JPH04182528A - 水洗装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は手洗い器を一体に備える水洗装置に関するもの
である。

〔従来の技術〕

最近では、水洗式の洋式便器に洗浄便座（例えば、温水
洗浄便座なと）を取り付けて、局部の洗浄を行うように
した水洗装置か提供されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、従来のこの種の洗浄便座を備える水洗装置に
おいても、使用後に排泄物を洗い流すためには使用者が
把手などを操作して行わなければならないという不便が
あった。

そこで、使用の終了をセンサで検知して、自動的に排泄
物を洗い流すようにしたものが提供されている。しかし
、このような水洗装置では使用後に洗浄対象物を問わず
に所定水量を流すものであったため、排泄物の洗い流し
水量に過不足を生じる問題かあり、不足のときには便器
内に排泄物が付着し、数回洗い流しても完全に排泄物を
とることができないといった問題を生じ、水量が多い場
合には不経済である上、特に水の少ない夏場などで問題
となる。

本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、使用者に便器を洗い流すために何ら
の操作も行わせることなく、しかも洗浄対象物に応じた
適切な洗い流しが行える水洗装置を提供することにある
。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明はお尻の洗浄動作を
検知するお尻洗浄検知手段と、ビデ洗浄動作を検知する
ビデ洗浄検知手段と、手洗い器の使用を検知する手洗い
検知手段と、上記各検知手段の出力を受けて手洗い器の
使用後にお尻洗浄とビデ洗浄とのいずれであるかにより
大小便のいずれの使用であるかを判断し、夫々に応じた
水量で便器を洗い流す制御手段とを備えている。

〔作用〕

本発明は上述のように構成することにより、制御手段が
大小便のいずれで使用されたかを判断できるようにし、
これに応じて手洗い器の使用後に過不足のない適切な水
量で便器の洗い流しが行えるようにしたものである。

〔実施例〕 第１図及び第２図に本考案の一実施例を示す。

本実施例の水洗装置は、便器、便座及び洗浄水を蓄える
ロータンクからなる水洗便器ユニット１と、用便後に手
洗いを行う手洗い器２と、この手洗い器２の使用後にお
尻洗浄とビデ洗浄とのいずれであるかに応じて適宜水量
で便器を洗い流す制御を行うマイクロコンピュータから
なる制御装置３とで構成されている。ここで、この水洗
装置では、便座１ａとしては温水によりお尻洗浄及びビ
デ洗浄を行うと共に、温風により局部の乾燥を行ういわ
ゆる温水洗浄便座を用いてあり、この便座ｌａにロータ
ンク１ｂからの便座１ａ及び手洗い器２への給水１ｉｆ
Ｊｉ！ｌを行う電動バルブ１ｂを設けである。また、手
洗い器２には、手洗いボールと、この手洗いボールに使
用者が手をかざしたことを検知して用便を済ませた後の
手洗い水の流出制御を行うためのハンドセンサと、トイ
レ内の脱臭を行う脱臭器とを備えている。なお、脱臭器
を便座ｌａにも設けてもよい。さらに、制御装置３には
温水洗浄便座１ａからお尻洗浄を行ったことを示す動作
信号、ビデ洗浄を行ったことを示す動作信号、及び手洗
い器２を使用したことを示す検知信号が夫々入力されて
おり、これら信号に基づいて電動バルブ１ｂを開く時間
を制御して適宜水量で便器の洗い流すようにしである。

第２図に制御装置３の動作の一例を示す。この制御装置
３では、お尻洗浄が行われたか否かと、ビデ洗浄が行わ
れたか否かを温水洗浄便座１ａから入力される動作信号
により判断する。いま、温水洗浄便座１ａからお尻洗浄
を行ったことを示す動作信号が制御装置３に入力された
とすると、制御装置３はお尻洗浄フラッグに”ｌ“を立
てる。

同様にしてビデ洗浄が行われたことを示す動作信号が制
御装置３に入力されると、ビデ洗浄フラッグにｌ″を立
てる。ここで、本実施例の制御装置３では、お尻洗浄は
大便の際の使用として判断し、ビデ洗浄は小便の際の使
用として判断するようにしてあり、これら大小便に夫々
応じて電動バルブ１ｂを開く時間を調節するようにしで
ある。

つまりは、上記電動バルブｌｂの開く時間を制御するこ
とにより便器を洗い流す水量を可変するのであり、上記
開時間は＃釦装置３に予め記憶させである。そして、使
用者か水洗装置の使用後に手洗い器２を使用すると、こ
の際には制御装置３に手洗い器２から検知信号か出力さ
れる。制御装置３ではこの検知信号か入力されたことか
ら、用便を済ませたと判断し、上記各フラッグのチエツ
クを行う。この際に、お尻洗浄フラッグに”ｌ”が立っ
ている場合には大便の際の使用であると制御装置ｔ３が
判断し、電動バルブＩｂを開く時間を長くして多量の水
を便器に流して排泄物及び使用したトイレットペーパの
洗い流しを行う。逆に、ビデ洗浄フラッグに“ｌ”が立
っている場合には小便の際の使用であると制御装置３が
判断し、電動バルブｌｂを開く時間を短くして少量の水
を便器に流す。このようにすれば、使用者に何らの操作
を行わせることなく自動的に便器を洗い流すことができ
、しかも洗浄対象物に応じて過不足のない適切な水量で
洗い流しを行うことができる。

〔発明の効果〕

本発明は上述のように、お尻の洗浄動作を検知するお尻
洗浄検知手段と、ビデ洗浄動作を検知するビデ洗浄検知
手段と、手洗い器の使用を検知する手洗い検知手段と、
上記各検知手段の出力を受けて手洗い器の使用後にお尻
洗浄とビデ洗浄とのいずれかにあるかにより大小便のい
ずれの使用であるかを判断し、夫々に応じた水量で便器
を洗い流す制御手段とを備えているので、制純手段が大
小便のいずれて使用されたかを判断でき、これに応じて
手洗い器の使用後に過不足のない適切な水量で便器の洗
い流しが行える利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図
、第２図は同上の動作を示すフロチャートである。 ｌは水洗便器ユニット、２は手洗い器、３は制御装置で
ある。 代理人　　弁理士　　石　１）長　七 更１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）使用後に手洗いを行う手洗い器を一体に備えた水
   洗装置であって、お尻の洗浄動作を検知するお尻洗浄検
   知手段と、ビデ洗浄動作を検知するビデ洗浄検知手段と
   、手洗い器の使用を検知する手洗い検知手段と、上記各
   検知手段の出力を受けて手洗い器の使用後にお尻洗浄と
   ビデ洗浄とのいずれであるかにより大小便のいずれの使
   用であるかを判断し、夫々に応じた水量で便器を洗い流
   す制御手段とを備えて成ることを特徴とする水洗装置。