JPH0649653Y2 - 赤外線センサー付洋風便器 - Google Patents

赤外線センサー付洋風便器

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Publication number
JPH0649653Y2
JPH0649653Y2 JP1989050421U JP5042189U JPH0649653Y2 JP H0649653 Y2 JPH0649653 Y2 JP H0649653Y2 JP 1989050421 U JP1989050421 U JP 1989050421U JP 5042189 U JP5042189 U JP 5042189U JP H0649653 Y2 JPH0649653 Y2 JP H0649653Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared sensor
toilet bowl
western
user
toilet
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989050421U
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English (en)
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JPH02144077U (ja
Inventor
峰治 近藤
泰久 田口
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、赤外線センサーを用いて用便後の便鉢洗浄が
自動的に行われるようになされた洋風便器に関するもの
であって、使用者が着座した後であっても、便鉢の予備
洗浄等をできるように改良したものである。
〔従来の技術と考案の解決課題〕
近年、使用者の接近,離隔を検知して自動的に便鉢洗浄
を実行する装置を備えた小便器が普及しつつあり、同様
の機構を洋風便器に組み込んだものも提案されている。
ところで、洋風便器に、上述のような自動洗浄機構を組
み込んだものにあっては、一旦使用者が着座してから再
び立ち上がるまで、便鉢の洗浄を行うことができないと
いう欠点がある。それ故、用便前に少量の洗浄水を便鉢
へ流して予備洗浄をするということができないから、汚
物が便鉢へ付着するのを防止することが大変難しい。ま
た、使用者が女性の場合には、洗浄水を排水しながら用
便することもしばしば行われるが、上記従来の自動洗浄
機構を組み込んだ洋風便器では、このような使用に供す
ることができなかった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記従来の課題に鑑みて新たに創案された赤
外線センサー付の洋風便器であって、その特徴とすると
ころは、便器における着座位置の後方部に上面から起立
する収納ケースが一体的に設けられ、該収納ケース内に
人体検知用の動作距離が長い主赤外線センサーと使用者
の手の検知用の動作距離が短い副赤外線センサーとが配
設されていることである。
〔作用〕
本考案の作用を、副赤外線センサーの手検知によって便
鉢予備洗浄の実行指令信号を出力する場合を例にとって
説明する。本考案に係る洋風便器の主赤外線センサー
は、使用者の離隔を検知する動作距離が長いから、使用
者が着座位置にあって動作距離内に居る間は、便鉢洗浄
の実行指令信号が出力されない。この状態において、着
座位置に居る使用者が便器後方部の副赤外線センサーの
方へ手を延ばし、その動作距離内で且つ副赤外線センサ
ーの直前で手を動かすと、この手の動きを副赤外線セン
サーが検知して、便鉢に少量の洗浄水を排水させて予備
洗浄を実行する信号等が出力される。用便が終わり、使
用者が便器から遠ざかると、主赤外線センサーが使用者
の離隔を検知し、便鉢の洗浄を実行する信号が出力され
る。
〔実施例〕
本考案の詳細を、実施例を示す図面に基づいて説明す
る。
第1図(a)及び(b)は、本考案に係る洋風便器1の
左側面図及び正面図を示すものである。本実施例では、
便器1の後方部上面に収納ケース2が載設され、該収納
ケース2内にセンサー装置3が収納されている。なお収
納ケース2の正面には、赤外線の通過が可能な窓部2aが
開設されている。
第2図及び第3図に示す如く、上記センサー装置3に
は、副赤外線センサー4と主赤外線センサー5とが並設
されている。副赤外線センサー4の動作距離は短く、約
20〜50mm程度に設定される。一方、主赤外線センサーの
動作距離は、約600mm以上と長く設定される。
センサー装置3を取りつける手段の一例を、第2図に掲
げた。始めに、センサー装置3の上端に形成した固定片
3aをビス10等で壁面Wへ固定して、該センサー装置3を
吊り下げた状態に保持する。次いで収納ケース2を被せ
たのち、該収納ケース2の下部の貫通孔2bにビス11を挿
通して、センサー装置3の下端に形成した固定片3bへ螺
合させる。これにより、該センサー装置3の下端側が収
納ケース2の内面へ固定され、取付が完了する。
上述のようにして構成された洋風便器1に着座した使用
者が予備洗浄を行う場合には、副赤外線センサー4の直
前を横切るように手を動かす。すると、この動作を副赤
外線センサー4が検知して、便器1に備えられた排水装
置(図示省略)へ、少量の洗浄水を便鉢へ排水させる指
令信号が出力される。なお、この排水作動は、一度だけ
でなく、手の動きに応じて何度でも用便中に行えるよう
にすることも適宜採用し得る。用便を終えたのち、着座
位置に居た使用者が立ち上がり便器から遠ざかると、主
赤外線センサーが使用者の離隔を検知して、前記排水装
置へ、洗浄水を便鉢へ排水させる指令信号を出力する。
すなわち、使用者が便器から離隔することにより、便鉢
洗浄が自動的に実行される。
本考案の実施例は、前記のものに限定されない。例え
ば、便器に脱臭装置が備えられている場合には、主赤外
線センサーで使用者の着座を検知して、該脱臭装置を起
動させることもできる。また、洗浄水の流出音等を発生
させる擬音発生装置が備えられている場合には、副赤外
線センサーからの出力に基づいて、これを作動させるよ
うに構成することができる。副赤外線センサーは、主赤
外線センサーによる使用者の検知時にのみ信号を出力す
るにように設定してもよく、あるいは、主赤外線センサ
ーとは独立して動作するように設定してもよい。さら
に、前記実施例では、副赤外線センサーの検知位置が便
器の正面側であったが、これを収納ケースにおける便器
側方に面する位置で手等の動きを検知するように変更し
てもよい。このように、本考案は、実施の態様に応じて
様々な応用が可能である。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかな如く、本考案によれば、便器と
赤外線センサーとを一体化したものであるから、便器の
設置環境にかかわらず、使用者の検知を確実に行える。
また、赤外線センサーを便器と一体的に設けた収納ケー
ス内に組み込んだ状態で工場から出荷することができる
ので、施工現場でのセンサー取付作業を省略できる。さ
らに、副赤外線センサーによる使用者の手検知によって
便鉢予備洗浄の実行指令信号が出力されるように設定し
た場合には、便器に使用者が着座した後であっても便鉢
の予備洗浄を行うことができるので、汚物の付着が確実
に防止される。そして、使用者が便器から離隔したなら
ば、自動的に便鉢洗浄が行われるから、便器の衛生状態
が常時良好に保たれる。また、予備洗浄ばかりでなく、
用便中の便鉢洗浄や擬音発生等も実行できるから、様々
な要望に応じた使用態様を具体化することが可能であ
る。このように、本考案に係る洋風便器は、数々の優れ
た実用的効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の実施例を示すものであって、第
1図(a)及び(b)は、本考案に係る洋風便器の左側
面図及び正面図、第2図は、主赤外線センサー及び副赤
外線センサーを備えたセンサー装置の取付構造を示す側
面断面図、第3図は、同センサー装置の正面図である。 1…洋風便器、2…収納ケース、2a…窓部、3…センサ
ー装置、4…副赤外線センサー、5…主赤外線センサー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器における着座位置の後方部に上面から
    起立する収納ケースが一体的に設けられ、該収納ケース
    内に人体検知用の動作距離が長い主赤外線センサーと使
    用者の手の検知用の動作距離が短い副赤外線センサーと
    が配設されていることを特徴とする赤外線センサー付洋
    風便器。
JP1989050421U 1989-04-28 1989-04-28 赤外線センサー付洋風便器 Expired - Lifetime JPH0649653Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989050421U JPH0649653Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 赤外線センサー付洋風便器

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JP1989050421U JPH0649653Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 赤外線センサー付洋風便器

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Publication Number Publication Date
JPH02144077U JPH02144077U (ja) 1990-12-06
JPH0649653Y2 true JPH0649653Y2 (ja) 1994-12-14

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ID=31568948

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61109832A (ja) * 1984-10-31 1986-05-28 東陶機器株式会社 便所装置

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JPH02144077U (ja) 1990-12-06

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