JPH06507872A

JPH06507872A - 移送装置

Info

Publication number: JPH06507872A
Application number: JP4510826A
Authority: JP
Inventors: ソーレンセン，レイフ
Original assignee: アーベー　ボルボ
Priority date: 1991-06-05
Filing date: 1992-06-03
Publication date: 1994-09-08
Also published as: AU653031B2; EP0682634A1; SE9101714D0; CA2110683A1; AU1900892A; US5392895A; PL169447B1; WO1992021595A1; SK391492A3; SE468810B; SE9101714L

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ｕ月本発明は、請求の範囲第１項のプリアンプルに従って、好ましくは薄板加工処理ラインにおける１台のプレス機械間で、開始位置から終了位置へ対象物を移送させるための移送装置に関する。

例えば自動車製造時に、薄板対象物をプレス加工する時、順次配置された多数のプレス機械がしばしば製造ラインで使用され、部品を準備する種々の作業を実行する。一般に、機械的装置が対象物をプレス機械から取り出して、製造ラインの次のプレス機械にその対象物を挿入するために使用される。これらの機械的装置の間で、対象物は序文で説明されたタイプの移送装置により移送される。

この移送装置の支援により、その対象物を直線通路に移送させたり、又は次のプレス機でプレスするためのその正しい位置を仮定することがその対象物に対して要求されるならば、移送中に反転させることも可能である。従って、その移送装置の助けにより、対象物は１台のプレス機械間の実質的に水平な通路に沿って移送される。もし対象物を反転する必要があれば、これはブレス棲械間で移送される時に対象物の移送方向に垂直な実質的に水平な軸周りでの１８０度回転より実行される。移送装置内の把持装置が移送される対象物に適応される。このような方法で、把持装置を交換することにより、異なる形状と大きさの対象物を扱うことが可能となる。

本発明の目的は、簡単で安全な方法で、対象物の移送を実行し、そして直線移送、又は移送される対象物の大きさや形状により一方向又は他方向において可能な反転移送を簡単に、且つ確実に選択することが出来るような序文で説明されたタイプの移送装置を提供することである。

これは請求の範囲第１項で開示された特徴を有する本発明による移送装置により達成される。

本発明の有利な形態は従属の請求の範囲で開示される。

本発明が添付の図を参考に以下で詳細に説明される、ここで図１は本発明の一形態による移送装置の側面図、図２は図１により移送装置の上からの平面図、図３は図１．２による移送装置の端面図、図４は図１．２．３による移送装置におけるキャリッジの部分切り欠き側面図、図５は図１．２．３による移送装置内の反転装置の側面図、そして図６は図５の反転装置の部分の拡大側面図である。

図１．２．３は本発明による移送装置の三方向からの図を示す。移送装置は、プレスライン（図示されない）内の１台のプレス機械間の台上に直接配置することも、又は、例えば床上で移動できるように車輪等を具備させることも可能なフレーム１から構成される。フレーム１は、互いに平行で、対象物に対する所望の移送通路のいずれの所望移送方向にも配置される二つの支持レール２．３から構成される。各々の支持レール２．３は、キャリッジ４．５の各々がそれに沿って移動できるビームから成る。各キャリッジ４．５は、支持ローラー（ここでは詳細に図示されない）により、各々そのレール２．３で支持されるので各キャリッジ４．５はその支持レール２．３にそれぞれ沿った直線運動をするようにガイドされる。

キャリッジ４．５は、支持レール２に固定され、そしてベベルギヤー駆動７により、二本の支持レール２．３間のフレーム１に横断して延長する軸８を駆動する駆動モーター６により駆動される。それはタイミングベルト等（図示されない）のための駆動輪（図示されない）を備えている。各々のベルトは、軸８上の駆動輪と支持レール２．３の反対端のプーリー上に掛けられ、そしてキャリッジ４．５に固定され、支持レール２．３に沿ってそれを駆動する。

各キャリッジ４．５は、各キャリッジ４．５内で回転できるように備えられた、回動可能軸９．１０から構成される装置支持レール２、３上に搭載されているので、その軸９、１０は同軸にある。他軸に対面するその端部に、各軸９、１０は、移送されるべき対象物（図示されない）を保持するように設計された把持手段（図示されない）のための取付は台１１、１２を備えている。種々の形状と大きさの対象物に対して調整できるようにするために、軸９、ｌＯは軸方向に移動でき、そして固定手段ｌ３、１４により所望の位置にロックできる。

図４は図３の左方向から見たキャリッジ５を示すが、一定の構成要素を排除した拡大図で示されている。軸１０は軸方向に移動可能であるが、キャリッジ５内に回動的に搭載されたギヤ−１５に非回動的に結合されている。ギア−１５は、軸１７上に回動的に搭載されたトランスファーギヤー１６と噛み合い、そして軸１９上に回動的に搭載された中間ギヤ−１８と噛み合う．軸１７と１９は軸１０の軸と一致する軸の周りで回動するように搭載された枢軸アーム２０上に搭載される。枢軸アーム２０は、図４に示される位置と図４に波線で示される第二位置間で枢軸アーム２０から延長する操作アーム２１の働きにより枢軸回転できる。第一位置において、中間ギヤ−１８はキャリッジ５内の軸２３上に搭載された駆動ギヤ−２２と噛み合う．枢軸アーム２０と操作アーム２１が図４において波線で示される、第二位置においては、中間ギヤ−１８は駆動ギヤ−２２との噛み合いから離間するように移動され、そしてトランスファーギヤー１６は駆動ギヤー２２と噛み合う位置に移動される。

駆動ギヤ−２２上には、回転アーム２４の一端が確実に搭載されている。回転アーム２４の他端には回動的に搭載されたローラー２５の従動部を備えている。ローラー２５は支持レール３の内側のフレーム１内に搭載されたガイドレール２６で走行するように配置されている．対応するように、ガイドレール２７はキャリッジ４と協力するように支持レール２の内側に搭載されている．以下でガイドレール２６のみが説明されるが、ガイドレール２７とその関連構成要素は対応してはいるが、平面対称で配置されている。

ガイドレール２６は、図５と６で詳細に示され、そして支持レール３のいずれかの端部に実質的に平行に配置されている二つの直線部分２８と２９と、二つの直線部分２８と２９との中間に位置する以下で詳細に説明される中間部分３０とから構成される。

ガイドレール２６の中間部分３０は、一方で二つの直線部分２８と２９間に適合する直線レールセクション３１と、他方で図５と６に示される位１で二つの直線部分２８と２９とに対してそれらの端部が隣接する二つのアーチ状レールセクション３２と３３とから構成される。アーチ状レールセクション３２と３３の自由端は、それらの自由端からの接線が交差する位置から等距離に配置されており、そしてアーチ状レールセクション３２と３３のこれらの自由端間にスイッチ部３４が配置されている。スイッチ部３４は、アーチ状レールセクション３２と３３の自由端からの接線が交差するポイントと一致する軸３４の周りで枢軸回転可能である。スイッチ部３４は、図５に示され、そしてそのスイッチ部３４がアーチ状ガイドレールセクション３２の直線延長を構築する第一位置と、スイッチ部３４がアーチ状ガイドレールセクション３３の直線延長を構築する第二位置との間でのその軸３５の周りで枢軸回転可能である。第二位置は図６の波線で示されている。

アーチ状レールセクション３２と３３とスイッチ部３４は共に直線部２８と２９間にギャップを与える実質的にＶ字状の部分を形成する。アーチ状レールセクション３２と３３とスイッチ部３４はフレーム内に可動的に配置される共通サブフレーム３６内に搭載される。

サブフレーム３６は、アーチ状ガイドレールセクション３２と３３が直線部分２８と２９とに各々接続する図５．６に示される位置と、直線部分２８と２９とが相互間接続を形成する第二位置との間での移動が可能である。サブフレーム３６は、フレーム１に固定され、そしてそのピストンロッドがサブフレーム３６に結合されている圧力媒体シリンダー３７によりその三位置間で移動可能である。サブフレーム３６は二つの端部位置を決定するガイド３８で動く。

スイッチ部３４は図６において最も明確に示される。上述のごと（、スイッチ部３４はアーチ状レールセクション３２、又は３３の延長を形成するガイドレールセクション３９から構成される。更に、スイッチ部３４は縦溝４１を有するガイドブレート４０から構成される。ガイドブレート４０と縦溝４１とは、以下で詳細に説明されるようにその二つの位置間でスイッチ部３４をガイドするように造られている。スイッチ部３４は、所望の位置にスイッチ部３４をロックするためにアーチ状ガイドレールセクション３２、又は３３に隣接するスイッチ部３４の端部を越えて延長する脚部を備えたＵ字状構成要素４２のブロック機構をも又有する。

Ｕ字状構成要素４２は、その脚部に継合し、そしてガイドレールセクション３９を横断して延長する横断部４３をも又有する。Ｕ字状構成要素４２は図５．６に示される位置にスプリング付勢されているが、横断部４３を押し下げることにより、Ｕ字状構成要素４２の脚部をアーチ状ガイドレールセクション３２から引き離すことが出来るので、スイッチ部３４は軸３５の周りで枢軸回転出来るように解除される。

横断部４３を押し下げることにより、Ｕ状構成要素４２をアーチ状ガイドレールセクション３２から引き離す上記のスイッチ部３４の解除は、スイッチ部３４内に挿入されると横断部４３に押し付ける回転アーム２４上に搭載されたローラー２５により達成される。ビン４４が回転アーム２４上に搭載されており、そしてＵ状構成要素４２が押し離された後にスイッチ部３４をある位置から他の位置へ移動させるためにこのビンはガイドブレート４０内の縦溝４１内に挿入されるように造られている。

この移送装置の動作は以下のとおりである。移送装置が移送された対象物を反転することなく使用される時、サブフレーム３６は、図５に示される位置から、直線ガイドレールセクション３１が直線部分２８と２９間のギャップの橋渡しをするその第二位置に下方移動される。キャリッジ５が支持レール３に沿って移動される時、回転アーム２４のローラー２５はガイドレール２６内の直線通路に沿って転がり、そして対応するように、キャリッジ４上の回転アームはガイドレール２７内の直線通路に沿って走行する。

但し、もし移送される時に対象物を反転することが要求されるならば、サブフレーム３６は図５．６に示された位置に配置され、ここでアーチ状ガイドレールセクション３２と３３、そしてスイッチ部３４とでガイドレール２６を構成する。

対象物が図５．６において左から右に移送される時、ローラー２５付き回転アーム２４は直線部分２８とアーチ状ガイドレールセクション３２とに沿って走行する。回転アーム２４のローラー２５がアーチ状ガイドレールセクション３２に沿って下方移動される時、回転アーム２４は軸２３の周りで枢軸回転される、そしてこの枢軸回転運動はギヤー２２．１８．１６．１５を介して軸１０に伝達され、対象物だけでなく把持手段をその上に備えた取付は台１２をも又回転させる。

対応する回転運動は、キャリッジ４が支持レール２に沿って移動する時に対象物の反対側で起こる。回転アーム２４のローラー２５がスイッチ部３４内に挿入され下降すると、それは横断部分４３を押し付けるので、Ｕ状構成要素４２の脚部がアーチ状ガイドレールセクション３２から引き離されて、スイッチ部３４のロックを外すことが出来る。この時、ビン４４はガイドブレート４０内の縦溝４１内に挿入され、そしてキャリッジ５が移動し続け、そして回転アームが枢軸回転し続けると、図６の波線で示されるように、スイッチ部３４はビン４４により強制的にその第二位置まで、即ちアーチ状ガイドセクション３３と一致する位置まで移動される。

キャリッジ５が更に動くと、回転アームの枢軸回転を継続し、そしてローラーがスイッチ部３４から上方に移動されて、Ｕ状構成要素４２のスプリングバイアス運動を自由にするので、Ｕ状構成要素４２の脚部はアーチ状ガイドレールセクション３３の端部のいずれかに上昇移動されて、この位置にスイッチ部３４をブロックすることが出来る。キャリッジ５が更に動き続けると、回転アーム２４のローラーを直線部分２９まで移動する、それで対象物の反転が完了される。

上述された工程において、対象物の反転が同対象物を一方向に回転することによって実行されるが、場合によっては、反対方向に回転することにより対象物を反転させることが望まれることもある、これを達成するために、操作アーム２１は図４の波線で示された位置に移動され、それで中間ギヤー１８を駆動ギヤー２２から解除する、それと同時にトランスファーギヤー１６が駆動ギヤー２２と噛合状態となるように移動される。このようにして、ギヤー１５、故に軸１０は反対方向に回転される。他の全ての点において、反転工程は上述のとおりである。

図５は又、移送工程の開始と終了時に対象物の位置を調整するためにガイドレールの直線部分２８と２９とを垂直方向に僅かに移動できる高さ調整手段４５と４６を示す。

図５．６は又、アーチ状ガイドレールセクション３２と３３、そして直線ガイドレールセクションが直線部分２８と２９に関して正しい位置となるようにサブフレーム３６の端部位置を調整するための調整手段４７．４８．４９．５０を示す。

国際調査報告国際調査報告フロントページの続き（８１）指定回　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＳＥ）、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ、ＴＧ）、ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　Ｃ３，ＦＩ、　ＨＵ、ＪＰ。

ＫＰ、ＫＲ，ＬＫ、ＭＧ、ＭＮ、ＭＷ、Ｎｏ、ＰＬ、ＲＯ，ＲＵ、ＳＤ、ＵＳ

Claims

【特許請求の範囲】

１．望ましくは薄板プレス加工ラインにおける二台のプレス機械間で、開始位置から終了位置まで対象物を移送するための移送装置、前記移送装置は、フレーム（１）内の個々の支持レール（２、３）に沿って各々が移動できる二つのキャリッジ（４、５）、前記キャリッジ（４、５）の各々は移送時に対象物を把持して、保持するように配置された回動可能把持手段（９−１２）を備えている、そして二つの前記キャリッジ（４、５）上の把持装置（９−１２）を継合する軸の周りの回転により、移送時に対象物を反転することが出来る反転装置とから構成され、前記反転装置は、キャリッジ（４、５）内に配置され、且つ把持装置に継合された、一端が軸（２３）上に固定的に搭載された回転アーム（２４）から構成される、前記回転アームの他端は、キャリッジ（４、５）が支持レール（２、３）に沿って移動する時にガイドレール（２６、２７）と協力する従属輪（２５）を支持する、前記ガイドレール（２６、２７）は回転アーム（２４）が回転時にそれに沿ってガイドされる本質的にＶ字状の部分（３２−３４）を有する、前記移送装置において、ガイドレールの本質的にＶ字状の部分（３２−３４）は、第一に、各々がガイドレールの個々の直線部分（２８、２９）から延長し、アーチ状ガイドレールセクション（３２、３３）の自由端がその自由端からの接線が交差するポイント（３５）から等距離で終わる二つのアーチ状ガイドレールセクション（３２、３３）と、第二に、二つのアーチ状ガイドレールセクション（３２、３３）の一方、又は他方の延長を形成する二つの端部位置間で枢軸回転出来るスイッチ部（３４）とから成り、前記スイッチ部（３４）は、従属輪（２５）がスイッチ部（３４）内に挿入されると解除されるブロック手段（４２）により各々のその端部位置にロック可能であることを特徴とする。
２．前記アーチ状ガイドレールセクション（３２、３３）とスイッチ部（３４）とはガイドレールの直線部分（２８、２９）の互いに直面する二つの端部間のギャップに対応する長さの直線ガイドレールセクション（３１）をも又支持する共通サブフレーム（３６）に搭載される、前記サブフレーム（３６）は前記アーチ状ガイドレールセクション（３２、３３）が直線部分（２８、２９）と一致する第一位置と直線部分（３１）が直線部分（２８、２９）と一致する第二位置との間で移動可能であることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の移送装置。
３．前記ブロック手段（４２）はスイッチ部（３４）上に搭載されたＵ伏構成要素から成り、前記構成要素はスイッチ部（３４）の長手方向に移動可能である、前記構成要素の脚部はアーチ状ガイドレールセクション（３２、３３）のいずれかの方にスイッチ部（３４）の端部を越えて延長する位置までスプリング付勢され、それによりスイッチ部（３４）をロックする、前記Ｕ状構成要素（４２）はその横断部分（４３）により脚部がスイッチ部（３４）を枢軸回転出来るように解除する位置までスプリング力に抗して移動可能であることを特徴とする請求項の範囲第１、２のいずれかの項に記載の移送装置。
４．前記スイッチ部（３４）は縦溝（４１）付きガイドプレート（４）を備え、そして回転アーム（２４）は横に延長するピン（４４）を有して配置され、前記回転アームが枢軸回転されると、前記スイッチ部（３４）がその第一位置から第二位置まで移動するようにガイドプレート（４０）内の縦溝（４１）内に前記ピン（４４）が挿入されるように配置され、前記回転アーム（２４）上の従属輪（２５）は横断部分（４３）によりブロック手段（４２）を解除するように配置されていることを特徴とする請求の範囲第１、２、３のいずれかの項に記載の移送装置。
５．圧力媒体シリンダー（３７）はその二つの位置間でのサブフレーム（３６）の移動を可能にするためにフレーム（１）とサブフレーム（３６）との間に配置されていることを特徴とする請求の範囲第２、３、４のいずれかの項に記載の移送装置。