はスイッチ23を介して定電流源21の出力に接続され
ている。スイッチ23は入力信号によりオン、オフが制御
される。24は吸込み型定電流源であり、その流入電流は
2Iである。また51はダイオード5に並列に接続されたダ
イオードであり、ダイオード5と同じ特性を有する。
この様な構成において、スイッチ23がオンすると吐出し
型定電流源20の流出電流は3Iになる。一方、吸込み型定
電流源24の流入電流は2Iなので、Iの大きさの電流がダ
イオード11を通じて流れる。吸込み型定電流源24に流入
する電流2Iはダイオード5と51に分流して流れるので、
ダイオード5にはIの電流が流れる。ダイオード5と11
は同じ特性なのでその電圧降下は等しく、従って出力13
にはVHの電圧が発生する。スイッチ23がオフになると、
吐出し型定電流源20の流出電流はIになり、ダイオード
12を通じてIの大きさの電流が流入する。ダイオード6
に流れる電流はIなのでダイオード6と12の電圧降下は
等しくなり、出力13にはVLの電圧が発生する。入力信号
によりスイッチ23をオンオフすることにより、高レベル
がVH、低レベルがVLのデジタル信号が得られる。VH、VL
を可変することにより、出力信号のレベルを変化でき
る。
第2図に第1図実施例の具体的な構成を示す。なお、第
1図と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
第2図において、吐出し型である定電流源21はトランジ
スタQ1およびダイオードD1、D2等から、定電流源22はト
ランジスタQ2等から、スイッチ23はトランジスタQ3〜Q5
等から構成される。また吸込み型定電流源24はトランジ
スタQ6、ダイオードD3、D4等から構成される。動作は第
1図と同じなので説明を省略する。
第3図に本考案の他の実施例を示す。この実施例は吐出
し型定電流源の流出電流を固定にし、吸込み型定電流源
の流入電流を可変にしたものである。なお、第1図と同
じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。第3図に
おいて、25は吐出し型定電流源であり、その流出電流は
2Iである。26は吸込み型定電流源であり、吸込み型であ
る定電流源27、28およびスイッチ29で構成されている。
定電流源27、28の流入電流はそれぞれI、2Iであり、定
電流源28の出力はスイッチ29を介して定電流源27の出力
に接続されている。また、61はダイオード6に並列に接
続され、その特定が同じであるダイオードである。スイ
ッチ29は入力信号により駆動される。スイッチ29がオフ
になると吸込み型定電流源26の流入電流はIになり、ダ
イオード11に電流Iが流れるので、出力13の電圧はVH
なる。スイッチ29がオンになると吸込み型定電流源26の
流入電流は3Iになり、ダイオード12には大きさIの電流
が流れるので出力13の電圧はVLになる。ダイオード61は
第1図のダイオード51と同じく電流の違いによる電圧降
下の違いを補正するために用いられる。
なお、各定電流源の流出、流入電流は第1図、第3図の
例に限らず、適当に選ぶことができる。要はダイオード
11と5に流れる電流およびダイオード12と6に流れる電
流が整数比になっていればよい。この場合、第1図のダ
イオード51、第3図のダイオード61のように複数個のダ
イオードを並列接続し、個々のダイオードに流れる電流
を等しくすればよい。
また、ダイオードに流れる電流の違いによる電圧降下の
違いが無視できるなら、整数比の関係および並列に接続
するダイオードも必要でない。
但し、ダイオードの電圧降下の違いを無視できる場合と
は出力電圧の精度が要求されない場合、または、予め前
記電圧降下の差を見込んで設定電圧値を調整した場合で
ある。
<考案の効果> 以上実施例に基づいて具体的に説明したように、この考
案では吐出し型定電流源と吸込み型定電流源を直列接続
した2つのダイオードで接続し、前記定電流源とダイオ
ードの接続点にダイオードを介して設定電圧を与える構
成のデジタル信号発生回路において、前記吐出し型定電
流源の流出電流と前記吸込み型定電流源の流入電流のう
ちどちらか一方を一定値だけ変化させるようにした。そ
のため、吐出し型定電流源と吸込み型定電流源のうちど
ちらか一方のみその電流を変化するようにすればよいの
で、構成が簡単にできる。また、本考案では電流が変化
する定電流源は1つであり、従来例のように2つの定電
流源の電流を同時に変化しないので、タイミングがずれ
て立上がり、立ち下がり特性が劣化することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るデジタル信号発生回路の一実施例
を示す構成図、第2図は第1図実施例の詳細な構成を示
す構成図、第3図は本考案の他の実施例を示す構成図、
第4図は従来のデジタル信号発生回路の構成を示す構成
図である。 5,6,11,12,51,61…ダイオード、13…出力、20,25…吐出
し型定電流源、21,22,27,28…定電流源、23,29…スイッ
チ、24,26…吸込み型定電流源、VH,VL…設定電圧、Q1
〜Q5…トランジスタ、D1〜D4…ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】吐出し型定電流源と、吸込み型定電流源
    と、これら定電流源の出力を接続する直列に接続された
    第1および第2のダイオードと、前記吐出し型定電流源
    と前記第1のダイオードの接続点にその一端が接続され
    他端に設定電圧が印加される第3のダイオードと、前記
    吸込み型定電流源と前記第2のダイオードの接続点にそ
    の一端が接続され他端に設定電圧が印加される第4のダ
    イオードとを有し、 異なる出力電流値である2つの定電流源から構成され、
    一方の定電流源の出力電流を他方の定電流源の出力電流
    に加算することにより、2種類の出力電流を切り換える
    前記吐出し型定電流源若しくは前記吸込み型定電流源
    と、 前記切り換えにより前記第3若しくは第4のダイオード
    に流れる電流値と、前記第1若しくは第2のダイオード
    に流れる電流値とが等しくなるように前記第1若しくは
    第2のダイオードに並列に接続されたダイオードとを備
    え、 前記第1のダイオードと前記第2のダイオードの接続点
    から出力電圧を取出すことを特徴とするデジタル信号発
    生回路。
JP1987041767U 1987-03-20 1987-03-20 デジタル信号発生回路 Expired - Lifetime JPH0650788Y2 (ja)

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