JPH06506456A - 獣皮のなめし方法とそれに用いるための化合物 - Google Patents

獣皮のなめし方法とそれに用いるための化合物

Info

Publication number
JPH06506456A
JPH06506456A JP4507593A JP50759392A JPH06506456A JP H06506456 A JPH06506456 A JP H06506456A JP 4507593 A JP4507593 A JP 4507593A JP 50759392 A JP50759392 A JP 50759392A JP H06506456 A JPH06506456 A JP H06506456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyol ester
trimelitate
glycerol
ethylene glycol
polyol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4507593A
Other languages
English (en)
Inventor
ポジャー,ピーター
モンゴメリー,ケネス・チャールズ
フニー,チ・フォン
ミリガン,ブライアン
Original Assignee
コモンウェルス・サイエンティフィック・アンド・インダストリアル・リサーチ・オーガナイゼーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コモンウェルス・サイエンティフィック・アンド・インダストリアル・リサーチ・オーガナイゼーション filed Critical コモンウェルス・サイエンティフィック・アンド・インダストリアル・リサーチ・オーガナイゼーション
Publication of JPH06506456A publication Critical patent/JPH06506456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H13/00Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids
    • C07H13/02Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids
    • C07H13/08Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids having the esterifying carboxyl radicals directly attached to carbocyclic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/08Preparation of carboxylic acid esters by reacting carboxylic acids or symmetrical anhydrides with the hydroxy or O-metal group of organic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/76Esters of carboxylic acids having a carboxyl group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/76Esters of carboxylic acids having a carboxyl group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C69/80Phthalic acid esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C14SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
    • C14CCHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
    • C14C3/00Tanning; Compositions for tanning
    • C14C3/02Chemical tanning
    • C14C3/04Mineral tanning

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 獣皮のなめし方法とそれに用いるための化合物本発明はクロム以外の金属を用い る、なめし革の製造方法とこのような方法に用いる化合物とに関する。
革は湿った状態であるときに熱に敏感な物質であり、比較的狭い温度範囲で急激 に生ずる顕著な収縮を受け易い。このような収縮の開始を特徴づける温度は収縮 温度として知られている。収縮温度は用いる、なめし材料の種類によって異なる ので、特定の種類の革を特徴づけるために用いられる。一般的には、最高の水熱 安定度は通常クロムなめし剤によって得られる。しかし、クロムなめし剤は流出 液発生のために汚染問題を生ずる。クロム(VT)化合物の発癌性の懸念が工業 流出液に対するクロム含量制限の導入を招いている。
少なくともクロムなめし革に匹敵する特性の革を生ずる非クロムなめし系を開発 するために、有意な研究が先行技術でなされている。アルミニウムなめし系が試 みられているが、このような系は3つの欠点を有している。第一に、アルミニウ ムはなめし用塩の沈殿点に密接する、非常に狭いpH範囲でコラーゲンと結合す る。第二に、先行技術においてアルミニウムのみで得られる最大収縮温度は約8 0℃であった。これは約100℃と125℃との間の収縮温度を有するクロムな めし革に匹敵する。第三に、アルミニウムは革から遊離しうるので、一般に経時 的に(over t ime)不安定であるという事実によって、アルミニウム なめし製品は劣化する。例えば、羊毛がついたままの羊皮の染色中のアルミニウ ム除去が特別な問題である。
先行技術において、これらの問題点を克服しようと試みられている。例えば、英 国特許出願第2.153,844号では、塩基性アルミニウム塩と、3個以上の カルボン酸基を含むベンゼンのポリカルボン酸とを用いて獣皮及び皮(skin )をなめすことが提案されている。このような添加剤は熱水安定性を多少改良し ているが、このような技術によって得られるなめし革はクロムなめし革にまだ実 質的に劣っており、アルミニウム消耗による、時間的に有意な劣化という欠点を 有する。
従って、先行技術に関連した問題点の1つ以上を克服する、又は少な(とも軽減 することが本発明の目的である。
従って、本発明の第1態様では、次の工程:皮又は獣皮と、クロム、アルミニウ ム、チタン又はジルコニウムから選択される金属の塩の有効量と、ヒドロキシカ ルボン酸又はポリカルボン酸又はそれらの誘導体の少な(とも1種の有機ポリオ ールエステルとを用意する工程と;皮又は獣皮を有機ポリオールエステルによっ て処理する工程と:処理した皮又は獣皮をそれと錯体を形成するために充分な期 間、金属塩と接触させる工程と を含むなめし革の製造方法をも提供する。本発明の方法によりて製造される革は 、収縮温度の上昇によって測定される改良された熱水安定性を特徴とする。本発 明の方法によって製造される革はさらに、革の優れた耐光性を特徴とする。
処理すべき皮又は獣皮はいずれの適当な種類でもよい。この皮又は獣皮は羊、豚 、牛又は山羊の動物から得ることができる。例えば羊毛つき羊皮のような羊皮が 好ましい。皮又は獣皮をそれ自体公知の方法で前処理して、なめしプロセス用の 獣皮を調製する。生の獣皮を用いることができる。獣皮は酸洗いした獣皮である ことができる。酸洗いした羊毛つき羊皮が好ましい。
しかし、本発明の方法は例えば脱灰した羊皮裸皮のような脱灰した裸皮に適用す ることができる。従って、獣皮に酸洗い及び塩処理工程を施すことは不必要であ る。これは流出液問題と腐食問題とを減することができる。
上述したような皮又は獣皮の処理に用いる金属塩はクロム塩、アルミニウム塩、 チタン塩又はジルコニウム塩でよい。好ましくは、アルミニウム塩、チタン塩又 はジルコニウム塩が用いられる。アルミニウム塩が好ましい。塩基性塩化アルミ ニウム、硫酸アルミニウム、ギ酸アルミニウム又は酢酸アルミニウムを用いるこ とができる。硫酸アルミニウムが好ましい。
金属塩は適当な有効量で用いることができる。金属イオンは生の獣皮の湿重量に 基づいて約125〜10重量%の量で存在することができる。好ましくは、例え ばアルミニウムイオンのような金属は約0. 5〜8重量%で存在する。例えば アルミニウム塩のような金属塩は溶液として導入することができる。有機溶液又 は水溶液を用いることができる。水溶液が好ましい。
金属イオンと獣皮との結合を可能にするために充分な期間、獣皮を金属塩と接触 させることができる。接触は約1〜5時間、好ましくは2〜4時間続ける。
ポリカルボン酸又はヒドロキシカルボン酸の少なくとも1種の有機ポリオールエ ステルは適当な種類のものでよい。没食子酸、フタル酸、3. 3’ 、4.  4゜−ベンゾフェノンテトラカルポン酸、ピロメリト酸又はトリメリド酸のポリ オールエステルを用いることができる。トリメリド酸のポリオールエステルが好 ましい。トリメリド酸のポリオールエステルは当量の没食子酸ポリオールエステ ルに比べて優れた耐光性を示す。糖又は多糖エステルが好ましい。ポリオールエ ステルはエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセロール、マンニト ール、ソルビトール、グルコース、スクロース、ラクトース又はペンタエリスリ トールから誘導することができる。特に好ましいポリオールエステルは、エチレ ングリコールジッタレート エチレングリコールシ(トリメリテート)エチレングリコールジガレート エチレングリコールシピロメリテート エチレングリコールと3.3°、4.4° −ベンゾフエノンテトラカルボキシ レ−トとのポリオールエステル グリセロールトリフタレート グリセロールトリ (トリメリテート)グリセロールトリガレート グリセロールトリピロメリテート グリセロールと3.3°、4.4° −ベンゾフェノンテトラカルボキシレート とのポリオールエステル ペンタエリスリトールテトラフタレートペンタエリスリトールテトラ(トリメリ テート)ペンタエリスリトールテトラガレート ベンタエリスリトールテトラビロメリテートペンタエリスリトールと3. 3”  、4. 4’ −ベンゾフェノンテトラカルボキシレートとのポリオールエス テル ソルビトールへキサフタレート ソルビトールヘキサ(トリメリテート)ソルビトールへキサガレート マンニトールヘキサフタレート マンニトールヘキサ(トリメリテート)マンニトールへキサガレート グルコースペンタフタレート グルコースペンタ(トリメリテート) グルコースペンタガレート スクロースオクタフタレート スクロースオクタ(トリメリテート) スクロースオクタガレート ラクトースオクタ(トリメリテート) ラクトースオクタガレート のオルト(○−)、メタ(m−)及びバラ(p−)形の1種以上から選択される ポリオールエステルは如何なる異性体形でも存在することができる。
ポリカルボン酸又はヒドロキシカルボン酸の少な(とも1種のポリオールエステ ルが適当な量で存在することかできる。有機ポリオールエステルは、生の獣皮の 湿重量に基づいて、約1重量%〜20重量%、好ましくは5重量%〜15重量% の量で存在する。有機ポリオールエステルは溶液として供給されることができる 。水溶液又は有機溶液を用いることができる。約2.5〜5のpHに緩衝化され た(buffered)水溶液が好ましい。
反応機構は知られていないが、有機ポリオールエステルが金属イオンの可能な結 合部位数を高めることか仮定される。従って、有機ポリオールエステルを獣皮又 は皮と、それらの間に反応が行われるために充分な期間、接触させる。約1〜2 4時間、好ましくは5〜10時間の期間が適切であると判明している。
接触工程は連続的に実施することができる。しかし、有機ポリオールエステルが 没食子酸のエステルである場合には、有機ポリオールエステルとの接触工程を金 属塩を用いる接触工程と同時に実施することもできる。
本発明による方法に有用な、幾つかのポリカルボン酸有機ポリオールエステルか それ自体新規であることは理解されよう。従って、本発明の他の態様では、式R 3とR2とは水素であるか:又は−OR+と−ORzとが一緒に無水物(−0− )結合を形成する:Xは0もしくは1の整数であり:Dはポリオール残基である ]で示されるポリカルボン酸の有機ポリオールエステルを提供する。ポリオール 残基は糖もしくは多糖部分であるか、又は式−[式中、yは1以上の整数であり 2R1、R1、Rsは同一もしくは異なる基であり、水素、ヒドロキシル、炭素 数1〜20のアルキル、炭素数1〜20のヒドロキシアルキル、又は式 (式中、R3とR2とは上述した通りである)で示される化合物、又はこれらの 混合物から選択される]で示される残基である。
好ましくは、Xは1である。さらに好ましくは、yは1〜6の整数である。
本発明のこの態様の有機ポリオールエステルが本発明の有機ポリオールエステル のオルト(0−) 、メタ(m−)及びバラ(p−)異性体形を含むことは理解 されよう。
有機ポリオールエステルは、 エチレングリコールシフタレート エチレングリコールシ(トリメリテート)エチレングリコールシガレート エチレングリコールシビロメリテート エチレングリコールと3,3°、4,4° −ヘンシフエノンテトラカルボキシ レートとのポリオールエステル グリセロールトリフタレート グリセロールトリ(トリメリテート) グリセロールトリガレート グリセロールトリピロメリテート グリセロールと3.3°、4. 4’ −ヘンシフエノンテトラカルボキシレー トとのポリオールエステル ペンタエリスリトールテトラフタレートペンタエリスリトールテトラ(トリメリ テート)ペンタエリスリトールテトラガレート ペンタエリスリトールテトラピロメリテートペンタエリスリトールと3.3°、 4. 4’ −ヘンシフエノンテトラカルボキシレートとのポリオールエステル ソルビトールヘキサフタレート ソルビトールヘキサ(トリメリテート)ソルビトールへキサガレート マンニトールヘキサフタレート マンニトールヘキサ(トリメリテート)マンニトールへキサガレート グルコースペンタフタレート グルコースペンタ(トリメリテート) グルコースペンタガレート スクロースオクタフタレート スクロースオクタ(トリメリテート) スクロースオクタガレート ラクトースオクタ(トリメリテート) ラクトースオクタガレート の0−lm−及びp−形から選択することができる。
有機ポリオールエステルの0−lm−及びp−異性体形も本発明の方法に機能す ることができ、なめし革の収縮温度を有意に高めることが判明している。
収縮温度を100℃以上に高めて、耐員沸性なめし革を形成することができる本 発明の池の態様では、式 [式中、R1、R2、Dは上述した通りである]で示されるポリカルボン酸の有 機ポリオールエステルの製造方法であって、次の工程一式 で示されるポリカルボン酸無水物と、 し式中、yはO又は1以上の整数であり、R5、R1、R5は水素、ヒドロキシ ル、炭素数1〜20のアルキル、炭素数1〜20のヒドロキシアルキル、又は式 ・(式中、R1とR2とは上述した通りである)で示される化合物から選択され る]で示される化合物から選択されるポリオールとを用意する工程と。
ポリカルボン酸無水物を酸塩化物に転化させる工程と:ハロゲン化酸無水物をポ リオールと、それらの間の反応を可能にするために充分な期間、接触させる工程 と を含む方法を提供する。
トリメリド酸無水物は公知の方法で酸塩化物に転化させることができる。塩化チ オニル、オキシ塩化リン、五塩化リン等を用いることができる。ポリオールはエ チレングリコール、グリセロール、ペンタエリスリトール、ソルビトール、マン ニトール、スクロース、ラクトース及びグルコースから選択することができる無 水トリメリド酸塩化物とポリアルコールとの間の反応は塩基性条件下で実施する ことができる。この反応は選択した反応熱に依存して、約30分間から4日間ま で続けられる。
このようにして形成される酸無水物ポリオールエステルを公知の方法でジカルボ ン酸に転化させることができる。この化合物は長時間、大気にさらすことができ る。従って、この化合物は大気から水分を吸収することができる。
或いは、この化合物を任意に少量の酸又はアルカリの存在下で水によって処理す ることができる。
本発明のさらに他の態様では、式− 1式中、R6、R7、R6、R?、D及びXは上述17た通りである]で示され るポリカルボン酸の有機ポリオ−・ルエステルの製造方法であって、次の1捏式 スは0も(7くは1の整数である)で示されるポリカルボン酸無水物と、ξ多糖 、糖又は式 1式中、yはO又は1以上の整数であり、R1、R4、R5は水素、ヒドロキシ ル、炭素数1〜20のアルキル、炭素数1〜20のヒドロキシアルキル、又は式 (式中、R1とR2とはト述した通りである)で示される化合物から選択される 1で示される化合物から選択されるポリオールとを用意する工程と。
ポリカルボン酸無水物とポリオールとを、それらの間の反応を可能にするために 充分な期間、高温において接触させる工程とを含む方法を提供する。
反応混合物を約50°C〜300℃、好ましくは100℃〜200℃の範囲内の 温度に加熱する。
ポリオールはエチレングリフール、グリセロール、ペンタエリスリトール、ソル ビトール、マンニトール、ラクトース、スクロース及びグルコースから選択され る。
この方法か本発明の有機ポリオールエステルの非常に簡単な調製方法を形成する ことは理解されるであろう。本発明のこの態様による方法は、例えば溶液中、好 ましくは非水溶液中のような、液相で実施することができる。ポリカルボン酸無 水物中に2個の無水物基が存在する場合に、ここで詳述するエステルに対応する が、より多くのエステル基又はポリカルボン酸基を有するエステルが形成されう ろことも理解されよう。このようなエステルとそれらの製造も本発明の範囲内で ある。
この方法は同相において好ましくは約150°C〜200℃の温度で実施するこ とができる。
本発明の他の態様では、金属かクロム、アルミニウム、チタン又はジルコニウム から選択される金属塩の有効量と、 ヒドロキシカルボン酸又はポリカルボン酸又はこれらの誘導体の少なくとも1種 の有機ポリオールエステルと を含むなめし用組成物を提供する。
金属塩はなめし用組成物の総重量に基づいて約5〜50重量%、好ましくは5〜 15重量%の量で存在する。クロム塩、アルミニウム塩、チタン塩又はジルコニ ウム塩を用いることができる。アルミニウム塩が好ましい。
ヒドロキシカルボン酸又はポリカルボン酸の少なくとも1種の有機ポリオールエ ステルはなめし用組成物の総重量に基づいて約50〜95重量%、好ましくは8 5〜95重量%の量で存在する。ポリオールエステルは、エチレングリフールン (トリメリテート)エチレングリコールシフタ1ノート エチレングリコールンガ1./−ト エチレングリニールシビロメリテート エチ1ノングリコールと3. 3’ 、4. 4° −ベンゾフェノンテトラカ ルボキシレートとのポリオールエステル グリセロールトリ (トリメリテート)グリセロールトリフタレ−ト グリセロールトリカレート グリセロールトリピロメリテート グリセロールと3. 3’ 、4. 4’ −ベンゾフェノンテトラカルボキシ レートとのポリオールエステル ペンタエリスリトールテトラ(トリメリテート)ペンタエリスリトールテトラガ レート ペンタエリスリトールテトラピロメリテートペンタエリスリトールと3. 3’  、4. 4’ −ベンゾフェノンテトラカルボキシレートとのポリオールエス テル ソルビトールヘキサ(トリメリテート)・ソルビトールへキサガレート マンニトールヘキサ(トリメリテート)マンニトールへキサガレート グルコースペンタ(トリメリテー ト・)グルコースベン・タガレート スクロースオクタ(トリメリテート) スクロースオクタガレート ラクトースオクタ(トリメリテート) ラクトースオクタガレート の1種以上から選択される。
有機ポリオールエステルは適当な異性体形で用いることができる。トリメリテー トエステルか好ましい。
なめし用組成物は溶液として形成することができる。有機溶液又は水溶液を用い ることができる。
本発明の方法によって形成されるなめし革に対して必要に応じて他の配合1捏を 実施することができる。例えば、このようにして形成したなめし革に対して染色 工程を実施することができる。本発明によるなめし革は中等度から良好までの染 浴安定性を示す。トリメリテートエステルによってなめされた革は良好な染浴安 定性を示す。
本発明の方法に用いることができる他の配合成分は、なめし革の耐光性を改良す る作用剤を含む。このような耐光剤(light fastness agen t)の添加は、有機ポリエステルが没食子酸の有機ポリエステルである場合に好 ましい。耐光剤は酸化防止剤、フリーラジカルスカベンジャー及びUV吸収剤の 記述が説明のみであり、上記本発明の全体に対する制限と見なすべきでは決して ないことを理解すべきである。
犬施何1 機ポリオールエステルのHa トリメリド酸無水物(3g)をジメチルホルムアミド(DMF)中に溶解する。
ポリオール、ペンタエリスリトール(0,5g)を加え、混合物を約200℃に 2時間加熱した。反応生成物、ペンタエリスリトールのm−異性体とp−異性体 との混合物を以下では5iraltan−Pと呼ふ。
之ム腸 5iraltan−P (0,5g)を水性アルカリ緩衝液中に溶解し、pHを 約35に調節した。
この混合物をラム腸(1g)に加えた。ギ酸と硫酸との混合物を用いて、pHを 約28に調節した。この混合物を2時間振とうして、放置した。腸を水で洗浄し た。
処理した腸に、約4.5%硫酸アルミニウム溶液の水溶液を加えた。pHを炭酸 カルシウムによって約4へ・4.1に調節した6洗1%を水で洗浄した。
同様に、スクロースオクタフタレート(Siraljan−PM)を用いてこの プロセスを繰り返した。
結果は以下の表1、に記載する。
実施例ス 醜ρB已上設置〕す玄r1欠2υ鷺!とり酸洗いしだ裸皮(湿重量450g)を S IRALTAN−5(スクロースオクタトリメリテート異性体混合物)の水 溶液(54g、12%)で処理した(48時間、pH4,6) 。2時間ドラム 処理した(drumming)後に、混合物を11ギ酸水溶液(65ml)でp H2,85に酸性化した。この混合物を一晩ドラl、処理し、排液させ、この裸 皮を水で洗浄(−た。
この裸皮を水(1リツトル)中硫酸アルミニウム(135g)の溶液を用いなが ら4時間叩いた。次に、20%炭酸ナトリウム水溶液(210m l)によって pH4,05に徐々に塩基性化し、4時間ドラム処理して、−晩放置した。次に 排液させ、水で洗浄した、収縮温度は91°Cであった。結果は以下の表1に記 載する。
実施例−1 裸皮(450g)を5IRALTAN−3(72g、16%)と上述のように反 応させたときに、その後の酸性化、洗浄及びアルミニウム再なめしは収縮温度1 01℃の革を生成した。結果は以下の表1に記載する。
大嵐外生 羊毛2専羊皮 酸洗いした羊毛つき羊皮(450g)を5IRALTAN−3(22,5g。
pH4,6)の水溶液(900ml)によって−晩ドラム処理した。これを次に 11ギ酸によって前と同様に酸性化し、排液させ、洗浄した。
アルミニウム再なめしを前と同様に実施して、収縮温度86°Cを得た。結果は 以下の表1に記載する。
実施例1 L乙仏火慎 酸洗い;−たカンガル−皮(]、、66kgをS [RALTAN−3(225 g。
pH4,6)の水溶液(1,5リツトル)によって−晩ドラム処理した。酸性化 、洗浄、前と同様な硫酸アルミニウムによる再なめしは収縮温度84℃のなめさ れた皮を生じた。結果は以下の表1に記載する。
実施例l 臥床pμ竺還 酸洗いして、裂いた獣皮片(split bide piece)(3,8kg )を前と同様にS IRALTAN−3(524g)の水溶液(4リツトル)n iyotteドラム処理した。酸性化、洗浄及び、前と同様な、アルミニウム再 なめしは収縮温度93℃の革を生じた。結果は以下の表1に記載する。
実施例−η 5」工raltan−B(ソルヒ上二ソトサ±サトリメ史ムニ上異性体混G形5 ) l弘17yj、KH侃2酸洗いした羊皮裸皮(2,5g)を5IRALTA N−B (0,84g、pH45)の水溶液(24m l )と共に振とうした 。酸性化、洗浄及び、前と同様な、アルミニウム再なめしは収縮温度92℃の革 を生じた。結果は以下の表1に記載する。
なめし 15−ゲノ 量 硫酸 収縮 なめし 勧ト 革 染色用物質 基体  %11/wt フルミニウL 温度 11 色 實−−−一−−−−−−−−− −−−−−一旦止販−」軌−−(ffi賢し−〜1− SII?ALTAN−p Hラム腸 16% 45% 85℃ 中等度 完全、堅実 白色 −2,5IR ALTAN−P ラム腸 45% 45% 〉115℃ 、Itに良好 完全、 堅実 白色 −ラム腸 30% 4.5% 90℃ 良好 完全、五 白色 − ラム、1llj 16% 4.5% 78℃ 中等If 完全、!実 白色 − ラム3% 32% 4.5% 75℃ 中等度 完全、堅実 白色 −3,5I RALTAN−B litい謬! 34% 45% 92℃ 9好 完全、堅実  白色 −11いM 20% 4.5% 76℃ 中等度 完全、!婁 白色  −4,5IRALTAN−5l洗い!! 30% 45% 〉100℃ !秀  X富に完全 白色 先沢l洗い!It 10% 45% 82℃ 良好 完全  白色 −1洗い風圧 22% 45% 〉100℃ !秀 非富l:完全 白色  完訳(2■−さ) 酸洗い叛皮 14% 45% 90℃ I秀 1富に^全 白色 −!洗い便皮  16% 45% 97℃ 非富に良好 1肛完全 白色 見R1洗いM 14 % 45% 90℃ 非肛良好 1富に完全 白色 見R1動1覆皮 12%  45% 91t 1富に良好 ■に完全 白色 先沢誹洗いカッカル− 皮 14% 45% 84℃ 鼻富仁I好 ■に完全 白色 −I洗い羊毛つき □ 1’&、−二さ −80℃−J魅朗注釈 : (1)SIRALTAN−p H11、工fレノクワ〕−ルノ7タレートのスクロースオクタフタレートカルボ キンレート影であるB (2)SIRALTAN−P、5iRALTAN−B、5IRALTAN−3R 1それぞれ、ベノタエリスリトールベンタ(トリメリテートj、ソ ルビトールへ1!(トリメリテート)及σス知−スノクタ(トリメリテート)の 懇−、p−カル科シレート影である。
表1に示した結果は表2のクロムなめしの比較結果と対比することができる。
表又 なめし 量 再なめ(、供給 収縮 なめし 勤ト 革 染色用物質 %w/w t (Syntan) %w7vt m度 奴性 色 質(約Y−−〜−−−− −−−−−−α顎と−−−−−クロム 7% Ba5yntan−D 10%  100℃ 螢秀堅貰、全<完全 L/I さスないRe ulan RV 3% −一−−−−−−=−−−−−−−−−実施廻上 之ム腸(モデル系) エチレングリコールシ(トリメリテート)(0,5g)を塩/酢酸塩緩衝液(p H4,6)中に溶解し、pHを46に調節した。緩衝液によって量を50m1に 調節した。この混合物を乾燥したラム腸(1g)に加え、混合物を2時間振とう し、−晩放置した。この腸を水で洗い、収縮温度を測定した。(Ts=62°  :対照Ts=57°)。この処理した腸に、pHを3.95〜40に調節した0  05M硫酸アルミニウム溶液を加えた。0の混合物を2時間振とうし、−晩放 置した。腸を水で洗浄した((Ts=84’ ;対照Ts=83’ )。
同様に、下記化合物を試験し、タンパク質か変性する収縮温度を測定した。
AIなし Al ′ 対照、没食子酸、トリメリド酸 57’ 80”メチルトリメリテート 60°  81゜メチルガレート 60” 81゜ エチレングリコールジ(トリメリテート)60° 81゜エチレングリコールジ ガレート 60° 94゜グリセロールトリ (トリメリテート) 60’ 8 1゜グリセロールトリガレート 69° 103゜ペンタエリスリトールテトラ (トリメリテート) 67° 87゜ペンタエリスリトールテトラガレート 6 5” 92゜ソルビトールヘキサ(トリメリテート)66° 87゜ソルビトー ルへキサガレート 71° 104゜マンニトールヘキサ(トリメリテート)6 7° 89゜マンニトールへキサガレート 72° 103 。
グルコースペンタ(トリメリテート) 65° 85゜グルコースペンタガレー ト 77° 110 。
ガレートによるなめしは上記のような連続プロセスではなく同時プロセスとして 実施することができる。
従って、腸片とマンニトールへキサガレートとを水中で一緒に混合し、アルミニ ウム溶液をpH2,5(アルミニウム溶液のpH)において加えた。塩基によっ てpHを徐々に34に高め、この点において腸を一晩放置した。これらを次に洗 浄した。T s = 100’。
大旌何旦 酸洗い(pH3)した羊皮裸皮(3g)を緩衝液pH4,6(50ml)中のグ リセロールトリガレート(0,3g)の溶液と混合した。2時間後に、混合物を 一晩放置し、次に水で洗浄しくTs−65°L0.05M硫酸アルミニウム溶液 pH4,0(50ml)によって処理した。2時間混合した後に、混合物を一晩 放置し、次に水で洗浄した(Ts−94°)。
寒施鍔1旦 酸洗い(pH3)した羊皮裸皮(3g)を緩衝液pH4,6(50ml)中に溶 解したグルコースペンタ(トリメリテート)(0,3g)によって処理した、上 記と同様な処理後に、革が得られた、Ts=88°。
叉施遡11 鍮浴伏聾担圭ザゑ安定性 染浴状態は次の通りであった:pH3,1ギ酸水溶液、温度60”C0なめし基 サンプルをこれらの条件下で振とうし、収縮温度の測定のために少量ずつを定期 的に取り出した。必要に応じて、希ギ酸によってpHを3.1に調節した。マン ニトールへキサガレートとアルミニウムとの組合せによってなめした革は下記結 果を生じた。
浴のf++ Ts 0時間 103゜ 1時間 98゜ 2時間 100” 4時間 92゜ 6時間 96゜ マンニトールヘキサ(トリメリテート)とアルミニウムとの組合せによってなめ した革は下記結果を生じた。
浴中の 日 Ts O時間 89゜ 1時間 88゜ 2時間 86゜ 3時間 77゜ 5時間 78・ 6時間 79“ アルミニウムのみによってなめした革は下記結果を生した。
浴中の ル Ts O時間 79・ 1時間 77゜ 2時間 74゜ 3時間 66°〉ではゲル状 口 な染浴 態に・する 定 下記のようにさらに試 した前処理又は対照プロ セスからの再なめし羊皮又は腸片をpH3,2〜3.3のギ酸水溶液中で60℃ において6時間処理した。収縮温度測定のためにサンプルを取り出した。
実施例11 乾量に基づいて60%の前なめしを施した(with a pretan 。
ffer)羊腸。
凝縮物の詳細 アルミニウムによる 再なめしと洗浄後の 使用無水物 使用アルコール モル比 Ts(’C)PMA エチレングリコー ル 31 84PMA グリセロール 41 87 PMA ペンタエリスリトール 51 91BDTA エチレングリコール 3 1 84BDTA グリセロール 41 89 BDTA ペンタエリスリトール 5:1 106106P無水ピロメリト酸 BDTAπ3. 3’ 、4. 4’ ベノゾフエノンテトラカルボン酸二無水 物対照(すなわち、前なめしせず)では、収縮温度は典型的に76〜79℃てあ った。
実施例11 BDTA/ペンタエリスリトール(4: 1)製品の、酸洗い重量に基づいて2 5%の前なめしを施した、脱酸洗い(depickled)羊皮。硫酸アルミニ ウムによる再なめしと3層への分割後に、下記収縮温度が得られたニゲレイン層  センタ一層 フレンシュ層 全圧 6時間染浴試験後の全圧塩基性化した硫酸 クロムによる前なめし製品の再なめしは、塩基性化した硫酸クロムのみによって なめした皮の105℃に比べて124℃のTsを有する革を生じた。
寒施何↓A PMA/ペンタエリスリトール(4・1)製品の、酸洗い重量に基づいて32% の前なめしを施した脱酸洗い羊皮。硫酸アルミニウムによる再なめし後に、下記 収縮温度(”C)が得られた。
6 日東゛試 ′の 寒施例1互 PMA/ペンタエリスリトール(4: 1)製品の酸洗い重量に基づいて25% 供給によって、脱酸洗いした羊皮と腸との両方を前なめしした。A11as 1 モルにつき0.33モルの7タル酸二ナトリウムによって遮蔽された硫酸アルミ ニウムによる再なめし後に、下記収縮温度(”C)が得られた:典型的に、対照 (すなわち、前なめしせず)遮蔽アルミニウムなめしの収縮温賓は86℃であっ た。
実施月1旦 金医望狡立9男 羊皮裸皮(1+1/2.排液した酸洗い重量−600g)を塩化ナトリウムと酢 酸ナトリウム中でpH4,8にまで脱酸洗いし、すすぎ洗いした。
次に、−晩処理した後に、1−1/2裸皮をBDTA/ペンタエリスリトール( 41)製品により2.8の最終pHまで前なめしした。この皮を洗浄した、これ らは革の感触と外観とを有し、白色であった。
次に、1−1/2前なめし裸皮プラス対照酸洗い1/2皮をフタレート遮蔽硫酸 アルミニウムプラス塩化ナトリウムによって最終pH3,97までなめした。
これらを油脂液に浸漬しくfatliquored)(乳化軟化油(softe ruing oil)による処理)、乾燥させて、軟質白色基を形成した。
前なめし1/2革の再なめし後のTs=99℃対照1/2皮のアルミニウムなめ し後のTs=74℃(すなわち、前なめしせず) 最後に、他の種々な変更及び/又は変化をここに概略を述べたような本発明の要 旨から逸脱せずになされうろことは理解されるであろう。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 5年10月12日 1、特許出願の表示 PCT/AU92100154 2、発明の名称 獣皮のなめし方法とそれに用いるための化合物3、特許出願人 住 所 オーストラリア連邦オーストラリアン・キャピタル・テリトリ−260 1,キャンベル、ライムストーン・アベニュー(番地なし) 名 称 コモンウエルス・サイエンティフィック・アンド・インダストリアル・ リサーチ・オーガナイゼーション4、代理人 住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 電話 3270−6641〜6646 浄書(内容に変更なし) 又は皮と、それらの間に反応が行われるために充分な期間、接触させる。約1〜 24時間、好ましくは5〜10時間の期間が適切であると判明している。
接触工程は連続的に実施することができる。しかし、有機ポリオールエステルが 没食子酸のエステルである場合には、有機ポリオールエステルとの接触工程を金 属塩を用いる接触工程と同時に実施することもできる。
本発明による方法に有用な、幾つかのポリカルボン酸有機ポリオールエステルが それ自体新規であることは理解されよう。従って、本発明の他の態様では、弐バ ラ 又は (式中、R5とR2とは上述した通りである)で示される化合物、又はこれらの 混合物から選択される〕で示される残基である。
好ましくは、Xは1である。さらに好ましくは、yは1〜6の整数である。
本発明のこの態様の有機ポリオールエステルが本発明の有機ポリオールエステル のオルト(o−Lメタ(m−)及びパラ(p−)異性体形を含むことは理解され よう。
有機ポリオールエステルは、 ペンタエリスリトールテトラ(トリメリテート)ペンタエリスリトールテトラピ ロメリテートペンタエリスリトールと3.3’、4.4’−ヘンシフエノンテト ラカルボキシレートとのポリオールエステル ソルビトールヘキサ(トリメリテート)マンニトールヘキサ(トリメリテート) グルコースペンタフタレート グルコースペンタ(トリメリテート) スクロースオクタフタレート スクロースオクタ(トリメリテート) スクロースオクタガレート ラクトースオクタ(トリメリテート) ラクトースオクタガレート の0−lm−及びp−形から選択することができる。
(式中、R1とR1とは上述した通りである)で示される化合物から選択される 〕で示される化合物から選択されるポリオールとを用意する工程と; ポリカルボン酸無水物を酸塩化物に転化させる工程と;ハロゲン化酸無水物をポ リオールと、それらの間の反応を可能にするために充分な期間、接触させる工程 と を含む方法を提供する。
トリメリド酸無水物は公知の方法で酸塩化物に転化させることができる。塩化チ オニル、オキシ塩化リン、五塩化リン等を用いることができる。ポリオールはエ チレングリコール、グリセロール、ペンタエリスリトール、ソルビトール、マン ニトール、スクロース、ラクトース及びグルコースから選択することができる。
無水トリメリド酸塩化物とポリアルコールとの間の反応は塩基性条件下で実施す ることができる。この反応は選択した反応熱に依存して、約30分間から4日間 まで続けられる。
このようにして形成される酸無水物ポリオールエステルを公知の方法でジカルボ ン酸に転化させることができる。この化合物は長時間、大気にさらすことができ る。従って、この化合物は大気から水分を吸収することができる。
或いは、この化合物を任意に少量の酸又はアルカリの存在下で水によって処理す ることができる。
本発明のさらに他の態様では、弐: 又は 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 5年10月12日

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式: ▲数式、化学式、表等があります▼パラ及び/又は ▲数式、化学式、表等があります▼ メタ [式中、R6は−(COOR1)x、もしくは▲数式、化学式、表等があります ▼であり;R7はHである;又はR6とR7とが一緒に▲数式、化学式、表等が あります▼を形成する;R1とR2とは水素であるか;又は−OR1と−OR2 とが一緒に無水物(−O−)結合を形成する;xは0もしくは1の整数であり; Dはポリオール残基である]で示されるポリカルボン酸の有機ポリオールエステ ルの製造方法であって、次の工程: 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるポリカルボン酸無水物と、ポリオールとを用意する工程と;ポリカル ボン酸無水物をポリオールと、それらの間の反応を可能にするために充分な期間 、接触させる工程と を含む方法。
  2. 2.ポリカルボン酸無水物をポリオールと約50℃〜300℃の範囲内の温度に おいて反応させる請求項1記載の方法。
  3. 3.ポリオールがエチレングリコール、グリセロール、ペンタエリスリトール、 ソルビトール、マンニトール、ラクトース、スクロース及びグルコースから選択 される請求項1記載の方法。
  4. 4.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ オルト [式中、R1とR2とは水素であるか;又は−OR1と−OR2とが一緒に無水 物(−O−)結合を形成する;Dはポリオール残基である]で示されるポリカル ボン酸の有機ポリオールエステルの製造方法であって、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるポリカルボン酸無水物と、ポリオールとを用意する工程と;ポリカル ボン酸無水物を酸塩化物に転化させる工程と;ハロゲン化酸無水物をポリオール と、それらの間の反応を可能にするために充分な期間、接触させる工程と を含む方法。
  5. 5.ポリオール残基が糖又は多糖部分である請求項4記載の方法。
  6. 6.ポリオール残基が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、yは0又は1以上の整数であり;R3、R4、R5は同一もしくは異な る基であり、水素、ヒドロキシル、炭素数1〜20のアルキル、炭素数1〜20 のヒドロキシアルキル、又は式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1とR2とは上述した通りである)で示される化合物から選択される ]で示される請求項4記載の方法。
  7. 7.塩化チオニル、オキシ塩化リン又は五塩化リンから選択される化合物をポリ カルボン酸無水物から酸塩化物への転化に用いる請求項4記載の方法。
  8. 8.ポリオールがエチレングリコール、グリセロール、ペンタエリスリトール、 ソルビトール、マンニトール、ラクトース、スクロース及びグルコースから選択 される請求項4記載の方法。
  9. 9.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ パラ 及び/又は ▲数式、化学式、表等があります▼メタ「式中、R6は−(COOR1)x、も しくは▲数式、化学式、表等があります▼であり;R7はHである;又はR6と R7とが一緒に▲数式、化学式、表等があります▼を形成する;R1とR2とは 水素であるか;又は−OR1と−OR2とが一緒に無水物(−O−)結合を形成 する;xは0もしくは1の整数であり;Dはポリオール残基である]で示される ポリカルボン酸の有機ポリオールエステル。
  10. 10.ポリオール残基が糖又は多糖部分である請求項9記載の有機ポリオールエ ステル。
  11. 11.ポリオール残基が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、yは0又は1以上の整数であり;R3、R4、R5は同一もしくは異な る基であり、水素、ヒドロキシル、炭素数1〜20のアルキル、炭素数1〜20 のヒドロキシアルキル、又は式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1とR2とは上述した通りである)で示される化合物、又はこれらの 混合物から選択される]で示される請求項9記載の有機ポリオールエステル。
  12. 12.ポリオールエステルが、 エチレングリコールジフタレート エチレングリコールジ(トリメリテート)エチレングリコールジガレート エチレングリコールジピロメリテート エチレングリコールと3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボキシレ ートとのポリオールエステル グリセロールトリフタレート グリセロールトリ(トリメリテート) グリセロールトリガレート グリセロールトリピロメリテート グリセロールと3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボキシレートと のポリオールエステル ペンタエリスリトールテトラフタレートペンタエリスリトールテトラ(トリメリ テート)ペンタエリスリトールテトラガレート ペンタエリスリトールテトラピロメリテートペンタエリスリトールと3,3′, 4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボキシレートとのポリオールエステル ソルビトールヘキサフタレート ソルビトールヘキサ(トリメリテート)ソルビトールヘキサガレート マンニトールヘキサフタレート マンニトールヘキサ(トリメリテート)マンニトールヘキサガレート グルコースペンタフタレート グルコースペンタ(トリメリテート) グルコースペンタガレート スクロースオクタフタレート スクロースオクタ(トリメリテート) スクロースオクタガレート ラクトースオクタ(トリメリテート) ラクトースオクタガレート の1種以上から選択される請求項9記載の有機ポリオールエステル。
  13. 13.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ オルト [式中、R1とR2とは水素であるか;又は−OR1と−OR2とが一緒に無水 物(−O−)結合を形成する;Dはポリオール残基である]で示されるポリカル ボン酸の有機ポリオールエステル。
  14. 14.ポリオール残基が糖又は多糖部分である請求項13記載の有機ポリオール エステル。
  15. 15.ポリオール残基が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、yは0又は1以上の整数であり;R3、R4、R5は同一もしくは異な る基であり、水素、ヒドロキシル、炭素数1〜20のアルキル、炭素数1〜20 のヒドロキシアルキル、又は式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1とR2とは上述した通りである)で示される化合物、又はこれらの 混合物から選択される]で示される請求項13記載の有機ポリオールエステル。
  16. 16.ポリオールエステルが、 エチレングリコールジ(トリメリテート)エチレングリコールジフタレート エチレングリコールジガレート エチレングリコールジピロメリテート エチレングリコールと3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボキシレ ートとのポリオールエステル グリセロールトリ(トリメリテート) グリセロールトリフタレート グリセロールトリガレート グリセロールトリピロメリテート グリセロールと3,37,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボキシレートと のポリオールエステル ペンタエリスリトールテトラ(トリメリテート)ペンタエリスリトールテトラガ レート ペンタエリスリトールテトラピロメリテートグリセロールと3,3′,4,4′ −ベンゾフェノンテトラカルボキシレートとのポリオールエステル ソルビトールヘキサ(トリメリテート)ソルビトールヘキサガレート マンニトールヘキサ(トリメリテート)マンニトールヘキサガレート グルコースペンタ(トリメリテート) グルコースペンタガレート スクロースオクタ(トリメリテート) スクロースオクタガレート ラクトースオクタ(トリメリテート) ラクトースオクタガレート の1種以上から選択される請求項13記載の有機ポリオールエステル。
  17. 17.金属がクロム、アルミニウム、チタンマ又はジルコニウムから選択される 金属塩の有効量と、ヒドロキシカルボン酸又はポリカルボン酸又はこれらの誘導 体の少なくとも1種の有機ポリオールエステルとを含むなめし用組成物。
  18. 18.金属塩がチタン塩、アルミニウム塩又はジルコニウム塩から選択される請 求項17記載の組成物。
  19. 19.金属塩がアルミニウム塩である請求項18記載の組成物。
  20. 20.金属塩がなめし用組成物の総重量に基づいて約5〜50重量%の量で存在 し、ヒドロキシカルボン酸又はポリカルボン酸の有機ポリオールエステルがなめ し用組成物の総重量に基づいて約50〜95重量%の量で存在する請求項17記 載の組成物。
  21. 21.金属塩がなめし用組成物の総重量に基づいて約5〜15重量%の量で存在 し、ヒドロキシカルボン酸又はポリカルボン酸の有機ポリオールエステルがなめ し用組成物の総重量に基づいて約85〜95重量%の量で存在する請求項20記 載の組成物。
  22. 22.ポリオールエステルが、 エチレングリコールジ(トリメリテート)エチレングリコールジフタレート エチレングリコールジガレート エチレングリコールジピロメリテート エチレングリコールと3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボキシレ ートとのポリオールエステル グリセロールトリ(トリメリテート) グリセロールトリフタレート グリセロールトリガレート グリセロールトリピロメリテート グリセロールと3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボキシレートと のポリオールエステル ペンタエリスリトールテトラ(トリメリテート)ペンタエリスリトールテトラガ レート ペンタエリスリトールテトラピロメリテートグリセロールと3,3′,4,4′ −ベンゾフェノンテトラカルボキシレートとのポリオールエステル ソルビトールヘキサ(トリメリテート)ソルビトールヘキサガレート マンニトールヘキサ(トリメリテート)マンニトールヘキサガレート グルコースペンタ(トリメリテート) グルコースペンタガレート スクロースオクタ(トリメリテート) スクロースオクタガレート ラクトースオクタ(トリメリテート) ラクトースオクタガレート の1種以上から選択される請求項17記載の組成物。
  23. 23.有機ポリオールエステルがオルト形である請求項22記載の組成物。
  24. 24.ポリオールエステルがガレートエステルである請求項23記載の組成物。
  25. 25.有機ポリオールエステルがメタ−及び/又はパラ−形である請求項22記 載の組成物。
  26. 26.ポリオールエステルがトリメリテートエステルである請求項25記載の組 成物。
  27. 27.皮又は獣皮と、金属がクロム、アルミニウム、チタン又はジルコニウムか ら選択される金属塩の有効量と、ヒドロキシカルボン酸又はポリカルボン酸又は これらの誘導体の少なくとも1種の有機ポリオールエステルとを用意する工程と ; 皮又は獣皮を有機ポリオールエステルによって処理する工程と;処理した皮又は 獣皮を金属塩と、それと錯体を形成するために充分な期間、接触させる工程と を含む皮又は獣皮のなめし方法。
  28. 28.金属塩がアルミニウム塩、チタン塩又はジルコニウム塩から選択される請 求項27記載の方法。
  29. 29.金属塩がアルミニウム塩である請求項27記載の方法。
  30. 30.ポリオールエステルが、 エチレングリコールジフタレート エチレングリコールジ(トリメリテート)エチレングリコールジガレート エチレングリコールジピロメリテート エチレングリコールと3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボキシレ ートとのポリオールエステル グリセロールトリフタレート グリセロールトリ(トリメリテート) グリセロールトリガレート グリセロールトリピロメリテート グリセロールと3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボキシレートと のポリオールエステル ペンタエリスリトールテトラフタレートペンタエリスリトールテトラ(トリメリ テート)ペンタエリスリトールテトラガレート ペンタエリスリトールテトラピロメリテートペンタエリスリトールと3,3′, 4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボキシレートとのポリオールエステル ソルビトールヘキサフタレート ソルビトールヘキサ(トリメリテート)ソルビトールヘキサガレート マンニトールヘキサフタレート マンニトールヘキサ(トリメリテート)マンニトールヘキサガレート グルコースペンタフタレート グルコースペンタ(トリメリテート) グルコースペンタガレート スクロースオクタフタレート スクロースオクタ(トリメリテート) スクロースオクタガレート ラクトースオクタ(トリメリテート) ラクトースオクタガレート の1種以上から選択される請求項27記載の方法。
  31. 31.ポリオールエステルがオルト形である請求項27記載の方法。
  32. 32.ポリオールエステルがガレートエステルである請求項31記載の方法。
  33. 33.ポリオールエステルがメタ−及び/又はパラ−形である請求項27記載の 方法。
  34. 34.ポリオールエステルがトリメリテートエステルである請求項27記載の方 法。
  35. 35.処理すべき生の獣皮の湿重量に基づいて、金属塩に由来する金属イオンが 約0.25〜10重量%の量で存在し、有機ポリオールエステルが約1〜20重 量%の量で存在する請求項27記載の方法。
  36. 36.皮又は獣皮が羊皮である請求項27記載の方法。
  37. 37.請求項27記載の方法によって製造されるなめした獣皮。
  38. 38.実質的に、実施例のいずれかに関して前述した通りである請求項13記載 の方法。
  39. 39.実質的に、実施例のいずれかに関して前述した通りである請求項28記載 の有機ポリオールエステル。
JP4507593A 1991-04-09 1992-04-09 獣皮のなめし方法とそれに用いるための化合物 Pending JPH06506456A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU5510 1991-04-09
AUPK551091 1991-04-09
AUPL095092 1992-02-18
PCT/AU1992/000154 WO1992018457A1 (en) 1991-04-09 1992-04-09 Process for tanning hides and compounds for use therein
AU0950 1996-07-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06506456A true JPH06506456A (ja) 1994-07-21

Family

ID=25644030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4507593A Pending JPH06506456A (ja) 1991-04-09 1992-04-09 獣皮のなめし方法とそれに用いるための化合物

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5501708A (ja)
EP (1) EP0580676A4 (ja)
JP (1) JPH06506456A (ja)
NZ (1) NZ242288A (ja)
WO (1) WO1992018457A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013537883A (ja) * 2010-09-10 2013-10-07 ユストゥス−リービッヒ−ウニヴェルジテート・ギーセン 表面機能化のための柔軟な基本構造を有する三脚型カテコール誘導体の合成

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2430197B1 (en) * 2009-05-14 2013-01-16 Clariant Finance (BVI) Limited Tanning process and tanning composition
WO2011085454A1 (en) * 2010-01-18 2011-07-21 Katholieke Universiteit Leuven K.U.Leuven R&D Gp120 -binding benzene compounds and saccharide compounds
EP2633089B1 (en) * 2010-10-28 2017-03-15 Stahl International B.V. Non metal tanning
CN102933725B (zh) * 2010-10-28 2014-10-29 克拉里安特国际有限公司 非金属鞣制方法
ES2688983T3 (es) 2010-10-28 2018-11-07 Stahl International B.V. Curtido no metálico
ES2642632T3 (es) * 2010-10-28 2017-11-17 Stahl International B.V. Proceso de curtido sin metal
ES2526524T3 (es) * 2010-11-11 2015-01-13 Stahl International B.V. Curtido no metálico
ES2618602T3 (es) * 2010-11-11 2017-06-21 Stahl International B.V. Curtido no metálico
CN103189527B (zh) * 2010-11-12 2014-12-17 克拉里安特国际有限公司 非金属鞣制
US11179312B2 (en) 2017-06-05 2021-11-23 Momentive Performance Materials Inc. Aqueous compositions for the treatment of hair
US20200163850A1 (en) * 2018-11-24 2020-05-28 Momentive Performance Materials Gmbh Use of polyhydroxyaromatic compounds for the treatment of fibrous amino acid based substrates
US11090255B2 (en) 2018-12-04 2021-08-17 Momentive Performance Materials Inc. Use of polycarboxylic acid compounds for the treatment of fibrious amino acid based substrates, especially hair

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3022287A (en) * 1960-01-13 1962-02-20 Eastman Kodak Co Method of preparing cellulose esters of trimellitic acid
US3183248A (en) * 1961-08-02 1965-05-11 Standard Oil Co Esters of trimellitic anhydride
US3183246A (en) * 1962-09-10 1965-05-11 Dow Chemical Co 1, 1-dioxothienylcarbamates
GB1002190A (en) * 1963-06-06 1965-08-25 Boake Roberts & Co Ltd Esters of ester acids, their production and use
US3459733A (en) * 1964-10-15 1969-08-05 Mobil Oil Corp Monomeric polyesters of polyhydroxy compounds and process for preparing same
DE1257353B (de) * 1965-03-26 1967-12-28 Bayer Ag Verfahren zum Gerben
US3435002A (en) * 1967-05-15 1969-03-25 Gen Electric Polyamide acid resins and polyimides therefrom
DE2626429C3 (de) * 1976-06-12 1981-06-19 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zum Chromgerben von Häuten oder Nachgerben von Leder in Gegenwart von Carbonsäuren als Komplexbildner
GB1588047A (en) * 1977-09-09 1981-04-15 Ciba Geigy Ag Acid esters of trimellitic acid and their use as hardeners for epoxide resins
US4379886A (en) * 1980-04-28 1983-04-12 E. I. Du Pont De Nemours And Company Liquid coating composition having a reactive catalyst
US4472466A (en) * 1982-03-08 1984-09-18 American Hoechst Corporation Soil repellent fluorinated esters of multi-ring anhydride systems
US4902816A (en) * 1988-03-28 1990-02-20 Arco Chemical Technology, Inc. Polyols from phthalic compounds

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013537883A (ja) * 2010-09-10 2013-10-07 ユストゥス−リービッヒ−ウニヴェルジテート・ギーセン 表面機能化のための柔軟な基本構造を有する三脚型カテコール誘導体の合成

Also Published As

Publication number Publication date
NZ242288A (en) 1994-10-26
WO1992018457A1 (en) 1992-10-29
US5501708A (en) 1996-03-26
EP0580676A4 (en) 1995-02-22
EP0580676A1 (en) 1994-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06506456A (ja) 獣皮のなめし方法とそれに用いるための化合物
GB349339A (en) Manufacture and application of stable diazo-preparations
USRE34986E (en) Tanning agent formulation for manufacture of semifinished leather products
JPS6365720B2 (ja)
JPH01315500A (ja) 省クロムなめし方法
AU609727B2 (en) Process for tanning fish skin
JPS61261400A (ja) 省クロムなめし方法
DE2626429A1 (de) Verfahren zum gerben von haeuten
CN1063312A (zh) 皮或皮革的处理方法、鞣革剂及生产方法
FI64643B (fi) Kromgarvning
AU652442B2 (en) Process for tanning hides and compounds for use therein
US1985439A (en) Method of chrome tanning of leather
US3650666A (en) Tanning and fat liquoring method
ATE6164T1 (de) Verfahren zum entkaelken von haeuten.
US1940610A (en) Method of mineral tanning
HU210155B (en) Process for producing non-tanned biologically stable wet leather
SU607556A3 (ru) Водный состав дл обработки шкур
DE629996C (de) Verfahren zum Fetten von tierischen Haeuten und Leder
JPH05247499A (ja) 生皮をピックリングする方法
US3493318A (en) Tanning composition made from a basic chrome sulfate and a tris(hydroxyacetato)chromiate
EP0778900A1 (en) Pickling of hides and skins
SU56154A1 (ru) Способ дублени сыром тных кож или мехов
GB2075051A (en) Tanning composition
CN1004078B (zh) 制备鱼皮的方法
US1089797A (en) Tanning material.