JPH06503938A - 漏洩インダクタンスを用いたフローティングゲート駆動回路 - Google Patents

漏洩インダクタンスを用いたフローティングゲート駆動回路

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JPH06503938A
JPH06503938A JP5511051A JP51105193A JPH06503938A JP H06503938 A JPH06503938 A JP H06503938A JP 5511051 A JP5511051 A JP 5511051A JP 51105193 A JP51105193 A JP 51105193A JP H06503938 A JPH06503938 A JP H06503938A
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ヴィンチアレッリ パトリツィオ
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ヴィエルティー コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 漏洩インダクタンスを用いた フローティングゲート駆動回路 発明の分野 本発明は容量柱入カバワースイツチング装置の導電性制御に関する。
容量性ゲート制御入力を有するバワースイ・ソチング装置(例えばMOS F  ET、I GBT (insuleted gate bipolar tra nistor) 、及びM CT (MOS−control led Thy ristor)は、オン・オフ負荷コントローラ、スイ・ソチング増幅器、モー タH動回路、DC−DCコンバータ、サイクロコンノく一夕等の種々の電子スイ ッチング回路において用いられている。かかるパワースイッチング装置は、例え ば8又は15Vの比較的低い電圧によりゲート容量を充電することによりターン オンせしめられ、ゼロVに近い電圧にまでゲート容量を放電することによりター ンオフせしめられる。何時パワースイッチング装置をターンオン及びターンオフ せしめるべきかの情報は、低電圧電子制御回路により生成される。この情報は、 パワースイッチング装置をターンオンオフせしめる手段として、パワースイ・ソ チング装置のゲート容量を素早く充放電するゲート駆動回路に供給される。
パワースイッチング装置のターンオン及びターンオフ速度を定めるゲート端子の 容量特性は、ゲート駆動回路の電源及びゲート容量への充放電電流に対する能力 に大きく依存している。
かかるパワースイッチング装置をターンオンオフさせる1つの良く知られた構成 は一対のゲートスイッチ(図1)である。第1ゲートスイツチ12は、ゲートバ イアス電圧源16及びパワースイッチング装置10のゲート端子に直列接続され ており、第2ゲートスイツチ14はゲート端子間に接続されている。制御回路1 8の制御によって第1スイツチをターンオンし第2スイツチをターンオフさせる と、ゲート容量20がバイアス電圧にほぼ等しい電圧にまで充電され、第1スイ ツチをターンオフして第2スイツチをターンオンさせると、ゲート容量がほぼゼ ロVにまで放電される。かかるタイプのゲート駆動回路22においては、各スイ ッチングサイクル(すなわちターンオン/ターンオフサイクル)において消散さ れる全エネルギは、当該サイクル内においてゲート容量20内に蓄積されたピー クエネルギの2倍に等しく、その半分は、第1ゲートスイツチ12において充電 中に消失し、他の半分は第2ゲートスイツチ14において放電中に消失する。ス イッチング周波数すなわちスイッチングサイクルの発生割合が高くなるに比例し て、ゲート駆動回路内において消散される電力が増大する。
このことは、特に、高周波パワースイッチング回路において問題である。
図2において示すように、シュタイゲルバルト(Steigerva I d  )氏に与えられた米国特許第4,967.109号(1990年10月30日) においては、第1ゲートスイツチに直列にダイオード及びインダクタを挿入する ことによりゲート駆動回路の効率を改善している。第1ゲートスイツチ22がタ ーンオンし、第2ゲートスイツチ24がターンオフしているとき、インダクタ3 2はゲート容量30と共鳴してゲート電圧がバイアス電源電圧26の2倍の電圧 にまで“リングアップ″する。ダイオード34は、ゲート容量からインダクタへ のエネルギの逆流を防止する。ゲート容量は、第2ゲートスイツチ24のターン オン(第1ゲートスイツチはオフ)によって放電される。このような擬似共振ゲ ート駆動回路36による方式には次のような利点がある。すなわち、(a)擬似 共鳴エネルギ転送メカニズムを用いることによって、第1ゲートスイツチ内のロ スがほとんど除去され、インダクタンス値を選択することによりすなわちゲート 容量30とインダクタ32によって形成されるLC回路の等価特性時定数を適当 に小さな値に設定することにより、ゲート電圧の立ち上りにおける素早い変化を 達成することが出来ること。(b)ゲート・ターンオン電圧を所望値とするため に必要とされるバイアス電圧源の値を半分に低減させることが出来ること。米国 特許第5,010,261号(1991年4月23日発行)は、ターンオン時及 びターンオフ時に擬似共鳴動作を生じて駆動回路におけるロスを更に小さくした より複雑なゲート駆動回路を開示している。また、パワースイッチング装置と、 ゲート及びバイアス電源と直列なインダクタ及びダイオードとの間に単一のスイ ッチを設けた方式がI E E E Transactions on Pow er Electronics(1989年4月)の194頁のrZero−V oltage 5w1tched QuasL−Resonant Buck  and Flyback C0nVerterS−EXperlllental Results at 10MHzJ (Tablsz、及びGradzkl他 )において記載されている。この回路においては、ゲート電圧のバイアス電源電 圧の2倍以上の電圧値への擬似共鳴リング・アップが定周波数パワーコンバータ における4フライバツク”方式を用いることにより達成されている。
上記した従来の擬似共鳴ゲート駆動回路22.36は、ゲート駆動回路、制御回 路及びパワースイッチング装置のゲート端子が全て共通の信号帰路に準拠してい る回路例である。しかし乍ら、パワースイッチング装置のゲート端子が、制御回 路の信号帰路の電圧とは異なる電圧になっている(フローティング状態の)回路 ノード(node)に準拠している場合も数多くある。例えば第3図に示す従来 例において、パワースイッチング装置40のゲート電圧Vgは、回路ノード42 に準拠しており、この回路ノードはパワースイッチング装置がターンオン及びタ ーンオフするにつれて電圧変動する。フローティング状態にあるパワースイッチ ング装置のゲートを駆動する1つの方法としてアイソレーションが施されていな い能動型レベルシフトゲート駆動回路を用いる。かかる回路としては、米国カリ フォルニア州のインターナショナルレフティファイヤー(10ternati。
nal Rectifier)社によるモノリシック集積回路として製造される パート !+10. I R2125があり、これはブリリミナリーデータシー トNo、 P D −” 8.017の(高電圧電流制限MOSゲートドライバ )に記載されている。別の能動型レベルシフト回路はインターナショナルレフテ ィファイヤー社の応用ノートAN−978A、1990年に記載されている。
ところで、かかる回路は以下の如き欠点を有する。すなわち、(a)これらの回 路が従来のフローティング状態ではない駆動回路に比べてよりロスが多くしかも より複雑であること。(b)かかる回路に用いられる能動型レベルシフト装置( すなわち半導体装置)はフローティング状態にある回路ノードと制御回路信号の リターン分との間の電位差に耐えねばならず、もしこれらの電圧が回路の破壊定 格電圧を越えたときこれらの装置が損傷してしまうこと。(C)制御回路とフロ ーティング状態のゲートとの間の電流的なアイソレーションがない故にノイズに 対する感度が増大しフローティング電圧の変化率に対する感度も増大してしまう こと。(d)これらの回路がゲートバイアス電圧の為のフローティング電源(例 えばフローティングバイアス電源、ブートストラップ回路、チャージポンプ)を 必要とすること。
フローティングゲート駆動回路を形成する他の方法はゲート駆動回路にアイソレ ーション(絶縁)用トランスを用いることである。かかるゲート駆動回路の1つ が米国特許第4,748.351号”Power MOSFET Gate D river C1rcuit’、(1988年5月31日発行)に開示されてお り、これは図4に示されている。図4に示す如<、トランスアイソレーションゲ ートドライバ50は通常のパルスアイソレーショントランス52を有し、このト ランスは制御回路リターンに準拠した一次巻線54とフローティングゲート端子 ノード60に準拠した一対の2次巻線56. 58.を有する。−次巻線に接続 した微分ドライバ62は2次巻線によって転送される電圧パルスの極性変化を許 容する。一方の2次巻線56は第1ダイオード64とパワースイッチング装置6 6のゲート端子に直列に接続されており、他方の2次巻線58は第2ダイオード 68及びゲートスイッチ70のゲート制御端子に直列に接続されている。ゲート スイッチ70はパワースイッチング装置66のゲート端子間に接続されている。
いま、−次巻線が第1極性のパルスによって駆動されたときパワースイッチング 装置のゲート容量72は微分ドライバの電圧出力及びトランス52の巻数比によ って定まる電圧にまで充電される。また、反対の極性のパルスによって一次巻線 が駆動された時、ゲートスイッチ70はターンオンしパワースイッチング装置の ゲート容量は放電せしめられる。トランス絶縁ゲートドライバ50は回路の1雑 さ、破壊電圧容量、雑音余裕及びフローティングバイアス電源の必要性の除去の 点において改善されている。他のトランス絶縁ドライバの回路例が上記したイン ターナショナルレフティファイヤー社の応用ノートに開示されている。しかしな がら、ロスの観点から見ると、トランス絶縁回路は従来のゲート駆動回路に対し て改善されていない。
光学的結合を用いた電流アイソレーションゲートドライバ回路が知られている。
しかしながら、かかる回路はフローティングのバイアス電圧源を必要とし、さら に電気的結合回路に比してより長い伝送遅延を示すのである。
米国特許第4.415.959号は入力電源から絶縁トランス内の制御された大 きさの漏洩インダクタンスを介してキャパシタにいかにロスなくエネルギが転送 されるかを教えている。この米国特許に開示されたフォワード型パワーコンバー タ回路においては、1つのスイッチが、制御された大きさの漏洩インダクタンス を有するトランスの一次巻線に電源を結合させる。このトランスの二次巻線はキ ャパシタ及びダイオードに直列に接続されている。このスイッチは零電流のとき 閉成し、これによって、電流はトランス巻線内においてほぼ正弦波状に上昇しか つ下降して所定量のエネルギが入力電源からトランスの漏洩インダクタンスを介 してキャパシタに転送され、スイッチは零電流において開放されるのである。こ のようなエネルギ転送位相の間において、理想状態を考えると、キャパシタは反 射された電源電圧の2倍に等しい電圧に充電される。なお、この反射電源電圧は 入力電源電圧をトランスの結合係数によって乗算しかつ一次二次巻数比によって 除算した値に等しい。二次巻線に直列なダイオードはキャパシタに蓄積されたエ ネルギが電源側に戻ることを防止するのである。
発明の概要 本発明は、実効的な容量を有するゲート制御入力端を有するパワースイッチング 装置の容量性ゲート入力を充電しかつ放電するゲート駆動回路を提供することで ある。かかるゲート駆動装置においては、−次及び二次巻線を有するトランスが 制御された大きさの実効漏洩インダクタンスを有するように形成される。第1の スイッチング素子が一次巻線に直列に接続される。制御回路はこの第1スイツチ ング素子を選択的に閉成かつ開放せしめて一次巻線に電圧源を接続する。第1単 方向導電素子が2次巻線に直列的に接続される。この第1単方向導電素子は第1 スイツチング素子による導通の間導通するような方向に配置されている。
いくつかのボートがゲート駆動回路をパワースイッチング装置のゲート制御入力 に接続する。一方、該実効容量を放電する放電回路も設けられている。駆動ロジ ック回路は電圧源からゲート制御入力の実効容量を充電するボートへの量子化さ れたフォワード方向のエネルギ転送を可能にし、また、放電回路を動作せしめて 実効容量を放電せしめる。
本発明の好ましい実施例は次の特徴を有する。放電回路が第1単方向導電素子及 び二次巻線に直列にかつボートの間に接続された第2スイツチング素子を有する 。駆動ロジック回路はパワースイッチング装置のオン又はオフ状態及び第1スイ ツチング素子のオーブン又はクローズ状態を判別する検知回路を含み、さらに、 パワースイッチング回路のオン又はオフ状態及び第1スイツチング素子のオープ ン又はクローズ状態に応じて量子化されたフォワード方向のエネルギ転送を可能 にしかつ放電回路を動作させる駆動回路を含んでいる。上記した検知回路は、該 パワースイッチング装置がターンオン又はターンオフしているかどうかを示す導 電性情報を検知する第1人力及び上記した第1スイツチング素子がオーブン状態 又はクローズ状態にあることを示す第1スイツチ状態情報を検知する第2検知入 力を含んでいる。該駆動回路は、該パワースイッチング装置がオフ状態のときの 第1スイツチング素子の閉成に応答して、第2スイツチング素子を開放せしめて 電源から該パワースイッチング装置をターンオンさせる手段としてのゲート制御 入力の容量に量子化されたフォワード方向のエネルギ転送を可能にし、さらに該 パワースイッチング装置のオン状態のときの第1スイツチング素子の開成に応答 して前記第2スイッチング素子を閉成せしめて該容量を放電せしめて該パワース イッチング装置をターンオフせしめる。いくつかの実施例においては、制御回路 が第2巻線内の電流が零となる量子化フォワードエネルギ転送サイクルの次の開 始のときに第1スイツチング素子を開放するようになっている。他の実施例にお いては、第2巻線内の電流が零になるときの量子化フォワードエネルギ転送サイ クルの次の最初の開始時点よりも遅い時点で第1スイツチング素子が開放される ようになっている。さらに他の実施例においては、制御回路か量子化フォワード エネルギ転送サイクルの開始の後の所定時間に第1スイツチング素子を開放せし めるようになっている。この後者の場合においては、所定時間が第1スイツチの 閉成と第2巻線内の電流が零になるときの時間間隔の最大値に等しいか又はこれ より大になるように選択される。
検知された導電性情報はゲート制御入力の両端電圧を示すかパワースイッチング 装置によって運ばれる電流を示す電気信号である。
第1スイツチ状態情報は二次巻線の両端電圧を示す電気信号である。
駆動ロジック回路は該導電性情報が所定の第1閾値より以下であり、第1スイツ チング素子が開放しているときに第2スイツチング素子をターンオンさせるよう になっている。いくつかの実施例においては該導電性情報がゲート制御入力の両 端電圧を含みかつ第1閾値が8ボルトにほぼ等しい。
本発明による装置はさらにトランスの磁化電流の効果を制御する手段として、例 えば抵抗に直列に接続した第2単方向導電素子を含む抑制(snubber ) 回路を含むこともある。この抑制回路は二次巻線に並列接続され、第2単方向素 子は第1単方向導電素子が電流を通しているときには非導通になるような方向に 接続される。この第1単方向導電素子、第2スイツチ、駆動ロジック回路及び抑 制回路は単一のモノリシック集積回路とすることも出来る。
本発明による装置は一次巻線に直列接続したインダクタンス、又は二次巻線に直 列接続したインダクタンス、又は容量制御入力端に並列接続したインダクタンス を含むこともある。
第1スイツチング素子及び制御回路は、第1スイツチング素子の閉成によって開 始し第1スイツチング素子の開放によって終了する電荷転送サイクルの間におけ る二次巻線に接続された回路へ転送される電荷量を選択的に選べるように形成さ れている。例えば、電荷転送サイクルの間に転送される電荷量は、電荷転送サイ クルがパワースイッチング装置をターンオフせしめることか意図されている場合 は第1所定値より低い。また駆動ロジック回路は電荷転送サイクルの開始時点に おいてパワースイッチング装置がターンオフしかつ電荷転送サイクルの間におい て転送される電荷量か該第1所定値より低い場合、電荷転送サイクルの終了時点 においてこの駆動ロジック回路が第2スイツチング素子を閉成せしめるように形 成されている。電荷転送サイクルにおいて転送される電荷量の選択的調整は第1 スイツチング素子の閉成時間長によってなされる。第1スイツチング素子は高抵 抗スイッチに並列な低抵抗スイッチによって形成されることが出来、電荷転送サ イクルの間における転送電荷量の選択的調整は1又は他のスイッチの開放及び閉 成によってなされる。
量子化フォワード方向エネルギ転送サイクルの終了時点において第1スイツチン グ素子が開放せしめられたとき、有効容量の両端電圧値は電源及びトランスによ って形成される反射電源電圧より大である。
トランス、第1スイツチング素子、制御回路、第1単方向導電素子、第2スイツ チング素子、駆動ロジック回路及び磁化電流制御手段は5つの端子を有する単一 の複合素子からなる。ここで、該5つの端子のうち、第1の端子はパワースイッ チング装置がターンオン又はターンオフしていることを示す電気信号を制御回路 に伝送するためのものであり、第2端子は電源の一方の端子に接続され、第3端 子は電源の他方の端子に接続されて低いレベルの電気信号の反射信号に接続され 、第4及び第5端子はパワースイッチング装置のゲート制御人力に接続され、制 御回路はモノリシック集積回路として形成される。
制御回路及び第1スイツチング素子は単一のモノリシック集積回路として形成さ れる。また該駆動ロジック回路、第1単方向導電素子、第2スイツチング素子及 び磁化電流制御手段は単一のモノリシック集積回路として形成されている。複合 装置はハイブリッド構成とすることができる。
本発明による集積化駆動パワースイッチング装置は、例えば、3つの端子を有す る。すなわち、第1端子は集積駆動パワースイッチング回路を二次巻線の一端に 接続させるための端子であり、第2端子は集積化駆動パワースイッチング装置を 二次巻線の他端に接続させるためであり、第2端子はパワースイッチング装置の 第1電流伝送端子にも接続される。第3端子は該パワースイッチング装置の第2 電流伝送端子に接続される。集積化駆動パワースイッチング装置は単一のダイ( die)状に設けられたモノリシック集積回路として形成され得、或いは第1単 方向導電素子、第2スイツチング素子及び磁化電流制御手段からなる第1のモノ リシック集積回路と、駆動ロジック回路と、パワースイッチング装置をなすパワ ースイッチング半導体ダイからなることも考えられる。該第1モノリシック集積 回路及び半導体ダイはハイブリッド構造及び総合結合技術によって単一のパッケ ージ内に組み込まれる。
1つの動作モードにおいては、単方向の電圧パルスの列がトランスの一次巻線に 供給され、該単方向パルスの列はパワースイッチング装置が交互にターンオン及 びターンオフをなすようにする。
本発明により、ゲート駆動装置におけるパルス同期のロスを回避する方法が提供 される。この方法は第1スイツチの開成がパワースイッチング装置をターンオン 又はターンオフせしめることを意図したものかどうかによって第1スイツチング 装置が閉成している間におけるトランス二次巻線に接続された回路への転送電荷 量を調整するステップと、該第1スイツチング素子が閉成されている間における 有効容量への転送電荷が所定閾値より低い場合、該パワースイッチング装置の有 効容量を放電せしめるステップとからなる。本発明の他の利点及び特徴は以下の 説明及び請求項の記載から明らかとなる。
図面の簡単な説明 図1及び2は従来の非絶縁ゲート駆動回路を示す。
図3はパワースイッチング素子のゲート端子間の電圧が負荷電圧以上にフローテ ィング状態となるべき高圧側スイッチング回路を示す。
図4は従来のトランスアイソレーションゲート駆動回路を示す。
図5は本発明によるゲート駆動回路を示す。
図6は図5のゲート駆動回路の動作波形を示す。
図7は図5のゲート駆動回路に用いられる抑制回路の一実施例を示す。
図8は本発明によるゲート駆動回路に用いられる回路の好ましい実施例の回路図 を示す。
図9A及び9Bは、各々、図8に示される回路を含むゲート駆動回路及び寄生回 路インダクタンスを含むゲート駆動回路の一部を示す。
図10は図9のゲート駆動回路の動作波形を示す。
図11A乃至図11Fはパワースイッチング素子のオン及びオフ状態が種々のゲ ート駆動回路の実施例において人力パルス列にいかに同期するかを示している。
図12はデュアルインピーダンスシングルエンデイツド駆動回路を含むゲート駆 動回路を示す。
図13は本発明によるゲート駆動回路のゲートスイッチとしてMOSFETを用 いる方法を示す。
図14は図5のゲート駆動回路の種々の素子を単一のパッケージに組込んだ三端 子素子を示す。
図15は単一のパッケージ内のパワースイッチング素子と共に図5のゲート駆動 回路の素子を組合わせた三端子素子を示す。
図16は本発明によるゲート駆動回路に付加的なインダクタンス又は容量を加え る方法を示している。
好ましい実施例の説明 図5において、本発明によるゲート駆動回路102が示されている。この図にお いて、ゲート駆動回路102は巻数N1の一次巻線106及び巻数N2の二次巻 線108を有する漏洩インダクタンストランス104を含んでいる。
漏洩インダクタンストランス104は、Mヘンリーの相互インダクタンスを有し 、値にの結合係数、L1ヘンリーの全−次インダクタンス及びL2ヘンリーの全 二次インダクタンスを有している。ゲート駆動回路102は、更に、第1ダイオ ード110、ゲートスイッチ112及びゲートスイッチ112をオン又はオフ状 態に制御する駆動ロジック回路114を含んでいる。図において、ゲート駆動回 路102の出力は例えばMOSFET、IGBT、MCT等の容量性ゲート制御 入力を有するタイプのパワースイッチング装置118のゲート制御入力端子16 2.164に接続されている。説明の便宜の為にパワースイッチング装置のゲー ト容量はランプキャパシタ116として示されている。
ゲート駆動回路の入力はバイアス電圧源126及びシングルエンディラドスイッ チ124に接続されている。このシングルエンディラドスイッチは制御回路12 2によってターンオン及びターンオフせしめられる。パワースイッチング装置の ゲート端子162,164は回路ノード1201:準拠せしめられ、この回路ノ ードは制御回路122及びバイアス源126の信号リターンから異なる電圧値に フローティング状態とされている。
種々の実施例において、図5に示したゲート駆動回路は“多重(MULTIPL EXED)”モードにて動作する。
トランス104の一次巻線106に適当なタイミングによって供給される電圧パ ルス(例えば、シングルエンディラドスイッチ124の開閉による)はパワース イッチング装置118をターンオンさせる。パワースイッチング装置118は一 次巻線に別の電圧パルスが供給されるまでターンオン状態を維持し、該電圧パル スを受けたときターンオフする。これらの電圧パルスは同じ極性である。トラン スの二次電圧VSeC及びパワースイッチング装置のゲート電圧Vgは二次検知 入力132及びゲート検知入力134を介して駆動ロジック回路114に供給さ れる。駆動ロジック回路114はゲートスイッチ112かターンオンしてゲート 容j1116を放電してパワースイッチング装置をターンオフせしめるタイミン グ及び該ゲートスイッチ112をターンオフさせてパワースイッチング装置をタ ーンオンさせる手段としてのゲート容量を充電せしめるタイミングを定める。
好ましい実施例において、図5のゲート駆動回路102におけるトランス104 は制御された大きさの漏洩インダクタンスを有するように設計される。すなわち 、これは漏洩インダクタンストランスである。かかるゲート駆動回路102の動 作を説明するために、理想的な回路素子を用いたと仮定し、最初に、ゲートスイ ッチ112及びパワースイッチング装置118が共にオフであるとする。すなわ ちゲート容量116が放電されゲート電圧Vgがほぼ零である、とする。時刻t −tOにおいて制御回路122がシングルエンディラドスイッチ124(図6A )を閉成し、バイアス電圧源126、vbを漏洩インダクタンストランスの一次 巻線106の間に印加する。米国特許第4,415,959号” Foward  Converter SwItchjng at Zero Current  ”に開示された原理に従って、漏洩インダクタンストランス104の一次巻線 106二次巻線108の双方に流れる電流I pri及びl5ec(図60及び 6B)が時刻1−10において0であり時刻1−10及びt−tlの間において 、正弦波的に上昇して下降して、バイアス電源からトランス104の漏洩インダ クタンス及び直列ダイオード110を経てエネルギが転送される。この量子化フ ォワード方向エネルギ転送位相において、ゲート容量116の両端電圧Vg(図 6D)は次式によって近似される値に正弦波的に上昇する。すなわち、Vmax  −2命Vb ψ(M/L 1) −2ΦVb ・(k/a ) −2・Vre fここで、a −N 1 / N 2はトランス104の巻数比であり、Vre f −Vb ・(k/a)は、トランス及びバイアス電源によって形成される反 射電源電圧として定義される。時刻t−tlにおいて、電流l5eCは零になり 、制御回路122はシングルエンディラドスイッチ124を開放せしめる。この ような技術すなわち電源から直列なダイオード及びトランスの実効漏洩インダク タンスを経てコンデンサに単方向に転送してコンデンサ電圧をピーク値にリング アップさせる技術は“量子化フォワード方向エネルギ転送“としてここでは称さ れる。
時刻1−10及びt−tlの間において、磁化電流が一次巻線において形成され る。図60に示したようにこの磁化電流は点線1mによって示され、時刻t1に おいて零ではない値I priになる。この磁化電流の効果は従来の種々の技術 によって制御され得る。例えば、抑制(snubber )回路は抵抗130及 び第2ダイオード128からなり、図7に示すように、漏洩インダクタンストラ ンス104の二次巻線108の間に接続され得る。シングルエンディラドスイッ チ124が開放されているとき、磁化電流は二次巻線に流入し、抑制回路は二次 電圧の負のピーク偏位(図6E)を制御する。これは、磁化エネルギーを熱とし て消費するのである。
時刻t−tlの直後において、ゲート容量はv waxにまで充電され、第1ダ イオード110は逆バイアスされて、ゲート容量はトランスの二次巻線を介して 放電することを禁止され、パワースイッチング装置118はターンオンする。ゲ ート電圧Vgはゲート検知接続部134を介して駆動ロジック回路114に供給 され、時刻t−t1がらt−t2までの間において駆動ロジック回路を動作させ るバイアス電源としてさらに電圧Vgの値を示す信号入力として働く。
時刻t2において制御回路は再びシングルエンディラドスイッチを閉成せしめる 。ゲート容量は2・vb・(k/a)によって近似される電圧に充電される故、 第1ダイオードは逆バイアスされて二次電圧がvb・(k/a) −Vtaax  / 2(図6E)によって近似される値にまで上昇する。駆動ロジック回路1 14はパワースイッチング装置のオンのとき(これはゲート検知入力134のV gの値によって検知される)、二次検知入力132を経て検知した二次電圧の上 昇を検知してゲートスイッチ112をターンオンせしめてゲート容jl(図6D )を放電せしめてパワースイッチング装置をターンオフさせる。シングルエンデ ィラドスイッチは時刻t−i3においてターンオフし、この後においてゲート駆 動回路は時刻t−tQにおいて存在した動作状態に再びなる。ゲート電圧の上昇 時間(ゲート電圧が零ボルトからピーク値V waxにまで上昇するt−tQが らt−tlまでの時間)は、ゲート容!116.Cgの有効値トランスの有効二 次漏洩インダクタンスの値の関数である。値にの結合係数によって均等に結合し た巻線を有しがっ一次巻線をオーブンとして測定した二次巻線のインダクタンス すなわち全二次インダクタンスLsを有するトランスにおいて、巻線抵抗を無視 するとすれば、有効二次漏洩インダクタンスはL12−2・Ls・(1−k)と して表される。
L12の二次漏洩インダクタンス及び有効ゲート容量Cgを有する回路の上昇時 間T「はpi−sqrt(2・Ls”Cg (1−k))となる。例えば、結合 係数に−0,97及び4.5マイクロヘンリーの二次インダクタンスを有する漏 洩インダクタンストランスを含み3000マイクロフアーラツドに等しい実効ゲ ート容量を有するパワースイッチング装置を駆動するゲート駆動回路は上昇時間 Tr−89ナノ秒を呈する。図5のゲート駆動回路102は次のような利点を有 する。すなわち、(a)この回路は電流アイソレーションの利点すなわちフロー ティング駆動能力、高い定格破壊電圧及び高い雑音余裕を提供すること。(b) この回路はフローティングのバイアス電源を必要としないこと。(C)図4に示 すようなフローティングバイアス電源を用いない従来のトランスアイソレーショ ン駆動回路において実現し得る有効なゲート駆動電圧の2倍のゲート駆動電圧を 量子化フォワード方向エネルギ転送メニカズムを用いることによって実現出来る こと。(d)該量子化フォワード方向エネルギ転送メカニズムを用いることによ って、ゲート容量を充電するゲート駆動回路におけるロスが大きく減少されるこ と。
図5の駆動ロジック回路114を実現する方法はいろいろある。例えば250K Hz及びIMHzの如き高速のモータ駆動回路又は共鳴若しくは擬似共鳴DC− DCコンバータに用いられる1つの例が図8において示されており、漏洩インダ クタンストランス104を除いて図5のゲート駆動回路102に含まれる全ての 素子がモノリシックシリコン集積回路200の形で実現されている。図8におい て、この集積回路は図5の第1ダイオード110に対応する第1ダイオードD2 、図7の抑制回路を構成する第2ダイオード128及び抵抗130に対応する第 2ダイオードD4及び抵抗R4、及びトランジスタQ6.Q15.Q16の“ト リプリントン(trjpl ington)” (以下単にトリプリントンと称 する)を含んでいる。このトリプリントンは図5のゲートスイッチ112に対応 する。このトリプリントンはトランジスタQ15及びQ16の“ダーリントン“  (以下ダーリントンと称する)及び駆動トランジスタQ6からなることかわか る。図8のバランス回路は図5の駆動ロジック回路1ユ4に対応する。応用例に おいては、図8に示す集積回路は、図9に示す如く、漏洩インダクタンストラン ス204及びパワースイッチング素子218に入力、出力及びリターン接続、2 50.252及び254を介して接続される。
図8.9及び10を?照しつつ、図8の集積回路2o。
を含む図9のゲート駆動回路202の動作を説明する。この際、スイッチサイク ルの開始点の直前すなわち時刻1−tOにおいて、パワースイッチング素子21 8のゲート容量は電圧Vi(以下に述べるように零ボルトに近い値)にまで放電 され、パワースイッチング素子218はオフ状態とする。時刻t−tot:gい て制御回路222はシングルエンディラドスイッチ224をターンオンせしめる 。既に述べたように、このシングルエンディッドスイッチヲ閉成することはバイ アス電圧源226がら漏洩インダクタンストランス204及び第1ダイオードD 2を経てゲート容量216にフォワード方向のエネルギ転送を開始せしめる。
vsec及びVgが増大を始める故、トランジスタQ11゜Q12.Q14及び Q27は抵抗R6,R7,R8及びダイオードD1を介してオンとなるようにバ イアスされる。
これらの回路素子がオンであることによって、(a)トリプリントントランジス タQ6.Q15及びQ16かオフに維持されてゲート容量が充電し続けるように しく図10C)、且つ(b)トランジスタQ5.Q8.QIO及びQ19がオフ に維持される。ゲート電圧の最初の立ち上りは抵抗R14及びトランジスタQ1 8の中を電流が流れるようにする。トランジスタQ18及びQ4はカレントミラ ーとして接続されている故、ツェナーダイオードDllがVgのツェナー破壊電 圧(実際の回路において公称5.8ボルト)を越えるまでこの電流を禁止する場 合を除いて抵抗R14内を流れる電流にQ4のコレクタを流れる電流が等しくな る。よって、Vgが5.8ボルトを越えるまでトランジスタQ4は導通を続け、 トランジスタQ13がオフ状態となる。
Vgが5.8ボルトを越えると、ツェナーダイオードD11は導通を始め、Q4 のコレクタ電流はQ18によってミラー化された値に等しい小さい電流値に限定 される故、Q4のコレクタの電圧は上昇を始める。ゲート電圧が所定の最低閾値 V (Dllの破壊電圧及び抵抗R16及びR26によって定まり、図8の回路 においては約8ボルト)を越えたとき、トランジスタQ13はターンオンする( 図10Hにおける時刻tl)。Q13はQ15のベース電位を低く維持し、よっ て、ダーリントンを不能状態とする。
時刻t−t2において二次電流l5ec(図10B)は零に戻り、ゲート電圧は ピーク値v IIax ’に達し、その時点で制御回路222はシングルエンデ ィラドスイッチ224をターンオフし従って二次電圧v secは急激に低下す る。ゲート容量の両端の初期電圧は、時刻t−tOにおいてViに等しい故、時 刻t−t2においてゲート容量はV IIaX ’ −VIlax−Viの値に まで充電される。ここで、既に定義したようにVmax−2・vb・ (k/a  )である。第2ダイオード228及び抵抗230によって形成される抑制回路 は時刻t2においてトランス204に流れる磁化電流に伴なうエネルギを消散す る。第2電圧の急激な低下はトランジスタQ14及びQ27の駆動を除去してそ れらをターンオフせしめる。Q27がターンオフするとトランジスタQ8及びQ IOは、ゲート電圧Vgを介して抵抗R13を流れる電流の結果ターンオンする 。Q8がオンであるのでラッチQ27はオフとなる。QIOのオンはQll及び Q12をターンオフせしめる。Qll、Q12及びQ14が全てオフであると、 013がオンである結果ダーリントンが単独にオフに維持される。
時刻t−t2からt−t3の間においてゲート電圧Vgは集積回路200によっ て導出される電流の故にやや減少傾向になり、このことはパワースイッチング素 子218がオン状態にあり続ける時間について上限を設けることになる。図8の 回路において、抵抗R5はこの電流の大きさに関係し、ゲート容量の両端の約1 0にΩの実効抵抗Ref’rとして作用する。時刻t−t’:2からt−t3の 間において、放電の時定数はτ−Refr−Cgとして評価され得る。ここで、 Cgは放電期間中のゲート容量の実効値である。例えば、もしパワースイッチン グ素子が3000ピコフアーラ・ソドの実効ゲート容量を有するFETであるな らば、時刻を−t2からt−t3に亘る期間における放電の時定数は約30マイ クロ秒である。もしゲート駆動回路がゲートをピーク値Vn+ax’ (すなわ ち図10Cの時刻t2)にまで充電し、さらに、パワースイッチング素子を導通 状態にするに必要なゲート電圧の最小値がVgiinボルトであるならば、最大 の導通期間は約t −τ・I n (Vmax’/Vgnl1ax ■in )として表される。例えば、Viax’−13VであってVgrAjn =9Vであるならば、上記した条件のもとで、tonIlax−11マイクロ秒 である。このことはスイ・ソチがtOnffiaXに比べられる期間においてオ ンに維持さるべき低い周波数のスイッチングパワー変換器においては基本的でア ル。例えば、100KHz以下のスイッチング周波数で作用するパルス幅変調ス イッチングパワーコン/く一夕の場合である。ところが、多くの共鳴又は零電流 スイ・ソチングコンバータにおいては、パワースイッチング素子の導通期間は比 較的固定されている。例えば0. 5又は1マイクロ秒である。一方においてス イッチング周波数は例えば50KHzからIMHzに亘る比較的広い範囲におい て変化する。例えば、米国特許第4,415.959号に示した如き零電流スイ ッチングコンバータにおけるパワースイ・ツチング素子の典型的な導通期間は約 500ナノ秒である。このような装置においては、パワースイッチング素子の導 通期間において図8の駆動回路によって導出される電流のゲート電圧に対する影 響は無視し得る。
時刻t3において制御回路222は再びシングルエンディラドスイッチ224を 閉成させる。第1ダイオード210は逆バイアスされている故、電圧Vsecは Va+ax/2の値にまで上昇し、抵抗R3に電流を流さしめトランジスタQ6 をターンオンさせる。Q6の高い電流源能力がトランジスタQ13の電流シンク 能力を越える故、Q13は飽和してQ15及びQ16がターンオンする。Q16 のベース電圧の上昇によってQ19がターンオンし、これによって、Q13がオ フとなる(図10E)。トリプリントン(Q6゜Q15及びQ16)がオンてあ り更にVsec (R3を経た)及びVIO(R5を経た)によってオン状態が 維持される。
ゲート容量は急速に放電されVSeC及びVgの双方を低下させ(図100及び 10B)、パワースイッチング素子をターンオフさせる。
もし、集積回路200とパワースイッチング素子のゲート端子との接続部分にイ ンダクタンスが存在しないならば、電圧Vgが電圧Viに減少した時(Viは単 −及び2つのダイオードの順方向ドロップすなわち0.6乃至1.4ボルトであ る)、集積回路はほぼ非活性状態となりゲート容量の放電を停止する。しかしな がら、実際の回路においては、パワースイッチング素子のリード及び集積回路の 相互結合部においていくらかの寄生インダクタンスが存在する。
例えば、図Qbにおいて一般化されたゲートスイッチ112及びパワースイッチ ング素子118の間の相互結合部において集中した寄生インダクタンス501a 、501bとして示されている。パワースイッチのターンオンの間において、こ れらの寄生インダクタンスは無害である。なんとなれば、これらの寄生インダク タンスはゲート容量にエネルギを転送する全体の実効インダクタンスの一部を形 成するからである。しかしながら、ターンオフ期間においては、これらの寄生イ ンダクタンスはゲート容量の放電に伴う電流及び電圧が比較的高い周波数にて正 負の値の間を振動する傾向を生ぜしめる。図8の集積回路200においては高速 出力ダイオードD6がこの振動の負のピーク偏位値を制限して素早く減衰せしめ 、この制限と減衰によってViの電圧値が零ボルトに近づけられる。
また、パワースイッチング素子の非導通期間において集積回路200がパワース イッチング素子のゲート端子間のインピーダンス状態を低く維持するように作用 することに注目すべきである。もしVgが2つのダイオード順方向ドロップ(例 えば1,4ボルト)を越えるように上昇せんとするならば、抵抗R5の電流がダ ーリントンを活性化してゲート電圧がクランプされる。本出願時点において殆ど のMOSパワースイッチング素子は上記した後者の電圧より十分高い閾値定格を 有している。すなわち、ゲート電圧値はパワースイッチング素子の導通を有効に 停止せしめる値より低いのである。
複合した動作モードに伴なう潜在的な問題はパルス毎の同期における同期はずれ である。例えば、図11Aはゲート駆動回路の入力に供給されるパルス列を示し ている(図1OAに示した如く)。パルス変化によってパワースイッチング素子 はオン状態とオフ状態を繰返す(図11B)。
図11Cに示したようにゲート駆動入力パルスの列は時刻t1におけるノイズパ ルスによって変化せしめられてパワースイッチング素子の意図しないターンオフ が生ずる(図11D)。時刻t2以降において、各入力パルスはパワースイッチ ング素子を所望の状態とは逆の状態にオンオフせしめる。かかる同期ミスはスイ ッチングパワー変換回路の大きな誤動作の原因となる。
図8の回路200は、ターンオン及びターンオフパルスを識別することを可能に することによって望ましからざる同期ミスからの自動的復旧をなすのに用いられ 得るメカニズムすなわち回路構成を含んでいる。このメカニズムの動作を説明す るために、ゲート容量をある電圧に充電するためには相応する大きさのエネルギ がバイアス電圧源(図9゜226)からゲート容量に転送さるべきことが必要で あることに注目すべきである。また一方において、ゲート容量の両端電圧をある 程度上昇させるためには対応する電荷量がバイアス電源からゲート容量に転送さ れなければならない。図8及び9を参照すれば、シングルエンディラドスイッチ 224の導通期間におけるゲート容量へ転送される電荷量を変化する方法はこの スイッチの導通時間長を変化させることであることが明らかである。シングルエ ンディラドスイッチ224の導通期間(すなわち、図10Cに示す如<1−10 からt−t’:2までの時間)が減少したとき、ゲート容量に転送される電荷量 は減少しv max ’の値も減少する。導通期間のある値以下において、Vf fiaX’の値はVtより低い。このような条件下において、Q13(図8)は 1−10からt−t2までの時間においてはターンオンせず、時刻t2において 、すなわちV SeQが急激に低下してQll及びQ12がターンオフしダーリ ントンは禁止されずVg及びR5を介してターンオンしてCgを放電する。
よって、もしターンオン時間がある適当なレベルより低く低減せしめられたなら ば、シングルエンディラドスイッチによるパルスはパワースイッチング素子をラ ッチオンさせるに必要な電荷を転送出来ない。一方バイアス電源226からゲー ト駆動回路200に転送されてパワースイッチング素子218をターンオフさせ るエネルギ量はこれをターンオンさせるに必要なエネルギより十分少さい。よっ てパワースイッチング素子をターンオフさせるに十分であり且つパワースイッチ ング素子をラッチオンするに十分な電荷を転送しないシングルエンディラドスイ ッチの導通時間t8が存在する。パワースイッチング素子をターンオンさせると 、制御回路はシングルエンディラドスイッチを閉成することによって“高エネル ギ°を供給する一部ゲート容量が十分に充電されるまでこのスイッチの閉成を維 持する。
このゲート容量の充電完了時刻は第10Bにおけるおよそ時刻t−t2であって I secが零クロスする点である。パワースイッチをターンオフするために制 御回路は“低エネルギパルスをシングルエンディラドスイッチをより短い固定期 間t の開閉成することによって生ずる。
上記したことにより同期ミスからの自動復旧のメカニズムが提供されることが図 9.IIE及びIIFによって示されている。図11Eにおいて、高エネルギ及 び低エネルギパルス列がゲート駆動回路202に供給される。図において、t− tonとしてマーキングされた時点においては制御回路222が高エネルギパル スを供給することによってパワースイッチング素子がターンオンすべきことを示 し、t−toffを印された時刻において、制御回路222は低エネルギパルス を供給することによってパワースイッチング素子がターンオフすべきことを示す 。図11Eにおいては、高エネルギターンオンパルスは文字Hによって示され、 低エネルギターンオンパルスは文字りによって示されている。図11Hにおいて は、時刻t1においてノイズパルスが現われてスイッチの望ましからざるターン オフを生ずる。時刻t2において低エネルギターンオフパルスが生成されるが、 これはパワースイッチング素子をオン状態にラッチすることができない。次の高 エネルギパルスニヨってパワースイッチング素子はターンオンして制御回路によ って供給される情報に同期する。
シングルエンディラドスイッチによるパルス幅の調整に代えて、シングルエンデ ィラドスイッチによって転送されるエネルギ(及び電荷)の量の調整の他の方法 はスイッチに直列に抵抗を付加することである。この抵抗値が増大すると固定期 間内におけるゲート容量への伝送エネルギ量は減少し、VlaX’も減少する。
ある抵抗値以上において■IIax ’はVtを越えることがなく、パワースイ ッチング素子はオン状態にラッチされない。図12はデュアル抵抗シングルエン ディッドスイッチ324を含むゲート駆動回路を示す。パワースイッチング素子 218がターンオンさるべきとき、低抵抗スイッチ326が制御回路222によ り閉成されまた開放される。パワースイッチング素子218がターンオフさるべ きとき高抵抗スイッチ328(スイッチに直列な抵抗R5350によって示され る)が制御回路により閉成され且つ開放される。低抵抗スイッチ326が閉成さ れ且つ開放されると高エネルギパルスがゲート駆動回路200に供給される。ま た、高抵抗スイッチ328が閉成し且つ開放されると低エネルギパルスがゲート 駆動回路に供給される。高抵抗パルスはパワースイッチング素子を2つの状態( すなわちオフからオン及びオンからオフ)に切り替えることができる一方、低エ ネルギパルスは、上記した如く、パワースイッチング素子をオンからオフへのみ 切り替えさせ得る。パワースイッチング素子がオン状態又はオフ状態にあるべき レベルに対応するエネルギを有するパルスを供給することによって、図12のデ ュアル抵抗スイッチ324は、図8に示すタイプのゲート駆動回路200に組み 合わされて用いられて、図11E及びIIFを参照して既に説明したと同様な同 期はずれからの自動復旧を提供することができる。
図8の回路200においては、閾値電圧VTよりVgが下回ったときにCgの自 動放電がパワースイッチング素子のオン状態にある限り有効であることに注意す べきである。
例えば、ターンオンパルスがVgがV−rを上回るに十分な電荷を転送し、しか しながら、次のターンオフパルスが、Cgを放電する抵抗R5の故にVgがVT を下回る時点よりも前に供給されない時、回路200はダーリントンをターンオ ンさせて(上記した如<)、Cgを放電させる。
例えば、図6B、6D、IOB、IOCに示した如く、トランスの二次電流及び ゲート電圧の波形変化が正弦波であることはパワースイッチング素子のゲート容 量が固定の“ランプ(集中)”値であることを前提としている。しかしながら、 実際においては、ある種のパワースイッチング素子のゲート容量は固定値ではな く、回路パラメータ(例えば電圧)の関数として変化するのである。さらに、パ ワースイッチング素子の両端電圧又はこれによって運ばれる電流の変化がターン オン及びターンオフ期間におけるゲート電圧の波形変化に影響を与える。例えば 、MOSFETにおいては(a)ゲート容量がゲート電圧の平方根として変化し 、(b)ゲート電圧が素子の閾値電圧に達してドレイン−ソース電圧が変化し始 めるとき、ゲート電圧波形はゲートドレイン容量を経てゲートから導かれる電流 が生ずるにつれて歪むのである。実質的な影響はターンオン期間におけるゲート 電圧の変化が純粋な正弦波ではなくある程度の歪を生ずることである。容量性ゲ ート制御入力を有するパワースイッチング素子においてはこれらの歪の性質や大 きさは異なる。しかしながらこれらの歪の存在は単純にパワースイッチング素子 の回路特性を示すだけであり、本発明による基本的な動作原理を損なうものでは ない。
図9に示したようなゲート駆動回路であって、図8のモノリシック集積回路を組 合せたものが実験室において形成されて試験された。この集積回路は次のような 好ましい条件を備えるべく選択されたバイポーラプロセスを用いることによって 形成された。すなわち、(a)高電流、高速、ショットキー第1ダイオード(図 8のD2)が直接ダイ(d ie)の上に形成されるべきこと、(b)ゲート容 量の各高速放電をなす大電流トリプリントン(図8のQ6.Q15、Q16)が 直接ダイ上に形成され得ること、(C)得られるダイの大きさが比較的小さいこ と。(45ミル平方)、(d)ダイ毎のコストが低いこと。又、−次巻線が4タ ーンであり、二次巻線が3ターンであり、全−次インダクタンスか7.6マイク ロヘンリーであり、全二次インダクタンスが4.4マイクロヘンリーであり結合 係数が0゜96であって等価二次漏洩インダクタンスが約350ナノヘンリーで ある小さな漏洩インダクタンストランス(図8゜204)と、タイプRF 35 0 MOSFETパワースイッチング素子(米国カリフォルニア州インターナシ ョナルレクティファイヤー社製)と、12.5ボルトのバイアス電圧源(図3, 226)とを組合わせたとき駆動回路は230ナノ秒(図10のtO〜t2の期 間に等価)の上昇時間を呈し、100ナノ秒の下降時間を呈し、14ボルトのゲ ート電圧のピーク値を示した。観測されたピーク値14ボルトと予想された理想 のピーク値約18ボルトとの差は実際の回路素子における電圧ドロップ及びロス の結果である。
勿論、本発明によるゲート駆動回路を実現する方法は他にも数多く考えられる。
駆動ロジック回路の為にバイポーラ回路を用いる代りにCMOS回路を用いるこ とができる。
CMOS回路を用いることによりスイッチの導通期間内において駆動ロジック回 路から導出される電力を低減させて許容されるスイッチの導通時間の長さをより 長(することができる。また、例えば図8のトリプリントンの如きバイポーラゲ ートスイッチを用いる代りにMOSFET又は他の容量性人力ゲートスイッチを 用いることも出来る。例えば、図13はMO3FETゲートスイッチ112を含 むゲ−ト駆動回路の別の実施例の一部を示している。この図において、第1ダイ オード1101駆動ロジツク回路114、漏洩インダクタンストランスの二次巻 線108、ゲートスイッチ112及びパワースイッチング素子118が図5に示 した如く接続されている。しかし乍ら図13においては、駆動ロジック回路11 4はダイオード400を介してゲートスイッチ112のゲート容量113を充電 することによりゲートスイッチをターンオンさせる。ゲートスイッチ112のゲ ート容量が一旦充電されると、ゲートスイッチはターンオンしパワースイッチン グ素子のゲート電圧Vgは急激に変化し、駆動ロジック回路114が非活性状態 となる。しかしながら、ダイオード400の存在によりゲートスイッチのゲート 容量113は充電されたままであり、ゲートスイッチはパワースイッチング素子 118のゲート端子間に低インピーダンスを提供する。パワースイッチング素子 118をターンオンさせるために、ゲートスイッチのゲート容量が漏洩インダク タンストランス104を経て駆動ロジック回路にターンオンパルスが供給された とき放電スイッチ410によって放電される。
図5を参照すれば、本発明によるゲート駆動回路102の動作の特徴のいくつか が以下のように要約され得る。すなわち、 (a) ゲート駆動回路は多重モードにおいて動作する。
すなわち、パワースイッチング素子118がオフのときにトランス104の一次 巻線106に電圧パルスか供給されたとき駆動ロジック回路114はゲートスイ ッチ112をターンオフし、パワースイッチング素子をターンオンさせる手段と して実効ゲート容量116を充電させる。一方、パワースイッチング素子118 かオン状態のときにトランス104の一次巻線106に電圧パルスか供給された とき駆動ロジック回路はゲートスイッチをターンオンしパワースイッチング素子 をターンオフさせる手段として実効ゲート容量を放電させるのである。
(b) ゲート駆動回路は漏洩インダクタンストランス104の実効二次漏洩イ ンダクタンスを介してバイアス電圧源126及び実効容量の間に量子化されたフ ォワード方向のエネルギ転送を提供することによってパワースイッチング素子1 18の実効ゲート容量116を充電させる。
(C) 駆動ロジック回路114はパワースイッチング素子118の導通状態に 関する情報及びシングルエンディラドスイッチ124の状態(すなわちオーブン 又はクローズ)に関する情報に基づいてゲートスイッチ112の開閉を制御する 。もしシングルエンディラドスイッチがクローズ状態にあるときにパワースイッ チング素子が非導通であるならば駆動ロジック回路はゲートスイッチをオーブン としパワースイッチング素子の導通を増大させる手段としてバイアス電圧源及び 実効容量の間に量子化フォワード方向エネルギ転送をなすのである。もしシング ルエンディラドスイッチかクローズ状態にあるときにパワースイッチング素子が 導通状態であるならば駆動ロジック回路はゲートスイッチを開成してパワースイ ッチング素子をターンオフさせる。駆動ロジック回路のためのパワースイッチン グ素子の導通状態を判定する好ましい方法はゲート電圧Vgを測定することであ る。シングルエンディラドスイッチの状態を判定するための好ましい方法はトラ ンスの二次電圧の測定である。しかしながら、パワースイッチング素子の導通状 態を検知する方法は他にもある。例えばパワースイッチング素子を流れる電流を 測定して所定の値と比較することである。かかる測定技術は非零電流スイッチン グパワーコンバータにおいては有用である。非零電流スイッチングパワーコンバ ータとしては例えばPWM DC−DCコンバータがあり、パワースイッチング 素子の開閉は高速にかつ比較的大電流変化があり、かかる技術はパワースイッチ ング素子を流れる電流が零電流で開始しかつ零電流で終了してエネルギ伝送位相 において滑らかに上昇し下降する零電流スイッチングコンバータにおいては余り 有用ではない。
(d) 制御回路及びシングルエンディラドスイッチは設計を異ならせることに よってトランスの二次巻線に接続される回路(例えば駆動ロジック回路、パワー スイッチング素子)にシングルエンディラドスイッチがオン状態のときに転送さ れる電荷量を選択的に変化させ得る。適当に設計された駆動ロジック回路を組合 わせることによってこの特徴は、電荷転送サイクル(例えばシングルエンディラ ドスイッチのクローズ及びオーブン)かパワースイッチング素子のターンオン又 たターンオフを意味するか否かを判別することを駆動ロジック回路をして可能に するメカニズムを提供するために用いることが出来る。シングルエンディラドス イッチ(図5の124、図9の224、図12の324)を制御することに関し 、量子化エネルギ転送サイクル(すなわち図7の1−10乃至t−tl、図10 のt−to乃至t−t2)の終端においてスイッチをターンオフする種々の従来 技術が存在する。例えば、絶縁電流トランスが二次電流1 secを検知するた めに用いられ得、低レベル比較回路によってシングルエンディラドスイッチをタ ーンオフさせる。最も、かかる回路の複雑さは種々の場合において歓迎されない 。これに代わって例えば電流トランス、抵抗又は他のノード電流検知手段によっ て一次電流を検知して量子化エネルギ転送サイクルの終端において一次磁化電流 の予想される値に対応する値以下に電流が減少したときにシングルエンディラド スイッチをターンオフさせることも出来る。より簡単な方法はシングルエンディ ラドスイッチの導通期間を単純に二次巻線電流が零に達するまでに必要な導通時 間の予測最大値より大とすることが考えられる。二次巻線電流が零に達するに必 要とされる導通時間は例えば図6Bにおいては1−10ないしt−tlであり、 図10Bにおいては1−10ないしt−t2である。このようにすることは、ゲ ート容量(図6B及び10B)を充電する電流が常に零クロスに達することを確 実にしかつゲート電圧が常に最大値に達することを確実にするのであるが、シン グルエンディラドスイッチがターンオフするときに流れる磁化電流の量を増大さ せることになってシングルエンディラドスイッチにおけるロスの増大になる。し かしながら、シングルエンディラドスイッチにおいて消費される電力の量は非常 に低く固定の導通時間アプローチの実効によって得られる回路構成の単純化は多 くの応用例においてゲートスイッチ内のロスの増大に伴なう全体のスイッチ回路 の効率における無視し得るロスを補うに十分である。
本発明による特徴は他の有用な装置に活用出来る。例えば、図14は5つの端子 のフローティングゲート駆動アセンブリのブロックダイヤグラムを示している。
この5つの端子のフローティングゲート駆動アセンブリパワースイッチング素子 を除く図5のフローティングゲート駆動回路の全ての素子をまとめて単一のパッ ケージにしている。例えばハイブリッドパッケージ及び総合結合技術を活用して いる。図において、5端子フローテイングゲート駆動アセンブリ500には制御 回路522、シングルエンディラドスイッチ524、実効二次漏洩インダクタン スL12を有する漏洩インダクタンストランス504及び集積化ゲート駆動回路 530(図8に示したタイプのもの)からなっている。5端子フローテイングゲ ート駆動アセンブリ500にはバイアス電源端子510、入力端子514、第1 信号リターン端子512及びパワースイッチング素子(図示せず)にこのアセン ブリを接続するための一対のゲート接続端子516.518を有する。パワース イッチング素子がオン又はオフであるべきことを示す低レベルの電気信号が入力 端子514に供給される。バイアス電圧源(図示せず)、制御回路及びシングル エンディラドスイッチの為の共通な信号リターン点である第1信号リターン端子 512がトランスによってゲート接続端子516.518(従ってパワースイッ チング素子からも)絶縁されている。好ましい実施例においては、制御回路はモ ノリシック集積回路として形成され2つの素子の組合せを囲む点線によって示さ れる550のシングルエンディラドスイッチ524を含んでいる。他の有用な実 施例においては図8に示すようなゲート駆動回路をパワースイッチング素子と組 合せて単一のパッケージに収納している。例えば図15は三端子の集積化駆動パ ワースイッチング素子600を示し、このパワースイッチング素子600は例え ばMOSFET% IGBTの如きパワースイッチング素子604及び図8に示 した如きゲート駆動回路602を含んでいる。第1端子606はゲート駆動回路 のための入力端子であり、第2端子608はパワースイッチング素子の為の第1 電流伝送端子及び第1端子に供給される電気入力及びゲート制御入力端子Vgの ための基準点の双方の為のものであり、第3端子610はパワースイッチング素 子の為の第2電流伝送端子である。応用例においては、図15の集積化駆動パワ ースイッチング素子は図9Aに示される別々の集積化ゲート駆動回路200及び パワースイッチング素子218に置換され得る。好ましい実施例において、かか る回路は全モノリシックフォーマットによって形成することもてきる。その際、 ゲート駆動回路及びMOSFETは単一のダイの上に組合わされる。このような アプローチは全体の大きさ及びコストを低減するに有効であり、ゲート駆動回路 及びMOSFETの間の接続における寄生インダクタンスを低減せしめるにも好 ましい。他の実施例においては、集積化駆動MO5FETはハイブリッドパッケ ージング及び相互接続技術を用いることにより図8に示されるモノリシック集積 化ゲート駆動回路及び別のパワースイッチング素子(半導体ダイの上に形成され ている)を単一のパッケージに組合わせることによって構成することができる。
他の実施例においては、全体の実効回路インダクタンスの一部はトランスの漏洩 インダクタンスとして組込まれることも出来るし又1又はそれ以上のトランス巻 線に直列な集中インダクタンスとして含まれ得る。例えば、図16において示し た如く漏洩インダクタンストランスの二次巻線108に直列に接続された集中イ ンダクタ502である。
同様にして全体の有効回路容量の一部はパワースイ・ンチング素子のゲート端子 間の集中容量として含まれることもある。すなわち図16において示された集中 キャパシタCL510である。
以上、本発明の好ましい実施例を示した説明したが、かかる実施例は単なる例示 に過ぎないことは明らかであり、種々の変形及び置換が当業者にとっては本発明 の要旨を離れることなく考えられる。従って本発明はクレームの精神及び範囲に のみ限定されるのである。
起つ シングル 図11f

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.パワースイッチング素子の実効容量を有する容量性ゲート制御入力を充電し 且つ放電するゲート駆動装置であって、 制御された大きさの実効漏洩インダクタンスを有し、一次巻線及び二次巻線を有 するトランスと、前記一次巻線に直列接続された第一スイッチング素子と、前記 二次巻線に直列接続されて前記スイッチング素子の導通の間導通するような方向 に配列された第1単方向導電素子と、 前記第1単方向導電素子によって導かれるエネルギを前記パワースイッチング素 子の前記ゲート制御入力に伝送するべく接続されたポートと、 前記ポートに接続されて前記ゲート制御入力の実効容量の放電を選択的に許容し たり又は禁止したりする放電回路と、 前記第1スイッチング素子を選択的に閉成及び開放せしめて入力電圧源を前記第 1巻線に接続する制御回路と、前記放電回路を動作させることにより前記実効容 量の放電を選択的に許容したり禁止したりすることによって前記トランスの有効 漏洩インダクタンスを介して前記電圧源から前記ゲート制御入力に量子化された フォワード方向エネルギ転送をなす駆動ロジック回路と、からなることを特徴と するゲート駆動装置。
  2. 2.請求項1記載のゲート駆動装置であって、前記放電回路は前記第1単方向導 電素子及び前記二次巻線に直列に接続し、且つ前記ポートに接続した第2スイッ チング素子を含むことを特徴とするゲート駆動装置。
  3. 3.請求項2記載のゲート駆動装置であって、前記駆動ロジック回路は、 前記パワースイッチング素子のオン又はオフ状態及び前記第1スイッチング素子 のオープン又はクローズ状態を判別する検知回路と、前記パワースイッチング素 子のオン又はオフ状態及び前記第1スイッチング素子のオープン又はクローズ状 態に応じて前記量子化フォワード方向エネルギ転送をなしかつ前記放電回路を動 作せしめる駆動回路と、を有することを特徴とするゲート駆動装置。
  4. 4.請求項3記載のゲート駆動装置であって、前記検知回路は前記パワースイッ チング素子がターンオン状態又はターンオフ状態にあることを示す導電性情報を 検知すべく接続された第1検知入力と、前記第1スイッチング素子がオープン又 はクローズ状態にあることを示す第1スイッチ状態情報を検知すべく接続された 第2検知入力と、からなり、 前記駆動回路は、前記パワースイッチング素子のオフ状態のときの前記第1スイ ッチング素子の閉成に応じて前記第2スイッチング素子を開放せしめ、前記パワ ースイッチング素子をターンオンせしめる手段として前記ゲート制御入力の実効 容量へ前記電源から量子化されたフォワード方向エネルギ転送をなし、前記パワ ースイッチング素子のオン状態における前記第1スイッチング素子の閉成に応答 して前記第2スイッチング素子を閉成せしめて、前記実効容量を放電して前記パ ワースイッチング素子をターンオフせしめることを特徴とするゲート駆動装置。
  5. 5.請求項1記載のゲート駆動装置であって、前記制御回路は、量子化フォワー ド方向エネルギ転送サイクルの開始に続く前記二次巻線の電流が零に復帰する最 初の時点において前記第1スイッチング素子を開放するようになされていること を特徴とする装置。
  6. 6.請求項1記載のゲート駆動装置であって、前記制御回路は量子化フォワード 方向エネルギ転送サイクルの開始に続く前記二次巻線電流が零になる最初の時点 より遅い時点において前記第1スイッチング素子を開放するようになされている ことを特徴とする装置。
  7. 7.請求項1記載のゲート駆動装置であって、前記制御回路は量子化フォワード 方向エネルギ転送サイクルの開始に続く所定時間経過後において前記第1スイッ チング素子を開放せしめるべくなされていることを特徴とする装置。
  8. 8.請求項7記載のゲート駆動装置であって、前記所定期間は前記第1スイッチ の閉成と前記二次巻線電流が零に復帰する時点との間の時間間隔の予想される最 大値以上に設定されていることを特徴とする装置。
  9. 9.請求項4記載のゲート駆動装置であって、前記導電性情報は前記ゲート制御 入力の両端電圧を示す電気信号であることを特徴とする装置。
  10. 10.請求項4記載のゲート駆動装置であって、前記導電性情報は前記パワース イッチング素子によって運ばれる電流の大きさを示す電気信号であることを特徴 とする装置。
  11. 11.請求項1記載のゲート駆動装置であって、前記第1スイッチング素子の状 態は前記二次巻線の両端電圧を示す電気信号によって判別されることを特徴とす る装置。
  12. 12.請求項4記載のゲート駆動装置であって、前記駆動ロジック回路は、前記 導電性情報が所定の第1閾値より低くかつ前記第1スイッチング素子が開放状態 にあるとき前記第2スイッチング素子をターンオンさせるようになされているこ とを特徴とする装置。
  13. 13.請求項12記載のゲート駆動装置であって、前記導電性情報は前記ゲート 制御入力の両端電圧であり、前記第1閾値はほぼ8ボルトに等しいことを特徴と する装置。
  14. 14.請求項1記載のゲート駆動装置であって、更にトランスの磁化電流の効果 を制御する手段を含むことを特徴とする装置。
  15. 15.請求項14記載のゲート駆動装置であって、前記磁化電流制御手段は、第 2単方向導電素子と抵抗との直列回路からなって、前記二次巻線に並列接続した 抑制回路からなり、前記第2単方向導電素子は前記第1単方向導電素子が導電状 態にあるときに非導通状態となるように極性が向けられていることを特徴とする 装置。
  16. 16.請求項14記載のゲート駆動装置であって、前記単方向導電素子、前記第 2スイッチ、前記駆動ロジック回路及び前記抑制回路は単一のモノリシック集積 回路によって構成されることを特徴とする装置。
  17. 17.請求項1記載のゲート駆動装置であって、更に、前記一次巻線に直列なイ ンダクタンスを有することを特徴とする装置。
  18. 18.請求項1記載のゲート駆動装置であって、更に、前記二次巻線に直列なイ ンダクタンスを有することを特徴とする装置。
  19. 19.請求項1記載のゲート駆動装置であって、更に、前記容量性制御入力に並 列に接続された集中容量を含むことを特徴とする装置。
  20. 20.請求項1記載のゲート駆動装置であって、前記第1スイッチング素子及び 前記制御回路は前記第1スイッチング素子の閉成に始まって前記第1スイッチン グ素子の開放によって終了する電荷転送サイクルの間に前記二次巻線に接続した 回路に供給される電荷量を選択的に変化させるようになされていることを特徴と する装置。
  21. 21.請求項20記載のゲート駆動装置であって、前記スイッチング素子及び前 記制御回路は、前記電荷転送サイクルが前記パワースイッチング素子をターンオ フせしめる場合には前記電荷転送サイクルの間に転送される電荷量が第1所定値 より小となるようになされていることを特徴とする装置。
  22. 22.請求項21記載のゲート駆動装置であって、前記駆動ロジック回路は、も し前記パワースイッチング素子が前記電荷転送サイクルの開始時点においてター ンオフしかつ前記電荷転送サイクルにおいて転送される電荷量が前記第1所定値 より小なるとき、前記電荷転送サイクルの終了時点において、前記第2スイッチ ング素子を閉成せしめるようになされていることを特徴とする装置。
  23. 23.請求項20記載のゲート駆動装置であって、前記電荷転送サイクルの間に 転送される電荷量の選択的変化は前記スイッチング素子の閉成期間長を変化させ ることによりなされることを特徴とする装置。
  24. 24.請求項20記載のゲート駆動装置であって、前記第1スイッチング素子は 高抵抗スイッチに並列接続された低抵抗スイッチからなり、前記電荷転送サイク ルの間において転送される電荷量の選択的調整は前記スイッチのいずれかを閉成 及び開放せしめることによってなされることを特徴とする装置。
  25. 25.請求項5,6又は7記載のゲート駆動装置であって、前記量子化フォワー ド方向エネルギ転送サイクルの終端において前記第1スイッチング素子の開放の 際、前記実効容量の両端電圧値は前記バイアス電圧源及び前記トランスによって 形成される反射電源電圧より大であることを特徴とする装置。
  26. 26.請求項14記載のゲート駆動装置であって、前記トランス、前記第1スイ ッチング素子、前記制御回路、前記第1単方向導電素子、前記第1スイッチング 素子、前記駆動ロジック回路及び前記磁化電流制御手段は5つの端子を少なくと も有する単一の複合素子からなり、前記5つの端子は、 前記パワースイッチング素子がターンオン又はターンオフすべきことを示す電気 信号を前記制御回路に転送するための第1端子と、 前記電源の一端に接続されるべき第2端子と、前記電圧源の他端及び前記電気信 号の信号リターンに接続されるべき第3端子と、 前記パワースイッチング素子の前記ゲート制御入力に接続されるべき第4及び第 5端子と、からなることを特徴とする装置。
  27. 27.請求項26記載のゲート駆動装置であって、前記制御回路はモノリシック 集積回路として形成されることを特徴とする装置。
  28. 28.請求項26記載のゲート駆動装置であって、前記制御回路及び前記スイッ チング素子は単一のモノリシック集積回路として形成されていることを特徴とす る装置。
  29. 29.請求項26記載のゲート駆動装置であって、前記駆動ロジック回路、前記 第1単方向導電素子、前記第2スイッチング素子及び前記磁化電流制御手段は、 単一のモノリシック集積回路として形成されていることを特徴とする装置。
  30. 30.請求項26記載のゲート駆動装置であって、前記複合素子はハイブリツド 構成からなることを特徴とする装置。
  31. 31.バイアス電圧源と、一次巻線及び二次巻線を有して制御された大きさの実 効二次漏洩インダクタンスを有するトランスと、前記一次巻線に直列接続された 第1スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子を選択的に開閉して、前記 バイアス電圧源を前記一次巻線に接続する制御回路と、に用いられる集積化駆動 パワースイッチング装置であって、 容量性ゲート制御入力を有するパワースイッチング素子と、 前記二次巻線及び前記容量性ゲート制御入力に直列に接続されて前記第1スイッ チング素子による導通の間に導通する方向に向いた第1単方向導電素子と、前記 パワースイッチング素子の前記容量性ゲート制御入力に並列に接続された第2ス イッチング素子と、前記二次巻線に並列に接続された磁化電流制御手段と、前記 第2スイッチング素子を開閉せしめる駆動ロジック回路と、からなり、 前記駆動ロジック回路は第1検知入力及び第2検知入力を有し、前記第1検知入 力は前記パワースイッチング素子がターンオン又はターンオフしたことを示す導 通情報を受け入れ、前記第2検知入力は前記第1スイッチング素子が開放又は閉 成していることを示す第1スイッチ状態情報を受け入れ、 前記パワースイッチング素子がオフの時の前記第1スイッチング素子の閉成に応 答して前記駆動ロジック回路は前記第2スイッチング素子を開放せしめるように なっており、前記パワースイッチング素子をターンオンせしめる手段として前記 バイアス電圧源及び前記ゲート制御入力の実効容量との間に量子化フォワード方 向エネルギ転送をなし、前記パワースイッチング素子がオンのときの前記第1ス イッチング素子の閉成に応答して、前記駆動ロジック回路は前記第2スイッチン グ素子を閉成せしめ、前記実効容量を放電して前記パワースイッチング素子をタ ーンオフせしめるようになされていることを特徴とする装置。
  32. 32.請求項31記載の集積化駆動パワースイッチング装置であって、更に、少 なくとも3つの端子を有し、前記3つの端子は、 前記集積化駆動パワースイッチング装置を前記二次巻線の一端に接続するための 第1端子と、 前記集積化駆動パワースイッチング装置を前記二次巻線の他端に接続するためで あって、前記パワースイッチング素子の第1電流搬送端子にも接続している第2 端子と、前記パワースイッチング素子の第2電流搬送端子に接続した第3端子と 、からなることを特徴とする装置。
  33. 33.請求項31記載の装置であって、前記集積化駆動パワースイッチング装置 は単一のダイ状に設けられたモノリシック集積回路として形成されることを特徴 とする装置。
  34. 34.請求項31記載の装置であって、前記集積化駆動パワースイッチング素子 は、 前記第1単方向素子、前記第2スイッチング素子、前記磁化電流制御手段及び前 記駆動ロジック回路を含む第1モノリシック集積回路と、 前記パワースイッチング素子を形成したパワースイッチング半導体ダイと、から なり、前記第1モノリシック集積回路及び前記半導体ダイとがハイブリッド構成 及び相互接続技術によって単一のパッケージ内に組合わされていることを特徴と する装置。
  35. 35.実効容量を有する容量性ゲート制御入力を有するパワースイッチング素子 の前記容量性ゲート制御入力を充電し且つ放電する方法であって、前記方法は、 一次巻線及び二次巻線を含み制御された大きさの実効漏洩インダクタンスを有す るように構成されたトランスと、前記一次巻線に直列接続した第1スイッチング 素子と、前記第1スイッチング素子を選択的に開閉して前記一次巻線に電源を接 続する制御回路と、 前記二次巻線に直列接続されて前記第1スイッチング素子による導通の間導通す るような向きに配列された第1単方向導電素子と、 前記ゲート駆動装置を前記パワースイッチング素子の前記ゲート制御入力に結合 するためのポートと、前記実効容量を放電する放電回路と、からなる回路を用い 、前記電源から前記ポートヘの量子化フォワード方向エネルギ転送をなして、前 記ゲート制御入力の実効容量を充電するステップと、 前記実効容量を前記ポートを介して放電すべく前記放電回路を結合するステップ からなることを特徴とする方法。
  36. 36.請求項35記載の方法であって、更に、前記パワースイッチング素子のオ ン又はオフ状態及び前記第1スイッチング素子のオープン又はクローズ状態を判 別し、 前記パワースイッチング素子のオン又はオフ状態及び前記第1スイッチング素子 のオープン又はクローズ状態に応じて前記量子化フォワードエネルギ転送を実行 して前記放電回路を動作することを特徴とする方法。
  37. 37.請求項41記載の方法であって、更に、前記パワースイッチング素子がタ ーンオン又はターンオフ状態にあることを示す導通情報を検知するステップを含 むことを特徴とする方法。
  38. 38.請求項41記載の方法であって、更に、前記パワースイッチング素子のオ フの時に前記第1スイッチング素子の閉成に応答して、第2スイッチング素子を 開放せしめて前記電源から前記パワースイッチング素子のターンオンをなす手段 としての前記ゲート制御入力の実効容量に量子化フォワード方向エネルギ転送を なすステップと、 前記パワースイッチング素子がオンのとき前記第1スイッチング素子の閉成に応 答して前記第2スイッチング素子を閉成せしめて前記実効容量を放電して前記パ ワースイッチング素子をターンオフせしめるステップとを有することを特徴とす る方法。
  39. 39.請求項35記載の方法であって、前記トランスの一次巻線に単極性の電圧 パルス列を供給して前記単方向電圧パルスの各々によって前記パワースイッチン グ素子を交互にターンオン及びターンオフさせることを特徴とする方法。
  40. 40.請求項39記載の方法であって、更に、前記第1スイッチが前記パワース イッチング素子をターンオン又はターンオフせしめるために閉成せしめられたこ とに応じて前記第1スイッチング素子の閉成の間において前記二次巻線に接続さ れた回路に転送される電荷量を選択的に変化させることによってパルス同期はず れを回避するステップと、前記第1スイッチング素子の閉成の間に前記実効容量 に供給される電荷が所定閾値よりも低い場合、前記パワースイッチング素子のゲ ート制御入力の実効容量を放電するステップと、からなることを特徴とする方法 。
  41. 41.容量性ゲート制動入力を有するパワースイッチング素子の制御方法であっ て、 制御された量の漏洩インダクタンスを有するトランスを設けるステップと、 前記トランスの二次巻線と前記容量性ゲート制御入力との間に単方向導電性素子 を接続するステップと、第1スイッチング素子を開閉して前記トランスの一次巻 線に電圧源を接続して前記電圧源から前記容量性ゲート制御入力に選択的量子化 エネルギ転送をなして前記パワースイッチング素子をターンオンせしめるステッ プと、前記第1スイッチング素子のオープン状態又はクローズ状態に応答して前 記容量性ゲート制御入力を放電することによって前記パワースイッチング素子を ターンオフさせるステップと、からなることを特徴とする方法。
  42. 42.請求項41記載の方法であって、前記パワースイッチング素子は前記第1 スイッチング素子がオープンとなった後もオン状態に維持されることを特徴とす る方法。
  43. 43.請求項41記載の方法であって、前記容量性ゲート制御入力は前記パワー スイッチング素子のオン又はオフ状態に応じて放電されることを特徴とする方法 。
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