JPH06505660A - 改良された肺塞栓症防止フィルタおよび付属位置決め装着キット - Google Patents

改良された肺塞栓症防止フィルタおよび付属位置決め装着キット

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JPH06505660A JP4507163A JP50716392A JPH06505660A JP H06505660 A JPH06505660 A JP H06505660A JP 4507163 A JP4507163 A JP 4507163A JP 50716392 A JP50716392 A JP 50716392A JP H06505660 A JPH06505660 A JP H06505660A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 改良された肺塞栓症防止フィルタおよび付属位置決め装着キット本発明は肺塞栓 症防止フィルタの分野に関する。
更に詳細には、本発明は、1989年10月9日付けの第8913160%およ び1989年12月14日付けの第8916538号の各フランス特許出願と、 19904f−10月9日付けの国際出願PCT/FR90100721号に記 載された肺塞栓症防止フィルタの改良に関する。
各種の肺塞栓症防止フィルタが既に提案されている。この点に付いては、例えば 文献FR−A−2,616,666、EP−A−121,447、EP−A−3 23,333、およnE−A−3,203,410を参照されたい。
しカルながら、上述の各文献に記載された肺塞栓症防止フィルタは完全な満足を 得るに到るものではない。
1989年lO月9日付けの第891316晴および1989年12月14日付 けの第8916538号の各フランス特許出願と、それに対応する1990年l O月9日付けの国際出願PCT/FR90100721号に記載されているフィ ルタは状態を改善することを可能としている。
このフィルタは、3つの非接触ターンを有するスパイラルに形成された残留性の バネ効果を有する弾性ワイアから成るもので、その中央のターンが他の二つのタ ーンよりも大きな直径を有し、中央ターンの直径は、大静脈を偏平にすることに よってフィルタを定位置に確実に保持する機能を達成するために、好ましくはフ 冑ルタを挿入する領域における大静脈の周長のほぼ半分の値に選定される。
本発明の目的は、フィルタの装着及び摘出を容易にすると共に、得られるフィル タ作用を改善することにより、上述の形式のフィルタを更に改良することである 。
この目的は、本発明によれば、両端の少なくとも一方で互いに接続された少な( とも2つの非平面状スパイラルを有することを特徴とする、残留バネ効果をもつ 弾性ワイアで作られた形式の肺塞栓症防止フィルタによって達成される。
本発明のその他の特徴、目的及び長所は、後述の詳細な説明を読むと共に限定的 ではない→としての添付図面を参照することによって明らかとなる。
ここに、 図1は本発明の好ましい実施例による肺塞栓症防止フィルタの略示的斜視図であ り、 図2は本発明の好ましい実施例による同じフィルタの上面図であり、図3は本発 明による同じフィルタの側面図であり、図4.5および6は本発明によるフィル タの3つの変形実施例を形成するワイアを半直線状に引き伸ばした状態を模式的 に示し、図7は本発明の一変形実施例による肺塞栓症防止フィルタの略示的斜視 図であり、 図8は本発明の別の一変形実施例による肺塞栓症防止フィルタの略 的斜視図で あり、 図9は第1装着用ブツシャーを有する本発明のフィルタの一端部の拡大部分図で あり、 図10は同じ装着用ブツシャ−を縦断面で図9と同様に示す説明図であり、図1 1は別の装着用ブツシャ−を有する本発明のフィルタの一端部の拡大部分図であ り、 図12は図11と同じフィルタの端部および同じ装着用ブツシャ−を分離状態で 示す説明図であり、 図13と14とは大静脈内へのフィルタの装着ステップを示す説明図であり、図 15は本発明によるフィルタを取付けた大静脈の断面図であり、図16は本発明 による改良フィルタと装着キットを略示した説明図であり、図17はラッソ(l assol型の引抜き摘出器具を示す略図であり、図18は肺塞栓症防止フィル タの摘出用に設計された本発明による血管内カテーテルクランプ装置の第1実施 例を示す説明図であり、図19は同じクランプ装置の一部の詳細を示す拡大断面 図であり、図20は付勢状態における同じクランプ装置の部分図であり、図21 は同じクランプ装置の別の一部の詳細を示す拡大部分図であり、図22.23. 24.25および26はこのクランプ装置の操作の各ステップにおける部分拡大 図であり、 図27は本発明による血管内カテーテルクランプ装置の第2実施例を示す説明図 であり、 図28は本発明による血管内クランプ装置の第2実施例の詳細を示す拡大部分断 面図である。
1〜3に六す〕 ル夕の 1 最初に図1〜図3に示す肺塞栓症防止フィルタの実施例について説明する。
図1〜3に示すフィルタは、夫々が非平面状スパイラルに形成された2本の別々 のワイア100,200によって形成されている。
更に詳細に説明すると、ワイア100は3つのターン、即ち中央ターン110と 側方ターン120.130を有する。この3つのターン110.120.130 は非接触である。中央ターン110は2つの横方向ターン120,130の各平 均直径d120.d130よりも大きい直径d110を有する。2つの横方向タ ーン120,130は、好ましくは平均直径d 120. d 130を有し、 これらは互いに同一もしくはほぼ同一である。
図2を検討すると明らかなように、3つのスパイラル110.120.130は ほぼ同軸状で図2の紙面に直交する軸102を中心としている。好ましくは中央 ターン110の直径d 110は側方ターン120.130の直径d 120.  d 130の1.25倍よりも大きい。
更に好ましくは、中央ターン110の直径dllOは側方ターン120.130 の直径d120、d130の1.4倍よりも大きい。
3つのターン110.120.130は好ましくはほぼ同一ピッチを有する。
ワイア100で形成したスパイラルのピッチpiは埋め込み前の自由状態で少な くとも3−程度、好ましくは少なくとも7閣、更に好ましくは少なくとも91I IIl+とする。即ち、ワイア100によって形成されたスパイラルの全軸方向 厚さは大型の中央ターン110の直径dllOの値の如何にかかわらず、自由状 態で少な(とも約9閣、好ましくは約21mm、更に好ましくは約2711II Iである。
フィルタのサイズは装置すべき大静脈に適応させるべきである。この目的のため に、最大の中央ターン110の直径dlloは工大静脈の周長の半分に可能な限 り近付けるべきである。即ち、中央ターン110は、フィルタを装置したときに 静脈を扁平化する効果を得るために常に静脈の直径よりも大きな直径dlloを 持っていなければならない。
実際には、直径16〜18mmの大静脈に対しては、中央ターン110の直径d llOを27閣程度にしたフィルタサイズlを選定することができる。また、直 径19〜21+nmの大静脈に対しては、中央ターン110の直径dllOを3 1.5−程度にしたフィルタサイズ2を選定することができる。更に、直径22 〜23腸の大静脈に対しては、中央ターン110の直径dllOを36−にした フィルタサイズ3を選定することができる。
最後に、更に大きな直径の大静脈に対しては、中央ターン110の直径dllO を40帽としたフィルタサイズ4を選定することができる。
フィルタの両端、即ちワイア100の両端は、光増幅器の利用の下で明瞭に観察 できるようにするためにX線に対して不透過性である。この構成は、フィルタの 取付を監視する目的のためである。この目的のため、ワイア100の両端には、 以下に詳述するようにエンドピース300.400が固定されている。
第2ワイア200は第2のスパイラルを形成する。好ましくは、ワイア200で 形成された第2スパイラルは同一直径d200の複数巻のものである。更に、第 2ワイアの長さは少なくとも第1ワイア100の長さにほぼ等しい。ワイア20 0で形成された第2スパイラルは、好ましくは一定もしくはほぼ一定のピッチp 2を有する。従って、ワイア200で形成された第2スパイラルの巻回数は第2 スパイラルのターンの直径d200によって変化する。非限定的な例によれば、 ワイア200で形成した第2スパイラルは4ターンからなる。本発明の好ましい 特徴によれば、ワイア200で形成された第2スパイラルのターンの平均直径d  200は第1スパイラルの大きなターン110の直径d 110の3分の2か ら半分の間である。
即ち、例えばワイア200によって形成された第2スパイラルは典型的には14 〜24mm、特に好ましくは20〜24rImc)間の平均直径を有する。
図1〜3に示された実施例によれば、夫々ワイア100および200によって形 成された2つのスパイラルは、同じ向き、即ち同じ巻回方向である。
本発明の別の有利な特徴によれば、一定の直径d 200を有する第2スパイラ ルを形成するワイア20口は第1スパイラルを形成するワイア100よりもフレ キシブルである。この目的のために、ワイア200はフィルター100のそれよ りも好ましくは小さい直径を有する。第2スバ・イラル200は図2の紙面に直 交する軸202を中心としている。軸202は第1スパイラルの軸102とは同 軸関係になく、これに平行である。
第1スパイラルの第1端部104は第2スパイラルの第2端部204に固定され 、一方第1スパイラルの第2端部106は第2スパイラルの第2端部206に固 定されている。
2本のワイア100.200は、夫々の両端で適当な既知の手段を使用して接続 することができる。ワイア100,200は、このようにしてその夫々の端部で 接着結合またはろう付けで接続可能である。
但し、好ましい実施例においては、2つのワイア100,200はエンドピース 300゜400内に差し込むことにより互いの端部が接続されている。
これらのエンドピース300.400は多(の実施例の主題を形成し得る。
これらエンドピース300.400は、好ましくは大静脈を損傷しないようにす るために通常は円形の形状を有する。
本明細書の以下の記述において、「近接端部」はワイア100,200の端部1 04と204で形成されたフィルター端部を示すのに使用し、また各ワイアの端 部106と206で形成されるフィルタ端部を「遠方端部」と呼ぶことにする。
図1〜3に示す実施例によれば、エンドピース300は開型の涙滴形状を有し、 その自由端部側では丸(、ワイア100.200の端部104,204が差し込 まれた側の端部に向かっては円錐形をなしている。この形状は、取付用カテーテ ルの管腔内を傷つけることな(、また妨害を受けることもなしに、エンドピース 付ワイヤが双方向に移動できるようにするものである。エンドピース300の開 型の涙滴形状は工大静脈を傷付けることも防止できる。最後に、エンドピース3 00の開型の涙滴形状は、必要に応じて摘出用カテーテルの中へその入口孔への 衝合なしにフィルタを難な(引き込むことを可能にする。
非限定的な例として、エンドピース300の寸法は、その大なる直径部で1.3 −1またワイア100.200への取付部分の直径で0.7閣であり、長さは約 3.5一度である。
第2エンドピース400は上述したエンドピース300と同一形状、即ち、開型 の涙滴形状をしていてもよい。
但し1図1および2に示す特別な実施例によれば、第2エンドピース400は円 形端部を有する小型のシリンダ形状を有する。非限定的な実施例においては、シ リンダ状のエンドピース−400は、外形0.8am、長さ41程度のものであ る。
このシリンダ状のエンドピースは、ワイア100と200との遠方端部106, 206の上に嵌め込まれる。
必要な場合には、前述のエンドピース30口はエンドピース400と同一形状で もよく、即ち、エンドピース300を円形端部付きの小型シリンダ形状に形成し てもよい。
エンドピース300,400には、ワイア100.200の各近接端部104と 204、またはその各遠方端部106,206を差し込むための単一の孔を設け る。変形例として、エンドピース300,400には夫々ワイアの近接端部10 4.204または遠方端部106.206を個々に差し込むための2つの孔を設 けてもよい。
図1〜3に示す実施例によれば、ワイア100および200はその全長に亘って ほぼ一様で連続的な曲率を有する。その結果、一度フィルタが静脈内に装着され ると、エンドピース300と400は工大静脈の内壁面上に静止することとなる 。
エンドピース300.400の一方を掴むことによるフィルタの摘出を容易にす るために、好ましくはフィルタの近接端部の少な(とも一つを、曲率不連続部分 を有する形状にすると共に、この目的のため第1スパイラルの軸102の方向と 大なる直径の中央ターン110の方向との双方に向かって収束させる。これによ り、フィルタが血管内に装着された状態では、エンドピース300.400の少 な(とも対応する1個が工大静脈の内壁面から距離を置くこととなり、その結果 、1989年10月9日付けの第8913160号及び1989年12月14日 付けの第8916538号の各フランス特許出願に記載されたもの、又はその代 わりに本明細書のこの後に説明する予定の図17〜28に示された摘出器具を用 いたフィルタの摘出に当たって、このエンドと−スのグリップが容易になる。
ワイア100.200は、弾性材料、特に好ましくは金属材料製とする。ワイア 100゜200は、フィルタを装着した患者が核磁気共鳴(NMR)または磁気 共振撮影(MHI)検査を事故なく受けられるように非磁化性のものでなければ ならない。
この材料はまた、X線検査に当たって観察できるように放射線に対して不透過性 でなければならない。
これらのワイア100.200は、当業者によく知られた任意適当な材料で形成 可能である。
非限定的な例を挙げると、ワイア100,200は以下記載の合金から成る群か ら選ばれた合金で製造可能である。
■)銅とニッケルとアルミニウム、 ■)銅と亜鉛とアルミニウム、 ■)銅と亜鉛とアルミニウムとニッケル、■)銅と錫とニッケル。
薄い生体適合層、好ましくは金の仕上げ被覆が腐食現象防止と生体適合性を得る ために設けられる。
第1ワイア100の直径d 101は好ましくは0.25= l m1間である 。第1ワイア100の直径d 101は典型的には0.37閣程度である。第2 ワイア200の直径d201 ’も同様に好ましくは0.25〜1mの間である 。前述したように、第2ワイア200の直径d 201は、好ましくは第1ワイ ア100の直径d 101よりも小さく、そのためワイア200で形成した第2 スパイラルはワイア100で形成した第1スパイラルよりもフレキシブルである 。第2ワイア200の直径d201は典型的には0.30園程度である。
即ち、2つのワイア100,200で形成されたフィルタは、7Fタイプのカテ ーテル、即ちF =0.33mm、外径2.31閣および作業内径1.77閣程 度のカテーテル800内に導入可能である。
フィルタの装着と摘出に7Fカテーテルを使用することにより、例えば腕関節の 静脈などの小静脈チャンネルを介してフィルタを装着・摘出することが可能であ る。
2つのワイア100,200は、好ましくは同一の合金で形成する。但し、2つ のワイア100.200が異なる合金で造られていてもよい。
図1〜3に示すフィルタの製造工程は実質的に以下の通りである。まずはじめに 、2つのワイア100,200は所望の長さに切断される。ワイアの全長は通常 22〜35cmの間である。この2つのワイア100,200は適切な寸法のマ ンドレル上に巻回される。第1ワイア100のための巻回マンドレルは、中央タ ーン110およびサイドターン120,130の夫々の直径d 110. d  120. d 130に対応する複数個の異径断面部を有する。第2ワイア20 0のための巻回マンドレルは、第2スパイラルのターンの直径d200に等しい 一定の断面積を有する。
これらのマンドレル上に一度巻き付けられると、ワイア100,200は残留バ ネ作用特性をもつ金属ワイアの専門技術家に周知の適当な熱処理に付される。
典型的にはエンドピース300.400に差し込むことにより、両ワイア100 ,200を互いに接続する操作が次に行われる。
最後に、前述したように、フィルタが生体適合性を有する材料、好ましくは金に よってエンドピース300.400上も含めて被覆される。
図1〜3に示すフィルタの装着および必要に応じた摘出の方法を図9〜15を参 照して以下に説明する。
′4.5および6にス ・・ン 前述した図1〜3に示す実施例によれば、フィルタは互いの端部で接続された2 本の別々のワイア100.200によって形成されている。ワイア100.20 0は差し込みエンドピース300.400またはその他の任意の適当な手段、例 えば接着結合またはろう付けによって接続可能である。
本発明による肺塞栓症防止フィルタは、変形例として図4〜6に示すように、単 一のワイアを用いて作成することができる。
図4に示す実施例によれば、単一のワイアは2つのスパイラル100.200を 形成するためにほぼ中程の位置140で折り曲げられている。
このワイアの2つのストランドの各自由端104.204は、任意適当な既知の 方法で接続される。これには接着結合またはろう付けが含まれる。図4によれば 、これにはタリンブエンドビース310を用いた接続も含まれる。エンドピース 310は上述したエンドピース300またはエンドピース400に対応するもの である。ワイアの曲げ部分140は遠方端部を形成し、この場合、ワイアの両自 由端104,204がフィルタの近接端部を形成する。反対に、ワイアの曲げ部 分140がフィルタの近接端部を形成してもよ(、この場合はワイアの両自由端 104.204がフィルタの遠万端部を形成する。
図5によれば、単一のワイアが部分140と142で二回曲げられている。曲げ 部分140.142の間に形成されたワイアのストランド100.200は実質 的に同一長さである。更に、ワイアの両端208,209は部分210で完結ル ープを形成するように互いに接続されている。接続部210は、接着結合、ろう 付け、両端208,209上へのビードの差し込み、その他の任意適当な手段で 形成してよい。
図6によれば、単一のワイアは2つのスパイラル100.200を形成するため にほぼ中程の部分140で折り曲げられている。
2つのストランドの各自由端104,204は分離され、そこには夫々オーブン ループ107.207が形成され、フィルタを受け入れる大静脈を損傷する恐れ がないようになっている。
これらの単一のワイアによる変形例は、図1〜3に示したのと同一寸法形状のフ ィルタ、即ち大径の中央ターンとそれより小径の2つのサイドターンとの3つの ターンを有する第1スパイラル100と、この第1スパイラルと同じ向きで実質 的に一定の直径の多数回ターンを有する第2スパイラル200とを備えたフィル タを作成するのに使用可能である。
区ヱ藍示工良形実延遡 図7に示すフィルタは、上述の図5に示したような閉ループに形成した単一ワイ アを用いて作られている。
更に付言すれば、図7に示すフィルタは、図1〜3に示すものと同一寸法形状を 有する。従って、図7に示すフィルタは2つのスパイラル100,200を備え ている。
第1スパイラル100は3つのターン、即ち大径の中央ターン110と、この中 央ターンよりも小径で互いに等しい直径を持つ2つのサイドターン120.13 0とを備えている。
第2スパイラル200は、第1スパイラル100よりも多数のターン、例えば4 つのターンを有し、これらのターンは実質的に一定の直径を有する。
図1〜3によれば、2つのスパイラル100.200は互いに同じ向きであるこ とに注意されたい。これとは対称的に、図7によれば、2つのターンは互いに反 対向きである。換言すれば、2つのターン100.200は、図7によれば互い に逆の巻回方向である。
同じ向きの2つのスパイラル100,200の使用は、大静脈中での装着用カテ ーテルの出口におけるフィルタの展開を容易にすることができ、これは、2つの スパイラル100.200がこの際に同じ方向に展開するからである。
対照的に、互いに逆巻きの2つのスパイラル100,200の使用は、2つのス パイラルがこの場合に前記カテーテルの径方向の互いに反対の領域に位置してほ ぼ対称的な力を生じ、これによってカテーテル内でのフィルタのブロッキングが 防止されるので、固定カテーテル内におけるフィルタの運動を容易にする。
変形例として図7に示した逆巻きの2つのスパイラル100,200を有するフ ィルタは、図4または図6に示すタイプの単一ワイアによっても、またはその代 わりに互いの端部が接着結合、ろう付け、エンドピースによる差し込み、或いは その他の適当な手段で前述のように接続された2本の別々のワイアによっても形 成することができる。
図6に示すように、単一ワイヤ型フィルタの自由端104,204力扮離された 状態である場合、2つのスパイラル100,200に対して少なくとも若干相違 した長さをもたせたものにすることもできる。
図1および6から派生する別の変形例によれば、互いの第1端部同士が接着結合 、ろう付け、エンドピースによる差し込み、またはその他の任意適当な手段で互 いに接続され、第2端部同士がそのまま自由端となっている2本の別々のワイア を用いてフィルタを形成することが可能である。この場合、大静脈の損傷を防ぐ ためにワイア100.200の各第2端部にループ107,207に似たループ を設けることは好ましいことである。2つのワイア100,200が互いの一端 で分離したままになっている場合、これらワイヤを少なくとも僅かに異なる長さ のものとしてもよい。
区シだ1す■退議琺 もちろん、本発明はこれまでに述べてきたフィルタの特定の実施例に限定される ものではなく、その精神に基づいた各種変形例にも及ぶことは当然である。
即ち、例えば図8に示すように、2つのスパイラル10Q、20(]を、互いに ほぼ等しく、且つ図1と区2のワイア100によって形成された第1スパイラル の形状とほぼ同様の形状にすることも想定可能である。
この場合、2つのスパイラル100.200は夫々図8に示すようにほぼ3つの ターン、即ち大径の中央ターン110,210と、2つづつのサイドターン12 0.130及び220.230とを備えることになる。正しいフィルタ作用を保 証するために、2つのスパイラルは長平方向に間隔をあけていなければなければ ならない。この目的のために、2つのスパイラルの両端は夫々反対向きに長平方 向に変形される。必要があれば、2つのスパイラルの各サイドターン120.1 30と220.230とをスパイラル毎に相違させ、大静脈の弾性によって2つ の中央ターン110,210が接触状態となってもこれらの横向きターンで形成 されたストランドが互いに接触するのを防止することもできる。図8のフィルタ は、互いの両端同士が任意適当な手段、例えば接着結合、ろう付け、またはエン ドピース300,400の差し込みによって接続された2本の別々のワイアで形 成することができる。また図8のフィルタは、任意適当な手段、例えば接着結合 、ろう付け、またはエンドピース300.400の差し込みによって互いの両端 のうちの一方同士のみが接続されている2本の別々のワイアによって形成するこ ともできる。
図8のフィルタは、図4.5または6の何れかに示された形式の単一のワイアに よっても製造可能である。
図8によれば、2つのスパイラル100,200は互いに同じ巻回方向である。
変形例として、2つのスパイラル100,200は互いに逆向きの巻回としても よい。
更に別の変形例によれば、フィルタは一定で互いに等しい直径の2つのスパイラ ルで形成してもよい。
これらのスパイラルは、互いに同じ向きの巻回でも逆向きの巻回でもよい。
これらのスパイラルは、互いの両端同士で夫々接続された、または互いの両端の うちの一方同士のみが接続された2本の別々のワイアで形成可能である。
これらのスパイラルは、図4.5及び6に示すように単一のワイアでも形成可能 である。
更に、本発明によるフィルタは、2個よりも多数の、例えば3つのスパイラルや 4つのスパイラル、またはそれ以上のスパイラルで構成してもよく、またそれら の直径は一定であってもそうでなくてもよい。これらのスパイラルは同一の巻回 方向でもそうでなくてもよい。これらは、互いの両端同士で夫々接続された別々 のワイアで形成してもよい。この場合、ワイアは実質的に全て同一長さのもので ある。これらのスパイラルは、互いの両端のうちの一方同士のみで接続された別 々のワイアで形成してもよい。これらのスパイラルはまた、単一のワイアでも形 成可能である。
ワイア100で構成された第1スパイラルは好ましくは3ターンで構成されるこ とは前述した。この配列は、静脈内で移動する恐れなしに満足すべきフィルタ作 用と正しい保持状態とを得るのに最適であることが判明した。多すぎるターン数 は巻線のためのワイア長を不必要に長くする。これは結果としてガテーテル80 0を介して行う移送の困難性を増加する。反対に、少なすぎる巻回数はフィルタ 効果を減少しよう。
しかし、本発明の基本理念は、3つのターンを有する寸法形状に厳格に限定され るものではない。3つよりも僅かに多いかまたは少ない巻回数を有するフィルタ も満足すべきものであることは明らかな事実である。
2工止之Ω錬養 本発明によるフィルタの装着技術を、図1〜3に示す形式の2つのスパイラルか らなるフィルタを基礎として図9〜15を参照して説明する。但し、この装着技 術は本発明によるフィルタの変形例のどれにでも適用可能である。
使用するワイアの100,200の弾性特性とその比較的小さな直径とによって 、フィルタを僅かな伸長力の下で一時的にほぼ直線状に延ばすことが可能である 。このほぼ直線状の状態において、前述の通り、フィルタは、工大静脈への導入 の見地に立った一方の方向と、またその抜き取り摘出のために反対方向との双方 向について内部で移動できるように、典型的には7F型の小径カテーテル800 内へ挿入可能である。
このフィルタは、任意適当な既知の方法によって大静脈中に装着するために、上 述のカテーテル800中で移動可能である。
このフィルタは、既に出願されている1989年10月9日付けの第89131 60号および1989年12月14日付けの第8916538号の各フランス特 許出願に記載されている形式のブツシャ−を使用して、カテーテル800内を通 して移動可能である。これらの先行フランス特許出願で説明されているブツシャ −は、参照符号500で添付図面の図9およびlOに模式的に図示されている。
ブツシャ−500は、柔軟な編組スチールケーブルのようなケーブル550の一 端に固定されている。ケーブル550は、典型的には0.7m程度の直径を有す る。これにより、ケーブル550に付与される張力と推力とが装着用カテーテル 800の中でブツシャ−500とこれに接続されたフィルタとを操作可能として いる。ブツシャ−500は丸い外形の堅い本体で形成されている。ブツシャ−5 00は、その長さ方向の中程の位置に、フィルタの終端部に設けられたエンドピ ース300.400の一方、好ましくは端末のシリンダ状のピース400のほう を受け入れるように設計された横溝510を備えている。更に、図1Oに示すよ うに、ブツシャ−500は、ケーブル550とは反対側に、横溝510に連通し た横向きノツチ520を有する。このノツチ520は、対応エンドピース300 または400に接続されたワイアが通過できるように設計されている。
ブツシャ−500と付属ケーブル550とを利用してフィルターを装着する操作 をより良く理解するためには1989年IO月9日付けの第8913160号お よび1989年12月14日付けの第8916538号の各フランス特許出願の 説明を参照されたい。
2本のワイア100,200はその両端でエンドピース300と400とに差し 込み接続によって連結可能にされていることは前述の通りである。
図9および10に図式的に示すように、変形例として、中間ビード450または 例えば接着結合またはろう付けのようなその他の適当な手段を使用して第1ワイ ア100の対応端部106からの戻りの第2ワイア200の遠方端部206のよ うな端部の一つを固定することは可能である。これによって、図9に示すように 、第1ワイア10口のみがブツシャ−のノツチ中に係合される。この装置は幅の 小さいノツチ520を使用することが可能である。
ブツシャ−500は典型的には長さ10〜12mm、その中で摩擦なしでスライ ドできるように典型的には1.6awoの程度の、固定カテーテル800の内径 に適合する直径を有する。1989年lO月9日付けの第8913160号およ び1989年12月14日付けの第8916538号の各フランス特許出願に記 載されている通り、エンドピース400は付属ブツシャ−500からこれが装着 用カテーテル800がら出たときにフィルタの弾性によって逃げ出す。
図11と12とは装着用カテーテル800を介してフィルタを送ることのできる 別のブツシャ−の変形例である。
ブツシャ−600は上述のケーブル550と類似のケーブル650に固定された 状態で図11と12に示されている。このブツシャ−600は、エンドピース4 00または300の端部に設けられた対応ねじ孔410に係合可能なねじ付きシ ャフト型の構造部610で固定される。ブツシャ−600の外径は当然装着用カ テーテル800を介してブツシャ−600がスライドできるようになっていなけ ればならない。図11と12とに示すブツシャ−600を使用してフィルタを装 置する順序は次の通りである。ワイア100.200で構成されたフィルタは装 着用カテーテル800の中に置かれ、そのエンドピース400はブツシャ−60 0に接続されている。装着用カテーテル810は図13に示すように工大静脈V C中のフィルタをその設置場所の近くに運ぶ。カテーテル800の位置決めはカ テーテルの終端に固定された例えば2個の細いリング810 、812のような 、カテーテル800に設けられた放射線不透過部材によって監視される(図16 参照)。
ケーブル650を押すことによって、フィルタは装着用カテーテル800から出 て工大静脈VC内に入る(図13参照)。カテーテル800の出口でフィルタは 図1と2に示すその2重スパイラル形状に復帰する。フィルタは第1スパイラル の中央ターン110によってほぼ定位置に維持され、この場合、中央ターンは大 静脈VC内でのフィルタの移動のあらゆる可能性を除去するために大静脈VCの 壁に当接している。スパイラルの軸102.202は、この状態で大静脈VCの 長手軸とほぼ直交している。中央ターン110の直径は工大静脈の周辺長の半分 程度の大きさなので、この大静脈は、図15に示すようにフィルタが挿入される と極めて平坦化された状態となる。これによってフィルタは、通過血流に対する 大静脈VCの通路断面積を大幅に狭(することになる。血液循環系から来る凝血 塊の濾過は2つの効果の累積によるものであり、その一つは上述したようなフィ ルタ挿入領域での大静脈の平坦化によるもの、今一つは図15に示すように大静 脈の断面での2つのスパイラル100,200が構成する複数の弧の存在による ものである。
この点に関して、比較的小さい平均直径の故に第1スパイラルよりも多数回巻の 第2のスパイラル200が優勢な影響を及ぼす。
フィルタをブツシャ−600と付属ケーブル650とから分離するためには、フ ィルタを大静脈内に正確に装着した後、ケーブル650を軸回りに回転して図1 2に示すように対応タップ付きの孔410との結合を解けばよい。
医師がフィルタの不正確な装着を観察した場合には、ブツシャ−600がエンド ピース400に接続されたままになっている限り、フィルタを装着用カテーテル 800内に戻すこととなるのは述べる迄もない。
変形例として、エンドピース400にねじ付きシャフト610を、またプッシャ ー600にねじ付き孔410を設けることも可能である。この場合、このシャフ ト610は大静脈に損傷を与えないように形成すべきである。
2工止2Ω握供 貯蔵中には、フィルタを図16に示すように適当なコンテナ管700内に置くべ きである。従って本発明による2つのワイア100,200からなるフィルタは 上述のコンテナ管700中に納められ、これに付属して、コンテナ管700に接 続可能に設計された固定用カテーテル800と、ケーブル550または650の 端部に接続されたブツシャ−500または600とから成るキットの形で販売す ることができる。
但し、コンテナ管700は重要ではない。
本発明による肺塞栓症防止フィルタは、ブリスターバックの中に包装してもよい 。この場合、装着直前にフィルタは装着用カテーテル800内に医師によって導 入されることになる。
2至上2摘出里の手段 上記のフィルタの形状は血管に対して傷害を与えないものであり、このフィルタ の何れかの部分によって血管壁が破られることはない。取付は後において血管壁 と接触する巻回部の弧は、生理学的に内皮性組織で順次被覆される。血管内への フィルタの永久的な固着のための時間は少な(とも2週間程度であり、従ってこ の期間内では、経皮的に、即ち外科的手術なしに、フィルタを摘出することがで きる。
この摘出は、1989年10月9日付けのフランス特許出願筒8913160号 と1989年12月14日付けのフランス特許第8916538号に開示された 装置を使用して上述したように行うことができる。
またフィルタの摘出は、図17に模式的に示す「ラッソ」型装置を使用して行う こともできる。
「ラッソ」型装置の概要は図17に模式的に示されている。これは、実質的にル ープ905に固定され、且つカテーテル910に係合されているワイア900か ら成るものである。
工大静脈からフィルタを摘出するには、カテーテル910を埋込み部位に運んで 、エンドピース300.400の一方を掴み、フィルタをカテーテル910の中 に引き込むことで十分である。
また、フィルタは、図18〜26に示す形式の装置、または図27と28に示す 形式の装置によって作動状態にすることもできる。
図18〜26に示された装置を以下に説明する。
この装置900は、主にクランプ装置930を取り付けた長尺のブツシャ−92 0を入れた管910を備えている。
管910とブツシャ−920とは、フィルタの挿入場所に繋がる脈管中に置かれ ているカテーテル内へ導入するために曲げ得るように十分に柔軟な材料で作られ ている。
ブツシャ−920は管910内をスライド可能である。クランプ装置930はブ ツシャ−920の近接端部と一体をなしている。クランプ装置930は2個の弾 性的な顎932、936を有する。
2個の弾性的な顎932,936は、好ましくは同一形状であり、そのため、ブ ツシャ−920の軸に関して対称的である。
2個の顎932,936は、自由状態では外的な制約がない限り図22に示す形 状を取るように形成されている。
換言すれば、ブツシャ−920への接続領域から出発して、顎932,936は 、部分933、937からその近接端部に向かう部分で外側に斜めに広がり、次 いで部分934゜938から先端部へ向かって収斂している。
即ち、端部の両顎932,93Bは、互いに対面する凹状の形状に形成されてい る。
自由状態では、2個の顎の自由端935,939はそれらの間にフィルタのワイ アが置き得るように離隔している。
しかし、ブツシャ−920とクランプ装置930とは戻し装置940によって管 910の中の引抜き位置内に押される。
戻し装置940は管910とブツシャ−920の遠方端部に設けられている。
これらの戻し装置940は多くの実施例の主題を形成しよう。
この点に関して、図18に示す実施例によれば、これらの戻し装置940は例え ば金属製の弾性U字状板を備えている。更に詳細には、この板940はその平行 アーム941,942で夫々管910の遠方端部と一体のエンドピース912お よびブツシャ−920の遠方端部921に固定されている。
即ち、図18.21及び26に示すように、自由状態では、クランプ装置930 の顎932.936は押付けられており、引込められたクランプ位置で管内に位 置している。
クランプ装置930を開くには、図20に示すように板940の2つのアーム9 41゜942を相互に押せば十分である。これによって、ブツシャ−920は管 910とクランプ装置930の中を移動し、次にその近接端部で出現する。顎9 32,936はこのようにして図22と23に示すような自由状態に戻ると分離 される。この位置において、フィルタのワイアは顎932,936の間に係合さ れる、このワイアを掴むためには、顎932,936の間にワイアが保持されて いることに注意しながら、板940への力を緩めればよい。更に詳細には、この 目的のためには、ブツシャ−920の位置を保持しながら、板940の加圧作用 の下で管を近接端部の方向へ動かすことが必要である。
図24に示すように、管910は顎932,936の外側の拡がり表面上に乗っ てこれらを閉めるようにする。
フィルタのワイアの柔軟性に応じて、顎932,936の引込みの程度は多少で はあるが変化する。
図18〜26に示すクランプ装置はカテーテルを介してのフィルタの装着または 摘出のどちらにも使用可能である。
ブツシャ−920とクランプ装置930との構造が、管910、従って小型の付 属カテーテルの使用を可能とすることは容易に観察されるところである。
図27と28に示す変形実施例をここで説明する。
装置900は、これらの図では実質的にクランプ装置930に固定された細長い プッシャー920を入れる管910を備えている。
図27と28の装置は、図18〜20に示すものと比べて、主にU字型の板がス パイラルばね945に置き代わっていることで相違している。このバネ945は 管910の遠方端部に接続されているエンドピース912の中に形成されている ハウジング914内に位置している。バネ945はブツシャ−920の遠方端部 に配置され、ハウジング914の底部とブツシャ−920の遠方端部に一体のエ ンドピース922との間に位置している。
好ましくは、ばね945の作用の下で遠方端部方向へのブツシャ−920の移動 を規制するための手段が設けらる。この規制手段は多数の実施例の主題を形成し 得るものである。図28によれば、これらの規制手段はエンドピース922上に 形成され、エンドピース912に接続されたリング916によって支承されたシ ョルダー923を備えている。
ブツシャ−920の近接端部には、図21〜26を参照して前述したクランプ装 置930が固定されている。
更に、図27と28には、夫々管910とブツシャ−920の遠方端部に接続さ れたエンドピース912と922上のグリップ917,924が示されている。
これらのグリップは、装置の付勢操作を容易ならしめるものである。これらは各 種の変形の対象となり得る。これらのグリップについては更に詳細には説明しな いこととする。
本発明は上述した特別な実施例に限定されるものではなく、その精神によって各 種の変形例に及ぶことは言うまでもない。
例えば、上述の説明および添付図面に示した実施例では各ターンをほぼ円形のも のとしたが、例えば、はぼ卵形の偏平なターンやその他の形状のターンのように 、異なる形状のターンの使用も考えられる。
1、−、、402,202 補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8) 平成05年09月14日 2、発明の名称 改良された肺塞栓症防止フィルタおよび付属位置決め装着キッ ト 3、特許出願人 住 所 フランス国、92523 ニュイリー・スール・ザーンセデクス、アベ ニュー・シャルル・ド・ゴール 192名 称 エトラノール 国 籍 フランス国 4、代理人 〒105 住 所 東京都港区虎ノ門−丁目21番19号秀和第2虎ノ門ビル (3)補正書の写しく翻訳文[差替頁21.22頁]) 1通(4)補正書の写 しく翻訳文[差替頁 請求の範囲全文]) 1通(5)補正書の写しく翻訳文[ 差替図面 図1〜図36] ) 1通明細書 改良された肺塞栓症防止フィルタおよび付属位置決め装着キット本発明は肺塞栓 症防止フィルタの分野に関する。
更に詳細には、本発明は、1989年lO月9日付けの第891316時および 1989年12月14日付けの第8916538号の各フランス特許出願と、1 990年lO月9日付けの国際出願P(T/FR90100721号に記載され た肺塞栓症防止フィルタの改良に関する。
各種の肺塞栓症防止フィルタが既に提案されている。この点に付いては、例えば 文献FR−A−2,616,666、EP−A−121,447、EP−A−3 23,333、およびDE−A−3,203,410を参照されたい。
しかしながら、上述の各文献に記載された肺塞栓症防止フィルタは完全な満足を 得るに到るものではない。
文献EP−A−323,333は、特にばね作用を有する弾性金属で作られたフ ィルタについて説明している。
その特殊な寸法、形状は、垂直で、等しく、また同一平面上の軸を有する楕円形 状の2つのループを定めており、装着すべき大静脈の壁に永久的に接触する4点 を与えている。
この後者の形式のフィルタは、実際に動物用および人体用に製造および実験の対 象になっている。しかし、フィルタの装着工程および装着後の動作モードに関し て、このフィルタの一般的な使用が医学的に推奨することができないと言う医学 的な性質の困難性が提示されている。
更に詳細には、第1の困難性は、最初に上述の垂直軸を有する2重楕円形状を有 するフィルタは、装着用カテーテルの内部での一時的な直線化の後、カテーテル から工大静脈内に押し出した場合に時としてその最初の形状に戻らないと言う欠 点にある。この欠尭は、長い形のほぼ楕円形のほぼ円形部分に接触する相当に長 いほぼ直線状の部分のために生じるものである。即ち、長いSまたは8の字に戻 って、最早クロスした楕円形には戻らないと言う受入れ難い欠点が存在する。
4つのバランスした点で大静脈に壁に当接することは得られず、その為に、静脈 は扁平にはならず、そのためフィルタが装着後に運動して移動してしまう可能性 がある。
更に、これらの楕円の平面は疑似楕円面なので、フィルタ作用は大静脈の壁に対 してフィルタの4つの当接点が正確な位置にあるときのみ保証されるが、これは 一方に於いて上述のように保証されず、また、他方においてフィルタ作用を得る 為に静脈の断面が非常に減少されることがらも保証されない。
最後に、フィルタの一端には楕円平面に対して傾斜している鋭いチップが取付け られ、これが大静脈中でアンカ一点として使用されている。この鋭いチップは二 つの欠点を有し、即ち、一方に於いてはカテーテル内への導入を困難とし、他方 においては静脈の壁に損傷又は穿孔を与える恐れすら存在する。
1989年IO月9日付けの第8913160号および1989年12月14日 付けの第8916538号の各フランス特許出願と、それに対応する1990年 10月9日付けの国際出願P(T/FR90100721号に記載されているフ ィルタは状態を改善することを可能としている。
このフィルタは、3つの非接触ターンを有するスパイラルに形成された残留性の バネ効果を有する弾性ワイアから成るもので、その中央のターンが他の二つのタ ーンよりも大きな直径を有し、中央ターンの直径は、大静脈を偏平にすることに よってフィルタを定位置に確実に保持する機能を達成するために、好ましくはフ ィルタを挿入する領域における大静脈の周長のほぼ半分の値に選定される。
本発明の目的は、フィルタの装着及び摘出を容易にすると共に、得られるフィル タ作用を改善することにより、上述の形式のフィルタを更に改良することである 。
この目的は、本発明によれば、添付の請求項1に規定された構成によって達成さ れる。
本発明のその他の特徴、目的及び長所は、後述の詳細な説明を読むと共に限定的 ではない一例としての添付図面を参照することによって明らかとなる。
1993年03月05日付補正書による差替頁3〜11の翻訳文 図18は肺塞栓症防止フィルタの摘出用に設計された本発明による血管内カテー テルクランプ装置の第1実施例を示す説明図であり、図19は同じクランプ装置 の一部の詳細を示す拡大断面図であり、図20は付勢状態における同じクランプ 装置の部分図であり、図21は同じクランプ装置の別の一部の詳細を示す拡大部 分図であり、図22.23.24.25および26はこのクランプ装置の操作の 各ステップにおける部分拡大図であり、 図27は本発明による血管内カテーテルクランプ装置の第2実施例を示す説明図 であり、 図28は本発明による血管内クランプ装置の第2実施例の詳細を示す拡大部分断 面図であり、 図29は本発明の別の変形実施例によるフィルタの平面図であり、図30は図2 9に示すフィルタの側面図であり、図31と32はこのフィルタの大静脈内への 装着の主要ステップを示す説明図であり、 図33はフィルタの装着後の大静脈の側面図であり、図34.35および36は 、図29と30に示すフィルタの摘出のステップを示す説明図である。
1〜3に八すフィルタの第1 例 鰻初に図1〜図3に示す肺塞栓症防止フィルタの実施例について説明する。
図1〜3に示すフィルタは、夫々が非平面状スパイラルに形成された2本の別々 のワイア100.200によって形成されている。
更に詳細に説明すると、ワイア100は3つのターン、即ち中央ターン110と 側方ターン120.130を有する。この3つのターン110.120.130 は非接触である。中央ター:/110は2つの横方向ターン120,130 ( 7)各平均直径d 120. d 130よりも大きい直径d110を有する。
2つの横方向ターン120,130は、好ましくは平均直径d 120. d  130を有し、これらは互いに同一もしくはほぼ同一である。
図2を検討すると明らかなように、3つのスパイラル110.120.130は ほぼ同軸状で図2の紙面に直交する軸102を中心としている。好ましくは中央 ターン110の直径d110は側方9−:/120,130 (7)直径d 1 20. d 130 (7)1.25倍よりも大きい。
更に好ましくは、中央ターン110の直径dllOは側方ターン120.130 の直径d120、d130の1.4倍よりも大きい。
3つのターン110.120.130は好ましくはほぼ同一ピッチを有する。
ワイア100で形成したスパイラルのピッチpiは埋め込み前の自由状態で少な くとも3閣程度、好ましくは少なくとも7rMn、更に好ましくは少なくとも9 閤とする。即ち、ワイア100によって形成されたスパイラルの全軸方向厚さは 大型の中央ターン110の直径d110の値の如何にかかわらず、自由状態で少 なくとも約9閣、好ましくは約21mm、更に好ましくは約27閣である。
フィルタのサイズは装着すべき大静脈に適応させるべきである。この目的のため に、最大の中央ターン110の直径dllOは工大静脈の周長の半分に可能な限 り近付けるべきである。即ち、中央ターン110は、フィルタを装着したときに 静脈を扁平化する効果を得るために常に静脈の直径よりも大きな直径dllOを 持っていなければならない。
実際には、直径16〜18閣の大静脈に対しては、中央ターン110の直径dl lOを27胴程度にしたフィルタサイズ1を選定することができる。また、直径 19〜21ffII11ノ大静脈に対シテは、中央ター:/110 (7)直径 dllOを31.51w18!度にしたフィルタサイズ2を選定することができ る。更に、直径22〜23間の大静脈に対しては、中央ターン110の直径d1 10を36閣程度にしたフィルタサイズ3を選定することができる。
最後に、更に大きな直径の大静脈に対しては、中央ターン110の直径dllo を40一度としたフィルタサイズ4を選定することができる。
フィルタの両端、即ちワイア100の両端は、光増幅器の利用の下で明瞭に観察 できるようにするためにx!iに対して不透過性である。この構成は、フィルタ の取付を監視する目的のためである。この目的のため、ワイア100の両端には 、以下に詳述するようにエンドピース300,400が固定されている。
第2ワイア200は第2のスパイラルを形成する。好ましくは、ワイア200で 形成された第2スパイラルは同一直径d200の複数巻のものである。更に、第 2ワイアの長さは少なくとも第1ワイア100の長さにほぼ等しい。ワイア20 0で形成された第2スパイラルは、好ましくは一定もしくはほぼ一定のピッチp 2を有する。従って、ワイア200で形成された第2スパイラルの巻回数は第2 スパイラルのターンの直径d200によって変化する。非限定的な例によれば、 ワイア200で形成した第2スパイラルは4ターンからなる。本発明の好ましい 特徴によれば、ワイア200で形成された第2スパイラルのターンの平均直径d 200は第1スパイラルの大きなターン110の直径dllOの3分の2から半 分の間である。
即ち、例えばワイア200によって形成された第2スパイラルは典型的には14 〜24閣、特に好ましくは20〜24−間の平均直径を有する。
図1〜3に示された実施例によれば、夫々ワイア100および200によって形 成された2つのスパイラルは、同じ向き、即ち同じ巻回方向である。
本発明の別の有利な特徴によれば、一定の直径d200を有する第2スパイラル を形成するワイア200は第1スパイラルを形成するワイア100よりもフレキ シブルである。この目的のために、ワイア200はフィルター100のそれより も好ましくは小さい直径を有する。第2スパイラル200は図2の紙面に直交す る軸202を中心としている。軸202は第1スパイラルの軸102とは同軸関 係になく、これに平行である。
第1スパイラルの第1端部104は第2スパイラルの第2端部204に固定され 、−力筒1スパイラルの第2端部106は第2スパイラルの第2端部206に固 定されている。
2本のワイア100,200は、夫々の両端で適当な既知の手段を使用して接続 することができる。ワイア100.200は、このようにしてその夫々の端部で 接着結合またはろう付けで接続可能である。
但し、好ましい実施例においては、2つのワイア100,200はエンドピース 300゜400内に差し込むことにより互いの端部が接続されている。
これらのエンドピース300,400は多くの実施例の主題を形成し得る。
これらエンドピース300.400は、好ましくは大静脈を損傷しないようにす るために通常は円形の形状を有する。
本明細書の以下の記述において、「近接端部」はワイア100,200の端部1 04と204で形成されたフィルター端部を示すのに使用し、また各ワイアの端 部106と206で形成されるフィルタ端部を「遠方端部」と呼ぶことにする。
図1〜3に示す実施例によれば、エンドピース300は開型の涙滴形状を有し、 その自由端部側では丸く、ワイア100.200の端部104.204が差し込 まれた側の端部に向かっては円錐形をなしている。この形状は、取付用カテーテ ルの管腔内を傷つけることなく、また妨害を受けることもなしに、エンドピース 付ワイヤが双方向に移動できるようにするものである。エンドピース300の開 型の涙滴形状は工大静脈をglF4=tCすることも防止できる。最後に、エン ドピース300の開型の涙滴形状は、必要に応じて摘出用カテーテルの中へその 入口孔への衝合なしにフィルタを難なく引き込むことを可能にする。
非限定的な例として、エンドピース300の寸法は、その大なる直径部で1.3 胴、またワイア100,200への取付部分の直径で0. 7wmであり、長さ は約3.5馴程度である。
第2エンドピース400は上述したエンドピース300と同一形状、即ち、開型 の涙滴形状をしていてもよい。
但し、図1および2に示す特別な実施例によれば、第2エンドピース400は円 形端部を有する小型のシリンダ形状を有する。非限定的な実施例においては、シ リンダ状のエンドピース−400は、外形領81TIIm、長さ41程度のもの である。
このシリンダ状のエンドピースは、ワイア100と200との遠方端部106, 206の上に嵌め込まれる。
必要な場合には、前述のエンドピース300はエンドピース400と同一形状で もよく、即ち、エンドピース300を円形端部付きの小型シリンダ形状に形成し てもよい。
エンドピース300,400 ニは、’)イア100,200 (7)各近接端 部104と204、またはその各遠方端部106.206を差し込むための単一 の孔を設ける。変形例として、エンドピース300.400には夫々ワイアの近 接端部104,204または遠方端部106.206を個々に差し込むための2 つの孔を設けてもよい。
図1〜3に示す実施例によれば、ワイア10口および200はその全長に亘って Gヨぼ一様で連続的な曲率を有する。その結果、一度フィルタが静脈内に装着さ れると、エンドピース300と400は工大静脈の内壁面上に静止することとな る。
エンドピース300,400の一方を掴むことによるフイノリの摘出を容易にす るために、好ましくはフィルタの近接端部の少なくとも一つを1曲率不連続部分 を有する形状にすると共に、この目的のため第1スパイラルの軸102の方向と 大なる直径の中央ターン110の方向との双方に向かって収束させる。これによ り、フィルタが血管内に装着された状態では、エンドピース300.400の少 なくとも対応する1個が工大静脈の内壁面から距離を置くこととなり、その結果 、1989年10月9日付けの第891316rh+及び1989年12月14 日付けの第8916538号の各フランス特許出願に記載されたもの、又はその 代わりに本明細書のこの後に説明する予定の図17〜28に示された摘出器具を 用いたフィルタの摘出に当たって、このエンドピースのグリップが容易になる。
ワイア100.200は、弾性材料、特に好ましくは金属材料製とする。ワイア 100゜200は、フィルタを装着した患者が核磁気共鳴(NMR)ま芯よ磁気 共振操影(MRI)検査を事故なく受けられるように非磁化性のものでなけれG fならなし1゜この材料はまた、X線検査に当たって観察できるように放射線に 対して不透過性でなければならない。
これらのワイア100,200は、当業者によく知られた任意適当な材料で汗う 成可能である。
非限定的な例を挙げると、ワイア100.200は以下記載の合金力)ら成る群 カ)ら選ばれた合金で製造可能である。
■)銅とニッケルとアルミニウム、 II)銅と亜鉛とアルミニウム、 同調と亜鉛とアルミニウムとニッケル、IV)銅と錫とニッケル。
薄い生体適合層、好ましくは金の仕上げ被覆が腐食現象防止と生体適合性を得る ために設けられる。
第1ワイア100の直径d 101は好ましくは0.25〜l■の間である。第 1ワイア100の直径d 101は典型的には0.37+am程度である。第2 ワイア200の直径d201も同様に好ましくは0.25〜1m1間である。前 述したように、第2ワイア2o口の直径d 201は、好ましくは第1ワイア1 00の直径d101よりも小さく、そのためワイア200で形成した第2スパイ ラルはワイア100で形成した第1スパイラルよりもフレキシブルである。第2 ワイア200の直径d201は典型的には0,3owsN!t。
である。
即ち、2つのワイア100,200で形成されたフィルタは、7Fタイプのカテ ーテル、即ちF:0.33閣、外径2.31amおよび作業内径1.77−程度 のカテーテル800内に導入可能である。
フィルタの装着と摘出に7Fカテーテルを使用することにより4例えば腕関節の 静脈などの小静脈チャンネルを介してフィルタを装着・摘出することが可能であ る。
2つのワイア100,200は、好ましくは同一の合金で形成する。但し、2つ のワイア100.200が異なる合金で造られていてもよい。
図1〜3に示すフィルタの製造工程は実質的に以下の通りである。まずはじめに 、2つのワイア100,200は所望の長さに切断される。ワイアの全長は通常 22〜35cmの間である。この2つのワイア100.200は適切な寸法のマ ンドレル上に巻回される。第1ワイア100のための巻回マンドレルは、中央タ ーン110およびサイドターン120.130の夫々の直径d 110. d  120. d 130に対応する複数個の異径断面部を有する。第2ワイア20 0のための巻回マンドレルは、第2スパイラルのターンの直径d200に等しい 一定の断面積を有する。
これらのマンドレル上に一度巻き付けられると、ワイア100,200は残留バ ネ作用特性をもつ金属ワイアの専門技術家に周知の適当な熱処理に付される。
典型的にはエンドピース300.400に差し込むことにより、両ワイア1(1 0,200を互いに接続する操作が次に行われる。
最後に、前述したように、フィルタが生体適合性を有する材料、好ましくは金に よってエンドピース300,400上も含めて被覆される。
図1〜3に示すフィルタの装着および必要に応じた摘出の方法を図9〜15を参 昭して以下に説明する。
′4.5および6に八す・・乏 −アの曲げ部分140は遠方端部を形成し、この場合、ワイアの両自由端104 .204がいに接続されている。接続部210は、接着結合、ろう付け、両端2 08,209上へのビードの差し込み、その他の任意適当な手段で形成してよい 。
図6によれば、単一のワイアは2つのスパイラル100.200を形成するため にほぼ中程の部分140で折り曲げられている。
これらの単一のワイアによる変形例は、図1〜3に示したのと同一寸法形状のフ ィルタ、即ち大径の中央ターンとそれより小径の2つのサイドターンとの3つの ターンを有する第1スパイラル100と、この第1スパイラルと同じ向きで実質 的に一定の直径の多数回ターンを有する第2スパイラル200とを備えたフィル タを作成するのに使用可能である。
区ヱ尺示工庶形衷應伝 図7に示すフィルタは、上述の図5に示したような閉ループに形成した単一ワイ アを用いて作られている。
更に付言すれば、図7に示すフィルタは、図1〜3に示すものと同一寸法形状を 有する。従って、図7に示すフィルタは2つのスパイラル100,200を備え ている。
第1スパイラル100は3つのターン、即ち大径の中央ターン110と、この中 央 。
ターンよりも小径で互いに等しい直径を持つ2つのサイドターン120.130 とを備第2スパイラル200は、第1スパイラル100よりも多数のターン、例 えば4つのターンを有し、これらのターンは実質的に一定の直径を有する。
図1〜3によれば、2つのスパイラルioo、 zooは互いに同じ向きである ことに注意されたい。これとは対称的に、図7によれば、2つのターンは互いに 反対向きである。換言すれば、2つのターン100,200は、図7によれば互 いに逆の巻回方向である。
同じ向きの2つのスパイラル100.200の使用は、大静脈中での装着用カテ ーテルの出口におけるフィルタの展開を容易にすることができ、これは、2つの スパイラル100.200力にの際に同じ方向に展開するからである。
対照的に、互いに逆巻きの2つのスパイラル100.200の使用は、2つのス パイラルがこの場合に前記カテーテルの径方向の互いに反対の領域に位置してほ ぼ対称的な力を生じ、これによってカテーテル内でのフィルタのブロッキングが 防止されるので、固定カテーテル内におけるフィルタの運動を容易にする。
変形例として図7に示した逆巻きの2つのスパイラル100,200を有するフ ィル夕は、図4または図6に示すタイプの羊−ワイアによっても、またはその代 わりに互いの端部が接着結合、ろう付け、エンドピースによる差し込み、或いは その他の適当な手段で前述のように接続された2本の別々のワイアによっても形 成することができる。
図6に示すように、単一ワイヤ型フィルタの自由端104,204が分離された 状態である場合、2つのスパイラル100.200に対して少なくとも若干相違 した長さをもたせたものにすることもできる。
図1および6から派生する別の変形例によれば、互いの第1端部同士が接着結合 、ろう付け、エンドピースによる差し込み、またはその他の任意適当な手段で互 いに接続され、第2端部同士がそのまま自由端となっている2本の別々のワイア を用いてフィルタを形成することが可能である。この場合、大静脈の損傷を防ぐ ためにワイア100,200の各第2端部にループ107.207に似たループ を設けることは好ましいことである。2つのワイア100,200が互いの一端 で分離したままになっている場合、これらワイヤを少な(とも僅かに異なる長さ のものとしてもよい。
区旦校ヱエ亥形宜施伝 もちろん、本発明はこれまでに述べてきたフィルタの特定の実施例に限定される ものではな(、その精神に基づいた各種変形例にも及ぶことは当然である。
即ち、例えば図8に示すように、2つのスパイラル100,200を、互いにほ ぼ等しく、且つ図1と図2のワイア100によって形成された第1スパイラルの 形状とほぼ同様の形状にすることも想定可能である。
これらのグリップは、装置の付勢操作を容易ならしめるものである。これらは各 種の変形の対象となり得る。これらのグリップについては更に詳細には説明しな いこととする。
°°29および30に六す ン 図29と30とは摘出を容易ならしめる本発明によるフィルタの変形実施例を示 す。
図29と30とに示すフィルタは、前述のフィルタに対して、2つのスパイラル 100.200の各端部の一方がスパイラルの外側に放射状に突出した閉ループ 150を構成していることを特徴としている。
図29と30によれば、ループ150は単一のワイアの曲げ部分、即ち図4.5 および6の曲げ部分140または142に形成される。
但し、このループ150は、エンドピース300,310または400で襞付き 差し込みで固定されたワイア100,200の端部に形成してもよい。
ループ150の長さは通常1.5c11程度であり、このループを構成するワイ ア部分の全長は31程度である。このループ150はほぼ開型を有する。
図31は、前述したブツシャ−600とカテーテル800を使用して、2重スパ イラル上部のループ150によりフィルタを装着する様子を示す。
フィルタはループ150においてブツシャ−600により掴まれていることに注 意されたい。
図32は同一のブツシャ−600とカテーテル800を使用して2重スパイラル の下部のループ150によりフィルタを装着する様子を示す。
図33は本発明によるフィルタによって扁平にされた大静脈を側面から見たとこ ろを示す。
図34〜36はカテーテル970内に置かれたケーブル960の一端と一体にな ったフック950からなる工具を使用してフィルタを摘出する様子を示す。
図34に示すように、フィルタのループ150はフック950によって掴むこと ができ、これによってフィルタは、図35と36に示すように、装着部位からカ テーテルにより引き抜かれる前に例えば大腿静脈VFを通してカテーテル970 内に完全に引き込まれる。
ループ150とフック併用き抜き工具950との組み合わせは、大腿部通路を介 してのフィルタの引抜き用の簡単な効果的な手段である。この器具は特にフィル タの曲りおよび/またはもつれを防止する。
このループ150は、血流と2回交差するのでフィルタ作用にも寄与する。
ループ150は2重スパイラルを形成するのに慣用の前述の熱処理を用いて2重 スパイラルに形成される。
本発明は上述した特別な実施例に限定されるものではなく、その精神によって各 種の変形例に及ぶことは言うまでもない。
例えば、上述の説明および添付図面に示した実施例では各ターンをほぼ円形のも のとしたが、例えば、はぼ卵形の偏平なターンやその他の形状のターンのように 、異なる形状のターンの使用も考えられる。
諺玉Ω藍皿 1、残留ばね作用を有する弾性ワイアで作られた形式の肺塞栓症防止フィルタに おいて、 フィルタの装着領域における静脈の周長のほぼ半分に等しい直径を有する中央タ ーン(1101および該中央ターンよりも小径の2つのサイドターン(120, 1301からなる実質的に3つのほぼ円形の非接触ターンを備えた少な(ともひ とつの第1非平面状スパイラルf1001 と、 前記第1スパイラルと非接触とされた少なくともひとつの第2非平面状スパイラ ル(2001とを備え、前記第1および第2スパイラルf100.2001がそ れらの両端のうちの一方からなる第1端部で接続されていることを特徴とする肺 塞栓症防止フィルタ。
2、複数本の別々のワイア(100,200+で形成されていることを特徴とす る請求項1に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
3、別々のワイア(100,2001が互いの両端の夫々で接続されていること を特徴とする請求項2に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
4、別々のワイアfloo、 2001が互いの両端の一方同士のみで接続され ていることを特徴とする請求項2に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
5、ワイア(100,2001が、接着結合、ろう付け、又はエンドピース(3 00,4001の差し込みから成るグループから選択された方法で接続されてい ることを特徴とする請求項3または4に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
6、単一のワイアで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の肺塞栓症 防止フィルタ。
7、単一のワイアの両端が、接着結合、ろう付け、またはエンドピースの差し込 みから成るグループから選択された方法で接続されていることを特徴とする請求 項6に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
8、単一のワイアの自由端にオーブンループ(107,207)が取り付けられ ていることを特徴とする請求項6に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
9.単一のワイアがそのほぼ中央部で曲げられていることを特徴とする請求項6 〜8の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
10、フィルタの両端のうちの少なくとも一方が前記ワイアの曲げ部によって形 成されていることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の肺塞栓症防止 フィルタ。
11、フィルタの両端のうちの少なくとも一方が、フィルタを掴んで引抜く摘出 操作を容易にするために曲げ部に不連続部分を有することを特徴とする請求項1 〜10の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
12、互いに逆の巻き方向の二つのスパイラルf100.200+を有すること を特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
13、互いに同じ巻き方向のスパイラル(100,2001を有することを特徴 とする請求項1〜12の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
14、各スパイラル(100,200)が実質的に等しい長さを有することを特 徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
15、残留バネ作用を有する各弾性ワイア(100,2001が金属製であるこ とを特徴とする請求項1〜14の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
16、各ワイア(100,2001が、■)銅とニッケルとアルミニウム、II )銅と亜鉛とアルミニウム、■)銅と亜鉛とアルミニウムとニッケル、■)銅と 錫とニッケル、の合金グループから選定された合金を基礎として作られているこ とを特徴とする請求項1〜15の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
17、フィルタの全体が薄い金の層で被覆されていることを特徴とする請求項1 〜・16の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
18、第2のスパイラル(2001が多数のターンを有し、該ターンの直径が実 質的に互いに等しく、且つ第1スパイラルの中央ターンfl101の直径よりも 小さいことを特徴とする請求項1〜17の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィ ルタ。
19、第2のスパイラル+2001がほぼ4ターンを有することを特徴とする請 求項1−18の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
20、第2のスパイラル(2001が第1のスパイラルと同一形状を有するとと もに実質的に非接触の3つのターン、即ち中央ターン(210)と該中央ターン よりも小径の2つのサイドターン(220,230+ とから成り、これら2つ のスパイラルが相互に離れていることを特徴とする請求項1〜17の何れか1項 に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
21、中央ターンfl101の直径がフィルタ装着領域における大静脈の周長の 半値に対応する値を有することを特徴とする請求項20に記載の肺塞栓症防止フ ィルタ。
22.2つのサイドターン(120,130,220,2301の直径が互いに ほぼ等しいことを特徴とする請求項1〜21の何れか1項に記載の肺塞栓症防止 フィルタ。
23、第1のスパイラルf1001のターンが互いに同軸で、第2のスパイラル (200)のターンが互いに同軸であると共に第1のスパイラルのターンに対し て離れていることを特徴とする請求項1〜22の何れか1項に記載の肺塞栓症防 止フィルタ。
24、第2のスパイラルf200)のターンの直径が第1のスパイラル(100 )の中央ターンの直径の半分と3分の1との間にあることを特徴とする請求項1 〜23の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
25.2つのスパイラル(100,200+が一定で互いに等しい直径を有する 複数ターンを有し、2つのスパイラル(100,2001が互いに離れているこ とを特徴とする請求項1〜17の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
26、直径の互いに異なる複数のワイア(100,2001を有することを特徴 とする請求項1〜25の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
27、第1のワイア(10口)が第2のワイアf200)よりも大径であること を特徴とする請求項1〜26の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
28、各ワイア(100,2001が0.25+P1mmの間の直径を有するこ とを特徴とする請求項1〜27の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
29、第1のワイアf1001が0,37■程度の直径を有することを特徴とす る請求項27に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
30、第2のワイアf200+が0.30+m程度の直径を有することを特徴と する請求項29に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
312つのワイア(100,2001の長さが22〜35m1間にあることを特 徴とする請求項1〜30の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
32、中央ターン(110,210+の直径がサイドターン(120,130; 220.230+の直径の1.25倍以上であることを特徴とする請求項1〜3 1の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
33、中央ターン(110,210+の直径(d110+がサイドターン(12 0,130;220,2301の直径fd120. d1301の1.4倍以上 であることを特徴とする請求項1〜32の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィ ルタ。
34、各スパイラル(100,2001の各ターンのピッチfpl、p21が互 いにほぼ等しいことを特徴とする請求項1〜33の何れか1項に記載された肺塞 栓症防止フィルタ。
35、第1のスパイラルttoo+の自由状態におけるピッチが少なくとも3I IIII+であることを特徴とする請求項1〜34の何れか1項に記載の肺塞栓 症防止フィルタ。
36、装着前の自由状態におけるフィルタの軸方向厚さが少なくとも9mmであ ることを特徴とする請求項1〜35の何れか1項に記載された肺塞栓症防止フィ ルタ。
37 中央ターンの直径(dl10+が装着前の自由状態でのフィルタの軸方向 厚さの2倍以上、典型的には2.5倍以上であることを特徴とする請求項1〜3 6の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
38 ワイアf100.200+の終端部に丸みを付けられた放射線不透過性の エンドピースf300.400+が固着されていることを特徴とする請求項1〜 37の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
39、少なくとも一方のエンドピース(300,4001にねじまたはタップ付 き構造体(6101が設けられ、これがフィルタ装着のためのブツシャ−と共同 動作を行うことを特徴とする請求項38に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
40.2つ以上のスパイラルを有することを特徴とする請求項1〜39の何れか 1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
41.2つのスパイラル(100,2001の両端の一方が閉ループ+15(I を形成してスパイラルの外方に放射状に突出されていることを特徴とする請求項 1〜4oの何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
42、閉ループf1501が1.5am程度の長さを有することを特徴とする請 求項41に記載の肺塞栓症防止フィルタ。
43、請求項l〜42の何れか1項に記載のフィルタと、スライド可能にフィル タを受入れ可能なカテーテル(8001と、フィルタをカテーテルf8001内 で移送する手段(600,6501、とを備えたことを特徴とする位置決め装着 用キット。
44、フィルタ移送手段が、フィルタのエンドピース(4001と共同動作可能 なねじまたはタップ付きの構造体+6101を備えたブツシャ−(6001を有 することを特徴とする請求項43に記載の位置決め装着用キット。
45、更に、近接端部においてクランプ(9301が取り付けられた可撓性ブツ シャ−(920)を内部に収容する可撓性管(9101を含む摘出器具を更に備 えたことを特徴とする請求項43又は44に記載の位置決め装着用キット。
46、クランプ(9301が、自由状態で開かれている2つの対称的な弾性顎( 932、936)で形成されていることを特徴とする請求項45に記載の位置決 め装着用キット。
47、弾性部材(940,9451が撓み力の解放によって可撓性管(9101 内においてブツシャ−とクランプ(9301とを押すことを特徴とする請求項4 5または46に記載の位置決め装着用キット。
1、−.102.202 国際調査報告 フロントベージの続き (81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、 SE)、 CA、 JP、 US (72)発明者 プル、フィリップ フランス国、28702 オーヌオー・セデクス、ベー・ペー・ニュメロ 27 、リュ・ド・う・レジスターンス 63、エトラノール・ソシエテ・アノニム内 (72)発明者 カット−、ジレ フランス国、28702 オーヌオー・セデクス、ベー・ペー・ニュメロ 27 、リュ・ド・う・レジスターンス 63、エトラノール・ソシエテ・アノニム内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.残留ばね作用を有する弾性ワイアで作られた形式の肺塞栓症防止フィルタに おいて、互いの両端の少なくとも一方同士で接続された少なくとも2本の非平面 状スパイラル(100,200)を備えたことを特徴とする肺塞栓症防止フィル タ。 2.複数本の別々のワイアに(100,200)で形成されていることを特徴と する請求項1に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 3.別々のワイア(100,200)が互いの両端の夫々で接続されていること を特徴とする請求項2に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 4.別々のワイア(100,200)が互いの両端の一方同士のみで接続されて いることを特徴とする請求項2に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 5.ワイア(100,200)が、接着結合、ろう付け、又はエンドピース(3 00,400)の差し込みから成るクループから選択された方法で接続されてい ることを特徴とする請求項3または4に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 6.単一のワイアで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の肺塞栓症 防止フィルタ。 7.単一のワイアの両端が、接着結合、ろう付け、またはエンドピースの差し込 みから成るクループから選択された方法で接続されていることを特徴とする請求 項6に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 8.単一のワイアの自由端にオープンループ(m7,207)が取り付けられて いることを特徴とする請求項6に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 9.互いに逆の巻き方向の二つのスパイラル(100,200)を有することを 特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 10.互いに同じ巻き方向のスパイラル(100,200)を有することを特徴 とする請求項1〜8の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 11.各スパイラル(100,200)が実質的に等しい長さを有することを特 徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィル外12.残留 バネ作用を有する各弾性ワイア(100,200)が金属製であることを特徴と する請求項1〜11の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 13.各ワイア(100,200)が、I)銅とニッケルとアルミニウム、II )銅と亜鉛とアルミニウム、III)銅と亜鉛とアルミニウムとニッケル、IV )銅と錫とニッケル、の合金グループから選定された合金を基礎として作られて いることを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィル タ、14.フィルタの全体が薄い金の層で被覆されていることを特徴とする請求 項1〜13の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 15.第1と第2の2つのスパイラルのうちの少なくとも第1のスイパイラルが 、実質的に中央ターン(110)と該中央ターンよりも小径の2つのサイドター ン(120,1301)とからなる3つの互いに非接触のターンであることを特 徴とする請求項1〜14の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 16.第2のスパイラル(200)が多数のターンを有し、該ターンの直径が実 質的に互いに等しく、且つ第1スパイラルの中央ターン(110)の直径よりも 小さいことを特徴とする請求項15に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 17.第2のスパイラル(200)がほぼ4ターンを有することを特徴とする請 求項16に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 18.第2のスパイラル(200)が第1のスパイラルと同一形状を有するとと もに実質的に非接触の3つのターン、即ち中央ターン(210)と該中央ターン よりも小径の2つのサイドターン(220,230)とから成り、これら2つの スパイラルが相互に離れていることを特徴とする請求項15に記載の肺塞栓症防 止フィルタ。 19.中央ターン(110)の直径がフィルタ装着領域における大静脈の周長の 半値に対応する値を有することを特徴とする請求項15〜18の何れか1項に記 載の肺塞栓症防止フィルタ。 20.2つのサイドターン(120,130;220,230)の直径が互いに ほぼ等しいことを特徴とする請求項15〜19の何れか1項に記載の肺塞栓症防 止フィルタ。 21.第1のスパイラル(100)のターンが互いに同軸で、第2のスパイラル (200)のターンが互いに同軸であると共に第1のスパイラルのターンに対し て離れていることを特徴とする請求項15〜17の何れか1項に記載の肺塞栓症 防止フィルタ。 22.第2のスパイラル(200)のターンの直径が第1のスパイラル(100 )の中央ターンの直径の半分と3分の1との間にあることを特徴とする請求項1 5〜17および19〜21の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 23.2つのスパイラル(100,200)が一定で互いに等しい直径を有する 複数ターンを有し、2つのスパイラル(100,200)が互いに離れているこ とを特徴とする請求項1〜14の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 24.直径の互いに異なる複数のワイア(100,200)を有することを特徴 とする請求項1〜23の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 25.第1のワイア(100)が第2のワイア(200)よりも大径であること を特徴とする請求項15〜24の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 26.各ワイア(100,200)が0.25mm〜1mmの間の直径を有する ことを特徴とする請求項1〜25の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 27.第1のワイア(100)が0.37mm程度の直径を有することを特徴と する請求項25に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 28.第2のワイア(200)が0.30mm程度の直径を有することを特徴と する請求項27に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 29.2つのワイア(100,200)の長さが22〜35mmの間にあること を特徴とする請求項1〜28の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 30.中央ターン(110,210)の直径がサイドターン(120,130; 220,230)の直径の1.25倍以上であることを特徴とする請求項15〜 18の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 31.中央ターン(110,210)の直径(d110)がサイドターン(12 0,130;220,230)の直径(d120,d130)の1.4倍以上で あることを特徴とする請求項15〜18の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィ ルタ。 32.各スパイラル(100,200)の各ターンのピッチ(p1,p2)が互 いにほぼ等しいことを特徴とする請求項15〜18、30および31の何れか1 項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 33.第1のスパイラル(100)の自由状態におけるピッチが少なくとも3m mであることを特徴とする請求項15〜18、30〜32の何れか1項に記載の 肺塞栓症防止フィルタ。 34.装着前の自由状態におけるフィルタの軸方向厚さが少なくとも9mmであ ることを特徴とする請求項15〜18、30〜33の何れか1項に記載の肺塞栓 症防止フィルタ。 35.中央ターンの直径(d110)が装着前の自由状態でのフィルタの軸方向 厚さの2倍以上、典型的には2.5倍以上であることを特徴とする請求項15〜 18、30〜34の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 36.ワイア(100,200)の終端部に丸みを付けられた放射線不透過性の エンドピース(300,400)が固着されていることを特徴とする請求項1〜 35の何れか1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 37.少なくとも一方のエンドピース(300,400)にねじまたはタップ付 き構造体(610)が設けられ、これがフィルタ装着のためのプッシャーと共同 動作を行うことを特徴とする請求項36に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 38.2個以上のスパイラルを有することを特徴とする請求項1〜37の何れか 1項に記載の肺塞栓症防止フィルタ。 39.請求項1〜38の何れか1項に記載のフィルタと、スライド可能にフィル タを受入れ可能なカテーテル(800)と、フィルタをカテーテル(800)内 で移送する手段(600,650)、とを備えたことを特徴とする位置決め装着 用キット。 40.フィルタ移送手段が、フィルタのエンドピース(400)と共同動作可能 なねじまたはタッブ付きの構造体(610)を備えたブッシャー(600)を有 することを特徴とする請求項39に記載の位置決め装着用キット。 41.更に、近接端部においてクランプ装置(930)が取り付けられた可撓性 ブッシャー(920)を内部に収容する可撓性管(910)を含む摘出器具を更 に備えたことを特徴とする請求項39又は40に記載の位置決め装着用キット。 42.クランプ装置(930)が、自由状態で開かれている2個の対称的な弾性 顎(932,936)で形成されていることを特徴とする請求項41に記載のキ ット。 43.弾性部材(940,945)が撓み力の解放によって可撓性管(910) 内においてブッシャーとクランプ(930)とを押すことを特徴とする請求項4 1または42に記載の位置決め装着用キット。
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