JPH06503525A - アンチロック・ブレーキ調整システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アンチロック・ブレーキ調整システム 従来技術 請求項１の上位概念に記載のアンチスキッド制御システムは国際出願公開Ｗ○第 ８８１０６５４４号から既知である。該国際出願公開においては、車両の減速度 が補助基準値の勾配からめられる請求められた勾配は、車輪速度が急低下する間 滑り決定用に必要な基準値信号の経過を決定する。

本発明の利点 本発明はＡＢＳ　（アンチスキッド）制御を用いて坂道を下る際に敏感すぎる制 御を防止することを特徴とする請求められた車両減速度が、制御の感度を変えし かも車両の減速度が増大したときに制御を鈍感にするように利用されたときにこ の目的が達成される。μが高いときは制御装置の敏感な応答は必要ではなくかつ より大きな滑り値および／または車輪減速度が許容される。これに対しμが低い ときは制御はきわめて敏感でなければならない。ここで坂道を下る際にタイヤと 路面との間の摩擦結合の一部が傾斜下降力を補償するように利用される。車両減 速度はまた坂道を下る際およびその他のそれに類似の条件のときには平面内の対 応する走行の場合よりもより小さい。坂道を下るためにより小さくされた車両減 速度はこのとき制御をきわめて敏感とするであろうがこれはとくに積雪があった 場合には好ましくなく、この場合したがって大きな滑り値が有利である。

感度の変更は滑りしきい値および／または減速度しきい値の変更によりまたは制 御変数自体の変更により行うことができる。しかしながら本発明は１種々の制御 変数から和が形成され次にこの和がしきい値と比較される場合にも使用可能であ る。ここでたとえば個々の成分を変更させることができる。

図面の説明 本発明の実施態様を図面で示す。ここで：図１は第１の実施態様のブロック結線 図；図２は第２の実施態様のブロック結線図：図３は検知回路の実施態様である 。

図１において１で車輪速度センサが示されている。車輪速度信号Ｖは滑り形成器 ２に供給され、該滑り供給器２にはさらにたとえば国際出願公開ＷＯ第８８１０ ６５４４号により形成される基準値ＶＲ＊ｌも供給される。滑り値しは段３を介 して一方では掛算器４に供給され、該掛算器４は計算結果ｂ−Ｌを形成しまた該 滑り値しは他方では積分器５に供給され、該積分器は計算結果ｃｆＬｄｔを形成 する。

車輪速度Ｖは微分器６において微分され１次に掛算器７において計算結果ａ・Ｖ が形成される。

次に上記の３つの計算結果が加算段８において加算される。その次に設けられた ブロック９は和 ５＝Ｌｂ＋ｃｆＬｄｔ＋ａＶ をここで補助基準値ＶＨの勾配値として存在する車両減速度にしたがって変化さ せる。減速度の絶対値が増加した場合、減速度の増加とともに感度を減少しよう とするならばこの場合上記の和の値は減少されなければならない。しきい値段１ ０において、変更された和の値Ｓは所定のしきい値と比較される。しきい値を超 過した場合３／３電磁弁はその圧力減少位置の方向に移動される。たとえば図３ の回路が坂道の下り走行の存在を検知すると該回路が信号を発生し、該信号はブ ロック３に供給される。該ブロック３は通常は供給された信号が影響を受けない ようにし、この間滑り値りを所定の値だけ小さくする。ブロック４および５内で 形成された２つの計算結果はしたがって小さい値とされる。したがってしきい値 段１０のしきい値には遅れて到達しすなわち制御装置は無感度にされている。図 ２の実施態様はブロック２１−３０をブロック１−１０に対応させている。この 場合も和 ５＝Ｌｂ＋ｃｆＬｄｔ＋ａＶ が形成されかつブロック２９内で車両減速度に応じて変化される。この和がブロ ック３０のしきい値を超過すると入力弁３１および出力弁３２が制御されまた圧 力が低下される。この場合に坂道の下降走行の際に計算結果ｂ−Ｌが小さくされ かつブロック３３により積分値ｃｆＬｄｔは加算器２８への導体上で完全に減少 される。しかしながら積分値はしきい値段３４において所定のしきい値と比較さ れる。車輪がゆっくりと高い滑りに入ってくると、積分値は高くなりかつしきい 値段３４は信号を発生する。この信号はＡＮＤゲート３５を介して出力弁３２の 他の制御を遮断する。しかしながらこの信号はパルス発生器３６も活性化し、該 パルス発生器３６はパルス幅に対する出力信号によりＡＮＤゲート３７を遮断し 。

これによりＯＲゲート３８を介しての弁３１の制御を遮断する（該ＯＲゲートの 開いた端子はここには図示されてないその他の評価回路と接続されるべきもので ある）。

この実施態様においては同様に制御装置は無感度にセットされるが、さらに車輪 ブレーキに圧力パルスが与えられる。これによりゆっくり滑りに入っていく車輪 は「正常に」挙動するようにもたらされ、それが不安定限界に近くなると圧力上 昇によりより速く滑りに入りかつより速（制御開始に至る。他方で高い滑りを要 求する（たとえば雪）摩擦結合係数の場合、この高い滑りはより速く到達される かないしはともかくも到達される。

図３において端子４０には車両減速度信号が供給される。該信号がしきい値を下 回ると、しきい値段４３がＡＮＤゲート４４に信号を供給する。端子４１には圧 力低下信号が存在する。該信号の長さがブロック４５で測定される。圧力低下時 間がしきい値段４６のしきい値を下回ると、該しきい値段４６はＡＮＤゲート４ ４に信号を供給する。端子４２には車輪加速度が供給される。該車輪加速度が所 定のしきい値を下回ると、しきい値段４７がＡＮＤゲート４４に信号を供給する 。車両の減速度が小さいことが検出されかつさらに圧力低下時間が短くかつ圧力 低下後の車輪の起動が迅速であることが検出されるとＡＮＤゲート４４は信号を 発生し、該信号は「坂道の下降走行」を警告する。この信号はこのとき上記の実 施例にしたがって制御の変更を行う。

図１および図２の回路における積分器および微分器はそれぞれ制御の介入（圧力 上昇／圧力低下）があったのちにリセットされることを付は加えておく。さらに １本発明は対応のプログラムされたコンピュータにより実現可能であることも指 摘しておく。

Ｆｉｇ、Ｉ 国際調査報告 ｍ、　ＰＣｒ／ＥＰ　８９１０１３８１国際調査報告

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．車両の車輪に付属の車輪速度センサを備えたアンチスキッド制御装置であっ て，前記センサの速度信号が評価回路に供給され，該評価回路が前記信号を車輪 ロックを回避するためのブレーキ圧力制御信号に変換し，またブレーキ圧力制御 装置をも備え，前記ブレーキ圧力制御装置にブレーキ圧力を変化させるためのブ レーキ圧力制御信号が供給され，前記評価回路内において自動車液速度が同時に 処理されるところの前記アンチスキッド制御装置において：制御の感度が車両の 減速度に依存することと；制御された坂道下降ブレーキを検知するための回路手 段が設けられていることと；および このようなブレーキ状態を検知したときに制御，特に滑り制御が無感度にされる ことと： を特徴とするアンチスキッド制御装置。
2. ２．得られた滑りが一部分だけ減少されることを特徴とする請求項１のアンチス キッド制御装置。
3. ３．不安定判定値Ｋ＝ａＶ＋ｂＬ＋ｃ∫Ｌｄｔがあるしきい値を超過したときに 圧力低下が導入され，この場合ａ，ｂ，ｃは定数であり，Ｖは車輪減速度であり またＬが車輪滑りであるところのアンチスキッド制御装置において：両方の滑り 依存被加数内の滑りＬが小さくされることを特徴とする請求項２のアンチスキッ ド制御装置。
4. ４．前車軸における低下が後車軸における低下より大きいことを特徴とする請求 項１ないし３のいずれかのアンチスキッド制御装置。
5. ５．不安定判定値Ｋ＝ａＶ＋ｂＬ＋ｃ∫Ｌｄｔがしきい値を超過したときに圧力 低下が導入され，ここでａ，ｂ，ｃが定数であり，Ｖが車輪減速度であり，Ｌが 車輪滑りであるところのアンチスキッド制御装置において：被加数ｃ∫Ｌｄｔが 坂道下降ブレーキの際に不安定判定値において考慮されないままであることを特 徴とする請求項２のアンチスキッド制御装置。
6. ６．滑り積分値がしきい値と比較されることと；およびこのしきい値を超過した ときに圧力上昇パルスがレリーズされることと：を特徴とする請求項５のアンチ スキッド制御装置。
7. ７．車両の減速度の大きさが滑り形成に必要な基準値の勾配から得られることを 特徴とする請求項１ないし６のいずれかのアンチスキッド制御装置。
8. ８．制御された坂道下降ブレーキの状態が，しきい値に対して小さい車両減速度 の存在および所定のしきい値に対してより短い圧力低下時間の存在および／また は圧力低下後の車輪速度のより大きな増加の存在から検知されることを特徴とす る請求項１ないし７のいずれかのアンチスキッド制御装置。