JPH03218375A - ホトクロミック化合物 - Google Patents

ホトクロミック化合物

Info

Publication number
JPH03218375A
JPH03218375A JP2189664A JP18966490A JPH03218375A JP H03218375 A JPH03218375 A JP H03218375A JP 2189664 A JP2189664 A JP 2189664A JP 18966490 A JP18966490 A JP 18966490A JP H03218375 A JPH03218375 A JP H03218375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formulas
formula
tables
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2189664A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Tomota
昭彦 友田
Akira Kaneko
明 金子
Hisao Suzuki
久夫 鈴木
Hideki Tsuboi
秀樹 坪井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2189664A priority Critical patent/JPH03218375A/ja
Publication of JPH03218375A publication Critical patent/JPH03218375A/ja
Priority to US07/902,778 priority patent/US5296607A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D409/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D409/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings
    • C07D409/06Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings linked by a carbon chain containing only aliphatic carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D409/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D409/14Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms containing three or more hetero rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D413/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D413/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings
    • C07D413/06Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings linked by a carbon chain containing only aliphatic carbon atoms
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/72Photosensitive compositions not covered by the groups G03C1/005 - G03C1/705
    • G03C1/73Photosensitive compositions not covered by the groups G03C1/005 - G03C1/705 containing organic compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、光記録、光記憶、複写媒体などに用いられ
る新規なホトクロミック化合物に関する。
[従来の技術] 従来からホトクロミック化合物として広く知られている
もののひとつに、無水コハク酸あるいはその誘導体の二
つのメヂレン炭素に、それぞれアルキリデン基が結合し
ているフルギド化合物がある。(特公昭60−5215
0号、米国特許4220708号等)これらのフルギド
系ホトクロミック化合物は、これに一定波長の光を照射
すると構造変化し、さらにこれに特定波長の光を照射す
ると、元の構造に戻る性質を有している。
そこでこのような性質を利用して、光読み取りや光書き
込みが可能となり、各種光記録、光記憶、4 複写媒体などとして使用することができる。
ところでこのようなホトクロミック化合物を光記録媒体
として使用するにあたり以下のような性質が要求される
■繰り返し耐久性が良好であること。(記録、消去の繰
り返し) ■暗所熱的安定性が良好であること。(発消色状態の保
存) ■長波長感受性が良好であること。(半導体レーザとの
適合性) ■記録の読み出しを非破壊的に行うことができること。
(非破壊的読み出し) [発明が解決しようとする課題] 特にH . G . I−{ ellerらによってフ
ルギド化合物の複素環を下記のようにフラン、チオフエ
ン、ビロール環と変化させることによって上記■の長波
長感受性が良好なホトクロミック化合物が得られること
が報告されている。    (以下、余白)(〜600
nm) ところがこの手法に基づいて長波長化を行うと、ピロー
ル環ではその極大吸収波長を6 0 0 nmにまです
ることができるものの、ピロール環のもつ高い芳香族性
のために、発色体の安定性が阻害され、上記■の発消色
状態の保存性が低下するという不都合があった。(A.
Kaneko etal,Bull,Chem.S o
c. J pn.,61.3569(198g)に詳述
されている。)そしてホトクロミック特性を評価する場
合には、上記の■〜■の特性を同時に満たすことが極め
て重要なこととされており、ヘテロ元素を変化させる上
記}{ellerらによる長波長化の手法では、優れた
ホトクロミック特性を有する化合物の提供が困難であっ
た。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであ
って、フルギド化合物のへテロ元素を変化させることな
く、電子供与性基を導入すること6 により発消色状態の保存性を劣化させることなく、長波
長感受性の良好なホトクロミック化合物を提供すること
を目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明では、従来のフルギド化合物中の複素環に電子
供与性基を導入することにより長波長感受性と発消色状
態の保存性とに優れた新規なフルギド系のホトクロミッ
ク化合物を提供可能とした。
すなわちこの発明のホトクロミック化合物は、次の一般
式(I)で表されるものである。
[式中、R +.R 2.R 3,R 4はそれぞれ水
素、アルキル基、アリール基を示し、Xは酸素またはN
Rll(R6は水素、アルキル基、アリール基、アリル
基を示す。)を示し、環Aは次の一般式(I1)、(I
II)、(IV)、(V)、(Vl)、(■)より選ば
れた一種とする。
7 ただし(II)式、(■)式および(IV)式において
は、R,およびR7は電子供与性基であって、アルキル
基、アルコキシル基、アミノ基、ジアルキルアミノ基、
モノアルキルアミノ基、ビロリル基、イン(ただしR,
はアルコキシル基、アミノ基、ジアルキルアミノ基、モ
ノアルキルアミノ基を示し、Qおよびmはいずれもθ〜
5の整数を示す。)、および 8 R8 (ただしR8はアルキル基、アリール基、アラルキル基
、アリル基を示し、環Bは5員または6員の複素環ある
いは5員または6員の複素環を含む縮合環を示し、nは
0〜4の整数を示す。)である。
また(V)式、(Vl)式および(■)式においては、
R5はアルキル基、アミノ基、ジアルキルアミノ基、モ
ノアルキルアミノ基、ピロリル基、インド(ただしR7
はアルコキシル基、アミノ基、ジアルキルアミノ基、モ
ノアルキルアミノ基を示し、QはO〜5、mは1〜5の
整数を示す。)、およびル基、 アリル基を示し、 環Bは5員または6員の 複素環あるいは5員または6員の複素環を含む縮合理を
示し、nは0〜4の整数を示す。)である。
さらに(V)式および(VI)式においてnは1または
2であり、(■)式においてnは1〜4の整数であり、
ZはO . S , N  R e(R eはアルキル
基、アリール基、アラルキル基、アリール基を示す。)
である。] この発明のホトクロミック化合物は、第1図に示したよ
うにペンタジオン誘導体から合成され、それぞれオキサ
ゾール誘導体、チアゾール誘導体、フラン誘導体、チオ
フェン誘導体とされた後に、コハク酸ジエステルとのス
トップ縮合により合成することができる。
こうして得られた上記一般式(I)で示されるこの発明
のフルギド系化合物は、その複素環中に電子供与性基が
導入されたことにより、従来のフルギド系化合物に比較
して、発消色の保存性の低下をきたすことなく長波長感
受性の良好なものとなる。
またこの発明のフルギド系化合物はホトクロミック性を
示し、紫外線を照射すると無色の開環体から有色の閉環
体へと変化し、さらに閉環体に可視光を照射ずると再び
無色の開環体に戻る。次の式はこの発明のフルギド系化
合物のポトクロミズムを説明する式である。
開環体       閉環体 (無色体)        (着色体)このような性質
を有することから、この発明のホトクロミソク化合物は
、半導体レーザを利用しての光読み取りや光書き込みな
とを行うことができ、光記録、光記憶材料、複写材利、
印刷用感光体、光学フィルター、ディスプレー材料など
として好適に使用することができる。
[実施例] (実施例1) (E)一α−5−メチル−2−フエニル−4−オ1l キサゾリルエチリデン(イソプロビリデン)コハク(P
 h:フェニル基を表す。) ■中間原料4−アセチルー5−メチル 2 フエ ニルオキサゾールの合成 アセチルアセトン300gを500ml2の水酢酸に溶
解し、水冷撹拌しながら亜硝酸ナトリウム250gを水
500mf2に溶かした溶液を滴下して反応させた。
この反応物をジエチルエーテル抽出し、溶媒留去後トル
エンより再結晶してヒドロキシイミノアセチルアセトン
169g(融点74〜87℃)を得た。
次に、このヒドロキンイミノアセチルアセトンl2 100gとベンズアルデヒド82gとを、氷酢酸240
m(!に溶解し、0〜5℃に冷却しつつ塩化水素ガスを
4時間通気した。
反応液にジエチルエーテル1.5Qを加えて沈澱物を析
出させ、アセトンより再結晶して4−アセチルー5−メ
チル−2−フエニルオキサゾールNオキサイドハイドロ
クロライド129g(融点85〜87℃)を得た。
ついで4−アセチルー5−メチル−2−フエニルオギザ
ゾールN−オキザイドハイドロクロライド100gを水
酢酸500mCに溶解し、氷水浴中で冷却しながら亜鉛
末100gを加えて撹拌した。
そして水2Qを加えて析出物を濾別し、メタノールより
再結晶して4−アセチルー5−メチル−2フェニルオキ
サゾール10g(融点74〜76℃)を得た。
■標記フルギド化合物(A)の合成 カリウムーt−ブトキシド1009をt−ブタノール8
00m(!に溶解させた溶液中に、コハク酸ジエヂル1
74gとアセトン46 5gの混合液を加え、30分間
加熱還流させた。ジエチルエーテル抽出した半エステル
を、エタノールlQと濃硫酸10ml2に加え、8時間
加熱還流させた。溶媒留去後、ジエチルエーテル抽出し
、ついで減圧蒸留により精製し、ジエチルイソプロピリ
デンスクソネート120g(融点74−75℃/ 2 
mmH g)を得た。
またカリウムーt−ブトキシド3 6gをt−ブタノー
ル40mQに溶解させた溶液中に4−アセチル5−メヂ
ルー2−フエニルオキサゾール5.8gとジエチルイソ
ブロピリデンスクシネート7.7gの混合液を滴下し、
加熱還流させた。トルエン抽出した半エステルを溶媒留
去後、5 W/Vエタノール性水酸化ナトリウム200
ml2を加え、11時間加熱還流させた。塩酸酸性によ
り得られた沈澱物を酢酸エチルで抽出し、溶媒留去した
後、無水酢酸50m(!に溶解して、908Cで30分
加熱した。
ヘキサン/クロロホルムから再結晶し、(2)−α5−
メチル−2−フェニル−4−才キサゾリルエチリデン(
イソプロピリデン)コハク酸無水物1 4g(融点1.
31−132.5℃)を得た。
ついで(Z)一α−5−メチル−2−フェニル4−オキ
ザゾリルエチリデン(イソプロピリデン)コハク酸無水
物100+ngをベンゼンIQに溶解し、3時間光照射
した。溶媒留去後、ヘキザン/クロロホルムから再結晶
して20mgの(E)一α−5メチル−2−フェニル−
4−オキサゾリルエチリデン(イソプロピリデン)コハ
ク酸無水物(融点157〜160°C)を得た。
このフルギド化合物の同定結果を表1に示した。
(試験例l) 上記実施例lで得られたフルギド化合物をトルエンに溶
解してl X 1 0−’mol/(!の溶液を調整し
た。この溶液に250Wの超高圧水銀ランプ(ウンオ電
機製)を光源として、ガラスフィルター(東芝硝子社製
、UV−35+UV−D36C)を用いて、波長365
nmの紫外光を60秒間照射したところ、溶液は着色し
、波長462nmに極大吸収を有する閉環体に変化した
次に、300Wキセノンランプ(ウシオ電機製)を光源
とし、ガラスフィルター(東芝硝子社製、l5 L − 3 9 )を用いて390nm以上の可視光を
40秒間照射したところ、溶液の色が消え、339nm
に極大吸収を有する元の開環体に戻った。
そこで365nmの紫外光と39Or+mの以上の可視
光とをそれぞれ60秒間、40秒間ずつ200回交互に
繰り返し照射し、その際の吸収スペクトルの変化を測定
した。その結果を第2図に示した。
第2図中、各スペクトルに付した数字は発消色繰り返し
回数を示す。
(実施例2) (z)一α−5−メチル−2−p−ジメチルアミノフェ
ニル−4−才キサゾリルエチリデン(イソプロピリデン
)コハク酸無水物の合成 実施例lの中間原料の4−アセチルー5−メチル−2−
フェニルオキサゾールの替わりに、4アセチルー5−メ
チル−2−1)一ンメチルアミノフェニルオキサゾール
を用いた以外は実施例lと全く同様の操作により標記フ
ルギド化合物0.7g(融点202〜2048C)を得
た。
このフルギト化合物の同定結果を表2に示した。
l6 (試験例2) 実施例2で得られたフルギド化合物をトルエンに溶解し
て濃度0 . 7 −X 1 0 −’not/ Qの
溶液を調整した。この溶液に250Wの超高圧水銀ラン
プ(ウシオ電機製)を光源として、ガラスフィルター(
東芝硝子社製、L−3 9+KL−4 0)を用いて、
波長405nmの光を6分間照射したところ、溶液は着
色し、波長510nmに極大吸収を有する閉環体に変化
した。このスペクトル変化を第3図に示した。なお図中
に示した数字は照射時間(分)を表す。
この後、この閉環体に500nm以上の可視光を3分間
照射ずると開環体(E体)に戻った。この変化は500
回以上繰り返すことができた。
(実施例3) (Z)−α−5−メチル−2−p−ジメチルアミノスチ
リル−4−オキサゾリルエヂリデン(イソプロピリデン
)コハク酸無水物の合成 実施例1の中間原料の4−,アセチルー5−メチル−2
−フェニルオキザゾールの替わりに、4アセチルー5−
メチル−2−p−ジメチルアミノスチリル−4−才キサ
ゾールを用いた以外は実施例lと全く同様の操作により
標記フルギド化合物(融点209〜210℃)を得た。
このフルギド化合物の同定結果を表3に示した。
(試験例3) 実施例3で得られたフルギド化合物を使用した以外は試
験例2と全く同様1千して標記フルギド化合物のスペク
トル変化を調べた。この結果を第4図に示した。なお、
第4図中に示した数字は照射時間(分)を表す。
第2図ないし第4図および表1ないし表3より、実施例
1ないし実施例3のフルギド化合物はいずれも長波長感
受性にすぐれることが確認できた。
(実施例4) (E)一α−2−メチル−5−p−ジエチルアミノスチ
リル−3−テニリデン(イソプロピリデン)コハク酸無
水物の合成 実施例1中、■フルギド化合物の合成における中間原料
の4−アセチル−5−メチル−2−フエニルオキサゾー
ルの替わりに、5−p−ジエチルアミノスチリル−3−
ホルミル−2−メチルチオフェンを用いた以外は実施例
1と全く同様の操作により標記フルギド化合物0.35
g(融点168〜172°C分解)を得た。
このフルギド化合物の同定結果を表4に示した。
(試験例4) 実施例4で得られfコフルギド化合物をトルエンに溶解
して濃度2 .5 X 1 0 −5mol/f2の溶
液を調製した。この溶液に試験例2と同様にして光照射
を行った。この結果を第5図に示した。なお図中に示し
た数字は照射時間(秒)を表す。
(実施例5) (E)一α−2−メチル−5−(1,3.3−}リメチ
ル−2−インドリニリデン)ビニル−3−チェニルエチ
リデン(イソブロピリデン)コハク酸無水物の合成 実施例l中、■フルギド化合物の合成における中間原料
の4−アセチルー5−メチル−2−フエニルオキサゾー
ルの替わりに、3−アセチルー2メチル−5−(1.3
.3−}リメチル−2−インドニリデン)ビニルチオフ
ェンを用いた以外は実施例1と全く同様の操作により標
記フルギト化合物]Omg(融点135〜140°C)
を得た。
このフルギド化合物の同定結果を表5に示した。
(試験例5) 実施例5で得られたフルギド化合物をトルエンに溶解し
て濃度I X 1 0−’mol/Qの溶液を調製した
。この溶液に試験例2と同様にして光照射を行った。こ
の結果生じた発色体の吸収スペクトルを第6図に示した
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のホトクロミック化合物
は、フルギド系ホトクロミック化合物の複素環中に電子
供与性基を導入しiこものであるので、発消色の保存特
性が劣化するなく、長波長感受性が向上する。
よって各種表示素子や記録材料として好適に用いること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のホトクロミック化合物の合成方法
の一例を示す合成スキームであり、第2図は、実施例l
のホトクロミック化合物の開環体および閉環体の吸収ス
ペクトルの発消色の繰り返しによる変化を示すグラフで
あり、第3図は、実施例2のホトクロミック化合物のホ
トクロミズムによる吸収スペクトルの変化を示したグラ
フであり、 第4図は、実施例3のホトクロミック化合物のホトクロ
ミズムによる吸収スペクトルの変化を示したグラフであ
り、 第5図は、実施例4のホトクロミック化合物のホトクロ
ミズムによる吸収スペクトルの変化を示したグラフであ
り、 第6図は、実施例5のホトクロミック化合物の発色体の
吸収スペクトルを示したグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式( I )で表されるホトクロミック化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
    ) [式中、R_1、R_2、R_3、R_4はそれぞれ水
    素、アルキル基、アリール基を示し、Xは酸素またはN
    −R_6(R_6は水素、アルキル基、アリール基、ア
    リル基を示す。)を示し、環Aは次の一般式(II)、(
    III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)より選ばれた
    一種とする。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)▲数式、化学
    式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ただし(II)式、(III)式および(IV)式においては
    、R_5およびR_7は電子供与性基であって、アルキ
    ル基、アルコキシル基、アミノ基、ジアルキルアミノ基
    、モノアルキルアミノ基、ピロリル基、インドリル基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただしR_7はアルコキシル基、アミノ基、ジアルキ
    ルアミノ基、モノアルキルアミノ基を示し、lおよびm
    はいずれも0〜5の整数を示す。)、および ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただしR_8はアルキル基、アリール基、アラルキル
    基、アリル基を示し、環Bは5員または6員の複素環あ
    るいは5員または6員の複素環を含む縮合環を示し、n
    は0〜4の整数を示す。)である。 また(V)式、(VI)式および(VII)式においては、
    R_5はアルキル基、アミノ基、ジアルキルアミノ基、
    モノアルキルアミノ基、ピロリル基、インドリル基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただしR_7はアルコキシル基、アミノ基、ジアルキ
    ルアミノ基、モノアルキルアミノ基を示し、lは0〜5
    、mは1〜5の整数を示す。)、および▲数式、化学式
    、表等があります▼ (ただしR_8はアルキル基、アリール基、アラルキル
    基、アリル基を示し、環Bは5員または6員の複素環あ
    るいは5員または6員の複素環を含む縮合環を示し、n
    は0〜4の整数を示す。)である。 さらに(V)式および(VI)式においてnは1または2
    であり、(VII)式においてnは1〜4の整数であり、
    zはO,S,N−R_9(R_9はアルキル基、アリー
    ル基、アラルキル基、アリール基を示す。)である。]
JP2189664A 1989-11-08 1990-07-18 ホトクロミック化合物 Pending JPH03218375A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2189664A JPH03218375A (ja) 1989-11-08 1990-07-18 ホトクロミック化合物
US07/902,778 US5296607A (en) 1989-11-08 1992-06-23 Photochromic compound

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-290578 1989-11-08
JP29057889 1989-11-08
JP2189664A JPH03218375A (ja) 1989-11-08 1990-07-18 ホトクロミック化合物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03218375A true JPH03218375A (ja) 1991-09-25

Family

ID=26505596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2189664A Pending JPH03218375A (ja) 1989-11-08 1990-07-18 ホトクロミック化合物

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5296607A (ja)
JP (1) JPH03218375A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5472759A (en) * 1993-12-16 1995-12-05 Martin Marietta Corporation Optical volume memory
FR2774998A1 (fr) * 1998-02-19 1999-08-20 Ecole Polytech Materiau photochromique a variation stable d'indice de refraction et/ou de birefringence

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4220708A (en) * 1977-07-22 1980-09-02 Heller Harold G Photochromic compounds
JPS6052150A (ja) * 1983-09-01 1985-03-25 Nec Corp 群話中情報転送方式
JPS63166879A (ja) * 1986-12-27 1988-07-11 Yamaha Corp フルギド系フオトクロミツク化合物
US4845240A (en) * 1987-05-06 1989-07-04 Director-General Of The Agency Of Industrial Science And Technology Optical recording medium and process for producing the same
JPH0613512B2 (ja) * 1987-07-30 1994-02-23 ヤマハ株式会社 ホトクロミック化合物

Also Published As

Publication number Publication date
US5296607A (en) 1994-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4719296A (en) Spiroxazine compounds
JPH0742282B2 (ja) 新規化合物及びその製造方法
US4837063A (en) Optical recording material
Traven et al. Photoinduced formation of the laser dye coumarin 6 from its dihydro derivatives
JPH08245579A (ja) ジアリールエテン系フォトクロミック化合物および該化合物を用いた光学記録材料
JPH03218375A (ja) ホトクロミック化合物
JPH02101080A (ja) スピロオキサジン系化合物
US4882428A (en) Azaporphyrin compounds
EP0483542B1 (en) A photochromic material and an optical storage medium using the same
JPH01249760A (ja) ホトクロミック化合物
JPH03151383A (ja) ホトクロミック化合物
JPH03251587A (ja) スピロオキサジン化合物及びその製造方法
JPH0559025A (ja) ジアリールエテン系化合物
JPS61263935A (ja) ジアリルエテン誘導体
JPH0613512B2 (ja) ホトクロミック化合物
JP2548688B2 (ja) ジアリールエテン誘導体及びその製造方法
JPH0569834B2 (ja)
JP2793714B2 (ja) ジアリールエテン系化合物及びその製造法
JPH0413354B2 (ja)
KR100257893B1 (ko) 유기광기록매체
JPH04134079A (ja) ホトクロミック化合物
JPH01226835A (ja) ホトクロミック化合物
JP2755523B2 (ja) スピロオキサジン化合物
JPH0653730B2 (ja) フルギミド化合物及びその製造方法
JPH04128282A (ja) ホトクロミック化合物