JPH0650166B2 - 燃焼器具用芯 - Google Patents
燃焼器具用芯Info
- Publication number
- JPH0650166B2 JPH0650166B2 JP63286435A JP28643588A JPH0650166B2 JP H0650166 B2 JPH0650166 B2 JP H0650166B2 JP 63286435 A JP63286435 A JP 63286435A JP 28643588 A JP28643588 A JP 28643588A JP H0650166 B2 JPH0650166 B2 JP H0650166B2
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- Japan
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- ignition
- heat
- core
- resistant
- fiber
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Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 石油ストーブ、石油こんろ等の点火性能を著しく改良し
た燃焼器具用芯に関するものである。
た燃焼器具用芯に関するものである。
《従来の技術》 燃焼器具用芯に点火するには、該芯に赤熱した点火ヒー
ターを接近させて点火する手段と、芯自体に組み込んだ
点火ヒーターを赤熱させて点火する手段の2種類があ
り、且つ後者の手段としては、特公昭52−22453
号公報に開示されているように、平板状の芯材の両側端
を、発熱部を上方にした点火ヒーターと、点火ヒーター
の下部に位置した間隔当板とを介して連結部材により環
状に連結して形成した環状の芯が知られている。
ターを接近させて点火する手段と、芯自体に組み込んだ
点火ヒーターを赤熱させて点火する手段の2種類があ
り、且つ後者の手段としては、特公昭52−22453
号公報に開示されているように、平板状の芯材の両側端
を、発熱部を上方にした点火ヒーターと、点火ヒーター
の下部に位置した間隔当板とを介して連結部材により環
状に連結して形成した環状の芯が知られている。
又実公昭45−310号公報に開示されているように、
芯の上端を内周方向に折り返し、この折り曲げ片と芯本
体との空間内に、芯上端全内周にわたり電熱線を内蔵し
た芯が知られている。
芯の上端を内周方向に折り返し、この折り曲げ片と芯本
体との空間内に、芯上端全内周にわたり電熱線を内蔵し
た芯が知られている。
又実公昭47−10603号公報に開示されているよう
に、芯の上端縁に1〜2個所以上の切り欠きを設け、こ
の切り欠きから電熱線の一部が露出するようにしたもの
が知られている。
に、芯の上端縁に1〜2個所以上の切り欠きを設け、こ
の切り欠きから電熱線の一部が露出するようにしたもの
が知られている。
又第4図、第5図に図示したように不燃性繊維製芯30
の上縁に切欠部31を形成し、芯の内部に縫い封じて切
欠部31に導通させた給電線32,32の端末にフィラ
メントの両端を接合させた点火ヒーター33を切欠部3
1内に固定したものは知られている(実開昭61−69
665号公報参照)。
の上縁に切欠部31を形成し、芯の内部に縫い封じて切
欠部31に導通させた給電線32,32の端末にフィラ
メントの両端を接合させた点火ヒーター33を切欠部3
1内に固定したものは知られている(実開昭61−69
665号公報参照)。
又第6図、第7図に図示したように灯油吸い上げ芯35
を設けたバーナーにおいて、前記灯芯に上端気化面36
の下部に灯芯を貫通する貫通孔37を設け、この貫通孔
37に点火ヒーター38を貫入したものは知られている
(実開昭54−173345号公報参照)。
を設けたバーナーにおいて、前記灯芯に上端気化面36
の下部に灯芯を貫通する貫通孔37を設け、この貫通孔
37に点火ヒーター38を貫入したものは知られている
(実開昭54−173345号公報参照)。
《発明が解決しようとする問題点》 ところで前記した従来の技術で前者の手段は、灯芯の毛
羽が点火ヒーターのフィラメントに接触して、フィラメ
ントが切断されたり、毛羽の熱を奪われて赤熱しにくい
等の問題があった。また後者の手段として、特公昭52
−22453号公報に開示されているものは、点火部位
に相当する芯材の両側端の毛羽部が、芯の燃焼器具への
組み込み時に作業者の手や燃焼器具への接触により変形
したり、また空焚き等の高温のため、毛羽部の熱変形、
さらには長期間燃焼、不良灯油燃焼等によるタール形成
のため収縮変形等により、点火ヒーターの発熱部と芯の
点火部との距離が変化し点火ヒーターの発熱部と芯の点
火部との間が離れる等の支障を生じるため、点火性能が
著しく不安定になるという問題がある。
羽が点火ヒーターのフィラメントに接触して、フィラメ
ントが切断されたり、毛羽の熱を奪われて赤熱しにくい
等の問題があった。また後者の手段として、特公昭52
−22453号公報に開示されているものは、点火部位
に相当する芯材の両側端の毛羽部が、芯の燃焼器具への
組み込み時に作業者の手や燃焼器具への接触により変形
したり、また空焚き等の高温のため、毛羽部の熱変形、
さらには長期間燃焼、不良灯油燃焼等によるタール形成
のため収縮変形等により、点火ヒーターの発熱部と芯の
点火部との距離が変化し点火ヒーターの発熱部と芯の点
火部との間が離れる等の支障を生じるため、点火性能が
著しく不安定になるという問題がある。
又実公昭45−310号公報に開示されているものは、
電熱線が芯に内蔵されているから、発生した燃料蒸気が
発火点に達するまでにはかなりの時間を要し、この間燃
料蒸気による白煙や不快な臭気が発生するという大きい
欠点があり、所要時間も大きいから乾電池以外の100
ボルト交流電源等に頼らざるを得ず、燃焼器具に配線用
コードが必要であり持ち運びに不便である。
電熱線が芯に内蔵されているから、発生した燃料蒸気が
発火点に達するまでにはかなりの時間を要し、この間燃
料蒸気による白煙や不快な臭気が発生するという大きい
欠点があり、所要時間も大きいから乾電池以外の100
ボルト交流電源等に頼らざるを得ず、燃焼器具に配線用
コードが必要であり持ち運びに不便である。
又実公昭47−10603号公報に開示されたものは、
切り欠きが設けられていても点火するまでにかなりの時
間を要し、白煙や臭気が発生する等の問題がある。
切り欠きが設けられていても点火するまでにかなりの時
間を要し、白煙や臭気が発生する等の問題がある。
又更に第4図、第5図に図示したものは、不燃性繊維製
芯30の切欠部31は変形しやすいため、点火ヒーター
33のフィラメントと点火部位となる切欠部31の内壁
との距離が不安定であり、点火に確実性がない。また不
燃性繊維製芯30は、毛羽立っているから、その切欠部
31も毛羽立っていて点火ヒーター33のフィラメント
と毛羽が接触して点火ヒーター33のフィラメントの熱
が失われ、赤熱しにくいものであり、更に切欠部31
は、上部が解放されているから点火ヒーター33のフィ
ラメントが保護されにくく、断線しやすい問題点があ
る。
芯30の切欠部31は変形しやすいため、点火ヒーター
33のフィラメントと点火部位となる切欠部31の内壁
との距離が不安定であり、点火に確実性がない。また不
燃性繊維製芯30は、毛羽立っているから、その切欠部
31も毛羽立っていて点火ヒーター33のフィラメント
と毛羽が接触して点火ヒーター33のフィラメントの熱
が失われ、赤熱しにくいものであり、更に切欠部31
は、上部が解放されているから点火ヒーター33のフィ
ラメントが保護されにくく、断線しやすい問題点があ
る。
又第6図、第7図に図示したものは、貫通孔37に貫通
された点火ヒーター38が灯油吸い上げ芯35に接触し
ているので熱を奪われて点火に必要な温度上昇までに時
間がかかり迅速に点火することができず、又更に点火ヒ
ーター38の両端部39,39が灯油吸い上げ芯35の
両壁面より突出しているので芯を昇降させて火力の調節
を行うことができる石油ストーブ、石油こんろの芯とし
ては使用することができない等の問題がある。
された点火ヒーター38が灯油吸い上げ芯35に接触し
ているので熱を奪われて点火に必要な温度上昇までに時
間がかかり迅速に点火することができず、又更に点火ヒ
ーター38の両端部39,39が灯油吸い上げ芯35の
両壁面より突出しているので芯を昇降させて火力の調節
を行うことができる石油ストーブ、石油こんろの芯とし
ては使用することができない等の問題がある。
この発明は上記の問題点を解決したもので、点火性能が
長期に亘り悪化することなく迅速確実に点火を行うこと
ができると共に点火時の臭気の発生を極力抑え、更に芯
を昇降させて火力の調節を行うことができる燃焼器具に
使用できる使用便利な燃焼器具用芯を得ることを目的と
したものである。
長期に亘り悪化することなく迅速確実に点火を行うこと
ができると共に点火時の臭気の発生を極力抑え、更に芯
を昇降させて火力の調節を行うことができる燃焼器具に
使用できる使用便利な燃焼器具用芯を得ることを目的と
したものである。
《問題点を解決するための手段》 上記の目的を達成するためこの発明の燃焼器具用芯は、
ガラスペーパ、セラミックペーパ、ガラス繊維・耐炎繊
維・セラミック繊維を主体としたフエルト、ガラス繊維
・耐炎繊維・セラミック繊維を主体とした織物・編物等
よりなる芯素材板1に熱硬化性樹脂の初期縮合物を含浸
し、熱硬化し燃料浸透性を有した耐熱性硬質板状体2の
み、又は耐熱性硬質板状体2をガラス繊維・耐炎繊維・
セラミック繊維を主体とした織物・編物等よりなる芯素
材主板7間に介在して耐熱芯3を形成し、且つ耐熱芯3
を形成した耐熱性硬質板状体2の上端縁14よりやや下
方に位置して点火窓4を穿設すると共に点火窓4に点火
用金属フィラメント5を、その両端の端末部22,22
を介して取付け、且又点火用金属フィラメント5は点火
窓4の内周縁6に沿うと共に点火用金属フィラメント5
及び端末部22,22が耐熱芯3よりはみ出さないよう
に点火窓4内に固定し、更に点火用金属フィラメント5
は点火窓4の内周縁6と小間隙15を設けて対設したも
のである。
ガラスペーパ、セラミックペーパ、ガラス繊維・耐炎繊
維・セラミック繊維を主体としたフエルト、ガラス繊維
・耐炎繊維・セラミック繊維を主体とした織物・編物等
よりなる芯素材板1に熱硬化性樹脂の初期縮合物を含浸
し、熱硬化し燃料浸透性を有した耐熱性硬質板状体2の
み、又は耐熱性硬質板状体2をガラス繊維・耐炎繊維・
セラミック繊維を主体とした織物・編物等よりなる芯素
材主板7間に介在して耐熱芯3を形成し、且つ耐熱芯3
を形成した耐熱性硬質板状体2の上端縁14よりやや下
方に位置して点火窓4を穿設すると共に点火窓4に点火
用金属フィラメント5を、その両端の端末部22,22
を介して取付け、且又点火用金属フィラメント5は点火
窓4の内周縁6に沿うと共に点火用金属フィラメント5
及び端末部22,22が耐熱芯3よりはみ出さないよう
に点火窓4内に固定し、更に点火用金属フィラメント5
は点火窓4の内周縁6と小間隙15を設けて対設したも
のである。
《作用》 上記のように構成された燃焼器具用芯は点火窓4に設け
られた点火用金属フィラメント5と対設する内周縁6
は、燃料浸透性のある耐熱性硬質板状体2で構成されて
いるから、点火用金属フィラメント5が赤熱されると対
設する内周縁6が加熱されて、燃料が蒸発し、瞬間的に
点火が行なわれる。点火された火は耐熱芯3の上端縁1
4の全周に広がり、点火操作は終了する。
られた点火用金属フィラメント5と対設する内周縁6
は、燃料浸透性のある耐熱性硬質板状体2で構成されて
いるから、点火用金属フィラメント5が赤熱されると対
設する内周縁6が加熱されて、燃料が蒸発し、瞬間的に
点火が行なわれる。点火された火は耐熱芯3の上端縁1
4の全周に広がり、点火操作は終了する。
《実施例》 以下図面についてこの発明の実施例を説明すると、1は
不燃性の芯素材板であり、ガラスペーパ、セラミックペ
ーパ、ガラス繊維・耐炎繊維・セラミック繊維を主体と
したフエルト、ガラス繊維・耐炎繊維・セラミック繊維
を主体とした織物・編物等よりなり、この不燃性の芯素
材板1に熱硬化性樹脂の初期縮合物を含浸し、熱硬化し
燃料浸透性を有した耐熱性硬質板状体2で耐熱芯3を形
成し、且つ耐熱芯3の上端縁14よりやや下方に位置し
て点火窓4を穿設すると共に点火窓4に点火用金属フィ
ラメント5を、その両端の端末部22,22を介して取
付け、且又点火用金属フィラメント5は点火窓4の内周
縁6に沿うと共に点火用金属フィラメント5及び端末部
22,22が耐熱芯3よりはみ出さないように点火窓4
内に固定し、更に点火用金属フィラメント5は点火窓4
の内周縁6と小間隙15を設けて対設したものであり、
又第1図に図示した実施例の耐熱芯3は、全体を前記の
耐熱性硬質板状体2で形成したものであり、第2図、第
3図に図示した実施例の耐熱芯3は、前記の耐熱性硬質
板状体2を、ガラス繊維・耐炎繊維・セラミック繊維を
主体とした織物・編物等よりなる不燃性の芯素材主板7
間に介在して形成したものである。又9は燃料吸上特性
が良好な木綿繊維等で形成した燃料吸上芯であり、多数
の切断条10,10・・・を設けて芯の昇降に際し屈伸
が容易に行われるようにしたものである。又11は上下
接続部である。
不燃性の芯素材板であり、ガラスペーパ、セラミックペ
ーパ、ガラス繊維・耐炎繊維・セラミック繊維を主体と
したフエルト、ガラス繊維・耐炎繊維・セラミック繊維
を主体とした織物・編物等よりなり、この不燃性の芯素
材板1に熱硬化性樹脂の初期縮合物を含浸し、熱硬化し
燃料浸透性を有した耐熱性硬質板状体2で耐熱芯3を形
成し、且つ耐熱芯3の上端縁14よりやや下方に位置し
て点火窓4を穿設すると共に点火窓4に点火用金属フィ
ラメント5を、その両端の端末部22,22を介して取
付け、且又点火用金属フィラメント5は点火窓4の内周
縁6に沿うと共に点火用金属フィラメント5及び端末部
22,22が耐熱芯3よりはみ出さないように点火窓4
内に固定し、更に点火用金属フィラメント5は点火窓4
の内周縁6と小間隙15を設けて対設したものであり、
又第1図に図示した実施例の耐熱芯3は、全体を前記の
耐熱性硬質板状体2で形成したものであり、第2図、第
3図に図示した実施例の耐熱芯3は、前記の耐熱性硬質
板状体2を、ガラス繊維・耐炎繊維・セラミック繊維を
主体とした織物・編物等よりなる不燃性の芯素材主板7
間に介在して形成したものである。又9は燃料吸上特性
が良好な木綿繊維等で形成した燃料吸上芯であり、多数
の切断条10,10・・・を設けて芯の昇降に際し屈伸
が容易に行われるようにしたものである。又11は上下
接続部である。
且つ熱硬化した耐熱性硬質板状体2の性質は折り曲げ等
の外力を加えても容易に変形しにくく、灯油等の燃料に
下端を浸したとき、毛管現象で燃料が上部へ吸い上がり
ができるもので、熱成形時にプレス圧を加え、耐熱性硬
質板状体2を圧縮して密度を高くすれば、燃料吸上性能
をさらに向上できるものである。
の外力を加えても容易に変形しにくく、灯油等の燃料に
下端を浸したとき、毛管現象で燃料が上部へ吸い上がり
ができるもので、熱成形時にプレス圧を加え、耐熱性硬
質板状体2を圧縮して密度を高くすれば、燃料吸上性能
をさらに向上できるものである。
且又熱硬化時に、燃焼器具(図示せず)の芯内筒と芯外
筒の間隙の形状に合わせて、円弧状の形に成形するのが
好ましい。
筒の間隙の形状に合わせて、円弧状の形に成形するのが
好ましい。
又平板状に成形し、その片方の表面に、間隙が数mmで深
さが厚さのほゞ1/3〜1/2の平行な多数の切れ目13を設
け、この切れ目13,13・・・の部分で折るように変
形し、ほゞ円弧状の形にすることもできる。
さが厚さのほゞ1/3〜1/2の平行な多数の切れ目13を設
け、この切れ目13,13・・・の部分で折るように変
形し、ほゞ円弧状の形にすることもできる。
又熱硬化性樹脂としては、フエノール樹脂、メラミン樹
脂、尿素樹脂、エポキシ樹脂等が使えるが、最も好まし
いのはフエノール樹脂である。
脂、尿素樹脂、エポキシ樹脂等が使えるが、最も好まし
いのはフエノール樹脂である。
又耐熱性硬質板状体2と芯素材主板7との接続は縫合・
金具止め・接着等の接続具16を介して行うものであ
る。
金具止め・接着等の接続具16を介して行うものであ
る。
又点火用金属フィラメント5と対設する点火窓4の内周
縁6は毛羽立ちがなく、平滑であり、点火窓4は、少な
くとも点火操作時にその点火窓4の一部が火皿より露出
する部分にある位置に設けられ、点火後は火皿内に収容
されてもよい。又点火窓4は、ポンチのような打抜刃に
よって切抜いて設けることができる。
縁6は毛羽立ちがなく、平滑であり、点火窓4は、少な
くとも点火操作時にその点火窓4の一部が火皿より露出
する部分にある位置に設けられ、点火後は火皿内に収容
されてもよい。又点火窓4は、ポンチのような打抜刃に
よって切抜いて設けることができる。
又点火用金属フィラメント5は、直線状・コイル状のい
ずれでもよいが、コイル状の方が赤熱しやすいので好ま
しい。
ずれでもよいが、コイル状の方が赤熱しやすいので好ま
しい。
又金属フィラメント5の材質は、白金線、ニクロム線、
ステンレス線等耐酸化性のあるものが用いられるが、酸
化触媒作用を有し、自己発熱によりフィラメントが赤熱
する白金線が最も好ましいものである。
ステンレス線等耐酸化性のあるものが用いられるが、酸
化触媒作用を有し、自己発熱によりフィラメントが赤熱
する白金線が最も好ましいものである。
又点火用金属フィラメント5と対設する点火窓4の内周
縁6の小間隙15は0.3〜5mm、好ましくは1〜3mmが
よい。この距離が近すぎると発生する燃料蒸気が多すぎ
て、燃料蒸気の空気に対する混合比率が高すぎて点火し
にくく、また遠すぎると燃料蒸気が少なすぎて点火しに
くいものである。
縁6の小間隙15は0.3〜5mm、好ましくは1〜3mmが
よい。この距離が近すぎると発生する燃料蒸気が多すぎ
て、燃料蒸気の空気に対する混合比率が高すぎて点火し
にくく、また遠すぎると燃料蒸気が少なすぎて点火しに
くいものである。
又点火用金属フィラメント5への点火時の給電は、乾電
池を電源とし、細い導線(図示せず)にて点火用金属フ
ィラメント5と直結して給電するものである。
池を電源とし、細い導線(図示せず)にて点火用金属フ
ィラメント5と直結して給電するものである。
又耐熱性硬質板状体2からなる点火窓4の、燃焼時に火
皿(図示せず)から露出している部分は、空焚時(ター
ルを除去するために、燃料を断って芯内の燃料を燃やし
切る操作)には800℃前後の高温になるため、熱硬化性
樹脂が焼失してガラスペーパ等で形成した芯素材板1の
形態が損なわれる恐れがある場合があるが、実験の結果
この部分に第2図、第3図に図示したようにガラス繊維
糸18でミシン掛けするか、第1図に図示したように耐
熱性の無機接着剤19を含浸させておくことによって形
態の変形を阻止することができた。
皿(図示せず)から露出している部分は、空焚時(ター
ルを除去するために、燃料を断って芯内の燃料を燃やし
切る操作)には800℃前後の高温になるため、熱硬化性
樹脂が焼失してガラスペーパ等で形成した芯素材板1の
形態が損なわれる恐れがある場合があるが、実験の結果
この部分に第2図、第3図に図示したようにガラス繊維
糸18でミシン掛けするか、第1図に図示したように耐
熱性の無機接着剤19を含浸させておくことによって形
態の変形を阻止することができた。
《発明の効果》 この発明は以上のような構成であり、点火用金属フィラ
メント5と対設する点火窓4の内周縁6が、ガラスペー
パ、セラミックペーパ、ガラス繊維・耐炎繊維・セラミ
ック繊維を主体としたフエルト、ガラス繊維・耐炎繊維
・セラミック繊維を主体とした織物・編物等よりなり、
この芯素材板1に熱硬化性樹脂の初期縮合物を含浸し、
熱硬化した燃料浸透性を有した耐熱性硬質板状体2を穿
設して形成したものであるから、点火窓4の内周縁6に
毛羽立ちがなく、平滑で点火用金属フィラメント5との
距離を正確に設定できるうえ、更に前記した耐熱性硬質
板状体2は燃料浸透性を有するから適度の燃料を含み、
点火用金属フィラメント5からの加熱でその表面から燃
料が速やかに蒸発し、容易、かつ速やかに点火される。
メント5と対設する点火窓4の内周縁6が、ガラスペー
パ、セラミックペーパ、ガラス繊維・耐炎繊維・セラミ
ック繊維を主体としたフエルト、ガラス繊維・耐炎繊維
・セラミック繊維を主体とした織物・編物等よりなり、
この芯素材板1に熱硬化性樹脂の初期縮合物を含浸し、
熱硬化した燃料浸透性を有した耐熱性硬質板状体2を穿
設して形成したものであるから、点火窓4の内周縁6に
毛羽立ちがなく、平滑で点火用金属フィラメント5との
距離を正確に設定できるうえ、更に前記した耐熱性硬質
板状体2は燃料浸透性を有するから適度の燃料を含み、
点火用金属フィラメント5からの加熱でその表面から燃
料が速やかに蒸発し、容易、かつ速やかに点火される。
又点火窓4上部の耐熱性硬質板状体2への燃料供給は、
点火窓4の存在のために正常燃焼を維持するには不十分
で、常に空焚状態となる。この結果、不良灯油等の悪い
成分を含む燃料を用いて燃焼した場合でも、この部分へ
のタールの付着は著しく少なく、安定確実な点火が行な
われるのである。
点火窓4の存在のために正常燃焼を維持するには不十分
で、常に空焚状態となる。この結果、不良灯油等の悪い
成分を含む燃料を用いて燃焼した場合でも、この部分へ
のタールの付着は著しく少なく、安定確実な点火が行な
われるのである。
又、点火用金属フィラメント5と対設する点火窓4の内
周縁6の小間隙15は、この距離が近すぎると発生する
燃料蒸気が多すぎて、燃料蒸気の空気に対する混合比率
が高すぎて点火しにくく、また遠すぎると燃料蒸気が少
なすぎて点火しにくいのであるが点火用金属フィラメン
ト5と対設する内周縁6との距離は、長期間燃焼を行っ
ても変化せず、常に安定して確実な点火が行えるもので
あり、且つ点火が素早く行なわれるから、燃料蒸気が周
囲に放散されることなく、点火時の白煙や臭気は発生し
ないものである。
周縁6の小間隙15は、この距離が近すぎると発生する
燃料蒸気が多すぎて、燃料蒸気の空気に対する混合比率
が高すぎて点火しにくく、また遠すぎると燃料蒸気が少
なすぎて点火しにくいのであるが点火用金属フィラメン
ト5と対設する内周縁6との距離は、長期間燃焼を行っ
ても変化せず、常に安定して確実な点火が行えるもので
あり、且つ点火が素早く行なわれるから、燃料蒸気が周
囲に放散されることなく、点火時の白煙や臭気は発生し
ないものである。
又更に小電力で、しかも素早く点火できるから電力消費
量は少なく、乾電池は長期間交換せずに使用でき、且つ
100ボルト交流電源等は不要であるから、配線コード
がなく、燃焼器具の持ち運びに便利である。
量は少なく、乾電池は長期間交換せずに使用でき、且つ
100ボルト交流電源等は不要であるから、配線コード
がなく、燃焼器具の持ち運びに便利である。
又耐熱性硬質板状体2の点火窓4の内に点火用金属フィ
ラメント5が収納されているが点火用金属フィラメント
5は、その両端の端末部22,22を介して点火用金属
フィラメント5は点火窓4の内周縁6に沿うと共に点火
用金属フィラメント5及び端末部22,22が耐熱芯3
よりはみ出さないように点火窓4内に固定されているか
ら、他の障害となる器物等との接触が起こりにくく、断
線・変形等の損傷は発生しにくく、更に芯を昇降して火
力の調節を行う石油ストーブ、石油こんろの芯として好
適である。
ラメント5が収納されているが点火用金属フィラメント
5は、その両端の端末部22,22を介して点火用金属
フィラメント5は点火窓4の内周縁6に沿うと共に点火
用金属フィラメント5及び端末部22,22が耐熱芯3
よりはみ出さないように点火窓4内に固定されているか
ら、他の障害となる器物等との接触が起こりにくく、断
線・変形等の損傷は発生しにくく、更に芯を昇降して火
力の調節を行う石油ストーブ、石油こんろの芯として好
適である。
又更に石油ストーブ、石油こんろの燃焼器具はメーカー
によって芯の寸法が夫々異なり、且つ点火窓4の上端縁
14からの位置も幾分相違するものであるが、点火窓4
を形成した耐熱性硬質板状体2は、ガラスペーパ・セラ
ミックペーパ・ガラス繊維・耐炎繊維・セラミック繊維
を主体としたフエルト、ガラス繊維、耐炎繊維・セラミ
ック繊維を主体とした織物・編物等よりなる不燃性の芯
素材板1に熱硬化性樹脂の初期縮合物を含浸し、熱硬化
して形成したものであるので、刃物による切断が容易で
あると共にポンチのような打抜刃によって切抜くことが
でき加工性が容易であり、点火窓4の取付位置を適宜選
ぶことができて点火を確実に行うことができるものであ
る。
によって芯の寸法が夫々異なり、且つ点火窓4の上端縁
14からの位置も幾分相違するものであるが、点火窓4
を形成した耐熱性硬質板状体2は、ガラスペーパ・セラ
ミックペーパ・ガラス繊維・耐炎繊維・セラミック繊維
を主体としたフエルト、ガラス繊維、耐炎繊維・セラミ
ック繊維を主体とした織物・編物等よりなる不燃性の芯
素材板1に熱硬化性樹脂の初期縮合物を含浸し、熱硬化
して形成したものであるので、刃物による切断が容易で
あると共にポンチのような打抜刃によって切抜くことが
でき加工性が容易であり、点火窓4の取付位置を適宜選
ぶことができて点火を確実に行うことができるものであ
る。
即ちこの発明は、点火窓4の内周縁6に毛羽立ちがな
く、平滑で点火用金属フィラメント5との距離を正確に
設定できるうえ、更に前記した耐熱性硬質板状体2は燃
料浸透性を有するから適度の燃料を含み、点火用金属フ
ィラメント5からの加熱でその表面から燃料が速やかに
蒸発し、容易、かつ速やかに点火され、更に不良灯油等
の悪い成分を含む燃料を用いて燃焼した場合でも、点火
窓4の内周縁6へのタールの付着は著しく少なく、安定
確実な点火が行なわれ、点火用金属フィラメント5と対
設する内周縁6との距離は、長期間燃焼を行っても変化
せず、常に安定して確実な点火が行えるものであり、且
つ点火が素早く行なわれるから、燃料蒸気が周囲に放散
されることなく、点火時の白煙や臭気は発生しないもの
であり、又更に小電力で、しかも素早く点火できるから
電力消費量は少なく、乾電池は長期間交換せずに使用で
き、燃焼器具の持ち運びに便利であり、又点火用金属フ
ィラメント5及び端末部22,22が耐熱芯3よりはみ
出さないように点火窓4内に固定されているから、他の
障害となる器物等との接触が起こりにくく、断線・変形
等の損傷は発生しにくく、更に芯を昇降して火力の調節
を行う石油ストーブ、石油こんろの芯として好適であ
り、又刃物による切断が容易であると共にポンチのよう
な打抜刃によって切抜くことができ加工性が容易であ
り、点火窓4の取付位置を適宜選ぶことができて点火を
確実に行うことができるものである等の産業的効果を奏
するものである。
く、平滑で点火用金属フィラメント5との距離を正確に
設定できるうえ、更に前記した耐熱性硬質板状体2は燃
料浸透性を有するから適度の燃料を含み、点火用金属フ
ィラメント5からの加熱でその表面から燃料が速やかに
蒸発し、容易、かつ速やかに点火され、更に不良灯油等
の悪い成分を含む燃料を用いて燃焼した場合でも、点火
窓4の内周縁6へのタールの付着は著しく少なく、安定
確実な点火が行なわれ、点火用金属フィラメント5と対
設する内周縁6との距離は、長期間燃焼を行っても変化
せず、常に安定して確実な点火が行えるものであり、且
つ点火が素早く行なわれるから、燃料蒸気が周囲に放散
されることなく、点火時の白煙や臭気は発生しないもの
であり、又更に小電力で、しかも素早く点火できるから
電力消費量は少なく、乾電池は長期間交換せずに使用で
き、燃焼器具の持ち運びに便利であり、又点火用金属フ
ィラメント5及び端末部22,22が耐熱芯3よりはみ
出さないように点火窓4内に固定されているから、他の
障害となる器物等との接触が起こりにくく、断線・変形
等の損傷は発生しにくく、更に芯を昇降して火力の調節
を行う石油ストーブ、石油こんろの芯として好適であ
り、又刃物による切断が容易であると共にポンチのよう
な打抜刃によって切抜くことができ加工性が容易であ
り、点火窓4の取付位置を適宜選ぶことができて点火を
確実に行うことができるものである等の産業的効果を奏
するものである。
第1図は斜視図、第2図は他の実施例の斜視図、第3図
は第2図に於ける要部の切欠正面図、第4図、第5図、
第6図、第7図は従来例の説明図である。 1……芯素材板、2……耐熱性硬質板状体、3……耐熱
芯、4……点火窓、5……点火用金属フィラメント、6
……内周縁、7……芯素材主板、9……燃料吸上芯、1
0……切断条、11……上下接続部、12……端子、1
3……切れ目、14……上端縁、15……小間隙、16
……接続具、18……ガラス繊維糸、19……無機接着
剤、22……端末部
は第2図に於ける要部の切欠正面図、第4図、第5図、
第6図、第7図は従来例の説明図である。 1……芯素材板、2……耐熱性硬質板状体、3……耐熱
芯、4……点火窓、5……点火用金属フィラメント、6
……内周縁、7……芯素材主板、9……燃料吸上芯、1
0……切断条、11……上下接続部、12……端子、1
3……切れ目、14……上端縁、15……小間隙、16
……接続具、18……ガラス繊維糸、19……無機接着
剤、22……端末部
Claims (2)
- 【請求項1】ガラスペーパ、セラミックペーパ、ガラス
繊維・耐炎繊維・セラミック繊維を主体としたフエル
ト、ガラス繊維・耐炎繊維・セラミック繊維を主体とし
た織物・編物等よりなる不燃性の芯素材板1に熱硬化性
樹脂の初期縮合物を含浸すると共に熱硬化し、燃料浸透
性を有した耐熱性硬質板状体2を形成し、該耐熱性硬質
板状体2で耐熱芯3を形成し、且つ耐熱芯3の上端縁1
4よりやや下方に位置して点火窓4を穿設すると共に点
火窓4に点火用金属フィラメント5を、その両端の端末
部22,22を介して取付け、且又点火用金属フィラメ
ント5は点火窓4の内周縁6に沿うと共に点火用金属フ
ィラメント5及び端末部22,22が耐熱芯3よりはみ
出さないように点火窓4内に固定し、更に点火用金属フ
ィラメント5は点火窓4の内周縁6と小間隙15を設け
て対設したことを特徴とする燃焼器具用芯。 - 【請求項2】ガラスペーパ、セラミックペーパ、ガラス
繊維・耐炎繊維・セラミック繊維を主体としたフエル
ト、ガラス繊維・耐炎繊維・セラミック繊維を主体とし
た織物・編物等よりなる不燃性の芯素材板1に熱硬化性
樹脂の初期縮合物を含浸すると共に熱硬化し、燃料浸透
性を有した耐熱性硬質板状体2を形成し、該耐熱性硬質
板状体2をガラス繊維・耐炎繊維・セラミック繊維等の
不燃性繊維を主体とした織物・編物等よりなる不燃性の
芯素材主板7間に介在して耐熱芯3を形成し、且つ耐熱
芯3を形成した耐熱性硬質板状体2の上端縁14よりや
や下方に位置して点火窓4を穿設すると共に点火窓4に
点火用金属フィラメント5を、その両端の端末部22,
22を介して取付け、且又点火用金属フィラメント5は
点火窓4の内周縁6に沿うと共に点火用金属フィラメン
ト5及び端末部22,22が耐熱芯3よりはみ出さない
ように点火窓4内に固定し、更に点火用金属フィラメン
ト5は点火窓4の内周縁6と小間隙15を設けて対設し
たことを特徴とする燃焼器具用芯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63286435A JPH0650166B2 (ja) | 1988-11-12 | 1988-11-12 | 燃焼器具用芯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63286435A JPH0650166B2 (ja) | 1988-11-12 | 1988-11-12 | 燃焼器具用芯 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5115320A Division JP2523434B2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 燃焼器具用芯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02133704A JPH02133704A (ja) | 1990-05-22 |
JPH0650166B2 true JPH0650166B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=17704351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63286435A Expired - Lifetime JPH0650166B2 (ja) | 1988-11-12 | 1988-11-12 | 燃焼器具用芯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650166B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3114579B2 (ja) * | 1995-08-30 | 2000-12-04 | 松下電器産業株式会社 | 産業用ロボットおよびその制御装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54173345U (ja) * | 1978-05-27 | 1979-12-07 | ||
JPS57169506A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Combustion wick |
JPS6169665U (ja) * | 1984-10-03 | 1986-05-13 |
-
1988
- 1988-11-12 JP JP63286435A patent/JPH0650166B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02133704A (ja) | 1990-05-22 |
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