JPH0649548Y2 - 磁性ワ−クの分離搬送装置 - Google Patents

磁性ワ−クの分離搬送装置

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JPH0649548Y2
JPH0649548Y2 JP1986040100U JP4010086U JPH0649548Y2 JP H0649548 Y2 JPH0649548 Y2 JP H0649548Y2 JP 1986040100 U JP1986040100 U JP 1986040100U JP 4010086 U JP4010086 U JP 4010086U JP H0649548 Y2 JPH0649548 Y2 JP H0649548Y2
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JP
Japan
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work
cylinder
guide plate
magnet
magnetic work
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JP1986040100U
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JPS62153222U (ja
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勇一 遠藤
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ワーク供給ステージ上に整列されたばらつき
量の多い磁性ワークを搬送コンベア上において、磁気に
より次のワーク群と切り離しを完全に行ない、搬送コン
ベア上において直角方向を1列のワーク群毎に確実に次
工程へ順次供給することができる磁性ワークの分離搬送
装置に関するものである。
従来、磁性ワークの搬送供給においては、例えば第1図
に示す如く構成されている。すなわちワーク供給ステー
ジ10上には、寸法のばらつきの多いワーク群12が整列さ
れている。16はワーク補正用バーを示し、これは一端が
支軸17に軸支され、他端はシリンダ15の作用端に回動自
在に接続されている。そしてバー16は、通常、ワーク群
12の進行方向と直角に固定状態にシリンダ15によって保
持されている。シリンダ15は支軸18に回動自在に軸支さ
れている。
したがって、第2図に示す如く、ワーク送り出しリニア
ヘッド13によって一列分のワーク群が送り出されると、
ワーク群の先端はばらばらになったまま、バー16に接触
することになる。このとき、シャッタ6は閉止状態であ
るから、ワーク群は停止している。この場合、ワーク12
を搬送用コンベア14上に送り出す際、ワーク12の長さに
より、送り出しリニアヘッド13の前進量を調整しておく
ことができる。
次に、ヘッド13が一旦後退した後、第3図に示す如く、
シリンダ15が働いてピストン21が伸長することにより、
ばらばらのワーク群は強制的にバー16に接触することに
なり、ワークのばらつき量を多数個の累積ばらつき量か
ら単個のばらつき量に補正することになる。尚、補正用
シリンダ15はワークのばらつきに合わせてストロークが
調整可能である。また送り出しリニアヘッド13の後退量
は、補正量+αの距離だけ後退するように設定される。
更に、第4図に示す如く、シリンダ15及びシャッタ6の
作動により、一列になったワーク群はコンベア14によ
り、順次、次工程へ供給搬送される。そしてワークの供
給完了又はワークの通過指示によってシャッタ6が再び
閉止し、上記のようにワークの搬送供給動作が繰り返し
行なわれることになる。
しかしながら、実際には搬送コンベア14上において、次
のワーク群と接触しつつ送り出されるため、双方のワー
クの端面等に生じているバリ等による引っ掛かりが発生
してしまう欠点がある。よって、当初バー16によって生
前と整列していた最初のワーク群の姿勢に乱れがしばし
ば発生し、次工程でのトラブルの要因等の問題となる。
本考案はかかる点に鑑み、次のワーク群との切り離しを
完全に行ない、搬送コンベアによって送り出すことによ
り、次工程へのワーク姿勢の乱れ及び引っ掛かりもな
く、敏速かつ確実にワークを供給することができる磁性
ワークの分離搬送装置を提案することを主たる目的とす
る。
以下本考案の一実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第5図は本考案の一例を示す概略平面図である。20は、
従来のシャッタ6、シリンダ15及びワーク補正用バー16
に代えたワーク切り離し装置を示し、切り離し用シリン
ダ21と、これにより駆動される板状磁石22と、これに吸
着されるステンレス製の移動ガイド板23と、ストッパ用
シリンダ24等とより構成される。すなわちワーク供給ス
テージ10上には、寸法のばらつきの多いワーク群12が整
列されていることは従来通りであるが、切り離しシリン
ダ21の駆動によって前後動する板状磁石22が固定部材25
により所定の位置に設けられ、かつ移動ガイド板23が固
定部材25に対し緩衝ばね26を介して板状磁石22に対向し
て設けられたものである。他の構成は第1図例とほぼ同
様であるので、同符号を付して説明する。
したがって、第6図に示す如く、ワーク送り出しリニア
ヘッド13によって一列分のワーク群が送り出されると、
ワーク群の先端がばらばらになったまま、コンベア14上
でストッパ用シリンダ24のピストン24aにより停止状態
となっている。
更に第7図に示す如く、移動ガイド板23がシリンダ21に
より押し出された状態に制御されることにより、最初の
ワーク群は夫々の先端がガイド板23への当接により磁石
22に吸引される。尚、ワーク群12を搬送用コンベア14上
に送り出す際、ワークの夫々の長さにより、送り出しリ
ニアヘッド13の前進量を調整しておくことができる。
次に、第8図に示す如く、シリンダ21が働いてそのピス
トン21aを収縮することにより、ばらばらのワーク群は
強制的に板状磁石22の磁力によりガイド板23に吸引され
ることになり、ワーク群のばらつき量を多数個の累積ば
らつき量から単個のばらつき量に補正されることにな
る。また次のワーク群との境界部分に製品バリが生じて
いても磁石22により完全に分離されることになる。
そして第9図に示す如く、更にシリンダ21の収縮動作に
より磁石22とガイド板23とが離間され、磁気吸着状態が
弱化されるが、各ワーク群はコンベア14上でストッパ用
シリンダ24の機能により停止状態である。尚、シリンダ
21は各ワークの長さのばらつきに合わせてストロークが
調整可能である。また送り出しリニアヘッド13の後退量
は、補正量+αの距離だけ後退するように設定されるこ
とになる。そして、吸引された各ワーク群は更に供給ス
テージ10の縁より離間され、第10図に示す如く、シリン
ダ24の作動により、一列になったワーク群はコンベア14
により、順次、次工程へ供給搬送される。そしてワーク
の供給完了又はワークの通過の指示によって切り離し装
置20が再び作動し、上記のようにワークの搬送供給動作
が繰り返し行なわれることになる。
以上述べたごとく本考案によれば、磁性ワークに接触さ
れる移動ガイド板と、移動ガイド板及び移動ガイド板と
シリンダとの間に設けた磁性ワークを吸引する磁石を駆
動するシリンダと、移動ガイド板に設けた緩衝ばねとよ
り構成され、上記シリンダは磁石及び移動ガイド板を上
記磁性ワークに移動させ、磁性ワークが磁石に吸引され
て他のワーク群から分離され搬送されるようにし、移動
ガイド板から磁石を離間する機能を有するように構成し
たので、 従来のように、双方のワークの端面等に生じているバリ
等による引っ掛かりが発生していても、次のワーク群と
の切り離しが強制的に行なわれることになるので、整然
と整列していた最初及び次のワーク群の姿勢に乱れを生
じるという欠点を解消し得る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の構成を示す平面図、第2図、第3図及び
第4図は第1図例の動作の説明に供する図、第5図は本
考案の一実施例を示す平面図、第6図、第7図、第8
図、第9図及び第10図は夫々第5図例の動作の説明に供
する図である。 10……ワーク供給ステージ、12……ワーク群、20……切
り離し装置、21……切り離し用シリンダ、22……板状磁
石、23……移動ガイド板、24……ストッパ用シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性ワークに接触される移動ガイド板と、
    移動ガイド板及び移動ガイド板とシリンダとの間に設け
    た磁性ワークを吸引する磁石を駆動するシリンダと、移
    動ガイド板に設けた緩衝ばねとより構成され、 上記シリンダは磁石及び移動ガイド板を上記磁性ワーク
    列に移動させ、磁性ワークが磁石に吸引されて他のワー
    ク群から分離され搬送されるようにし、移動ガイド板か
    ら磁石を離間する機能を有する磁性ワークの分離搬送装
    置。
JP1986040100U 1986-03-19 1986-03-19 磁性ワ−クの分離搬送装置 Expired - Lifetime JPH0649548Y2 (ja)

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JPS62153222U JPS62153222U (ja) 1987-09-29
JPH0649548Y2 true JPH0649548Y2 (ja) 1994-12-14

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JPS62153222U (ja) 1987-09-29

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