JP2003234624A - ドライブ回路 - Google Patents

ドライブ回路

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JP2003234624A
JP2003234624A JP2002032335A JP2002032335A JP2003234624A JP 2003234624 A JP2003234624 A JP 2003234624A JP 2002032335 A JP2002032335 A JP 2002032335A JP 2002032335 A JP2002032335 A JP 2002032335A JP 2003234624 A JP2003234624 A JP 2003234624A
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Eiji Suetsugu
英治 末次
Tatsu Araki
達 荒木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化したドライブ回路、およびソース電流
およびシンク電流を設定できるドライブ回路を提供す
る。 【解決手段】 電流を供給する主電源と、駆動信号を入
力する入力端子と、電流を出力する出力端子と、駆動信
号に基づいてオンされ、主電源からの電流を出力端子に
出力する第1のスイッチング素子と、第1のスイッチン
グ素子のオンおよびオフに伴ってオフおよびオンされ、
オンされると出力端子に流れ込んだ流入電流を接地端子
に出力する第2のスイッチング素子とを有するドライブ
回路を提供する。ドライブ回路は、トランジスタにより
構成され、主電源からの電流の大きさを制限して、定電
流として第1のスイッチング素子に出力する第1の定電
流回路と、トランジスタにより構成され、第2のスイッ
チング素子に直列に接続されて流入電流の大きさを制限
し、接地端子に出力する第2の定電流回路とをさらに有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーデバイス用
ドライブ回路に関する。より具体的には、パワーデバイ
ス用ドライブ回路におけるソース電流およびシンク電流
の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のパワーデバイス用ドライ
ブ回路30の構成を示す回路図である。ドライブ回路3
0は、信号入力端子から入力された信号に基づいて、出
力端子OUTから出力される電流、および、出力端子O
UTに流れ込む電流を制御する。
【0003】ドライブ回路30は、電源VCCと、駆動
用トランジスタ(MOS−FET)31、32と、抵抗
33、34とを含む。駆動用トランジスタ31および駆
動用トランジスタ32のゲートは、信号入力端子と接続
されており、信号入力端子から入力された信号に基づい
て、駆動用トランジスタ31および駆動用トランジスタ
32がオンおよびオフされる。ここで、駆動用トランジ
スタ32のゲートにはインバータが設けられているの
で、その動作は互いに逆になる。
【0004】駆動用トランジスタ31がオンされると、
電源VCCからの電流は、駆動用トランジスタ31およ
び抵抗33を介して、出力端子OUTから出力される。
また、駆動用トランジスタ32がオンされると、出力端
子OUTは接地され、ドライブ回路30の外部に接続さ
れた他の回路等から電流が流れ込む。
【0005】ドライブ回路30の電源VCCから負荷に
流すことのできる電流の許容値は、ソース電流として知
られている。ドライブ回路30では、ソース電流は、抵
抗33の大きさにより設定される。一方、負荷側からド
ライブ回路30に流れ込む電流の許容値は、シンク電流
として知られている。ドライブ回路30では、シンク電
流は、抵抗34の大きさにより設定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ドライブ回路30にお
いて、ソース電流およびシンク電流を決定する抵抗3
3、34は大きい。また、これらを広い範囲で設定でき
るよう構成することは困難である。これでは、コストの
点からもメリットは見出せない。
【0007】より具体的には、パワーデバイスは、パワ
ーデバイスの電流・電圧等の特性、および、パワーデバ
イスを用いる製品に要求される仕様に応じて、必要とさ
れるソース電流およびシンク電流が異なる。よって、個
々のドライブ回路は、駆動するパワーデバイスによっ
て、適切なソース電流およびシンク電流を設定しなけれ
ばならない。上述のように、抵抗33および抵抗34に
よりソース電流およびシンク電流を設定する場合には、
各仕様に適合したドライブ回路を設計する必要があるた
め、製造プロセスにおける効率が非常に悪い。
【0008】本発明の目的は、小型化したドライブ回
路、およびソース電流およびシンク電流を設定できる、
フレキシブルなドライブ回路を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるドライブ回
路は、電流を供給する主電源と、駆動信号を入力する入
力端子と、電流を出力する出力端子と、入力端子に入力
された前記駆動信号に基づいてオンされ、主電源からの
前記電流を出力端子に出力する第1のスイッチング素子
と、第1のスイッチング素子のオンおよびオフに伴って
オフおよびオンされる第2のスイッチング素子であっ
て、オンされて、出力端子に流れ込んだ流入電流を接地
端子に出力する第2のスイッチング素子とを備えてお
り、さらに、トランジスタにより構成され、主電源から
受け取る前記電流の大きさを制限して、定電流として第
1のスイッチング素子に出力する第1の定電流回路と、
トランジスタにより構成され、第2のスイッチング素子
に直列に接続されて前記流入電流の大きさを制限し、接
地端子に出力する第2の定電流回路とを備えている。こ
れにより上記目的が達成される。
【0010】前記第1の定電流回路は、主電源とは異な
る少なくとも1つの電源と、該少なくとも1つの電源と
接続され、かつダイオード接続された第1のトランジス
タと、第1のトランジスタのゲートと接続されたゲー
ト、主電源および第1のスイッチング素子に接続される
ドレインおよびソースを有する第2のトランジスタとを
備えており、第2のトランジスタは、ゲートに印加され
る電圧により、主電源から受け取る前記電流の大きさを
制限して、定電流として第1のスイッチング素子に出力
し、前記第2の定電流回路は、主電源とは異なる少なく
とも1つの電源と、該少なくとも1つの電源と接続さ
れ、かつダイオード接続された第3のトランジスタと、
第3のトランジスタのゲートと接続されたゲート、第2
のスイッチング素子および接地端子に接続されるドレイ
ンおよびソースを有する第4のトランジスタとを備えて
おり、第4のトランジスタは、ゲートに印加される電圧
により、前記流入電流の大きさを制限し、接地端子に出
力してもよい。
【0011】前記第1の定電流回路は、第1のトランジ
スタおよび第2のトランジスタとは異なる、1以上のト
ランジスタと、該1以上のトランジスタに接続される1
以上の電源とをさらに備え、該1以上のトランジスタ
は、前記第2のトランジスタと並列に設けられて、ゲー
トに印加される電圧により、該1以上の電源から受け取
る前記電流の大きさを制限して、定電流として第1のス
イッチング素子にさらに出力してもよい。
【0012】該1以上のトランジスタは、第2のトラン
ジスタのゲートと接続されたゲート、該1以上の電源お
よび第1のスイッチング素子に接続されるドレインおよ
びソースを有していてもよい。
【0013】前記第2の定電流回路は、第3のトランジ
スタおよび第4のトランジスタとは異なる、1以上のト
ランジスタと、該1以上のトランジスタに接続される1
以上の電源とをさらに備え、該1以上のトランジスタ
は、前記第4のトランジスタと並列に設けられて、ゲー
トに印加される電圧により、前記流入電流を分流して、
接地端子に出力してもよい。
【0014】該1以上のトランジスタは、第4のトラン
ジスタのゲートと接続されたゲート、該1以上の電源お
よび接地端子に接続されるドレインおよびソースを有し
ていてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の実施の形態を説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は、実施の形態1に
よるドライブ回路10の構成を示す回路図である。ドラ
イブ回路10は、パワーデバイスの駆動に用いられ、信
号入力端子17−1から入力された信号に基づいて、出
力端子17−2から出力される電流、および、負荷側か
ら出力端子17−2に流れ込む電流を制御する。
【0017】実施の形態1の特徴は、ソース電流および
シンク電流の設定を、従来のドライブ回路30(図3)
における抵抗33および抵抗34(図3)ではなく、カ
レントミラー回路11および12により行うことであ
る。カレントミラー回路は電界効果型トランジスタによ
り構成されるので、抵抗を用いるよりも十分小型化でき
る。よってドライブ回路10の回路規模を小さくでき、
低コスト化および高信頼化を実現できる。
【0018】以下、ドライブ回路10を説明する。ドラ
イブ回路10は、カレントミラー回路11および12
と、主電源VCCと、駆動用電界効果型トランジスタ
(MOS−FET)18、19とを含む。トランジスタ
18およびトランジスタ19のゲートは、信号入力端子
17−1と接続されており、信号入力端子17−1から
入力された駆動信号に基づいて、トランジスタ18およ
びトランジスタ19がオンおよびオフされる。ここで、
トランジスタ19のゲートにはインバータが設けられて
いるので、その動作は互いに逆になる。すなわち、駆動
信号は、所定レベルの電圧として与えられ、トランジス
タ18をオンすると同時に、トランジスタ19をオフす
る。また、トランジスタ18をオフすると同時に、トラ
ンジスタ19をオンする。
【0019】トランジスタ18がオンされると、主電源
VCCからの電流は、カレントミラー回路11およびト
ランジスタ18を介して、出力端子17−2から出力さ
れる。また、トランジスタ19がオンされると、ドライ
ブ回路10の外部に接続された他の回路等から電流が流
れ込み、カレントミラー回路12を介してグランドに接
続される。
【0020】以下、カレントミラー回路11を具体的に
説明する。カレントミラー回路11は、複数の電源に接
続され、特定の電源から入力された電流と同じ向きに、
他の電源から入力された電流が定電流として出力される
定電流回路である。カレントミラー回路11は、2つの
Nチャンネル電界効果型トランジスタ(MOS−FE
T)13および14を含む。トランジスタ13のドレイ
ンは、主電源VCCとは異なる電源と接続されている。
なお図1では、この電源はカレントミラー回路11の構
成要素として描かれていないが、実質的にはカレントミ
ラー回路11の構成要素として捉えることができる。ト
ランジスタ13のソースとゲートとは、ダイオード接続
され、互いに接地電位に接続されている。
【0021】一方、トランジスタ14のゲートは、トラ
ンジスタ13のゲートと接続されている。トランジスタ
14のドレインは主電源VCCと接続され、そして、ソ
ースは、カレントミラー回路11の出力として、トラン
ジスタ18のドレインと接続されている。
【0022】一般に、トランジスタは、ゲートに印加さ
れる電圧に応じて流れる電流の大きさが変化するという
特性を有し、かつ、非常に小さく設計できる。トランジ
スタ14を介して、トランジスタ18に電流が流れるの
で、ドライブ回路10の主電源VCCから負荷に流すこ
とのできる電流の許容値(最大値)、すなわちソース電
流のばらつきを低減できるとともに、ドライブ回路10
を小型化できる。ソース電流のばらつきを低減できる理
由は、プロセスによる抵抗値のばらつきが小さいトラン
ジスタ(MOS−FET)を用いて、ドライブ回路10
を構成しているからである。抵抗値は、一般に製造時
(ウェハプロセス時)に大きくばらつく。例えば、所望
の値の±50%もばらつく場合がある。高精度の抵抗も
製造できるが、それでは面積が大きくなってしまう。そ
のため、抵抗値のばらつきが小さく、かつ、小さな面積
で構成できるトランジスタを用いることは非常に有用で
ある。ソース電流は、トランジスタ13および14の特
性により決定できるので、必要なソース電流を得られる
トランジスタを選択すればよい。
【0023】カレントミラー回路12も、カレントミラ
ー回路11と同様、定電流を流す定電流回路である。す
なわち、カレントミラー回路12には、負荷側から端子
17−2およびトランジスタ19を介して流れ込む電流
の大きさを一定に制限できる。これは、ドライブ回路1
0に流れ込む電流の許容値(最大値)、すなわちシンク
電流を設定できることを意味する。シンク電流は、トラ
ンジスタ15および16の特性により決定できるので、
必要なソース電流を得られるトランジスタを選択すれば
よい。このように、トランジスタ16を介して、負荷側
からの電流を流すので、シンク電流のばらつきを低減で
きる。
【0024】抵抗素子(図3の抵抗33、34)により
設定していたソース電流およびシンク電流を、電界効果
型トランジスタを用いたカレントミラー回路12および
13により設定することにより、回路サイズを小さくで
き、高い信頼性を維持しつつ、低コスト化が実現でき
る。
【0025】(実施の形態2)実施の形態2では、実施
の形態1によるドライブ回路10の変形例として、ソー
ス電流およびシンク電流を選択的に設定できるドライブ
回路を説明する。
【0026】図2は、実施の形態2によるドライブ回路
20の構成を示す回路図である。ドライブ回路20は、
ドライブ回路10(図1)と同様、パワーデバイスの駆
動に用いられ、信号入力端子17−1から入力された信
号に基づいて、出力端子17−2から出力される電流、
および、負荷側から出力端子17−2に流れ込む電流を
制御する。ドライブ回路20は、ドライブ回路10にお
ける駆動用電界効果型トランジスタ(MOS−FET)
18、19およびトランジスタ19のゲートに接続され
たインバータを有している。これらは実施の形態1で説
明したので、その説明は省略する。
【0027】ドライブ回路20が、ドライブ回路10
(図1)と異なるのは、カレントミラー回路の構成であ
る。すなわち、ドライブ回路20のカレントミラー回路
21には、トランジスタ13、14の間に、さらなる電
界効果型トランジスタ(MOS−FET)23、24が
並列に設けられている。また、ドライブ回路20のカレ
ントミラー回路22にも同様に、トランジスタ15、1
6の間に、さらなる電界効果型トランジスタ(MOS−
FET)が並列に設けられている。カレントミラー回路
21、22に新たに設けられたトランジスタの数は、各
1つ以上であり、それらの数は任意である。
【0028】より詳しくカレントミラー回路21を説明
すると、新たに設けられたトランジスタ23等を含む、
カレントミラー回路21のトランジスタの各ゲートは、
互いに接続されている。また、各ソースも互いに接続さ
れ、トランジスタ18のドレインと接続されている。カ
レントミラー回路21のトランジスタの各ドレインは、
端子26、27として示されている。図2に示す構成で
は、トランジスタ25のみが主電源VCCに接続されて
いるだけであるため、実質的にはドライブ回路10(図
1)のカレントミラー回路11と同じである。しかし、
ドライブ回路20のn個の端子26に電源VCCを接続
することにより、ソース電流は(n+1)倍に設定でき
る(n:整数)。その理由は、端子26に接続された新
たな電源VCCからも、電流がトランジスタ18に流れ
込むからである。流れ込む電流の経路を図中の1点鎖線
により示している。このように構成することにより、一
つのドライブ回路20において、選択的にソース電流を
設定できるようになる。
【0029】カレントミラー回路22についても、カレ
ントミラー回路21と同様に、トランジスタ15および
16の間に、更なるトランジスタを並列に設けている。
トランジスタの各ドレインは、互いに接続され、かつ、
トランジスタ19のソースと並列に接続されている。ま
た、各ゲートも互いに接続されている。カレントミラー
回路22のトランジスタの各ソースは、端子28、29
として示されている。図2に示す構成では、トランジス
タ16のみが接地端子GNDに接続されているだけであ
るため、実質的にはドライブ回路10(図1)のカレン
トミラー回路12と同じである。しかし、ドライブ回路
20のm個の端子28を接地することにより、シンク電
流は(m+1)倍に設定できる(m:整数)。その理由
は、端子28が接地されることにより、端子17−2か
ら流れ込む電流が分流し、許容量を増加できるからであ
る。分流された電流の経路もまた、図中の1点鎖線によ
り示している。このように構成することにより、一つの
ドライブ回路20において、選択的にシンク電流を設定
できるようになる。なお、抵抗素子を利用していない点
では実施の形態1と同様であるため、実施の形態1と同
じ効果が得られる。
【0030】以上、実施の形態1および2を説明した。
実施の形態1および2では、ドライブ回路に含まれるト
ランジスタは、NチャンネルMOS−FETとして説明
した。しかし、PチャンネルMOS−FETであっても
よい。さらに、MOS−FETに代えて、バイポーラト
ランジスタを利用してもよい。具体的には、MOS−F
ETのソース、ドレインおよびゲートを、それぞれバイ
ポーラトランジスタのエミッタ、コレクタおよびゲート
に変更すればよい。MOS−FETと比較して、バイポ
ーラトランジスタは面積当たりの電流が大きく取れ、コ
レクタ−エミッタ間の飽和電圧が低く、電流の大きさに
あまり影響を受けない、という利点がある。なお、バイ
ポーラトランジスタを利用しても、実施の形態1および
2で説明した効果を得ることができる。
【0031】また、実施の形態1では、カレントミラー
回路11および12を同時に設け、実施の形態2では、
カレントミラー回路21および22を同時に設けるとし
て説明した。しかし各実施の形態とも、カレントミラー
回路を少なくとも1つ設けるだけでもよい。従来の抵抗
素子を用いないカレントミラー回路により構成すること
により、回路を小型化できるからである。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、トランジスタにより構
成され、主電源から受け取る電流の大きさを制限して、
定電流として第1のスイッチング素子に出力する第1の
定電流回路と、トランジスタにより構成され、第2のス
イッチング素子に直列に接続されて流入電流の大きさを
制限し、接地端子に出力する第2の定電流回路とを備え
ている。トランジスタにより構成された定電流回路を用
いているので、ドライブ回路を小型化でき、かつ、出力
され、および流入する電流の許容値、すなわちソース電
流、およびシンク電流のばらつきを低減できる。より具
体的には、定電流回路は、カレントミラー回路であり、
ゲートに印加される電圧により、主電源から受け取る前
記電流の大きさを制限して、定電流として第1のスイッ
チング素子に出力するトランジスタ、および、ゲートに
印加される電圧により、流入電流の大きさを制限し、接
地端子に出力するトランジスタを設けている。
【0033】第1の定電流回路には、ゲートに印加され
る電圧により、1以上の電源から受け取る前記電流の大
きさを制限して、定電流として第1のスイッチング素子
にさらに出力する1以上の更なるトランジスタを、並列
に設けている。並列に接続したトランジスタの数に応じ
て、流れる電流量の許容値を変化させることができるの
で、ソース電流を選択的に設定できる。より具体的に
は、1以上のトランジスタは、他のトランジスタのゲー
トと接続されたゲート、電源および第1のスイッチング
素子に接続されるドレインおよびソースを有する。
【0034】第2の定電流回路には、ゲートに印加され
る電圧により、1以上の電源から受け取る前記電流の大
きさを制限して、流入電流を分流して、接地端子に出力
する1以上の更なるトランジスタを、並列に設けてい
る。並列に接続したトランジスタの数に応じて、流入電
流量の許容値を変化させることができるので、シンク電
流を選択的に設定できる。より具体的には、1以上のト
ランジスタは、他のトランジスタのゲートと接続された
ゲート、電源および接地端子に接続されるドレインおよ
びソースを有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1によるドライブ回路の構成を示
す回路図である。
【図2】 実施の形態2によるドライブ回路の構成を示
す回路図である。
【図3】 従来のパワーデバイス用ドライブ回路の構成
を示す回路図である。
【符号の説明】 10 ドライブ回路、 11、12 カレントミラー回
路、 13〜16、18、19 トランジスタ、 17
−1 信号入力端子、 17−2 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J091 AA01 AA19 CA00 CA92 FA20 HA02 HA10 HA25 HA39 KA04 KA09 MA19 MA21 SA01 UW10 5J500 AA01 AA19 AC00 AC92 AF20 AH02 AH10 AH25 AH39 AK04 AK09 AM19 AM21 AS01 WU10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流を供給する主電源と、 駆動信号を入力する入力端子と、 電流を出力する出力端子と、 入力端子に入力された前記駆動信号に基づいてオンさ
    れ、主電源からの前記電流を出力端子に出力する第1の
    スイッチング素子と、 第1のスイッチング素子のオンおよびオフに伴ってオフ
    およびオンされる第2のスイッチング素子であって、オ
    ンされて、出力端子に流れ込んだ流入電流を接地端子に
    出力する第2のスイッチング素子とを備えたドライブ回
    路であって、 トランジスタにより構成され、主電源から受け取る前記
    電流の大きさを制限して、定電流として第1のスイッチ
    ング素子に出力する第1の定電流回路と、 トランジスタにより構成され、第2のスイッチング素子
    に直列に接続されて前記流入電流の大きさを制限し、接
    地端子に出力する第2の定電流回路とをさらに備えたド
    ライブ回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の定電流回路は、カレントミラ
    ー回路であって、 主電源とは異なる少なくとも1つの電源と、 該少なくとも1つの電源と接続され、かつダイオード接
    続された第1のトランジスタと、 第1のトランジスタのゲートと接続されたゲート、主電
    源および第1のスイッチング素子に接続されるドレイン
    およびソースを有する第2のトランジスタと を備えており、第2のトランジスタは、ゲートに印加さ
    れる電圧により、主電源から受け取る前記電流の大きさ
    を制限して、定電流として第1のスイッチング素子に出
    力し、 前記第2の定電流回路は、カレントミラー回路であっ
    て、 主電源とは異なる少なくとも1つの電源と、 該少なくとも1つの電源と接続され、かつダイオード接
    続された第3のトランジスタと、 第3のトランジスタのゲートと接続されたゲート、第2
    のスイッチング素子および接地端子に接続されるドレイ
    ンおよびソースを有する第4のトランジスタとを備えて
    おり、第4のトランジスタは、ゲートに印加される電圧
    により、前記流入電流の大きさを制限し、接地端子に出
    力する、 請求項1に記載のドライブ回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の定電流回路は、第1のトラン
    ジスタおよび第2のトランジスタとは異なる、1以上の
    トランジスタと、該1以上のトランジスタに接続される
    1以上の電源とをさらに備え、該1以上のトランジスタ
    は、前記第2のトランジスタと並列に設けられて、ゲー
    トに印加される電圧により、該1以上の電源から受け取
    る前記電流の大きさを制限して、定電流として第1のス
    イッチング素子にさらに出力する、請求項2に記載のド
    ライブ回路。
  4. 【請求項4】 該1以上のトランジスタは、第2のトラ
    ンジスタのゲートと接続されたゲート、該1以上の電源
    および第1のスイッチング素子に接続されるドレインお
    よびソースを有する、請求項3に記載のドライブ回路。
  5. 【請求項5】 前記第2の定電流回路は、第3のトラン
    ジスタおよび第4のトランジスタとは異なる、1以上の
    トランジスタと、該1以上のトランジスタに接続される
    1以上の電源とをさらに備え、該1以上のトランジスタ
    は、前記第4のトランジスタと並列に設けられて、ゲー
    トに印加される電圧により、前記流入電流を分流して、
    接地端子に出力する、請求項2または3に記載のドライ
    ブ回路。
  6. 【請求項6】 該1以上のトランジスタは、第4のトラ
    ンジスタのゲートと接続されたゲート、該1以上の電源
    および接地端子に接続されるドレインおよびソースを有
    する、請求項5に記載のドライブ回路。
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