JPH0649710Y2 - 太陽電池モジュ−ルの固定金具 - Google Patents

太陽電池モジュ−ルの固定金具

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JPH0649710Y2
JPH0649710Y2 JP3680692U JP3680692U JPH0649710Y2 JP H0649710 Y2 JPH0649710 Y2 JP H0649710Y2 JP 3680692 U JP3680692 U JP 3680692U JP 3680692 U JP3680692 U JP 3680692U JP H0649710 Y2 JPH0649710 Y2 JP H0649710Y2
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JP
Japan
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arm
solar cell
cell module
tip end
roof
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JP3680692U
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JPH0620676U (ja
Inventor
清 今井
親次 足達
晴之 中尾
Original Assignee
株式会社サニックス
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、太陽電池モジュールを
屋根上に取付け固定させるための金具に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭等で使用する諸機器の独立電源や補
助電源として太陽電池モジュールを使用する場合、屋根
上に設定できれば経費のかかる架台や場所が不要となっ
て便利であるが、従来、この太陽電池モジュールを屋根
上に簡単に取付ける専用の金具はなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】小型回転機器等比較的
小電力で済む電源用として太陽電池を使用する場合、1
平方mにも満たない広さの太陽電池モジュールを屋根上
に設置すれば良いが、これを広い屋根上にワイヤ等で固
定するには、広い範囲に亘ってワイヤを張設しなければ
ならず作業が大変であるし、屋根瓦方向への固定力もほ
とんどないため、台風等で吹上げられ破損してしまう等
という問題があった。
【0004】本考案は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、太陽電池モジュールを簡単に屋根上に取付けること
ができ、台風等で破損しないように固定することができ
る金具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として本考案の太陽電池モジュールの固定金具で
は、基端側をたる木等に固定すると共に先端側を屋根瓦
等の突出部を迂回させ、該先端側に取付けた太陽電池モ
ジュールを屋根上に固定させるための固定金具であっ
て、たる木等に取付可能な固定基板と;略湾曲状に形成
された棒状体の基端部が前記固定基板に連結され、先端
部が屋根瓦等の突出部先端側に配置される第1アーム
と;基端部が前記第1アームの先端部位置に配置され、
先端部が屋根上まで延設されて前記太陽電池モジュール
に固定される第2アームと;前記第1アームの先端部と
第2アームの基端部とを回動自在に連結し任意回動位置
で固定可能な調整継手と;を備えた構成とした。
【0006】
【作用】本考案の太陽電池モジュールの固定金具は、前
記のように第1アームと第2アームを備えており、第1
アームは固定基板によってたる木に取付けられ、その軒
先まで延設された先端部と第2アームの基端部が調整継
手で回動自在に連結されている。この第2アームは、屋
根上に折返した状態でその先端部に太陽電池モジュール
が固定される。そして、この第2アームが太陽電池モジ
ュールを屋根上に押圧した状態で調整継手で固定される
ことによって、太陽電池モジュールを屋根上に強固に固
定することができる。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本実施例の太陽電池モジュールの固定
金具を示す側面図、図2は同上の太陽電池モジュールの
固定金具を示す背面図、図3は同上の使用状態を示す説
明図である。本実施例の太陽電池モジュールの固定金具
Aは、固定基板1と、第1アーム2と、第2アーム3
と、調整継手4とを主要な構成としている。図中5は太
陽電池モジュール、6は軒先、60はたる木、61はこ
のたる木の先端を覆う鼻隠し板、62は瓦、63は最突
出部である雨樋である。
【0008】前記固定基板1は、固定金具Aの建家側固
定部となるものであって、プレートで略矩形状に形成さ
れ、その中央部に垂直方向の軸受部10が設けられてい
る。この軸受部10には、挿通した軸部の回転と抜けを
防止するための止めねじ11が設けられている。また、
固定基板1の両端部には、位置決め用釘の挿通穴12
と、固定用ねじの挿通穴13とが多数設けられている。
【0009】前記第1アーム2は、第2アームの保持と
横方向の位置調整を行うものであって、丸棒を略し字状
に湾曲させ、その基端部20と先端部21との間の水平
距離が建家の鼻隠し板61と雨樋63の端部との水平距
離より適宜長くなるように形成されている。そして、基
端部20が前記固定基板1の軸受部に挿通され水平方向
に回動自在に軸支されている。また、先端部21は、偏
平状に形成され先端にリベット穴22と、その下方側に
ねじ穴23が設けられている。そして、この第1アーム
2は、先端部21が上向き状態に配置される。
【0010】前記第2アーム3は、太陽電池モジュール
5を軒先6上に配置させるものであって、第1アーム2
と同様に丸棒で形成され、その基端部30は長尺な雄ね
じ30aに形成されている。また、先端部31は、この
基端部30を前記第1アーム2の先端部21より外側に
配置した状態で軒先6方向に折返され、太陽電池モジュ
ール5のフレーム50に設けられた多数の取付穴51の
うち一つおきの穴2個と符号するねじ穴32,32が設
けられている。
【0011】前記調整継手4は、第2アーム3を第1ア
ーム2と連結させると共に、第2アーム3の方向を調整
後固定することにより太陽電池モジュール5を軒先6上
に固定させるものであって、プレートを2枚合せの状態
に折曲げ、この折曲げ部に前記第2アーム3の雄ねじ3
0aを回転自在に挿入させる軸受部40が設けられてい
る。図中33は雄ねじ31を挿入状態で締付け固定する
ナット、41は前記軸受部40に挿入した第2アームの
基端部30を締付けて固定するボルトである。尚、この
ボルト41と螺合させるナットは、調整継手4の裏面側
に溶接で固定しておく。
【0012】また、前記調整継手4の両プレート間には
前記第1アーム2の先端部21が挿入され、その上方位
置でリベット穴22に挿通したリベット42により回動
自在に軸支されている。この軸支部の下方に、円弧状に
湾曲した切欠部43が開設され、該切欠部43を介して
前記第1アーム2のねじ穴23にボルト44を挿通し裏
面側からナット締めさせている。尚、前記切欠部43
は、調整位置でボルト44がゆるんでも角度が変わらな
いように軸直径より狭い部分43aを多数有するように
形成している。
【0013】次に作用を説明する。まず、太陽電池モジ
ュール5のフレーム50の両側に第2アーム3の先端部
31を固定する。この場合、鼻隠し板61の深さにより
フレーム50の取付穴51を選定し、最適な取付穴と第
2アーム3のねじ穴32,32にボルト33,33を締
付けて固定する。太陽電池モジュール5を軒先6の最適
位置に位置決めした後、固定基板1を鼻隠し板61に固
定する。この場合、まず、挿通穴12に釘を打ち込んで
仮固定した後、大きなねじ釘64を挿通穴13にねじ込
んで固定する。次に、調整継手4の軸受部40が第2ア
ーム3の雄ねじ30aによく馴染んだ状態に角度調整し
てボルト44を締付ける。この場合、太陽電池モジュー
ル5の後端側は、瓦62の上面から少し浮上った状態に
しておく。その後、ナット33を締込んで第2アーム3
を瓦62側に引き込み太陽電池モジュール5を瓦62上
に押圧させた状態で軒先6上に固定する。そして、調整
継手4のボルト41で軸受部40を締付けて第2アーム
3を固定する。
【0014】以上説明してきたように本実施例では、固
定金具Aで太陽電池モジュール5を軒先上に簡単に固定
することができる。固定金具Aは、固定基板1の軸受部
10と調整継手4の軸受部40によって第1アーム2、
第2アーム3とも水平方向に回動して、太陽電池モジュ
ール5を平行移動させることができるので、固定基板1
の取付位置に限定があっても太陽電池モジュール5を常
に瓦62と平行に設置することができる。ねじ33を締
付けることによって太陽電池モジュール5を簡単に瓦6
2に押圧させ固定することができる。第1アーム2と第
2アーム3の角度は、調整継手4によって自在に調整で
きるので、鼻隠し板61と屋根勾配とによる角度が様々
に異なっても最適状態に取付けることができる。
【0015】以上本考案の実施例を説明してきたが、本
考案の具体的な構成はこの実施例に限定されるものでは
なく、考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっ
ても本考案に含まれる。例えば、実施例では、固定基板
1は鼻隠し板61に取付けるとしたが、これに限らず、
鼻隠し板がない場合は、たる木62同士に板を渡して取
付けることができる。また、図4に示すように、軸受部
70を一端側に備えた固定基板7を設け、たる木60の
側面に固定するようにしてもよい。
【0016】また、実施例では、調整継手4は第1アー
ム2に軸支するとしたが、第2アーム3に調整継手4を
軸支し、第1アーム側に雄ねじ31を設けるようにして
もよい。
【0017】また、第1アーム2や第2アーム3の形状
も任意であり、要は軒先突出部を迂回し、その突出部に
干渉しない位置に調整継手4を有していればよい。
【0018】固定基板1は直接たる木等に取り付けると
したが、長穴等を有する別の金属板を添えておき、金属
板をたる木等に取り付けた後、固定基板を長穴で位置調
整して太陽電池を最適位置に取り付けるようにすること
もできる。
【0019】第1ア−ムは固定基板に軸支するとした
が、図5に示すように固定構造とすることもできる。
【0020】全体の施工順序等も任意であり、まず治具
等を利用して先に第1ア−ム側をたる木に取り付けた
後、これに太陽電池に取り付けた第2ア−ムを固定する
ようにしてもよい。
【0021】
【考案の効果】以上説明してきたように本考案の太陽電
池モジュールの固定金具にあっては、前記構成としたた
め、太陽電池モジュールを簡単に屋根上に取付けること
ができる。また、調整継手によって太陽電池モジュール
を屋根上に強固に押圧固定させることができる等の効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の太陽電池モジュールの固定金具
を示す側面図である。
【図2】同上の太陽電池モジュールの固定金具を示す背
面図である。
【図3】同上の使用状態を示す説明図である。
【図4】他の実施例の固定基板を示す説明図である。
【図5】他の実施例の第1ア−ムと固定基板の固定状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
A 太陽電池モジュール 1 固定基板 2 第1アーム 3 第2アーム 4 調整継手 5 太陽電池モジュール 6 軒先 20 第1アームの基端部 21 第1アームの先端部 30 第2アームの基端部 31 第2アームの先端部 40 調整継手に設けた第2アームの軸受部 43 切欠部 44 調整継手の回動を固定するボルト 60 たる木 63 雨樋(突出部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端側をたる木等に固定すると共に先端
    側を屋根瓦等の突出部を迂回させ、該先端側に取付けた
    太陽電池モジュールを屋根上に固定させるための固定金
    具であって、 たる木等に取付可能な固定基板と;略湾曲状に形成され
    た棒状体の基端部が前記固定基板に連結され、先端部が
    屋根瓦等の突出部先端側に配置される第1アームと;基
    端部が前記第1アームの先端部位置に配置され、先端部
    が屋根上まで延設されて前記太陽電池モジュールに固定
    される第2アームと;前記第1アームの先端部と第2ア
    ームの基端部とを回動自在に連結し任意回動位置で固定
    可能な調整継手と;を備えたことを特徴とする太陽電池
    モジュールの固定金具。
JP3680692U 1992-04-30 1992-04-30 太陽電池モジュ−ルの固定金具 Expired - Lifetime JPH0649710Y2 (ja)

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JPH0620676U JPH0620676U (ja) 1994-03-18
JPH0649710Y2 true JPH0649710Y2 (ja) 1994-12-14

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ID=12480030

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JP3680692U Expired - Lifetime JPH0649710Y2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 太陽電池モジュ−ルの固定金具

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JP5451989B2 (ja) * 2008-06-10 2014-03-26 三菱電機株式会社 太陽電池架台装置

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JPH0620676U (ja) 1994-03-18

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