JPH06506227A - 5α−リダクターゼ阻害剤および抗アンドロゲン剤を含む前立腺過形成を治療するための併用薬剤組成物 - Google Patents

5α−リダクターゼ阻害剤および抗アンドロゲン剤を含む前立腺過形成を治療するための併用薬剤組成物

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JPH06506227A
JPH06506227A JP4509435A JP50943592A JPH06506227A JP H06506227 A JPH06506227 A JP H06506227A JP 4509435 A JP4509435 A JP 4509435A JP 50943592 A JP50943592 A JP 50943592A JP H06506227 A JPH06506227 A JP H06506227A
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ゴームレイ,グレン・ジエイ
ストナー,エリザベス
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メルク エンド カンパニー インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
5α−リダクターゼ阻害剤および抗アンドロゲン剤を含む前立腺過形成を治療す るための併用薬剤組成物発明の詳細な説明 本発明は、良性前立腺過形成(BPH)の男性患者の新規治療法に関し、その方 法は、5α−リダクターゼ阻害剤とC1−アドレナリン作用性レセプタ遮断薬と を治療上有効な量だけ投与する併用治療に係る。 良性前立腺過形成(BPH)は、50歳以上のかなりの男性がかかる病気であり 、通常は、進行段階のものでは救命のため手術を要する。 テストステロン(T)は精巣および副腎で分泌されるが、周辺の肝臓、皮膚およ び前立腺などの部位で5α−リダクターゼによりジヒドロテストステロン(DH T)に変換されることが知られている。DHTは前立腺過形成と優先的に結合す るが、このことは、前立腺の成長および機能に必要な第一のアンドロゲンはTよ りもむしろDHTであることを示す。すなわち、5α−リダクターゼを阻害すれ ば、DHTの生成が減少し、願わくば、前立腺の退化につながると考えられる。 5α−リダクターゼを阻害し、良性前立腺過形成に対して好ましい効果をもたら すことが知られている化合物として、フィナステリド、すなわち、17β−(N −t−ブチル)カルバモイル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3− オンが開発された。フィナステリドは4−アザステロイドであり、当該酵素の競 合的阻害剤である。アンドロゲンレセプタに対する親和性は示さないので、Tに 反応する筋肉などの組織においてTの結合および作用を妨げることは期待されず 、従って、女性化特性はもたないはずである。 代表的な4−アザステロイド5α−リダクターゼ阻害剤としては、Ms++kが 開発したものが挙げられる(USP4,377゜5 8 4 (Rs+ff1e ++on ら ) 、 USP4. 220. 735(RIIIIIIOII  ら) 、USP4,845,104 (Ct+linら)、U S P 4.  760. 071 (R8+IIu+ton ら、17β−(N−t−ブチル )カルバモイル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン(商標  PRO3CAR)であるフィナステリドを開示)、USP4,732゜897  (Ctin+lliら)、U S P 4. 859. 681 (Rz+ma ++onら)、EPO公開Q 155.076、EPO公開0004949およ びEPO公開0314189を参照)。 多くの場合、前立腺肥大過程を逆行させると、夜間多床症、排尿躊躇および排尿 困難からの症候がな(なる。しかし、これらの症候がいつも軽減するわけではな い。5α−リダクターゼ阻害剤が、肥大した前立腺の発達を収縮を伴わないで阻 害する場合は、患者が体験できるような症候の軽減はないかもしれない。 当業者の所望するところは、BPHの根源的な原因を治療するとともに、その病 気の短期症状に対処するための併用治療である。 本発明は、4−アザステロイド5α−リダクターゼ阻害剤により治療しても症候 の軽減が不充分である良性前立腺過形成の患者の治療法を提供するものであり、 その方法は、そのような治療を必要とする患者に、17β−置換−4−アザステ ロイド、17β−置換一非アザステロイド、17β−アシル−3−カルボキシア ンドロスト−3,5−ジエン、ベンゾイルアミノフェノキシブタン酸誘導体、縮 合ベンズ(チオ)アミドまたはシンナモイルアミド誘導体、芳香族1.2−ジエ ーテルまたはチオエーテル、芳香族オルトアンルアミノフェノキシアルカン酸、 オルトチオアルキルアシルアミノフェノキンアルカン酸、ならびに薬剤的に許容 されうるその塩およびエステルのような5α−リダクターゼ阻害剤と、特にαl −アドレナリン作用性レセプタ遮断薬(本明細書中では「α1−遮断薬」とも言 う。)とを治療上有効な量だけ併用して投与する段階を含むものである。 すなわち、前立腺中でDHT生成を阻害する5α−リダクターゼ阻害剤とαl− アドレナリン作用性レセプタ遮断薬、たとえばチラシシンとの併用効果は、肥大 した前立腺の成長の抑制および症候軽減に関して、いずれかの薬剤単独よりも大 きい効果が得られる。 本発明の好ましい態様では、α1−遮断薬および5α−リダクターゼ阻害剤また はそれらの薬剤組成物を治療上有効な量だけ投与することにより、症候軽減を必 要とする患者のBPHを効果的に治療する方法を提供する。活性化合物は、−緒 に、または後述するように任意の順序で投与できる。 「そのような治療を必要とする患者」とは、良性前立腺過形[ff1(BPH) のための治療計画において、5α−リダクターゼ阻害剤による治療を受けており 、症候軽減の必要性が認められる、生殖腺機能を有する男性機番を意味する。 本発明により、5α−リダクターゼ阻害剤およびα1−遮断薬を治療上有効な量 だけ使用すると、夜間多床症、排尿躊躇および尿流量の減少などのBPHの好ま しくない症状が効果的に治療される。 α−アドレナリン作用性レセプタを刺激すると、良性前立腺過形成の進行が妨害 されることがわかっている(M、 Ctin+、 elll、、B+、1. U +o1.、 Mo1. 4g、pp、255−263 (19761参照)。 α1−アドレナリン作用性レセプタ遮断薬は、一般に、α−アドレナリン作用性 レセプタ部位をブロックすることにより抗高血圧剤として作用する。それらは、 膀胱の間質組織を弛緩させ、繊維組織は、ノルアドレナリンにより刺激すると収 縮し、その結果、尿流量が減少する。すなわち、α1−遮断薬は繊維組織を弛緩 させて尿流量を増加させる効果を有する。 α−アドレナリン作用性レセプタ遮断薬は、αのアドレナリン作用性レセプタに 選択的に結合することにより、交感神経作用性アミンがこれらの部位で作用を開 始するのを妨げる。 α−アドレナリン作用性レセプタ遮断薬が交感神経作用性アミンの作用と拮抗す る相対能力は、2種類のα−リセブタで顕著に異なる。プラゾシンは、とりわけ 伝達物質の神経性放出を調節するα2−レセプタ(シナプス前部レセプタと考え られる。)よりもα、−(シナプス後部)レセプタを遮断する作用がかなり大き いことが知られている。フェノキシベンズアミンは、適度に選択的なα1−遮断 薬であり、フェントールアミンは、α −アドレナリン作用性レセプタを阻害す る作用がα2一アドレナリン作用性レセプタよりも3〜5倍だけ大きいに過ぎな い。反対に、ヨヒンビンは、選択的なα2−遮断薬であり、α2−作動薬である クロニジンの抗高血圧作用を妨害することがわかっている。 しかし、本発明で好ましいα−アドレナリン作用性レセプタ遮断薬は、α −遮 断薬であって、α2−遮断活性がほとんど、または全くないものである。 α−アドレナリン作用性レセプタ遮断剤の例としては、チラシシン(^bbot l−ILylzn ) (化学名は、1−(4−アミノ−6,7−ジフトキン− 2−キナゾリニル)−4−((テトラヒドロ−2−フラニル)カルボニルコピペ ラジンであり、ドイツ特許2,646,186およびUSP4,026,894 に記載されている。)、ドキサゾシン(Pfi+er−Ct+da口 )(化学 名は、1−(4−アミノ−6,7−シメトキシー2−キナゾリニル)−4−(( 2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−2−イル)カルボニルコピペラ ジンであり、ドイツ特許2.847,623およびUSP4,188.390に 記載されている。);プラゾシン(Pli!e+−Minipre+’ ) ( 化学名は、1−(4−アミノ−6,7−シメトキシー2−キナゾリニル)−4− (2−フラニルカルボニル)ピペラジンであり、英国特許1,156,973、 USP3,511,836およびオランダ特許出願7,206,067に記載さ れている。);ブナゾシン(Ssn+1ot−Dettnlol” ) (化学 名は、1−(4−アミノ−6,7−シメトキシー2−キナゾリニル)へキサヒド ロ−4−(1−オキソブチル)−1t(−1,4−ジアゼピンであり、ベルギー 特許出願806,626、USP3,920.636および日本特許公開75, 140.474に記載されている。);インドラミン(Br口tol −W7e +h) (化学名は、N〜(1−[2−(IH−インドール−3−イル)エチル 〕−4=ピペリジニル〕ベンズアミドであり、南アフリカ特許68 03204 およびUSP3,527,761に記載されている。)、アルフゾンン(Sy+ +1helsb+) (化学名は、N−(3−((4−アミノ−6,7〜ジメト キシ−2〜キナゾリニル)メチルアミノ〕プロピル〕テトラヒドロ−2−フラン カルボキサミドであり、ドイツ特許2,904,445およびUSP4,315 .007に記載されている。)が挙げられる。 好ましいのは、4〜アザステロイドが下記式I:[式中、点線は、存在するなら ば二重結合を表し;R1およびR3は独立して水素、メチルまたはエチルであり ;R2は炭素数1〜12の置換または未置換で、直鎖または分岐したアルキル、 シクロアルキルまたはアラルキル、あるいは所望により1個以上の炭素数1〜2 の低級アルキル置換基および/または1個以上のハロゲン置換基を含む単環式ア リールから選択される炭化水素ラジカルであり、R′は水素またはメチルであり :R′は水素またはβ−メチルであり、R#は水素、α−メチルまたはβ−メチ ルである。]および薬剤的に許容されうるその塩またはエステルを有する場合で ある。 本発明方法で使用できる式Iの化合物の好ましい態様は、下記式II: [式中、RIは水素、メチルまたはエチルであり、R2は所望によりメチル、塩 素またはフッ素で置換された炭素数4〜12の分岐鎖アルキル、シクロアルキル またはアラルキル、あるいは、置換または未置換の1−12−アダマンチル、1 −12−アダマンチルメチル、1−.2−または7−ノルボルナニル、1−12 −または7−ノルボルナニルメチルである。]で表される。 本発明の代表的化合物は下記の通りである。17β−(N−t−アミルカルバモ イル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン: 17β−(N−t−ヘキシルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト− 1−エン−3−オン:17β−(N−t−ブチルカルバモイル)−4−アザ−5 α−アンドロスト−1−エン−3−オン: 17β−(N−イソブチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1 −エン−3−オン。 17β−(N−t−オクチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト− 1−エン−3−オン;17β−(N−オクチルカルバモイル)−4−アザ−5α −アンドロスト−1−エン−3−オン: 17β−(N−1,1−ジエチルブチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アン ドロスト−1−エン−3−オン;17β−(N−ネオペンチルカルバモイル)− 4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン:17β−(N−2−アダ マンチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン ;17β−(N−1−アダマンチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロ スト−1−エン−3−オン。 17β−(N−2−ノルボルニルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロス ト−1−エン−3−オン。 17β−(N−1−ノルボルニルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロス ト−1−エン−3−オン。 17β−(N−フェニルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンド ロスト−1−エン−3−オン: 17β−(N 7ペンジルカルバモイル)−4 −アザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(N −t−アミルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1 −エン−3−オン;17β−(N−t−へキシルカルバモイル)−4−アザ−4 −メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(N−t−ブチ ルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3 −オン;17β−(N−イソブチルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5 α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(N−t−オクチルカルバモ イル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;1 7β−(N−1,1,3,3−テトラメチルブチルカルバモイル)−4−アザ− 5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(N−オクチルカルバモイ ル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17 β−(N−1,1−ジエチルブチルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5 α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(N−ネオペンチルカルバモ イル)−4−アザ−4=メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;1 7β−(N−1−アダマンチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アントロスタ ン−3−オン; 17β−(N−1−アダマンチルカルバモイル)−4−メチル−4−アザ−5α −アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(N−1−アダマンチルカルバ モイル)−4−メチル−4−アザ−5α−アントロスタン−3−オン:17β− (N−1−アダマンチルメチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト −1−エン−3−オン:17β−(N−2−アダマンチルカルバモイル)−4− アザ−5α−アントロスタン−3−オン; 17β−(N−メチル−N−2−アダマンチルカルノくモイル)−4−メチル− 4−アザ−5α−アントロスタン−3−オン;17β−(N−2−アダマンチル カルバモイル)−4−メチル−4−アザ−5α−アントロスタン−3−オン:1 7β−(N−2−アダマンチルカルバモイル)−4−メチル−4−アザ−5α− アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(N−メチル−N−2−アダマン チルカルノくモイル)−4−メチル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン −3−オン; 17β−(N−(3−メチル)−1−アダマンチルカルバモイル)−4−アザ− 4−メチル−5α−アントロスタン−3−オン; 17β−(N−エキソ−2−ノルボルナニルカルバモイル)−4−アザ−4−メ チル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン; 17β−(N−エキソ−2−ノルボルナニルカルバモイル)−4−アザ−5α− アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(N−2−アダマンチルカルバモ イル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(N− メチル−N−2−アダマンチルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5α− アントロスタン−3−オン;17β−(N−2−アダマンチルカルバモイル)− 4−メチル−4−アザ−5α−アントロスタン−3−オン;および17β−(N −メチル−N−2−アダマンチルカルバモイル)−4−メチル−4−アザ−5α −アンドロスト−1−エン−3−オン 上記で挙げた化合物の各々の4−アザ置換基が水素、メチルまたはエチルラジカ ルで置換されて種々のN−置換体を形成した対応化合物も挙i、fられ、また1 位の点線で示す二重結合が所望により存在してもよい。 アルキル、シクロアルキル、アラルキル、単環式アリール、1−12−アダマン チルまたは1−12−ノルボルナニル部分は、次の1個以上の置換基で置換され ていてもよいエステル、エチル、イソプロピル、n−ブチルなどのC1〜c4直 鎖/分岐鎖アルキル;ニトロ;オキソ;ベンジルなどの07〜C9アラルキル;  (CH2)、C0OR(nはθ〜2であり、RはHまたはメチル、エチルなど のC1〜C4直鎮/分岐鎖アルキルである。);CH20H;OH;OR(Rは メチル、エチルなどのC1〜C4直鎖/分岐鎖アルキルである。);フッ素、臭 素、ヨウ素などのハロゲン; C0OH; C0OR(RはC1〜C4直鎖/分 岐鎖アルキルである。): −CONH2; CH2NH2;CH2NHCOR (Rはメチル、エチルなどのC1〜C4直鎖/分岐鎖アルキルである。);フェ ニル;p−ニトロ、p−アミノおよびp−スルホなどのOs ms l)−置換 フェニル;またはシアノ。アダマンチルまたはノルボルナニル部分のアミノ基も 、R1のようにメチルおよびエチルならびに水素で置換されていてもよい。 また、塩基性または酸性の基が置換したアルキル、シクロアルキル、アラルキル 、アダマンチルまたはノルボルナニル部分上に存在する場合にあっては、薬剤的 に許容されうる塩またはエステルも本発明内に含まれる。酸性の置換基、たとえ ば−COOHが存在する場合は、投与形態として使用するために、アンモニウム 、ナトリウム、カリウム、カルシウム塩などを形成してもよい。 塩基性の基、たとえばアミノが存在する場合は、酸性の塩、すなわち塩酸塩、臭 化水素酸塩、酢酸塩、パモエートなどが投与形態として使用できる。 また、−COOHが存在する場合は、薬剤的に許容されうるエステル、例えば、 酢酸エステル、マレイン酸エステル、ピバロイルオキシメチルなどを使用するこ ともでき、それらのエステルは、徐放性製剤またはプロドラッグ製剤として使用 するための溶解性または加水分解特性を改善する上で当業者には周知である。 R2の代表例としては、次のものが挙げられる(ADはアダマンチルである。) :3,5.7−ドリニトロー1−AD 、 4−オキソ−1−AD 、1−ベン ジル−1−AD;4,4−ジメチル−1−AD、3.7−シメチルー5−カルボ キシメチル=1−AD 、3−カルボキシメチル−1−AD;3−クロロ−1− AD;1,3−ジヒドロキシ−6,6−シメチルー2−AD。 3−クロロ−1−AD ; 4−カルベトキシ−2−AD 、4−カルボキシ− 2−AD;3−イソプロピル−1−AD ; 3−n−ブチル−1−AD ;  3−プロピル−1−AD;3,5−ジエチル−L−AD;3−ヒドロキシメチル −1−AD 、2−カルボキシ−1−AD;3−メチル−1−AD、5−ヒドロ キシ−2−AD ; 2−ヒドロキシ−1−AD ; 1−アミノメチル−1− ヒドロキシ−2−AD ; 2−オキソ−1−AD、2−フェニル−2−AD  ; 1−アミノ−メチル−2−AD、1−カルボキシ−2−AD 、l−アミノ カルボニル−2−AD 、3−ヒドロキシ−5,7−シメチルー1−AD;4− フルオロ−1−AD;3−フルオロ−1−AD、4−ヒドロキシ−2−AD ;  3−フェニル−1−AD ; 3− (+)−アミノフェニル)−1−AD。 3−(p−ニトロフェニル)−1−AD;3−メチル−5−ヒドロキシメチル− 1−AD:3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−1−AD;2−ヒドロキシメチ ル−2−AD ; 3− (p −スルホフェニル)−1−AD;3−メチル− 5−エチル−1−AD;2−カルボキン−2−AD;3,5.7−ドリメチルー 1−AD、4−ヨード−2−AD ; 4−ブロモ−2−AD 、 4−クロロ −2−AD;1−アセチルアミノメチル−2−AD;1−カルボキシメチル−2 −AD;1−メチル−2−AD ; 1−アミノカルボキシルメチル−2−AD  ; 1−アミノカルボキシル−1−AD ; 2−シアノ−2−AD;3.5 −ジメチル−7−エチル−1−AD、4−ヒドロキシ−1−AD;1−ヒドロキ シ−2−AD;5−カルボキシ−3−メチル−1−AD;3.5−ジメチル−7 −カルボキシ−1−AD ; 3−カルボキシ−1−AD;3−ヒドロキシ−1 −ADなど。 R2が置換ノルボルナニルである場合の代表例は次の通りである(NBはノルボ ルナニルである。):2−NB;L、7゜7−ドリメチルー4−フェニル−2− NB ; 3−カルボキシ−2−NB ; 3−フェニル−2−カルボキシ−2 −NB ; 2−シアノ−3−フェニル−2−NB ; 3−ヒドロキシ−4, 7,7=トリメチル−2−NB 、6−ヒドロキシメチル−2−NB。 5−シアノ−2−NB;3−アリル−2−NB 、1−NB 、7゜7−シメチ ルー1−ヒドロキシメチル−2−NB;3−メトキシ−4,7,7−1−ジメチ ル−2−NB 、3−アミノカルボニル−2−NB ; 3−エトキンカルボニ ル−2−NB、3.3−ジメチル−2−NB ; 7−オキソ−1−NB ;  3−フェニル−2−NB ; 1−カルボキシメチル−7,7−シメチルー2− NB、1−エチル−2−NB;1−メチル−2−NB;2,2゜3.3,5.5 .6,6,7.7−ゾカフルオロー1−NB ;3−ヒドロキシ−2−NB;3 −クロロ−2−NB ; 3− (、p−メトキシフェニル)−2−NB;2. 2−ジメチル−3−メチレン−7−NB : 3−オキソ−2−NB ; 1− メトキン−2−NB 、7−NB 、3−イソプロピル−2−NB ; 2−ブ ロモ−1−NB ; 3−クロロ−1−NBなど。 上記化合物を含む本発明に有用な式■の化合物の製造法は、当業者には周知であ る。 本発明の式■の新規化合物は、公知ステロイドエステルの17β(カルボメトキ シ)−4−アザ−5α−アントロスタン−3−オンを出発物質とする方法により 製造できる。この方法は、(1)該出発物質を脱水素してA環の1.2−位に二 重結合を含む対応の化合物を作り、(2)17−カルボメトキシ置換基をN−置 換アルキル、シクロアルキル、アラルキル、単環式アシル、またはアダマンチル カルバモイル置換基に変換し、所望により、(3)A環の窒素をアルキル化して A環の4位にN−メチルまたはN−エチル置換基を導入する工程を含む。脱水素 に際しては、4−アザ窒素が未置換であることが好ましい。 別の経路は、1つ以上の別々の化学工程から成ることがあり、また所望により、 工程(1)の前、または工程(1)もしくは工程(3)の後に行ってもよい。 本発明の方法によれば(フローシートを参照)、本発明の物質は、所望により( 1)クロロベンゼンなどの不活性溶媒の還流下で17β−アルコキシカルボニル −4−アザ−5α−アントロスタン−3−オン化合物l11(参考文献USP4 ,377゜584に記載の方法で合成)をベンゼンセレン酸無水物などの脱水素 剤とともに加熱して17β−アルコキシカルボニル−4−アザ−5α−アンドロ スト−1−エン−3−オン!Vを生成しくあるいは、Doffing cl + 1.、lAC31988,Yol、110. H。 33+8−3319のジクロロジシアノベンゾキノン法を使用してもよい。)、 (2)工程1で生成した5α−アンドロスト−1−エン−3−オン化合物をジメ チルホルムアミドなどの不活性溶媒中、無水条件下で例えば水素化ナトリウムと 反応させ、(3)得られた反応混合物をヨウ化アルキル(メチルまたはエチル) と接触させて対応する17β−アルコキシカルボニル−4−アルキル−4−アザ −5α−アンドロスト−1−エン−3−オンVを生成し、(4)次いで、還流温 度下、該17β−アルコキシカルボニル−4−アルキル−4−アザ−5α−アン ドロスト−1−エン−3−オンを水性メタノール性水酸化カリウムなどの強塩基 で加水分解した後、酸性化して得られるステロイド酸を単離することにより17 β−カルボキシ−4−アルキル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3 −オンv1を得、(5)次いで、該ステロイド酸を、トルエンなどの不活性溶媒 中でトリフェニルホスフィンおよび2.2′ −ジピリジルジスルフィドととも に還流することにより対応する2−ピリジルチオエステルに変換し、得られる物 質 17β−(2−ピリジルチオカルボニル)−4−アルキル−4−アザ−5α −アンドロスト−1−エン−3−オンVl+を例えばシリカゲルのクロマトグラ フィーにより単離し、(6)次いで、該ピリジルチオエステルをテトラヒドロフ ランなどの不活性溶媒中で1−アダマンチル−12−アダマンチルアミンまたは ノルボルナニルアミンと反応させて所望の物質である17β−N−アダマンチル カルバモイル−4−アルキル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3− オンv111を生成し、これを例えばシリカゲルのクロマトグラフィーにより単 離することにより生成する。前述の反応を、最初に1位の二重結合を形成するこ とな(行うと、対応する17β−(N−アダマンチルカルバモイル)−4−アル キル−4−アザ−5α−アントロスタン−3−オン(またはN−ノルボルナニル カルバモイル化合物)が合成される。 本発明の別の方法によれば、対応するN−置換−17β−(N−アダマンチルカ ルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンIIYは、 上記反応工程を繰り返すが、その中の工程2、すなわち4−アザ−5α−アンド ロスト−1−エン−3−オンをナトリウムアミド、次いでヨウ化メチルまたはエ チルで処理する工程を省き、中間体II+およびxlllを経由することにより 、17β−(アルコキシカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロストン−3− オンIVから容易に合成される。 A環の窒素上に唯一の置換基として水素のみを有する本発明の化合物のさらに別 の製造方法によれば、A環の二重結合を最終工程で導入する。すなわち、17β −アルコキシカルボニル−4−アザ−5α−アントロスタン−3−オン II+ を加水分解して対応するステロイド酸IX:17β−カルボキシ−4−アザ−5 α−アントロスタン−3−オンにし、次いで、対応するピリジルチオエステル: 17β−(2−ピリジルチオカルボニル)−4−アザ−5α−アントロスタン− 3−オンXに変換した後、そのエステルを式R−NH2[式中、Rは上記で1− もしくは2−アダマンチル、または1−12−もしくは7−ノルボルナニルとし て定義した通りである。]のアミンで処理して17β−(N−アダマンチル−カ ルバモイル)−4−アザ−5α−アントロスタン−3−オンx1を生成し、前述 したように脱水素して化合物XIVの17β−(N−アダマンチル−カルバモイ ル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンまたは対応するノル ボルナニル誘導体を製造する。 17β−(N−アダマンチル−カルバモイル)置換基を式v1、!11またはI !の17β−カルボキシ−アントロスタン化合物に導入する別の方法では、各々 を、5teroid3 Yol、 35 $3゜MIrch 1980. p、 1−7に記載された方法と同様にして、ジシクロへキシルカルボジイミドおよび 1−ヒドロキシベンゾトリアゾールで処理して17β−(1−ベンゾトリアゾー ルオキシカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンV l+ 、1+11または化合物X(置換基Xは1−ベンゾトリアゾールオキシ基 である。)を生成する。 R#がメチルである16−メチル誘導体は、公知の16−メチル−17−アシル −4−メチル−4−アザ−5α−アントロスタン−3−オン、例えば4,16β −ジメチル−17β−アセチル−4−アザ−5α−アントロスタン−3−オンを 、4−メチル−4−アザ化合物を脱水素する公知の方法により脱水素して製造し 、対応する4、16β−ジメチル−17β−アセチル−4−アザ−5α−アンド ロスト−1−エン−3−オンを得る。 上記反応を以下のフローシートで図式的に表す。 [式中、Xは2−ピリジルチオまたは1−ペンゾトリアゾールオキシであり、R 2は1−もしくは2−アダマンチルまたはノルボルナニルである。] また、4−アザステロイドが下記式IA:[式中、点線は、存在するならば二重 結合を表し、Rは水素、メチルおよびエチルから選択され:R2は(a)直鎖ま たは分岐した炭素数1〜12のアルキルまたはシクロアルキルから選択され、1 個以上の01〜C2アルキルまたはハロゲンで置換されていてもよい一価のラジ カル、(b)ベンジルまたはフェネチルから選択されるアラルキルラジカル、( c)1個以上の−OH,保護された一OH,−QC−Cアルキル、01〜C4ア ルキル、ハロゲンまたはニトロで置換されていてもよい多環式芳香族ラジカル、 (d)1個以上の下記置換基 (1)−OH,−QC−Cアルキル、Cl”’− C4アルキル、−(CH2)、OH,−(CH2) 1lCOOH(水酸基は保 護されていてもよく、mは1〜4であり、nは1〜3であるが、C−c4アルキ ルは上記の酸素含有ラジカルの1個が存在する場合のみ存在する。); (2) −3H,−3C,−C4アルキル、−5oc、〜C4アルキル、 S O2Ct  −C4アルキル、−S O2N (Cl−、Ci、アルキル)2、C1〜C4 アルキル−(CH2)、SH,−3−(CH2)。−〇−COCH3(mは1〜 4であり、nは1〜3であるが、Cl−04アルキルは上記の硫黄含有ラジカル の1個が存在する場合のみ存在する。); (3)保護されていてもよいN(R ) (R3は独立してHまたはC−C,アルキルである。)で置換されていでも よい単環式芳香族ラジカルであって、この場合はモノアリール環はさらにC1〜 C4アルキルで置換されていてもよく;または(4)2−または4−ピリジル、 2−ピロリル、2−フリルまたはチオフェニルから選択されるヘテロ環ラジカル であり、R’、R’、R6は各々水素およびメチルから選択される。]の]17 β−アシルー4−アザー5αアンドロスト−1−エン−3−オン化合物および薬 剤的に許容されつるその塩である場合も好ましい。 本発明方法に係る化合物の好ましい態様は、上記構造式IAの化合物において、 点線が二重結合であり、Rが水素またはメチルであり、R2が炭素数4〜10の 分岐したアルキルまたはシクロアルキルであり RIおよびR#が水素である化 合物である。 本発明の別の態様は、上記構造式Iの化合物において、R2がフェニルまたは上 記置換基を有するフェニルである化合物であり、R2が、フェニル、2−13− もしくは4−トリル、キシリル、2−ブロモフェニル、2−クロロフェニル、2 .6−ジクロロフェニル、2.6−ジブロモフェニル、アミノフェニル、N−ア ルキルアミノフェニル、N、N−ジアルキルアミノフェニル、4−ビフェニル、 3−ビフェニル、ナフチル、アントラシル、フェナントリル、チオフェニル、メ チルチオフェニル、メチルスルフィニル、フェニル、メチルスルホフェニル、ア ミノスルホフェニル、チオエチルフェニル、アセトキシメチルチオフェニル、1 7β−(4−ヒドロキシフェニル)、17β−(3−ヒドロキシフェニル)、1 7β−(3,4−ジヒドロキシフェニル)または17β−(3,5−ジメチル− 4−ヒドロキシフェニル)である場合を含む。 本発明の代表的化合物は以下の通りである。 17β−(フェニルカルボニル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンドロスト −1−エン−3−才ン:17β−(2−トリルカルボニル)−4−アザ−4−メ チル−5α−アンドロストー1−エン−3−オン;17β−(3−トリルカルボ ニル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;1 7β−(4−トリルカルボニル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンドロスト −1−エン−3−オン;17β−(2−ブロモフェニルカルボニル)−4−アザ −4−メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(2−クロ ロフェニルカルボニル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1−エ ン−3−オン;17β−(2,6−ジクロロフエニルカルボニル)−4−アザ− 4−メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(2,6−ジ ブロモフェニルカルボニル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1 −エン−3−オン;17β−(キシリルカルボニル)−4−アザ−4−メチル− 5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(t−ブチルカルボニル) −4−アザ−5α−アンド17β−(イソオクチルカルボニル)−4−アザ−5 α−アンドロスト−1−エン−3−オン。 17β−(n−オクチルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エ ン−3−オン: 17β〜(1,1−ジエチルブチルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロス ト−1−エン−3−オン:17β−(ネオペンチルカルボニル)−4−アザ−5 α−アンドロスト−1−エン−3−オン: 17β−(t−アミルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン −3−オン: 17β−(t−へキシルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エ ン−3−オン; 17β−(シクロへキシルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1− エン−3−オン; 17β−(シクロペンチルカルボニル)−4−アザ−5α−アノドロスト−1− エン−3−オン; 17β−(ベンジルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン− 3−オン; 17β−(2−ピリジルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エ ン−3−オン; 17β−(4−ピリジルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エ ン−3−オン; 17β−(2−ピロリルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エ ン−3−オン; 17β−(2−フリルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン −3−オン; 17β−(2−チオフェニルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1 −エン−3−オン; 17β−(2−アダマンチルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1 −エン−3−オン; 17β−(フェニルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン− 3−オン: 17β−(2−トリルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン −3−オン; 17β−(3−トリルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン −3−オン; 17β−(4−トリルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン −3−オン; 17β−(2−ブロモフェニルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト− 1−エン−3−オン;17β−(2−クロロフェニルカルボニル)−4−アザ− 5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(2,6−シクロロフエニ ルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β −(2,6−ジブロモフェニルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト− 1−エン−3−オン;17β−(キシリルカルボニル)−4−アザ−5α−アン ドロスト−1−エン−3−オン。 17β−(フェニルエチル)カルボニル−4−アザ−5α−アンドロスト−1− エン−3−オン; 17β−(4−ジメチルアミノフェニルカルボニル)−4−アザ−5α−アンド ロスト−1−エン−3−オン;17β−(3−ジメチルアミノフェニルカルボニ ル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン。 17β−(3,4−ジメチルアミノフェニルカルボニル)−4−アザ−5α−ア ンドロスト−1−エン−3−オン:17β−(3,5−ジメチル−4−ジエチル アミノフェニルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3− オン; 17β−(4−N−メチルアミノメチルフェニルカルボニル)−4−アザ−5α −アンドロスト−1−エン−3−オン;または 17β−(2−N−エチルアミノ−4−エチルフェニルカルボニル)−4−アザ −5α−アンドロスト−1−エン−3−オン。 17β−(4−フェニルベンゾイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エ ン−3−オン: 17β−(3−フェニルベンゾイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エ ン−3−オン; 17β−(4−ビフェニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3− オン; 17β−(1−ナフチル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オ ン。 17β−(2−ナフチル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オ ン; 17β−(1−フエナントリル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン− 3−オン。 17β−(2−フェナントリル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン− 3−オン; 17β−(1−ビフェニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3− オン; 17β−(9−アントラシル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3 −オン; 17β−(4−チオフェニルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1 −エン−3−オン。 17β−(3−チオフェニルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1 −エン−3−オン; 17β−(4−メチルチオフェニルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロス ト−1−エン−3−オン;17β−(4−メチルスルフィニルフェニルカルボニ ル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(4−メ チルスルホフェニルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン− 3−オン:17β−(3−メチルスルフィニルフェニルカルボニル)−4−アザ −5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(4−N、N−ジメチル アミノスルホフェニルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン −3−オン;17β−(2−エチル−4−メチルチオフェニルカルボニル)−4 −アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(4−チオエチル フェニルカルボニル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1−エン −3−オン。 17β−(4−アセトキンメチルチオフェニルカルボニル)−4−アザ−4−メ チル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン。 17β−(2−メチル−4−メチルチオフェニルカルボニル)−4−アザ−4− メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン: 17β−(2−メチル−4−メチルスルフィニルフェニルカルボニル)−4−ア ザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン。 17β−(2−イソプロピル−4−メチルスルホフェニルカルボニル)−4−ア ザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1−ニンー3−オン; 17β−(4−メチルチオフェニルカルボニル)−4−アザ−4−メチル−5α −アントロスタン−3−オン;17β−(4−メチルスルフィニルフェニルカル ボニル)−4−アザ−4−メチル−5α−アントロスタン−3−オン;17β− (4−メチルスルホフェニルカルボニル)−4−アザ−4−メチル−5α−アン トロスタン−3−オン;17β−(4−ヒドロキシフェニル)−4−アザ−5α −アンドロスト−1−エン−3−オン; 17β−(3−ヒドロキシフェニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エ ン−3−オン; 17β−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−4−アザ−5α−アンドロスト− 1−エン−3−オン;17β−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル) −4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(4−ヒドロ キシメチルフェニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン; 17β−(2−ヒドロキシエチルフェニルカルボニル)−4−アザ−5α−アン ドロスト−1−エン−3−オン;17β−(4−メトキシフェニル)−4−アザ −5α−アンドロスト−1−エン−3−オン; 17β−(4−カルボキシメチルフェニル)−4−アザ−5α−アンドロスト− 1−エン−3−オン;17β−(4−ヒドロキシフェニル)−4−アザ−4−メ チル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン:17β−(3−ヒドロキシフ ェニル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン; 17β−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−4−アザ−4−メチル−5α−ア ンドロスト−1−エン−3−オン:17β−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ シフェニル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オ ン。 17β−(4−ヒドロキシメチルフェニル)−4−アザ−4−メチル−5α−ア ンドロスト−1−エン−3−オン;17β−(2−ヒドロキシエチルフェニルカ ルボニル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン ;17β−(4−メトキンフェニル)−4−アザ−4−メチル−5α−アンドロ スト−1−エン−3−オン;17β−(4−カルボキシメチルフェニル)−4− アザ−4−メチル−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン;および17β− (4−カルボキシフェニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3− オンならびに上記で挙げた各化合物の4−水素置換基がメチルまたはエチルラジ カルで置き替わった対応の化合物。 本発明の式IAの化合物は、公知ステロイドエステルであるの17β−(カルボ メトキシ)−4−アザ−5α−アントロスタン−3−オンを出発物質とする方法 により製造できる。この方法は、(1)該出発物質を脱水素してA環の1.2− 位に二重結合を含む対応の化合物を作り、(2)17−カルボメトキン置換基を 17β−アシル置換基に変換し、所望により、(3)A環の窒素をアルキル化し てA環に4−メチルまたは4−エチル置換基を導入する工程を含む。脱水素工程 に際しては、4−アザ窒素が未置換であることが好ましい。脱水素工程は、例え ばDolliB cl tl、のジクロロジシアノベンゾキノン法、 IAC3 (19881,VO2,11G、99.3318−33191m従ッテ行うこと ができる。 工程(2)は、1つ以上の化学工程から成ることがあり、また所望により、工程 (1)の前、または工程(1)もしくは工程(3)の後に行ってもよい。 本発明の方法によれば、本発明の物質は、(1)クロロベンゼン還流下で17β −アルコキシカルボニル−4−アザ−5α−アントロスタン−3−オン化合物1 11をベンゼンセレン酸無水物などの脱水素剤とともに加熱して17β−アルコ キシカルボニル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン1vを生 成し、(2)工程1で生成した5α−アンドロスト−1−エン−3−オン化合物 をジメチルホルムアミドなどの不活性溶媒中、無水条件下で水素化ナトリウムと 反応させ、(3)得られた反応混合物をヨウ化アルキル(メチルまたはエチル) と接触させて対応する17β−アルコキノカルボニル−4−アルキル−4−アザ −5α−アンドロスト−1−エン−3−オンVを生成し、(4)次いで、還流温 度下、該17β−アルコキシカルボニル−4−アルキル−4−アザ−5α−アン ドロスト−1−エン−3−オンを水性メタノール性水酸化カリウムなどの強塩基 で加水分解した後、酸性化して得られるステロイド酸=17β−カルボキシ−4 −アルキル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンv1を単離し 、(5)次いで、該ステロイド酸を、不活性溶媒中でトリフェニルポスフィンお よび2.2′−ジピリジルジスルフィドとともに還流することにより対応する2 −チオピリジルエステルに変換し、得られる物質=17β−(2−ピリジルチオ カルボニル)−4−アルキル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3− オンVl+をシリカ上のクロマトグラフィーにより単離し、(6)次いで、該ピ リジルチオエステルをテトラヒドロフラン中で塩化5ec−ブチルマグネシウム などのR−LiまたはR2−MgX (X=CI、Br)と反応させて所望の物 質、例えば17β−(sec−ブチルカルボニル)−4−アルキル−4−アザ− 5α−アンドロスト−1−エン−3−オンYll+を生成し、これをシリカゲル クロマトグラフィーにより単離することにより生成する。前述の反応を、塩化5 ec−ブチルマグネシウムの代ゎりにRMgXまたはR2−Li化合物を用いて 行うと、対応する17β−(アシル)−4−アルキル−4−アザ−5α−アンド ロスト−1−エン−3−オン(アシルはR2カルボニルである。)が合成される 。 本発明の方法によれば、対応する17β−アシル−4−アザ−5α−アンドロス ト−1−エン−3−オンxvは、上記反応工程を繰り返すが、その中の工程2、 すなわち4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンをナトリウムアミ ド、次いでヨウ化メチルまたはエチルで処理する工程を省くことにより、17β −(アルコキシカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3− オン1vから容易に合成される。 A環の窒素上に唯一の置換基として水素のみを有する本発明の化合物のさらに別 の製造方法によれば、A環の1.2−二重結合を最終工程で導入する。すなわち 、17β−アルコキンカルボニル−4−アザ−5α−アントロスタン−3−オン  111を加水分解して対応するステロイド酸1x:17β−カルボキシ−4− アザ−5α−アントロスタン−3−オンにし、次いで、対応するチオピリジルエ ステル:17β−(2−ピリジルチオカルボニル)−4−アザ−5α−アントロ スタン−3−オンXに変換した後、そのエステルをR2MgXまたはR2−Li 化合物(R2は上記で定義したとおりである。)で処理して17β−(アシル) −4−アザ−5α−アントロスタン−3−オンx1を生成し、前述したように脱 水素して化合物XIYの17β−(アシル)−4−アザ−5α−アンドロスト− 1−エン−3−オンを合成する。 出発物質がエステル、特にフローシート中の式111−Vに示すメチルエステル である場合の式■の化合物のさらに別の製造法では、グリニヤール試薬RMgX との反応によりR2部分がグリニヤール試薬と対応するケトン:17β−R2C O−を得る。 R#がメチルである16−メチル誘導体は、公知の16−メチル−17β−アシ ル−4−メチル−4−アザ−5α−アントロスタン−3−オン、例えば4,16 β−ジメチル−17β−アセチル−4−アザ−5α−アントロスタン−3−オン を、4−メチル−4−アザ化合物を脱水素する公知の方法により脱水素して製造 し、対応する4、16β−ジメチル−17β−アセチル−4−アザ−5α−アン ドロストー1−エン−3−オンを得る。 上記反応を下記のフローシートで図式的に表す。 x +t z−14qジlb+第2“おる[式中、Xは2−ピリジルチオ置換基 であり、R2は上記で定義した通りである。] 上記の反応図において、R2がp−ヒドロキシビフェニルである場合は、適当な ブロモジフェニルフェノール、例えばp−ブロモジフェニルフェノールとともに 出発し、フェノール性OHを通常の保護基(例えばトリオルガノシリル、すなわ ち1−ブチルジメチルシリル)で保護し、グリニヤール反応を行い、次いで、例 えば、フッ化テトラブチルアンモニウム水溶液を還流させることによりシリル基 を脱離することにより得ることができる。 本発明に有用な適するグリニヤール試薬を生成するための他のハロゲン置換ベン ゼンは、本明細書の記載から当業者には明らかであろう。 本明細書で使用する「保護されたヒドロキシ」は、”P+oleelive G +oap+ In O「ganic 5Blhcsis” b7 Theodo +s W。 Greeae、 Wiley−1nle++cisnce、1981. New  Tolkに記載されているような通常の保護基で保護することのできるアルコ ール性またはカルボン酸−OHを意味する。好ましいのは、トリオルガノシリル 、例えばt−ブチルジメチルシリル、フェニルジメチルシリル、ジフェニルジメ チルシリルなどである。 本明細書で使用する「C1〜C4アルキル」はメチル、エチル、プロピル、イソ プロピル、n−ブチル、イソブチル、5ec−ブチルおよびt−ブチルなどの鎖 状または分岐したアルキルを意味する。 この反応図をチオフェニル置換Rを含むR2MgXまたはR2−Li化合物(例 えば塩化p−メチルチオフェニルマグネシウム)を使用して行うと、対応する1 7β−(置換チオベンゾイル)−4−アルキル−4−アザ−5α−アンドロスト −1−エン−3−オン(フェニルがR2である。)が製造される。 本発明の範囲内に含まれる物質全てに対するグリニヤール試薬: R2M g  Xは入手可能であり、あるいは、当業者であれば容易に合成できる。例えば、R がC−04アルキルチオフェニルである場合は、適当なC−C4アルキルチオブ ロモベンゼン(例えば、p−メチルチオブロモベンゼン)から生成できる。 生成した01〜C4アルキルチオベンゼンを使用すると、例えばm−クロロ過安 息香酸で酸化することによりさらに01〜Cアルキルスルホキシドを合成するこ とができる。得られたスルホキシドは、m−クロロ過安息香酸との反応を長時間 行ってさらに酸化すると、C1−04アルキルスルホンになる。 さらに)スルホキシドをpHg+se+e+転位に使用すると、対応のチオール が生成する。 一3o N (C,−C4アルキル)2置換フエニル(R)は、適当なブロモベ ンゼン(例えばp−N、N−ジメチルアミノスルホブロモベンゼン)から生成さ れ、これは、グリニヤール反応に直接使用されて最終物質になる。 フェニル環上のチオアルキル基、すなわち−(CH2)。 SH(mは1〜4である。)は、臭化アルコキシアルキルフェニル: B r− C6H4−(CH2)、OCH3から4工程を経て容易に得られる。上記のブロ モアルキルフェニル誘導体から合成したグリニヤール試薬をチオピリジルエステ ルに直接付加するとケト誘導体、すなわち17β−(4−メトキシアルキルベン ゾイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンが得られる。こ の化合物は、−70℃でB B r 3によりチオ類似体に容易に変換されてヒ ドロキシアルキル誘導体になり、次いでハロゲン(例えば臭素)で置換し、その ハロゲン化化合物をNa SH置換により変換すると最終のメルカプト化合物が 得られる。反応図において該ピリジルチオエステルをR2−LiまたはR2Mg X (X=CI、B r)化合物(塩化p−ジメチルアミノフェニルマグネシウ ムなど)と反応させる場合は、この反応をテトラヒドロフラン中で行って所望の 物質である17β−(p−ジメチルアミノフェニル−カルボニル)−4−アルキ ル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンVl11を生成し、シ リカゲルクロマトグラフィーにより単離する。 本発明の範囲内に含まれるアミノフェニル物質全てに対するグリニヤール試薬: R2MgXは入手可能であり、また、当業者であれば容易に合成できる。 該グリニヤール試薬がフェノール型R2部分を含む反応の場合は、該ピリジルチ オエステルをテトラヒドロフラン中でR2−LiまたはR2MgX (X=C1 ,B r)グリニヤール試薬(塩化p−メトキシフェニルマグネシウムなど)と 反応させて所望の物質である17β−(p−メトキシフェニルカルボニル)=4 −アルキル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンv11!を生 成し、シリカゲルクロマトグラフィーにより単離する。この反応を、塩化p−メ トキシフェニルマグネシウムの代わりに別のR2MgXまたはR2−Li化合物 を使用して行うと、対応する17β−(置換ベンゾイル)−4−アルキル−4− アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン()工二ルがR2ある。)が得 られる。 本発明の範囲内に含まれる物質全てに対するグリニヤール試薬:R2MgXは入 手可能であり、また、当業者であれば容易に合成できる。 例えば、R2がヒドロキシフェニルである場合は、適当なブロモフェノール、例 えばp−ブロモフェノールとともに出発し、フェノール性OHを通常の保護基( 例えばトリオルガノシリル、すなわちt−ブチルジメチルシリル)で保護してグ リニヤール反応を行い、次いで、例えば、フッ化テトラブチルアンモニウム水溶 液を還流させることによりシリル基を脱離することにより得ることができる。 R2がヒドロキシエチルフェニルである場合は、p−ヒドロキシメチルブロモベ ンゼンまたはp−ヒドロキシエチルブロモベンゼンなどの適当なヒドロキシアル キルブロモフェノールとともに出発し、同様にして保護基導入を行う。 R2がカルボキノフェニルである場合は、上記のよう各こ生成した適当なヒドロ キシメチルベンゼン(例えばp−ブロモヒドロキシメチルベンゼン)のクロム酸 酸化により得ることができる。 R2が−0−C−Cアルキルである場合は、適当なプロモー0−01〜C4アル キルベンゼン(例えばp−メトキンブロモベンゼン)をグリニヤール反応に使用 する。 本発明に有用な適するグリニヤール試薬を生成するための他のハロ置換ベンゼン は、本明細書の記載から当業者には明らかであろう。 本明細書で使用する「保護されたヒドロキシ」は、’P+oltclit+ G +onp+ In O+gtoie 571Ilhe+i+” b7 Theo do目W、Gteene、 Wile7−1ole++eienec、198+ 、 New Tolkに記載されているような通常の保護基で保護することので きるアルコール性またはカルボン酸−OHを意味する。好ましいのは、トリオル ガノシリル基、例えばt−ブチルジメチルシリル、フェニルジメチルシリル、ジ フェニルジメチルシリルなどである。 また、遺伝性脱毛症の治療のためにミノキシジルと併用してIAのケトン還元物 質を使用する場合も本発明の範囲内であり、該物質は下記式: [式中、Rは水素、メチルおよびエチルから選択され;R2は(a)炭素数1〜 12の直鎖または分岐したアルキルまたはシクロアルキルから選択され、1個以 上のC−02アルキルまま たはハロゲンで置換されていてもよい一価のラジカル、(b)ベンジルまたはフ ェネチルから選択されるアラルキルラジカル、(C)1個以上の−OH,保護さ れた一OH,−QC,〜C4アルキル、C−04アルキル、110ゲンまたはニ トロで置換されていてもよい多環式芳香族ラジカル、(d)1個以上の下記置換 基: (1)−OH,−QC,〜C4アルキル、Ct ”” C4アルキル、−(CH ’) OH,−(CH2) lIC0OH(水酸基は保護2 の されていてもよく、mは1〜4であり、nは1〜3であるが、C−Cアルキルは 上記の酸素含有ラジカルの1個が存在する場合のみ存在する。)。 (2)−3H,−3C,〜C4アルキル、−5oc、〜C4アルキル、S O2 C1〜C4アルキル、−5o2N (C,〜Cアルキル) 、C−04アルキル −(CH) SH。 4 2 1 2m −3−(CH2) 1l−0−COCH3(mは1〜4であり、nは1〜3であ るが、Cl−04アルキルは上記の硫黄含有ラジカルの1個が存在する場合のみ 存在する。);(3)保護されていてもよいN(R)(R3は独立してHまたは C+ ”” C4アルキルである。):を有していてもよい単環式芳香族ラジカ ルであり、この場合はモノアリール環がさらに01〜C4アルキルで置換されて いてもよく、または(4)2−もしくは4−ピリジル、2−ピロリル、2−フリ ルまたはチオフェニルから選択されるヘテロ環ラジカルであり;R′、R′およ びR#は水素またはメチルであり1点線は、存在するならば二重結合を表す。コ の第二アルコールならびに薬剤的に許容されうるその塩およびエステルである。 これらの化合物は、A環のアミドカルボニルまたは1,2−二重結合(存在する 場合)は還元しないで、R2に結合したカルボニルのみを通常の水素化ホウ素ナ トリウム還元により還元することにより製造できる。R2フェニルがカルボニル 官能基を含む場合は、それを選択的に保護し、常法により水素化ホウ素還元した 後に再生させることができる。 水素化ホウ素還元は、例えば水または水性メタノール中、室温から50℃の温度 で行うことができ、次いで、生成物を常法龜 により単離・精製する。また、その化合物は、遺伝性脱毛\の治療における5α −リダクターゼ阻害剤としての活性を有する。 上記方法に従って製造される本発明の化合物は、すでに述べたように、αl−ア ドレナリン作用性レセプタ遮断薬との併用においてBPHの治療に有効な物質で ある。 非4−アザステロイドの17β−置換ステロイド5α−リダクターゼ阻害剤は公 知であり、Sm1lbKline Beck■11111が開発したものが挙げ られ、USP4,882.319 (Hallら)、USP4,910.226  (Iloltら)、EPO公開0289327 (USP4,910.226 )、EPO公開0277002 (USP4,888.336)、EPO公開0 343954、EPO公開0375344(USP4,937.237) 、E PO公開0375347(USP4,970,205) 、EPO公開0375 349(USP5,026,882)に開示されている。 本発明において、17β−置換非アザステロイドは、下記式。 [式中、A環は2個までの二重結合を有し、81CおよびD環は破線で示した箇 所に最適な二重結合を有するが、ASBおよびC環は隣接した二重結合を持たず 、D環は、R3が2個の置換基または2価の置換基を表す場合は016〜C1□ 二重結合を持たず;Zは(CH2)。(nは0または2)であるが、二重結合に 隣接する場合は(CH) であり、XはH,Cl5F。 Br、I、CF またはC1−6アルキルであり;YはH1CF 、F、CIま たはCHであるが、Cs −06二重結合かない場合はHであり;R1はHまた はC1−8アルキルであり;R2は存在しないか、HまたはCHとして存在する が、R2が結合した炭素が不飽和である場合は存在せず:R3は(1)α−水素 またはα−ヒドロキシまたはα−アセトキシおよび/または (a) 0 [式中、Wは結合を表すかCl−12アルキリデンであり;R4は(i)水素、 (ii)ヒドロキシ、(口1) C1−8アルキル、(lマ)ヒドロキシCl− 8アルキル、(v)C,8アルコキシ、(マ1)NRR(RおよびRは各々独立 して水素、C1−8アルキル、C3−6シクロアルキル、フェニルであるか、ま たはRおよびR6が窒素と一緒になって飽和5〜6員環を表す。)、または(マ ii+ OR(Rは水素、アルカリ金属、018アルキル、ベンジルである。) である。]または、(b)−Alk−OR[式中、AlkはCl−12アルキリ デンであり:R8は(+)フェニルC16アルキルカルボニル、(;+) C5 −、oシクロアルキルカルボニル、(目i)ベンゾイル、(1マ)C1−8アル コキシカルボニル、(V)アミノカルボニルもしくはC1−8アルキル置換アミ ノカルボニル、(マ1)水素、または(マiil C,8アルキルである。]、 (2)=CH−W−Co−R’ *たl!=CH−W−R8(Wi!結合を表す かCアルキリデンであり;R4およびR8は上記で定義した通りであり、Rは水 素またはC1−20アルキルカルボニルであってもよい。)、 c式中、破線結合は17−α−水素と置き替わる。]、(4)α−水素およびN HCOR(RはC1−12アルキルである。)またはNRR(RおよびR6は上 記で定義した通りである。)、 (5)α−水素およびシアノ、 である。ただし、(i)B環がC−C6二重結合を有し、R1がCHであり、R 3がケト、メトキシカルボニルまたはアセチルであるか、(ii)A−ノル環が C−04二重結合を有し、R3がアセトキシまたはアセチルであるか、(iii ) R1がCHであり、R3がアセトキシまたはアセチルであるか、(1マ)A −ノル環がC3〜C4二重結合を有し、Rがメチルであるか、(v)B環がC3 〜C4二重結合を有し、Rがβ−ヒドロキシである化合物は除く。コであるか、 薬剤的に許容されうるその塩である。 合成および特性が上記の米国特許に開示されている代表的化合物としては、下記 のものおよび薬剤的に許容されうるその塩が挙げられる。 4−メチル−4−アザ−5α−8(14)−プレグネン−3−オン−(20R) −20−カルボン酸;(2OR)−ヒドロキシメチル−4−メチル−4−アザ− 5α−8(14)−プレグネン−3−オン;4−メチル−4−アザ−5α−8( 14)−アンドロステン−3−オン−17β−N、N−ジイソプロピルカルボキ サミド;17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−ニスドロー1. 3.5 (10)−1−リエンー3−ホスホン酸:17β−(N−t−ブチルカ ルボキサミド)−ニスドロー133.5 (10)−トリエン−3−ホスホン酸 ;17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−二スドロー1.3.5  (10)、16−テトラエン−3−ホスホン酸;17β−(N−t−ブチルカ ルボキサミド)−ニスドロー1゜3.5 (10)、16−テトラエン−3−ホ スホン酸;17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−ニスドロー1 .3.5 (10)、6.8−ペンタエン−3−ホスホン酸: 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−2−メチルニスドロー1 .3.5 (10)−トリエン−3−ホスホン酸: 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−4−メチルニスドロー1 .3.5 (10)−1−リエンー3−ホスホン酸: 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−ニスドロー1.3.5  (10)、6−テトラエン−3−ホスホン酸;17β−(N、N−ジイソプロピ ルカルボキサミド)−2−クロロニスドロー1.3.5 (10)−トリエン− 3−ホスホン酸; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−4−クロロニスドロー1 .3.5 (10)−トリエン−3−ホスホン酸: 17β−(N−ブチルカルボキサミド)−二スドロー1.3゜5 (10)−ト リエン−3−カルボン酸;17β−(N−ブチルカルボキサミド)−二スドロー 1,3゜5 (10)、16−テトラエン−3−カルボン酸;17β−(N、N −ジイソプロピルカルボキサミド)−ニスドローL 3,5 (10)−1−ジ エン−3−ホスフィン酸:17β−(N−t−ブチルカルボキサミド)−ニスド ロー1゜3.5 (10)−1−ジエン−3−ホスフィン酸;17β−(N、N −ジイソプロピルカルボキサミド)−2−メチルニスドロー1.3.5 (10 )−トリエン−3−ホスフィン酸; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−4−メチルニスドロー1 .3.5 (10)−トリエン−3−ホスフィン酸; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−2−クロロニスドロー1 .3.5 (10)−1−ジエン−3−ホスフィン酸: 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−4−クロロニスドロー1 .3.5 (10)−トリエン−3−ホスフィン酸; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−1,3゜5 (10)、 16−テトラエン−3−ホスフィン酸;17β−(N−t〜ブチルカルボキサミ ド)−ニスドロー1゜3.5 (10)、16−テトラエン−3−ホスフィン酸 :17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−二スドロー1.3.5  (10)、6.8−ペンタエン−3−ホスフィン酸; 17β−(N、N〜ジイソプロピルカルボキサミド)−二スドロー1.3.5  (10)、6−テトラエン−3−ホスフィン酸;17β−(N、N−ジイソプロ ピルカルボキサミド)−二スドロー1,3.5 (10)−1−ジエン−3−ホ スホン酸;17β−(N−t−ブチルカルボキサミド)−ニスドロー1゜3.5  (10)−トリエン−3−ホスホン酸;17β−(N、N−)イソプロピルカ ルボキサミド)−ニスドローL 3,5 (10)、16−テトラエン−3−ホ スホン酸;17β−(N−t−ブチルカルボキサミド)−ニスドロー1゜3.5  (10)、16−テトラエン−3−ホスホン酸;17β−(N、N−ジイソプ ロピルカルボキサミド)−二スドロー1.3.5 (10)、6.8−ペンタエ ン−3−ホスホン酸、 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−2−メチルニスドロー1 .3.5 (10)−トリエン−3−ホスホン酸: 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−4−メチルニスドロー1 .3.5 (10)−1リエンー3−ホスホン酸; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−二スドロー1.3.5  (10)、6−テトラエン−3−ホスホン酸;17β−(N、N−ジイソプロピ ルカルボキサミド)−2−クロロニスドローL 3,5 (10)−トリエン− 3−ホスホン酸; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−4−クロロニスドロー1 .3.5 (10)−1−ジエン−3−ホスホン酸; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−二スドロー1.3.5  (10)−トリエン−3−スルホン酸:17β−(N−t−ブチルカルボキサミ ド)−ニスドロー1゜3.5 (10)−トリエン−3−スルポン酸;17β− (N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−二スドロー1.3.5 (10) 、16−テトラエン−3−スルホン酸;17β−(N−t−ブチルカルボキサミ ド)−ニスドロー1゜3.5 (10)、16−テトラエン−3−スルホン酸; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−ニスドロー1.3.5  (10)、6.8−ペンタエン−3−スルホン酸; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−2−メチルニスドロー1 .3.5 (10)−トリエン−3−スルホン酸。 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−4−メチルニスドロー1 .3.5 (10)−トリエン−3−スルホン酸; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−2−クロロニスドロー1 .3.5 (10)−トリエン−3−スルホン酸。 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−4−クロロニスドロー1 .3.5 (10)−1−ジエン−3−スルホン酸; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−アンドロスト−3,5− ジエン−3−ホスフィン酸;17β−(N−t−ブチルカルボキサミド)−アン ドロスト−3,5−ジエン−3−ホスフィン酸; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−5α−アンドロスト−3 −エン−3−ホスフィン酸;17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド )−5α−アンドロスト−2−エン−3−ボスフィン酸;17β−(N、N−ジ イソプロピルカルボキサミド)−アンドロスト−2,4−ジエン−3−ホスフィ ン酸;メチル−(17β−N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−アンドロ スト−3,5−ジエン−3−ホスフィン酸;20α−(ヒドロキシメチル)−5 α−ブレダン−3−エン−3−ホスフィン酸; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−4−フルオロ−5α−ア ンドロスト−3−エン−3−ホスフィン酸;20α−(ヒドロキシメチル)−4 −フルオロ−5α−ブレダン−3−エン−3−ホスフィン酸; 20α−(ヒドロキシメチル)−A−ツルー5α−ブレダン−1−エン−2−ホ スフィン酸; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−5α−アンド口スト−1 ,3−ジエン−3−ホスフィン酸;17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキ サミド)−5α−アントロスタン−3β−ホスフィン酸;17β−(N、N−ジ イソプロピルカルボキサミド)−二スドロー3.5 (10)−ジエン−3−ホ スフィン酸:17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−二スドロー 3.5−ジエン−3−ホスフィン酸;17β−(N、N−ジイソプロピルカルボ キサミド)−アンドロスト−3,5,11−トリエン−3−ホスフィン酸;20 α−(ヒドロキシメチル)−5α−プレダン−3−エン−3−カルボン酸: N、N−ジイソプロピル−5α−アンドロスト−3−エン−17β−カルボキサ ミド−3−カルボン酸;N、N−ジイソプロピル−アンドロスト−3,5−ジエ ン−17β−カルボキサミド−3−カルボン酸;17β−(N、N−ジイソプロ ピルカルボキサミド)−4−フルオロ−5α−アンドロスト−3−エン−3−カ ルボン酸;20α−(ヒドロキシメチル)−4−フルオロ−5α−ブレダン−3 −エン−3−カルボン酸; 20α−(ヒドロキシメチル)−A−ツルー5α−ブレダン−1−エン−2−カ ルボン酸; 17β−(N、N−ジイソブロピルカルボキサミドンー5α−アンドロスト−1 ,3−ジエン−3−カルボン酸;N−t−ブチル−アンドロスト−3,5−ジエ ン−17β−カルボキサミド−3−カルボン酸; N、N−ジイソプロピル−5α−アンドロスト−2−エン−17β−カルボキサ ミド−3−カルボン酸:N、N−ジイソプロピル−アンドロスト−2,4−ジエ ン−17β−カルボキサミド−3−カルボン酸:N、N−ジイソプロピル−5α −アントロスタン−17β−カルボキサミド−カルボン酸; N、N−ジイソプロピル−ニストロ−3,5(10)−ジエン−17β−カルボ キサミド−3−カルボン酸;N、N−ジイソプロピル−ニストロ−3,5−ジエ ン−17β−カルボキサミド−3−カルボン酸; 20α−(ヒドロキシメチル)−5α−プレダン−3−エン−カルボン酸; N、N−ジイソプロピル−5α−アンドロスト−3−エン−17β−カルボキサ ミド−3−カルボン酸;N、N−ジイソプロピル−アンドロスト−3,5−ジエ ン−17β−カルボキサミド−3−カルボン酸;17β−(N、N−ジイソプロ ピルカルボキサミド)−4−フルオロ−5α−アンドロスト−3−エン−3−カ ルボン酸;17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−アンドロスト −3,5,11−hリエンー3−カルボン酸;17β−(N、N−ジイソプロピ ルカルボキサミド)−アンドロスト−3,5−ジエン−3−チオカルボン酸;1 7β−(N−t−ブチルカルボキサミド)−アンドロスト−3,5,11−トリ エン−3−カルボン酸;17β−(N−t−ブチルカルボキサミド)−アンドロ スト−3,5−ジエン−3−チオカルボン酸:N−t−ブチル−アンドロスト− 3,5−ジエン−17β−カルボキサミド−3−カルボン酸; N、N−ジイソプロピル−アンドロスト−3,5−ジエン−17β−カルボキサ ミド−3−カルボン酸:20α−(ヒドロキシメチル)−3α−プレダン−3− エン−3−カルボン酸; 20α−(ヒドロキシメチル)−4−フルオロ−5α−プレダン−3−エン−3 −カルボン酸; 3−カルボメトキシ−N、N−ジイソプロピル−アンドロスト−3,5−ジエン −17β−カルボキサミド;17β−N、N−ジイソプロピルカルボキサミド− 5α−アンドロスト−1,3−ジエン−3−カルボン酸:N、N−ジイソプロピ ル−5α−アンドロスト−2−エン−17β−カルボキサミド−3−カルボン酸 ;N、N−ジイソプロピル−アンドロスト−2,4−ジエン−17β−カルボキ サミド−3−カルボン酸;N、N−ジイソプロピル−5α−アントロスタン−1 7β−カルボキサミド−3β−カルボン酸; N、N−ジイソプロピル−ニストロ−3,5(10)−ジエン−17β−カルボ キサミド−3−カルボン酸;N、N−ジイソプロピル−ニストロ−3,5−ジエ ン−17β−カルボキサミド−3−カルボン酸; N−t−ブチル−アンドロスト−3,5−ジエン−17β−カルボキサミド−3 −カルボン酸; N、N−ジイソプロピル−アンドロスト−3,5−ジエン−17β−カルボキサ ミド−3−カルボン酸;20α−(ヒドロキシメチル)−4−フルオロ−5α− プレダン−3−エン−3−カルボン酸; N、N−ジイソプロピル−5α−アンドロスト−3−エン−17β−カルボキサ ミド−3−カルボン酸;17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)− 4−フルオロ−5α−アンドロスト−3−エン−3−カルボン酸;17β−(N 、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−4−フルオロ−アンドロスト−3,5 −ジエン−3−カルボン酸;3−カルボメトキシ−N、N−ジイソプロピル−ア ンドロスト−3,5−ジエン−17β−カルボキサミド;17β−N、N−ジイ ソプロピルカルボキサミド−5α−アンドロスト−1,3−ジエン−3−カルボ ン酸;N、N−ジイソプロピル−5α−アンドロスト−2−エン−17β−カル ボキサミド−3−カルボン酸;N、N−ジイソプロピル−アンドロスト−2,4 −ジエン−17β−カルボキサミド−3−カルボン酸;N、N−ジイソプロピル −5α−アントロスタン−17β−カルボキサミド−3β−カルボン酸; N、N−ジイソプロピル−ニストロ−3,5(10)−ジエン−17β−カルボ キサミド−3−カルボン酸。 N、N−ジイソプロピル−ニストロ−3,5−ジエン−17β−カルボキサミド −3−カルボン酸; 17β−(N−t−ブチルカルボキサミド)−アンドロスト−3,5,11−ト リエン−3−カルボン酸;17β−(N−t−ブチルカルボキサミド)−アンド ロスト−3,5−ジエン−3−チオカルボン酸;N−t−ブチル−5α−アンド ロスト−3−エン−17β−カルボキサミド−3−カルボン酸; 17β−(N−t−ブチルカルボキサミド)−6−フルオロ−5α−アンドロス ト−3−エン−3−カルボン酸;17β−(N−t−ブチルカルボキサミド)− 6−フルオロ−アンドロスト−3,5−ジエン−3−カルボン酸;3−カルボメ トキシ−N−t−ブチル−アンドロスト−3,5−ジエン−17β−カルボキサ ミド; 17β−N−t−ブチルカルボキサミド−5α−アンドロスト−1,3−ジエン −3−カルボン酸; N−t−ブチル−5α−アンドロスト−2−エン−17β−カルボキサミド−3 −カルボン酸; N−t−ブチル−アンドロスト−2,4−ジエン−17β−カルボキサミド−3 −カルボン酸: N−t−ブチル−5α−アントロスタン−17β−カルボキサミド−3−カルボ ン酸; 20α−(ヒドロキシメチル)−A−ツルー5α−ブレダン−1−エン−2−カ ルボン酸; 17β−(N−t−ブチルカルボキサミド)−アンドロスト−3,5,11−ト リエン−3−カルボン酸;17β−(N−t−ブチルカルボキサミド)−アンド ロスト−3,5−ジエン−3−チオカルボン酸;N−t−ブチル−5α−アンド ロスト−3−エン−17β−カルボキサミド−3−カルボン酸: 17β−(N−t−ブチルカルボキサミド)−6−フルオロ−5α−アンドロス ト−3−エン−3−カルボン酸:17β−(N−t−ブチルカルボキサミド)− 6−フルオロ−アンドロスト−3,5−ジエン−3−カルボン酸;3−カルボメ トキシ−N−t−ブチル−アンドロスト−3,5=ジエン−17β−カルボキサ ミド; 17β−N−t−ブチルカルボキサミド−5α−アンドロスト−1,3−ジエン −3−カルボン酸; N−t−ブチル−5α−アンドロスト−2−エン−17β−カルボキサミド−3 −カルボン酸; N−t−ブチル−アンドロスト−2,4−ジエン−17β−カルボキサミド−3 −カルボン酸; N−t−ブチル−5α−アントロスタン−17β−カルボキサミド−3−カルボ ン酸; N−t−ブチル−ニスドロー3.5 (10)−ジエン−17β−カルボキサミ ド−3−カルボン酸; N−t−ブチル−ニスドロー3,5−ジエン−17β−カルボキサミド−3−カ ルボン酸; N−t−ブチル−ニスドロー3.5 (10)−ジエン−17β−カルボキサミ ド酸−3−カルボン酸;N−t−ブチル−ニスドロー3.5−ジエン−17β− カルボキサミド−3−カルボン酸; 20α−(t−ブチルジメチルシロキシメチル’)−3−(トリフルオロメチル スルホネート)−5α−ブレダン−3−エン;17β−(t−ブチルジメチルシ リロキシメチル)−3−(トリフルオロメチルスルホネート)−5α−アンドロ スト−3−エン; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−3−(トリフルオロメチ ルスルホネート)−アンドロスト−3,517β−(N、N−ジイソプロピルカ ルボキサミド)−3−(トリフルオロメチルスルホネート)−4−フルオロ−5 α−アンド口スト−1,3−ジエン; 20α−(t−ブチルジメチルシロキシメチル)−4−フルオロ−3−(トリフ ルオロメチルスルホネート)−5α−ブレダン−1,3−ジエン; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−3−(トリフルオロメチ ルスルホネート)−5α−アンドロスト−1,3−ジエン; 17β−(N−t−ブチルカルボキサミド)−3−()リフルオロメチルスルホ ネート)−アンドロスト−3,5−ジエン;17β−(N、N−ジイソプロピル カルボキサミド)−3−(トリフルオロメチルスルホネート)−5α−アンドロ スト−2−エン; 17β−(N、N−ジイソプロピルカルボキサミド)−3−(トリフルオロメチ ルスルボネート)−アンドロスト−2,4−ジエン: N−t−ブチル−アンドロスト−3,5−ジエン−3−ブロモ−17β−カルボ キサミド;および N、N−ジイソプロピル−アンドロスト−3,5−ジエン−3=プロモー17β −カルボキサミド。 また、本発明は、下記式IB・ [式中、Rは(a)Ct〜c6直鎖もしくは分岐鎖アルキル、C1−C4アルコ キシもしくはc1〜c4直鎖/分岐鑓アルキルで置換されていてもよい03〜c 12シクロアルキル、1個以上の−OH,−QC,〜c4アルキル、c1〜c4 アルキル、−(CH) OH,−(CH) C0OH(−081!保護2 1  2 n されていてもよく、mは1〜4であり、nは1〜3である。)で置換されていて もよいC6〜C12アリールもしくは07〜C13アラルキル;または(b)C ,〜C6直鎖もしくは分岐鎖アルキル、C1〜C4アルコキシもしくは01〜C 4直鎖/分岐鎖アルキルで置換されていてもよい03〜C12シクロアルキル、 1個以上の一〇F(、−QC〜Cアルキル、01〜C4アルキル、−(CH2) 、OH,−(CH2’) fiCOOH(−OHは保護されていてもよく、mは 1〜4であり、nは1〜3である。)で置換されていてもよいC6〜Cl2アリ ールもしくはC7〜C13アラルキルであり;R2はC0OH,So、Hlpo  (OH) 、pH(0)OHから選択される。〕の17β−アンルー3−カル ボキシアンドロスト−3,5−ジエンも提供する。 特に、R1がt−ブチル、シクロアルキル、フェニル、p−ヒドロキシフェニル 、■−アダマンチル、2−7ダマンチル、NH−t−ブチル、NH−イソブチル 、NH−シクロヘキシル、N1(−フェニル、NH−p−ヒドロキシフェニル、 NH−1−アダマンチル、NH−2−アダマンチルであり、R2がC0OHであ る化合物が挙げられる。 代表的化合物は以下の通りである。 17β〜(4−ヒドロキシフェニルカルボニル)−アンドロスタ−3,5−ジエ ン−3−カルボン酸;17β−ベンゾイル−アンドロスタ−3,5−ジエン−3 −カルボン酸; 17β〜シクロへキシルカルボニル−アンドロスタ−3,5−ジニン〜3−カル ボン酸; 17β−イソブチルカルボニル−アンドロスタ−3,5−ジエン−3−カルボン 酸; 17β−(4−とドロキシメチルフェニルカルバミル)−アンドロスタ−3,5 −ジエン−3−カルボン酸;17β−(2−ヒドロキシエチルフェニルカルボニ ル)−アンドロスタ−3,5−ジエン−3−カルボン酸;17β−(4−メトキ シフェニルカルボニル)−アンドロスタ−3,5−ジエン−3−カルボン酸; 17β−(4−カルボキシメチルフェニルカルボニル)−アンドロスタ−3,5 −ジエン−3〜カルボン酸;N−t−ブチル−アンドロスト−3,5−ジエン− 17β−カルボキサミド−3−カルボン酸; N−フェニル−アンドロスト−3,5−ジエン−17β−カルボキサミド−3− カルボン酸; N−1−アダマンチル−アンドロスト−3,5−ジエン−17β−カルボキサミ ド−3−カルボン酸;およびN−2−アダマンチル−アンドロスト−3,5−ジ エン−17β−カルボキサミド−3−カルボン酸。 また、ONOPhs+@tce暑1icsl C6,LTD、、 Oxgks、 Isp■が開発した非ステロイド性5α−リダクターゼ阻害剤も本発明に含まれ る公知の5α−リダクターゼ阻害剤であり、これらは、USP4,780,46 9、同4,847,275および同4.939,141、EPO公開01735 16および同0291245、ならびにUSP4.980,372に記載されて いる。また、EPO公開291247およびUSP5.037.852は、各々 、新規の縮合ベンズ(チオ)アミドおよびベンジルアミノフェニルブタン酸誘導 体を開示している。 ベンゾイルアミノフェノキンブタン酸誘導体は下記式:[式中、R′は水素また は炭素数1〜4のアルキルであり;Aは酸素原子、硫黄原子またはスルフィニル (SO)基であり;R1は共にメチルもしくは塩素であるか、または2個のR1 が結合しているベンゼン環の炭素原子と一緒になってシクロペンタン、シクロヘ キサンもしくはベンゼン環を形成し;R2は下[式中、Bは酸素、硫黄または式 :NR11(R11は水素または炭素数1〜4のアルキルである。)の基であり 、R3、R4、R5、R6、RおよびR8は独立して水素、炭素数1〜4のアル キル、ハロゲン、トリフルオロメチルまたはシクロブチルメチルであり、mは0 または1であり、nは1〜5の整数であり、R9は水素、炭素数1〜5のアルキ ルまたは下記式:%式%4 0式中、R、R、RおよびR15は独立して水素、炭素数1〜4のアルキル、ハ ロゲン、トリフルオロメチルまたはシクロブチルメチルであり、lは1〜4の整 数である。]の基であり、R1[lは下記式: %式% [式中、R、R、RおよびR15は独立して水素、炭素数1〜4のアルキル、ハ ロゲン、トリフルオロメチルまたはシクロブチルメチルであり、ビは1〜4の整 数である。]の基である。]の基を表す。]を有するか、その無毒性塩である。 合成および特性が上記で挙げた米国特許に開示されているこれら2種類の化合物 の各々の代表例は以下の通りである。 4− (2−(4−ベンジルオキシ−2,3−ジメチルベンゾイルアミノ)フェ ノキシコブタン酸; 4− (2−(4−(2−メチルベンジルオキシ)−2,3−ジメチルベンゾイ ルアミノコブタン酸; 4− (2−[4−(3−メチルベンジルオキシ)−2,3−ジメチルベンゾイ ルアミノ〕フェノキシ〕ブタン酸;4− (2−((4−メチルベンジルオキシ )−2,3−ジメチルベンゾイルアミノ〕フェノキシ〕ブタン酸;4− (2− (4−(2,6−シメチルベンジルオキシ)−2゜3−ジメチルベンゾイルアミ ノ〕フェノキシ〕ブタン酸;4− (2−(4−(4−エチルベンジルオキシ) −2,3−ジメチルベンゾイルアミノ〕フェノキシ〕ブタン酸;4− (2−[ 4−(4−プロビルベンジルオキシ)−2,3−ジメチルベンゾイルアミノ〕フ ェノキシ〕ブタン酸;4−(2−(4−(4−イソプロピルベンジルオキシ)− 2゜3−ジメチルベンゾイルアミノ〕フェノキシ〕ブタン酸;4− (2−(4 −(4−イソブチルベンジルオキシ)−2,3−ジメチルベンゾイルアミノ〕フ ェノキシ〕ブタン酸;4− (2−(4−(4−クロロベンジルオキシ)−2, 3−ジメチルベンゾイルアミノ〕フェノキシ〕ブタン酸;4− (2−(4−( 4−クロロブチルメチルベンジルオキシ)−2,3−ジメチルベンゾイルアミノ 〕フェノキシ〕ブタン酸;4− (2−(4−(2−フェニルエトキシ)−2, 3−ジメチ4− (2−(4−(3−フェニルプロポキシ)−2,3−ジメチル ベンゾイルアミノ〕フェノキシ〕ブタン酸;4− (2−(4−(4−フェニル ブトキシ)−2,3−ジメチルベンゾイルアミノ〕フェノキシ〕ブタン酸。 4− (2−(4−(5−フェニルペンチルオキシ)−2,3−ジメチルベンゾ イルアミノ〕フェノキシ〕ブタン酸;4− (2−(4−(1−(4−イソブチ ルフェニル)エトキシ)−2,3−ジメチルベンゾイルアミノ〕フェノキシ〕ブ タン酸;4− [2−(4−(4−プロピルベンジルオキシ)−2,3−ジメチ ルベンゾイルアミノ〕フェニルチオ〕ブタン駿;4− (2−(1−(4−イソ ブチルフェニル)エトキシ)−2゜3−ジメチルベンゾイルアミノ〕フェニルチ オ〕ブタン駿;4− (2−(4−(4−プロピルベンジルオキシ)−2,3− ジメチルベンゾイルアミノ〕フェニルスルフィニル〕ブタン酸;4− [2−( 4−(N−(4−トリフルオロメチルフェニルメチル)アミノ]−2.3−ジメ チルベンゾイルアミノ〕フェノキシ〕 ブタン酸; 4− (2−(4−(4−イソブチルベンジルオキシ)−5,6゜7.8−テト ラヒドロナフタレン−1−カルボニルアミノ〕フェノキシ〕ブタン酸; 4− (2−(4−(4−イソブチルベンジルオキシ)ナフタレン−1−カルボ ニルアミノ〕フェノキシ〕ブタン酸;4− (2−(8−(4−イソブチルベン ジルオキシ)−5,6゜7.8−テトラヒドロナフタレン−1−カルボニルアミ ノ〕フェニルチオ〕ブタン酸: 4− (2−[4−(ビス(4−プロピルフェニル)メトキシ〕=2.3−ジメ チルベンゾイルアミノ〕フェノキシ〕ブタン酸;4− (2−(4−ジフェニル メトキシ)−2,3−ジメチルベンゾイルアミノ)フェノキシ〕ブタン酸;4− (2−(4−(ビス(4−プロピルフェニル)メチルアミノ)−2,3−ジメチ ルベンゾイルアミノ〕フェノキシ〕ブタン酸; 4− (2−(4−(ビス(4−プロピルフェニル)メチルチオ〕−2.3−ジ メチルベンゾイルアミノ〕フェノキシ〕ブタン酸;4− (2−(4−(N、N −ビス(4−プロピルフェニルメチル)アミノ)−2,3−ジメチルベンゾイル アミノコフェノキン〕 ブタン酸: 4− (2−(4−(N、N−ビス(4−トリフルオロメチルフェニルメチル) アミノ)−2,3−ジメチルベンゾイルアミノ〕フェノキシ〕ブタン酸; 4− (1−(4−N−メチル−N−(5,6,7,8−テトラヒドロナフト− 1−イル)アミノメチル)−2,3−ジメチルベンゾイルアミノ〕フェノキン〕 ブタン酸;8−(p−ペンチルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル) −1,4−ベンゾジオキサン; 8−(p−ペンチルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−6−クロ ロ−1,4−ベンゾジオキサン;8−(m−オクチルベンゾイル)アミノ−2− (5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン; 8−(o−ペンチルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン; 8−(p−ブチルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベ ンゾジオキサン; 8−(p−ヘキシルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン; 8−(p−へブチルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン: 8−(p−オクチルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン; 8−(p−ノニルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベ ンゾジオキサン; 8−(p−デシルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベ ンゾジオキサン; 8−(p−ウンデシルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4,4 −ベンゾジオキサン;8−(p−ドデシルベンゾイル)アミノ−2−(5−テト ラゾリル)−14−ベンゾジオキサン; 8−(p−ペンチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1 ,4−ベンゾジオキサン;8−(m−ペンチルオキシベンゾイル)アミノ−2− (5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン:8−(0−ペンチルオキシ ベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン; 8−(p−ブチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1, 4−ベンゾジオキサン;8−(p−ノニルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5 −テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−プロポキシベンゾイ ル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p −ヘキシルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベ ンゾジオキサン;8−(p−へブチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テ トラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−オクチルオキシベンゾイ ル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p 〜デシルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベン ゾジオキサン;8−(p−イソペンチルオキシベンゾイル)アミ、ノー2−(5 −テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−イソへキシルオキシ ベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン; 8− (p−(1−メチルブトキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾ リル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−〔N−メチル−N−(p−オクテニル オキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオ キサン; 8−(p−オクチルオキシベンゾイル)アミノ−1,4−ベンゾジオキサン−2 −カルボン酸およびそのメチルエステル;8−(p−イソへブチルオキシベンゾ イル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−( p−イソオクチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1, 4−ベンゾジオキサン:8−(p−(3,7−シメチルオクチルオキシ)ベンゾ イルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン。 8−(p−オクチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1 ,4−ベンゾジオキサン。 8−(p−へブチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1 ,4−ベンゾジオキサン−7−カルボン酸およびそのメチルエステルなど。 また、下記式 1式中、R2およびR3は各々独立して水素またはメチル基を表すが、(i)R 2がメチル基を表す場合、R3は水素を表し、(R1) は3−ペンチル基、4 −ペンチル基、4−ネオペンチル基、4−(2−エチルブチル)基および4−( 2−メチルペンチル)基から成る群から選択される基を表し、(ii) R2が 水素を表す場合、R3はメチル基を表し、(R”)、は3−ペンチル基を表す。 ]のシンナモイルアミドまたはその無毒性塩も本発明の5α−リダクターゼ阻害 剤として含まれる。 代表的化合物は以下の通りである。 4− [2−(4−ブチルチオ−β−メチルシンナモイルアミノ)フェノキシコ ブタン酸; 4− (2−(4−シクロブチルメチル)−β−メチルシンナモイルアミノ)フ ェノキシコブタン酸; 4− (2−(4−シクロヘキシルメチル)−β−メチルシンナモイルアミノ) フェノキシコブタン酸;4− (2−(4−[4−フェニルブチル)−β−メチ ルシンナモイルアミノ)フェノキシコブタン酸;4− (2−(4−フェノキシ −β−メチルシンナモイルアミノ)フェノキシコブタン酸; 4− [2−(3−ペンチル−α−メチルシンナモイルアミノ)フェノキシコブ タン酸; 4− (2−(4−フェネチル−α−メチルシンナモイルアミノ)フェノキシコ ブタン酸; 4− (2−(3−ペンチル−β−メチルシンナモイルアミノ)フェノキシコブ タン酸; 4− (2−(4−ネオペンチル)−β−メチルシンナモイルアミノ)フェノキ ンコブタン酸。 4− (2−(4−(2−エチルブチル)−β−メチルシンナモイルアミノ)  フェノキシコブタン酸:4− (2−(4−(2−メチルペンチル)−β−メチ ルシンナモイルアミノ)フェノキンコブタン酸;および4− (2−(2−フル オロ−4−ペンチルオキシ−β−メチルシンナモイルアミノ)フェノキシコブタ ン酸。 [式中、Aは単結合あるいは所望により1個、2個もしくは3個の直鎖もしくは 分岐したアルキル基(炭素数1〜10)および/またはフェニル基で置換された メチレン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ビニレン、プロペニレン 、ブテニレン、ブタジェニレンまたはエチニレン基を表し;Bは酸素、窒素およ び硫黄から成る群から選択される1個、2個もしく番よ3個のへテロ原子を含み 、所望により環がオキ゛ハチオキ゛ノおよび/またはヒドロキシから構成される 装置換されていてもよいヘテロ4〜8員環を表し、例えば、下記式:の環が挙げ られ:Tは酸素または硫黄原子を表し;R1は下記一般式: [式中、RおよびR6は独立して水素原子またはハロゲン原子或いは1個、2個 、3個、4個もしくは5個の炭素原子が、場合により酸素原子、硫黄原子、ハロ ゲン原子、窒素原子、ベンゼン環、チオフェン環、ナフタレン環、炭素数4〜7 の炭素環、カルボニル基、カルボニルオキシ基、ヒドロキシ基、カルボキン基、 アジド基および/またはニトロ基で置換されてぃてもよい、炭素数1〜20の直 鎖もしくは分岐したアルキル、アルケニルもしくはアルキニル基を表す。]の基 または(1マ)炭素数1〜20の直鎖または分岐したアルキル、アルケニルまた はアルキニル基を表し、R2は水素原子または炭素数1〜6の直鎖もしくは分岐 したアルキル基を表し、R3は水素原子、ノ・ロゲン原子、ヒドロキシ基、ニト ロ基、一般式:−COOR7(R7は水素原子または炭素数1〜6の直鎖もしく は分岐したアルキル基を表す。)の基または炭素数1〜6の直鎖もしくは分岐し たアルキル、アルコキンもしくはアルキルチオ基を表し;RIは下記一般式: 〔式中、Uは酸素原子または硫黄原子を表し、R8は水素原子または炭素数1〜 6の直鎖もしくは分岐したアルキル基を表し、nおよびmは各々1〜10の整数 を表し、pおよびqは各々0または1〜10の整数を表す。]の基を表す。]を 有する縮合ベンズ(チオ)アミドまたはその無毒性塩も本発明に含まれる。 代表的化合物は以下の通りである。 ?−(p−へキシルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)ベン ゾフラン; 7−(p−オクチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)ベン ゾフラン; 7−(p−へブチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)ベン ゾフラン。 7−(p−ノニルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)ベンゾ フラン; 7− (p−(4−フェニルブトキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラ ゾリル)ベンゾフラン。 7− (1)−(2E、7−オクタジェニル)ベンゾイルコアミノ−2−(5− テトラゾリル)ベンゾフラン;7− (p−(6−クロロへキシルオキシ)ベン ゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)ベンゾフラン;7−(p−ペンチル シンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)ベンゾフラン; 7−(p−へキシルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−2 ,3−)ヒドロ−1−ベンゾフラン;7−(p−へブチルオキシベンゾイル)ア ミノ−2−(5−テトラゾリル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン;7− (p−オクチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−2,3 −ジヒドロ−1−ベンゾフラン;7−(p−ノニルオキシベンゾイル)アミノ− 2−(5−テトラゾリル)−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン;7−(p− ペンチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−2,3−ジヒドロ −1−ベンゾフラン;8− [p−(2E、7−オクタジニニルオキシ)ベンゾ イルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)キノリン:8−(p−(4−フェニル ブトキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)キノリン: 8− (p−(6−クロロへキシルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テ トラゾリル)キノリン;8− (p −(2E、?−オクタジェニルオキジ)ベ ンゾイルコアミノ−4−ヒドロキシキノリン−2−カルボン酸;8−(p−(4 −フェニルブトキシ)ベンゾイルコアミノ−4−ヒドロキシキノリン−2−カル ボン酸;8− (p −(4−(2−チェニル)ブトキシ〕ベンゾイル〕アミノ −4−ヒドロキシキノリン−2−カルボン酸;8− (p−(2E、7−オクタ ジニニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−4−ヒドロキシ−2−(テトラゾリル) キノリン;8− (p−(4−(2−フェニルブトキシ)ベンゾイルコアミノ− 4−ヒドロキシ−2−(5−テトラゾリル)キノリン;8−(p−ペンチルシン ナモイル)アミノ−4−ヒドロキシ−2−(5−テトラゾリル)キノリン; 4−(p−へブチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1 ,3−ベンゾジオキソール:4−(p−へキシルオキシベンゾイル)アミノ−2 −(5−テトラゾリル)−1,3−ベンゾジオキソール;4− (p −(4− (フェニルブトキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,3 −ベンゾジオキソール;4−(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−2−(5− テトラゾリル)−1,3−ベンゾジオキソール;9−(p−(4−(フェニルブ トキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−3,4−ジヒドロ− 2H4,5−ベンゾジオキソール: 9− (p−(2E、7−オクタジニニルオキシ)ベン゛ノイル〕アミノ−2− (5−テトラゾリル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ペンゾジオキセピン ; 9− [p−(7−オクテニルオキシ)ベンゾイル〕アミノ−2−(5−テトラ ゾリル)−3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ペンゾジオキセピン。 8−(p−へブチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−2 ,3−ジヒドロ−1,4−ベン゛ノキサジン;8−(p−(4−フェニルブトキ ン)ベンゾイル〕アミノ−2−(5−テトラゾリル)−2,3−ジヒドロ−1, 4−ベンゾピラン; 8−(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−2,3 −ジヒドロ−1,4−ベン゛ノキサジン;8− (p −(4−フェニルブトキ ン)ペン・ゾイル〕アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1 −ベンゾチオピラン。 8−(p−(4−フェニルブトキシ)ベンゾイル〕アミノ−2−(5−テトラゾ リル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン: 8− (p −(7−オクテニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テト ラゾリル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン; 8−(p−ペンチルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキ ソ−4H−1−ベンゾピラン;8−(p−ペンチルベンゾイル)アミノ−4−オ キソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カルボン酸およびそのエチルエステル;8 −(p−へキシルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ −4H−1−ベンゾピラン;8−(p−へブチルベンゾイル)アミノ−2−(5 −テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン;8−(p−オクチル ベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベン ゾピラン;8−(p−ノニルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)− 4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン;8− (p−ブトキシベンゾイル)アミ ノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン;8−  (p−ペンチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オ キソ−4H−1−ベンゾピラン;8−(p−へキシルオキシベンゾイル)アミノ −2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン;8−(p −へブチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ −4H−1−ベンゾピラン;8−(p−ノニルオキシベンゾイル)アミノ−2− (5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン;8−(p−オク チルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H −1−ベンゾピラン;8−(p−へブチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5 −テトラゾリル)−6−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8−(p−オクチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−6 −メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8−(p−へブチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−6 −メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8− (p −(2E、7−オクタジニニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2− (5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8−(p−ゲラニルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4 −オキソ−4H−1−ベンゾピラン;8− (p−(2E−ノネニルオキシ)ベ ンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾ ピラン; 8− (p−(2E−オクテニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テト ラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8− (p−(7−オクテニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラ ゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8−(p−(2E−ヘプテニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラ ゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8−(p−(2E−へキシルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾ リル)−4−オキソ−4H−1−ペンゾピ8− (1)−(2E、7−オクタジ ニニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−6−フルオロ −4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8−(p−(2E−オクテニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラ ゾリル)−6−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8− (p−(2E、7−オクタジニニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−( 5−テトラゾリル)−6−クロロ−4−オキソ−48−1−ベンゾピラン: 8− (p−(2−オクテニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラ ゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8−(p−(4−クロロブトキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリ ル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン;8− (p−(5−クロロペンチ ルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H −1−ベンゾピラン; 8− (p−(6−クロロへキシルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テ トラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン。 8− (p −(6−クロロへキシルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5− テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8− (p −(7−クロロへブチルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5− テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8− (p−(8−クロロオクチルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テ トラゾリル)−6−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8− (p −(7−クロロへブチルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5− テトラゾリル)−6−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン。 8− (p −(8−クロロオクチルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5− テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8− (p −(3−フェニルプロポキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テ トラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8− (p−(3−フェニル−2E−プロペニルオキシ)ベンゾイルコアミノ− 2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8− (p−(4−フェニルブトキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラ ゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン。 8− (p−(4−フェニルブトキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラ ゾリル)−6−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン: 8− (p −(2−(2−ナフチル)エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ−2−( 5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8− (p−(2−(2−ナフチル)エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ−2−(5 −テトラゾリル)−6−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8− (p−(3−(3,4−ジクロロフェニル)プロポキシ〕ベンゾイル〕ア ミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン: 8− (p−[3−(3,4−ジクロロフェニル)プロポキシ〕ベンゾイル〕ア ミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H4−ベンゾピラン; 8− (p −(3−(p−クロロフェニル)ブトキシ〕ベンゾイル〕アミノ− 2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン: 8− (p −(3−(p−クロロフェニル)ブトキシ〕ベンゾイル〕アミノ− 6−メチル−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン ; 8− (p −(3−(p−クロロフェニル)プロポキシ〕ベンゾイル〕アミノ −6−メチル−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラ ン; 8−(p−(4−(2−チェニル)ブトキシ〕ベンゾイル〕アミノ−2−(5− テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8− (p−(4−(2−チェニル)ブトキシ〕ベンゾイル〕アミノ−2−(5 −テトラゾリル)−6−メチル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン; 8−(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラ ン−2−カルボン酸およびそのメチルエステ8−(p−ペンチルシンナモイル) アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン;8 −(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−6−メチ ル−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン:8−(p−ペンチルシンナモイル) アミノ−2−(5−テトラゾリル)−6−フルオロ−4−オキソ−4H−1−ベ ンゾピラン: 8−(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−6−メチル−4−オキソ−4H−1 −ベンゾピラン−2−カルボン酸およびそのエチルエステル: 8−(p−プチルンンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキ ソ−4H−1−ベンゾピラン:8−(p−へキシルシンナモイル)アミノ−2− (5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン:8−(p−ヘブ チルンンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1 −ベンゾピラン;8−ンンナモイルアミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オ キソ−4H−1−ベンゾピラン; 8−(p−ヘキシルオキシシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)− 4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン;8−(p−へブチルオキシシンナモイル )アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン: 8−(p−イソヘキシルオキシシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル )−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン;8− (p −(2−オクテニルオ キシ)シンナモイル〕アミノー4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−カル ボン酸;8− (p−(5−クロロペンチルオキシ)シンナモイルコアミノ−2 −(5−テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン。 8− [p −(6−クロロへキシルオキシ)シンナモイルコアミノ−2−(5 −テトラゾリル)−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン。 8−(p−ペンチルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン; 8−(p−ペンチルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−6−クロ ロ−1,4−ベンゾジオキサン;8−(m−オクチルベンゾイル)アミノ−2− (5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン; 8−(o−ペンチルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン; 8−(p−ブチルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベ ンゾジオキサン; 8−(p−へキシルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン; 8−(p−ヘプチルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン; 8−(p−オクチルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン: 8−(p−ノニルベンゾイル)アミノ−’2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン; 8−(p−デシルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベ ンゾジオキサン; 8−(p−ウンデシルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4 −ベンゾジオキサン;8−(p−ドデシルベンゾイル)アミノ−2−(5−テト ラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン; 8−(p−ペンチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1 ,4−ベンゾジオキサン;8−(m−ペンチルオキシベンゾイル)アミノ−2− (5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(o−ペンチルオキシ ベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン; 8−(p−ブチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1, 4−ベンゾジオキサン:8−(p−ノニルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5 −テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−プロポキシベンゾイ ル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p −ヘキシルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベ ンゾジオキサン;8−(p−へブチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テ トラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−オクチルオキシベンゾイ ル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン:8−(o −デシルオキシベンゾイル)アミノ〜2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベン ゾジオキサン;8−(p−イソペンチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5− テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−イソへキシルオキシベ ンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4,4−ベンゾジオキサン;8 − (p−(1−メチルブトキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリ ル)−1,4−ベンゾジオキサン:8−〔N−メチル−N−(p−オクテニルオ キシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキ サン: 8−(p−オクチルオキシベンゾイル)アミノ−1,4−ベンゾジオキサン−2 −カルボン酸およびそのメチルエステル;8−(p−イソへブチルオキシベンゾ イル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−( p−イソオクチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1, 4−ベンゾジオキサン;8− (1)−(3,7−シメチルオクチルオキシ)ベ ンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−14−ベンゾジオキサン; 8−(p−オクチルオキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)’− 1,4−ベンゾジオキサン−7−カルボン酸;8−(p−(2E−オクチルオキ ジベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン ;8− (p−(3−ブテニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラ ゾリル)−L4−ベンゾジオキサン;8−(p−(3Z−へキセニルオキシ)ベ ンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8 −(p−(2Z−オクテニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾ リル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−(2E−ノネニルオキシ)ベン ゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− 〔N−メチル−N−(p−(2E−オクテニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2 −(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン; 8− (p−(2E−へキセニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テト ラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−(3E−へブテニルオキシ )ベンゾイルコアミノ=2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン ;8− (p−(2E−オクテニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−1,4−ベン ゾジオキサン−2−カルボン酸およびそのメチルエステル; 8−(p−(2E−ヘプテニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラ ゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p −(4−ペンテニルオキシ )ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−L4−ベンゾジオキサン; 8−(p−(2E−デセニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾ リル)−1,4−ベンゾジオキサン:8−(p−ゲラニルオキシ)ベンゾイルコ アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p− (2E、7−オクタジェニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾ リル)−1,4−ベンゾジオキサン。 8−(p−(2E−ペンテニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラ ゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−Cp−(2E−ブテニルオキシ)ベ ンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8 −(p−(3E−オクテニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾ リル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p −(7−オクテニルオキシ) ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン; 8− (p−(2E、4E−オクタジェニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2− (5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン; 8− (p−(2E−オクタジェニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5− テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− [p−(2−オクテニルオ キシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキ サン;8− (p−(2−オクテニルオキシ)ベンゾイル〕アミ、ノー1゜4− ベンゾジオキサン−2−カルボン酸およびそのメチルエステル; 8− (p −(2−イソオクテニルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5− テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−ペンチルチオベンゾイ ル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(m −ペンチルチオベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベン ゾジオキサン;8−(o−ペンチルチオベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラ ゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−へブチルチオベンゾイル)ア ミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− Cp−( 6−クロロへキシルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)− 1,4−ベンゾジオキサン。 8− (p−(5−クロロペンチルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テ トラゾリル)−4,4−ベンゾジオキサン;8− (p−(4−クロロブトキシ )ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン ;8− (p −(7−クロロへブチルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5 −テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−(8−クロロオクチ ルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジ オキサン;8−(p−(9−クロロノニルオキシ)ベンゾイルコアミノ=2−( 5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン:8−(p−(t−ブロモペン チルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾ ジオキサン−2−カルボン酸およびそのメチルエステル;8〜[p−(ヘキシル オキシメチル)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベン ゾジオキサン;8− (p−(シクロへキシルメトキシ)ベンゾイルコアミノ− 2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p −(4− シクロへキシルブトキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1 ,4−ベンゾジオキサン;8−(p−(2−シクロへキシルエトキシ)ベンゾイ ルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− ( p −(p−ブチルフェニル)メトキシベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラ ゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p −(5−フェニルペンチル オキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオ キサン;8− (p −(3−フェニルプロポキシ)ベンゾイルコアミノ−2− (5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p −(p−プロ ピルフェニル)メトキシベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1, 4−ベンゾジオキサン;8− (p −(3−フェニル−2−プロペニルオキシ )ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン ; 8− (p −(4−フェニルブトキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テト ラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−(o−ペンチルフェニル) メトキシベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−L4−ベンゾジオキ サン;8− (p −(m−ブチルフェニル)メトキシベンゾイルコアミノ−2 −(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−フェニルメト キシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサ ン;8− (p −(2−フェニルエトキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5− テトラゾリル)−,1,4−ベンゾジオキサン;8− (p−(4−フェニルブ トキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオ キサン;8− (p −(2−(2−ナフチル)エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ −2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p −(3 −(p−クロロフェニル)プロポキシ〕ベンゾイル〕アミノ−2−(5−テトラ ゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン。 8− (p−(4−(p−クロロフェニル)ブトキシ〕ベンゾイル〕アミノ−2 −(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン; 8−(p−(5−メトキシカルボニルペンチルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2 −(5−テトラゾリル)−4,4−ベンゾジオキサン; 8− (p−(6−アセチルオキシへキシルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2− (5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン; 8− (p−(6−ヒトロキシヘキシルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5 −テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−(2E−オクテニル オキシ)ベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオ キサン;8−(p−オクタノイルベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル )−4,4−ベンゾジオキサン;8− (p −(3−フェニルチオプロポキシ )ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン ;8−[p−(3−フェノキシプロポキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テ トラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−(2−フェニルチオエト キシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキ サン:8− (p −(2−フェノキシエトキシ)ベンゾイルコアミノ−2−( 5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p −(2−(3− チェニル)エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4 −ベンゾジオキサン;8− (p −(4−(2−チェニル)ブトキシ〕ベンゾ イル〕アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン:8−( p−(5−アジドペンチルオキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリ ル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p−(5−ジメチルアミノペンチル オキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオ キサン; 8− (p−(4−ニトロブトキシ)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾ リル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p−(2−アジドエトキシ)ベン ゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−  (p−(4−アジドブトキン)ベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル )−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−(2−オフテノイルアミノ)ベンゾ イルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−( p−ベンチルオキシ−m−メトキシベンゾイル)アミノ−2−(5−テトラゾリ ル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p〜(2E−オクテニルオキシ)−m −クロロベンゾイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオ キサン: 8−(2−ナフチルカルボニル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン; 8−(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−4,4 −ベンゾジオキサン;8−(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−1,4−ベン ゾジオキサン−2−カルボン酸およびそのメチルエステル;8−(p−へブチル シンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン ;8−〔N−メチル−(N−(ペンチルシンナモイル)〕アミノ〕−2−(5− テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;5−(p−ペンチルシンナモイル )アミノ−2−(5−テトラゾリル)−7−クロロ−1,4−ベンゾジオキサン ;8−(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−6− クロロ−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−エチルシンナモイル)アミノ− 2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン: 8−(p−プロピルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4 −ベンゾジオキサン;8−(p−ブチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テト ラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン; 8−(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−6−メ チル−1,4−ベンゾジオキサン:8−(o−ペンチルシンナモイル)アミノ− 2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン。 8−(m−オクチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4 −ベンゾジオキサン;8−(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テ トラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン−5−カルボン酸およびそのメチルエ ステル: 5−(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4 −ベンゾジオキサン−8−カルボン酸およびそのメチルエステル。 8− (p−へキシルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−14 −ベンゾジオキサン; 8−(p−ノニルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン; 8−(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4 −ベンゾジオキサン−6−カルボン酸およびそのメチルエステル; 5−(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4 −ベンゾジオキサン−7−カルボン酸およびそのメチルエステル; 8−(p−オクチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4 −ベンゾジオキサン;8−(p−デシルシンナモイル)アミノ−2−(5−テト ラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン: 8−(p−イソプロピルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1 ,4−ベンゾジオキサン;8−(p−イソブチルシンナモイル)アミノ−2−( 5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−イソペンチルシン ナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8 −(p−ペンチル−2−メチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル )−1,4−ベンゾジオキサン:8−(p−ペンチル−3−メチルシンナモイル )アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p− ペンチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)メチル−1,4−ベ ンゾジオキサン:8−(p−ペンチルオキシシンナモイル)アミノ−2−(5− テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(m−ペンチルオキシシンナ モイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (0−ペンチルオキシシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1, 4−ベンゾジオキサン:8−(p−プロポキシシンナモイル)アミノ−2−(5 −テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−ブトキシシンナモイ ル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン:8−(p −オクチルオキシシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン;8−(p−ヘキシルオキシシンナモイル)アミノ−2−(5 −テトラゾリル)−L4−ベンゾジオキサン;8−(p−へブチルオキシシンナ モイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p−イソペンチルオキシシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)− 1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−イソヘキシルオキシシンナモイル)アミ ノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p−(1 −メチルブトキシ)シンナモイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4 −ベンゾジオキサン;8−(p−イソへブチルオキシシンナモイル)アミノ−2 −(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−イソオクチル オキシシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオ キサン;8−(p−イソへキシルオキシ−2−メチルシンナモイル)アミノ−2 −(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−イソへキシル オキシ−2−フェニルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1, 4−ベンゾジオキサン; 8−(p−(2E−オクテニルオキシ)シンナモイル〕アミノ−2−(5−テト ラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p −(2−プロペニルオキ シ)シンナモイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキ サン;8− (p −(3−ブテニルオキシ)シンナモイルコアミノ−2−(5 −テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−(3Z−へキセニル オキシ)シンナモイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−14−ベンゾジオ キサン;8−(p−22−ペンテニルオキシシンナモイルコアミノ−2−(5− テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p−(2E−ノネニルオ キシ)シンナモイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオ キサン;8−(p−(3E−ヘプテニルオキシ)シンナモイルコアミノ−2−( 5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−(2E−へブテニ ルオキシ)シンナモイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾ ジオキサン;8− (p−(2E−へキセニルオキシ)シンナモイル)アミノ− 2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−(2E−ペ ンテニルオキシ)シンナモイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン;8− (p −(4−ペンテニルオキシ)シンナモイルコア ミノ−2−(5−テトラゾリル)−14−ベンゾジオキサン:8− (p−(2 E−ブテニルオキシ)シンナモイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−L4 −ベンゾジオキサン;8−[p−(2E−デセニルオキシ)シンナモイルコアミ ノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p −( 2−オクテニルオキシ)シンナモイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1 ,4−ベンゾジオキサン;8− (p−(2−ペンチニルオキシ)シンナモイル コアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p− ペンチルチオシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベン ゾジオキサン;8−(m−ペンチルチオシンナモイル)アミノ−2−(5−テト ラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(0−ペンチルチオシンナモイル )アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p  −(6−クロロへキシルオキシ)シンナモイルコアミノ−2−(5−テトラゾ リル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−(4−クロロブトキシ)シンナ モイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−  (p−(5−クロロペンチルオキシ)シンナモイルコアミノ−2−(5−テト ラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− [p−(7−クロロへブチルオ キシ)シンナモイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオ キサン;8−(p−イソペンチルオキシメチル−シンナモイル)アミノ−2−( 5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−シクロへキシルシ ンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン: 8−(p−シクロへキシルメトキソジンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾ リル)−1,4−ベンゾジオキサン:8− (p−(4−シクロへキシルブトキ シ)ンンナモイル〕アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキ サン;8−1’p−(2−シクロヘキシルエトキシ)シンナモイルコアミノ−2 −(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン:8−(p−フェニルメチ ルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサ ン;8−(p−フェニルメトキシシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリ ル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−(2−フェニルエトキシ)シンナ モイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−  Cp −(4−フェニルブトキシ)シンナモイルコアミノ−2−(5−テトラ ゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p−(5−フェニルペンチルオキ シ)シンナモイルコアミノ〜2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキ サン;8− (p−(3〜フエニルプロポキン)ンンナモイル〕アミノ−2−( 5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8− (p−(6−アセチル オキシへキシルオキシ)シンナモイルコアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1 ,4−ベンゾジオキサン。 8− (p−(2−(2−チェニル)エトキシ)シンナモイルコアミノ−2−( 5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン。 8−(m、p−ジメトキンンンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)− 1,4−ベンゾジオキサン:8−(m−メトキシ−p−ペンチルオキシシンナモ イル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−( p−ペンチルオキシ−m−クロロシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリ ル)−C4−ベンゾジオキサン;8− [3−(5−インダニル)アクリロイル コアミノ−2−(5−テトラゾリル)−14−ベンゾジオキサン;N−(2−へ キサデセノイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサ ン; 8−(p−ペンチルフェニルアセチル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1 ,4−ベンゾジオキサン;8− (3−(p−ペンチルフェニル)プロピオニル コアミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン;8−(p− へキシルフェニルプロピオニル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4− ベンゾジオキサン。 8− [5−(p−プロポキシフェニル)ペンター2E、4E−ジェノイルコア ミノ−2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン。 8− [5−(p−ブチルフェニル)ペンタ−2E、4E−ジェノイルコアミノ −2−(5−テトラゾリル)−1,4−ベンゾジオキサン; 8−(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−2,3 −ジヒドロ−1,4−ジチアナフタレン、ならびに 5−(p−ペンチルシンナモイル)アミノ−2−(5−テトラゾリル)−2,3 −ジヒドロ−1,4−ジチアナフタレンおよびそのナトリウム塩。 また、下記式: [式中、Aは1.2−ジ置換芳香環、好ましくはベンゼン環であり、Xは独立し てo、s、soまたはS O2であり:RはH1Ct〜C4アルキル、フェニル もしくは置換フェニル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、カルボキシ、シ アハC1〜Cアルコキン、C1〜C4アルキルチオ、01〜C4アルキルスルフ ィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、ニトロ、アミ八01〜C4モノもしく はジアルキルアミノであり:R′およびR′は独立してH1ハロゲン、C1−0 4アルキルもしくはc、−c4アルコキン、アミノ、またはオキソ(この場合、 式中のCH−R’ またはCH−R’は−C=Oとなる。)であり、yは1〜6 であり、2は6〜20であり:R’ R’ I (CH) 及び(CH) は独立して置換または未置換のアルキルラジカルまた は少なくとも1個のアルケン結合を含むアルケニルラジカルを表してもよい。] の芳香族1.2−ジ(チオ)エーテルならびに薬剤的に許容されうるその塩およ びエステルも本発明に含まれる。 本発明の化合物は、ヒトのテストステロン−5α−リダクターゼ酵素阻害剤であ る。 本発明の化合物の範囲は上記式で記載されるが、上記式の記載で使用される下記 の用語は、次のように定義される。 上記一般式中のXは0またはSであり、好ましくは1個のXがOであり、特に、 両方のXがOであるのが好ましく、その結果、例えばカテコール構造になる。 「01〜C4アルキル」は、鎖状または分岐状のものを含み、例えば、メチル、 エチル、n−プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、n−ブチル、イソブチ ル、5eC−ブチル、1−ブチルが挙げられる。 rc −c アルコキン」は鎖状または分岐状のものを含み、例えば、メトキシ 、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキン、n−ブトキシ、イソブトキシ、 5ee−ブトキシ、t−ブトキシが挙げられる。 「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を含む。 「置換フェニル」は、上記で定義した1個以上のCt ”” C4アルキル、C 1〜C4アルコキシまたはハロゲンなどで置換されたフェニルを含む。代表例と しては、0−1m−1p−メトキシフェニル:2,4−ジメトキシフェニル;2 −クロロ−4−エトキシフェニル;3.5−ジメトキシフェニル、2.4−ジク ロロフェニル;2−ブロモ−4−メチルフェニル;O−フルオロフェニルなどが 挙げられる。 「ハロアルキル」は、上記で定義した1個以上の/%ロゲンで置換されたc − C4アルキルを含み、トリフルオロメチル、2.2−ジクロロエチルなどが挙げ られる。 「C−04アルキルチオ」は、少なくとも1個の2価のチオ(−S−)基で置換 された上記で定義したC1〜C4アルキルを含み、メチルチオ、エチルチオ、イ ソプロピルチオ、n−ブチルチオなどが挙げられる。 rc −c アルキルスルフィニル」は、少なくとも1個の−5〇−基で置換さ れた上記で定義したC1−04アルキルを含み、メチルスルフィニル、エチルス ルフィニル、イソプロピルスルフィニルなどが挙げられる。 「C1〜C4アルキルスルホニル」は、少なくとも1個のスルホニル基ニーSO −で置換された上記で定義したC1〜C4アルキルを含み、メチルスルホニル、 エチルスルホニル、イソプロピルスルホニル、n−ブチルスルホニルなどが挙げ られる。 「01〜C4モノまたはジアルキルアミノ」は、上記で定義した1個以上の01 〜C4アルキル基で置換されたアミノを含み、メチルアミノ、エチルアミノ、n −ブチルアミノ、t−ブチルアミノ、N、N−ジメチルアミノ、N、N−ジエチ ルアミノ、メチル−t−ブチルアミノなどが挙げられる。 ベンゼン環上のR基は、フローチャートAにおける出発物質など、製造過程の最 初に存在しく例えば、フェニル、メチル、メトキシ、シアノ、トリフルオロメチ ル、カルボメトキシ)、あるいは通常の反応により後で付加され(例えば、塩素 化の場合はクロロ、ニトロ化の場合はニトロ)、あるいは、出発時または付加さ れて存在する官能基から作り出される(例えば、触媒還元によりニトロ基がアミ ノ基に変換された後、アルキル化されてモノまたはジアルキルアミンに変換され る。)。アミノ基はジアゾ化してヒドロキシ基にし、次いでメチル化によりメト キシ基にすることができる。同様に、ヒドロキシ基は、J。 EvIn3 E、S、に記載された方法と同様にしてチオールに変換することが できる。得られた千オールは、アルキル化によりアルキルチオになり、それを酸 化して、対応するスルホキシドまたはスルホンにすることができる。好ましい置 換基は、HSC。 〜Cアルキル、01〜C4アルコキシおよびフェニルである。 これらの反応および順序は通常のものであり、ベンゼン環を修飾して本明細書に 開示したRラジカルに到達させることは、当業者であれば明らかである。 「薬剤的に許容されうるその塩およびエステル」は、ヒトの薬剤放出システムの 一部として使用可能な最終分子中の酸基の塩およびエステルを意味し、例えば、 塩としてはナトリウム、カリウム、カルシウム、アンモニウム、置換アンモニウ ム、第四アンモニウム塩が挙げられ、エステルとしてはエチルエステル、アセチ ュレート、ベシレート、ニブテート、フェンプロピオネート、アセテート、パモ エートが挙げられる。また、体内の生理的pHで加水分解されて酸を再生する「 プロドラッグ」組成物として有用なエステルも含まれ、ピバロイレート(例えば 、ピボキセチルおよびピボキシル)およびカネボウエステルなどが挙げられる。 R′ □ (CH) (’fは1〜6、好ましくは3である。)は、上記! で定義した少なくとも1個のR′置換基を含むことができ、例えば、−CH−1 −CH−C)! −1−CH−CH2−CH−1−CH−1−CH−CH−1− CH2−CH−11)I CHC83C1 −CH−CH−CH−1−CH−CH−CI(2−などが0CH30CH2CH 3 挙げられる。 R′ また、(CH) にアルケン結合が存在してもよく、例えば、−CH−CH=C H−1−CH−CH=CH−CH2−1−CH−CH=CH−(CH2) 2− 1などが挙げられる。 R′ (CH)、(zは6〜20、好ましくは10〜16である。)は、上記で定義し た少なくとも1個のR′置換基を含むことができ、例えば、−(CH2) 6− 1−(CH2)2o−1(CH2) s CH(CH2) 4−などが挙げられ る。 □ CH3 R′ また、(CH) にアルケン結合が存在してもよく、例え! −(CH2) 4−CH=CH−(CH2) 4−などが挙げられる。 また、R′およびR′は−NHCOCH3であってもよく、この場合は、最終分 子において通常の酸または塩基による加水分解によりアミノに加水分解される。 また、R′およびR′はオキソであってもよく、これは、例えばアルケンにHB r付加した後、アルコールに変換され、続(酸化によりケトンに変換されるもの である。 好ましくは、R′またはR′の一方がHの場合であり、特にR’ R’ 好ましくは、(CH) および(CH) が共にアルキルの場! 1 合である。 本発明の好ましい化合物は、下記式: C式中、Xの一方は0であり、R,R’ 、R’ 、yおよび2は上記で定義し た通りである。]で示され、特に好ましいのは、[式中、XはOまたはSであり 、nは10〜16である。]の化合物である。 本発明の化合物は、次のフローチャートA−1で示す方法により製造できる。 コj二4立ニドん孔 ! Iエ フローチャートA−1かられかるように、化合物■が本発明方法の出発物質であ り、1.2−置換ベンゼン環である。Xは独立してOまたはSである。rPGJ は、ヒドロキシまたはチオ基の保護基を表し、これは、工程(A)中は不活性で あるが、その後、例えば、加圧水素雰囲気下、エタノール中でパラジウム/炭素 触媒により除去できる。 rPGJ保護基は通常の公知のものである(“P+oleCtiマeG+oap + in O+gAni+ 57nlhe+口” b7 Theodo+s W 、 Greens−1981−Iohn WilB−Cb+pl++ 2. ” Protection lo
【the H7d+oBIGroup、1ncla dio(1,2−sad 1.3−[1io1+ ” pp、l6−87及びC hapte「6 ”Protection for +bs Tb1ol Gr oup” P9.193−218を参@)。 rPGjの代表例としては、ベンジル、p−メトキシベンジル、p−ハロペンシ ル(p−クロロベンジル、p−フルオロベンジルなど)が挙げられる。工程(A )の反応を行うための公知の他の保護基は、当業者であれば明らかである。 本発明の■として有用な化合物の代表例としては下記の化合物が挙げられるが、 以下の化合物に限定されない。 2−(ベンジルオキシ)−フェノール、2−ベンジルオキシ−チオフェノール、 2−(ベンジルチオ)−フェノール、 2−(ベンジルチオ)チオフェノール、3−メトキシ−2−ベンジルオキシフェ ノール、2−ベンジルオキシ−4−メトキシフェノール、3−メチル−2−ベン ジルオキシフェノール、2−ベンジルオキシ−5−メチルフェノール、2−ベン ジルオキシ−4−メチルフェノール、2−ベンジルオキシ−5−メチルフェノー ル、2−ベンジルオキシ−3,5〜ジイソプロピルフエノール、2−ベンジルオ キシ−3,5−ジ−t−ブチルフェノール、2−ベンジルオキシ−4−t−ブチ ルフェノール、2−ベンジルオキシ−3−エチルフェノール、2−ベンジルオキ シ−5−フェニルフェノール、2−ベンジルオキシ−4−メチル−1−チオフェ ノール、2−ベンジルオキシ−5−トリフルオロメチル−1−チオフェノール、 2−ベンジルオキシ−6−メトキシ−1−チオフェノール、2−ベンジルチオ− 4−メチル−チオフェノール、2−ベンジルチオ−5−メチルスルホニル−フェ ノールなど本発明に有用なIIJ式中、Lは脱離基、例えば臭素、塩素などのハ ロゲンまたはスルホネートなどであり、Rはエステルの鎖状または分岐したC  ”−C4アルキル部分、例えばメチル、エチル、イソプロピル、t−ブチル、5 eC−ブチルなどであり、R1およびYは上記で定義した通りである。]の代表 例としては以下のものが挙げられるが、これに限定されな0゜B r CH2C OOM e − C1−CH2CH2CH2COOCH2CH3・B r CHCHCHCH2C OOM e 1B r CHCHCHCHCH2COOE t −Br−CH2 CH2CH2CH2CH2CH2COOCH2CHCHCH3・ Br−(CH2)2CH(CH3)COOMelBr−CH3CO(CH3)C H2C00Et。 Cl−CH3CO(OCH2CH3)CH2C00Et。 B r−CHCH(F ) CH2COOM e −Cl−CH2CH2COO E tなど。 工程(A)では、II+を得るためのIおよび11の縮合を、非ヒドロキシ極性 有機溶媒(例えば、アセトン、酢酸エチル、メチルエチルケトン、ジオキサン、 THF、ジエチルケトンなど)中で行う。プロトン受容体(例えば、炭酸カリウ ム、重炭酸ナトリウム、ピリジン、トリエチルアミンなど)も存在させる。 一般に、その反応は、不活性雰囲気(例えば、乾燥窒素)下で行い、還流下で加 熱するか、室温で長時間室いておく。仕上げは常法に従う。 工程(B)では、保護基rPGJを、有機溶媒中、加圧水素雰囲気下、室温で触 媒により脱離して+V(フェノールまたはチオフェノール)を得る。使用できる 触媒としては、5%Pd/Cなどが挙げられる。有機溶媒は、反応条件下で不活 性のものであり、酢酸エチル、エタノール、メタノール、ジオキサンなどが挙げ られる。 工程(C)は、HとVとを反応させてVl(ジエステル)を得る工程である。反 応条件は工程(A)で記載したものと同様であり、反応物に不活性な有機溶媒お よびプロトン受容体を使用する。 本発明に有用なVの代表例は以下の通りである。 Br(CH2)6COOMe1 Br(CH) COOMe。 B r (CH2) 8COOM e −C1(CH) C00CH2CH2C H3、Br(CH2)16COOCH2CH3、B r (CH) COOC( CH3) 3、Br (CH) CH(CH3)−(CH2)、OCOOMe。 BrCH2CH(CH3)(CH2)10cooMe1BrCH2CH3CH( CH3)cH2cooEt1BrCH2CH(OCH3)(CH2)7cooc H(CH3)2、 CI CH3CO(OCH2CH3)CH2CH2COOMe。 B rCH2CH(NHCOCH3)(CH2)tocH2co。 M e 。 C] CH2C(=O)−(CH2)、、C00E t、BrCH2CH=CH (CH2)8COOEt。 B r CH2C(”CH2)−(CH2)、oCH2COOMe。 B r CH2(CH2) 9 CH= CHCOOM eなど工程(D)では 、ジエステルを水性塩基性加水分解(例えば、M e OH/ H20中でNa OHを使用)により脱エステル化し、酸性化して二酸Vl+を得ることができる 。 −刀工−シー」二上囮、 コ且二幻=上−Q」 フローシートB−1はヱの特定の合成法を示す。 そのフローシートかられかるように、工程(A)では、2−ベンジルオキシフェ ノールよ、4−ブロモ酪酸エチルλおよび例えば乾燥アセトン中の無水に2co 3を、窒素雰囲気下、還流加熱するか、室温で長時間攪拌して4−(2−ベンジ ルオキシフェノキシ)酪酸エチル1の物質を得る。 工程(B)では、旦の例えば酢酸エチル溶液を5%P d/C触媒の存在下、例 えば40psigのH2下、室温で接触水素を を 工程(A)と同様にアセトン中の炭酸カリウムとともに反応させてモノメチルエ ステル旦を得る。 工程(D)では、ジエステル旦を例えばM e OH/ H20における2、5 NのNaOHにより脱エステル化し、酸性化して最終物質の二酸ヱを得る。 フローシートC−1はIの硫黄類似体である7Aの合成を示す。この類似体の合 成法では、実質的にフローシートBと同じ工程を使用する。 また、上記フローシートから明らかなように、11および2の化合物を公知で本 明細書に記載の他の置換および未置換ハロアルキルエステルで適切に置き換え、 ■および5を公知で上記に記載の他のブロモエステルで適切に置き換えると、本 発明の請求の範囲内の全ての化合物が得られる。 この方法により得られる化合物の代表例は以下の通りである。 4− (2−(20−カルボキシエイコシルオキシ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(19−カルボキシノナデシルオキシ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(18−カルボキシオクタデシルオキシ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(17−カルボキシヘプタデシルオキシ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(16−カルボキシヘキサデシルオキシ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(15−カルボキシペンタデシルオキシ)フェノキン)酪酸、 4− (2−(14−カルボキシテトラデシルオキシ)フェノキシ)酪酸1 .l (2−(13−カルボキシトリデシルオキシ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデシルオキシ)フェノキシ)酪酸、 4− (1(11−カルボキシウンデシルオキシ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(10−カルボキシデシルオキシ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(9−カルボキシノニルオキシ)フェノキシ)酪酸、4− (2− (8−カルボキシオクチルオキシ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(7−カルボキシへブチルオキシ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(6−カルボキシへキシルオキシ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(20−カルボキシエイコシルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(19−カルボキシノナデシルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(18−カルボキシウンデシルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(17−カルボキシヘプタデシルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(16−カルボキシヘキサデシルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4−(2−(15−カルボキシペンタデシルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(14−カルボキシテトラデシルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(13−カルボキシトリデシルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデシルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(10−カルボキシデシルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(9−カルボキンノニルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(8−カルボキシオクチルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(7−カルボキシへブチルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(6−カルボキシへキシルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(20−カルボキシエイコシルチオ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(19−カルボキシノナデシルチオ)フェノキン)酪酸、 4−(2−(18−カルボキシオクタデシルチオ)フェノキシ)酪酸、 4−(2−(17−カルボキンヘプタデシルチオ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(16−カルボキンヘキサデシルチオ)フェノキン)酪酸、 4− (2−(15−カルボキシペンタデシルチオ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(14−カルボキンテトラデシルチオ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(13−カルボキントリデシルチオ)フェノキシ)酪酸、 ’1(12−(12−カルボキシドデシルチオ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシドデシルチオ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(10−カルボキシデシルチオ)フェノキシ)酪酸、4−(2−( 9−カルボキシノニルチオ)フェノキシ)酪酸、4− (2−(8−カルボキシ オクチルチオ)フェノキシ)酪酸、4−(2−(7−カルボキシへブチルチオ) フェノキシ)酪酸、4− (2−(6−カルボキシへキシルチオ)フェノキシ) 酪酸、4− (2−(20−カルボキシエイコシルチオ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(19−カルボキシノナデシルチオ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(18−カルボキシオクタデシルチオ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(17−カルボキンヘプタデシルチオ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(16−カルボキシヘキサデシルチオ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(15−カルボキシペンタデシルチオ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(14−カルボキシテトラデシルチオ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(13−カルボキントリデシルチオ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデシルチオ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデシルチオ)フェニルチオ)絡着、 4− (2−(10−カルボキシデシルチオ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(9−カルボキシノニルチオ)フェニルチオ)酪酸、4− (2− (8−カルボキンオクチルチオ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(7〜カルボキシへブチルチオ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(6−カルボキシへキシルチオ)フェニルチオ)酪酸、 3− (2−(15−カルボキシヘキサデシルオキシ)フェノキシ)プロピオン 酸、 3− (2−(15−カルボキシイソヘキサデシルオキシ)フェノキン)酪酸、 3− (2−(14−カルボキシテトラデシルオキシ)フェノキシ)酪酸、 5− (2−(13−カルボキシトリデシルオキシ)フェノキシ)吉草酸、 5− (2−(12−カルボキシドデシルオキシ)フェノキシ)吉草酸、 5− (2−(11−カルボキシイソドデシルオキシ)フェノキシ)吉草酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)フェノキシ)吉草酸、 4− (2−(10−カルボキシデシルオキシ)フェノキシ)吉草酸、 4− (2−(9−カルボキンノニルオキシ)フェノキシ)吉草酸、 6− (2−(9−カルボキシノニルオキシ)フェノキシ)カプロン酸 6− (2−(8−カルボキシオクチルオキシ)フェノキシ)カプロン酸、 6− (2−(7−カルボキシイソオクチルオキシ)フェノキシ)カプロン酸、 7− (2−(7−カルボキンヘプチルオキシ)フェノキシ)エナント酸、 7− (2−(6−カルボキシへキシルオキシ)フェノキシ)エナント酸、 7− (2−(5−カルボキシイソへキシルオキシ)フェノキシ)エナント酸、 2− (2−(12−カルボキシドデシルチオ)フェノキシ)酢酸、 2− (2−(11−カルボキシウンデシルチオ)フェノキシ)酢酸、2− ( 2−(10−カルボキシデシルチオ)フェノキシ)酢酸、3− (2−(9−カ ルボキシノニルオキシ)フェニルチオ)プロピオン酸、 3− (2−(12−カルボキシドデシルオキシ)フェニルチオ)プロピオン酸 、 3−(2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)フェニルチオ)プロピオン酸 、 3− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)フェニルチオ)酪酸、 3− (2−(11−カルボキシウンデシルチオ)−4−メチル−フェニルチオ )酪酸、 3− (2−(12−カルボキシドデシルチオ)フェニルチオ)酪酸、 5− (2−(11−カルボキシウンデシルチオ)フェニルチオ)吉草酸、 5− (2−(10−カルボキシデシルオキシ)フェニルチオ)吉草酸、 5− (2−(9−カルボキシノニルオキシ)フェニルチオ)吉草酸、 3− (2−(12−カルボキシドデシルオキシ)フェニルチオ)吉草酸、 3− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)フェニルチオ)吉草酸、 3− (2−(10−カルボキシデシルオキシ)フェニルチオ)吉草酸、 6− (2−(9−カルボキシノニルチオ)フェニルチオ)カプロン酸、 6− (2−(12−カルボキシドデシルオキシ)フェニルチオ)カプロン酸、 6− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)フェニルチオ)カプロン酸 、 6− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)−3−メチルフェニルチオ )エナント酸、 7− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)−4−メチルフェニルチオ )エナント酸、 7− (2−(12−カルボキシドデシルチオ)フェノキシ)エナント酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)−4−メチルフェノキシ) 酪酸、 4− (2−(10−カルボキシデシルオキシ)−3−メチルフェノキシ)酪酸 、 4− (2−(9−カルボキシノニルオキシ)−5−メチルフェノキシ)酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデシルオキシ)−5−メチルフェノキシ)酪 酸、 4− (2−(12−カルボキシドデシルオキシ)−6−メチルフェノキシ)酪 酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデシルチオ)−3−(メチルチオ)フェノ キン)吉草酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデシルチオ)−3−(メチルスルホニル) フェノキシ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)−4−(メチルスルホニル )フェノキシ)酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデシルオキシ)−5−エチルフェノキシ)酪 酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)−4−フェニルフェノキシ )酪酸、 4− (2−(10−カルボキシデシルオキシ)−3,5−ジメチルフェノキシ )酪酸、 4− (2−(9−カルボキシノニルオキシ)−4−フルオロフェノキシ)酪酸 、 4− (2−(12−カルボキシドデシルオキシ)−5−(トリフルオロメチル )フェノキシ)酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデシルチオ)−5−ニトロフェノキン)酪酸 、 4− (2−(11−カルボキンウンデシルチオ)−4−メチルフェノキシ)吉 草酸、 4− (2−(L L−カルボキンウンデシルチオ)−3,5−ジメチルフェノ キン)酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデシルオキシ)−4−(ジメチルアミノ)フ ェノキノ)酪酸、 4−(2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)−5−(エチルアミノ)フェ ノキン)酪酸、 1(1−(9−カルボキシノニルオキシ)フェノキン)プロピオン酸、 3− (2−(12−カルボキシデシルオキシ)フェノキシ)−3−メチルプロ ピオン酸、 4−(2−(10−カルボキシデシルオキシ)フェニルチオ)−3−メトキン酪 酸、 4− (2−(9−カルボキンノニルオキシ)フェニルチオ)−3−エトキシ酪 酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)フェノキシ)−2−ブテン 酸、 3− (2−(9−カルボキシノニルオキシ)フェノキシ)−2−ブテン酸、 4− (2−(11−カルボキシ−2−メチルウンデシルオキシ)フェノキシ) 酪酸、 4− (2−(11−カルボキンウンデシル−7−エン−オキシ)フェノキシ) 酪酸、 4− (2−(13−カルボキシ−2−メチレントリデンルオキシ)フェノキシ )酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)フェニルスルホニル)酪酸 、 4− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)フェニルスルフィニル)酪 酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデシルスルフィニル)フェノキン)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデシルスルホニル)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキンウンデシルスルフィニル)フェニルスルフィニ ル)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデシルスルホニル)フェニルスルホニル) 酪酸など。 また、ミノキノジルと併用して遺伝性脱毛症の治療に用いる下記式 [式中、Aは(a)ベンゼン、1.2−ジ置換ナフタレン、(b)1〜2個のN 原子、1個のSもしくは0原子またはそれらの組み合わせを含むヘテロ芳香5〜 6員環から選択される1゜2−)I換芳香環であり、DおよびEは独立して−C OOH。 −CONH、C0NHR、C0OR,,5o20H。 b SO30HSSo2NH2、−3s02ONa、PH(0)(OH) 、P ( 0)(OH) 2であり;Xは0、s、soまたはSOであり:RはH,C〜C アルキル、フェニルもし(は置換フェニル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキ シ、カルボキシ、シアハC〜c4アルコキシ、01〜c4アルキルチす、01〜 C4アルキルスルフイニル、cl〜c4アルキルスルホニル、ニトロ、アミ八C 1−c4モノもしくはジアルキルアミノであり;R′およびR′は独立してH1 ハロゲン、C−Cアルキルもしくはc −c アルコキシ、アミノ、またはオキ ソ(この場合、式中のCH−R’ またはCH−R”は−c=oとなる。)であ り;RはH−Ct〜c4アルキル;Rbは01〜CI2アルキル、フェニルまた はフェニル01〜Cアルキルであり、yは1〜6であり;2は6〜2oであり; R’ R− ■ (CH)、および(CH) !は独立して置換または未置換のアルキルラジカル または少なくとも1個のアルケン結合を含むアルケニルラジカルを表してもよい 。]の物質ならびに薬剤的に許容されうるその塩およびエステルも本発明の5α −リダクターゼ阻害剤として含まれる。 本発明の化合物は、ヒトのテストステロン−5α−リダクターゼ阻害剤である。 本発明の化合物の範囲は上記式で記載されるが、上記式の記載で使用される下記 の用語は、次のように定義される。 Xは、好ましくはOまたはSであり、特に好ましくは0である。 rc −c4アルキル」は、鎖状または分岐状のものを含み、例えば、メチル、 エチル、n−プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、n−ブチル、イソブチ ル、5ee−ブチル、1−ブチルが挙げられ、「01〜C12アルキル」は、n −オクチル、t−デンル、n−ドデシルなどの炭素数12までのアルキルを含む 。 「フェニルC,−C,アルキル」は、ベンジル、2−フ二ネチルなどを含む。 [01〜C4アルコキンjは鎖状または分岐状のものを含み、例えば、メトキン 、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキン、イソブトキン、 5eC−ブトキシ、t−ブトキンが挙げられる。 「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を含む。 本明細書で使用する「ヘテロ芳香環」は、1〜2個のN原子、1個のSもしくは O原子またはそれらの組み合わせを含む5〜6員環を意味し、ピリジン、チオフ ェン、フラン、イミダゾール、1.3−チアゾール、1.3−オキサゾール、1 .2.3−チアジアゾールなどが挙げられる。ここでの制約は、1.2−ジ置換 がヘテロ芳香環上の環炭素原子上のみにあることである。好ましいヘテロ芳香環 はピリジン、フランおよびチオフェンである。 「置換フェニル」は、上記で定義した1個以上の01〜C4アルキル、01〜C 4アルコキシまたはハロゲンなどで置換されたフェニルを含む。代表例としては 、0−1m−1p−メトキシフェニル:2.4−ジメトキシフェニル;2−クロ ロ−4−エトキシフェニル;3,5−ジメトキシフェニル、2.4−ジクロロフ ェニル;2−ブロモ−4−メチルフェニル;0−フルオロフェニルなどが挙げら れる。 「ハロアルキル」は、上記で定義した1個以上のハロゲンで置換された、上記で 定義したC l”−C4アルキルを含み、トリフルオロメチル、2.2−ジクロ ロエチルなどが挙げられる。 rc −c4アルキルチオ」は、少なくとも1個の2価の千オ(−3−)基で置 換された上記で定義したCl−04アルキルを含み、メチルチオ、エチルチオ、 イソブロピルチす、n−ブチルチオなどが挙げられる。 r c −C4アルキルスルフイニル」は、少なくとも1個の一8〇−基で置換 された上記で定義した01〜C4アルキルを含み、メチルスルフィニル、エチル スルフィニル、イソプロピルスルフィニルなどが挙げられる。 「C1〜C4アルキルスルホニル」は、少なくとも1個のスルホニル基・−80 2−で置換された上記で定義した01〜C4アルキルを含み、メチルスルホニル 、エチルスルホニル、イソプロピルスルホニル、n−ブチルスルホニルなどが挙 げられる。 「C1−04モノもしくはジアルキルアミノ」は、上記で定義した1個以上の0 1〜C4アルキル基で置換されたアミノを含み、メチルアミノ、エチルアミノ、 n−ブチルアミノ、1−ブチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、メチ ル−を−ブチルアミノなどが挙げられる。 ベンゼン環またはへテロ芳香環上のR基は、フローチャートAにおける出発物質  0−ニトロフェノール1のように、製造過程の最初から存在しく例えば、フェ ニル、メチル、メトキシ、シアノ、カルボメトキシ、トリフルオロメチル)、あ るいは通常の反応により後で付加され(例えば、塩素化の場合はクロロ、ニトロ 化の場合はニトロ)、あるいは、出発時または付加されて存在する官能基から作 り出される(例えば、触媒還元によりニトロ基がアミノ基に変換された後、アル キル化されてモノもしくはジアルキルアミンに変換される。)。アミノ基はジア ゾ化してヒドロキシ基にし、次いでメチル化によりメトキン基にすることができ る。同様に、ヒドロキシ基は、1. OB、 Che■。 に記載された方法と同様にしてチオールに変換することができる。得られた千オ ールは、アルキル化によりアルキルチオになり、それを酸化して、対応するスル ホキシドまたはスルホンにすることができる。好ましい置換基は、H,C1−C 4アルキル、01〜C4アルコキシおよびフェニルである。これらの反応および 順序は通常のものであり、ベンゼン環を修飾して本明細書に開示したRラジカル に到達させることは、当業者であれば明らかである。 「薬剤的に許容されつるその塩およびエステル」は、ヒトの薬剤放出システムの 一部として使用可能な最終分子中の酸基の塩およびエステルを意味し、例えば、 塩としてはナトリウム、カリウム、カルシウム、アンモニウム、置換アンモニウ ム、第四アンモニウム塩が挙げられ、エステルとしてはエチルエステル、アセチ ュレート、ベシレート、ニブテート、フェンプロピオネート、アセテート、パモ エートが挙げられる。また、体内の生理学的p Hで加水分解されて酸を再生す る「プロドラッグ」組成物として有用なエステルも含まれ、ピバロイレート(例 えば、ピボキセチルおよびピボキシル)およびカネボウエステルなどが挙げられ る。 (CH) (Yは1〜6、好ましくは3である。)は、上記で定義した少なくと も1個のR′置換基を含むことができ、例−CH,−CH−CH2、−CH2− CH−CH2などのアル0CH30CH2CH3 キルが挙げられる。 また、(CH) にアルケン結合が存在してもよく、例えば、CH−などが挙げ られる。 R′ □ (CH)、(zは6〜20.好ましくは8〜14である。)は、上記で定義した 少なくとも1個のR′置換基を含むことが−(CH2) 5−CH−(CH2)  4などのフル+ルが挙げら「 R′ また、(CH)、にアルケン結合が存在してもよく、例えば、−CH2−CH= CH−(CH2) 8−1−(CH2)8−CH=CH(CH2) 2−1−  (CH2) 9−CH=CH−(CH) −1−(CH) −CH=CH−(C H2) 4−などが挙げられる。 好ましくは、R′またはR′の一方がHの場合であり、特にR’ R’ 好ましくは、(CH) および(CH) が共にアルキルの場上記一般式の本発 明の化合物の代表を下記構造で示す。 R。 噛 [式中、xはOまたはsであり、R,R’ 、R’ 、Yお、J−びzは上記で 定義した通りである。コ このN¥Rの好ましい化合物は以下の通りである。 [式中、XはOまたはSであり、nは8〜14である。]また、これらの種類の 好ましい化合物は以下の通りである。 〔式中、nは8〜14である。] ○ [式中、nは8〜14である。] 本発明の化合物は、次のフローチャートで示す方法により製造できる。 フD−千ヤートA− フローチャート − 二〕と」l二五二2ユ フローチャート D− ゴ仏二上ヒ丑−シ」 −力ヒ土t]−り一 二璧二廿二と旦徨 フローチャートH−2 1法 フローチャートA−2かられかるように、工程(A)では、O−ニトロフェノー ルよ、4−ブロモ酪酸エチルλおよびFば乾燥アセトン中の無水に2CO3を、 窒素雰囲気下、還鉾熱するか、室温で長時間攪拌して4−(2−ニトロフェノキ シ)′C 触媒の存在下、例えば40ps igのH2下、室温で接触水素二る。 酸化バリウム・8水和物とを室温で反応させてモノメチルエり 容体(例えばトリエチルアミン)の存在下、例えば乾燥ニーチェ程(F)では、 エーテル−アミドジエステル8を、例えばM e OH/ H20における2、 5NのNaOHにより脱エステル化し、酸性化の後、最終物質である二酸9を得 る。 フローチャートB−2は、対応するチオ化合物の合成を示す。 ジメトキシエタン中、乾燥窒素下、水素受容体(例えば乾燥に2C03粉末)の 存在下で行うことができ、1↓が得られる。 工程(H)は、乾燥溶媒(例えば乾燥エーテル)中、酸受容体(例えばピリジン )の存在下、0℃で、11のアミノ基を11−プロモウンデン酸エチルによりア シル化する工程を示す。 より行うことができる。 フローチャートC−2かられかるように、工程(J)では、工程(K)は、40 psigのH下、エタノール/NH3中、例えばラネーN+を使用してニトロ基 を還元する工程を示工程(■、)は、例えば無水トリフルオロ酢酸/乾燥エーテ ルおよび粉末状の乾燥炭酸ナトリウムにより24をトリフルオロアセチル化する 工程を示す。 工程(M)は、例えばヨウ化メチル/乾燥アセトンおよび粉末状の乾燥KOHを 使用して行うことができるN−メチル化と、それに続< M e OH/ H2 0によるN−)リフルオロアセチル基の除去を示す。 工程(N)は、例えば乾燥塩化メチレンおよびピリジン中、0℃で酸クロライド (例えばL)を使用して27をN−アセチル化する工程を示す。 工程(0)は、28の脱ベンジル化を示し、これは、H2雰囲気下、例えばM  e OHにおける10%Pd/Cにより行うことができる。 工程(P)は、無水アセトン中、例えば4−ブロモ酪酸エチルおよびK CO3 を使用して1旦をO−アルキル化する工程を示す。 工程(Q)は、例えば工程(F)で記載したような加水分解によりジエステル1 旦を加水分解して二酸l↓にする工程を示す。 フローチャートD−2は、ホスホネート型エステルおよび酸の製造を示す。 工程(R)は、無水塩化メチレン中でN、N’ −ジシクロへキシルカルボジイ ミドおよび4−ジメチルアミノピリジンを使工程(S)は、N2下、例えば18 0℃で、32をトリエチルホスファイトと反応させてホスホネートエステル33 を得る工程(U)では、工程(F)と同様の加水分解条件を使用してホスホン酸 −カルボン酸二酸−屯」−を得る。 対応するホスフィン酸は、公知の方法により、1スから同様に作ることができる 。 フローチャートE−2は、本発明化合物のスルホン酸型の合成を示す。 工程(v)は、EtOH/HO中、N2下、90℃で中間体旦をチオ尿素と反応 させてイソチオウロニウム塩−影」−を得る工程を示す。 対応のスルフィン酸は、1. M、sp目gueおよびT、B。 1ohn+on、lAC359,2440(19371の方法により36から合 成できる。 対応のスルホンアミドは、スルホン酸止1から製造することができ 、例えばカルボン酸をエステルにして保護し、スルホン酸を塩化スルホニルに変 換し、塩化スルホニルをアンモニアで処理した後、保護したカルボン酸エステル を加水分解して対応の酸にすることにより製造する。 フローチャートF−2は、旦および旦のピリジン類似体の対応する合成法を示す 。 工程(X)では、最初に工程(A)と類似の条件によりニトロヒドロキシピリジ ン止ユをO−アルキル化して士旦を得る。 工程(Y)は、工程(B)と同様の方法でニトロ基を還元する工程を示す。 にアミノ基をアシルしてジエステル±lを製造する工程を示す。 工程(AA)では、工程(E)の条件下で、0−アミノフェ工程(B B)では 、工程(A)と同様の条件下で4−ブロモブチロニトリルを使用して±1の0− アルキル化を行い、45−を製造する。 工程(CC)は、塩化メチレン中、MnO2を使用してニトリルをアミド46に 加水分解する工程を示す。 フローチャートH−2は、旦の別の製造ルートを示し、0−アミノフニノールー 耘」−を出発物質とし、アシル化して±1を製造し、工程(A)の条件下で44 を反応させて旦を製造した後、工程(F)により加水分解して旦を得る。 このように、上記フローチャートに記載した方法、ならびに本明細書に記載した 出発物質および試薬を使用することにより、当業者であれば本発明の請求の範囲 内の化合物全てを合成することができる。 フローチャートA−2およびC−2の1を他のニトロフェノールで置き替えると 、本発明の範囲内の化合物を製造することができる。他のニトロフェノールとし ては、下記のものが挙げられる。 2−ニトロフェノール、 2−ニトロ−6−メチルフェノール、 2−ニトロ−5−メチルフェノール、 2−ニトロ−4−メチルフェノール、 2−ニトロ−3−メチルフェノール、 2−ニトロ−4−7二二ルフエノール、2−ニトロ−5−フェニルフェノール、 2−ニトロ−4−クロロフェノール、 2−ニトロ−4−フルオロフェノール、2−ニトロ−4−トリフルオロメチルフ ェノール、2−ニトロ−4−ヒドロキシフェノール、2−ニトロ−4−メトキシ フェノール、2−ニトロ−6−二トキシフエノール、2−ニトロ−4−メチルチ オフェノール、2−ニトロ−4−メチルスルフィニルフェノール、2−ニトロ− 4−メチルスルホニルフェノール、4−ニトロ−3−ヒドロキシピリジン、3− ニトロ−4−ヒドロキシ−5−メチルピリジン、3−ニトロ−4−ヒドロキシ− 6−メチルピリジン、2−メチル−3−ニトロ−4−ヒドロキシピリジン、2− ヒドロキシ−3−二トロー5−フェニルピリジン、2−ニトロ−3−ヒドロキシ −5−フェニルピリジン、2−ヒドロキシ−3−二トロー5−クロロピリジン、 2−ニトロ−3−ヒドロキシ−5−トリフルオロメチルビリジ2−メトキシ−4 −二トロー5−ヒドロキシピリジン、3−ニトロ−4−ヒドロキシ−5−エトキ シピリジン、2−メチルチオ−4−二トロー5−ヒドロキシピリジン、2−ニト ロ−3−ヒドロキシチオフェン、3−ニトロ−4−ヒドロキシチオフェン、3− ヒドロキシ−2−ニトロ−5−メチルチオフェン、3−ヒドロキシ−2−二トロ ー4−メチルチオフェン、2−ヒドロキシ−3−二トロー4−クロロチオフェン 、2−ヒドロキシ−3−二トロー4−フルオロチオフェンなど。 スの化合物を他の公知のハロアルキルエステルで適当に置き替え、旦を他の公知 のジエステルで適当に置き替えると、請求の範囲内の全てのニーチル−アミド誘 導体が得られることは明らかである。 本発明方法に有用な旦の代表例を以下に挙げるが、これらに限定されない。 B r CH2COOM e 1 CI−CH2CH2cH2coocH(CH3)3、Br−CH2CH2cH2 cH2cooMe1Br−CH2CH2CH2CH,、CH2C00Et。 Br−CH2CH2cH2cH2cH2cH2coocH2CH2CH2CH3 、 B r CH2CH(CH3) COOM e 1Br−CH2CH(CH3) CH2C00Et。 B r CHCH2CH2COOM e 。 Br−CH2CH(OCH3)cH2coocH(CH3)2、Cl−CH2C H(OCH2CH3)CH2COOMe。 Br−CH2CH(F)CH2COOMeなど。 旦の代わりになる本発明に有用な他の化合物の代表例は以下の通りである。 HOOC(CH2)6COOMe1 HOOC(CH2)7COoMe1 HOOC(CH2)8COOMe。 HOOC(CH2) 9COOMe。 HOOC(CH2)、oCOOMel HOOC(CH2)、lCOOMe。 HooC(CH2)12COOEt1 Hooc(CH2)13coOcH(CH3)2、HOOC(CH2)14CO OCHCH2CH3、Ho0C(CH2)15C00(CH2)3CH3、HO OC(CH2) 16COOCH3゜HOOC(CH2)BCOOCH3、 HOOC(CH2)18COOMe。 HOOC(CH2)、9COOE t。 HOOC(CH2)20cooPh。 HOOC(CH2)、oCOOCH2Ph。 HOOCCH(CH3)−(CH2)、oCOOMe。 HOOCCH2CH(CH3)(CH2)、oCOOMe。 HOOCCH2CH3CH(CH3)CH2C00Et。 HOOCCH2CH2CH(CI)CH2COOE t。 HOOCCH2CH(OCH3)(CH2) 7COOCR(CH3)2 [式中、Phはフェニルである。]などこの方法により得られる化合物の代表例 を以下に挙げるが、ここで使用する酸ラジカルの命名法は次の通りである。 P (0)(OH) 、ホスホノ −COOH:カルボキシ −CONH2・アミノカルボニル −8SO3H:チオスルファト(ナトリウム塩として)4− (2−(20−カ ルボキシェイコサノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(19−カルボキシノナデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(18−カルボキシオクタデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(17−カルボキシヘプタデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4−(2−(16−カルボキシヘキサデカノイル−N−メチルアミノ)フェノキ シ)酪酸、 4− (2−(15−カルボキシペンタデカノイルアミノ)フェノキシ)ブチル アミド、 4− (2−(14−カルボキシテトラデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4−(2−(13−カルボキシトリデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(10−カルボキンデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(8−カルボキシオクタノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(7−カルボキンヘプタノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4=(2−(6−カルボキシヘキサノイルアミノ)酪酸、4−(2−(20−カ ルボキシエイコサノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4−(2−(19−カルボキシノナデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(18−カルボキンオクタデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸 1 .4−(2−(17−カルボキンヘプタデカノイル−N−エチルアミノ)フェニ ルチオ)酪酸、 4− (2−(16−カルボキンヘキサデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸 、 4− (2−(15−カルボキシペンタデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸 、 4− (2−(14−カルボキシテトラデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸 、 4− (2−(13−カルボキシトリデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4−(2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(10−カルボキンデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (:l’−(9−カルボキシノナノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(8−カルボキシオクタノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(7−カルボキンヘプタノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(6−カルボキシヘキサノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 3− (2−(16−カルボキシヘキサデカノイルアミノ)フェノキシ)プロピ オン酸、 4−(2−(15−カルボキシイソヘキサデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸 、 4− (2−(14−カルボキシテトラデカノイルアミノ)フェノキン)酪酸、 5− (2−(13−カルボキシトリデカノイルアミノ)フェノキシ)吉草酸、 5− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)フェノキシ)吉草酸、 5− (2−(11−カルボキシイソドデカノイルアミノ)吉草酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)イソ吉草酸、 4− (2−(10−カルボキシデカノイルアミノ)イソ吉草酸、5− (2− (9−カルボキシノナノイルアミノ)フェノキシ)吉草酸、 6− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)フェノキシ)カプロン酸。 6− (2−(8−カルボキシオクタノイルアミノ)フェノキシ)カプロン酸、 6− (2−(7−カルボキシイソオクタノイルアミノ)フェノキシ)カプロン 酸、 7− (2−(7−カルボキシヘプタノイルアミノ)フェノキシ)エナント酸、 7− (2−(6−カルボキシヘキサノイルアミノ)フェノキシ)エナント酸、 7− (2−(5−カルボキシイソヘキサノイルアミノ)フェノキシ)エナント 酸、 2− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)フェノキ2− (2−( 10−カルボキンデカノイルアミノ)フェノキシ)酢酸、 3−(2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)フェノキシ)プロピオン酸、 3− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)フェニルチオ)プロピオ ン酸、 3− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)フェニルチオ)プロピ オン酸、 3− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)フェニルチオ)イソ酪 酸、 5− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)フェニルチオ)吉草酸 、 5− (2−(10−カルボキシデカノイルアミノ)フェニルチオ)吉草酸、 5− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)フェニルチオ)吉草酸、 4− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)フェニルチオ)イソ吉草 酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)フェニルチオ)イソ吉 草酸、 4− (2−(10−カルボキシデカノイルアミノ)フェニルチオ)イソ吉草酸 、 6− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)フェノキシ)カプロン酸、 6− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)フェニルチオ)カプロン 酸、 6− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)フェニルチオ)カプロ ン酸、 7− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−3−メチルフェニル チオ)エナント酸、 7−(2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−4−メチルフェニルチ オ)エナント酸、 7− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)フェノキシ)エナント酸 、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−4−メチルフェノキ シ)酪酸、 4− (2−(10−カルボキシデカノイルアミノ)−3−メチルフェノキシ) 酪酸、 4− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)−5−メチルフェノキシ)酪 酸、 4− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)−6−メチルフェノキシ )酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−3−クロロフェニル チオ)酪酸、 4− (2−(10−カルボキシデカノイルアミン)−4−メチルフェノキシ) 酪酸、 4− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)−5−フルオロメチル)フェ ニルチオ)酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)−6−メチルフェノキシ )酪酸、 5− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−3−メチルチオフェ ノキン)吉草酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−3−メチルスルホニ ルフェノキシ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−4−メチルスルホニ ルフェニルチオ)酪酸、4− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ) −5−二チルフエノキン)酪酸、 4− (2−(11−カルボキンウンデカノイルアミノ)−4−フェニルフェノ キシ)酪酸、 4− (2−(10−カルボキシデカノイルアミノ)−3,5−ジメチルフェノ キシ)酪酸、 4− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)−4−フルオロフェノキシ) 酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)−5−トリフルオロメチ ルフェノキシ)酪酸、 4−(2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−5=ヒドロキシフエニ ルチオ)酪酸、 4−(2−(10−カルボキシデカノイルアミノ)−4−ヒドロキシフェニルチ オ)酪酸、 4− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)−3,5−ジメトキシフェニ ルチオ)酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)−5−ニトロフェノキシ )酪酸、 5− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−4−二トロフエノキ シ)吉草酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−5−アミノ−3−メ チルフェノキン)酪酸、4− (2−(11−カルボキンウンデカノイルアミノ )−5=アミノ−4−メチルフェニルチオ)酪酸、4− (2−(12−カルボ キシデカノイルアミノ)−4−ジメチルアミノフェノキシ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキンウンデカノイルアミノ)−5−エチルアミノフ ェノキン)酪酸、 1− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)フェノキシ)−3−メチ ルプロピオン酸、 3−(1−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)フェニルチオ)−2−ク ロロプロピオン酸、 4−(2−(10−カルボキシデカノイルアミノ)フェニルチオ)−3−メトキ ン酪酸、 4−(2−(9−カルボキンノナノイルアミノ)フェニルチオ)−3−エトキン 酪酸、 4− (2−(12−かルボキシドデカノイルアミノ)−4−メチル−3−ビリ ノルオキシ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキンウンデカノイルアミノ)−4−メチル−3−ビ リノルオキシ)酪酸、 4− (2−(10−カルボキンデカノイルアミノ)−5−メチル−3−ピリジ ルオキシ)酪酸、 4− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)−5−ヒドロキシ−3−ピリ ジルオキシ)酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)−6−シメチルアミノー 3−ピリジルオキシ)酪酸、4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルア ミノ)−3−ピリジルチオ)酪酸、 4− (2−(10−カルボキシデカノイルアミノ)−6−メチルスルホニル− 3−ピリジルオキシ)酪酸、4− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ) −5−クロロ−3−ピリジルチオ)酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)−5−メチルピリジルチ オ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−5−メチルスルホニ ル−3−ピリジルチオ)酪酸、4− (2−(11−カルボキシウンデカノイル アミノ)−6一メチル−3−ピリジルチオ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−4゜6−シメチルー 3−ピリジルオキシ)酪酸、4−(2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ )−5−メチルチオ−3−ピリジルオキシ)酪酸、4− (2−(11−カルボ キシウンデカノイルアミノ)ピリジルオキシ)酪酸、 4− (2−(10−カルボキシデカノイルアミノ)−5−メトキン−3−ピリ ジ・ルオキシ)酪酸、 4− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)−4−フルオロ−6−メチル −3−ピリジルオキシ)酪酸、4− (2−(12−カルボキシドデカノイルア ミノ)−5−メチルアミノ−3−ピリジルオキシ)酪酸、4− (2−(11− カルボキシウンデカノイルアミノ)−4−フェニル−3−ピリジルチオ)酪酸、 4− (2−(10−カルボキンデカノイルアミノ)−5−メチル−3−ピリジ ルチオ)酪酸、 4− (2−(9−カルボキンノナノイルアミノ)−6−メドキシー3−ピリジ ルチオ)酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)−6−)リフルオロメチ ル−3−ピリジルオキシ)酪酸、5− (2−(11−カルボキシウンデカノイ ルアミノ)−4−メチル−3−チェニルオキシ)吉草酸、4− (2−(11− カルボキシウンデカノイルアミノ)−4−メチル−3−チェニルオキシ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−4−メチル−3−チ ェニルチオ)酪酸、 4− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)−5−メチル−3−チェ ニルチオ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−4−メチル−3−チ ェニルチオ)酪酸、 4− (2−(10−カルボキシデカノイルアミノ)−5−メチル−3−チェニ ルチオ)酪酸、 4− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)−4−ヒドロキシ−3−チェ ニルオキシ)酪酸、 4− (2−(12−カルボキンドデカノイルアミノ)−4−メチルチオ−3− チェニルオキシ)酪酸、4− (2−(11−カルボキンウンデカノイルアミノ )−4−メチルチオ−3−チェニルオキシ)酪酸、4− (2−(10−カルボ キシデカノイルアミノ)−4−メチルスルホニル−3−チェニルオキシ)酪酸、 4− (2−(9−カルボキンノナノイルアミノ)−4−メチルスルホニル−3 −チェニルオキシ)酪酸、4− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ )−5−トリフルオロメチル−3−チェニルオキシ)酪酸、5− (2−(11 −カルボキンウンデカノイルアミノ)−5−クロロ−3−チェニルオキシ)吉草 酸、4−(2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−4−メチル−5− フェニル−3−チェニルオキシ)酪酸、4− (1−(11−カルボキシウンデ カノイルアミノ)−5−メチルアミノ−3−チェニルオキシ)酪酸、4− (2 −(12−カルボキンドデカノイルアミノ)−5−ジメチルアミノ−3−チェニ ルオキシ)酪酸、4−(2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−3− チェニルオキシ)酪酸、 4− (2−(20−ホスホノエイコサノイルアミノ)フェノ千シ)酪酸、 4− (2−(19−ホスホノノナデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(17−スルホヘプタデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(16−スルフィノヘキサデカノイル−N−メチルアミノ)フェノ キシ)酪酸、 4− (2−(15−チオスルファトペンタデカノイルアミノ)フェノキシ)ブ チルアミドナトリウム塩、4− (2−(14−ホスホノテトラデカノイル−N −メチルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(12−スルホドデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(11−スルホウンデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(10−スルフィノデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(9−チオスルファトノナノイルアミノ)フェノキシ)酪酸ナトリ ウム塩、 4− (2−(8−チオスルファトオクタノイルアミノ)フェノキシ)酪酸ナト リウム塩、 4− (2−(7−スルフィノヘプタノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(6−ホスホノヘキサノイルアミノ)酪酸、4− (2−(19− スルホノナデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(18−スルフィノオクタデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸 、 4− (2−(17−チオスルフ7トヘプタデカノイルーN−エチルアミノ)フ ェニルチオ)酪酸、 4− (2−(16−ホスホラヘキサデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (1−(14−スルホテトラデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(13−スルフィノトリデカノイルアミノ)酪酸、4−(2−(1 2−チオスルファトドデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸ナトリウム塩、 4− (2−(11−ホスホノウンデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(10−スルフィノデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)フェニルチオ)ブタンスルホ ン酸、 4− (2−(8−カルボキシオクタノイルアミノ)フェニルチオ)ブタンスル ホン酸、 4−(2−(’7−カルポキシヘブタノイルアミノ)フェニルチオ)ブタンスル ホン酸、 4− (2−(20−カルボキシエイコサノイルアミノ)千オフエノキシ)ブタ ンホスホン酸、 4− (2−(19−カルボキシノナデカノイルアミノ)フェノキシ)ブタンス ルホン酸、 4− (2−(18−カルボキンオクタデカノイル−N−ブチルアミノ)フェノ キシ)ブタンスルフィン酸、4− (2−(17−カルボキシヘプタデカノイル アミノ)フェノキン)ブタンチオスルホン酸、 4− (2−(15−カルボキシペンタデカノイルアミノ)フェノキシ)ブタン ホスホン酸、 4− (1−(14−カルボキンテトラデカノイルアミン)フェノキン)ブタン スルホン酸、 4− (2−(13−n−カルボキントリデカノイルアミノ)フェノキシ)ブタ ンスルホン酸、 4− (2−(12−カルボキンドデカノイルアミノ)フェノキン)ブタンチオ スルホン酸ナトリウム塩、4− (2−(10−カルボキンデカノイルアミノ) フェノキシ)ブタンホスホン酸、 4− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)フェノキシ)ブタンスルホン 酸、 4− (2−(8−カルボキンオクタノイルアミノ)フェノキシ)ブタンスルフ ィン酸、 4− (2−(7−カルボキシヘプタノイルアミノ)フェノキシ)ブタンチオス ルホン酸ナトリウム塩、 4− (2−(20−カルボキンエイコサノイルアミノ)フェニルチオ)ブタン ホスホン酸、 4− (2−(19−カルボキシノナデカノイル−N−メチルアミノ)フェニル チオ)ブタンスルホン酸、4− (2−(18−カルボキンオクタデカノイルア ミノ)フェニルチオ)ブタンスルホン酸、 4− (2−(17−カルボキシヘプタデカノイルアミノ)フェニルチオ)ブタ ンスルフィン酸、 4− (2−(16−カルボキシヘキサデカノイルアミノ)フェニルチオ)ブタ ンチオスルホン酸ナトリウム塩、4− (2−(14−カルボキシテトラデカノ イル−N−プロピルアミノ)フェニルチオ)ブタンホスホン酸、4− (2−( 13−カルボキシトリデカノイルアミノ)フェニルチオ)ブタンスルホン酸、 4− (2−(12−カルボキンドデカノイルアミノ)フェニルチオ)ブタンス ルフィン酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)フェニルチオ)ブタン チオスルホン酸ナトリウム塩、4− (2−(9−カルボキンノナノイルアミノ )フェニルチオ)ブタンホスホン酸、 4−(2−(8−カルボキシオクタノイルアミノ)フェニルチオ)ブタンスルホ ン酸、 4− (2−(7−カルボキシヘプタノイルアミノ)フェニルチオ)ブタンスル フィン酸、 4− (2−(6−カルボキンヘキサノイルアミノ)フェニルチオ)ブタンチオ スルホン酸ナトリウム塩、3− (2−(15−カルボキシイソヘキサデカノイ ルアミノ)フェノキシ)イソブタンホスホン酸、 3− (2−(14−カルボキシテトラデカノイルアミノ)フェノキシ)イソ酪 酸、 5− (2−(13−カルボキシトリデカノイルアミノ)フェノキシ)ペンタン スルフィン酸、 5− (2−(12−ホスホノドデカノイルアミノ)フェノキシ)吉草酸アミド 、 5− (2−(11−スルホウンデカノイルアミノ)吉草酸、5− (2−(1 0−スルフィノデカノイル−N−メチルアミノ)フェノキシ)吉草酸、 5− (2−(9−チオスルファトノナノイルアミノ)フェノキシ)吉草酸ナト リウム塩、 6− (2−(9−ホスホノノナノイルアミノ)フェノキン)カプロン酸、 6− (2−(7−スルホイソオクタノイル−N−メチルアミノ)フェノキン〕 カプロン酸、 7− (2−(7−スルフイツヘブタノイルーN−エチルアミノ)フェノキシ) エナント酸、 7− (2−(6−チオスルファトヘキサノイルアミノ)フェノキシ)エナント 酸アミドナトリウム塩、7− (2−(5−ホスホノイソヘキサノイルアミノ) フェノキシ)エナント酸、 2−’(2−(11−スルホウンデカノイルアミノ)フェノキシ)酢酸、 2− (2−(10−スルホデカノイル−N−プロピルアミノ)フェノキシ)酢 酸、 3− (2−(9−スルフィノノナノイルアミノ)フェノキシ)プロピオン酸、 3− (2−(12−チオスルファトドデカノイルアミノ)フェニルチオ)プロ ピオンアミドナトリウム塩、3− (2−(11−ホスホノウンデカノイルアミ ノ)フェニルチオ)プロピオン酸、 3− (2−(11−スルホウンデカノイルアミノ)−4−メチルフェニルチオ )イソ酪酸、 3− (2−(12−スルフィノドデカノイルアミノ)フェニルチオ)イソブチ ルアミド、 5− (2−(11−チオスルホウンデカノイル−N−ブチルアミノ)フェニル チオ)吉草酸ナトリウム塩、5− (2−(10−ホスホノデカノイルアミノ) フェニルチオ)吉草酸、 5− (2−(12−ホスホノドデカノイルアミノ)フェニルチオ)ペンタンス ルホン酸、 5− (2−(11−カルボキンウンデカノイルアミノ)フェニルチオ)ペンタ ンスルフィン酸、 5−(2−(10−ホスホノデカノイルアミノ)フェニルチオ)ペンタンチオス ルホン酸、 6−(2−(12−ホスホノドデカノイルアミノ)フェニルチオ)ヘキサンホス ホン酸、 4− (2−(11−スルフィノウンデカノイルアミノ)−4−メチルフェノキ シ)ブタンチオスルホン酸ナトリウム塩、4− (2−(12−スルホドデカノ イルアミノ)−6−メチルフェノキシ)ブタンスルホン酸、 4− (2−(11−スルホウンデカノイルアミノ)−3−クロロフェニルチオ )ブタンスルフィン酸、4− (2−(10−スルホデカノイルアミノ)−4− メチルフェノキシ)ブタンチオスルホン酸ナトリウム塩、4− (2−(12− スルホドデカノイルアミノ)−6−メチルフェノキシ)ブタンホスホン酸、 5− (2−(11−スルフィノウンデカノイルアミノ)−3−メチルフェニル チオ)ペンタンスルホン酸、4− (2−(11−スルフィノウンデカノイルア ミノ)−3−メチルスルホニルフェノキシ)ブタンスルフィン酸、4− (2− (11−スルフィノウンデカノイルアミノ)−4−メチルスルホニルフェニルチ オ)ブタンスルホン酸、4− (2−(12−スルフィノドデカノイルアミノ) −5−エチルフェノキシ)ブタンホスホン酸、 4− (2−(10−スルフィノデカノイルアミノ)−3,5−ジメチルフェノ キシ)ブタンスルホン酸、4− (2−(9−チオスルファトノナノイルアミノ )−4−フルオロフェノキシ)ブタンスルフィン酸ナトリウム塩、4− (2− (12−チオスルファトドデカノイルアミノ)−5−トリフルオロメチルフェノ キシ)ブタンチオスルホン酸ナトリウム塩、 4−(2−(10−チオスルファトデカノイルアミノ)−4−ヒドキシフェニル チオ)ブタンホスホン酸ナトリウム塩、4− (2−(9−ホスホノノナノイル アミノ)−3,5−ジメトキシフェニルチオ)酪酸、 5− (2−(11−スルホウンデカノイルアミノ)−4−二トロフエノキシ) 吉草酸、 4− (2−(11−スルフィノウンデカノイルアミノ)−5−アミノ−3−メ チルフェノキシ)酪酸、4− (2−(11−チオスルファトウンデカノイルア ミノ)−5−アミノ−4−メチルフェニルチオ)酪酸ナトリウム塩、4− (2 −(12−ホスホノドデカノイルアミノ)−4−ジメチルアミノフェノキン)酪 酸、 4− (2−(10−スルホデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 3− (2−(9−スルフィノノナノイルアミノ)フェノキシ)プロピオン酸、 3− (2−(12−チオスルファトドデカノイルアミノ)フェノキシ)−3− メチルプロピオン酸ナトリウム塩、シ)−2−クロロプロピオン酸、 4− (2−(9−スルホノナノイルアミノ)チェニルオキシ)−3−エトキシ 酪酸、 4− (2−(12−スルフィノドデカノイルアミノ)フェノキシ)−2−フル オロ酪酸、 7−(2−(11−チオスルファトウンデカノイルアミノ)フェノキシ)−6− アミツニナント酸ナトリウム塩、5− (2−(11−ホスホノウンデカノイル アミノ)−3−メチルフェノキン)−4−オキソ吉草酸、4− (2−(12− スルホドデカノイルアミノ)フェノキシ)−2−ブテン酸、 4− (2−(11−スルフィノウンデカノイルアミノ)フェノキシ)−2−ブ テン酸、 4− (2−(10−チオスルファトデカノイルアミノ)フェノキシ)−4−メ チレン吉草酸ナトリウム塩、4−(2−(9−ホスホノノナノイルアミノ)フェ ノキシ)−4−フルオロ−2−ブテン酸、 4− (2−(4−スルホ−3−メチルブタノイルアミノ)チェニルオキシ)酪 酸、 4− (2−(4−スルフィノ−3−クロロブタノイルアミノ)チェニルオキシ )酪酸、 4− (2−(9−チオスルファト−2−メトキシノナノイルアミノ)チェニル オキシ)酪酸ナトリウム塩、4− (2−(4−ホスホノ−2−エトキンブタノ イルアミノ)フェノキン)酪酸、 4− (2−(14−スルホ−14−フルオロ−2−アセタミドテトラデカノイ ルアミノ)−3−メチルフェノキン)酪酸、4− (2−(13−スルフィノ− 2−オキソトリデカノイルアミノ)−4−メチルチオフェニルオキシ)酪酸、4 −(2−(12−チオスルファトドデカノイル−3−エン−アミノ)フェノキン )酪酸、 4− (2−(11−ホスホノウンデカノイル−7−エン−アミノ)フェノキン )酪酸、 4− (2−(4−スルホ−2−フルオロ−2−ブテノイルアミノ)フェノキシ )酪酸、 4− (1−(12−スルフィノドデカノイルアミノ)−4−メチル−3−ピリ ジルオキシ)酪酸、 4− (2−(11−チオスルファトウンデカノイルアミノ)−4−メチル−3 −ピリジルオキシ)酪酸、4− (2−(10−ホスホノデカノイルアミノ)− 5−メチル−3−ピリジルオキシ)酪酸、 4− (2−(11−スルフィノウンデカノイルアミノ)−4−二トロー3−ピ リジルチオ)酪酸、 4− (2−(10−チオスルファトデカノイルアミノ)−6−メチルスルホニ ル−3−ピリジルオキシ)酪酸ナトリウム塩、4− (2−(9−ホスホノノナ ノイルアミノ)−5−クロロ−3−ピリジルチオ)酪酸、 4− (2−(11−スルホウンデカノイルアミノ)−5−メチルスルホニル− 3−ピリジルチオ)酪酸、4− (2−(11−スルフィノウンデカノイルアミ ノ)−6−メチル−3−ピリジルチオ)酪酸、 4− (2−(11−チオスルファトウンデカノイルアミノ)=4.6−シメチ ルー3−ピリジルオキシ)酪酸ナトリウム塩、4− (2−(12−ホスホノド デカノイルアミノ’I −5−(メチルチオ)−3−ピリジルオキシ)酪酸、4 −(2−(10−スルホデカノイルアミノ)−5−メトキシ−3−ピリジルオキ シ)酪酸、 4− (2−(9−スルフィノノナノイルアミノ)−4−フルオロ−6−メチル −3−ピリジルオキシ)酪酸、4− (2−(12−チオスルファトドデカノイ ルアミノ)−5−(メチルアミノ)−3−ピリジルオキシ)酪酸ナトリウム塩、 4− (2−(11−ホスホノウンデカノイルアミノ)−4−フ二二ルー3−ピ リジルチオ)酪酸、 4− (2−(9−スルホノナノイルアミノ)−6−メドキシー3−ピリジルチ オ)酪酸、 4− (2−(12−スルフィノドデカノイルアミノ)−6−トリフルオロメチ ル−3−ピリジルオキシ)酪酸、5− (2−(11−チオスルファトウンデカ ノイルアミノ)−4−メチル−3−チオフェニルオキシ)吉草酸ナトリウム塩、 4− (2−(11−ホスホノウンデカノイルアミノ)−4−メチル−3−チオ フェニルオキシ)酪酸、4− (2−(12−スルホドデカノイルアミノ)−5 −メチル−3−チオフェニルチオ)酪酸、 4− (2−(11−スルフィノウンデカノイルアミノ)−4−メチル−3−チ オフェニルチオ)酪酸、4− (2−(10−チオスルファトデカノイルアミノ )−5=メチル−3−チェニルチオ)酪酸ナトリウム塩、4− (2−(9−ホ スホノノナノイルアミノ)−4−ヒドロキシ−3−チェニルオキシ)酪酸、 4− (2−(11−スルホウンデカノイルアミノ)−4−メチルチオ−3−チ ェニルオキシ)酪酸、 4− (2−(10−スルフィノデカノイルアミノ)−4−メチルスルホニル− 3−チェニルオキシ)酪酸、4− (2−(9−チオスルファトノナノイルアミ ノ)−4−メチルスルホニル−3−チェニルオキシ)酪酸ナトリウム塩、4−  (2−(12−ホスホノドデカノイルアミノ)−5−トリフルオロメチル−3− チェニルオキシ)酪酸、4− (2−(11−スルホウンデカノイルアミノ)− 4−メチル−5−フェニル−3−チェニルオキシ)酪酸、4− (2−(11− スルフィノウンデカノイルアミノ)−5−メチルアミノ−3−チェニルオキシ) 酪酸、4− (2−(12−チオスルファトドデカノイルアミノ)−5−ジメチ ルアミノ−3−チェニルオキシ)酪酸ナトリウム塩、4− (2−(11−ホス ホノウンデカノイルアミノ)−4−アミノ−3−チェニルオキシ)酪酸。 本発明の好ましい化合物は、以下の通りである。 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)フェノキン)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4−(2−(10−カルボキンデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4−(2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)フェノキン)酪酸、 4− (2−(13−カルボキントリデカノイルアミノ)フェノキン)酪酸、 4− (2−(15−カルボキシペンタデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−4−メチルフェノキ シ)酪酸、 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−5−メチルフェノキ シ)酪酸。 また、下記式。 [式中、Aは1.2−ジ置換芳香環、好ましくはベンゼン環であり;DはOH, NH2、NHRe、OR,であり;Xは01s、soまたはSO2であり;Rは H,C,−C4アルキル、フェニルもしくは置換フェニル、ハロゲン、ハロアル キル、ヒドロキシ、カルボキシ、シアノ、01〜C4アルコキシ、C1〜Cアル キルチオ、C1〜C4アルキルスルフイニル、C1〜C4アルキルスルホニル、 ニトロ、アミノ、C1〜C4モノもしくはジアルキルアミノであり;R′および R′は独立してH1ハロゲン、C−Cアルキルもしくは01〜C4アルコキシ、 アミノ、またはオキソ(この場合、式中のCH−R’ またはCH−R’は−c =oとなる。)であり;RはH,C。 〜Cアルキルであり、RSRは独立してC+〜C12アル4 b c キル、フェニルまたはフェニル01〜C4アルキルであり、nは0〜2であり、 yは1〜6であり;2は6〜20であり:R’ R’ (CH) および(CH) は独立して置換または未置換のアY ! ルキルラジカルまたは少なくとも1個のアルケン結合を含むアルケニルラジカル を表してもよい。]の物質ならびに薬剤的に許容されつるその塩およびエステル も本発明の5α−リダクターゼ阻害剤として含まれる。 本発明の化合物は、ヒトのテストステロン−5α−リダクターゼ阻害剤である。 本発明の化合物の範囲は上記式で記載されるが、上記式の記載で使用される下記 の用語は、次のように定義される。 Xは0またはSであり、好ましくは一方のXが0であり、特に好ましくは両方の Xが01すなわちカテコール構造である。 r C1〜C4アルキル」は、鎖状または分岐状のものを含み、例えば、メチル 、エチル、ロープロピル、イソプロピル、シクロプロピル、n−ブチル、イソブ チル、5ee−ブチル、1−ブチルが挙げられ、「01〜C12アルキル」は、 n−オクチル、t−デンル、n−ドデシルなどの炭素数12までのアルキルを含 む。 「フェニルC−C4アルキル」は、ベンジル、2−フェネチルなどを含む。 r c −C4アルコキシ」は鎖状または分岐状のものを含み、例えば、メトキ シ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキン、n−ブトキシ、イソブトキン 、5ec−ブトキシ、t−ブトキシが挙げられる。 「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を含む。 「置換フェニル」は、上記で定義した1個以上のC1−04アルキル、C1〜C 4アルコキシまたはハロゲンなどで置換されたフェニルを含む。代表例としては 、o−1m−1p−メトキンフェニル;2,4−ジフトキンフェニル;2−クロ ロ−4−エトキンフェニル;3.5−ジメトキシフェニル;2.4−ジクロロフ ェニル:2−ブロモ−4−メチルフェニル;0−フルオロフェニルなどが挙げら れる。 「ハロアルキル」は、上記で定義した1個以上のハロゲンで置換された、上記で 定義した01〜C4アルキルを含み、トリフルオロメチル、2.2−ジクロロエ チルなどが挙げられる。 rc −c4アルキルチオ」は、少なくとも1個の2価のチオ(−3−)基で置 換された上記で定義した01〜C4アルキルを含み、メチルチオ、エチルチオ、 イソプロピルチオ、n−ブチルチオなどが挙げられる。 「01〜C4アルキルスルフイニル」は、少なくとも1個の一8〇−基で置換さ れた上記で定義した01〜C4アルキルを含み、メチルスルフィニル、エチルス ルフィニル、イソプロピルスルフィニルなどが挙げられる。 「C1〜C4アルキルスルホニル」は、少なくとも1個のスルホニル基 −80 2−で置換された上記で定義した01〜C4アルキルを含み、メチルスルホニル 、エチルスルホニル、イソプロピルスルホニル、n−ブチルスルホニルなどが挙 げられる。 「01〜CIモノもしくはジアルキルアミノ」は、上記で定義した1個以上のC + −C+アルキル基で置換されたアミノを含み、メチルアミノ、エチルアミノ 、n−ブチルアミノ、1−ブチルアミノ、ジメチルアミノ、N、N−ジエチルア ミノ、メチル−t−ブチルアミノなどが挙げられる。 ベノセン環上のR基は、フローチャートAにおける出発物質:(例えば、フェニ ル、メチル、メトキシ、シアノ、カルボメトキシ、トリフルオロメチル)、ある いは通常の反応により後で付加され(例えば、塩素化の場合はクロロ、ニトロ化 の場合はニトロ)、あるいは、出発時または付加されて存在する官能基から作り 出される(例えば、後で付加されたニトロ基が触媒還はジアルキルアミノに変換 される。)。アミノ基はジアゾ化してヒドロキシ基にし、次いでメチル化により メトキシ基にすることができる。同様に、ヒドロキシ基は、I、 OB、Che w、31゜jll 3980−J98NI9661 f Merman xnd  Ktrne+および1. Org。 Cbell、31. 99410(19661b7にyt+l、tl、tnd  Ew*n+、E、S、に記載された方法と同様にしてチオールに変換することが できる。 得られたチオールは、アルキル化によりアルキルチオになり、それを酸化して、 対応するスルホキシドまたはスルホンにすることができる。好ましい置換基は、 H1C1〜C4アルキル、C−04アルコキシおよびフェニルである。これらの 反応および順序は通常のものであり、ベンゼン環を修飾して本明細書に開示した Rラジカルに到達させることは、当業者であれば明らかである。 「薬剤的に許容されつるその塩およびエステル」は、ヒトの薬剤放出システムの 一部として使用可能な最終分子中の酸基の塩およびエステルを意味し、例えば、 塩としてはナトリウム、カリウム、カルシウム、アンモニウム、置換アンモニウ ム、第四アンモニウム塩が挙げられ、エステルとしてはエチルエステル、アセチ ュレート、ベシレート、ニブテート、フェンプロピオネート、アセテート、バモ エートが挙げられる。また、体内の生理的pHで加水分解されて酸を再生する「 プロドラッグ」組成物として有用なエステルも含まれ、ビバロイレート(例えば 、ピボキセチルおよびビボキシル)およびカネボウエステルなどが挙げられる。 R′ (CH) (3’は1〜6、好ましくは3である。)は、上記! で定義した少なくとも1個のR′置換基を含むことができ、例えば、−CH−1 −CH2−CH2−1−CH2−CH2−CH−1−CH−1−CH−CH−1 −CH2−CH−1CHCH3C1 −CH−CH−CH2−1−CH2−CH−CH2−10CH30CH2CH3 −CH−CH2−CH−などが挙げられる。 R′ また、(CH) にアルケン結合が存在してもよく、例えば、−CH2−CH= CH−1−CH2−CH=CH−CH2−1−CH−CH−CH=CH−1(C H2) 3 CH=CH−などが挙げられる。 R′ ■ (CH) (Zは6〜20、好ましくは8〜14である。)冨 は、上記で定義した少なくとも1個のR′置換基を含むことができ、また、完全 にアルキルであってもよく、例えば、−(CH2) fi−COOH[式中、n は好ましくは8〜14である。]などが挙げられる。 R′ また、(CH) にアルケン結合が存在してもよく、例えば、! −(CH) −CH=CH−(CH2) 4−などが挙げられる。 好ましくは、R′またはR′の一方がHの場合であり、特にR’ R’ 好ましくは、(CH)、および(CH)、が共にアルキルの基本発明の好まし・ い化合物は、下記式・および′ [式中、RN R’ 、R’ 、7% Zs RBは上記で定義した通りである 。]で示され、特に好ましいのは下記化合物である。 0 および [式中、nは8〜14であり、Rb1はメチル、エチル、シクロプロピル、イソ プロピル、n−プロピル、t−ブチル、フェニルまたはベンジルである。] 本発明の化合物は、下記フローチャートで概説する方法により合成してもよい。 ニびに王i寸二に追 0− − − さ フローチャートA−3かられかるように、工程(A)では、0−ニトロフェノー ル士、4−ブロモ酪酸エチルλおよび例えば乾煽アセトン中の無水K CO3を 、窒素雰囲気下、例えば12〜100時間、還流加熱するか、室温で長時間攪拌 して4−(2−ニトロフェノキシ)酪酸エチルAを得る。 工程(B)では、Jの例えば酢酸エチル溶液を5%P d/C触媒の存在下、例 えば40psigのH2下、室温で接触水素添加して、4−(2−アミノフェノ キシ)酪酸エチル±を得る。 工程(C)では、12−ブロモドデカン酸二を適当な溶媒、例えばジフトキンエ タン中、約80〜85℃でイソプロピルメルカプタンと反応させて酸且を得る。 工程(D)では、例えば室温で、例えば乾燥塩化メチレン中、所望により4−ジ メチルアミノピリジンの存在下で、−酸且をアミン4およびN’ 、N’−シン クロヘキシルカルボジイミド(DCC)と反応させてアミドヱを得る。 工程(E)では、エーテル−アミドIを、例えばMeOH/HOにおける2、5 NのNaOHにより脱エステル化して最終物質である一酸旦を得る。 一酸8は、室温で4〜24時間、アセトン/水におけるN a I 04で処理 することにより、対応するスルホキシド8aを得ることができる。また、旦を約 0〜25℃の温度で1〜24時間、m−クロロ過安息香酸/CHC12で処理す ることにより、対応するスルホン8bを得ることができる。 フローチャートB−3は、本発明化合物の硫黄類似体の合成条件下で同様にDC Cを使用してアルキルチオアルカン酸と反記載の5α−リダクターゼ活性を有す る遊離のチオ酸Uを得る。 フローチャートC−3かられかるように、化合物−L」−は工程(J )でさら に酸化してスルホキシドにすることができ、チオ化合物−L」−を出発物質とす るとスルホキシド15を得ることができ、これは、工程(1)と同様の条件下で 加水分解するこき、これは、次いで工程(T)と同様の条件下で加水分解するン チオールを使用し、その硫黄原子を結合させると、ユに対応するエステルアルキ ルチオ化合物が得られ、これは、酸化することにより対応するスルホキシドまた はスルホンにすることができ、次いでニトロ基を還元してアミノ基にし、適当な 試薬、例えば6と結合させると、Iと類似の未酸化硫黄を含む鎖状アミドが得ら れる。さらに修飾する場合は、硫黄アシル化剤をまず酸化して対応のスルホキシ ドまたはスルホンにし、次いで例えると、本発明の範囲内の化合物を製造するこ とができる。他のニトロフェノールとしては、下記のものが挙げられる。 2−ニトロフェノール、 2−ニトロ−6−メチルフェノール、 2−二トロー5−メチルフェノール、 2−ニトロ−4−メチルフェノール、 2−ニトロ−3−メチルフェノール、 2−ニトロ−4−フェニルフエ/ −ル、2−ニトロ−5−フェニルフェノール 、2−ニトロ−4−クロロフェノール、 2−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェノール、2−ニトロ−4−メトキ シフェノール、2−ニトロ−6−二トキシフエノールなど。 10のほかに、フローチャートB−3およびC−3の出発物質は市販されており 、また、公知方法により容易に得られ、上記で挙げた全ての化合物において、ニ トロ基に対してオルト位にある一OHが一3Hで置き換わったものも含まれる。 フローチャートA−3およびB−3の両方において、主に代わる他の出発物質と しては以下の化合物が挙げられる。 B r CH2COOM e 1 CI−CH2CH2CH2COOCH(CH3)2、BrBr−CH2CH2C H2CH2COO。 Br−CH2CH2CH2CH2CH2C00Et。 Br−CH2CH2CH2CH2CH2CH2COOCH2CH2CH2CH3 、 Br−CHCH(CH3)COOMe。 B r CHCH(CH3) CH2COOE t −B r CH2CH2C H2COOM e −Br−CHCH(OCH3)CH2C0OH(CH3)  2、CI −CHCH(OCH2CH3)CH2C00Me。 B r CH2CH(F ) CH2COOM eなど。 4または11のアミノ基をアシル化するための酸となる酸6に代わる他の出発物 質としては以下の化合物が挙げられる。 Me S (CH2) 6COOH。 MeS(CH2)7 C00H1 (CH3) 2 CH3−(CH2) 8COOH。 E t S−(CH2) 9COOH。 CHCH2CH25(CH2)1oCOOH1(CH3)2CH3(CH2)l ICOOHlMe s−(CH2) 12CoOI(。 E t S−(CH2) 13COOH。 CH3CH2CH25−(CH2)14cooH1(CH3) 2C)IS−( CH2)、5COOH。 CH3(CH2)3S−(CH2)16cooH1(CH3)2CH−CH2S −(CH2) 17COOH。 CH3CH2CH25(CH2)18cooH1(CH3)2CH8−(CH2 )、9COOH。 E t S−(CH2) 2oCOOH。 Me 5−CH(CH3)(CH2) 1oCOOH。 (CH) CH3−CHCH2CH(CH3’)CH2C00H。 Me S−CH2C0OH(CI)CH2COOH。 E t 5−CHCH(OCH3)(CH2) 7COOH。 CHCHCH5−CHCH(OCH2CH3)CH2CH2C0OH。 CH3(CH2)7SCH2CooH1(CH3)2CH(CH2)5−8−c H2cooH1CH3(C1(2) 9−5−CH2C0OH。 CH3(CH2)llS−CH2COOHなど。 本発明の代表的化合物を以下に挙げるが、これらに限定されない。 4− (2−(20−イソプロピルチオエイコサノイルアミノ)フェノキン)酪 酸、 4− (2−(19−メチルチオノナデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(18−エチルチオオクタデカノイルアミノ)フェノキン)酪酸、 4−(2−(17−イソプロピルチオノナデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸 、 4− (2−(16−メチルチオノナデカノイルアミノ)フェノキン)酪酸、 4− (2−(15−メチルスルフィニルペンタデカノイルアミノ)フェノキン )酪酸、 4− (2−(14−メチルスルフィニルテトラデカノイルアミノ)フェノキン )酪酸、 4(2−(13−n−プロピルチオトリデカノイルアミノ)フェノキン)酪酸、 4− (2−(12−n−ブチルスルフィニルドデカノイルアミノ)フェノキン )酪酸、 4− (2−(11−see−ブチルチオウンデカノイルアミノ)フェノキン) 酪酸、 4− (2−(10−フェニルチオデカノイルアミノ)フェノキン)酪酸、 4− (2−(10−ベンジルチオデカノイルアミノ)フェノキン)酪酸、 4− (2−(10−i so−ブチルスルボニルデカノイルアミノ)フェノキ シ)酪酸、 4−(2−(9−t−ブチルチオノナノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(8−エチルスルホニルオクタノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(7−イツプロビルチオヘブタノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2−(6−メチルチオヘキサノイルアミノ)酪酸、4− (2−(20 −エチルスルホニルエイコサノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(19−イソプロピルチオノナデカノイルアミノ)フェニルチオ) 酪酸、 4− (2−(18−メチルチオオクタデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸 、 4− (2−(17−ニチルチオヘブタデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸 、 4− (2−(16−イツブロビルヘキサデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪 酸、 4−(2−(15−メチルチオペンタデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(14−メチルスルフィニルテトラデカノイルアミノ)フェニルチ オ)酪酸、 4− (2−(13−メチルスルホニルトリデカノイルアミン)フェニルチオ) 酪酸、 4− (2−(12−n−プロピルチオドデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪 酸、 4− (2−(11−n−ブチルスルフィニルウンデカノイルアミノ)フェニル チオ)酪酸、 4 (2−(10−sec−ブチルチオデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸 、 4− (2−(10−フェニルチオデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(10−ベンジルチオデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(9−i so−ブチルスルホニルノナノイルアミノ)フェニルチ オ)酪酸、 4− (2−(8−t−ブチルチオオクタノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 4− (2−(7−ニチルスルフイニルヘプタノイlレアミノ)フェニルチオ) 酪酸、 4− (2−(6−イソプロピルチオノナノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 3− (2−(16−メチルスルフィニルヘキサデカノイルアミノ4− (2−  (15−メチルスルホニルイソヘキサデカノイルアミノ)フェノキン)酪酸、 3− (2 − (14−n−プロピルチオテトラデカノイルアミノフェノキン )イソ酪酸、 5−(2 − (13−n−プチルスルフイニルト1デカノイルアミノ)フェノ キン)吉草酸、 5 − (2 − (12−sec−ブチルチオドデカノイルアミノ)フェノキ ン)吉草酸、 5 − (2 − (11−i so−ブチルスルホニルイソドデカノイルアミ ノ)吉草酸、 5− (2− (11−t−ブチルチオウンデカノイルアミノ)吉草酸、 ・1−(2− (10−エチルスルフィニルデカノイルアミノ)吉草酸、 4− (2− (9−イソプロピルチオノナノイルアミノ)フェノキシ)吉草酸 、 6− (2− (9−メチルチオノナノイルアミノ)フェノキシ)カプロン酸 6− (2− (8−エチルチオオクタノイルアミノ)フェノキシ)カプロン酸 、 6− (2− (7−イソプロビルチオイソオクタノイルアミノ)フェノキン) カプロン酸、 ?− (2− (7−メチルヘプタノイルアミノ)フェノキシ)エナント酸、 7− (2− (6−メチルスルフィニルヘキサノイルアミノ)フェノキシ)エ ナント酸、 7− (2− (5−メチルスルホニルイソヘキサノイルアミノ)フェノキシ) エナント酸、 2−(、2−(12−n−プロピルチオドデカノイルアミノ)フェノキシ)酢酸 、 2− (2− (11−n−ブチルスルフィニルウンデカノイルアミノ)フェノ キシ)酢酸、 2 − (2−(10−s e c−ブチルチオデカノイルアミノ)フェノキシ )酢酸、 3 − (2 − (9 − i s o−ブチルスルホニルノナノイルアミノ )プロピオン酸、 3− (2− (12−t−ブチルチオドデカノイルアミノ)フェニルチオ)プ ロピオン酸、 3− (2− (L L−エチルスルフィニルウンデカノイルアミノ)フェニル チオ)プロピオン酸、 4− (2− (11−イソプロピルチオウンデカノイルアミン)フェニルチオ )酪酸、 4− (2− (11−メチルチオウンデカノイルアミノ)−4−メチルチオフ ェノキシ)酪酸、 4− (2−(12−エチルチオドデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪酸、 5− (2−(11−イソプロビルチオウンデカノイノレアミノ)フェニルチオ )吉草酸、 5− (2−(10−メチルチオデカノイルアミノ)フェニルチオ)吉草酸、 5− (2−(9−メチルスルフイニルノナノイlレアミノ)フェニルチオ)吉 草酸、 5− (2−(12−メチルスルホニルドデカノイルアミノ)フェニルチオ)吉 草酸、 5− (2−(11−n−プロピルチオウンデカノイルアミノフェニルチオ)吉 草酸、 5 − (2 − (10−n−ブチルスルフィニルデカノイルアミノフェニル チオ)吉草酸、 6 − (2 − (9−s e c−ブチルチオノナノイルアミノノキシ)カ プロン酸、 6 − (2 − (L2 − t so−ブチルスルホニルドデカノイルアミ ノ6− (2− (11−t−ブチルチオウンデカノイルアミノ)フェニルチオ )カプロン酸、 7− (2− (11−エチルスルフィニルウンデカノイルアミノ)−3−メチ ルフェニルチオ)エナント酸、7− (2− (11−イソプロピルチオウンデ カノイルアミノ−4−メチルフェニルチオ)エナント酸、7− (2− (12 −メチルチオドデカノイルアミノ)フェノキシ)エナント酸、 4− (2− (11−フェニルチオウンデカノイノレアミノ)−4=メチルフ エノキシ)酪酸、 4− (2− (10−ベンジルチオデカノイルアミノ)−3−メチルフェノキ シ)酪1、 4− (2− (9−メチルチオノナノイルアミノ)−5−メチルフェノキシ) 酪酸、 4−(2− (12−メチルスルフィニルドデカノイルアミノ)=6−メチルフ ェノキシ)酪酸、 4− (2−(11−メチルスルホニルウンデカノイルアミノ)=3−フェニル チオ)酪酸、 4 − (2 − (10−、n−プロピルチオデカノイルアミノ)−4−メチ ルフェノキシ)酪酸、 4−(2−(9−n−ブチルスルフィニルノナノイルアミノ)−5−フルオロメ チルフェニルチオ)酪酸、4 (2 − (12−see−ブチルチオドデカノ イルアミノ)−6−メチルフェノキシ)酪酸、 5 − (2− (11−iso−ブチルスルホニルウンデカノイルアミノ)− 3−メチルフェニルチオ)吉草酸、4− (2− (11−t−ブチルチオウン デカノイルアミノ)−3−メチルスルホニルフェノキシ)酪酸、4− (2−  (11−エチルスルフィニルウンデカノイルアミノ)−4−メチルスルホニルフ ェニルチオ)酪酸、4− (2− (12−イソプロピルチオドデカノイルアミ ノ)−5−エチルフェノキシ)酪酸、 4− (2− (1 1−メチルチオウンデカノイルアミノ)−4−フェニルフ ェノキン)酪酸、 4− (2− (10−エチルチオデカノイルアミノ)−3.5−ジメチルフエ ノキシ)酪酸、 4− (2− (9−イソプロピルチオノナノイルアミノ)−4−フルオロフェ ノキシ)酪酸、 4− (2− (12−メチルチオドデカノイルアミノ) −5−1−リフルオ ロメチルフェノキシ)酪酸、 4− (2− (11−イソプロピルチオウンデカノイルアミノ)フェノキシ) 酪酸、 4− (2− (L L−エチルチオウンデカノイルアミノ)フェニルチオ)酪 酸、 4− (2− (9−イソプロピルチオノナノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4−(2− (10−イソプロピルチオデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、 4− (2− (1 2−イソプロピルチオドデカノイルアミノ)フェノキシ) 酪酸、 4− (2− (13−ブチルチオトリデカノイルアミン)フェノキン)酪酸、 4 − (2 − (15−t−ブチルチオペンタデカノイルアミノ)フェノキ シ)酪酸、 5− (2− (L L−イソプロピルチオウンデカノイルアミノ)フェノキシ )吉草酸、 4− (2− (11−エチルスルフィニルウンデカノイルアミノ)フェノキシ )酪酸、 4− (2−(11−イソプロピルスルホニルウンデカノイルアミノ)−4−メ チルフェノキシ)酪酸、4− (2−(11−エチルスルフィニルウンデカノイ ルアミノ)−5−メチルフェノキシ)酪酸。 上記に記載した方法に従って合成される上記の本発明の化合物は全て、すでに記 載したように、α−アドレナリン作用性遮断薬と併用して経口、非経口または局 所投与することにより、BPHの治療に使用することができる。 本発明において、α1−アドレナリン作用性レセプタ遮断薬および5α−リダク ターゼ阻害剤は、個別製剤として併用するか、一つに混ぜ合わせた薬剤として、 非経口または経口投与する。好ましくは、α1−遮断薬および5α−リダクター ゼ阻害剤を個別の組成物として経口投与する。 各成分の投与量は、担当医師が、病気の病因および症状、患者の体調および年齢 、各成分の効能ならびに他の因子を考慮して決定する。 αl−遮断薬組成物は、一般には、現在のPby日C目白Ds+k Refer ence (P DR) (Medical Economics Co、fo e、of0+sd!ll、 Nl 07649刊)に従って投与する。本明細書 に記載の用量範囲は、PDR44(1990)による。例えば、チラシシンは、 −人1日につき約1〜10mgを1回(q、d、、)投与するが、プラゾシンは 1日に2回(b、i、d、)投与する。 5α−リダクターゼ阻害剤組成物は、一般に、−人1日につき約5mgを1回( q、d、)投与する。 本発明の好ましい態様では、αl−遮断薬がチラシシンであり、男性に対して1 日1回、約5〜10mgを経口投与し、5α−リダクターゼ阻害剤はフィナステ リドであり、1日1回、約5mgを経口投与する。 α1−遮断薬および5α−リダクターゼ阻害剤は、−緒に混ぜ合わせて経口また は非経口投与用に適する単一の投与形態にしてもよい。特に、経口投与用には、 錠剤またはカプセルまたはctpleNが便利である。そのような本発明に有用 な組成物は、典型的には、薬剤用の通常の賦形剤、例えば噴霧乾燥したラクトー スおよびステアリン酸マグネシウムとともに経口投与用の錠剤またはカプセルに する。1種以上の活性物質は、他の種類の活性物質の有無にかかわらず、固体の 粉末担体(クエン酸ナトリウム、炭酸カルシウムまたはリン酸二カルシウムなど )および結合剤(ポリビニルピロリドン、ゼラチンまたはセルロース誘導体など )と混合し、可能であれば、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウ ム、「カーボワックス」すなわちポリエチレングリコールなどの潤滑剤を添加し て錠剤または糖衣丸の芯にすることができる。もちろん、経口投与形態の場合は 、香味改善物質を添加してもよい。 別の投与形態として、プラグカプセル(例えば、硬質ゼラチン)および柔軟剤ま たは可塑剤(例えば、グリセリン)を含むクローズド軟質ゼラチンカプセルを使 用することができる。プラグカプセルは、好ましくは顆粒状の活性物質を、例え ば、ラクトース、ショ糖、マンニトールなどのフィラー、馬鈴薯澱粉もしくはア ミロペクチンなどの澱粉、セルロース誘導体または高分散ケイ酸との混合物にし て含む。軟質ゼラチンカプセルの場合は、活性物質を、好ましくは植物油または 液体ポリエチレングリコールなどの適当な液体に溶解または懸濁させる。 また、本発明に従って使用する活性成分は、周知の常法により、1日1回投与用 またはさらに長期間持続放出性の組成物にしてもよい。 経口投与の代わりに、活性化合物を非経口投与してもよい。 その場合は、活性物質の溶液、例えばゴマ油またはオリーブ油の溶液にして使用 することができる。 記載した処方により上記治療を行うと、前立腺の肥大、夜間多床症、頻繁な排尿 躊躇、尿流量の減少などのBPHの症状が抑えられ、本発明に係る良性前立腺過 形成などのアンドロゲン依存症を治療する場合は、そのような症状が予防される 場合もある。 前立腺炎治療の効果の測定の補助として、テストステロン(T)、ジヒドロテス トステロン(DHT) 、および前立腺の酸性ホスファターゼ(AP)の血漿濃 度ならびに前立腺の大きさを測定する。DHTおよび前立腺APの濃度の低下、 前立腺の縮小は、治療が有効に行われたことを示す。上記成分の血漿濃度は、当 業者に周知の標準的方法により測定できる。(例えば、前立腺AP染色に対して は、R,Ne+i tnd M、 Mon5h*n。 Inw++t、 Lolog! (1972)、IQ、123−130を、Tの 放射線免疫測定に対しては、E、Nis+chlB tnd D、L、lo+1 six、1. KliIIChCm、 K11n Bioebem (1972 )、4. 164を参照。)前立腺の大きさは、直腸検査および/または直腸の 超音波検査により測定する。また、治療効果の客観的評価は、当業者には周知の 物理的方法である核磁気共鳴画像法および物理的検査により測定する。 上記と同様のプロトコルを使用すれば、フィナステリドとチラシシンとの併用効 果に関する臨床検査は、どちらか一方の薬剤のみの場合に比べBHP患者の症状 を軽減する効果がより大きいことを示すであろう。 本発明の化合物の合成法は、一般的には上記ですでに述べたが、以下の実施例に よりさらに説明する。なお、本発明は以下の実施例により限定されるものではな い。 第1章 実施例1:3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロストル1−ニンー1フβ−カ ルボン酸メチル 3−オキソ−4−アザ−5α−アントロスタン−17−カルボン酸メチル 83 .7gおよびベンゼンセレン酸無水物126.5gのクロロベンゼン2.091 における懸濁物を還流下で2時間加熱した。還流冷却器を蒸留ヘッドに切り替え てその混合物をゆっくり蒸留し、反応中(2時間)に生じた水を除去した。溶液 を蒸発させると、198gの湿った残渣が得られた。その残渣をジクロロメタン の溶液にして飽和N a HCO3水溶液および飽和NaCl溶液で洗浄し、脱 水蒸発乾固すると172.4gの物質が得られた。この物質を2.56kgのシ リカゲルによるクロマトグラフィーにかけた。最初にジクロロメタン(51)で 溶離し、次いで4:1のジクロロメタン/アセトンで溶離すると、所望の物質が 81で溶離した(53. 4 g)。それをジエチルエーテルで洗浄し、乾燥す ると、49.5gの標記化合物が得られた。融点:278〜280℃。同様にし て1、下記化合物を対応する1、2−不飽和誘導体に変えた。 Is R=CON11C(C11313252〜254℃lb =C0N11C (CH312C112C(C)1313224〜b* Rs+mt+son、I oh口11oL1wed^自h 米国特許第4.377、5114号(1983 年 3月22日) 実施例2:4−メチル−3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン −17β−カルボン酸メチル実施例1の生成物25gおよび水素化ナトリウム2 .25gの乾燥ジメチルホルムアミド500m1における懸濁物を窒素下で15 分間攪拌した。ヨウ化メチル(15ml)を滴下し、その混合物を室温で30分 間攪拌した。さらにヨウ化メチル(5ml)を添加し、その混合物を50℃で2 時間加熱した。 冷却後、混合物を水で希釈して21とした。冷却後、固体を分離すると25.4 gだった。融点:159〜161℃。 同様にして、下記化合物を対応する4−メチル誘導体に変えた。 融 点 2t R=CONIC(CR312C12C(C11313148〜150℃ア ントロスタン 2b =C0NHC(CH313153〜155℃Δ−1−アンドロステン 2c =C0NHC(CH312Cl12C(CH3) 316g〜170℃Δ −1−アンドロステン 実施例3 : S−(2−ピリジル)4−メチル−3−オキソ−4−アザ−5α −アンドロスト−1−エン−17β−チオカルボキシレート 実施例2の生成物25gのメタノール125m1における懸濁物をKOH(*  12.5 g)の水溶液12.5mlで処理した。4時間還流した後、その溶液 を6NのHCIで酸性にした後、水で希釈した。粗製の酸(23,32g)を分 離し、乾燥した。融点、300℃。 粗製の乾燥した酸(23g)、トリフェニルホスフィン(36,45g)および 2.2′−ジピリジルジスルフィド(30,4g)をトルエン138m1に懸濁 し、室温で3時間攪拌した。その反応混合物を直接、シリカゲル(4,5k g )のカラムクロマトグラフィーにかけて9・1の酢酸エチル/アセトンで溶離す ると、所望の物質が20.4g得られた。融点:218〜220℃。 アセトンを用いて溶離を続けると、メタノール付加物質である5−(2−ピリジ ル)1α−メトキシ−4−メチル−3−オキソ−4−アザ−5α−アントロスタ ン−17β−チオカルボキシレート(融点=221〜223℃)5.2gが副成 物として得られた。 3A:Ii’1様にして、実施例1の物質を5−(2−ピリジル)3−オキソ− 4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−17β−チオカルボキシレート(融 点、230〜232℃)に変えた。 3B:同様にして、3−オキソ−4−アザ−5α−アントロスタン−17−カル ボン酸メチルを5−(2−ピリジル)3−オキソ−4−アザ−5α−アントロス タン−17β−チオカルボキシレート(融点 232〜234℃)に変えた。 実施例4:N−t−ブチル 4−メチル−3−オキソ−4−アザ−5α−アンド ロスト−1−エン−17β−カルボキサミド実施例3のピリジルチオエステル2 .5gのテトラヒドロフラン70m1における懸濁物に無水t−ブチルアミンを 添加した。60分後、得られた溶液を蒸発させ、残渣をクロマトグラフィー(シ リカゲル125 g)にかけた。20:1の酢酸エチル/ジクロロメタンで溶離 すると、1.5gの物質(融点:152〜154℃)が得られた。 適当なアミンおよび適当なピリジルチオエステルを使用して実施例を繰り返すと 、下記の物質が得られた。 4b:N−t−ブチル 3−オキソ−4−アザ−5α−アントロスタン−17β −カルボキサミド、融点:275〜276℃4c :N−(2,4,4−トリメ チル−2−ペンチル)4−メチル−3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスト −1−エン−17β−カルボキサミド、融点=168〜170℃実施例5:5− オキソ−3,5−セコエチアン−3,20−ジオン酸 3−オキソ−4−エチェンー17β−オン酸200gのt−ブタノール3.51 溶液(80℃)に、炭酸ナトリウム198.4gの水溶液474m1を添加した 。メタ過ヨウ素酸ナトリウム948.5gおよび過マンガン酸塩6.95gの温 かい(65℃)水溶液3.51を反応混合物が80℃に維持される速度で添加し た。添加後、その混合物を還流下で1時間加熱し、室温で一夜放置した。無機塩 を濾別し、ケーキ状物を225m1の水で洗浄した。亜硫酸水素ナトリウムの5 %水溶液を添加して、存在するヨウ素の量を少なくした。t−ブタノールを減圧 除去し、水性残渣を濃塩酸で酸性にした。分離したゴムをジクロロメタン中に抽 出し、亜硫酸水素ナトリウムの5%水溶液および塩化ナトリウムの飽和溶液で洗 浄した後、脱水濃縮乾固すると、オフホワイトの残渣(214g)が得られた。 その残渣をエーテルに墾濁し、ヘキサンで希釈すると、結晶性物質が152g得 られた。融点・189〜192℃。 実施例5B・3−オキソ−4−アザ−5−エチェンー20−オン酸 実施例5のジオン酸64.7gのエチレングリコール350m1における懸濁物 を液体アンモニア80m1で処理した。得られた溶液を3℃/分の速度で180 ℃まで加熱し、その温度で15分間保持した。冷却後、11の水を添加し、その 混合物を1096塩酸で酸性化してp Hを1.5にした。生成物を取り水洗し 、風乾すると57.5gの物質が得られた。融点:310℃。 実施例5C:3−オキソ−4−アザ−5α−エチアン−20−オン酸 実施例5Bの5−酸136gの酢酸溶液16.32m1を、白金触媒(PtO2 16,32gから)の存在下、60℃、4Qpsigで3時間水素添加した。触 媒を除去し、溶液を濃縮すると、粗生成物が128.2g得られた。その物質を 31の水で充分洗浄し、濾過し、風乾すると、125gの白色固体が得られた。 融点:310℃。 この物質は、3−オキソ−4−アザ−5α−アントロスタン−17β−カルボン 酸メチル(3−オキソ−4−アザ−5α−エチェンー17β−オン酸メチル)を 7%のメタノール性水酸化カリウム中でけん化した後、酸性化することによって も得られる。 実施例5D・N−(2,4,4−1−ジメチル−2−ペンチル)3−オキソ−4 −アザ−5α−アントロスタン−17β−カルボキサミド 実施例5Cの生成物5.0g、ジシクロへキシルカルボジイミド3.35gおよ び1−ヒドロキシベンズトリアゾール3.18gのジクロロメタン溶液500m 1を室温で−夜攪拌した。固体を濾別し、濾液を2.4.4−)リフチル−2− ペンチルアミン(t−オクチルアミン)で処理した。この溶液を室温に64時間 放置した。少量の固体を除去し、溶液を10%水酸化ナトリウム水溶液、水、1 0%塩酸および塩化ナトリウムの飽和水溶液で順次洗浄した。脱水・濃轄後、粗 生成物を240gのシリカゲルに遇し、3ニアのアセトン/ジクロロメタンで溶 離すると5.5gの物質が得られた。融点:250〜251℃。 実施例5E 2.4.4−トリメチル−2−ペンチルアミンの代わりにt−ブチルアミンを使 用して実施例5Dを繰り返し、N−t−ブチル 3−オキソ−4−アザ−5α− アントロスタン−17β−カルボキサミドを得た。融点:274〜276℃。 実施例6:17β−(N−1−アダマンチルカルバモイル)−4−アザ−5α− アンドロスト−1−エン−3−オンの合成実施例1の17−メチルエステル10 0mg (0,305ミリモル)を3.OmlのTHF(分子篩3Aにより乾燥 )に懸濁し、l−アダマンタンアミン183.0mg (1,2ミリモル)を添 加した。その懸濁物を5〜10℃に冷却した後、EtMgBr(F)2.0MT HF溶液590u +を添加した。得られた混合物を10分間攪拌した後、窒素 下で1〜2時間還流した。その混合物を0℃に冷却し、NHC1の飽和溶液(約 10m1)で停止し!た。有機層を分離し、水層を3倍体積のCH2Cl2で抽 出した。 有機層を一緒にして、水で2回、塩化ナトリウムの飽和溶液で2回洗浄し、M  g −3O4で脱水して濾過し、真空蒸発乾固した。EtOAcから再結晶する と75.0mgの物質が得られた。MeOHから再結晶し、110℃で2時間1 0.1mmで乾燥すると、融点が305〜306℃の物質が得られた。 FABによる分子量はM =451であった。計算値=451゜元素分析: 計算値(C29H42N、202とし−C) : C,77,211; H,9 ,40;N、6.21 実験値: C,?6.84 ; H,9,73,N、 5.93実施例7:17 β−(N−2−アダマンチルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト− 1−エン−3−オンの合成上述した実施例6の一般的方法に従うが、1−アダマ ンタンアミンの代わりに2−アダマンタンアミン(塩酸塩の水性中和、EtOA c抽出および単離により製造する。)を使用し、還流時間を1〜2時間の代わり に7時間にすると、標記化合物が得られる。融点・284〜285℃。 実施例8:17β−(N−1−アダマンチルカルバモイル)−4−アザ−5α− アントロスタン−3−オンの合成実施例6で製造したアダマンチル誘導体100 .0mgを5、Omlの乾燥THFに溶解した。5%Pd/Cを300mg添加 し、室温、40ps iで6.0時間水素添加を行った。 混合物をセライトにより濾過し、ケーキ状物をTHFで3回洗浄し、溶媒を真空 蒸発させると、標記の粗生成物が97.0mg得られた。NMRは、オレフィン が存在しないことを示した。その粗物質を15.Ogのシリカゲルカラム上にお き、1:1のC’HCl2/アセトンで溶離した。 画分を集めてT L Cにかけると、単一スポットの物質が得られ、その重量は 77.98mgであった。NMRは予期した構造と極めてよく一致した。EtO Acから再結晶すると標記物質が65.59mg得られた。融点:323〜32 4℃。 元素分析: 計算値(CI ON ・1/4H20として):C,76,18; H,9,8 +、N、6.H実験値: C,75,91、; H,9,97,N、 6.06 実施例9:17β−(N−1−アダマンチルカルバモイル)−4−メチル−4− アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンの合成 実施例3のチオピリジルエステル120mgを乾燥THF20mlに懸濁し、そ の懸濁物に窒素下で1−アダマンタンアミン175.0mgを添加した。反応を 室温、窒素下で16時間行った。反応の進行を、1・1のアセトン/ヘキサンを 使用したシリカゲルTLCによりモニターした。生成物をTLC(20cmX2 0cm、1000μmシリカゲルプレート)により、1:1のアセトン/ヘキサ ンで溶離して分離した。生成物を酢酸エチルから結晶化して、50.0mgの純 粋物質を得た。融点・202〜205℃。分子量(F A B)は465を示し た。計算値:465゜再結晶により、標記物質が19.14mg得られた。融点 :202〜202.5℃。 元素分析: 計算fttt (C30H44N202 ・H20としテ) : C,14,6 4;H,9,6G、 N、 5.80 実験値: C,74j2 ; H,9,47,N、 5.89実施例10:3− オキソー4−アザ−5α−アントロスタン−17β−カルボン酸メチルの加水分 解 実施例1の出発物質である17β−アントロスタンカルボキシレートをKOH( 7%)のイソプロパツールまたは水性メタノール水溶液により加水分解した後、 酸性化すると、対応する17β−カルボン酸が得られ、これを実施例11で使用 した。 実施例11:N−(1−アダマンチル)−3−オキソ−4−アザ−5α−アント ロスタン−17β−カルボキサミド実施例10の生成物5.0g、ジシクロへキ シルカルボジイミド3.35gおよび1−ヒドロキシベンズトリアゾール3゜1 8gのジクロロメタン溶液500m1を室温で一夜攪拌した。 固体を濾別し、濾液を1−アダマンタンアミンで処理した。この溶液を室温で6 4時間放置した後、濾過し、その溶液を10%塩酸および塩化ナトリウムの飽和 水溶液で順次洗浄した。 MgSO4で脱水後、濾過・濃縮した。粗生成物を240gのシリカゲルに通し て3ニアのアセトン/′)クロロメタンで溶離すると、標記物質が5.5g得ら れた。融点:323〜324℃。 実施例12:ペンズトリアゾール−1−イル−3・−オキソ−4−メチル−4− アザ−5α−アントロスタン−17β−カルボキシレートの合成 3−オキソ−4−メチル−4−アザ−5α−アントロスタン−17β−カルボン 酸メチル(R111111111ら、1. Med、 Chew。 29、2298−2315. 1986参照)83.7gの懸濁物を、KOHの 7%水性メタノール水溶液により加水分解した後、酸性化すると、対応する17 β−カルボン酸が得られた。 その酸を、実施例13に記載するように、直ちにベンゾトリアジル−1−イル− 3−オキソ−4−メチル−4−アザ−5α−アンドロスタンー17β−カルボキ シレートに変換した。活性化エステル(ペンシトリアゾイル誘導体)をTLC( 4プレート、20cmx20cmX1000μmのシリカゲル)にかけ、4:9 6のM e OH/ CHCl aで溶離して精製した。単離した生成物をエー テルで洗浄すると、活性エステルが得られた。融点:198〜200℃(分解) 。 実施例13:17β−(N−1−アダマンチルカルバモイル)−4−メチル−4 −アザ−5α−アントロスタン−3−オンの合成 実施例12で製造した4−メチル−4−アザ−ベンゾトリアゾール誘導体100 .0mgをCHCl 220.0m lに溶解した。その透明な溶液に1−アダ マンタンアミン127mgを添加した。反応混合物を室温、窒素下で一夜攪拌し た。 溶液をTe1loa Ac+odi+c CRで濾過した後、EtOAcから結 晶化すると、26.32mgの物質が得られた。融点:210〜217℃。さら に、その生成物を、1:1のアセトン/ヘキサンを溶離剤として用いて1.0g のシリカゲルカラム(EMシリカゲル)により精製すると、再結晶(酢酸エチル )後に21.75mgの標記物質が白色針状結晶として得られた。融点・203 〜205℃。 元素分析: 計算値(CHN 0 ・1.5H20として):C,73,58; H,9,6 8; N、 5.62実験値: C,73,+5 、 H,9,3G、 N、  5.67実施例14 :17β−(N−エキソ−2−ノルボルナニルカルバモイ ル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンのジアステレオ合成 実施例3の方法により合成するが、実施例1の4− Hメチルエステル生成物を 使用して、実施例3の対応する4−Hチオピリジルエステル(R■mw■on  ら、1. Med、 Chew、29.22912315、 1986参照)1 00.0mgを窒素下で乾燥THF3.Omlに溶解した。その透明な溶液に( ±)ラセミ体エキソ−2−アミノノルボルナン477μmを添加した。反応は、 室温、窒素下で16時間行った。反応混合物を真空蒸発乾固した。 残渣をクロロホルムに溶解した。有機層を2.5NのHCIで3回、水で3回、 飽和NaCl溶液で3回洗浄し、MgSO4で脱水し、濾過して、真空蒸発乾固 すると、56゜3mgのラセミ体ジアステレオマー混合物が得られた。 粗精製物をTLCクロマトグラフィー(2プレート、20cmx20cmx50 0μmのシリカゲル)にかけ、70:30のCHCl3/アセトンで溶離すると 、43.4mgの標記物質が得られた。EtOAcから再結晶すると、30mg の生成物が得られた。融点:245〜245.9℃。上記構造は、NMR(CD C+3)で確認した。 FABマススペクトル:C26H3802N2としての計算値:m/e411; 実験値:411 元素分析:計算値(CHON −)(20として):26 3B 2 2 C,710; H,9,40,N、LSI実験値: C,7121; H,1u ll; N、 6.25実施例15 :17β−(N−1−アダマンチルメチル カルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンの合成 実施例14で使用した4−Hチオピリジルアザステロイド200.0mgを乾燥 THF2.Om+に懸濁した。 その懸濁物に、室温、窒素下で、400μIの1−アミノメチレンアダマンタン を注射器により添加した。数分後、黄色の透明な溶液が得られ、1/2時間後に 析出が生じた。窒素下で一夜反応させた。CHC12で希釈し、順次、10%N  a OHで2回、水で2回、10%MCIで2回、水で2回、最後に飽和Na C1溶液で2回洗浄した。 有機層をM g S O4で脱水し、濾過して真空濃縮すると、所望の物質が得 られ(NMRで確認)、EtOAcから再結晶すると、149.0mgの物質が 得られた。 融点=255〜257℃(分解)。 FAB?ススベクトル:計算値:m/e464+1=465 ;実験値:465 実施例16:17β−(N−2−アダマンチルカルバモイル)−4−アザ−5a −アントロスタン−3−オンの合成1.09gの17β−(N−2−アダマンチ ルカルバモイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン(合成 については実施例°10を参照)、150m1のエタノールおよび1.0gの3 0%Pd/Cの混合物の水素添加を、45psiHの水素圧下、振盪しながら一 夜行った。懸濁物を濾過して触媒を除去し、蒸発乾固すると灰色の残渣が得られ た。これをカラムクロマトグラフィー(200mlのシリカゲルカラム)にかけ て40 : 60のアセトン/塩化メチレンで溶離すると1.0gの固体が得ら れた。融点=294〜296℃。 元素分析: 計算値(CHN 0 ・0.2H20として):C,?6.33 、 H,9, 80; N、 6.14実験値: C,7G、23 、 H,9,86,N、  5.92マススペクトル:イオン衝撃分析によるMW= 452実施例17 : 17β−(N−2−アダマンチルカルバモイル)−4−アザ−4−メチル−5α −アンドロスト−1−エン−3−オンの合成 実施例16で合成した17β−(N−2−アダマンチルカルバモイル)−4−ア ザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン500mg、篩にかけて脱水した DMFloml、NaH140mgの懸濁物を、窒素雰囲気下、70℃で18時 間加熱・攪拌した。室温に冷却し、0.4m lのヨウ化メチルを攪拌しながら 滴下し、攪拌を50℃で3時間続けた。次いで、反応混合物を室温に冷却し、1 5m1の水を添加して処理した。混合物を3X20mlのCHC12で抽出した 。有機層を一緒にしてブラインで洗浄し、脱水蒸発すると、白色の結晶残渣が得 られた。酢酸エチル/CH2Cl2から再結晶させると、純粋な白色固体が得ら れた。融点:246〜248℃。 元素分析: 計算値(C3of444N 202 ・0.31120として):C,76,6 5、ti、 9.56; N、 5.95実験値・C,76,50、ti、 9 .75. N、 5.84マススペクトル:MW=464 実施例is :17β−(N−2−アダマンチルカルバモイル)−3−オキソ− 4−メチル−4−アザ−5α−アントロスタンの合成 実施例17で合成した17β−(N−2−アダマンチルカルバモイル)−4−メ チル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−xン−3−オン200mgを30% Pd/C水素添加触媒200mgとともに25m1の無水エタノール中に入れた 。懸濁物を40psiHの水素圧下で一夜振動させた。その懸濁物を濾過し、濾 液を蒸発乾固した。残渣を熱酢酸エチルから再結晶させると、白色の結晶性固体 が得られた。融点=113〜115℃。 元素分析: 計算値(C32H5ON203 ・o、5 E t OA Cとして):C,? 5.25 ; H,9,86; N、 5.48実験値: C,75,07、H ,9,52; N、 5.28マススペクトル+MW=466(非溶媒和分子) 実施例19 :17β−(N−メチル−N−2−アダマンチル)カルバモイル− 4−メチル−4−アザ−アンドロスト−1−エン−3−オンの合成 17β−(N−2−アダマンチル)カルバモイル−4−アザ−アンドロスト−1 −エン−3−オン5.0gおよび水素化ナトリウム1.5gを100m1の乾燥 DMFに入れ、乾燥窒素下、40℃で3時間攪拌した。反応物を室温に冷却し、 約4mlのヨウ化メチルを滴下し、室温で1時間攪拌させた。反応物を水浴中で 冷却し、約250m1の大過剰の水を添加した。 水性混合物をCHC12(3×100m1) で抽出し、有機抽出物を一緒にし て、水、ブラインで洗浄し、蒸発乾固すると、粗生成物が得られた。その粗生成 物をHPLCカラム(Siゲル)にかけ、10/1のアセトン/CH2Cl2で 溶離すると、保持時間が3CV(B)および3.8CV (A)である二つのピ ークが得られた。ピーク(A)を分析すると、実施例15で標記した4−メチル アザ物質であった。第二の物質(B)を分析すると、4−メチルアザ−17β− (N−メチル−N−2−アダマンチル)カルバモイル類似体、すなわち標記化合 物であった。融点・163〜165℃。 元素分析: 計算値(C31H4GN202として) : C,77,7? 、 H,9,6 8;N、5.85 実験値: C,??、29 、 H,9,79;N、 5.77マススペクトル :MW=418 実施例20:17β−(N−メチル−N−2−アダマンチルカルバモイル−4− アザ−4−メチル−アントロスタン−3−オンの合成 実施例19で得た粗製の反応混合物4.6gを200m1のエタノールに溶解し 、1.Ogの30%Pd/Cとともに40〜45psigの水素雰囲気下、室温 で一夜、水素添加を行った。混合物を濾過し、残渣をエタノールで洗浄した。エ タノール溶液を蒸発乾固して粗混合物を得た。CH2Cl2/ジエチルエーテル /ヘキサンから再結晶させると、実施例16の純粋なモノメチルアントロスタン 化合物が800mg得られた。融点=113〜115℃。第二および第三収量を 母液と合わせ、実施例17と同様にHP L Cで処理すると、ジメチル化した 標記化合物が得られた。融点=180〜182℃。 元素分析: 計算値(C31H4gN 202としテ) : C,??、45 ; H,10 ,06;N、 5.83 実験値: C,77,26、H,9,8?、 N、 5.82マススペクトル: MW=480 実施例21:N−t−ブチル アンドロスト−3,5−ジエン−17β−カルボ キサミド−3−カルボン酸(a)N−t−ブチル アンドロスト−3,5−ジエ ン−3−ブロモ−17β−カルボキサミド シュウ酸(0,0011モル、0.1g)および臭化オキサリル(0,0211 モル、3m l)を篩にかけて脱水したトルエン15m1に溶解した溶液に、ア ンドロスト−4−エン−3−オン−17β−カルボン酸1g (0,003モル )を1時間かけて添加した。反応物は室温で2時間攪拌した後、真空濃縮した。 過剰の臭化オキサリルをトルエンとの共沸により除去した。得られた褐色油状物 をトルエンに再溶解し、0℃に冷却した後、10m1のt−ブチルアミン(7, 0g)/30m1のトルエンを15分かけて滴下した。添加終了後、反応物を0 ℃で15分間攪拌し、−20℃で19時間保持した。反応混合物を室温まで温め た後、25℃で1時間攪拌した。揮発性物質を真空除去した。残渣をクロロホル ム/水に分配し、層を一緒に振り、分離して、水層をクロロホルムで2回逆抽出 した。有機抽出物を合わせて水(2×)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水 した。粗生成物を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカ)にかけ、20%酢 酸エチル/ヘキサンで溶離精製すると、1.06gの標記化合物が白色固体とし て得られた。 (b)N−t−ブチル アンドロスト−3,5−ジエン−17β−カルボキサミ ド−3−カルボン酸 N−t−ブチル アンドロスト−3,5−ジエン−3−ブロモー17β−カルボ キサミド(0,5g、0. 0 OL 15モル)のテトラヒドロフラン(5m l)溶液をアルゴン下で一78℃に冷却しくドライアイス/アセトン浴)、これ に、n−ブチルリチウムの2.5Mヘキサン溶液1. 5m l (0,003 75モル)を滴下した。この温度で反応混合物を1時間攪拌し、次いで、二酸化 炭素を、濃硫酸基を経由して反応物に45分間吹き込んだ。反応混合物を室温に 温めた後、水、HCI水溶液およびクロロホルムで希釈した。層を一緒に振って 分離し、水層は、クロロホルム(2×)で逆抽出した。有機抽出物を合わせて水 (2×)およびブライン(1×)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水した。 溶媒を減圧除去すると、粗製固体が0.6g得られた。この物質をヘキサンとと もにスラリー化し、白色固体を単離した(0. 43 g)。標記化合物は、ア セトニトリルから再結晶させた。融点:247〜250℃。 第2章 実施例1:3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−17β−カ ルボン酸メチル 3−オキソ−4−アザ−5α−アントロスタン−17−カルボン酸メチル’83 .7gおよびベンゼンセレン酸無水物126.5gのクロロベンゼン2.091 における懸濁物を還流下で2時間加熱した。還流冷却器を蒸留ヘッドに切り替え てその混合物をゆっくり蒸留し、反応中(2時間)に生じた水を除去した。溶液 を蒸発させると、198gの湿った残渣が得られた。 その残渣をジクロロメタンの溶液にして飽和N a HCO3水溶液および飽和 NaC1溶液で洗浄し、脱水蒸発すると172゜4gの物質が得られた。この物 質を2.56kgのシリカゲルによるクロマトグラフィーにかけた。最初にジク ロロメタン(51)で、次いで4:1のジクロロメタン/アセトンで溶離した。 所望の物質が上記混合溶媒の81時点で溶離し、真空蒸発乾固すると53.4g の固体が得られた。それをジエチルエーテルで洗浄し、脱水乾燥すると、49. 5gの標記化合物が得られた。融点:278〜280℃。 $ll*55m5tos、Ieke+cl+<+m ssd Ar1k、米国特 許第4.377、514号(1■3年 3月22日) 実施例2 : S−(2−ピリジル)−3−オキソ−4−アザ−5a−アンドロ スト−1−エン−17β−チオカルボキシレート実施例1の生成物25.ogを 5 : 1(DCH30H−H20150、Omlに1M%1した懸濁物を、還 流条件下で4時間/N2、KOHtl、5gによりけん化した。その混合物を2 5℃に冷却し、酸性にしてp H< 2とした。攪拌しながら水(175ml) を徐々に添加すると結晶が析出し、これを集めて水で洗浄した。 乾燥して秤量すると、生成物は25gであった。融点=313〜315℃(分解 )。 粗製の乾燥した酸(23,0g)をトルエン210m1に懸濁し、その懸濁物に トリフェニルホスフィン(56,0g)および2.2′−ジピリジルジスルフィ ド(48,3g)を添加し、その混合物を24℃で一夜/N2、攪拌した。反応 混合物をシリカゲル(1,3kg)カラムにかけ、1:1のアセトン/C112 C12で溶離すると、所望のチオエステルがゆっくり溶離した。エーテルですす ぎ、36.8gの標記化合物が得られた。融点=232〜235℃。 実施例3:22−メチル−4−アザ−21−ツルー5α−コル−1−エン−3, 20−ジオン 5−(2−ピリジル)3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン− 17β−チオカルボキシレート7.2gのテトラヒドロフラン溶液288m1に 、−78℃で、1.3Mの塩化S−ブチルマグネシウム33.6mlを添加した 。−78℃で30分保持した後、溶液を室温に戻し、飽和NaC1水溶液で処理 した。生成物をジクロロメタン中に抽出し、飽和NaC1水溶液および10%N aOH水溶液で洗浄した後、脱水・濃縮した。残渣を430gのシリカゲルに通 して9:1のジクロロメタン/アセトンで溶離すると、4.5gの物質が得られ た。融点=246〜249℃。 下記の試薬を使用して上記の手順を繰り返すと、下記の表に示す物質が得られる 。 出発物質 試薬 生成物 5−(2−ピッジル)3−オキソ−4−1化2−ビロヴルマグネシウム 17β −(2−ピロリルカルボニル)アザ−5a−アンドロスト−1−エン −4−ア イ−56−アンドロスト−17β−チオカルホキ/レート −1−エン−3−オ ノ融点:294〜296℃ 5−(2−ピッジル)3−オキ゛1−4− 11tsec−ブチルマグネシウム  4.22−ジメチル−4−アず一21メチル−4−アザ−5a−アンドロス  −ノル −5a−コル−ニー工/トー1−エノー17β−チオカルボキシ −3 ,2o−ジオンレート 融点 : 134〜136 ℃5−(2−ピリル)3− オキソ−4−塩化2−ビa呼ルマグネシウム 4−メチル=17β−(2−ビ0 リルメチルー4−アず一5a−アンドロスト カルボニル)−4−アザ−51ア ンド−I−エン−178−チオカルボキシレ aスト−1−エン−3−オンート  融点=234〜238℃ $−(2−ピリジル)3−オキ°ノー4− @化イソブチルマグネシウム 23 −メチル−4−7f−21−ノルーアず−5−−アンFGストー1−工ン−−5 g−コラン−3,20−ジオン178−チオカルボキンレート 融点 = 22 0〜222 ℃実施例4:22−メチルー4−アザ−21−ツルー5α−コル− 1−エン−3,20−ジオン(別法)22−メチル−4−アザ−21−ツルー5 α−コラン−3゜20−ジオン21gおよびベンゼンセレン酸無水物29.49 gのクロロベンゼン溶液552m1を、水を除きな力(ら4時間還流した。その 混合物を濃縮し、残渣をジクロロメタン1こ再溶解した。10%の水酸化ナトリ ウム水溶液、次(1で、10%塩酸および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄後、 溶液を脱水・濃縮すると、45gの黄色残渣が得られた。これを、ジクロロメタ ンで充填した1、5kgのシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、酢酸エチル で溶離すると、10.6gの物質力(得られた。融点=248〜251℃。 出発物質として23−メチル−4−アザ−21−ツルー5α−コラン−3,20 −ジオンを使用して上記の手順を繰り返すと、23−メチル−4−アザ−21− ツルー5α−コル−1−ニンー3.20−ジオンが得られる。融点=283〜2 86℃。 実施例5:17β−(フェニルカルボニル)4−アザ−5α−アンドロスト−1 −エン−3−オン 5−(2−ピリジル)3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン− 17β−チオカルボキシレート43gの無水テトラヒドロフラン(THF)50 0mlにおける懸濁物を攪拌し、これに、−78℃で、2Nの塩化フェニルマグ ネシウムのTHF溶液157m1を60分かけて添加した。−78℃で60分攪 拌後、その混合物を一30℃にし、温度を一20℃以下に保持しながら10%の HCIを添加して反応停止した。0℃に温めた後、混合物を2000m1の水で 希釈し、4000m1のジクロロメタンで何回かに分けて抽出した。有機層を水 、INの水酸化ナトリウム、水および飽和塩化ナトリウム溶液で順次洗浄した。 MgSO4で脱水し、濃縮すると、37.5gの粗生成物が得られた。ジクロロ メタン/酢酸エチルから再結晶すると、標記のフェニルケトンが得られた(30 ゜4g、収率77%)。融点 290〜291℃。 元素分析二 計算値 実験値 N 3.61 3.56 C77,4877,16 H8,268,19 実施例6:17β−4−フルオロフェニルカルボニル−4−アザ−5α−アンド ロストー1−エン−3−オングリニヤール試薬として臭化p−フルオロフェニル マグネシウムを使用した以外は実施例5の方法を繰り返し、標記化合物を得た。 融点、315〜315.5℃。 実施例7:17β−(シクロへキシルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロ スト−1−エン−3−オン実施例2のチオピリジルエステル34.8gの無水T  I−I F700mlにおける懸濁物に、−65℃で、塩化シクロへキシルマ グネシウムの2Mエーテル溶液を20分かけて添加した。 −70℃で60分間攪拌した後、溶液を温め、−10℃で60分間攪拌した。混 合物を500m1のジクロロメタンで希釈した後、ジクロロメタンを滴下し、層 分離を行って、有機層を水、1Nの水酸化ナトリウム、水および飽和塩化ナトリ ウム溶液で順次処理した。有機溶液を木炭で脱色し、濾過・濃縮して残渣を得、 これを酢酸エチルから再結晶すると28.2gの標記化合物が得られた。融点2 71.5〜277℃。 実施例8 実施例7の標記化合物を下記の方法でも合成した。 3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−17β−カルボン酸メ チル150gの無水THF2800ml中への混合物に、攪拌しながら、0℃よ り低い内部温度で、塩化シクロヘキシルマグネシウムの2N工−テル溶液678 m1を添加した。次いで、その溶液を6時間還流した。冷却した(10℃より低 温に)反応混合物を10%MCI溶液で酸性にし、ジクロロメタンで抽出した。 有機層を水、飽和N a HCO3溶液および飽和NaCl溶液で順次洗浄した 。脱水(MgSO4) ・蒸発させると、163gの粗シクロへキシルケトンが 得られた。ジクロロメタン/酢酸エチルから再結晶すると、131gの純粋な物 質が得られた。融点:269〜270℃。 元素分析二 計算値 実験値 N 3.61 3.61 C77,3777,37 H9,74IQ、13 実織例9:17β−(シクロペンチルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロ スト−1−エン−3−オン塩化シクロペンチルマグネシウムを使用して実施例7 または8の方法を繰り返すと、標記化合物が得られた。融点:272〜273℃ 。 元素分析二 計算値 実験値 N 3.66 3.78 C75,2574,89 H9,609,54 実施例10・17β−(シクロブチルカルボニル)−4−アザ−5α−アンドロ スト−1−エン−3−オン塩化シクロブチルマグネシウムを使用して実施例7ま たは8の方法を繰り返すと、標記化合物が得られた。融点=288〜289℃。 元素分析: 計算値 実験値 N 3.94 3.87 C77,7178,06 H9,369,61 実施例11:17β−(4−フェニルベンゾイル)−4−アザ−5α−アンドロ ス′トー1−エンー3−オンの合成活性化した乾燥マグネシウム小片258.0 mgの乾燥THF5.0mlにおける懸濁物に、N2下で、4−ブロモビフェニ ル932.0mgの乾燥THF5.0ml溶液を添加した。反応は、超音波浴中 、24〜30℃の温度で行った。混合物を充分攪拌し、30m1の1.2−ジブ ロモエタンを窒素下に滴下した。反応を28℃/ N 2で1〜1.5時間行っ た。 グリニヤール試薬の濃度は、4.0ミリモル/乾燥THF10、Omlであった 。 実施例2のステロイド(205,0mg、0.5ミリモルのチオピリジルエステ ル)を2.0ミリの乾燥THFに懸濁し、−80℃に冷却して、上記グリニヤー ル試薬3.80m1をステロイド懸濁物に5〜10分/N2かけて注射器で添加 した。 反応は、−80℃/N2で1時間行い、次いで一り0℃/N2でさらに1時間行 った。溶液を10.0ミリの塩化メチレンで希釈し、NH4Clの飽和水溶液で 反応停止してpH=4とした。有機層を分離し、水で3回、飽和塩化ナトリウム で3回洗浄し、MgSO4で脱水して濾過・真空蒸発すると、156.2mgの 粗生成物が得られた。EtOAcから再結晶すると、標記の物質が98.58m g得られた。融点:290〜290.5℃。元素分析・ 計算値(c 3.II 35N O2として) : C,82,08; H,7 ,78;N、3.09 実験値: C,8!、84 、 H,8,0+、 N、 3.06FAB :計 算値(C311I35NO2として)+453;実験値 453 実m例12・17β−(3−フェニルベンゾイル)−4−アザ−5α−アンドロ スト−1−エン−3−オン活性化した乾燥マグネシウム小片258.0mgの乾 燥THF8.0mlにおける懸濁物に、N2下で、3−ブロモビフェニル932 .0mgの乾燥THF2.0ml溶液を添加した。反応は、超音波洛中、24〜 30℃の温度で行った。混合物を充分攪拌し、30μmの1.2−ジブロモエタ ンを窒素下に滴下した。グリニヤール試薬の濃度は、4ミリモル/乾燥T)IF lo、0ミリであった。 実施例2のステロイド205.0mg (0,5ミリモル)を2.0ミリの乾燥 THFに懸濁し、−80℃に冷却して、上記グリニヤール試薬3.80m1をス テロイド懸濁物に5〜10分/N2かけて注射器で添加した。反応は、−80℃ /N2で1時間行い、次いで一り0℃/N2でさらに1時間行った。 溶液を10.0ミリの塩化メチレンで希釈し、NH4Clの飽和水溶液で反応停 止してpH=4とした。有機層を分離し、水で3回、飽和塩化ナトリウムで3回 洗浄し、MgSO4で脱水して濾過・真空蒸発した。酢酸エチルから再結晶する と、122.84mgの物質が得られた。その物質を20.0gのシリカゲルカ ラムにより精製(溶離液ニアo:30のCHCl3/アセトン)すると、標記化 合物が単一スポットの物質として117.0mg得られた。融点:184〜18 5℃。 元素分析: 計算値(C31835N O2として) : C,82,08、I(、7,78 ;N、3.09 実験値: C,82,H; i(、104;、 N、 2.98FAB・計算値 (C31H3SN O2として):453゜実験値:453 実施例13 :17β−(4−メチルチオベンゾイル)−4−アザ−5α−アン ドロスト−1−エン−3−オンの合成活性化した乾燥マグネシウム小片250. 0mgの乾燥THF8.0mlにおける懸濁物に、N2下で、硫化p−ブロモフ ェニルメチル812.0mgの乾燥THF3.0ml溶液を添加した。反応は、 超音波洛中、24〜30℃の温度で行った。混合物を充分攪拌し、40μmの1 .2−ジブロモエタンを窒素下に滴下した。反応を28℃/ N 2で1〜1. 5時間行った。グリニヤール試薬の濃度は、4.0ミリモル/乾燥T)(Flo mlであった。 実施例2のステロイド、すなわちピリジルチオエステル205mgを2.0ml の乾燥T HFに懸濁し、−80℃に冷却して、上記で合成したグリニヤール試 薬をそのステロイド懸濁物に5〜10分/ N 2かけて注射器で添加した。反 応は、−80℃/ N 2で1時間行い、次いで一り0℃/ N 2でさらに1 時間行った。溶液を10.0mlの塩化メチレンで希釈し、N)I4C1の飽和 水溶液で反応停止してp H= 4とした。有機層を分離し、水で3回、飽和塩 化ナトリウムで3回洗浄し、Mg5O,で脱水して濾過・真空蒸発すると、10 5.0mgの粗生成物が得られた。 粗生成物をTLCクロマトグラフィー(1プレート、20cmx20cmXlo ooμmシリカゲル)にかけ、80:20のCH2Cl2/アセトンで溶離する と、単一スポットの物質が66、Qmg得られた。EtOAcから結晶化すると 、標記の物質が45.0mg得られた。融点=286〜287℃。 FAB :計算値(C26H33NO2Sとして):424;実験値:424 実施例14:17β−(4−メチルスルフィニルベンゾイル)および(4−メチ ルスルホニルベンゾイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オ ンの合成A、酸化 実施例13のメチルチオ物質19.91mgを2.5mlのCH2Cl2に溶解 して、0〜−2℃に冷却し、m−クロロ過安息香酸9.5mgのCHCl 21 . 0m l溶液による処理を4分かけて行った。0〜−2℃で1時間攪拌した 後、その反応物を10m1のCH2Cl2で希釈した。その層を2.5%のN  a HCO3溶液、■120および飽和NaCl溶液で順次洗浄した。有機層を MgSO4で一夜脱水し、濾過・真空蒸発すると17mgの物質が得られた。E tOAcから結晶化すると、標記化合物が固体として11.8mg得られた。融 点:313〜313.5℃(分解)。 元素分析: 計算値(CHNo S・1/4H20として):C,70,3+ 、 H,?、 60; N、 3.15実験値・C,?0.4? 、 )(、7,70,N、  3.00FAB・計算値(C26H33N O3Sとして):440;実験値  440 スルホン 反応物をクロマトグラフィーにかけると、1596の対応するスルホン体、すな わち17β−(4−メチルスルホニルベンゾイル)誘導体が副成物として単離さ れた。EtOAcから再結晶すると、固体が得られた。融点、279〜279. 5℃。 FAB :MW=456 (計算値:456)元素分析: 計算値(C26■133NO4S・0.25)(20として):C,67,8?  、H,7,28; N、3.04実験値: C,67,96; H,6,72 i N、 2.95実施例15 : 17β−(4−アセトキシメチルチオベン ゾイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンの合成トリフル オロ酢酸無水物(165μl)を780μmの無水酢酸に溶解し、室温(RT) で5時間保持した。 混合無水物の上記溶液300μIに、実施例14の純粋なスルホキシド34.1 5mgを攪拌しながら添加した。数分後、54.0μlの2.6−ルチジンを添 加し、その反応物をRT/ N 2で17時間攪拌した。 液体無水物を減圧除去し、残った残渣をCHC】3で4回抽出した。CHCl3 抽出物を希MCI、5%N a HCO3溶液(3回)、水(3回)および最後 に飽和NaC1溶液で順次洗浄し、MgSO4で脱水して濾過し、溶液を真空蒸 発乾固すると42.1mgの粗生成物が得られた。 工程Aの粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:95:5のCHC l3/アセトン)により精製し、得られた固体をEtOAcから結晶化すると、 17.8mgの標記化合物が結晶として得られた。融点:235〜236℃(分 解)。 元素分析: 計算値(C2g8 xso 4 N S・1/4H20として):C,61,5 ? 、 H,7,4f1. N、 1N実験値: C,81,112、H,Ti t; N、 2.73FAB :計算値(c oH3504N Sとして’): 482;実験値:482 NMR(プロトン)は、指定した物質の構造と一致した。 実施例16 :17β−(4−メルカプトベンゾイル)−4−アザ−5α−アン ドロスト−1−エン−3−オンの合成実施例15のアセトキシ−メチル−チオ誘 導体40.0mgを3.Omlのイソプロパツールに懸濁した。反応混合物を窒 素および真空により換気し、その系を窒素雰囲気下に保持した。 上記混合物に、40.QmgのK CO3/ 2 、OOm lの水(酸素を含 まない)を注射器により添加し、反応混合物の温度を、10分間わずかに真空に して静かに還流しながら80℃に−Lげ、次いで1時間N2下においた。1時間 後、反応混合物は透明な黄色溶液になった。RTにもどして0〜5℃に冷却し、 2.5NのICI/N2により反応停止した。反応混合物をC)12C1,で4 回抽出した。有機層をN20で4回、飽和食塩水で3回洗浄し、最後にMgSO 4で脱水した。濾過し、真空蒸発乾固すると21.36.9mgの粗生成物が得 られた。粗生成物を2.Omlの、CHCI 3に溶解し、テフロン(^c+o 山cc11)により濾過して、分取HPLC(シリカゲル)により精製し、60  : 40のCHC12/アセトンで溶離した。 EtOAcから結晶化すると、20.7mgの標記化合物が単一スポットの物質 として得られた。融点=285〜286℃。 元素分析: 計算値(C25H31o 2Ns・1/2H20として):C,?2.19 、  H,7,69,N、 3.24実験値: C,?+、82 、 H,7,43 ,N、 3.26FAB :計算値(C25H31o2NSとして):410; 実験値:410 実施例17 :17β−(4−ジメチルアミノベンゾイル)−4−アザ−5α− アンドロスト−1−エン−3−オンの合成活性化した乾燥マグネシウム小片29 1.0mgの乾燥THF8.0mlにおける懸濁物に、N2下で、4−ブロモ− N、N−ジメチルアニリン800.Omgの乾燥THF2.0m1溶液を添加し た。反応は、超音波浴中、24〜30℃の温度で行った。混合物を充分攪拌し、 30m1の1.2−ジブロモエタンを窒素下に滴下した。反応を28℃/ N  2で1〜1.5時間行った。グリニヤール試薬の濃度は、4.0ミリモル/乾燥 THFlO,Omlであった。 実施例2のステロイド(205mgのピリジルチオエステル)を2.Omlの乾 燥T HF I: @濁し、−80℃に冷却して、上記のグリニヤール試薬3. 8ml (3当量)をそのステロイド懸濁物に5〜10分/N2かけて注射器で 添加した。反応は、−80℃/N で1時間行い、次いで一り0℃/ N 2で さらに1時間行った。溶液を10.Omlの塩化メチレンで希釈し、N)(4C 1の飽和水溶液で反応停止してp H= 4とした。有機層を分離し、水で3回 、飽和塩化ナトリウムで3回洗浄し、Mg5O,で脱水して濾過・真空蒸発する と、151.3mgの粗生成物が得られた。 酢酸エチルから結晶化すると、標記の物質が124.5mg得られた。融点・2 68.5〜269℃。 FAB :計算値(027F136N202として)+421;実験値=421 指定した構造は、NMR(プロトン/CDCl5)で確認した。 実施例18:保護されたシリル誘導体の一般的合成方法フエノールもしくはその 誘導体1.0モル、または1モルのアルコールを1.51の乾燥塩化メチレンで 処理する。その透明な溶液に、3.0モルの乾燥イミダゾールを窒素下に添加す る。透明な溶液をO℃/N に冷却し、t−プチルジメチルク0ロシランの2. 0モルの乾燥塩化メチレン溶液ao’o、。 mlを0℃/N で滴下する。添加が終わりに近づくと、析出が生じる。水浴を 取り外し、反応をRT/N で−夜行う。瀘遇し、ケーキ状物をcH2c12の 冷溶液で洗浄し、溶媒を真空蒸発させると、粗生成物が得られる。粗生成物は、 シリカゲルカラムにより濾過する(シリカゲル100gにつき粗生成物tg1溶 離液としてCHC1を使用する)と容易に精製される。この方法により、フェノ ールおよびアルコールの純粋なシリル誘導体が約99%得られる。 実施例19 :17β−(4−ヒドロキシベンゾイル)−4−アザ−5α−アン ドロストー1−エン−3−オンの合成A、グリニヤール反応 活性化した乾燥マグネシウム小片1.22gの乾燥THF20、Omlにおける 懸濁物に、N2下で、1−ブロモ−4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)ベ ンゼン(上記で詳述した一般方法によりp−ブロモフェノールから合成)5.6 gのTHFIO,0ml溶液を添加した。反応は、超音波浴中、24〜30℃の 温度で行った。混合物を充分攪拌し、150〜200μlの1.2−ジブロモエ タン/N2を滴下した。反応を28℃/N2で1〜1.5時間行った。生成した グリニヤール試ml c7) II It l!、19.5ミリモル/乾燥TH F30.Omlであった。 実施例2のステロイド(1,02g、2.49ミリモル)を20、Omlの乾燥 T HFに懸濁し、−80℃に冷却して、上記で合成したグリニヤール試薬11 .5mlをステロイド懸濁物に5〜10分/N2かけて注射器で添加した。反応 は、−80℃/N2で1時間行い、次いで一り0℃/ N 2でさらに1時間行 った。反応溶液を10.Omlの塩化メチレンで希釈し、NH4Clの飽和水溶 液で反応停止してp H= 4とした。 有機層を分離し、水で3回、飽和塩化ナトリウムで3回洗浄し、M g S O 4で脱水して濾過・真空蒸発すると、黄色固体が得られた。酢酸エチルから結晶 化すると、607mgの物質が得られた。融点:248〜249℃。 元素分析: 計算値(C3,H4503NS iとして) : C,73,32’ 、 H, 11,93iN、 2.75 実験値: C,?3.27 、 o、 8.99. N、 2.75FAB : 実験値+ 508 ;計算値:508B、脱シリル化 上記工程Aの物質1.3gを20.Omlの乾燥THFに溶解する。−5℃に冷 却し、437μlの氷酢酸/ N 2を添加する。その−5℃の冷溶液に、N2 下、3.Omlのフッ化テトラ−n−ブチルアンモニウムを注射器で滴下した。 反応を0〜−5℃/ N 2で1〜1.5時間、攪拌しながら行った。反応混合 物を、0℃で、酢酸エチル/重炭酸ナトリウム飽和溶液の2層混合物中に注入し た。水層を分離し、EtOAc (3回)およびCH2Cl2 (3回)でさら に抽出した。 有機層を合オ〕せて、水で3回、飽和塩化ナトリウム溶液で1回洗浄し、MgS O4で脱水して、濾過・真空蒸発乾固した。 粗生成物を酢酸エチルから結晶化すると977.9mgの物質が得られ、さらに メタノールから再結晶すると842.3mgの標記化合物が得られた。融点:2 96〜297℃。 元素分析 計算値(CI NO・1/3H20として) : C,75,+5 ;253+ 3 H97,9g、 N、 3.51 実験値: C,?5.+3 、 +L 7.76、 N、 3.54(マススペ クトル)FAB 実験値: 394 ;計算値:394実施例20 :17β− (3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンゾイル)−4−アザ−5α−アンドロ スト−1−エン−3−オン A、グリニヤール試薬の合成 活性化した乾燥マグネシウム小片260.0mgの乾燥THF6.Qmlにおけ る懸濁物に、N2下で、1−ブロモ−3,5−ジメチル−4−t−ブチルジメチ ルシリルオキシベンゼン(上記の一般方法により4−ブロモ−2,6−シメチル フエノールから合成)628.0mgのTHF4.Qml溶液を添加した。反応 は、超音波洛中、24〜30℃の温度で行った。 混合物を充分攪拌し、40μlの1.2−ジブロモエタンを窒素下に滴下した。 反応をN2下で2時間行った。こうして得られたグリニヤール試薬の濃度は、2 ミリモル/乾燥T HFlo、Omlであった。 実施例2のステロイド(205,0mg、0.5ミリモル)を3.Omlの乾燥 THFに懸濁し、−80℃に冷却して、上記で合成したグリニヤール試薬7.5 ml (1,50ミリ当量)をステロイド懸濁物に5〜10分/ N 2かけて 注射器で添加した。反応は、−80℃/ N 2で1時間行い、次いで一り0℃ /N2でさらに1時間行った。 反応をINのHCIで停止し、次いでクロロホルムで希釈した。有機層を合わせ て水で3回、飽和塩化ナトリウムで3回洗浄し、MgSO4で脱水して濾過・真 空濃縮した。粗製残渣をエーテルで洗浄すると、121.7mgの物質が得られ た。 粗生成物を70:30のCHCl 3/アセトンに溶解し、テフロン(^e+o disc CR)により濾過して、分取HPLC(Wzle+z Pr5p−p Ik ) (シリカゲル)により精製し、70:30のCHCl3/アセトンで 溶離した。 主成分を酢酸エチルから再結晶すると、52、Omgの物質が得られた。融点= 245〜245.5℃。 元素分析: 計算値(C33H4,03NS +として) : C,73,96; H,9, 23;N、2.61 実験値: C,74,H; H,9,33; N、 2.64(マススペクトル )FAB:実験値:536;計算値:536B、シリル誘導体の脱保護 上記工程Aの物質54.0mgを乾燥THF (1,3m1)に溶解する。透明 な溶液を0℃に冷却し、29μlの氷酢酸をN2下、注射器で添加した。上記溶 液に、0℃、N2下、172μmのフッ化テトラ−n−ブチルアンモニウムを注 射器で滴下した。反応をO℃/N2で1.5時間行った。反応混合物を、氷/  N a HCO飽和溶液およびEtOAc中に注入した。数分間攪拌して層を分 離し、水層をE t OA c (3回)およびCICl3 (3回)で抽出し た。 有機層を合わせて、水で3回、飽和塩化ナトリウム溶液で3回洗浄し、MgSO 4で脱水して、濾過・真空蒸発乾固すると、52.2mgの物質が得られた。 その物質をEtOAcから結晶化すると22.5mgの標記物質が得られた。融 点=305〜306℃。 元素分析: 計算値(C27H3503N−u 20としr) : C,73,77;H,1 49,N、 3.10 実験値: C,?3.62 、 H,フ90; N、 3.44(マススペクト ル)FAB:計算値+422.実験値:422実施例21 :17β−(4−メ トキシベンゾイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンの合 成A、グリニヤール反応 活性化した乾燥マグネシウム小片258.0mgのTHF8.0ミリにおける懸 濁物に、N2下で、p−ブロモアニソール748.0mgの乾燥THF2.Om l溶液を添加した。反応は、超音波洛中、N2下、24〜30’Cの温度で行っ た。混合物を充分攪拌し、30.0μmの1.2−ジブロモエタンを触媒として 滴下した。反応を28℃で1〜2時間行った。得られたグリニヤール試薬の濃度 は、4ミリモル/乾燥T HFlo、Omlであった。 実施例2のステロイド(205,0mg、0.50ミリモル)を2.0ミリのT  HFに懸濁し、−78℃に冷却して、上記で合成したグリニヤール試薬3.7 5m1 (14ミリ当量)をステロイド懸濁物に5〜10分/ N 2かけて注 射器で添加し、次いで一り0℃/N2でさらに1時間攪拌した。得られた反応混 合物は透明な溶液であり、これを0〜5℃に冷却してクロロホルムで希釈し、I NのHCIで反応を停止した。有機層を分離して、水(2回)、次いで飽和Na Cl溶液で洗浄し、MgSO4で脱水して濾過・真空蒸発した。粗生成物をエー テルで洗浄し、EtOAcから結晶化すると、110mgの物質が得られた。融 点=305〜306℃。 さらに、T 1.、 Cプレート(20cmx20cmxlO00μm)のクロ マトグラフィーにかけ、70:30のCHCl3/アセトンで溶離して精製した 。EtOAcから再結晶すると、78.56mgの標記物質が得られた。融点、 305〜306℃(分解)。 (マススペクトル)FAB:計算値: 408 ;実験値・408実施例22  +17β−(3−ヒドロキシベンゾイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1 −エン−3−オンの合成A、グリニヤール試薬の合成 活性化した乾燥マグネシウム小片230.0mgの乾燥THF2.0mlにおけ る懸濁物に、N2下で、1−ブロモ−3−t−ブチルジメチルシリルオキシベン ゼン(上記の一般方法により3−ブロモフェノールから合成)722.4mgの 乾燥THF8.0ml溶液を添加した。反応は、超音波浴中、N2下、24〜3 0”Cの温度で行った。混合物を充分攪拌し、20.0μmの1.2−ジブロモ エタンをN2下で滴下した。 反応を28℃/ N 2で2.5時間行った。こうして得られたグリニヤール試 薬の濃度は、2.52ミリモル/乾燥T HFlo、Omlであった。 実施例2のステロイド(205,0mg、0.5ミリモル)を2.0ミリのTH Fに懸濁し、−78℃に冷却して、上記で合成したグリニヤール試薬6.0ミリ  (1,5ミリ当量)をステロイド懸濁物に5〜10分/ N 2かけて注射器 で添加し、次いで一り0℃/N2でさらに1時間攪拌した。透明な反応混合物を 0〜−5℃で10分間、IN(7)HCIにより反応停止し、CHCl3で希釈 した。有機層を合わせて、水で3回、飽和N2KCl溶液で3回洗浄し、MgS O4で脱水して濾過e真空濃縮すると、粗生成物が得られた。その物質をシリカ ゲルカラムに通して精製し、70:30のC)(C13/アセトンで溶離した。 所望の物質が、シリル誘導体、すなわち、17β−(3−t−ブチルジメチルシ リルオキシベンゾイル)−4−メチル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エ ン−3−オンとして58、Qmg得られた。 B、脱保護 上記のシリル誘導体57.6mgを3.0ミリの乾燥T II Fに溶解した。 その溶液を0℃に冷却し、20μlの氷酢酸を注射器で添加する。その透明な溶 液に、130.0μmの(n −ブチル) NFを注射器で添加し、0℃/N2 で1時間反応させた。反応混合物を、0℃で、EtOAc/NaHCO3飽和溶 液中に注入した。水層を分離し、EtOAc(3回)、次いでクロロホルム(3 回)で抽出した。有機層を合わせて、水で3回、飽和NaCl溶液で3回洗浄し 、MgSO4で脱水して、濾過・真空蒸発すると、57.11mgの粗生成物が 得られた。 その粗生成物をT L Cクロマトグラフィー(1プレート、20cmx2Qc mX250μmシリカゲル)にかけ、70 : 30のCHCl3/アセトンで 溶離すると44.5mgの標記物質が得られた。EtOAcから再結晶すると2 9.30mgの物質が得られた。融点=279〜280℃。 元素分析: 計算値(C25f131N03・8H2oとしr) : C,113,60;H ,8゜06; N、 3.43 実験1m : C,73,26、H,122,N、 3.28(マススペクトル )FAB:計算値:394;実験値:394実施例23:17β−(4−ヒドロ キシメチルベンゾイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オン の合成A、グリニヤール溶液の合成 活性化した乾燥マグネシウム小片100.0mg (4ミリモル)の乾燥THF 5.Omlにおける懸濁物に、N2下で、1−ブロモ−4−t−ブチルジメチル シリルオキシメチルベンゼン(上記の一般方法により4−ブロモベンジルアルコ ールから合成)753.0mg (2,5ミリモル)を添加した。反応は、超音 波浴中、N2下、24〜30℃の温度で行った。混合物を充分攪拌し、20μm の1,2−ジブロモエタンをN2下で添加した。反応を28℃/ N 2で2時 間行った。得られたグリニヤール試薬の濃度は、2.5ミリモル/乾燥THF5 .Omlであった。 B、グリニヤール反応 実施例2のステロイド(205,0mg、0.5ミリモル)を2.OmlのT  HFに懸濁し、−78℃に冷却して、上記で合成したグリニヤール試薬3.0ミ リ (3,75ミリ当量)をステロイド懸濁物に5〜10分/ N 2かけて注 射器で添加した。反応は、−80℃/N2で1時間、次いで一り0℃/N2でさ らに1時間行った。透明な反応混合物を0〜−5℃で、飽和NHClにより反応 停止し、CH2Cl2で希釈した。有機層を分離して、水で3回、飽和NaCl 溶液で3回洗浄し、MgSO4で脱水して濾過・真空蒸発乾固した。粗生成物を EtOAcから結晶化すると、137.8mgのシリル物質が得られた。 (マススペクトル)FAB:計算値(C3oH4,03NS iとして):52 1.75;実験値+522.0C,シリル誘導体の脱保護 上記工程Bの物質23.67mgを0.5ミリのT HFおよび0.5ミリのM  e OHに溶解し、o℃/N2に冷却した。その冷溶液に10μlの濃硫酸( 98%)を添加し、反応物を〇℃/N2で45分間攪拌した。0℃の冷溶液にN  a HCO3の飽和溶液およびクロロホルムをゆっくり添加した。CHCI  3で3回抽出した。有機層を水で3回、飽和NaCl溶液で3回洗浄し、MgS O4で脱水して、濾過・真空蒸発乾固すると、10.18mgの物質が得られた 。その粗生成物をTLCプレートのクロマトグラフィー(1:1のCHCl3/ アセトンで溶離)にかけた後、EtOAeから結晶化すると6.0mgの標記物 質が得られた。融点:318〜320℃。 元素分析: 計算値(026■133o3N・1/3H2oとしテ) : C,75,41; H,7,94,N、 3.38 実験値: C,?5,61 ; H,?、84; N、 3.12(マススペク トル)FAB:計算値: 408 ;実験fill+408実施例24:17β −(4−カルボキシベンゾイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン− 3−オンの合成A、酸化 実施例23の物質90.2mgを2.63m1の氷酢酸に溶解し、その透明な溶 液に、69.0mgのCr O3(予め、真空中、室温で2日間、P 20 s により脱水しておく)を添加した。−夜攪拌後、反応混合物を水で希釈し、冷蔵 庫に一夜ねかせた。反応混合物を濾過し、母液および洗浄液を、還流条件下、液 −液抽出器(N20−EtOAc)を使用して一夜抽出した。 有機層をM g S O4で脱水して、濾過・真空蒸発させた。残渣を熱MeO Hに溶解し、濾過・真空蒸発させると、32.Omgの物質が得られた。 FAB・計算値(026H3104Nとして):422.0;実験値:422 B、精製 上記遊離酸の精製を、上記物質をINの水酸化ナトリウム溶液に溶解することに より行った。透明な溶液をEtOAcで3回抽出した。塩基性水溶液を冷却し、 攪拌しながらINのMCIを滴下して酸性にし、pH=4とした。反応混合物を 0℃で1時間わかせた。濾過して、残渣を冷水で洗浄した。 0.2mm圧未満の真空下、100℃で一夜脱水乾燥した。 標記の遊離酸の収量は、9.85mgであった。 FAB 計算値(C25H3+04 Nとして)+422;実験値:422 NMR分析は、その物質が酸であることを示した。 C9上記酸のナトリウム塩 上記Bの酸物質4.9mgを2.0mlの熱メタノールに溶解した。透明な溶液 にINのNaOH水溶液11.6μlを添加した。メタノールを真空蒸発させた 溶液に水を添加してpH=7.21とした。その水溶液を凍結乾燥すると、標記 物質のナトリウム塩が6.3mg得られた。 実施例25 :17β−(4−ヒドロキシエチルベンゾイル)−4−アザ−5α −アンドロスト−1−エン−3−オンの合成A、グリニヤール試薬 活性化した乾燥マグネシウム小片252mgの乾燥THF10.0mlにおける 懸濁物に、N2下で、1−ブロモ−4−t−ブチルジメチルシリルオキシエチル ベンゼン(上記の一般方法により2−(p−ブロモフェニル)エタノールかう合 成)1.26g (4ミリモル)を添加した。反応混合物を、N2下、超音波バ イブレータを使用して激しく攪拌した。混合物を充分攪拌し、40μlの1.2 −ジブロモエタンを触媒として添加した。反応は、N2下で3.5〜4時間行っ た。得られたグリニヤール試薬の濃度は、4ミリモル/ T HF 10 m  lであった。 B、グリニヤール反応 実施例2のアザステロイド205.0mg (0,5ミリモル)を2.0mlの 乾燥THF/N2に懸濁し、−80℃に冷却して、上記で合成したグリニヤール 試薬3.75m1(1,5ミリ当量)をステロイド懸濁物に5〜10分/N2か けて注射器で添加した。反応は、−80℃/ N 2で1時間、次いて一10℃ でさらに1時間行った。反応は0〜−5℃で、飽和NHCl溶液により停止し、 10.0mlのC112C12で希釈した。有機層を水で3回、飽和NaCl溶 液で3回洗浄し、MgSO4で脱水して濾過・真空蒸発乾固した。粗生成物をE tOAcから一夜、再結晶すると、152.0mgの物質が得られた。融点。2 33〜234℃。 元素分析・ 計算値(CHONSi・1/4H20として)。 C,73,55、H,9,111,N、 2.59実験値・C,?3.45 、  H,8,94,N、 3.21FAB :計算値・536:実験値:536C 1脱シリル化 工程Bの物質70.8mgを1.45m1のメタノールおよび1.45m1のT  HFに溶解した。その溶液を0〜5℃に冷却し、29μmの濃H2SO4をN 2下で注射器により添加した。反応は、N2下で45分間行った。反応を、0℃ でN a HCO3の飽和溶液により注意深く停止し、cH2c12で3回抽出 した。。有機層を分離し、水(3回)、次いで飽和NaCl溶液で洗浄し、Mg SO4で脱水して、濾過・真空蒸発すると、43.Qmgの粗生成物が得られた 。その粗生成物をシリカゲルカラムにかけ、1・1のアセトン/ CH2CI  2で溶離した。単離した物質を無水メタノールから結晶化すると20.0mgの 標記物質が得られた。融点=292〜293℃(分解)。 元素分析: 計算値(C27H3503N ’ 1/ 4 N20として): C,75Jl  ;H,8,25,N、 3.25 実験値: C,?5.49 、 H,8,29; N、 3.45FAB :計 算値: 422 ;実験値:422実施例26 :17β−(4−カルボキシメ チルベンゾイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンの合成 A、酸化 実施例25の物質13.0mgを1mlの氷酢酸に溶解し、その透明な溶液に、 10.QmgのCr 、03 (予め、真空中、室温で、P2O5により脱水し ておく)を添加した。反応を室温で一夜、次いで0℃で48時間行った。水を7 .0ml添加し、−夜冷蔵庫で結晶化させた。粗生成物を単離し、冷水で洗浄し て、1mmmm下の真空下、110℃で脱水した。 脱水した粗生成物をINの水酸化ナトリウム溶液に溶解し、その塩基性溶液を塩 化メチレンで3回抽出した。有機層を分離し、塩基性水溶液を冷却して、1.5 Nの塩酸で酸性にした。 析出物を濾過し、水で洗浄して、0.1mm圧未満の真空下、110℃で脱水し た。標記化合物の収量=7.0mgFAB・計算値(C2□H3304Nとして ):436;実験値 436 実施例27 :17β−(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)−4−アザ−5α −アンドロスト−1−エン−3−オンの合成A、グリニヤール試薬 活性化した乾燥マグネシウム小片258.5mgの乾燥THFIO,Omlにお ける懸濁物に、N2下で、4−ブロモ−1,2−メチレンジオキシベンゼン48 2mgを添加した。 (、出発物質はAId+ich Cbesic暑1から市販されている。)反応 は、超音波水浴中、24〜30℃の温度で行った。混合物を充分攪拌し、N2下 で、40μlの1.2−ジブロモエタンを触媒として添加した。反応は、28℃ / N 2で1.5〜2時間行った。得られたグリニヤール試薬の濃度は、3. 75ミリモル/乾燥THF 10m lであった。 実施例2のステロイド(410mg、1ミリモル)を4.0mlの乾燥T HF に窒素下で懸濁し、−80℃に冷却して、上記で合成したグリニヤール試薬8. 0ml (3,04ミリ当量)をステロイド懸濁物に5〜10分/ N 2かけ て注射器で添加した。反応は、−80℃で1時間、次いで一り0℃/N2でさら に1時間行った。反応混合物をCHCl2で希釈した後、一5℃で、INのHC Iにより反応を停止した。 有機層を集めて、水で3回、飽和NaCl溶液で3回洗浄し、MgSO4で脱水 して濾過・真空蒸発乾固した。粗生成物を、50.0gのシリカゲルに通して1 ・1のCHC12/アセトンで溶離することにより精製すると、347.0mg の物質が得られた。 FAB・実験値:422:計算値・422■−記物質62.4mgをEtOAc から結晶化すると、11.39mgの物質が得られた。融点:324〜325℃ 。 元素分析: 計算値(CI ON・3/4H20として) : C,71,78;H,?、5 3. N、 3.22 実験値・C,71,90; H,?、54. N、 3.25FAB :計算値 (C26II31O4Nとして):422:実験値=422 B、メチレンジオキシラン基の分解 工程への物質70.Qmgを、室温/ N 2で、25.0m1(7)乾燥1. 2−ジクロロエタンに溶解した。その溶液を一10℃に冷却し、1.03m1の BBr3 (1−OMのジクロロメタン溶液)をN 下で滴下した。反応は、室 温/ N 2で3.5〜4時間行った。4時間/N2後、反応物を一10℃に冷 却し、0℃で10分間、10.0mlのメタノールにより反応停止を行った後、 温度を徐々に上げて室温/ N 2にした。反応混合物を真空蒸発乾固した。残 渣をEtOAcで3回抽出した。有機層を水で3回、飽和N a HCO3溶液 で2回、水で3回洗浄し、最後に飽和NaC1溶液で洗浄した。有機層を硫酸マ グネシウムで脱水して、濾過・真空濃縮した。粗生成物を2枚のシリカゲルプレ ート(20cmx20cmX250μm)のクロマトグラフィーにかけて、1: 1のアセトン/塩化メチレンで溶離した。EtOAcから再結晶すると、5.0 mgの標記物質が得られた。融点:222〜222.5℃。 元素分析: 計算値(C25H3104N奉1/2H20として) : C,?1.711  ;H,7,66; N、 3.35 実験値: C,71,71; H,7,71,N、 3.33F A B :  計11値(025H3104Nとして):410;実験値:41O 実施例28 :17β−(2−メトキシベンゾイル)−4−アザ−5α−アンド ロスト−1−エン−3−オンの合成A、グリニヤール試薬 活性化した乾燥マグネシウム小片258.0mgの乾燥THF8.0mlにおけ る懸濁物に、N2下で、0−ブロモアニソール771.0mgを添加した。反応 は、超音波水浴中、24〜30℃の温度で行った。混合物を充分攪拌し、N2下 で、30μIの1.2−ジブロモエタンを添加し、反応を、28℃/ N tで 2時間行った。得られたグリニヤール試薬の濃度は、4ミリモル/乾燥TtlF 10.0mlであった。 実施例2のステロイド(205mg、0.5ミリモル)を2.0mlの乾燥TH F/N2に懸濁し、−79℃に冷却して、上記で合成したグリニヤール試薬4. 0ml (1,6ミリ当量)をステロイド懸濁物/N2に5〜10分かけて注射 器で添加した。反応を、−80℃で1時間、次いで0〜bに1時間行った。反応 混合物をCHC12で希釈した後、0℃で、INのHCIにより反応を停止した 。 有機層を合わせて、水で3回、飽和NaCl溶液で3回洗浄し、MgSO4で脱 水して濾過・真空蒸発乾固した。粗生成物をEtOAcから結晶化すると、12 4.5mgの物質が得られた。融点=228〜230℃。シリカゲルカラムに通 して7030のCICl3/アセトンで溶離することにより精製すると、単一ス ポットの物質が83.Qmgの収量で得られた。 融点:241〜241.5℃。 元素分析: 計算値(C26H330,N、!: Lテ) : C,7L91 ; H,目9 iN、3.45 実験値:C,76,3・石 、 H,11,21i; N、 3.35FAB: 計算値(C26H3m 03NとしT):406;実験値:406 B、メトキシ基の分解 工程Aの物質11.7mg (0,03ミリモル)を、N2下で、5.0m l の乾燥塩化メチレンに溶解した。その透明な溶液に一り9℃/ N 2で、B  B r 3の1ミリモル/mlCH2CI 2溶液50μmを注射器により滴下 した。反応は、急速に攪拌しながら室温/ N 2で一夜行った。翌日、透明な 黄色の溶液を得た。反応混合物を0〜2℃に冷却し、水で反応停止を行って過剰 のB B r 3を加水分解した。有機層を希水酸化ナトリウム溶液で3回、水 で3回、希MCIで3回、水で3回、飽和NaCI溶液で3回洗浄した。有機層 をMgSO4で脱水して、濾過・真空濃縮乾固した。粗生成物をEtOAcから 結晶化すると、単一スポットの純粋な物質、すなわち17β−(2−ヒドロキシ メチルベンゾイル)−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3−オンが7 .0mg得られた。 FAB :計算値(C2s L(31N O2としT):394;実験値:39 4 実施例29:17β−(α−ヒドロキシベンジル)−4−アザ−5α−アンドロ スト−1−エン−3−オン17β−ベンゾイル−4−アザ−5α−アンドロスト −1−エン−3−オン(実施例2のチオピリジルエステルおよび市販の臭化フェ ニルマグネシウムから、実施例5の方法と同様に合成して17−ベンゾイル誘導 体を作り、EtOAcから結晶化する。融点・295〜296℃)570mgを 無水イソプロパツール80m1に懸濁した。その懸濁物に、500.0mgのN  a B H4を5回に分けて添加した。水素化物全部を添加して、20.0m lの乾燥T HFを注意深く添加すると、反応混合物が透明な溶液になった。反 応を室温/N2で一夜行った。反応を1NのHCIにより注意深く停止し、N2 下、室温でさらに1時間攪拌した。次いで、水で希釈し、CHCl3で3回抽出 した。有機層を合わせて、1120で3回、飽和NaC1溶液で3回洗浄し、M gSO4で脱水した。濾過し、蒸発させると、495.0mgの白色固体が得ら れた。 その組物質をEtOAcから結晶化すると、349.5mgの物質が得られた。 シリカゲルカラムを通して70 : 30のCHCl3/アセトンで溶離するこ とによりさらに精製すると、標記化合物である単一スポットの物質が221mg 得られた。 融点、296〜297℃。 元素分析: 計算値(c 25H33N O2としテ) : c、 79.17 ; H,8 ,78;N、3.70 実験値: C,79,24、H,8,85,N、 3.48FAB:計算値(C 25H33N O2として):380゜実験値:380 実施例30:17β−ヒドロキシメチル−4−アザ−5α−アンドロスト−1− エン−3−オン 5−2−ピリジル−3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3 −オン(実施例2)500.0mgを室温/ N 2で、40.0mlの乾燥T HFに溶解した。その溶液を−78℃/ N 2に冷却し、水素化ジブチルアル ミニウムのIMTHF溶液5.5mlを、急速に攪拌しながら、注射器でゆっく りその溶液に添加した。反応をN2下、−76〜−78℃で30分間行った。温 度を徐々に室温に戻し、反応混合物を2.5時間/N2、保持した。次いで、0 〜5℃で、2NのMCIにより反応を停止し、CHCl3で希釈した。有機層を 分離し、N20 (3回)、次いで飽和NaC1溶液で洗浄し、最後にMgSO 4で脱水した。濾過し、有機層を真空蒸発させると、216.0mgの粗生成物 が得られた。 その粗生成物を20.0gのE、M、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにか け、70:30のCHCl3/アセトンで溶離した。 標記化合物である単一スポットの物質の収量は126.3mgであった。融点・ 271〜271.5℃。 FAB :計算値(C+982902 Nとして):304;実験fil: 3 04 NMR(CDC+3)により、上記構造の確認を行った。 実施例31:17β−ホルミル−4−アザ−5α−アンドロスト−1−エン−3 −オン 100.0ml容の乾燥フラスコに、1.3mlの塩化オキサリル(2MのCH C12溶液)を50.0mlの乾燥CH2Cl2/N2とともに入れた。上記溶 液を一78℃に冷却し、338μlのDMSOをN2下で注射器により滴下した 。 混合物を一り8℃/ N 2で30分間攪拌し、上記実施例15で合成したアル コール、すなわち17β−ヒドロキシメチル−4−アザ−5α〜アンドロスト− 1−エン−3−オン256.9mgの乾燥CH2C] 2/N2溶液15.0m lを注射器で添加した。反応を一り8℃/N2で1時間行った。−78℃で1時 間後、1mlの乾燥トリエチルアミンを急速に添加した。 攪拌しながらゆっくり室温/N2に上げ、得られた黄色溶液を50.0mlの冷 水中に注入した。有機層をN a HCO3の飽和溶液、次いでNaC1の飽和 溶液で洗浄した。MgSO4で脱水し、溶媒を真空蒸発させると、172.4m gの粗生成物が得られた。その粗生成物を60.0gのシリカゲルカラムクロマ トグラフィーにかけ、70:30のCHCl3/アセトンで溶離すると、単一ス ポットの物質が得られた。EtOAcから結晶化すると、標記化合物が37.7 mg得られた。融点:258〜259℃。 実施例32 : 17β−(α−ヒドロキシベンジル)−4−アザ−5α−アン ドロスト−1−エン−3−オンのジアステレオマーの合成 上記実施例31で合成したホルミル誘導体26.3mgをN2下で、7.0ml の乾燥T HFに溶解した。その溶液を一り8℃/ N 2に冷却し、臭化フェ ニルマグネシウム(オルトリッチ試薬)131μ+ (0,393ミリ当量)の 乾燥TT(F溶液を注射器で滴下した。反応をN2下、−78℃で1時間、次い て室温/ N 2でさらに1時間行った。 反応を、0〜5℃で、2.5NのHCIにより停止した後、CHCl で希釈し た。有機層を分離し、FI20で3回、次いで飽和NaC1溶液で3回洗浄し、 MgSO4で脱水した。濾過し、真空蒸発乾固すると、28.6mgの粗生成物 が得られた。NMRスペクトル分析およびHPLCのピーク高さから、この物質 はジアステレオマー異性体の1:1混合物であることがわかった。その粗生成物 を1μmのテフロンフィルターにより濾過し、HP L C(Whi1m*n  Po+1口i110カラム、溶離液ニア0・30のCHCl3/アセトン)によ り精製した。FABマススペクトルによるM +1はどちらの異性体も同じであ り、380質量単位であった。早く溶離される方の異性体(融点:289〜28 9.5℃)をEtOAcから結晶化すると、TLC上で単一スポットを示した。 元素分析: 計算値(C25H33NO2・t/4H20としr) : C,711J9 ; H,8,81; N、 3.65 実験m : C,7111、n、 8.65. N、 3.58遅く溶離する方 の異性体(融点=300〜301℃)は、TLC上で単一スポットを示した。N MR(CDC13)によれば、最初の異性体は、C−18のCH3(0,89δ )が、後の異性体のC−18のCH3(0,69δ)と比較して遮蔽が除かれて いた。最初の異性体のベンジル基の陽子も、4.5δ対4.956で遮蔽が除か れていた。C−1のオレフィン陽子は、最初の異性体に対して、6.81δ対6 .62δで遮蔽除去効果を示した。上記データから、二つの異性体の物性ははっ きり異なることがわかった。 第3章 実施例1 4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸の合 成 工程A:4−(2−ニトロフェノキシ)酪酸エチル(1)2− 二) 07 エ ノール(1,4g、10mM)および4−ブロモ酪酸エチル(2,1g、1.5 7m1.11mM)の乾燥アセトン35m1における溶液を攪拌し、これに、無 水炭酸カリウム粉末2g (14,5mM)を添加する。得られた着色混合物を 窒素雰囲気下で静かに還流しながら、フェノールアニオンによる着色が消えるま で加熱すると、黄色の混合物が残る。 その混合物を冷却・濾過して濃縮すると、油状物が得られ、これをフラッシュク ロマトグラフィー(シリカゲル、溶離剤:酢酸エチル/ヘキサンまたは塩化メチ レン)にかけると、2.4g(96%収率)の標記化合物(3)が油状液体とし て得られる。上記の例における2−ニトロフェノールの代わりに置換。 −ニトロフェノールを使用すると、対応する置換2−ニトロフェノキシブチレー トが得られる。同様に、4−ブロモ酪酸エチルを他のハロエステルで置き換える と、対応する2−ニトロフェノキシアルカノエートが得られる。 工程B:4−(2−アミノフェノキシ)酪酸エチル(i)5%のパラジウム/炭 素200mgを含む旦(1,27g。 5.0mM)の酢酸エチル15m1における溶液の反応を、水素雰囲気(40p 1・ig)中、室温で、水素吸収が止まるまで行う。次いで、混合“物を濾過し 、真空濃縮すると、1.0+gの(±)が油状/低融点固体として得られる。 工程C:12−(イソプロピルチオ)ドデカン酸(6):12−ブロモドデカン 酸(5)(0,558g、2.0mM)とイソプロピルチオール酸ナトリウム( 1,1g、11.2mM)との混合物を1.2−ジメトキシエタン(50ml) 中で、脱気しくN2)、85℃(浴温)に加熱し、この温度で72時間保持した 。混合物を冷却して濾過し、固体を集めて水に溶解し、濾過した。溶液を攪拌し て希塩酸で酸性にし、熟成・濾過して、固体を充分水洗し、脱水乾燥した。旦の 物質(0,54g)が白色固体として得られた。 上記の例における12−ブロモドデカン酸の代わりに他のハロー酸を使用すると 、対応する(イソプロピルチオ)−酸が得られる。 同様に、上記の例におけるイソプロピルチオール酸ナトリウムの代わりに他のメ ルカプタンの塩を使用すると、対応する(アルキルチオ)アルカン酸が得られる 。 この方法により得られる酸の代表例を以下に挙げるが、これらに限定されない。 8−(イソプロピルチオ)オクタン酸、10−(イソプロピルチオ)デカン酸、 10−(エチルチオ)デカン酸、 1l−(t−ブチルチオ)ウンデカン酸、欠 14−(n−プロピルチオ)テトラゾ乎ン酸、9−(メチルチオ)ノナン酸 工程D : 4−(2−(12−(イソプロピルチオ)ドデカノイ(0,274 g、1.0mM)の乾燥塩化メチレン(10ml)溶液に、室温で4−ジメチル アミノピリジン(0,122g。 1 0mM)を添加し、次いで、1分以内にN、N’ −ジシクロへキシルカル ボジイミド(0,22g、1.06mM)の塩化メチレン(1ml)溶液を添加 し、塩化メチレン(3N1ml)ですすいだ。2日後、混合物を濾過して真空濃 縮し、残渣をシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにかけて15〜20% の酢酸エチル/ヘキサンで溶離すると、物質7(0,22g)が油状物として得 られた。この物質は、短時間で容易に固化した。 工程E : 4− (2−(12−(イソプロピルチオ)ドデカノイルアミノ) フェノキシ)酪酸(fl) エステル(7)(0,124g、0.258mM)のメタノール(10ml)溶 液を攪拌し、窒素雰囲気下、室温で2.5Nの水酸化ナトリウム溶液(0,6m 1)により処理した。 メタノール(2N2ml)を使用してその混合物を透明にし、TLC分析で残留 エステルがなくなるまで反応を続けた。濾過した混合物を真空濃縮し、得られた 残渣を水(30ml)とともに攪拌した。熟成後、混合物を濾過した。ケーキ状 物はその物質のナトリウム塩であり(100mg)、瀘嫂を攪拌して希塩酸で酸 性にし、熟成・濾過・水洗して脱水乾燥すると物質旦(0,02g)が白色固体 として得られた。融点:82〜84℃(66℃から軟化)。 旦を工程J のようにN a I O4で処理すると、対応するスルホキシドが 得られ、旦を工程Jbのようにm−クロロ過安息香酸で処理すると対応するスル ホンが得られる。 工ff1F : 4− (2−(12−(イソプロピルチオ)ドデカノイルアミ ノ)フェノキシ)ブチルアミド(旦)(7)(20mg、o、041mM)のメ タノール(10ml)溶液を攪拌してアンモニアで飽和したメタノール(5ml )を添加し、その混合物に栓をして、TLC分析により(′L)がほとんど、ま たは全くなくなるまで室温で攪拌する。反応混合物を濃縮し、分取薄層クロマト グラフィー(シリカゲル、溶離剤・3%のメタノール/塩化メチレン)にかける と物質旦(LLmg)が螺状固体として得られる。 工程G:4−(2−アミノフェニルチオ)酪酸エチル(1よ)2−アミノチオフ ェノール(10)(1,25g、10mM)および4−ブロモ酪酸エチル(2, 14g、11mM)の乾燥1.2−ジメトキシエタン40m1における脱気(N 2)溶液を攪拌して固体の無水炭酸カリウム粉末8.3gを添加し、得られた混 合物を窒素下で3回脱気し、TLC分析が反応の完了を示すまで室温で攪拌する 。次いで、濾過した混合物を濃縮し、残漬をシリカゲル(85g)のフラッシュ クロマトグラフィーにかけ、15%の酢酸エチル/ヘキサンで溶離すると、1. 8gの(1↓)が淡黄褐色の油状物として得られる。 工程H: 4− (2= (10−(イソプロピルチオ)デカノイル工程りの条 件と同様に反応させると、標記化合物1スが得られる。 工程■: 4− (2−(10−(イソプロピルチオ)デカノイル工程J・4− (2−(11−(エチルスルフィニル)ウンデカノイルアミノ)フェノキシ)酪 酸 反応を受けるエステルまたは酸を適当な溶媒(例えば、アセトン/水)中でメタ 過ヨウ素酸ナトリウムにより処理する(工程J )と、対応するスルホキシドが 得られる。m−クロロ過安息香酸で処理する(工程J、)と、対応するスルホン が得られる。例えば、4− (2−(11−(エチルチオ)ウンデカノ0.1m M)/アセトン(10ml)を、室温で、メタ過ヨウ素酸ナトリウム(0,07 2g、0.33mM)/水(2ml)上記で一般的に記載した本発明の新規化合 物の合成法を、以下の実施例でさらに説明するが、本発明は以下の実施例に限定 されない。 実施例1:4− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)工程A:4−< 2−ベンジルオキシフェノキシ)酪酸エチルおよび4−ブロモ酪酸エチル(2) (5,6g、28.7mM)の乾燥アセトン100m1における溶液を攪拌し、 これに、無水炭酸カリウム粉末6.0g (44mM)を添加する。得られた混 合物を窒素雰囲気下で還流しながら、TLC分析により出発物質のフェノールが なくなるまで加熱した。その混合物を濾過して濃縮し、フラッシュクロマトグラ フィー(シリカゲル、溶離剤・15%の酢酸エチル/ヘキサン)にかけると、3 .0gの物質(旦)が透明な油状物として得られた。 上記工程における4−ブロモ酪酸エチルを他のハロエステルで置き換えると、対 応するエーテル−エステルが得られる。同様に、上記フェノールを他の置換2− ベンジルオキシフェノールで置き換えると、対応する2−置換エーテルが得られ る。2−ベンジルオキシフェノールを2−ベンジルオキシ−または2−ベンジル チオ−チオフェノールで置き換えると、対応するチオエーテル−エステルが得ら れる。 ml)、氷酢酸(7滴)および10%のパラジウム/炭素(0,7g)の混合物 を、水素雰囲気(40psig)中、室温で、水素吸収が止まるまで反応させる 。次いで、混合物を濾過して濃縮すると、物質(A、)が油状物として得られた 。 工程C: 4− (2−11−(カルボメトキシ)ウンデシルオキデカン酸メチ ル(5)(0,32g、1.1mM)を工程Aのように炭酸カリウム/アセトン と反応させると、物質6(0,3g)が無色の油状物として得られた。 上記工程における12−ブロモドデカン酸メチルの代わりに他のハロエステルを 使用すると、対応するジエステルが得られる。 工程D:4− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)フ(0,102g 、0.23mM)の溶液を攪拌して2.5Nの水酸化ナトリウム溶液(0゜55 m1,1.37mM)を滴下し、得られた混合物にメタノール(2ml)をさら に添加して透明にした。TLC分析(氷酢酸(4滴)を含むメタノールの2%塩 化メチレン(10ml)溶液)によりモノ−またはジエステルがなくなったとき 、メタノールを真空除去し、残渣を水(10ml)とともに攪拌した。その溶液 を濾過し、2Nの塩酸で酸性にした。得られた析出物を濾過して水洗し、脱水乾 燥すると、物質ヱ(88mg)が白色固体として得られた。融点=95℃で崩壊 し%Ll−05℃で完全に溶融。(未補正:A、0゜5peac@t IIl  5IBe ・) o元素分析:肚算値(C22H34”6として) : C,5 L98 、8.8.69実験値: C,67,32; H,8,45化合物(↓ )〜(工)のNMRおよびマススペクトルデータは全て、指定の分子構造と一致 した。 4− (2−(11−カルボキシウンデシルオキシ)フェニルスルフィニル)酪 酸(,7B) 反応を受ける千オニーチル、例えばフローシートCの化合物7A(エステルまた は酸)を適当な溶媒(例えば、アセトン/水)中でメタ過ヨウ素酸ナトリウムに より処理すると、対応するスルホキシドが得られる。同様に、反応を受けるチオ エーテルをm−クロロ過安息香酸と反応させると、対応するスルホンが得られる 。例えば、4− (2−(11−カルボキシランデシ/アセトン(25ml)を 、室温で、メタ過ヨウ素酸ナトリウム(0,72g、3.3mM)/水と反応さ せルト、標記ノスルホキシドL1が得られる。さらに、同じ出発物質の塩化メチ レン溶液を過剰のm−クロロ過安息香酸と反応させると、対応するスルホンが得 られる。 化合物(且)〜(1準)のNMRおよびマススペクトルデータは全て、衛定の分 子構造と一致した。 実施例1・4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)フェノキシ )酪酸の合成 4−ブロモ酪酸エチル(2,1g、1.57m1.11mM)の乾燥アセトン3 5m1における溶液を攪拌し、これに、無水炭酸カリウム粉末2g (14,5 mM)を添加する。得られた着色混合物を窒素雰囲気下で静かに還流しながら、 フェノールアニオンによる着色が消えるまで加熱すると、黄色の混合物が残る。 その混合物を冷却・濾過して濃縮すると油状物が得られ、これを7ラソシユクロ マトグラフイー(ンリカゲル、溶離剤 酢酸エチル/ヘキサンまたは塩化メチレ ン)にかけると、2.4g(96%収率)の標記化合物(旦)が油状液体として g+ 5.0mM)の酢酸エチル15m1における溶液の反応を、水素雰囲気( 40psig)中、室温で、水素吸収が止まるまで行う。次いで、混合物を濾過 し、真空濃縮すると、1.0+を、OB、 Sy++、 Co11. V+1.  IIl、 p、635と同様の方法で、水酸化バリウム8水和物(19,2g 、0.06M)のメタノール(240ml)溶液と反応させると、24.8g+ 7)(6)が白色固体として得られる。 工程D=ニドデカンジオンモノメチルエステル−酸クロライトル(12,1ml 、0.166M)の混合物を5時間還流し、過剰の塩化チオニルを真空除去して 、塩化チオニルがな(なるまで残留酸クロライドを乾燥ベンゼンに繰り返し溶解 し、濃縮工程E:4− (2−(11−カルボメトキシウンデカノイルアチルア ミン(1,2m1)の乾燥エーテル(40ml)における溶液を攪拌、氷冷し、 約4分かけて酸クロライド(:L)(1,04g、4.6mM)の乾燥エーテル (20ml)溶液を滴下する。得られた混合物を、冷却下で20分間、次いで室 温で一夜攪拌する。トリエチルアミン塩酸塩を濾別した後、エーテル濾液を真空 濃縮し、残渣をシリカゲル(82g)のカラムクロマトグラフィーにかけて20 %の酢酸エチル/ヘキサンにより溶離すると、1 49g (85%)の(旦) が螺状の固体として得られる。 上記の反応におけるエーテル/トリエチルアミンを塩化メチレン/ピリジンで置 き換えても同様の結果が得られる。また、駿(旦)を通常のカップリング剤(ジ シクロへキシルカルボジイミド/N、N−ジメチルアミノピリジンなど)を使用 して同じアミンと直接カップリングさせても同一の化合物が合成される。 工程F :4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)ml)溶液 を攪拌し、これに水1mlを添加し、次いで2.5Nの水酸化ナトリウム溶液( 4,0m1)を滴下する。反応フラスコの壁を10m1のメタノールで洗い流し 、混合物を窒素雰囲気下、TLC分析によりエステル(モノ−またはジー)がな くなるまで攪拌した。メタノールを真空除去し、残渣を100m1の水に溶かし 、攪拌して溶液にする。濾過して(20mlの水で洗浄)、濾液を攪拌し、2N の塩酸を滴下して酸性にする。得られた析出物を濾過し、充分な水で洗浄して脱 水乾燥すると、0.87g (96%)の(旦)がチョーク状の白色固体として 得られた。TLC(シリカゲル、溶離液:4滴の氷酢酸を含むメタノール中の2 %塩化メチレン溶液10m1)で分析すると、その化合物は一成分であった。融 点=128.5〜130℃(未補正)。 微量分析。 計算値・C,64,84; H,8,16; N、 3.44実験値: C,6 4,90; H,814; N、 3.33工程G・4−(2−アミノ−3−メ チルフェニルチオ)酪酸工および4−ブロモ酪酸エチル(2,14g、11mM )の乾燥1.2−ジメトキシエタン40m1における溶液を攪拌・脱気(N2) して、固体の無水炭酸カリウム粉末8.3gを添加する。得られた混合物を窒素 下で3回脱気し、室温で、TLC分析が反応の完了を示すまで攪拌する。次いで 、混合物を濾過・濃縮し、残渣をシリカゲル(85g)のフラッシュクロマトグ ラフィーにかけて15%の酢酸エチル/ヘキサンにより溶離すると、1.8gの (1よ)が淡黄褐色の油状物として得られる。 工程)1・4−(2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)ル化し、得ら れたジエステル(4−(2−(11−カルボメトを工程Fと同様に工程Iで加水 分解すると、標記化合物13が得られる。融点+113.5〜115℃。 さらに、この系列の下記代表化合物も上記で概説した方法により合成した。 14)4−(2−(9−カルボキシノナノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、融点 :121.5〜124.5℃。 15)4−(2−(10−カルボキシデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸、融 点:110〜111.5℃。 16)4− (2−(12−カルボキシドデカノイルアミノ)フェノキシ)酪酸 、融点:116〜119℃。 17)4− (2−(13−カルボキシトリデカノイルアミノ)フェノキシ)酪 酸、融点 128〜129.5℃。 18)4− (2−(15−カルボキシペンタデカノイルアミノ)フェノキシ) 酪酸、融点:121〜125℃。 19)5−(2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)フェノキシ)吉草 酸、融点:112〜113.5℃。 20)4−(2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−3−メチルフェ ノキシ)酪酸、融点:134.5〜136゜5℃。 21)4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−4−メチルフ ェノキシ)酪酸、融点:99.5〜100.5℃。 λ2)4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)−5−メチルフ ェノキシ)酪酸、融点:109.5〜113℃。 とじて得られる。 5.0mM)の無水アンモニアで飽和したエタノール(25ml)溶液を、水素 雰囲気(40psi)下、ラネーニッケル(2g)とともに、出発物質のニトロ 化合物がなくなったことがT L C分析で示されるまで攪拌する。混合物を濾 過し、無水窒素を吹き込むことにより過剰のアンモニアを除く。エタノールを室 温で真空蒸留により除去すると、1.0gの標記化合物(24)が濃く着色した クラストとして得られ、これは、次の反応でそのまま使用した。また、この化合 物は、触媒としてパラジウム/炭素を使用し、エタノールまたは酢酸エチル中で 注意深く還元することによっても得られるが、監視しないと、わずかに還元過剰 になL可能性がある。 工程L:N−トリフルオロアセチル 2−ペンジルオキシアニ(30ml)溶液 を攪拌して無水炭酸ナトリウム(6,0g。 57mM)を添加し、得られた混合物を氷水浴で冷却する。トリフルオロ酢酸無 水物(1,5m l、10.6mM)をこの冷混合物に2分かけて滴下すると、 色が黄色がかった赤色に変わる。2時間後、冷却浴を取り外し、混合物を室温で 一夜攪拌する。濾過後、濾液を真空濃縮して空気を入れると、1.3gの標記化 合物(25)が淡黄褐色(縁の周りは若干赤褐色である)のクラストとして得ら れる。 (0,25m1,4.0mM)および無水アセトン(5,0m1)の溶液を充分 攪拌して、予め59℃に加熱した油浴にセットし、2分間保持した。無水水酸化 カリウム粉末(0,225g、4.0mM)を−変に添加し、浴温を65℃にト げた。K OHの凝集が若干認められる。さらに15分後、反応混合物を油浴か ら取り出し、冷却して、揮発性物質を除去する。得られたN−メチル−N−)リ フルオロアセチル−2−ベンジルオキシアニリン(26)の残渣に、攪拌しなが らメタノール(7ml)を添加し、次いで、水(1ml)およびメタノール(2 ml)を添加して側壁を洗い流す。室温で一夜攪拌した後、メタノールを真空除 去し、エーテルおよび水に分配された残渣を分離し、有機層をさらに水、飽和塩 化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水する。エーテル溶液を濾過し て濃縮すると、標記化合物(27) (0,212g)が油状物として得られる 。NMR%MSおよびTLCにより、ジメチル化合物は、たとえ存在してもわず かであることがわかる。 工程NUN−(11−(カルボメトキシ)ウンデカノイル)−1,0mM)の乾 燥塩化メチレン(10ml)溶液を水冷・攪拌し、塩化メチレン(5ml)に溶 解した(7)(0,27g。 1.03mM)を1分かけて滴下する(若干の塩化メチレンを洗浄液として使用 )。混合物を冷却下で30分間攪拌した後、室温で攪拌して反応を完結する。反 応混合物をINのHCIで1回洗浄し、脱水(N a S O4) して濾過し た。得られた残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離剤:20 %の酢酸エチル/ヘキサン)にかけると、標記化合物(28) (0,33g) が無色の油状物として得られる。 工程O・N−(11−(カルボメトキン)ウンデカノイル)−(0,l1g、0 .25mM)のメタノール(11ml)溶液を40ps iの水素雰囲気下で、 (V)がなくなる(TLC分析)まで攪拌する。溶液を濾過して真空濃縮すると 、標記化合物(29)が得られ、これを工程Pで直ちに使用した。 工程P : 4− (2−N−(11−カルポメトキシウンデカノイ酪酸エチル (0,115m1,0.80mM)の無水アセトン(10ml)溶液を攪拌して 無水炭酸カリウム粉末(0,45g、3.2mM)を添加し、得られた混合物を 窒素雰囲気下で静かに還流しながら24時間加熱する。混合物を冷却・濾過・濃 縮し、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、mflllilI  : 20%の酢酸エチル/ヘキサン)にかけると、標記化合物(30)(80m g)が無色の油状物として得られる。 工程0 : 4− (2−N−(11−カルボキシウンデカノイル)メチル類似 体(上記工程F)と同様に加水分解し、酸性化した後に得られる油状物を塩化メ チレンで抽出すると、標記化合物(31)(51mg)が無色の油状物として得 られる。 工11R:4− (2−(11−ブロモウンデカノイルアミノ)フカン酸(2, 65g、10mM)の無水塩化メチレン(90ml)溶液に4−(ジメチルアミ ノ)ピリジン(1,22g。 10mM) 、次いでN、N’ −ジシクロへキシルカルボジイミド(2,3g 、11mM)を添加する(4x5mlの塩化メチレンで洗浄)。ジシクロヘキシ ル尿素(D CU)が4分以内に析出し始める。TLC分析が反応の完了を示し たら、混合物を濾過し、濾液を真空濃縮し、残渣をエーテルで抽出する。エーテ ル抽出物を合わせてINの塩酸で1回、飽和塩化ナトリウム溶液で1回洗浄し、 脱水(N a 2 S O4)・濃縮して得られた残渣をエーテルおよび塩化メ チレンにより交互に攪拌・濾過・濃縮を行って全てのDCUを除去する。最終溶 液を濃縮すると、標記化合物(32) (2,35g)が油状物として得られ、 これは容易に螺状の固体になる。 初期の実験でカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離剤、20%の酢酸エ チル/ヘキサン)による精製を行ったときには、著しく低い収率で不純物質が得 られた。 工程S : 10− (N−((2−(3−カルボエトキシ)プロピルオキシ) フェニル)カルボキサミド)デシルホスホン酸ジエスファイト(TEP)(0, 3m l)の混合物を攪拌し、窒素雰囲気下、180℃(浴温)で8時間加熱す る。冷却し、過剰のTEPを真空除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィー (シリカゲル、溶離剤;酢酸エチル)にかけると物質(33)(0,13g)が 無色透明な油状物として得られる。 (1,C,S、 Chet Cows、 p、739 (1979)の方法)を 使用して分解すると、10− (N−((2−(3−カルボエトキシ)プロピル オキシ)フェニル)カルボキサミド)デシルホスホン酸(34)が得られる。 工程U: (34)を上記工程Fの方法によりさらに加水分解すると、対応する二酸の10 − (N−((2−(3−カルボキシ)プロピルオキシ)フェニル)カルボキサ ミド)デシルホスホン酸(35)が得られる。 工程V:臭化10− (N−(、(2−(3−カルボエトキシ)プロピルオキシ )フェニル)カルボキサミド)デカンイソチオウml)溶液を攪拌し、工程Wと 同様の条件下でチオ尿素(0,010g、0.13mM)と反応させる。反応混 合物を濃縮すると、標記化合物(36)(少量のチオ尿素が混じっている。)が 得られ、放置すると、結晶サークル中でゆっくり固化する。乾燥クロロホルムと ともに攪拌し、濾過・濃縮すると該物質が粘稠な蝋として得られる。 工程W: 10− (N−((2−(3−カルボエトキシ)プロピルオキシ)フ ェニル)カルボキサミド)デカンチオ硫酸ナトリウム(37) (32)(0,047g、0.1mM) のエタノール(2,0m1)溶液を攪 拌し、水(ゆっくり10滴)、次いでチオ硫酸ナトリウム(0,035g、0. 14mM)を添加し、反応混合物を窒素雰囲気下、油浴(浴温は約90℃)中で 、出発物質のブロモ化合物がなくなったことがTLC分析により示されるまで加 熱する。混合物を冷却し、濃縮してエタノールおよび水を除去すると、白色のク ラストが得られる。このクラストをクロロホルムで抽出し、濾過して無機物を除 くと、物質(37)(49mg)がグレーズとして得られ、これは時間とともに 螺状の固体になる。この物質の水溶性はかなり大きい。 (31ラー)または(lユ)を1. S、 S−・vtll el *1.、] 、 Orb。 Cktm、 H,(196212H3またはC,Zie@Itt tl sl  1. Orb。 Chew、(1951) 81と類似の方法1こより酸化すると、対応するスル ホン酸(38)が得られる。 工程X:4−(2−ニトロピリド−3−イルオキシ)酪酸エチル(40) この化合物は、上記工程Aの方法により、4−ブロモ酪酸エチルスおよび2−ニ トロ−3−ビリジノール(39)から合成した。フラッシュクロマトグラフィー (シリカゲル、溶離剤:1.5%のメタノール/塩化メチレン)にかけた後、そ の物質のエーテル溶液を希重炭酸ナトリウム溶液で洗浄して痕跡量の出発物質フ ェノールを除去する必要があった。物質(±1)は、76%収率で、淡黄色の油 状物として得られた。 工程Y・4−(2−アミノピリド−3−イルオキシ)酪酸エチられた。 工程Z:4−(2−(11−カルボメトキシウンデカノイルアミノ)ピリド−3 −イルオキシ)酪酸エチル(42)(±1)及び(工)を上記工程Eの方法と同 様に反応させると、標記化合物(tl)が得られる。加水分解すると、対応する 二酸の4− (2−(11−カルボキシウンデカノイルアミノ)ピリド−3−イ ルオキシ)酪酸(43)が得られる。 工程AA : N−(11−カルボメトキシウンデカノイル)−2−ヒドロキシ アニリン(44) 2−アミノフェノール(0,24g、2.2mM)の無水塩化メチレン(25m l)溶液を攪拌して乾燥ピリジン(0,66m1)を添加し、混合物を氷水浴中 で冷却した。 (7)(0,5251,2,0mM)の塩化メチレン(2ml)溶液を1分かけ て添加しく2 X 1. 5m lの塩化メチレンで洗浄)、混合物を冷却、攪 拌した。30分後、氷水浴を取り外した。室温で一夜攪拌後、混合物を濾過し、 溶媒を真空除去して残渣を排気し、痕跡量の全てのピリジンを除去した。物質( ±4)を次の工程にそのまま使用した。 工程BB : 4− (2−(11−カルボメトキシウンデカノイルアミノ)フ ェノキシ)ブチロニトリル(45)工程cc : 4− (2−(11−カルボ メトキシウンデカノイルml)溶液を攪拌して活性二酸化マグネシウム(100 mg)を添加し、得られた懸濁物を室温で栓をして攪拌する。2.3日後、さら に若干の塩化メチレンおよび二酸化マグネシウム(100mg)を添加し、反応 を続ける。これをもう1回繰り返す。TLC分析によりニトリルがなくなったこ とが示されたら混合物を濾過し、触媒を新しい塩化メチレンで充分洗浄して濾液 を濃縮し、標記化合物(±1)を螺状の固体として得る。 上記で新しく単離し、精製した化合物のNMRおよびマススペクトルは、指定の 化学構造と一致した。融点は全てA、0゜5pence+ hot +Itge を採用し、未補正である。 第4章 実施例1:17β−ベンゾイル−アンドロスト−3,5−ジエン−3−カルボン 酸 17β−カルボメトキシ−アンドロスト−3,5−ジエン−3−保護カルボン酸 を、標準的なグリニヤール条件下、例えばTHF中で、臭化フェニルマグネシウ ムと反応させて標記化合物を合成する。標準的方法で処理すると、標記化合物が 得られる。融点・222〜225℃。 参考例L:4−(4−イソブチルベンジルオキシ)−2,3−ジメチルベンズア ルデヒドの合成 4−ヒドロキシ−2,3−)メチルベンズアルデヒド(220mg)、臭化4− イソブチルベンジル(341mg)、炭酸カリウム(1,38g)およびエチル メチルケトン(10ml)の混合物を6時間還流した。冷却後、反応混合物を酢 酸エチルで希釈し、その溶液を希塩酸、水で順次洗浄し、脱水・蒸発させた。残 渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン: E’tOAc=10  : 1)により精製すると、下記の物性を有する標記化合物(383mg)が得 られた。 TLC:RfO,48<ヘキサン:EtOAc=5:1);NMR:δ7.64  (IH,dl、7.32 (IH,d)。 7.16 (Ill、d)、5.12 (2H,s)、2.60 (3)1.s )、2.48 (211,d)、2.24 (31(、s)。 1.94−1.80 (III、m)、0.90 (6H,d)。 参考例2:4−(4−イソブチルベンジルオキシ)−2,3−ジメチル安息香酸 の合成 参考例1で合成したアルデヒド(380mg)のアセトン(5ml)溶液を水冷 した。その溶液に、ジョーン試薬(2,67N、2m1)を滴下し、放置した。 溶液を室温で15時間攪拌した。反応を、イソプロピルアルコールの添加により 停止した。析出した結晶をヘキサンで洗浄し、脱水してシリカゲルカラムクロマ トグラフィー(ヘキサン/EtOAC)で精製すると、下記の物性を有する標記 化合物(’32’8 m g )が得られた。 TLC:Rfo、36 (ヘキサン: E tOAc=2 : 1);NMR: δ7.80 (LH,d)、7.33 (III、d)。 7.15 (IH,d)、6.90 (IH,d)、5.09 (2H,s)、 2.58 (3H,s)、2.48 (2H,d)。 2.26 (3ti、s)、Q、91 (6H,d)。 参考例3 :l−[2−[4−(4−イソブチルベンジルオキシ)−2,3−ジ メチルベンゾイルアミノ]フエンキシ〕ブタン酸エチルエステルの合成 塩化オキサリル(2m’l)を参考例2で合成したカルボン酸(325mg)の 塩化メチレン(2ml)溶液に滴下した。その溶液を1時間攪拌し、蒸発させた 。4−(2−アミノフェノキシ)ブタン酸エチル(232mg)、ピリジン(1 ml)および塩化メチレン(15m l )の混合物を水冷して上記溶液を滴下 した。その混合物を同じ温度で30分間、室温で1時間攪拌した。反応溶液を水 で洗浄し、脱水・蒸発させた。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ キサン・EtOAc=5・1)で精製すると、下記の物性を有する標記化合物( 383mg)が得られた。 丁1、C:Rfo、5(ヘキサン:Et0八cへ3・1)。 NMR−68,58−8,48(IH,m)、8.05 (LH。 s)、7.34 (LIT、d)、7.16 (ill、d)。 7.08−6.96 (2H,m)、6.90〜6.80 (2H。 m)、5.07 (211,s)、4.14−3.96 (4H。 m)、2.49 (2tT、d)、2.44 (311,s)。 1.18 (311,t)、0.91 (61t、d)。 参考例4 : 4− (2−(4−(4−イソブチルベンジルオキシ)−2,3 −ジメチルベンゾイルアミノ〕フエンキシ〕ブタン酸の合成 1Nの水酸化リチウム水溶液(3ml)を、参考例3で合成したエステル(38 0mg)のジメトキシエタン(8ml)溶液に添加した。その混合物を50℃で 30分間攪拌した。反応後、その溶液を希塩酸で中和し、酢酸エチルで抽出した 。抽出物を脱水して蒸発させた。得られた残渣をヘキサンから再結晶させると、 下記の物性を有する標記化合物(317mg)が得られた。 TLC:Rfo、26 (、ヘキサン:EtOAc=1 :1);融点=143 ℃ 参考例5: 参考例1.2.3および4と同様の方法により、下記構造式を有する化合物:  4− (2−(4−[1−(4−イソブチルフェニル)エトキシ)−2,3−ジ メチルベンゾイルアミノ]フエンキシ〕ブタン酸を合成した。 [式中、R2は Rf値:0.37(ヘキサン:EtOAc=1+1)マススペクトル:m/z  503.345参考例6 : (−) −4−(2−(4−(1−(4−イソブ チルフェニル)エトキシ)−2,3−ジメチルベンゾイルアミノ〕フエンキシ〕 ブタン酸 上記参考例5で合成した化合物(403mg)およびシンコニジン(2,36g )を、加熱しながらアセトン(70ml)に溶解した。その溶液を放置すると白 色結晶が得られた。結晶を濾取し、アセトンから4回再結晶して精製した。得ら れた白色結晶をクロロホルムに溶解した。その溶液を希塩酸で洗浄した。油層を 水で洗浄し、脱水して蒸発させると、下記の物性を有する標記化合物が得られた 。 外観:白色結晶 旋光度: (α)D=−39,6° (c = 1 、CHCI 3 )参考例 7 : (−)−4−(2−(4−(1−(4−インブチルフェニル)エトキシ )−2,3−ジメチルベンゾイルアミノ)フェノキシ)ブタン1曽のナトリウム 塩参考例6で合成した化合物をメタノールに溶解した。当モル量の水酸化ナトリ ウム水溶液を添加し、蒸発させると、下記の物性を有する標記化合物が得られた 。 ■Rニジ3050,1750.1580,1560.1510゜1445.12 60..1090.1020.740cm”製剤例 下記成分を常法により混合し、押し抜いて、各々50mgの活性成分を含有する 100個の錠剤を得た。 グルコン鐙カルシウムセルロース Ulml 0.2 gステアリン酸マグネシ ウム(潤滑剤) O,1g微結晶性セルロース 4.7g 国際調査報告 国際調査報告 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号A61K 31/19  9283−4C31/335 7431−4C 31/385 7431−4C 311505AAV 7431−4C 311557431−4C 31156AEJ 7431−4C 31158AED 7431−4C 31/66 8314−4C 451068415−4C (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。 DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG )、AU、 BB、 BG、 BR,CA、 C3,FI、 HU、JP。 KR,LK、MG、MN、MW、No、PL、RO,RU、SD FI (72)発明者 ストナー、エリザベスアメリカ合衆国、ニュージャーシイ・ 07090、ウェストフィールド、セント・マークス・アベニュー・423

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.17β−置換−4−アザステロイド、17β−置換−非アザステロイド、1 7β−アシル−3−カルボキシアンドロスト−3,5−ジエン、ベンゾイルアミ ノフェノキシブタン酸誘導体、シンナモイルアミド、縮合ベンズ(チオ)アミド 、芳香族1,2−ジエーテルもしくはチオエーテル、芳香族オルトアシルアミノ フェノキシアルカン酸、オルトチオアルキルアジルアミノフェノキシアルカン酸 、または薬剤的に許容されうるそのエステルもしくは塩から選択される5α−リ ダクターゼ阻害剤と、α1−アドレナリン作用性レセプタ遮断薬とを、薬剤的に 許容されうるその担体中に治療上有効な量だけ含む良性前立腺過形成を治療する ための薬剤組成物。 2.5α−リタクターゼ阻害剤が下記式:▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、点線は、存在するならば二重結合を表し;R1およびR3は独立して水 素、メチルまたはエチルであり;R2は炭素数1〜12の置換もしくは未置換で 、直鎖もしくは分岐したアルキル、シクロアルキルもしくはアラルキル、または 所望により1個以上の炭素数1〜2の低級アルキル置換基および/または1個以 上のハロゲン置換基を含む単環式アリールから選択される炭化水素ラジカルであ り;R′は水素またはメチルであの;R′′は水素またはβ−メチルであり;R ′′′は水素、α−メチルまたはβ−メチルである。]の17β−置換−4−ア ザステロイドおよび薬剤的に許容されうるその塩またはエステルであることを特 徴とする請求項1に記載の薬剤組成物。 3.5α−リタクターゼ阻害剤が下記式:▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、点線は、存在するならば二重結合を表し;Rは水素、メチルおよびエチ ルから選択され;R2は(a)炭素数1〜12の直鎖または分岐したアルキルま たはシクロアルキルから選択され、1個以上のC1〜C2アルキルまたはハロゲ ンで置換されていてもよい一価のラジカル、(b)ベンジルまたはフェネチルか ら選択されるアラルキルラジカル、(c)1個以上の−OH、保護された−OH 、−OC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、ハロゲンまたはニトロで置換 されていてもよい多環式芳香族ラジカル、(d)1個以上の下記置換基:(1) −OH、−OC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、−(CH2)mOH、 −(CH2)nCOOH(水酸基は保護されていてもよく、mは1〜4であり、 nは1〜3であるが、C1〜C4アルキルは上記の酸素含有ラジカルの1個が存 在する場合のみ存在する。); (2)−SH、−SC1〜C4アルキル、−SOC1〜C4アルキル、−SO2 C1〜C4アルキル、−SO2N(C1〜C4アルキル)2、C1〜C4アルキ ル−(CH2)mSH、−S−(CH2)n−O−COCH3(mは1〜4であ り、nは1〜3であるが、C1〜C4アルキルは上記の硫黄含有ラジカルの1個 が存在する場合のみ存在する。);(3)保護されていてもよいN(R3)2( R3は独立してHまたはC1〜C4アルキルである。)を有していてもよく、そ の場合モノアリール環はさらにC1〜C4アルキルで置換されていてもよい単環 式芳香族ラジカル、および(e)2−または4−ピリジル、2−ピロリル、2− フリルまたはチオフェニルから選択されるヘテロ環ラジカルから選択され;R′ 、R′′、R′′′は各々水素およびメチルから選択される。]の4−アザステ ロイドおよび薬剤的に許容されうるその塩から選択されることを特徴とする請求 項1に記載の薬剤組成物。 4.5α−リタクターゼ阻害剤が下記式:▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、A環は2個までの二重結合を有し;B、CおよびD環は破線で示した箇 所の最適な二重結合を有するが、A、BおよびC環は隣接した二重結合を持たず 、D環は、R3が2個の置換基または2価の置換基を表す場合はC16〜C17 二重結合を持たず;Zは(CH2)n(nは0または2)であるが、二重結合に 隣接する場合は(CH)nであり;XはH、Cl、F、Br、I、CF3または C1−6アルキルであり;YはH、CF3、F、ClまたはCH3であるが、C 5〜C6二重結合がない場合はHであり;R1はHまたはC1−8アルキルであ り;R2は存在しないか、HまたはCH3として存在するが、R2が結合した炭 素が不飽和である場合は存在せず;R3は(1)α−水素またはα−ヒドロキシ またはα−アセトキシおよび/または (a)▲数式、化学式、表等があります▼[式中、Wは結合を表すかC1−12 アルキリデンであり;R4は(i)水素、(ii)ヒドロキシ、(iii)C1 −8アルキル、(iv)ヒドロキシC1−8アルキル、(v)C1−8アルコキ シ、(vi)NR5R6(R5およびR6は各々独立して水素、C1−8アルキ ル、C3−6シクロアルキル、フェールであるか、またはR5およびR6が窒素 と一緒になって飽和5〜6員環を表す。)、または(vii)OR7(R7は水 素、アルカリ金属、C1−8アルキル、ベンジルである。)である。]または、 (b)−Alk−OR8[式中、AlkはC1−12アルキリデンであり;R8 は(i)フェニルC1−6アルキルカルボニル、(ii)C5−10シクロアル キルカルボニル、(iii)ベンゾイル、(iv)C1−8アルコキシカルボニ ル、(v)アミノカルボニルまたはC1−8アルキル置換アミノカルボニル、( vi)水素、または(vii)C1−8アルキルである。〕、(2)=CH−W −CO−R4または=CH−W−R8[式中、Wは結合を表すかC1−12アル キリデンであり;R4およびR8は上記で定義した通りであり、R8は水素また はC1−20アルキルカルボニルであってもよい。]、 (3)▲数式、化学式、表等があります▼[式中、破線結合は17−α−水素と 置き替わる。]、(4)α−水素およびNHCOR9(R9はC1−12アルキ ルである。)またはNR5R6(R5およびR6は上記で定義した通りである。 )、 (5)α−水素およびシアノ、 (6)α−水素およびテトラゾリル、または(7)ケト である。ただし、(i)B環がC5〜C6二重結合を有し、R1がCH3であり 、R3がケト、メトキシカルボニルまたはアセチルであるか、(ii)A−ノル 環がC3〜C4二重結合を有し、R3がアセトキシまたはアセチルであるか、( iii)R1がCH3であり、R3がアセトキシまたはアセチルであるか、(i v)A−ノル環がC3〜C4二重結合を有し、R1がメチルであるか、(v)B 環がC3〜C4二重結合を有し、R3がβ−ヒドロキシである化合物は除く。] の17β−置換−非アザステロイドまたは薬剤的に許容されうるその塩であるこ とを特徴とする請求項1に記載の薬剤組成物。 5.17β−アシル−3−カルボキシアンドロスト−3,5−ジエンが下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R1は(a)C1〜C6直鎖もしくは分岐鎖アルキル;C1〜C4アル コキシもしくはC1〜C4直鎖/分岐鎖アルキルで置換されていてもよいC3〜 C12シクロアルキル;1個以上の−OH、−OC1〜C4アルキル、C1〜C 4アルキル、−(CH2)mOH、−(CH2)nCOOH(−OHは保護され ていてもよく、mは1〜4であり、nは1〜3である。)で置換されていてもよ いC6〜C12アリールもしくはC7〜C13アラルキル、または(b)C1〜 C6直鎖もしくは分岐鎖アルキル;C1〜C4アルコキシもしくはC1〜C4直 鎖/分岐鎖アルキルで置換されていてもよいC3〜C12シクロアルキル;1個 以上の−OH、−OC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、−(CH2)m OH、−(CH2)nCOOH(−OHは保護されていてもよく、mは1〜4で あり、nは1〜3である。)で置換されていてもよいC6〜C12アリールもし くはC7〜C13アラルキルであり、R2はCOOH、SO3H、PO(OH) 2、PH(O)OHから選択される。]を有することを特徴とする請求項1に記 載の薬剤組成物。 6.ベンゾイルアミノフエノキシブタン酸誘導体が下記式:▲数式、化学式、表 等があります▼[式中、R′は水素または炭素数1〜4のアルキルであり;Aは 酸素原子、硫黄原子またはスルフィニル(SO)基であり;R1は共にメチルも しくは塩素であるか、または2個のR1が結合しているベンゼン環の炭素原子と 一緒になってシクロペンタン、シクロヘキサンもしくはベンゼン環を形成し;R 2は下記式: (i)▲数式、化学式、表等があります▼(ii)▲数式、化学式、表等があり ます▼または▲数式、化学式、表等があります▼(iii)[式中、Bは酸素、 硫黄または式:NR11(R11は水素または炭素数1〜4のアルキルである。 )の基であり、R3、R4、R5、R6、R7およびR8は独立して水素、炭素 数1〜4のアルキル、ハロゲン、トリフルオロメチルまたはシクロブチルメチル であり、mは0または1であり、nは1〜5の整数であり、R9は水素、炭素数 1〜5のアルキルまたは下記式:▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化 学式、表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があります▼[式中、R 12、R13、R14およびR15は独立して水素、炭素数1〜4のアルキル、 ハロゲン、トリフルオロメチルまたはシクロブチルメチルであり、1は1〜4の 整数である。〕の基であり、R10は下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ または▲数式、化学式、表等があります▼[式中、R12、R13、R14およ びR15は独立して水素、炭素数1〜4のアルキル、ハロゲン、 トリフルオロメチルまたはシク ロブチルメチルであり、1′は1〜4の整数である。]の基である。]の基を表 す。]を有するか、その無毒性塩であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤 組成物。 7.シンナモイルアミドが下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R2およびR3は各々独立して水素またはメチル基を表すが、(i)R 2がメチル基を表す場合、R3は水素を表し、(R1)nは3−ペンチル基、4 −ペンチル基、4−ネオペンチル基、4−(2−エチルブチル)基および4−( 2−メチルペンチル)基から成る群から選択される基を表し、(ii)R2が水 素を表す場合、R3はメチル基を表し、(R1)nは3−ペンチル基を表す。] を有するか、その無毒性塩であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤組成物 。 8.縮合ベンズ(チオ)アミドが下記式:▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Aは単結合あるいは所望により1個、2個もしくは3個の直鎖もしくは 分岐したアルキル基(炭素数1〜10)および/またはフェニル基で置換された メチレン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ビニレン、プロペニレン 、ブテニレン、ブタジェニレンまたはエチニレンを表し;Bは酸素、窒素および 硫黄から成る群から選択される1個、2個もしくは3個のヘテロ原子を含み、所 望により環がオキソ、チオキソおよび/またはヒドロキシから選択される基で置 換されていてもよいヘテロ4〜8員環を表し、例えば、下記式:▲数式、化学式 、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、 表等があります▼の環が挙げられ;Tは酸素または硫黄原子を表し;R1は下記 一般式: (i)▲数式、化学式、表等があります▼(iii)▲数式、化学式、表等があ ります▼または (ii)▲数式、化学式、表等があります▼〔式中、R5およびR6は独立して 水素原子またはハロゲン原子または1個、2個、3個、4個もしくは5個の炭素 原子が、場合により酸素原子、硫黄原子、ハロゲン原子、窒素原子、ベンゼン環 、チオフェン環、ナフタレン環、炭素数4〜7の炭素環、カルボニル基、カルボ ニルオキシ基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アジド基および/またはニトロ基 で置換されていてもよい炭素数1〜20の直鎖もしくは分岐したアルキル、アル ケニルもしくはアルキニル基を表す。]の基または(iv)炭素数1〜20の直 鎖または分岐したアルキル、アルケニルまたはアルキニル基を表し;R2は水素 原子または炭素数1〜6の直鎖または分岐したアルキル基を表し;R3は水素原 子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ニトロ基、一般式:−COOR7(R7は水 素原子または炭素数1〜6の直鎖または分岐したアルキル基を表す。)の基また は炭素数1〜6の直鎖もしくは分岐したアルキル、アルコキシもしくはアルキル チオ基を表し;R4は下記一般式: U−(CH2)n−COOR8、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼,または▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Uは酸素原子または硫黄原子を表し、R8は水素原子または炭素数1〜 6の直鎖または分岐したアルキル基を表し、nおよびmは各々1〜10の整数を 表し、pおよびqは各々0または1〜10の整数を表す。]の基を表す。]を有 するか、またはその無毒性塩であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤組成 物。 9.オルトアシルアミノフエノキシアルカン酸が下記構造式:▲数式、化学式、 表等があります▼ 〔式中、Aは(a)ベンゼン、(b)1〜2個のN原子、1個のSもしくはO原 子またはそれらの組み合わせを含むヘテロ芳香5〜6員環から選択される1,2 −ジ置換芳香環であり;DおよびEは独立して−COOH、−CONH2、−C ONHRb、−SO2OH、−SO2NH2、−CO2Rb、−SSO2ONa 、SO3OH、P(0)(OH)2であり;XはO、S、SOまたはSO2であ り:RはH、C1〜C4アルキル、フェニルもしくは置換フェニル、ハロゲン、 ハロアルキル、ヒドロキシ、カルボキシ、シアノ、C1〜C4アルコキシ、C1 〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルス ルホニル、アミノ、ニトロ、C1〜C4モノもしくはジアルキルアミノであり; R′およびR′′は独立してH、ハロゲン、C1〜C4アルキルもしくはC1〜 C4アルコキシ、アミノ、またはオキソ(この場合、式中のCH−R′またはC H−R′′は−C=Oとなる。)であり;RaはH、C1〜C4アルキルであり ;RbはC1〜C12アルキル、フェニルまたはフェニルC1〜C4アルキルで あり、yは1〜6であり;zは6〜20であり;▲数式、化学式、表等がありま す▼および▲数式、化学式、表等があります▼は独立して置換または未置換のア ルキルラジカルまたは少なくとも1個のアルケン結合を含むアルケニルラジカル を表してもよい。]ならびに薬剤的に許容されうるその塩およびエステルである ことを特徴とする請求項1に記載の薬剤組成物。 10.オルトチオアルキルアシルアミノフェノキシアルカン酸が下記構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Aは1,2−ジ置換芳香環であり;DはOH、NH2、NHRc、OR cであり;XはO、S、SOまたはSO2であり;RはH、C1〜C4アルキル 、フェニルもしくは置換フェニル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、カル ボキシ、シアノ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4 アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、ニトロ、アミノ、C1 〜C4モノもしくはジアルキルアミノであり;R′およびR′′は独立してH、 ハロゲン、C1〜C4アルキルもしくはC1〜C4アルコキシ、アミノ、または オキソ(この場合、式中のCH−R′またはCH−R′′は−C=Oとなる。) であり;RaはH、C1〜C4アルキルであり;Rb、Rcは独立してC1〜C 12アルキル、フェニルまたはフェニルC1〜C4アルキルであり、nは0〜2 であり;yは1〜6であり;zは6〜20であり; ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学式、表等があります▼は 独立して置換または未置換のアルキルラジカルまたは少なくとも1個のアルケン 結合を含むアルケニルラジカルを表してもよい。]ならびに薬剤的に許容されう るその塩およびエステルであることを特徴とする請求項1に記載の薬剤組成物。 11.芳香族ジエーテルまたはチオエーテルが下記構造式:▲数式、化学式、表 等があります▼ [式中、Aは1,2−ジ置換芳香環であり;DはOH、NH2、NHRc、OR cであり;XはO、S、SOまたはSO2であり;RはH、C1〜C4アルキル 、フェニルもしくは置換フェニル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、カル ボキシ、シアノ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4 アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、ニトロ、アミノ、C1 〜C4モノもしくはジアルキルアミノであり;R′およびR′′は独立してH、 ハロゲン、C1〜C4アルキルもしくはC1〜C4アルコキシ、アミノ、または オキソ(この場合、式中のCH−R′またはCH−R′′は−C=Oとなる。) であり;RaはH、C1〜C4アルキルであり;Rb、Rcは独立してC1〜C 12アルキル、フェニルまたはフェニルC1〜C4アルキルであり、nは0〜2 であり;yは1〜6であり;zは6〜20であり; ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学式、表等があります▼は 独立して置換または未置換のアルキルラジカルまたは少なくとも1個のアルケン 結合を含むアルケニルラジカルを表してもよい。]ならびに薬剤的に許容されう るその塩およびエステルであることを特徴とする請求項1に記載の薬剤組成物。 12.α1−アドレナリン作用性レセプタ遮断薬がテラゾシン、ドキサゾシン、 プラゾシン、ブナゾシン、インドラミンまたはアルフゾシンから選択されること を特徴とする請求項1に記載の薬剤組成物。 13.α1−アドレナリン作用性レセプタ遮断薬がテラゾシンであることを特徴 とする請求項12に記載の薬剤組成物。 14.5α−リダクターゼ阻害剤がフィナステリドであり、α1−アドレナリン 作用性レセプタ遮断薬がプラゾシンであることを特徴とする請求項1に記載の薬 剤組成物。
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