JPH06501795A - 放射線写真要素 - Google Patents

放射線写真要素

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JPH06501795A
JPH06501795A JP5505256A JP50525693A JPH06501795A JP H06501795 A JPH06501795 A JP H06501795A JP 5505256 A JP5505256 A JP 5505256A JP 50525693 A JP50525693 A JP 50525693A JP H06501795 A JPH06501795 A JP H06501795A
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プルエット,ウェイン ピー.
ウィーバー,マックス エー.
プリーブ,エリザベス ケー.
マイアー,ラリー ケー.
ディッカーソン,ロバート イー.
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イーストマン コダック カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 放射線写真要素 技術分野 本発明は、増感紙と組み合わせて用いられる種類の二重塗布型ハロゲン化銀放射 線写真要素に関する。より詳細には、本発明は、ハロゲン化銀層間に配置された 紫外線吸収性化合物を有する放射線写真要素に関する。
背景技術 放射線写真用集成体では、ハロゲン化銀乳剤に画像記録をさせる写真要素が用い られている。ハロゲン化銀乳剤は、X線よりも光の方に対する応答性が高いこと が知られている。従って、放射線写真用集成体には増感紙が用いられている。増 感紙は、X線を吸収するリン光物質を含有し、そして可視スペクトル内の放射線 、あるいは隣接スペクトル領域内の紫外線や赤外線を発する。
また、患者に対する高いX線被爆量を制限することも望まれる。
二重塗布型放射線写真用集成体を使用することによって、有用な放射線写真を得 るためのX線量を低減させることができる。従って、放射線写真用集成体は、一 対の蛍光増感紙の間に配置された二重塗布型感光性放射線写真要素を含んで成る ことかできる。増感紙は、X線を照射すると、可視スペクトル内の放射線、また は隣接スペクトル領域内の、例えば紫外線や赤外線といった放射線を発し、それ がハロゲン化銀乳剤を露光し、両方の乳剤層に画像を記録させる。
二重塗布型放射線写真要素の画像鮮鋭性は、「クロスオーバー」として知られて いる現象によって制限されることになる。クロスす一バーは、各増感紙によって 放射された光かフィルム支持体を透過し、露光し、そして反対側に位置している ハロゲン化銀乳剤層に鮮鋭でない画像を生せしめると起こる。
クロスオーバーを低減するための技法かいろいろと試されてきた。
一つの方法は、放射線要素を形成する支持体内または1層以上の親水性コロイド 層内に、フィルター色素を溶解させる方法である。従って、紫外線感光性放射線 写真要素内では、紫外線吸収性化合物を乳剤層間に配置して、紫外線のクロスオ ーバーを低減することかできる。紫外線吸収性化合物の望ましい特性は、それが 約400 nm以上の波長において最小の光吸収を示し、その結果放射線写真要 素中のイエロー色相の量が最小となることである。
放射線写真要素中の望ましくないイエロー色相を低減することによって露光画像 の鮮明性(clarity)を改善する別の方法は、青色色素を支持体に添加し てイエローを相殺させ、よって露光画像のコントラストを改善する方法である。
しかしながら、この方法ではイエロー色相か十分には相殺されず、またイエロー 色相を低減し鮮鋭な画像を実現するさらなる改善か望まれる。
別の従来技術の方法は、上述のような紫外線吸収体や色素を使用せずに、T−粒 子(登録商標)乳剤を使用してクロスオーバーの低減を達成している。しかしな がら、T−粒子紫外線感性乳剤を使用する放射線写真要素に代わる要素を提供し 続けることが望まれる。
それゆえ、非T−粒子の紫外線感性放射線写真要素において使用するために改善 された紫外線吸収性化合物に対する必要性がなおも存在する。
本発明は、上述の従来技術の問題を解決する。本発明は、反対側の紫外線感性乳 剤層に対する紫外線のクロスオーバーを実質的に低減するに十分な紫外線吸収性 を提供する。本発明は、望ましくないイエロー色相を写真要素に付与することな く、所望の紫外線吸収量を実現する。こうして、本発明によって、X線を照射し たときにり0ス才−バーを実質的に含まない記録画像を与える放射線写真要素か 提供される。
米国特許第3.822.131号明細書は、ハロゲン化銀乳剤層間に紫外線吸収 性材料を有する両面放射線写真画像記録要素について開示している。また、その 参照文献は、ベース中に紫外線吸収性材料を約50〜約2000 ppmの範囲 で含有させることと、その吸収体は約410 nm以下の波長において最も有効 であることについて開示している。この特許の化合物は高価であり、また製造か 難しい。さらに、望ましい最大レベルのクロスオーバーを達成するのに十分な量 で放射線写真要素に添加すると、望ましくないイエロー色が付与される。
米国特許第3.849.658号明細書は、クロスオーバーを低減するために乳 剤層間に紫外線吸収物質を有する放射線写真画像記録要素について開示している 。紫外線物質は、支持体中に約50〜約2000 ppmの範囲で含まれるか、 あるいは下塗層中に約25〜約1000 ppmの範囲で含まれる。この特許の 化合物は、本発明の化合物との構造類似性はまったく無く、また製造が難しく且 つコストがかかり、例えば米国特許第3.420.835号明細書に記載されて いるように、複雑な多段階合成手順を必要とする。さらに、それらは、望ましい 最大のクロスオーバー低減量を達成するのに必要な量で添加されると、放射線写 真要素へ有意なイエロー色を付与してしまう。
米国特許第4.617.374号、同第4.707.537号、同第4.749 .773号、同第4.749.774号、同第4.845.187号及び同第4 .994.512号明細書が、飲料ボトル等に使用するのに適したポリエステル やポリカーボネート化合物と共重合されている紫外線吸収性化合物について開示 している。これらの特許明細書は、その化合物を、放射線写真要素に、また本発 明が提供する有用な添加量で、使用することについては何ら記述していない。
本発明で用いられる好ましいUV吸収剤の中には、上記参照文献の開示範囲内に あるものもある。しかしながら、これらの参照文献は、このような化合物をX線 フィルムに使用することについては何ら記述していない。さらに、これらの参照 文献は、(本明細書の実験部分に記載されている)X線フィルムにおけるこのよ うな化合物の意外な光吸収活性についても何ら開示していない。
Re5earch Disclosure、 Vol、 184.1979年8 月、Item 18431が、クロスオーバーを低減するために光吸収性色素を 使用している二重塗布型放射線写真要素を含む、放射線写真要素の構築に関する 技術の現状について概要を記述している。Re5earch Disclosu reは、英国PO107DDハンプシャー州エムスワースにあるKenneth  MasonPublications社から発行されている。
Re5earch Disclosure、Vol、 248.1984年12 月、Item 24822が、ベンゾフェノン類、ベンゾトリアゾール類、ベン ジリデンマロネート類、サリチレート類、オキサミド類、等を含む、放射線写真 フィルム中のクロスオーバーを低減するためのUV吸収性化合物として有用な各 種構造体を開示している。しかしながら、この参照文献は、本発明の化合物につ いては何ら開示していない。さらに、この参照文献の化合物を、クロスオーバー を低減させて最大の画像鮮鋭性を達成するに十分な量で使用すると、過剰量が必 要であり、しかも/またはUV吸収体が望ましくない黄色を付与してしまう。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の写真要素の、尺度は正確ではない、横断面図である。
第2図は、本発明に用いられるUV吸収体の一つ、化合物Iについての吸収曲線 である。化合物■は、UV吸収スペクトルにおいて、塩化メチレン中では356  nmで吸収最大(λmax)を示す。その吸光係数(ε)は37.105に等 しい。
第3図は、本発明に用いられる別のUV吸収体、化合物IIについての吸収曲線 である。化合物Ifは、塩化メチレン中、364 nmで吸収最大(λmax) を示す(e = 45.458)。
第4図は、比較用のUV吸収体についての吸収曲線である。この化合物は、塩化 メチレン中、352 nmで吸収最大(λmax)を示す(ε= 40.944 )。
第5図は、比較用のUV吸収体についての吸収曲線である。この化合物は、塩化 メチレン中、377 nmで吸収最大(λmax)を示す(ε= 29.380 )。
第2図〜第5図における化合物の構造式は、各図中に図示したとおりである。吸 収曲線は、化合物濃度を約0.1g/lにした塩化メチレン溶液を使用して得ら れた。
第6図は、特定のUV吸収体を含有するポリ(エチレンテレフタレート)(PE T)フィルムと、UV吸収体を含まない対照試料について、分光波長を関数とし た透過率のグラフである。
第7図は、青色色素と特定のUV吸収体とを含有するPETフィルム、及びUV 吸収体を含まない対照試料について、分光波長を関数とした透過率のグラフであ る。
第8図は、本発明に用いられるUV吸収体を含有するPETフィルムについて、 フィルムスピード、クロスオーバーパーセント及び透過パーセントを示すグラフ である。
発明の開示 本発明は、向かい合う主面を有し、このような面の各面に紫外線感性ハロゲン化 銀乳剤層を有するポリエステル支持体を含んで成る放射線写真要素を含んで成る 。支持体中に、あるいは乳剤層間に配置した層中に、紫外線吸収性メチン化合物 を添加する。
該メチン化合物は、約350 nm〜約395 nmの波長範囲にわたり、紫外 線の平均透過パーセントを約25%未満にまで低下させるに十分な量で存在し、 よって要素の透過パーセントは、約0.00フインチの炭素原では、約410  DIの波長において少なくとも約55%である。別の実施態様では、該メチン化 合物は、上記範囲の紫外線の平均透過ノく−セントを約12%未満にまで低下さ せるに十分な量で存在する。こうして、各ハロゲン化銀乳剤層に記録された画像 の鮮鋭性か改善される。
本発明によると、一実施態様において、以下に規定する特定の紫外線吸収性メチ ン化合物をポリエステル支持体材料中に添加する。
別の実施態様として、紫外線吸収性メチン化合物を、ハロゲン化銀乳剤層間に配 置した親水性コロイド下塗層中に添加してもよい。紫外線吸収性メチン化合物か 支持体中に添加されている一態様では、ポリエステルに対する紫外線吸収性メチ ン化合物の重量比は約200〜約1600 pI)mの範囲内にある。別のこの ような実施態様では、ポリエステルに対する紫外線吸収性メチン化合物の重量比 は約400〜約800ppInの範囲内にある。
発明を実施するための最良の形態 好ましい実施態様では、本発明は、 向かい合う主面を有するポリエステル支持体:このような面の各表面の紫外線感 性ハロゲン化銀乳剤層:及び該支持体中に添加された、下記の少なくとも1種の 紫外線吸収性化合物 を含んで成る放射線写真画像記録要素を含んで成る。
別の実施態様では、ハロゲン化銀乳剤層間に配置された下塗層中に、紫外線吸収 性化合物が添加されている。
紫外線吸収性化合物は以下の式で示される:R3及びR2は、以下の基: 炭素原子数1〜約20個のアルキル基、炭素原子数約3〜約7個のシクロアルキ ル基、及び炭素原子数6〜約12個のアリール基、但しこれらはどれも置換され ていてもよい:炭素原子数約3〜約lO個のアルケニル基:炭素原子数約3〜約 lO個のアルキニル基;以下の式: で示される基:並びに 以下の式: xl で示される基: (上式中、Lは2価の有機結合基である)から成る群から独立 に選択され: R1及びR4は、以下の基: 炭素原子数1〜約20個のアルキル基、炭素原子数約3〜約7個のシクロアルキ ル基、及び炭素原子数6〜約12個のアリール基、但しこれらはどれも置換され ていてもよい;炭素原子数約3〜約lO個のアルケニル基:炭素原子数約3〜約 IO個のアルキニル基;並びに水素; から成る群から選択され; X及びXlは、−CON(Rs)Rs、−CO2R,及び−8OIR,から独立 に選択され: Rsは、水素または炭素原子数1〜約20個の置換もしくは未置換アルキル基で あり: R6は、炭素原子数1〜約20個のアルキル基、炭素原子数約3〜約7個のシク ロアルキル基、もしくは炭素原子数6〜約12個のアリール基、但しこれらはど れも置換されていてもよい:炭素原子数約3〜約7個のアルケニル基:炭素原子 数約3〜約10個のアルキニル基:水素:または以下の式で示される基であり: 上式中、Yは−CO2−1−CON(Rs)−(Rsは先に定義したとおりであ る)または−8O1−であり、またり、R,及びR4は先に定義したとおりであ り:そして 該紫外線吸収性化合物は、約350 nm〜約395 nmの波長範囲にわたり 、紫外線の平均透過パーセントを約25%未満にまで低下させるに十分な量で存 在し、よって要素の透過パーセントは、約0.00フインチの要素厚では、約4 10 nmの波長において少なくとも約55%である。
別の実施態様では、該紫外線吸収性化合物は、このような範囲の紫外線の平均透 過パーセントを約12%未満にまで低下させるに十分な量で使用することができ る。
本明細書で用いられている用語「置換アルキル」は、一つ以上のハロゲン、フェ ニル、C1〜Cアシクロアルキル、C1〜C,アルコキシ、C1〜C4アルカノ イルオキシ、C1〜C4アルコキシカルボニル、ヒドロキシ、アミノ、カルボキ シ、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルチオ、フェノキシ、フ ェニルチオ、シアノ、スクシンイミド、カルバモイル、スルファモイル、C,− C,アルコキシカルボニル及びフリルによって置換された01〜C8,アルキル 基を意味する。用語「置換シクロアルキル」は、一つ以上のC3〜C4アルキル 、CI〜C4アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、01〜C4アルコキシカルボ ニル、等によって置換されたC8〜C,シクロアルキル基を意味する。用語「置 換アリール」は、上記置換アルキル基上に存在しうる置換基で置換された炭素原 子数6〜約12個のアリール基を意味する。用語’ C+〜C4アルカノイルオ キシ」は、別の酸素に結合しているカルボニル官能基に結合されたC0〜C,ア ルキル基を意味する。例えば、C,アルカノイルオキシはプロピオニルオキシで ある。用語’C+〜C4C1〜C4アルキルスルホニルボニル官能基に結合され たCI〜C4アルコキシを意味し、例えばC2アルコキシカルボニルはエトキシ カルボニルである。「紫外線の平均透過パーセントを約350 nm〜約395  nmの波長範囲にわたり約[X]パーセント未満へ低減する」という意味は、 その内容から、また以下の実施例、その説明、さらには添付の図面から明白であ るように、本発明の二重塗布梨放射線写真要素を通過する紫外線の透過率が、上 記範囲にわたり平均化した場合に、上記値X未満であるという意味である。
「よって要素の透過パーセントは、約0.00フインチの要素厚では、約410  nmの波長において少なくとも約55%である」という意味は、当業者であれ ば容易に理解される。この用語は、本発明の要素の厚さを限定するものではなく 、むしろ放射線写真要素の特性を規定するものであるから、その他のより厚い要 素もまた本発明の範囲内に含まれる。要素の透過率は、その厚さに応じて変化す る。透過率は、放射線写真技術分野で使用される要素厚について、およそ線形様 式で変化すべきである。こうして、厚さ約0.00フインチ(0,18mm)の 本発明の要素は、波長的41On1IIの光の少なくとも約55%を透過する。
これ以上の本発明の要素は、約410 nmにおいて約55%よりも低い透過率 を示し、またより薄い要素はより高い透過率を示さなければならない。
好ましいUV吸収体は、上記式のR1、R1、R3及びR4が以下の基から独立 に選択されているものである:水素二ジクロアルキル:lまたは2個のアルキル 、アルコキシまたはハロゲンで置換されているシクロアルキル;フェニル:1〜 3個のアルキル、アルコキシ、ハロゲン、アルカノイルアミノまたはシアノで置 換されているフェニル;直鎖または枝分れ鎖低級アルケニル;直鎖または枝分れ 鎖アルキル及び1〜3個の以下の基で置換されたこのようなアルキルエハロゲン ;シアノ:スクシンイミド;グルタルイミド:フタルイミド:フタルイミジン: 2−ピロリトノ;シクロヘキシル:フェニル:アルキル、アルコキシ、ハロゲン 、シアノまたはアルキルスルファモイルで置換されたフェニル:ビニルスルホニ ル;アクリルアミド。
スルファミル:ベンゾイルスルホン酸イミド:アルキルスルホンアミド;フェニ ルスルホンアミド;アルケニルカルボニルアミノ;以下の式の基: 上式中、Yは、−NH−1 −N−アルキル 一〇−1−8−またl;!−CH20−;−3−R,,; 5OICH2CH2 SR,4(R14はアルキル、フェニル、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、ア ルカノイルアミノまたはシアノで置換されたフェニル、ピリジル、ピリミジニル 、ベンゾキサゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリルまたは以下の式。
Q)K ; −NHXsR+m : −CONR+iR+s ; 及び−3Oz NR+sR+sであり;R1,は、H1アリール、アルキル及びハロゲン、フェ ノキシ、アリール、−CN、シクロアルキル、アルキルスルボニル、アルキルチ オまたはアルコキシで置換されたアルキル;島は−CO−1−COO−または− 3Ot−であり:R5,はアルキル並びにハロゲン、フェノキシ、アリール、シ ア八シクロアルキル、アルキルスルボニル、アルキルチオ及びアルコキシで置換 されたアルキルから選択され;そしてx効<−co−である場合は、R3,は水 素、アミバアルケニル、アルキルアミバジアルキルアミノ、アリールアミノ、了 り−ルもしくはフリル:アルコキシ:シアノもしくはアルコキシで置換されたア ルコキシ:フェノキシ;または1〜3個のアルキル、アルコキシもしくはハロゲ ンで置換されたフェノキシであってもよい。
好ましくは、XとXlは、独立に、シアノ、カルバミル、N−アルキルカルバミ ル、N−アルキル−N−アリールカルバミル、N、N−ジアルキルカルバミル、 N、N−アルキルアリールカルバミル、N−アリールカルバミル、N−シクロへ キシルカルバミル、アリール、2−ベンゾキサゾリル、2−ベンゾチアゾリル、 2−ベンズイミダゾリル、1.3.4−チクアゾルー2−イル、1.3.4−才 キサジアゾルー2−イル、アルキルスルホニル、アリールスルボニルまたはアシ ルから選択される。
して表される有機結合は、非オキソ炭素原子、例えば未置換または置換メチレン 基、メチリデン基及び未置換メチレン基または炭素環式もしくは複素環式芳香族 基の核炭素原子、を介して隣接酸素原子に結合されている。こうして、結合基り は各種のC3〜C,アルキレン、C3〜C,アルケニレン、C1〜C,アルキニ レン、C3〜C7シクロアルキレン、炭素環式及び複素環式アリーレン並びにこ のような2価基の組合せ、から選択される。アルキレン結合基は、その主鎖内に 、ヘテロ原子、例えば酸素、硫黄、スルホニル、窒素、置換窒素、及び/または 環式基、例えば03〜C7シクロアルキレン、炭素環式アリーレン、または2価 芳香族複素環式基を含有してもよい。
結合鎖中に環式部分を含有するアルキレン結合基の例には以下のものが含まれる : 、及び C6)15 炭素環式アリーレン基は、シクロアルキレン、例えば1.2−11.3−及び1 ,4−シクロヘキシレン、1.2−11.3〜及び1,4−フユニレン並びに2 ,6−及び2,7−ナフチレンであることができる。
2価・複素環式基の例には、未置換及び置換トリアジン、例えばl。
3.5−トリアジン−2,4−ジイル、6−メドキシー1.3.5−)−リアジ ン−2,4−ジイル及び以下の構造を有する基ニジアジン、例えば2.4−ピリ ミジンジイル、6−メチル−2,4−ピリミジンジイル、6−フェニル−2,4 −ピリミジンジイル、3.6−ピリダジンジイル及び2−メチル−3−才キソー 4,5−ピリダジンジイル;ジシアノピリジン、例えば3.5−ジシアノ−2, 6−ピリジンジイル及び4−フェニル−3,5−シアノ−2,6−ピリジンジイ ル:キノリン及びイソキノリン、例えば2,4−キノリンジイル及び2.8−イ ソキノリンジイル:キノキサリン、例えば2.3−キノキサリンジイル;並びに アゾール、例えば2.5−チアシルジイル、5−メチレン−2−チアゾリル、3 .5−イソチアシルジイル、5−メチレン−3−イソチアゾリル、1.3.4− チアジアゾル−2,5−ジイル、1.2.4−チアジアゾル−3,5−ジイル、 2,6−ベンゾチアゾルジイル、2,5−ベンゾキサゾルジイル、2.6−ベン ズイミダゾルジイル、6−メチレン−2−ベンゾチアジンル及び以下の構造式の 基:並びにマレイミド、例えば1−メチル−3,4−マレイミドジイル及びl− フェニル−3,4−マレイミドジイル、が含まれる。して表される結合基の非環 状部分もまた、例えばヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、アルカノイルオキシ 、シアノ、アルコキシカルボニル、アリール、アリールアミノ、シクロアルキル 、等で置換されていてもよい。結合基りの環状部分は、アルキル並びに先に記載 した置換基で置換されていてもよい。上述の可能な置換の他に、窒素含有アルキ レン基の窒素原子が、以下の式のように、例えばアルキル、アリール、アルカノ イル、アロイル、アルキルスルホニルまたはカルバモイルで置換されていてもよ い: アルキレン−N−アルキレン、アルキレン−N−アルキレンアルキレン−N−ア ルキレン、アルキレン−N−アルキレンアルキレン−N−アルキレン、アルキレ ン−N−アルキレンアルキル アルキレン−N−アルキレン Lの上記定義では、用語「アルキレン」は、炭素原子1〜約8個を含有する直鎖 または枝分れ鎖の2価炭化水素基を表す。用語「炭素環式アリーレン」は、フェ ニレン基及び01〜C4アルキル、01〜C4アルコキシまたはハロゲンで置換 されたフェニレン基を指す。
一実施態様において、UV吸収体についての上記式を参照すると、Xは−COI RIであり且つR6は炭素原子数1〜約lO個のアルキル基であり、R1は水素 、炭素原子数1〜約10個のアルキル基、または炭素原子数1〜約10個の置換 アルキル基であり、そしてR2は炭素原子数1〜約10個のアルキル基である。
別の実施態様では、Xは−COt Rgであり、またR6は炭素原子数1〜約l O個のアルキル基であり、R1は炭素原子数1〜約lO個のアルキル基であり、 そしてR1は以下の式で示され:上式中、X、は−CO* Rsであり、またR 6は先に定義したとおりであり、そしてR2は炭素原子数1〜約10個のアルキ ル基である。
さらに別の実施態様では、R3は水素、炭素原子数1〜約10個のアルキル基、 または炭素原子数1〜約10個の置換アルキル基であり、R1は炭素原子数1〜 約10個のアルキル基であり、そしてXは以下の式で示され: R3 上式中、R1は炭素原子数1〜約lO個のアルキル基であり、そしてR4は水素 、炭素原子数1〜約10個のアルキル基、または炭素原子数1〜約lO個の置換 アルキル基である。
ポリエステルに対する紫外線吸収性化合物の適当な重量比率は、約200〜約1 600 ppmである。別の実施態様では、ポリエステルに対する紫外線吸収性 化合物の重量比率は約400〜約800 ppmである。
本発明に用いられる増感紙は、実質的に、紫外分光領域内で、すなわち約400  nm以下で発光することかできる。このような増感紙は当該技術分野では周知 であり、また例えば、1974年7月2日に発行されたC1eareの米国特許 第3.822.131号明細書や、1968年5月18日に発行されたLuck eyのベルギー国特許第703.998号明細書に記載されている。
ハロゲン化銀乳剤層は、各種量の塩化銀、ヨウ化銀、臭化銀、塩臭化銀、臭ヨウ 化銀、等を含有することかできる。摩耗や引掻きのような損傷から乳剤層を保護 するために、従来のオーバーコート層を使用することができる。
放射線写真要素は、さらに別の従来の特徴を含むことができる。
先に引用したRe5earch Disclosure、 Item 1843 1を参照すると、乳剤層単位は安定剤、カブリ防止剤、及び5ection I Iに記載されている種類のキンク防止剤を含有することかでき、またオーバーコ ート層は、5ection IVに記載されている各種の従来のいずれの添加剤 を第1図を参照すると、図示した集成体において、本発明による放射線写真要素 100は一対の紫外線発光性増感紙102及び104の間に配置されている。放 射線写真要素100は、照射された光の少なくとも一部を透過てきる、典型的に は透明であるかまたは青味がかっている支持体106と、任意の、同様に透過性 である下部層単位または二次層単位108及び110とを含んで成る。図示した 実施態様では、下部層単位108及び110によって形成されている支持体の第 −及び第二の向かい合う主面112及び114の上に、それぞれクロスオーバー 低減層116及び118があり、各層中に、本発明の紫外線吸収性化合物か添加 されている。ハロゲン化銀紫外線感性乳剤層120及び122か、それぞれクロ スオーバー低減層116及び118の上に配置されている。
本発明の紫外線吸収性化合物が支持体中に添加されている本発明の別の実施態様 では、ハロゲン化銀乳剤層120及び122は、それぞれ面112及び114の 上に、それらの間に配置されるこのような下部層単位108及び110をそれぞ れ含まずに、配置されている。
使用の際には、その集成体は、X線の像様照射を受ける。X線は増感紙i02及 び104によって主に吸収され、それがX線照射量の一次関数として紫外線を即 時光する。まず、増感紙102か発する光について考えると、光記録性の、紫外 線感性の潜像形成層単位120がこの増感紙に隣接して配置されており、それが 発する光を受ける。増感紙102と乳剤層単位120とは近接しているので、乳 剤層120内で潜像形成吸収か起こるまでの光散乱は最小であるに過ぎない。こ うして、増感紙102からの発光は、乳剤層120内に鮮鋭な画像を形成する。
しかしながら、増感紙102により発せられた光のすべてか乳剤層120内で吸 収されるわけではない。
この残存光は、その他で吸収されない限り、離れている乳剤層単位122に到達 して、この離れている乳剤層単位内にかなり不鮮鋭な像を形成させてしまうこと になる。クロスオーバー低減層116及び118はどちらも増感紙102と乳剤 層122との間に配置されており、この残存光を遮蔽及び減衰することができる 。よって、これらの層は共に、増感紙102による乳剤層122のクロスオーバ ー露光を低減することに寄与する。まったく同様に、増感紙104か、光記録性 の紫外線感性乳剤層単位122内に鮮鋭な像を形成させ、また同様に紫外線吸収 層108及び110が、増感紙104により発せられた紫外線による乳剤層単位 120のクロスオーバー露光を低減する。
照射して記録潜像を形成した後、放射線写真要素100を増感紙102及び10 4とは別にし、そして当該技術分野で周知の種類の利用し易い適当な処理機で処 理することかできる。
本発明の紫外線吸収性化合物をクロスオーバー低減層中または支持体中に添加し て使用することによって、本発明の放射線写真要素は上記の特異な利点の組合せ を可能にする。
本発明の放射線写真要素の製造及び特性を以下の実施例で例示する。本発明の一 部の紫外線吸収性化合物の説明及び/または製造は、米国特許第4.617.3 74号、同第4.749.774号及び同第4.994.512号明細書に見る ことができる。また、本発明の一部の紫外線吸収性化合物の製造を、以下の実施 例で例示する。
化合物の製造 本発明の実施に用いられる化合物の製造に有用な中間体アルデヒドか知られてお り、また周知の方法によって製造される。例えば、中間体アルデヒドA(下記) は、H,Szmant、 ”Organic BuildingBlocks  of the Chemical [ndustry”、 John Wile y and 5ons、 NewYork (1989)、 pp 234及び 514)に記載されているようなよく知られた反応によって製造される。一つの 方法では、以下のように、適当なアルキル化剤、例えばハロゲン化アルキル、ア ルキルスルフェート及びアルキルホスフェート、等との反応によって、カテコー ルをモノアルキル化してカテコールモノアルキルエーテルを得、次いてそれをR eilner−Tieman反応で中間体Aとする。
HO また、アルデヒドAは、以下のように、ビペロナールをHBrと反応させて3. 4−ジヒドロキシベンズアルデヒドを得、それを適当なアルキル化剤でアルキル 化してAを得ることによって製造することもできる。
HO これらのアルデヒドAは、米国特許第4.707.537号明細書(上記)や以 下の実施例にあるように、本発明の実施に有用なUV吸収性化合物を製造するた めに直接に使用すること、あるいはより高度に置換された有用なベンズアルデヒ ドを製造するためにさらに反応させることができる。
本発明の実施に有用なビス−メチン化合物の製造に有用なビス−アルデヒドの製 造方法は、米国特許第4.749.774号明細書(上記)及び同第4.994 .512号明細書(上記)に記載されている。
中間体アルデヒドと活性メチレン化合物とを反応させるのに有用な方法はよく知 られており、また上記特許明細書及び以下の実施例に記載されている。
バニリン(7,60g、 0.05 mol)と、シアノ酢酸メチル(4,95 g。
0.05 mol)と、エタノール(50mL)と、ピペリジン(12滴)と、 そして酢酸(6滴)の混合物を攪はんしながら3時間加熱還流した後冷却した。
淡黄色の生成物が結晶化し、そして新たに別のエタノール(25mL)を加えて 攪はんを促進し、また5%HCI (10mL)を加えて存在するすべてのフェ ノール塩を中和した。生成物2−シアノ−3−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ フェニル)−2−プロペン酸メチルを濾過して集め、エタノールで洗浄し、そし て空気中で乾燥した。得られた収量は9.4 g(80,6%)である。その生 成物の化学式は、マススペクトル分析によって支持され、また以下に化合物Iと して示され■ 実施例2 水酸化ナトリウム(2,4g)を水(50mL)に攪はんして溶解させた。バニ リン(7,60g、 0.05 mol)とα−クロロ−トルエン(7,60g 。
0.06 mol)を加えて、その反応混合物を攪はんしながら16時間加熱還 流した。塩化メチレン(10mL)を使用して水性混合物から生成物を抽出した 。その溶剤を減圧下で除去すると、油状物が得られ、それはイソプロピルアルコ ールで処理し攪はんすると結晶化した。
マススペクトル分析は以下の構造式を支持した:C)130 4−(ベンジルオキシ)−3−メトキシベンズアルデヒド(1,21g。
0.005 mol)と、シアノ酢酸メチル(0,50g、 0.005 mo l)と、メタノール(10,0mL)と、そしてピペリジン(5滴)の混合物を 攪はんしながら1時間加熱還流して冷却した。生成物3−(4−ベンジルオキシ −3−メトキシフェニル)−2−シアノ−2−プロペン酸エステルを、濾過によ り集め、メタノールで洗浄し、そして空気中で乾燥した。塩化メチレン溶液中で 364 nmにおいて吸収最大を示す生成物の収量は1.50 g(93%)で あった。生成物の化学式はマススペクトル分析によって支持された。
実施例4 4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−メトキシベンズアルデヒド(0,98g 、 0.0050101) (上記米国特許第4.707.537号明細書の例 1を参照のこと)と、シアノ酢酸メチル(0,50g、 0.005 mol) と、ピペリジン(3滴)と、そしてメタノール(10++L)の混合物を攪はん しながら1時間加熱還流して冷却した。淡黄色の生成物を濾過して集め、メタノ ールで洗浄し、そして空気中で乾燥した。得られた生成物の収量は1.0 g( 72%)であり、マススペクトル分析によって以下の構造式が支持された: その化合物は、塩化メチレン中で365 nmにおいて吸収最大を示す。
実施例5 2−シアノ−3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル−2−プロペン酸エ チルの調製 3−ヒドロキシ−4−メトキシベンズアルデヒド(イソバニリン)(1,52g 、 0.01 [+101)と、シアノ酢酸エチル(1,13g+ 0.01  not)と、エタノール(20,0mL)と、そしてピペリジン(5滴)の混合 物を1時間加熱還流した。その反応混合物を冷却して、IO%HCIでpHを約 4〜5の酸性にして生成物を生じさせ、それを濾過して集め、エタノールで洗浄 し、そして風乾した。収量1.36 g(55%)の生成物が得られ、それはマ ススペクトル分析によって以下の構造式に相当することが支持された: その化合物は、塩化メチレン溶液中では354 nmにおいて吸収最大(λma x)を示す。
3.4−ジメトキシベンズアルデヒド(4,15g、 0.025 mol)と 、シアノ酢酸メチル(2,48g、 0.025 mol)と、メタノール(1 00mL)と、そしてピペリジン(10滴)の混合物を2時間加熱還流した。そ の後、その反応混合物を冷却し、その生成物を濾過して集め、メタノールで洗浄 し、そして空気中で乾燥した(収量6.0 g、 97%)。マススペクトル分 析によって以下の構造式が支持された:その化合物は、塩化メチレン中では36 1 n[11において吸収最大を示す。
実施例7 4−カルベトキシメトキシ−3−メトキシベンズアルデヒド(23,8g、 0 .10 、mol)と、シアノ酢酸エチル(11,3g、 0.10 moりと 、エタノール(150mL)と、そしてピペリジン(2mL)の混合物を4時間 加熱還流した。その反応混合物を冷却させ、そしてその固形分を濾過して集め、 エタノールで洗浄し、そして空気中で乾燥した。得られた生成物の収量は31. 3 g(93%)であり、マススペクトル分析によって以下の構造式が支持され た: その生成物を塩化メチレンに溶解すると、355 nmにおいて吸収最大が観測 された。
実施例8 3−[4(2−ヒドロキシエトキシ)−3−メトキシフェニル]−2−メチルス ルホニル−2−プロペンニトリルの調製4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3− メトキシベンズアルデヒド(0,98g、 0.005 mol) (上記米国 特許第4.707.537号明細書の例1を参照のこと)と、メチルスルホニル アセトニトリル(0,60g。
0、oos [ool)と、エタノール(10mL)と、そしてピペリジン(5 滴)の混合物を1時間加熱還流したところ、その間に生成物が結晶化した。その 反応混合物を冷却させ、非常に淡い黄色生成物を濾過して集め、エタノールで洗 浄し、そして空気中で乾燥した。その生成物の収量は1.05 g(70,9% )であった。マススペクトル分析は以下の構造式を支持した: その生成物は、塩化メチレン中で、362 nmにおいて吸収最大を示す。
実施例9 2−シアノ−3〜(4−ヒドロキシ−3=メトキシフエニル)−2−プロペンア ミドの調製 バニリン(1,52g、 0.01 mol)と、α−シアノアセトアミド(0 ,84g、 0.01 mol)と、エタノール(25mL)と、そしてピペリ ジン(6滴)の反応混合物を1時間加熱還流した後、室温にまで冷却させた。そ の反応混合物を、2〜3711の濃HCIを添加することでpHを3〜4に酸性 化した。濾過して集め、エタノールで洗浄し、そして空気中で乾燥させた生成物 は、マススペクトルによって支持された以下の構造式を示す: 生成物の収量は1.5 g(68,8%)であった。塩化メチレン中で、その生 成物は352 r+mの吸収最大を示す。
実施例10 バニリン(1,96g、 0.01 mol)と、1.2−エタンジイルビス( α−シアノアセテート) (3,04g、 0.02 mat)と、N、N−ジ メチルホルムアミド(10mL)と、そしてピペリジンアセテート(0,2g) の反応混合物を攪はんしながら1.5時間90〜95°Cに加熱し、室温にまで 冷却させ、そしてメタノール(100mL)中に入れた。濃HCIを添加してp Hを3〜4に調整し、そしてその固体生成物を濾過して集め、物は以下の構造式 で示され: 上式はNMR分析とマススペクトル分析によって確認されたものである。塩化メ チレン中、その化合物は365 nmの吸収最大と40.490の吸光係数を示 す。
実施例11 水酸化ナトリウム(24,0g、 0.60 mol)を含有する水(500m L)に溶解したバニリン(4−ヒドロキシ−3−メトキシベンズアルデヒド、9 1.2 g、 0.60 mol)の溶液に、1,2−ジブロモエタン(56, 7g。
0.30 mol)を加え、その反応混合物を攬はんしながら8時間加熱還流し 、その後冷却させた。生成物4.4−[(1,2−エタンジイル)ビス(オキシ )ビス(3−メトキシベンズアルデヒド)]を濾過して集め、水で洗浄し、そし て空気中で乾燥した。収量67.5 g(68%)のかすかに灰色の固形分が得 られた。その生成物の化学式はマススペクトル分析によって支持された。
4.4−[(1,2−二タンジイル)ビス(オキシ)ビス(3−メトキシベンズ アルデヒド)] (49,5g+ o、ts mol)と、シアノ酢酸メチル( 30g、 0.30 mol)と、N、N−ジメチルホルムアミド(500a+ L)と、ピペリジン(3mL)と、そして酢酸(1aL)の混合物を攪はんしな がら2時間約100°Cに加熱した。その反応混合物を室温にまで冷却させ、生 成した淡黄色固体を濾過して集め、そしてメタノールで洗浄した。その粗生成物 を500 a+Lの沸騰しているメタノール中に再スラリー化し、濾過して集め 、メタノールで洗浄し、そして空気中で乾燥した。得られた収量59.4 g( 81%)の3.3−[(1,2−エタンジイル)ビス(オキシ)ビス(3−メト キシ−4,1−フェニレン)ビス(2−シアノ−2−プロペン酸)]ジメチルは 、以下の化学式で示され、また化合物11と称される: 本発明のX線要素の製造に用いることができるメチン化合物のさらに別の例を以 下の表に記載するが、その中で、各表の化合物は各表の直前に示した構造式に一 致する。
表 1 −C02CH3−O(3−CH2C=CH表2 第4図は、化合物IIIの特徴的な吸収曲線である。
フィルム支持体5(比較用)は、以下の構造式で示される紫外線吸収性化合物を 含有する: 口 第5図は、化合物IVの特徴的な吸収曲線である。
さらに別の厚さ7ミルのPETフィルム支持体を、上記化合物を用い、また25 0重量ppmの青色素、1.4−ビス(2,6−シエチルアニリノ)−アントラ キノンを各PET支持体と混合含有させて製作した。
標準的な技法を採用して、各試料の透過スペクトルを得た。その結果を第6図及 び第7図並びに以下の表9に示した。
標準技法を用いて比色データを得、その結果を以下の表10に示す。記号「B@ Jは色調値である。
!1旦 250重量ppo+の1,4−ビス(2,6−シエチルアニリノ)−アントラキ ノン青色素を有する及び有さない、PETフィルム中の同重量比率の各UV吸収 体の透過パーセントに関する第6図及び第7図は、化合物■及び化合物IIを含 有する支持体が、紫外線範囲の約350 nm〜約395 nmにおいて、同じ 重量比率のsoo ppmにおける化合物IIIよりも良好な吸収を示したこと を図示している。また、化合物I及び化合物1■を含有する支持体は、400  nmよりも高い可視範囲における望ましくない吸収がより少ないことを示してい る。結果として、同じUV吸収量に対して、化合物■及び化合物IIを含有する ポリ(エチレンテレフタレート)支持体は、化合物IIIを含有する支持体より も低重量%のUV吸収体を使用することができる。それゆえ、本発明の紫外線吸 収性化合物を含有する支持体が示す望ましくない黄色の色相は、化合物IIIを 含有する支持体よりも少ない。
表1Oの比色測定結果は、色調(Bつの負が大きくなるほど、色調はより階調と なり、こうして支持体がより望ましくなる。「弁別しきい値J (JND)は0 .7である。こうして、表10では、支持体2と支持体3の間に弁別しつる差は なく、また化合物■を含有する支持体の良好な色調は、同様に良好な色調を示す 化合物IIを含有する支持体と弁別しつる差がない。化合物■及びIIをそれぞ れ含有するフィルム支持体2及び3の比色測定結果を、それぞれフィルム支持体 4及び5と比較すると、従来の化合物を含有するフィルム支持体は、著しく高い 望ましくない黄色を示す、すなわちB“の正値がより大きい、ことが認められる 。青色トナー色素を添加した場合でさえも同じ結果が得られる(表10において 、フィルム支持体7及び8をそれぞれフィルム支持体9及び10と比較する)。
実施例144 化合物■及び化合物11を含有するそれぞれ実施例1及び実施例11の7ミルP ET支持体に、標準的なハロゲン化銀乳剤層を支持体各面にそれぞれ塗布し、そ して本発明の放射線写真要素へとそれぞれ集成した。吸収体化合物を下記の添加 量で含む各要素を、スピード、クロスオーバー%、及び波長範囲350〜395  runにおける透過パーセントについて試験し、その結果を以下の表11と第 8図に示した。
表11は、記載の吸収体添加量に対する記載の波長範囲での透過パーセントを示 す。第8図は、スピード、クロスオーバー%及び380nI11での透過パーセ ントをグラフにしたものである。
どちらの放射線写真要素も、良好なフィルムスピードを維持しながら良好なりロ スオーバー低減を示し、またとりわけ約400 pI)m〜約800 ppmの 範囲内で良好な透過率を示した。
表11 要素含有 添加量 透過パーセント 透過パーセント化合物: (111111 1) (350〜395 nm) (400〜430 nm)産業上の利用可能 性 本発明の放射線写真画像記録要素は、医療用途及びその他の用途に有用な実質的 に黄色を含まない画像記録材料を提供する。露光を受け現像された画像は、その 他の放射線写真要素よりもコントラストが良好で且つ画像が鮮鋭なため読み取り 易い。このことは、画像形成された材料からの情報収集の改善、例えば医療用途 における診断性能の改善、をもたらすことにもなる。
本発明は、好ましい実施態様を特に参照して記載されたものである。上記の詳細 な説明を理解できる当業者であれば、添付の特許請求の範囲及び精神から逸脱す ることなく、多くの置換や改変を行うことが可能である。
透過又はクロスオーバー% 〜り”シフr 透過パーセ゛ノド 国際調査報告 −PCTAIS 92107165 フロントページの続き (72)発明者 プリーブ、エリザベス ケー。
アメリカ合衆国、ニューヨーク 14615゜ロチェスター、ライガ ストリー ト 8(72)発明者 マイアー、ラリ−ケー。
アメリカ合衆国、ニューヨーク 14609゜ロチェスター、ディーアフィール ド ドライブ 115 (72)発明者 ディッカーソン、ロバート イー。
アメリカ合衆国、ニューヨーク 14606゜ロチェスター、キャディラック  アベニュ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.向かい合う主面を有するポリエステル支持体;前記面の各表面の紫外線感性 ハロゲン化銀乳剤層;及び前記支持体中に添加された、下式で示される少なくと も1種の紫外線吸収性化合物 を含んで成る放射線写真画像記録要素:▲数式、化学式、表等があります▼ 上式中、 R1及びR2は、以下の基: 炭素原子数1〜約20個のアルキル基、炭素原子数約3〜約7個のシクロアルキ ル基、及び炭素原子数6〜約12個のアリール基、但しこれらはどれも置換され ていてもよい;炭素原子数約3〜約10個のアルケニル基;炭素原子数約3〜約 10個のアルキニル基;水素; 以下の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される基;並びに 以下の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される基;(上式中、Lは2価の有機結合基である)から成る群から独立に 選択され; R3及びR4は、以下の基: 炭素原子数1〜約20個のアルキル基、炭素原子数約3〜約7個のシクロアルキ ル基、及び炭素原子数6〜約12個のアリール基、但しこれらはどれも置換され ていてもよい;炭素原子数約3〜約10個のアルケニル基;炭素原子数約3〜約 10個のアルキニル基;並びに水素; から成る群から選択され; X及びX1は、−CON(R5)R6、−CO2R6及び−SO2R6から独立 に選択され; R5は、水素または炭素原子数1〜約20個の置換もしくは未置換アルキル基で あり; R6は、炭素原子数1〜約20個のアルキル基、炭素原子数約3〜約7個のシク ロアルキル基、もしくは炭素原子数6〜約12個のアリール基、但しこれらはど れも置換されていてもよい;炭素原子数約3〜約7個のアルケニル基;炭素原子 数約3〜約10個のアルキニル基;水素;または以下の式で示される基であり; ▲数式、化学式、表等があります▼ 上式中、Yは−CO2−、−CON(R5)−(R5は先に定義したとおりであ る)または−SO2−であり、またL、R3及びR4は先に定義したとおりであ り;そして 前記紫外線吸収性化合物は、約350nm〜約395nmの波長範囲にわたり、 紫外線の平均透過パーセントを約25%未満にまで低下させるに十分な量で存在 し、よって前記要素の透過パーセントは、要素厚さ約0.007インチでは、約 410nmの波長において少なくとも約55%である。
  2. 2.Xが、−CO2R6であり且つR6が炭素原子数1〜約10個のアルキル基 であり、 R1が、水素、炭素原子数1〜約10個のアルキル基または炭素原子数1〜約1 0個の置換アルキル基であり、そしてR2が、炭素原子数1〜約10個のアルキ ル基である、特許請求の範囲1記載の放射線写真画像記録要素。
  3. 3.Xが、−CO2R6(式中、R6は炭素原子数1〜約10個のアルキル基で ある)であり、 R2が、炭素原子数1〜約10個のアルキル基であり、そしてR1が、以下の式 : ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、X1は、−CO2R6であり、またR6は上記定義どおりであり、そ してR3は炭素原子数1〜約10個のアルキル基である)で示される、 特許請求の範囲1記載の放射線写真画像記録要素。
  4. 4.R1が、水素、炭素原子数1〜約10個のアルキル基または炭素原子数1〜 約10個の置換アルキル基であり、R2が、炭素原子数1〜約10個のアルキル 基であり、そしてXが以下の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、R3は、炭素原子数1〜約10個のアルキル基であり、そしてR4は 、水素、炭素原子数1〜約10個のアルキル基または炭素原子数1〜約10個の 置換アルキル基である)で示される、特許請求の範囲1記載の放射線写真画像記 録要素。
  5. 5.前記紫外線吸収性化合物が、約350nm〜約395nmの波長範囲にわた る紫外線の平均透過パーセントを約12%未満にまで低下させるに十分な量で存 在している、特許請求の範囲1記載の放射線写真画像記録要素。
  6. 6.前記ポリエステルに対する前記紫外線吸収性化合物の重量比率が約200〜 約1600ppmである、特許請求の範囲1記載の放射線写真画像記録要素。
  7. 7.前記ポリエステルに対する前記紫外線吸収性化合物の重量比率が約400〜 約800ppmである、特許請求の範囲1記載の放射線写真画像記録要素。
  8. 8.向かい合う主面を有するポリエステル支持体;前記面の各表面の紫外線感性 ハロゲン化銀乳剤層;及び前記乳剤層間に配置された層中に添加された、下式で 示される紫外線吸収性化合物 を含んで成る放射線写真画像記録要素:▲数式、化学式、表等があります▼ 上式中、 R1及びR2は、以下の基: 炭素原子数1〜約20個のアルキル基、炭素原子数約3〜約7個のシクロアルキ ル基、及び炭素原子数6〜約12個のアリール基、但しこれらはどれも置換され ていてもよい;炭素原子数約3〜約10個のアルケニル基;炭素原子数約3〜約 10個のアルキニル基;水素; 以下の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される基;並びに 以下の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される基;(上式中、Lは2価の有機結合基である)から成る群から独立に 選択され; R3及びR4は、以下の基: 炭素原子数1〜約20個のアルキル基、炭素原子数約3〜約7個のシクロアルキ ル基、及び炭素原子数6〜約12個のアリール基、但しこれらはどれも置換され ていてもよい;炭素原子数約3〜約10個のアルケニル基;炭素原子数約3〜約 10個のアルキニル基;並びに水素; から成る群から選択され; X及びX1は、−CON(R5)R6、−CO2R6及び−SO2R6から独立 に選択され; R5は、水素または炭素原子数1〜約20個の置換もしくは未置換アルキル基で あり; R6は、炭素原子数1〜約20個のアルキル基、炭素原子数約3〜約7個のシク ロアルキル基、もしくは炭素原子数6〜約12個のアリール基、但しこれらはど れも置換されていてもよい;炭素原子数約3〜約7個のアルケニル基:炭素原子 数約3〜約10個のアルキニル基;水素;または以下の式で示される基であり; ▲数式、化学式、表等があります▼ 上式中、Yは−CO2−、−CON(R5)−(R5は先に定義したとおりであ る)または−SO2−であり、またL、R3及びR4は先に定義したとおりであ り;そして 前記紫外線吸収性化合物は、約350nm〜約395nmの波長範囲にわたり、 紫外線の平均透過パーセントを約25%未満にまで低下させるに十分な量で存在 し、よって前記要素の透過パーセントは、要素厚さ約0.007インチでは、約 410nmの波長において少なくとも約55%である。
  9. 9.Xが、−CO2R6であり且つR6が炭素原子数1〜約10個のアルキル基 であり、 R1が、水素、炭素原子数1〜約10個のアルキル基または炭素原子数1〜約1 0個の置換アルキル基であり、そしてR2が、炭素原子数1〜約10個のアルキ ル基である、特許請求の範囲8記載の放射線写真画像記録要素。
  10. 10.Xが、−CO2R6(式中、R6は炭素原子数1〜約10個のアルキル基 である)であり、 R2が、炭素原子数1〜約10個のアルキル基であり、そしてR1が、以下の式 : ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、X1は、−CO2R6であり、またR6は上記定義どおりであり、そ してR3は炭素原子数1〜約10個のアルキル基である)で示される、 特許請求の範囲8記載の放射線写真画像記録要素。
  11. 11.R1が、水素、炭素原子数1〜約10個のアルキル基または炭素原子数1 〜約10個の置換アルキル基であり、R2が、炭素原子数1〜約10個のアルキ ル基であり、そしてXが以下の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、R3は、炭素原子数1〜約10個のアルキル基であり、そしてR4は 、水素、炭素原子数1〜約10個のアルキル基または炭素原子数1〜約10個の 置換アルキル基である)で示される、特許請求の範囲8記載の放射線写真画像記 録要素。
  12. 12.前記紫外線吸収性化合物が、約350nm〜約395nmの波長範囲にわ たる紫外線の平均透過パーセントを約12%未満にまで低下させるに十分な量で 存在している、特許請求の範囲8記載の放射線写真画像記録要素。
  13. 13.前記ポリエステルに対する前記紫外線吸収性化合物の重量比率が約200 〜約1600ppmである、特許請求の範囲8記載の放射線写真画像記録要素。
  14. 14.前記ポリエステルに対する前記紫外線吸収性化合物の重量比率が約400 〜約800ppmである、特許請求の範囲8記載の放射線写真画像記録要素。
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