JPS6039619Y2 - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
- Publication number
- JPS6039619Y2 JPS6039619Y2 JP3522583U JP3522583U JPS6039619Y2 JP S6039619 Y2 JPS6039619 Y2 JP S6039619Y2 JP 3522583 U JP3522583 U JP 3522583U JP 3522583 U JP3522583 U JP 3522583U JP S6039619 Y2 JPS6039619 Y2 JP S6039619Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- light
- emitting body
- light emitting
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Luminescent Compositions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は燃焼部に発光体を配設したガスストーブ、ガス
グリル等の燃焼装置に関するものである。
グリル等の燃焼装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来の例えばメタリック(金網式)バーナを用いたガス
ストーブ、あるいはセラミックバーナを用いたガススト
ーブ等においては、バーナ自身が赤熱するには点火から
数十秒の時間を必要としているため、赤熱するまでの間
、バーナに着火されているかどうかが肉視できに<<、
場合によっては、生ガスがその聞出つ放しということも
あり、危険でもあった。
ストーブ、あるいはセラミックバーナを用いたガススト
ーブ等においては、バーナ自身が赤熱するには点火から
数十秒の時間を必要としているため、赤熱するまでの間
、バーナに着火されているかどうかが肉視できに<<、
場合によっては、生ガスがその聞出つ放しということも
あり、危険でもあった。
そこで従来より、燃焼部に早く赤熱して発光する白金コ
イルを配設して着火状態を確認していた。
イルを配設して着火状態を確認していた。
ところが、この白金は非常に高価なため燃焼装置のコス
トが大巾に上昇する欠点があった。
トが大巾に上昇する欠点があった。
考案の目的
本考案は従来の高コストの発光体にかえて、低コストで
しかも大きく見やすい発光体を備えた燃焼装置を提供す
ることを目的とする。
しかも大きく見やすい発光体を備えた燃焼装置を提供す
ることを目的とする。
考案の構成
本考案はセラミックファイバー等の繊維状の耐熱不燃材
に塩化白金酸を含浸させて発光体を形成し、この発光体
を燃焼面かられずかに離れたできる限り高温部分に位置
させ、しかもその形状は熱容量の小さい部分、例えば厚
みの少ない突出部を外周部に多数設けるもので、特に全
一次式のメタリックバーナ、あるいはセラミックバーナ
などの赤熱時間を要する燃焼装置には着火状態を素早く
報知するとともに、例えばゴムホースがふまれ一瞬間ガ
スが停止し、再びガス供給された場合には再着火するこ
ともできる。
に塩化白金酸を含浸させて発光体を形成し、この発光体
を燃焼面かられずかに離れたできる限り高温部分に位置
させ、しかもその形状は熱容量の小さい部分、例えば厚
みの少ない突出部を外周部に多数設けるもので、特に全
一次式のメタリックバーナ、あるいはセラミックバーナ
などの赤熱時間を要する燃焼装置には着火状態を素早く
報知するとともに、例えばゴムホースがふまれ一瞬間ガ
スが停止し、再びガス供給された場合には再着火するこ
ともできる。
実施例の説明
以下本考案の一実施例について図面に基づき説明する。
図において1は赤外線ストーブを示し、2はその燃焼部
である。
である。
この燃焼部2を構成する燃焼装置は第2図に示すように
全一次燃焼式赤外線バーナで形成してあり、3はノズル
4からのガスを受ける混合管部、5はこの混合管部3か
らのガスを燃焼させて赤熱する燃焼面で、耐熱金属線を
編組して得た金網筒で構威しである。
全一次燃焼式赤外線バーナで形成してあり、3はノズル
4からのガスを受ける混合管部、5はこの混合管部3か
らのガスを燃焼させて赤熱する燃焼面で、耐熱金属線を
編組して得た金網筒で構威しである。
6は上記燃焼面5の外周を覆う耐熱熱透過ガラスで、前
記混合管部3からのガスは、この耐熱熱透過ガラス6と
燃焼面5との間を通って燃焼面5に供給され、その排ガ
スは燃焼面5の上部開口より排気されるようになってい
る。
記混合管部3からのガスは、この耐熱熱透過ガラス6と
燃焼面5との間を通って燃焼面5に供給され、その排ガ
スは燃焼面5の上部開口より排気されるようになってい
る。
7は上記燃焼面5の内面に取付けた発光体で、燃焼面5
の燃焼熱により発光するものである。
の燃焼熱により発光するものである。
この発光体7は星形形状をな腰突起部7′を複数設けて
いる。
いる。
この発光体7は第4図に示すように燃焼面5よりわずか
に離れた最も高温部分にスペーサ8を介して位置し、中
心をボルト9で支え、燃焼面5の裏側のねじ部でナツト
10により保持する。
に離れた最も高温部分にスペーサ8を介して位置し、中
心をボルト9で支え、燃焼面5の裏側のねじ部でナツト
10により保持する。
この発光体7は白金を王水で溶かし、この溶液すなわち
塩化白金酸をセラミックファイバーの不識布に含浸させ
て構成している。
塩化白金酸をセラミックファイバーの不識布に含浸させ
て構成している。
したがって白金の量は大巾に減少し、しかもセラミック
ファイバーの不識布に含浸させであるから従来の白金コ
イルと同様の強度を維持することができる。
ファイバーの不識布に含浸させであるから従来の白金コ
イルと同様の強度を維持することができる。
また上記セラミックファイバーは燃えて灰になることが
なく、耐熱性、耐衝撃性にも富んでいるから長期間にわ
たって安心して使用することができる。
なく、耐熱性、耐衝撃性にも富んでいるから長期間にわ
たって安心して使用することができる。
一方、上記発光体7はその白金が燃焼面の着火から数秒
後に黄白色に発光するから、着火後30〜6峨程しない
と赤熱しない熱外線バーナ等に用いれば着火の確認が早
期に行なえる。
後に黄白色に発光するから、着火後30〜6峨程しない
と赤熱しない熱外線バーナ等に用いれば着火の確認が早
期に行なえる。
この時、発光体7には、突起部7′を設けているので、
発光までの時間を短かくすることができ、0.5mm厚
さのセラミックファイバー不織布を星形に形成した発光
体7によれば5秒で突起部7′が発光し、7秒で全体が
完全に発光した。
発光までの時間を短かくすることができ、0.5mm厚
さのセラミックファイバー不織布を星形に形成した発光
体7によれば5秒で突起部7′が発光し、7秒で全体が
完全に発光した。
また上記発光体7は黄白色の明るい光を発するので燃焼
確認が明瞭に行なえるとともに、光電安全装置による光
検出も確実に行なえる。
確認が明瞭に行なえるとともに、光電安全装置による光
検出も確実に行なえる。
第5図に他の実施例を示す。
この実施例では星形の発光体7をセラミックバーナの燃
焼面5にわずかに浮かせて取付けている。
焼面5にわずかに浮かせて取付けている。
上記発光体7はその白金が触媒燃焼作用を有するため、
ガス供給ホースをふむ等して瞬間的にガスの供給を停止
しても、前記白金の触媒燃焼作用により再着火すること
ができる。
ガス供給ホースをふむ等して瞬間的にガスの供給を停止
しても、前記白金の触媒燃焼作用により再着火すること
ができる。
これは水素成分を多く含む都市ガス(例えば、6、G、
4C)等において効果的である。
4C)等において効果的である。
考案の効果
以上説明したように本考案は、王水で溶かした白金の溶
液すなわち塩化白金酸をセラミックファイバー等の耐熱
不燃材料に含浸させて発光体を構成しているから、極め
て少ない白金で従来と同様の発光体が得られ、着火確認
あるいは燃焼確認等のできる燃焼装置を極めて安価に提
供することができる。
液すなわち塩化白金酸をセラミックファイバー等の耐熱
不燃材料に含浸させて発光体を構成しているから、極め
て少ない白金で従来と同様の発光体が得られ、着火確認
あるいは燃焼確認等のできる燃焼装置を極めて安価に提
供することができる。
また、発光体は突起部を外周に複数形成しているので、
この突起部がすばやく発光できるとともに従来の白金コ
イル等と比べ大きくでき、みやすくできる。
この突起部がすばやく発光できるとともに従来の白金コ
イル等と比べ大きくでき、みやすくできる。
さらに発光体は中央部で支持しているので、突起部の発
光に悪影響を与えなく、その機能を充分に発揮させるこ
とができる。
光に悪影響を与えなく、その機能を充分に発揮させるこ
とができる。
さらにまた、発光体は燃焼面とわずかに離して支持して
いるので、燃焼面の働らきに悪影響を与えることなく発
光体を効率よく発光させることができる。
いるので、燃焼面の働らきに悪影響を与えることなく発
光体を効率よく発光させることができる。
第1図は本考案の一実施例である赤外線ストーブの外観
斜視図、第2図は同ストーブの燃焼装置を示す断面図、
第3図は同装置の発光体の正面図、第4図は同取付状態
を示す断面図、第5図は他の実施例を示す燃焼装置の外
観斜視図である。 2・・・・・・燃焼部、7・・・・・・発光体。
斜視図、第2図は同ストーブの燃焼装置を示す断面図、
第3図は同装置の発光体の正面図、第4図は同取付状態
を示す断面図、第5図は他の実施例を示す燃焼装置の外
観斜視図である。 2・・・・・・燃焼部、7・・・・・・発光体。
Claims (1)
- 全一次燃焼式の燃焼部と、前記燃焼部の燃焼面かられず
かに離れた位置に設けられた発光体とを備え、前記発光
体は繊維状の耐熱不燃材料に塩化白金酸を含浸させて構
成するとともに、外周部に突起部を複数形威し中央部で
支持する構成とした燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3522583U JPS6039619Y2 (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3522583U JPS6039619Y2 (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58158942U JPS58158942U (ja) | 1983-10-22 |
JPS6039619Y2 true JPS6039619Y2 (ja) | 1985-11-28 |
Family
ID=30046704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3522583U Expired JPS6039619Y2 (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6039619Y2 (ja) |
-
1983
- 1983-03-10 JP JP3522583U patent/JPS6039619Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58158942U (ja) | 1983-10-22 |
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