JPH06506484A - 燐化合物 - Google Patents

燐化合物

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JPH06506484A JP5512828A JP51282893A JPH06506484A JP H06506484 A JPH06506484 A JP H06506484A JP 5512828 A JP5512828 A JP 5512828A JP 51282893 A JP51282893 A JP 51282893A JP H06506484 A JPH06506484 A JP H06506484A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 燐化合物 本発明は、一般式 Rは低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキシまたは保護されたヒドロキシ基 を示し、R1およびR2は互いに異なりそして低級アルキルクロアルキル、アリ ール、5−員のへテロ芳香族または式%式%] の新規なラセミ体のおよび光学的に活性な燐化合物に関する。
本発明は、式Iの燐化合物の製造および例えば非対称性水素化(asymmet ric hydrogenation)、ブロキシル性アリル系におけるエナン チオ選択的水素置換(enanttoselective hydrogen  displacements)などの如きエナンチオ選択的反応のためのそれら の使用にも関する。
「低級アルキル」という語は本発明では、炭素数が1〜4の直鎖もしくは分枝鎖 状のアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル 、イソブチルおよびtert−ブチルを意味する。「低級アルコキシ」という語 は、アルキル残基が上記の意味を有する基を示す。ヒドロキシ基用の保護基とし ては、一般的なエーテル−生成基、例えばベンジル、アリル、ベンジルオキシメ チル、低級アルコキシメチルまたは2−メトキシエトキシメチルなどが特に本発 明の範囲内で考えられる。「シクロアルキル」という語は、3−〜7ー員の環、 例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロヘプチル、シクロヘキシルおよび シクロヘプチル、特にシクロペンチルおよびシクロヘキシルを意味する。
「アリール」という語は本発明の範囲では特にフェニル残基を意味し、それは未 置換であるだけでなくオルト−、メタ−またはパラ−位置で多重−置換されてい てもよい。この場合に考えられる置換基は、フェニル、低級アルキルもしくは低 級アルコキシ基、好適にはメチルまたはメトキシ基、またはジ−低級アルキル− アミノ、好適にはジメチルアミノ、基、並びに弗素またはトリアルキルシリル、 例えばトリメチルシリルなとである。さらにこの語はナフチルを意味することも できる。「5−員のへテロ芳香族」という語は、本発明の範囲内では式の置換基 を示す。
さらに、式(a)〜(d)の置換基中では、Aは酸素、硫黄または一NR’を示 す。置換基R3は水素、低級アルキル、特にメチル、または低級アルコキシ、特 にメトキシ、を示し、そしてR4は低級アルキル、好適にはメチルを示す。
以下で使用される「脱離基」という語では、本発明の範囲内では例えばハロゲン 、特に塩素および臭素の如き基並びに例えばメトキシなどの如きアルコキシ基で あると理解すべきである。
式Iの燐化合物はラセミ体の形だけでなく光学的に活性な形で存在することもで きる。好適な式Iの化合物は、Rがメトキシまたはメチルを意味するものである 。さらに、R1およびR2がフェニル、p−t−リル、シクロベンチル、シクロ ヘキシル、2−もしくは3−フリールまた(マク−チェニルを表すものが好適で ある。特に好適な式■の化合物類は、(R3)−P、P−ジシクロへキシル−P ’、 P’−ジフェニル−(6,6’−ジメチル−ビフェニル−2,2′−ジイ ル)ジホスフィン、(R)−または(S)−P、P−ジシクロへキシル−P’、  P’−ジフェニル−(6,6’−ジメチル−ビフェニル−2,2′−ジイル) ジホスフィン、(R3)−P、P−ジシクロへキシル=P’、 P’−ジ−p− トリル−(6゜6′−ジメチル−ビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン 、(R)−または(S)−P、P−ジシクロへキシル−P’、 P’−ジ−p− 4リルー(6,6’−ジメチル−ビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン 、(R8)−P、P−ジフェニル−P’、 P’−ジー2−チェニル−(6,6 ’ −ジメチル−ビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン、(R)−また は(S)−P、P−ジフェニル−P’、 P’−ジー2−チェニル−(6,6’ −ジメチル−ビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン、並びに対応する6 、6−ジメトキシビフェニル類である。
本発明に従う式1の化合物はそれ自体既知の方法で製造することができる。それ は例えば、一般式 [式中、Rは上記の意味を有する] のラセミ体のまたは光学的に活性な化合物を一般式%式% [式中、R1は上記の意味を有しモしてYは脱離性基を表す]の化合物と反応さ せ、このようにして得られる一般式[式中、RおよびR1は上記の意味を有する ]の化合物をアルキルリチウムと反応させて式[式中、RおよびR1は上記の意 味を有する]の化合物を与え、これを一般式 %式% [式中、R1およびYは上記の意味を有する]の化合物と反応させ、そして、R がヒドロキシを示す式Iの化合物を製造するために、Rが低級アルコキンを表す 式Iの対応する化合物をエーテル分解に付すことにより、行うことができる。
式IIの化合物と式IIIの化合物との反応はそれ自体は既知である方法で行う ことができる。反応は一般的には不活性な非プロトン性有機溶媒、例えばベンゼ ン、トルエン・ハ如き芳香族炭化水素、例えばペンタン、ヘキサンなどの如き液 体の脂肪族炭化水素、または例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ エチルメトキシエタンなどの如きエーテル、またはこれらの溶媒のいすねかの混 合物、の中で実施される。反応は一般的にはほぼ室温〜−80℃の温度において も実施される。圧力は重要な意味をもたず、そし、て反応は大気圧において容易 に実施することができる。
弐Vの化合物を与えるための式IVの化名物とアルキルリチウムとの反応はn− ブチルリチウムを用いて、特にtert−ブチルリチウムを用いて、行われる。
反応は」−記の溶媒中で実施することができる。温度は一般的には約−50℃〜 約−1,20℃、好適には約り0℃〜約−80℃、である。圧力はこの場合にも 重要ではなく、従って反応は大気圧において容易に実施することができる。
弐Vの化合物と式VIの化合物との反応は、化合物IIと化合物IIIとの反応 と同様にして行うことができる。
Rが低級アルコキシを表す式Iの化合物のエーテル分解はそれ自体は既知である 方法で、例えば三臭化ホウ素などを用いて、行うことができる。
出発物質として使用される式IIの化合物はそれ自体既知の方法で、対応するジ アイオド化合物を例えばn−ブチルリチウムまたは好適にはtert−ブチルリ チウムの如きアルキルリチウムで処理することにより、得られる。反応条件は、 式(mの化合物から式Vの化合物への転化用に使用されるものと同様にして選択 できる。1個だけのヨウ素をリチウムにより確実に置換しようとするためには、 反応は一般的にはほぼ等モル量の反応相手を使用して行われる。
上記のジアイオド化合物[(R,S)形だけでなく(R)または(S)形も]並 びに式IIIおよびVIの出発物質は、既知化合物またはそれ自体は既知である 方法で容易に製造できる既知化合物の同族体である。
全ての上記の反応は一般的には例えばアルゴンまたは窒素の如き不活性気体下で 行われる。
本発明に従う式Iの燐化合物は例えばVIII族金属類、例えばルテニウム、ロ ジウムおよびイリジウム、の如き遷移金属類との錯体を形成し、それらは非対称 性水素化における触媒としておよびブロキシル性アリル系におけるエナンチオ選 択的水素置換のために使用できる。ルテニウムおよびロジウム錯体は上記の水素 化用に好適であり、一方ロジウム饋体は異性化用に好適である。これらの触媒、 すなわちVIII族金属と式■の燐化合物との錯体は新規でありそして本発明の 目的でもある。
上記の錯体はそれ自体既知の方法で、例えば式■の化合物を例えば適当な不活性 有機または水性溶媒中でVIII族金属を生成可能な化合物と反応させることに より製造することができる。例えばロジウムを生成するために適している化合物 としては、例えば、エチレン、プロピレンなど、並びにビス−オレフィン類、例 えば(Z、Z)−1,5−シクロオクタジエン、1.5−へキサジエン、ビシク ロ[2,2,1]へブタ−2,5−ジエンまたはロジウムとの易溶性錯体を生成 する池のジエン類との有機口ジウム錯体が挙げられる。ロジウムを生成する好適 な化合物は、例えば、ジ−μmクロロ−ビス[77’−(Z、 Z)−1,5− シクロオクタジエン]ジロジウム(1)、ジ−μmクロロ−ビス[η4−ノルポ ルナジエンコジロジウム(1)、ジーμmベルフルオロアセタトービス[η’− (Z、 Z)−1,5−シクロオクタジエン]ジロジウム(I)、ロジウムテト ラフルオロホウ酸ビス[η’−(Z、 Z)−1,5−シクロオクタジエン]ま たはジロジウム過塩素酸ビス[η4−(Z、Z)−シクロオクタジエン]である 。ジ−μmクロロ−ビス[η4−(Z、Z)−1,5−シクロオクタジエンコシ イリジウム(1)が例えばイリジウムを生成する化合物として挙げられる。
上記のルテニウム錯体は、例えば、下記の式%式% [式中、Zはハロゲンまたは基A−Cooを表し、Aは低級アルキル、アリール 、ハロゲン化された低級アルキルまたは)10ゲン化されたアリールを表し、そ してLは式Iのキシルジホスフイン配位子を表す]により示すことができる。
これらの錯体は原則的にはそれ自体既知の方法で製造することができる。一般的 にそして好適には、ルテニウム化合物は、例えば、式%式% [式中、Zlはハロゲンまたは基Al−COOを表し、AIは低級アルキルまた はハロゲン化された低級アルキルを表し、1,1は中性配位子を表し、mは数1 .2または3を表し、pは数1または2を表し、そしてqは数0または1を表す ] の錯体を式Iのキシルジホスフイン配位子と反応させることにより、または式 %式% [式中、Lは式■のキシルジホスフィン配位子を表す]のルテニウム錯体をアニ オンZ(ここでZは上記の意味を有する)を生成する塩と反応させることにより 製造される。
「中性配位子」という語は本発明の範囲内では、容易に交換可能な配位子、例え ばジオレフィン、例えばノルボルナジェン、(Z、 Z)−1,5−シクロオク タジエンなど、またはニトリル、例えばアセトニトリル、ベンゾニトリルなどを 意味する。mが数2または3を表す場合には、配位子は同一であってもまたは異 なっていてもよい。
式IXのルテニウム錯体は既知の物質であるかまたは例えばアルペルス(八1b 6rs)、 M、 O,他、ザ・ジャーナル・オブ・オルガノメタリック・ケミ ストリー(J、 Organomet、 Chew、)、λ72.C62−C6 6(1984)に従う如き既知物質の製造と同様な方法で容易に得られる既知物 質の同族体である。
式■Xのルテニウム錯体と式■のキシルジホスフィン配位子との反応はそれ自体 は既知である方法で行うことができる。反応は一般的には不活性有機溶媒中で行 うことができる。そのような溶媒の例としては、例えばテトラヒドロフランまた はジオキサンの如きエーテル類、例えばアセトンの如きケトン類、例えばメタノ ール、エタノールなどの如き低級アルコール類、例えば塩化メチレン、クロロホ ルムなどの如きハロゲン化された炭化水素類、または該溶媒の混合物が挙げられ る。さらに、反応はO℃〜約100℃の間の、好適には約り5℃〜約60℃の間 の、温度において、酸素を厳密に除去しながら、行うこともできる。
式Xのルテニウム錯体(式IXの錯体から得られる)とアニオンZを含有してい る塩との反応は、それ自体は既知である方法で行うことができる。「アニオンZ を生成する塩」という語は本発明の範囲内では、例えば、アンモニウム塩、アル カリ金属塩または他の適当な金属塩を意味している。そのような塩類の溶解度を 改良するためには、ある場合にはクラウンエーテル類などを加えることもできる 。
前記の如(、VIII族金属、特にロジウムおよびルテニウム、との錯体の形状 の本発明に従う燐化合物は、特に非対称性水素化用に使用することができる。特 に適している基質としては、これに関しては特にアリルアルコール類、例えばゲ ラニオール、6.7−シヒドローゲラニオール、6.7−シヒドロフラネソール 、6.7.10.11−テトラヒドロフラネソールなど、並びに官能化されたケ トン類、例えばβ−ケトエステル類、例えばアセト酢酸メチルもしくはエチルな ど、または2−ピリジルケトン類、例えば2−アセチルピリジン、2〜ピリジル 2.8−ビス(トリフルオロメチル)−4−キノリルケトンなどが挙げられる。
そのような水素化を行う際には、これらの錯体を最初に製造しそして次に水素化 しようとする物質の溶液に加える。しかしながら、一方ではそれらをその場で例 えば水素化しようとする物質の存在下で製造することもできる。
非対称性水素化は、反応条件下で不活性である適当な有機溶媒の中で実施するこ とができる。そのような溶媒としては、芳香族炭化水素類、例えばベンゼン、ト ルエンなど、低級アルコール類、例えばメタノールまたはエタノール、水、エス テル類、例えば酢酸エチル、ハロゲン化された炭化水素類、例えば塩化メチレン 、クロロホルムなど、環式エーテル類、例えばテトラヒドロフランまたはジオキ サンなど、または該溶媒類の混合物が特に挙げられる。
金属対配位子りの比は一般的には、1モルの配位子当たり約0.05〜約5モル の間のそしてそれぞれ約0.5〜約2モルの間の、好適には約1モルの金属であ る。例えば式VIIIの如き錯体中の金属対水素化しようとする物質の比は一般 的には、約0.005〜約1モル%の間、好適には約1002〜約0.1モル% の間である。
例えば式VIIIの如き錯体を用いる非対称性水素化は一般的には、使用される 基質によるが約0°C〜約150℃の温度において実施される。この水素化は一 般的には圧力下で、好適には約2〜約200バール、特に約10〜約100バー ルの圧力下でも実施される。
式■の化合物の製造および使用と同様にして、下記の式[式中、R1およびR2 は上記の意味を有する]のビナフチル型化合物を製造しそして使用することもで きる。ビナフチル環は一般的方法で置換することができる。
下記の実施例は本発明を説明するものであり、そして何ら限定しようとするもの ではない。これらの実施例中では、略語は下記の意味を有する。
TLC薄層クロマトグラフィー GC毛管ガスクロマトグラフィー e、 e、エナンチオマー過剰。水素化生成物のe、 e、はGCによりベルメ チル化されたシクロデキストリン相の上で測定された。
RT 室温 全ての温度は摂氏0で示されている。
実施例1 a)8.0g (0,0162モノいの(S)−ジフェニル−(2′−アイオド −6,6’−ジメチルービフエニリー2−ル)ホスフィンを100m1の無水ト ルエン、200m1のエーテルおよび9.5mlのトリエチルアミンの混合物の 中に一65°に冷却されているAr気体下で溶解させ、12m1のターシャリー −ブチルリチウム溶液(ペンタン中1.6M。
0、019モル)を加え、そして反応混合物を一60″において1時間撹拌した 。次に、5.0g (0,021モル)のジシクロへキシルクロロホスフィンを 一部分ずつ加え、少量のトルエンですすぎ、そして灰−べ−シュ色懸濁液を室温 において一夜撹拌した。処理するために、混合物を59m1の水および5Qml の3N NaOHで処理し、1/4時間撹拌し、aoomtのトルエンで抽出し 、有機相を200m1の水で1回洗浄し、乾燥しくNa25O4) 、濾過し、 そして蒸発させた。酢酸エチルからの粗製生成物の再結晶化後に、6.2g(6 8%)の(S)−P、 P−ジシクロへキシル−P’、 P’−ジフェニル−( 6,6’−ジメチルービフエ二り−2,2′−ジイル)ジホスフィンが白色結晶 状で得られた。融点=185.4°(キラセルOD相上でのHPLC分析に従う 99.8%e、 e。
;GC含有量:99.2%)、 [αIW +52.3 (c=1 ;CHCl5)。
同様な方法で、 (R)−P、P−シンクロへキシル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’− ジメチルービフエニリー2.2′−ジイル)ジホスフィンが得られた。融点:  186−186.9’ (99,3%e、e、;GC含有量:99.3%)、[ α]智−52,8(c=1 ;CHCl3)。
b)出発物質として使用された(R)−および(S)−ジフェニル−(2′−ア イオド−6,6′−ジメチルービフヱニリー2−ル)ホスフィンは下記の如(し て製造された。
32m1のターシャリー−ブチルリチウム溶液(ペンタン中1.6M。
0、051モル)を、−76°に冷却されている20.0g (0,046モル )の(R)−2,2’−ファイオド−6,6′−ジメチルビフエニル(T。
フレド(Frejd)およびT、リングステッド(Klingstedt)、ザ ・ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイエテイ・ケミカル・コミユニケージ 1ン(J。
Chet Soc、 Chew、 Commun、)、(1983)1021) の430m1の無水トルエンおよび90m1のエーテル中溶液にAr気体下で加 え、そして混合物を一75°において加え、そして混合物を一75″において3 74時間撹拌した。20.1g (0,092モル)のクロロジフェニルホスフ ィンの100m1の無水トルエン中溶液を次に滴下漏斗から1/4時間以内に滴 々添加し、混合物を一70°において1時間撹拌し、そして冷却浴を除去した後 に室温において一夜撹拌した。
処理するために、反応混合物である灰−ベージュ色懸濁液を150m1の水で処 理し、80m1の3N NaOHでアルカリ性とし、そして300m1のトルエ ンで抽出した。有機相を各回とも200 m lの水で2回洗浄して中性とし、 乾燥しくN a ts Oa) 、そして蒸発させ、そして生じた残渣(32, 5g、黄色油)を450gのシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけた。三主 要留分中で、4.5リツトルのへキサンを用いて3.2gの未変化の出発物質が 、15リツトルのヘキサン−トルエン(95:5)混合物を用いて13.1g( 71,3%混合物のエナンチオマー−純粋性モノアイオダイドが白色結晶状で、 そして2す・ソトルのトルエンを用いて1.5gの白色結晶状の(R)−ジフェ ニル−(2′−アイオド−6,6′−ジメチルービフエニリー2−ル)ホスフィ ンが溶離された。融点167.5−168.4’;[α]f 44.8 (c= 1 ;CHCl3)。
同様な方法で、 (S)−ジフェニル−(2′−アイオド−6,6′−ジメチルービフエニリー2 −ル)ホスフィンが製造された。融点1.67.5−168.7°:[α席+4 3.5 (c=1 : CHC13)。
堵牲7 下記の化合物類が実施例1と同様な方法で製造された:(R)−P、P−ジシク ロへキシル−P’、 P’−ジ−p−トリル−(6,6’−ジメチル−ビフェニ ル−2,2’−ジイル)ジホスフィン。融点167゜: (98,6%e、 e 、 +GC: 98%):[αlf 71.2 (c=i :CHCl3)。
(S)−P、P−ジシクロへキンルーP’、 P’−ジ−p−トリル−(6,6 ’−ジメチル−ビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。融点166゜1 6: (97%e、e、;GC:98%):[α用+69.4 (c=1. :  CHC13)。
(R)−P、P−ジシクロへキンルーP’、 P’−ジー2−チェニル−(6゜ 6′−ジメチル−ビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。融点151− 151.3°:(99,2%e、 e、 ;GC: 99.5%);[α]背+ 71.9 (c=1 ;CHCl5)。
(S)−P、P−ジシクロへキシル−P’、 P’−ジー2−チェニル−(6゜ 6′−ジメチル−ビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。融点149− 150°:(99,9%e、e、;GC:99.7%):[a]if 70.2 (c=1;CHCl5)。
出発物質として使用された下記の化合物類は実施例2b)と同様な方法で製造さ れた: (R)−ジ−p−トリル−(2′−アイオド−6,6′−ジメチルビフエニリー 2−ル)ホスフィンが溶離された。融点135−136°:[α]背−55,1 (c=1.o ; CHCIg)。
(S)−ジ−p−トリル−(2′−アイオド−6,6′−ジメチルビフェニリー 2−ル)ホスフィンが溶離された。融点136.4°;[α]V +55.7  (c=1.o :CHCl5)。
(R)−ジシクロへキシル−(2′−アイオド−6,6′−ジメチルビフエニリ ー2−ル)ホスフィンが溶離された。融点137−1.396:[α]背−8, 6(c=1 ;CHCl5)。
(S)−ジシクロへキシル−(2′−アイオド−6,6′−ジメチルビフェニI )−2−ル)ホスフィンが溶離された。融点137−139°:[α]T? +  8.7 (c=1 : CHCIs)。
下記の化合物類をそれぞれ実施例1および2と同様な方法で製造することができ た: (S)−5−(2’−アイオド−6,6′−ジメチルビフェニリー2−ル)−5 H−ベンゾ[b]−ホスフィントール。融点173−174°:[αlf +  107.7 (c=1 : CHC13)。
(R)−5−(2’−アイオド−6,6′−ジメチルビフェニリー2−ル)−5 H−ベンゾ[b]−ホスフィントール。融点172−174°:[α]11’  106.8 (c=1 :CHCl3)。
(S)−P、P−シンクロベンチルーP’、 P’−ジフェニル−(6,6’− ジメチルフェニル−2,2’−ジイル)ジホスフィン。融点129−130゜[ α用+40.4 (c=5 : CHCh)。
(R)−P、P−ジシクロベンチルーP’、 P’−ジフェニル−(6,6’− ジメチルフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。融点129−130゜〔 α〕甘せ39.5 (c=0.6:CHCl5)。
(R)−5−(6,6’−ジメチル−2′−ジシクロヘキシルホスフィノビフエ ニリ−2−ル)−5H−ベンゾ[b]−ホスフィントール。融点164−165 ’: 〔α〕智−144,6(c=0.7+cHcls)。
(S)−5−(6,6’−ジメチル−2′−ジシクロヘキシルホスフィノビフェ ニリ−2−ル)−5H−ベンゾ[b]−ホスフィントール。融点163−164 ″: [α]f+144 (C=0.7;CHCl3)。
(S)−P、P−ジエチル−P’、 P′−ジフェニル−(6,6’−ジメチル ビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。融点108°:[α庫+25. 0 (c=1 ;CHCl3)。
(R)−P、P−ジエチル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’−ジメチル ビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。融点108°:[(Z]! 2 4.8 (C=1 :CHCl3)。
(S)−P、P−ジー2−フリール−P’、P’−ジフェニル−(6,6’−ジ メチルビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。融点125°;[α]t !’+66、7 (c=1 : CHCIs)。
(R)−P、P−ジー2−フリール−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’− ジメチルビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。融点122.5−12 3.3°。
[a]f−66,3(c=1 ;CHCIs)。
(R)−P、P−ジシクロへキシル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’− ジメトキシ−ビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
(S)−P、P−ジシクロへキシル−P’、 P’−ジフェニル=(6,6’− ジメトキシ−ビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
(S)−ジシクロへキシル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’−ジメトキ シ−ビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
(R)−ジシクロへキシル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’−ジメトキ シ−ビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
(S)−5−(2’−アイオド−6,6′−ジメトキシビフェニリル2−ル)− 5H−ベンゾ[b]−ホスフィントール。
(R)−5−(2’−アイオド−6,6′−ジメトキシビフェニリル2−ル)− 5H−ベンゾCb、!−ホスフィントール。
(S)−P、P−ジシクロへキシル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’− ジメトキシフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
(R)−P、P−ジシクロへキシル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’− ジメトキシフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
(R)−5−(6,6’−ジメトキン〜2′−ジシクロヘキシルホスフィノビフ ェニリ−2−ル)−5H−ベンゾ[b]ホスフィントール。
(S)−5−(6,6’−ジメトキシ−2′−ジシクロヘキシルホスフィノビフ ェニリ−2−ル)−5H−ベンゾ[b]ホスフィントール。
(S)−P、P−ジエチル−P’、P’−ジフェニル−(6,6’−ジメトキシ ビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
(R)−P、P−ジエチル−P’、 P′−ジフェニル−(6,6’−ジメトキ シビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
(S)−P、P−ジ−2〜フリール−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’− ジメトキシビフェニル−2,2′〜ジイル)ジホスフィン。
(R)−P、P−ジー2−フリール−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’− ジメトキシビフェニル−2,2’−ジイル)ジホスフィン。
(R:l−P、P−ジシクロベキ/ルーP’、 P’−ジ−p−トリル−(6, 6’−ジメトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
(Sl−P、P−ジシクロへキンルーP’、 P’−ジ−p−トリル−(6,6 ’−ジメトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
(R)−P、P−−ジフェニル−P’、 P’−ジ−2〜チエニル−(6,6’ −ジメトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
(S)−P、P−ジフェニル−P’、 P’−ジー2−チェニル−(6,6’− ジメトキシビフェニル−2,2’−ジイル)ジホスフィン。
実施例4 a)10.2g (0,019モル) +7)(R)−ジフェニル−(2’−フ イオド−6,6’−ジメトキシビフェニリル2−ル)ホスフィンを150m1の 無水) ルl ンおよび50m1のエーテルの混合物の中にアルゴン気体下で溶 解させ、溶液を一70°に冷却し、次に15m1のブチルリチウム溶液(ヘキサ ン中1.6M;0.023モル)で処理し、そして反応混合物を一69’におい て45分間撹拌した。次に、50m1のトルエン中に溶解されている10.0g  (0,043モル)のジシクロへキシルクロロホスフィンを一65°において 15分以内に滴々添加し、そして灰−ベージュ色懸濁液を一65°において1時 間そして室温において一夜撹拌した。処理するために、混合物を85m1の水お よび15m1の3NNaOHで処理し、15分間撹拌し、300m1のトルエン で抽出し、有機相を150m1の水で2回洗浄し、乾燥しくNazSOn) 、 濾過し、そして蒸発させた。400gのシリカゲル(ヘキサン/トルエン1:l )上でのクロマトグラフィー濾過および酢酸エチルからの粗製生成物の再結晶化 後に、4.7gの(R)−P、P−ジシクロへキシル−P’、 P’−ジフェニ ル−(6,6’−ジメトキシビフェニル−2,2′−ジイル)シボスフィン[( R)−CyzMeOBIPHEPコが白色結晶状で得られた。融点239.3° : [α]V+1.0.3 (c=1 ;CHCl5)。
同様な方法で、 (S)−P、P−ジシクロへキシル=P’、P’−ジフェニル−(6,6’−ジ メトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン[(S) CytMeO B IPHEP]が製造された。
b)出発物質として使用された(R)−および(S)−ジフェニル−(2′−ア イオド−6,6′−ジメトキシビフェニリル2−ル)ホスフィン類は下記の如く して製造された。
18m1のターシャリー−ブチルリチウム溶液(ペンタン中15%溶液;0.0 28モル)をアルゴン気体下で一76°に冷却されている20Qmlの無水トル エンおよび50m1のエーテルの中に溶解されている1 3.7g (0,02 9モル)の(S)−2,2’−ジアイオドー6.6′−ジメトキシ−1,1′− ビフェニルの溶液に加え、そして混合物を−70゜において1時間撹拌した。次 に、13g(0,062モル)のクロロジフェニルホスフィンの5Qmlの無水 トルエン中溶液を滴下漏斗から15分以内に滴々添加し、混合物を一70°にお いて1時間撹拌し、そして冷却浴を除去した後に室温において一夜撹拌した。処 理するために、反応混合物を70m1の水で処理し、30m1の3N NaOH でアルカリ性とし、そして500m1の酢酸エチルで抽出した。有機相を15Q mlの水で洗浄して中性とし、乾燥しくNa!504)、蒸発させ、そして得ら れた残渣を300gのシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけた。二主要留分 中で、2.1リツトルのヘキサン/トルエン(6: 4)混合物を用いて4.0 gの未変化出発物質がそして3.5リツトルのへキサン/トルエン(1: 1) 混合物を用いて9.9gのエナンチオマー−純粋なモノアイオダイドが白色結晶 状で溶離され、それは次の段階で直接使用された。さらに120mgの結晶性の (S)−MeOBIPHEPを極性留分類から単離することができた。分析のた めに、モノアイオダイドの試料を酢酸エチル/メタノールから再結晶化させた: (S)−ジフェニル−(2′−アイオド−6,6′−ジメトキシビフエニリー2 −ル)ホスフィン。融点125.7°:[α]f 9.0(c=0.7:CHC l5)。
同様な方法で、 (R)−ジフェニル−(2′−アイオド−6,6′−ジメトキシビフェニリー2 −ル)ホスフィン、 (R,S)−ジフェニル−(2′−アイオド−6,6′−ジメトキシビフェニリ ー2−ル)ホスフィン、融点194.0−194.4’、が製造された。
c)b)で出発物質として使用された(R)−および(S)−2,2’−ジアイ オドー6.6′−ジメトキシ−1,1′−ビフェニルは下記の如くして製造され た。
12.15g (0,05モル)の(S)−2,2’−ジアミノ−6,6′−ジ メトキシ−1,1′−ビフェニルを288m1の水および100水の濃硫酸の混 合物の中に約30−40’において溶解させ、そして溶液を冷却洛中で2°に冷 却した。この混合物に2°において30分間以内に9.6g(0,140モル) の亜硝酸ナトリウムの25m1の水中溶液を加え、そして添加の完了後に、混合 物を4°において30分間撹拌した。次に、混合物を150m1のトルエンで処 理し、42g (0,253モル)のヨウ化カリウムおよび16.8g(0,1 モル)のヨウ素の75m1の水中溶液を5分間以内に滴下漏斗から滴々添加し、 そして混合物を室温において3時間撹拌した。処理するために、反応混合物を3 00m1の酢酸エチルおよび200m1のトルエンで抽出し、有機相を各回とも 200m1の10%チオ硫酸ナトリウム水溶液で2回そして各回とも150m1 の水で2回洗浄し、−緒にし、乾燥しくNa1SO4) 、蒸発させ、そして生 じた粗製生成物を150gのシリカゲル上でクロマトグラフィーにかけた。生成 物を10リツトルのヘキサン/ジクロロメタン(4:1−1 : 1)混合物を 用いて溶離し、モしてヘキサンから1回再結晶化させて14.2 gの白色の結 晶性のエナンチオマー−純粋な(S)−2゜2′−ファイオド−6,6’−ジメ トキシ−1,1′−ビフェニルを与えた。
融点163.5°: [α]Vl=55.1°(c=1 ; CHCIs)。
同様な方法で、 (R)−2,2’−ジアイオドー6.6′−ジメトキシ−1,1′−ビフェニル が製造された。融点152°: [σ庫=54.4’ (c=1 ;CHCl3)。
d)c)で出発物質として使用された(R)−および(S)−2,2’−ジアミ ノ−6,6−シメトキシー1.1′−ビフェニル類は下記の如くして製造された 。
80g(0,33モル)の(ラセミ)−2,2’−ジアミノ−6,6′−ジメト キシ−1,1′−ビフェニルを600m1の酢酸エチル中に溶解させ、そして1 50gの(SS)−ン(フェニルアミノカルボニルオキシ)−琥珀酸[(SS) −DIPACOSA、]を4400mIの酢酸エチルおよび50m1のメタノー ル中に溶解させ、そして2種の溶液を60°において一緒にしそして結晶化のた めに室温で一夜放置した。溶液の濾過、洗浄(150mlの酢酸エチル)および 白色結晶の乾燥(14mmHg、室温、30分間)後に、173.9gの(S) −2,2′−ジアミノ−6,6′−ジメトキシ−1,1′−ビフェニル−(SS )−DI PACO3A (1: 2)−会合物が得られた。[(S)/(R) 含有量=99%/1%。
エナンチオマー分離を改良するために、結晶(173,9g)を300m1の酢 酸エチル中に懸濁させ、60°において15分間撹拌し、懸濁液を室温において 一夜放置し、吸引濾過し、残渣を酢酸エチル(100ml)で洗浄し、乾燥しく 14mmHg/室温)、そしてこの方法で154gの(1: 2)−会合物[( S)/(R)含有量=99%10.3%]が得られた。溶解剤を分離するために 、この物質(154g)を2リツトルの酢酸エチル中に溶解させ、700m1の 水をこれに加え、モして水相を飽和炭酸水素ナトリウム溶液を用いて撹拌しなが らpH8に調節した。有機相を分離し、それを洗浄しく200m1の水)、乾燥 しくNa1SO4) 、そして蒸発させた後に、30.9gの(S)−2,2’ −ジアミノ−6,6′−ジメトキシ−1,1′−ビフェニルが得られた。[(S )/(R)含有量:99.8%10,2%。
[α]廿=−32,0°(c=1 ; CHCl5)。
同様な方法で、ジアミンと(RR)−DIPACOSAから出発して、油状の( R)−2,2’−ジアミノ−6,6′−ジメトキシ−1,1′−ビフェニルが得 られ、それはジエチルエーテルから再結晶化することができた。
[(S)/(R)−含有量O%/100%]。融点86.9°。
[α]1!= +32.8’ (c=1 ;CHCl5)。
以上と同様な方法で下記のジホスフィン類も製造された:(S)−P、P−ジシ クロペンチル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’−ジメトキシビフェニル −2,2′−ジイル)ジホスフィン:[(S)−Cyp2MeOBIPHEP] :融点210.9’。
[α]W=−15.7°(c=0.4 ;CHCl5)。
(R)−P、P−ジシクロペンチル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’− ジメトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン:[(R) C)’I )sMeOBIPHEP]。
(S)−P、P−ジイソプロピル−P’、P’−ジフェニル−(6,6’−ジメ トキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン:[(S)−IprzMe OBIPHEP];融点147.9’。
[a]tl’ = −29°(c=o、5 ;CHCl5)。
(R)−P、P−ジイソプロピル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’−ジ メトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン;[(R) I prz MeOBT PHEP]。
(S)−P、P−ジエチル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’−ジメトキ シビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン:[α]V=−40°(c=1  ; CHCl5)。
(R)−P、P−ジエチル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’−ジメトキ シビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
(S)−P、P−ジ−α−フリール−P’、P’−ジフェニル−(6,6’−ジ メトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン:融点213.9°。
[α]W=−28,4°(C=0.5 ; CHCIs)。
(R)−P、P−ジ−α−フリール−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’− ジメトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
(S)−P、P−ジ−α−チェニル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’− ジメトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン:融点223.1.’ 。
[α]1=−102°(c =Q、 5 ; CHCI s)。
(R)−P、P−ジ−α−チェニル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6’− ジメトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
実施例5 a)グローブボックス(0,含有量く1ppm)中の50m1ガラスフラスコの 中で10.2mg (0,025ミリモル)のテトラフルオロホウ酸ビス−(1 ,5−シクロオクタジエン)ロジウム(1)、141mg(0゜025ミリモル )の(R)−P、P−ジシクロへキシル−P’、 P’−ジフェニル−(6,6 ’−ジメチルビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン(実施例1に従い製 造された)および8.1mg (0,025ミリモル)の臭化テトラブチルアン モニウムを20m1のトルエン中に溶解させた。懸濁液を次に60分間にわたり 撹拌すると、それにより橙色の透明溶液が生成した。
b)グローブボックス(0,含有量<Ippm)中で500m1のオートクレー ブに14.8g (40ミリモル)の2−ピリジル2.8−ビス(トリフルオロ メチル)−4−キノリルケトン、上記で製造された触媒溶液および134ミリモ ルのトルエンを充填した。水素化を606において60バールH2の一定圧力に おいて強く撹拌しながら行った。19時間の水素化時間後に、転化度は100° (T L C)であった。水素化溶液を回転蒸発器上で45°/20ミリバール において蒸発させた。生成物の結晶化後に、残渣(13,8g)を21m1の熱 いトルエンの中に溶解させ、ゆっくりと室温に冷却し、そして16時間撹拌した 。黄色結晶を濾別し、冷たいトルエンで洗浄し、そして18時間にわたり50° /20ミリバールにおいて乾燥した。12.7g(92%)の(R)−α−(2 −ピリジル)−2,8−ビス(トリフルオロメチル)−4−キノリンメタノール が得られた。融点1.30−131°;91.8%e、 e、。
[αlB’=+17.1’ (c=1 ;MeOH)。
エタノール/水からの2回の再結晶化で純粋な(R)エナンチオマーが生成した [(S)異性体はGC中で検出できなかった] :[α]V=+18.7°(c =1 :MeOH)。
融点:136.5−137.7°。
フロントページの続き

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼I [式中、Rは低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキシまたは保護されたヒド ロキシ基を示し、R1およびR2は互いに異なりそして低級アルキル、シクロア ルキル、アリール、5−員のヘテロ芳香族または式▲数式、化学式、表等があり ます▼ の基を表す] のラセミ体のおよび光学的に活性な燐化合物。
  2. 2.Rがメトキシまたはメチルを意味し、そしてR1およびR2がフェニル、p −トリル、シクロペンチル、シクロヘキシル、2−もしくは3−フリールまたは 2−チエニルを表す請求の範囲第1項に記載の式Iのラセミ体のおよび光学的に 活性な燐化合物。
  3. 3.(R)−または(S)−P,P−ジシクロヘキシル−P′,P′−ジフェニ ル−(6,6′−ジメチルビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
  4. 4.(R)−または(S)−P,P−ジシクロヘキシル−P′,P′−ジ−p− トリル−(6,6′−ジメチルビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
  5. 5.(R)−または(S)−P,P−ジフェニル−P′,P′−ジ−2−チエニ ル−(6,6′−ジメチルビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
  6. 6.(R)−または(S)−P,P−ジシクロヘキシル−P′,P′−ジフェニ ル−(6,6′−ジメトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
  7. 7.(R)−または(S)−P,P−ジシクロペンチル−P′,P′−ジフェニ ル−(6,6′−ジメトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
  8. 8.(R)−または(S)−P,P−ジイソプロピル−P′,P′−ジフェニル −(6,6′−ジメトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
  9. 9.(R)−または(S)−P,P−ジ−α−フリール−P′,P′−ジフェニ ル−(6,6′−ジメトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
  10. 10.(R)−または(S)−P,P−ジ−α−チエニル−P′,P′−ジフェ ニル−(6,6′−ジメトキシビフェニル−2,2′−ジイル)ジホスフィン。
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