JPH0650465Y2 - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

Info

Publication number
JPH0650465Y2
JPH0650465Y2 JP8382089U JP8382089U JPH0650465Y2 JP H0650465 Y2 JPH0650465 Y2 JP H0650465Y2 JP 8382089 U JP8382089 U JP 8382089U JP 8382089 U JP8382089 U JP 8382089U JP H0650465 Y2 JPH0650465 Y2 JP H0650465Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope mechanism
lift cylinder
elevating
lifting
base body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8382089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0323196U (ja
Inventor
淳 塩沢
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋運搬機株式会社 filed Critical 東洋運搬機株式会社
Priority to JP8382089U priority Critical patent/JPH0650465Y2/ja
Publication of JPH0323196U publication Critical patent/JPH0323196U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0650465Y2 publication Critical patent/JPH0650465Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばロールボックスパレットや自動車等の
車両を昇降する際に用いられる昇降装置の改良に関す
る。
(従来の技術) 従来、この種の昇降装置としては、例えば第3図に示し
たもの(実願昭63−59666号参照)がある。
当該昇降装置100は、基本的には、門型を呈する基体101
と、基体101内でこれに昇降可能に設けた昇降体102と、
基体101に設けたリフトシリンダ103と、リフトシリンダ
103の伸縮に依り昇降体102の前部を昇降させる前部索条
機構104と、前部索条機構104と同期してリフトシリンダ
103に依り昇降体102の後部を昇降させる後部索条機構10
5と、から構成されている。
ところが、この様なものは、単一の車両Aしか昇降する
事ができなかつた。
そこで、第4図に示す如く、基体101並びに昇降体102の
前後長さを長くして増強すれば、複数の車両Aを一度に
昇降する事ができる。
然しながら、この場合には、とりわけ昇降体の厚さHが
厚くなるので、昇降体に対する車両の乗降が容易に行え
なかつた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創
案されたもので、その目的とする処は、複数の車両を昇
降できると共に、それでいて昇降体を薄くできる昇降装
置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の昇降装置は、門型を呈する基体と、基体内でこ
れに昇降可能に設けた昇降体と、基体に設けたリフトシ
リンダと、リフトシリンダの伸縮に依り昇降体の前部を
昇降させる前部索条機構と、前部索条機構と同期してリ
フトシリンダの伸縮に依り昇降体の後部を昇降させる後
部索条機構と、前部索条機構とリフトシリンダの伸縮に
依り昇降体の中間部を昇降させる中間部索条機構と、か
ら構成した事に特徴が存する。
(作用) リフトシリンダを伸縮させると、前部索条機構に依り昇
降体の前部が、後部索条機構に依り昇降体の後部が、中
間部索条機構に依り昇降体の中間部が夫々同期して昇降
される。
従つて、昇降体に乗入れた複数の車両を水平状態を保ち
つつ昇降する事ができる。
昇降体は、前部索条機構と後部索条機構に依り前後部が
支持されているだけでなく、中間部索条機構に依り中間
部も支持されているので、その分だけ厚さを薄くする事
ができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案の実施例に係る昇降装置を示す略式側
面図である。
昇降装置1は、基体2、昇降体3、リフトシリンダ4、
前部索条機構5、後部索条機構6、中間部索条機構7と
からその主要部が構成されている。
基体2は、門型を呈するもので、この例では、左右一対
の縦材とこれらを連結する適宜の横材を備えた前後のマ
スト8と、これらの上部どうしを連結する左右一対の梁
9とから成り、側面倒立略U型を呈して両マスト8の下
部横材が路面Gに接地されて自立されている。
而して、基体2は、二つの車両Aを収容できる大きさに
してある。
車両Aはこの例では、ロールボックスパレットにしてあ
る。
昇降体3は、基体2内でこれに昇降可能に設けたもの
で、この例では、側面略U型を呈するテーブル10と、こ
れの前後に設けた左右一対のリフトブラケット11と、こ
れらに軸設されて各マスト8の縦材に沿つて転動するロ
ーラ12と、テーブル10の前後の内側と中程に前後一対設
けた案内板と、中程の案内板13の上部に立設した中空状
のチェーンガード14とから成つている。
而して、昇降体3は、最降下時には路面Gに接地すると
共に、中程の案内板13並びにチェーンガード14を境にし
て前後に二つの車両Aが左右方向に乗降可能に載置され
る様にしてある。
リフトシリンダ4は、基体2に設けられたもので、この
例では、単一にしてあり、前マスト8の横方向の中程に
立設してある。
前部索条機構5は、リフトシリンダ4の伸縮に依り昇降
体3の前部を昇降させるもので、この例では、リフトシ
リンダ4のピストンロッドの上部に軸設した左右一対の
第一スプロケット15と、一端が前マスト8に他端がテー
ブル10の前部に夫々止結されて第一スプロケット15に掛
渡された左右一対の第一チェーン16とから成つている。
後部索条機構6は、前部索条機構5と同期してリフトシ
リンダ4の伸縮に依り昇降体3を後部を昇降させるもの
で、この例では、前マスト8の下部と上部に軸設した左
右一対の第一,第三スプロケット17,18と、後マスト8
の上部に軸設した左右一対の第四スプロケット19と、一
端がテーブル10の前部に他端がテーブル10の後部に夫々
止結されて第二,第三,第四スプロケット17,18,19に掛
渡した左右一対の第二チェーン20とから成つている。
中間部索条機構7は、前部索条機構5と同期してリフト
シリンダ4の伸縮に依り昇降体3の中間部を昇降させる
もので、この例では、前マスト8の下部と上部に第二,
第三スプロケット17,18と同軸に軸設した第五,第六ス
プロケット21,22と、梁9の中程に軸設した第七スプロ
ケット23と、一端がテーブル10の前部に他端がテーブル
10の中程に夫々止結されて第五,第六,第七スプロケッ
ト21,22,23に掛渡されると共にチェーンガード14内と中
程の案内板13間に挿通された第3チェーン24とから成つ
ている。
次に、この様な構成に基づいて作用を述解する。
リフトシリンダ4を伸縮させると、前部索条機構5の第
一スプロケット15と第一チェーン16に依り昇降体3のテ
ーブル10の前部が、後部索条機構6の第二,第三,第四
スプロケット17,18,19と第二チェーン20に依り昇降体3
のテーブル10の後部が、中間部索条機構7の第五,第
六,第七スプロケット21,22,23と第三チェーン24に依り
昇降体3のテーブル10の中間部が夫々同期してリフトシ
リンダ4のストロークの倍のストロークで昇降される。
従つて、昇降体3のテーブル10上に乗入れた二つの車両
Aを水平状態を保ちつつ昇降する事ができる。
昇降体3は、前部索条機構5と後部索条機構6に依り前
後部が支持されているだけでなく、中間部索条機構7に
依り中間部も支持されているので、その分だけ厚さhを
薄くする事ができる。
基体2は、先の実施例では、下部を常時路面Gに接地さ
せるものであつたが、これに限らず、例えば基体2の下
部に昇降可能な車輪を設けてこれを降下させる事に依り
基体2を離地させて移動できる様にしたり、基体2の下
部にこれを常時離地させる車輪を設けて移動できる様に
しても良い。
昇降体3は、先の実施例では、テーブル10の左右に何も
設けなかつたが、これに限らず、例えば車両Aの乗降を
容易にすると共に車止め機能を持たせる俯仰可能な渡板
を設けても良い。
リフトシリンダ4は、先の実施例では、前マスト8に設
けたが、これに限らず、例えば後マスト8や梁9に設け
ても良い。
前部索条機構5、後部索条機構6、中間部索条機構7
は、先の実施例では、スプロケットとチェーンで構成し
たが、これに限らず、例えばプーリとロープで構成して
も良い。又、スプロケットの数や位置、チェーンの掛け
渡し方は、先の実施例に限定させる事はない。
中間部索条機構7は、先の実施例では、一つであつた
が、これに限らず、例えば複数でも良い。
第2図は、中間部索条機構7を二つにして三つの車両A
を昇降させる様にしている。
車両Aは、先の実施例では、ロールボックスパレットで
あつたが、これに限らず、例えば他の手挿車や自動車等
でも良い。
(考案の効果) 以上既述した如く、本考案に依れば、次の様な優れた効
果を奏する事ができる。
(1)基体、昇降体、リフトシリンダ、前部索条機構、
後部索条機構、中間部索条機構とで構成し、とりわけ、
中間部索条機構を設けたので、複数の車両を昇降できる
と共に、それでいて、昇降体を薄くできる。
この為、昇降体に対する車両の乗降が容易に行なえる。
(2)中間部索条機構を設けると共に、昇降体の前後部
を昇降させるリフトシリンダを利用して昇降体の中間部
を昇降させる様にしたので、昇降体の中間部を昇降させ
る専用のリフトシリンダが不要となり、それだけ構造が
簡単化されてコストも安く付く。
又、昇降体の前後部の昇降との同期が確実に行なえ、昇
降体を常に水平状態で安定して昇降できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る昇降装置を示す略式側
面図。 第2図は、第二実施例を示す略式側面図。 第3図、第4図は、従来の昇降装置を示す略式側面図。 1……昇降装置 2……基体 3……昇降体 4……リフトシリンダ 5……前部索条機構 6……後部索条機構 7……中間部索条機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】門型を呈する基体と、基体内でこれに昇降
    可能に設けた昇降体と、基体に設けたリフトシリンダ
    と、リフトシリンダの伸縮に依り昇降体の前部を昇降さ
    せる前部索条機構と、前部索条機構と同期してリフトシ
    リンダの伸縮に依り昇降体の後部を昇降させる後部索条
    機構と、前部索条機構と同期してリフトシリンダの伸縮
    に依り昇降体の中間部を昇降させる中間部索条機構と、
    から構成した事を特徴とする昇降装置。
JP8382089U 1989-07-17 1989-07-17 昇降装置 Expired - Lifetime JPH0650465Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8382089U JPH0650465Y2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17 昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8382089U JPH0650465Y2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17 昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0323196U JPH0323196U (ja) 1991-03-11
JPH0650465Y2 true JPH0650465Y2 (ja) 1994-12-21

Family

ID=31631811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8382089U Expired - Lifetime JPH0650465Y2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17 昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0650465Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0323196U (ja) 1991-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0650465Y2 (ja) 昇降装置
KR100615920B1 (ko) 견인차량의 측면 리프트장치
JPH0812262A (ja) 天井クレーンの設置方法及びその装置
JP2561499Y2 (ja) 高所作業車の連結構造
JP3894384B2 (ja) リフタ
JPS625880B2 (ja)
JPH021357Y2 (ja)
JP2000095482A (ja) 車両用リフト装置
CN218932889U (zh) 一种应用于钢腹板连续梁施工的挂篮结构
JP2000313593A (ja) 車両のリフトアップ装置
JP2553311Y2 (ja) タワークレーンの昇降装置
JPH0340983Y2 (ja)
JPH0518389Y2 (ja)
JPH04261969A (ja) ガレージ
KR100502978B1 (ko) 견인차량의 측면 리프트장치
JP3956180B2 (ja) 壁背面点検等作業車
JPH0431166Y2 (ja)
JPH0233638B2 (ja)
JPH0655466A (ja) 船舶におけるビルジ部の作業台車
KR950004693Y1 (ko) 절첩식 다이어몬드 리프트의 수평균형장치
JP3675286B2 (ja) 重量物搬送機構
KR930002637A (ko) 분할팔레트 방식의 입체식 주차설비
JPH0940382A (ja) 高所作業車
JP2570407Y2 (ja) 大型タイヤの起立装置
JP2518316Y2 (ja) 昇降レールのロック装置