JPH0649537Y2 - 食品処理機等の残留物品排出装置 - Google Patents
食品処理機等の残留物品排出装置Info
- Publication number
- JPH0649537Y2 JPH0649537Y2 JP1986018972U JP1897286U JPH0649537Y2 JP H0649537 Y2 JPH0649537 Y2 JP H0649537Y2 JP 1986018972 U JP1986018972 U JP 1986018972U JP 1897286 U JP1897286 U JP 1897286U JP H0649537 Y2 JPH0649537 Y2 JP H0649537Y2
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- JP
- Japan
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- article
- conveyor
- transfer
- receiving
- transfer conveyor
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- Expired - Lifetime
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- Special Conveying (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Relays Between Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、食品に加熱,冷却,乾燥、その他の処理を施
す食品処理機等において、処理後の物品を中継部材上へ
残留しないように受取りコンベアへ完全に排出させる装
置に関する。
す食品処理機等において、処理後の物品を中継部材上へ
残留しないように受取りコンベアへ完全に排出させる装
置に関する。
(従来の技術) 従来、食品の加熱,冷却,乾燥,その他の処理を行なう
処理機においては、処理室16内に配設した物品の移送コ
ンベア17と、このコンベア17から排出される物品を受取
るコンベア18との間に中継部材19を配設し、この中継部
材19により移送コンベア17から送出された物品を受取り
コンベア18へ移乗させたものである。
処理機においては、処理室16内に配設した物品の移送コ
ンベア17と、このコンベア17から排出される物品を受取
るコンベア18との間に中継部材19を配設し、この中継部
材19により移送コンベア17から送出された物品を受取り
コンベア18へ移乗させたものである。
(考案が解決しようとする問題点) 前記した従来の処理機は、物品の処理中は物品が連続的
に送り出されて、後続の物品が中継部材19上の先行物品
を押して受取りコンベア18へ移すため、物品は中継部材
19上に停止することなく確実に排出される。
に送り出されて、後続の物品が中継部材19上の先行物品
を押して受取りコンベア18へ移すため、物品は中継部材
19上に停止することなく確実に排出される。
しかし、物品の処理が終わると、移送コンベア17による
物品の移送が止り、最後の物品が中継部材19の上に移さ
れれば、以後はこれを押す後続物品が来ないため、物品
は中継部材19の上に残留して排出されなくなり、この残
留物品を第3図に示すような掻出し具20を用いて掻出さ
なければならない問題点があった。
物品の移送が止り、最後の物品が中継部材19の上に移さ
れれば、以後はこれを押す後続物品が来ないため、物品
は中継部材19の上に残留して排出されなくなり、この残
留物品を第3図に示すような掻出し具20を用いて掻出さ
なければならない問題点があった。
本考案は、前記した従来の問題点を解決するためになさ
れたもので、物品が中継部材の上に止まると、これを押
出し部材により受取りコンベアへ排出させ、中継部材上
に物品の残留を全く生じない食品処理機等の残留物品排
出装置を提供することを目的としている。
れたもので、物品が中継部材の上に止まると、これを押
出し部材により受取りコンベアへ排出させ、中継部材上
に物品の残留を全く生じない食品処理機等の残留物品排
出装置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の食品処理機等の残
留物品排出装置は、処理室内に配設された物品を移送す
る移送コンベアと、前記物品を受取り移送する受取りコ
ンベアと、前記移送コンベアと前記受取りコンベアとの
間であって、前記移送コンベアの移送方向側に設け、そ
の先端が前記受取りコンベアに臨んで前記物品を中継す
る中継部材とを有し、前記移送コンベアが前記物品を前
記中継部材へ送り出しこれを後続の前記物品が押して前
記受取りコンベアへ移乗させる食品処理機等の残留物品
排出装置であって、前記中継部材の上を前記物品を押し
て前記移送コンベア側から前記受取りコンベア側へ移動
し、反対に戻って前記物品へ触れないように前記物品の
高さより高い位置に待機する前記物品の押出し部材と、
前記移送コンベアの運転停止時、前記押出し部材を前記
移送コンベア側から前記受取りコンベア側へ移動し、反
対に戻って前記物品へ触れないように前記物品の高さよ
り高い位置に待機する作用を行なわせる操作手段とを備
えたものである。
留物品排出装置は、処理室内に配設された物品を移送す
る移送コンベアと、前記物品を受取り移送する受取りコ
ンベアと、前記移送コンベアと前記受取りコンベアとの
間であって、前記移送コンベアの移送方向側に設け、そ
の先端が前記受取りコンベアに臨んで前記物品を中継す
る中継部材とを有し、前記移送コンベアが前記物品を前
記中継部材へ送り出しこれを後続の前記物品が押して前
記受取りコンベアへ移乗させる食品処理機等の残留物品
排出装置であって、前記中継部材の上を前記物品を押し
て前記移送コンベア側から前記受取りコンベア側へ移動
し、反対に戻って前記物品へ触れないように前記物品の
高さより高い位置に待機する前記物品の押出し部材と、
前記移送コンベアの運転停止時、前記押出し部材を前記
移送コンベア側から前記受取りコンベア側へ移動し、反
対に戻って前記物品へ触れないように前記物品の高さよ
り高い位置に待機する作用を行なわせる操作手段とを備
えたものである。
(作用) 前記のように構成される装置は、処理機による物品の処
理中は、移送コンベア2が処理物品を継続して中継部材
4上へ送り出し、これを後続の物品が押すため物品は順
次受取りコンベア3へ移乗されて、このコンベア3によ
り次行程へ送られる。
理中は、移送コンベア2が処理物品を継続して中継部材
4上へ送り出し、これを後続の物品が押すため物品は順
次受取りコンベア3へ移乗されて、このコンベア3によ
り次行程へ送られる。
しかし、物品の処理が終わると、後続物品が跡絶えるた
め中継部材4上へ押し出された物品は、この上に止まっ
て受取りコンベア3へ移らなくなる。そこで操作手段7,
12を作動させ、待機位置にある押出し部材6,11を物品の
進行方向後方から物品へ係合させて、受取りコンベア3
に向かって移動させれば、物品は押出し部材6,11により
中継部材4上から受取りコンベア3へ移され、該コンベ
ア3により次行程へ送られて中継部材4上に残留するこ
とがなくなる。
め中継部材4上へ押し出された物品は、この上に止まっ
て受取りコンベア3へ移らなくなる。そこで操作手段7,
12を作動させ、待機位置にある押出し部材6,11を物品の
進行方向後方から物品へ係合させて、受取りコンベア3
に向かって移動させれば、物品は押出し部材6,11により
中継部材4上から受取りコンベア3へ移され、該コンベ
ア3により次行程へ送られて中継部材4上に残留するこ
とがなくなる。
このようにして物品の排出が終れば、押出し部材6,11を
操作手段7,12により待機位置に戻して待機させれば、次
の物品処理が支障なく行なわれるものである。
操作手段7,12により待機位置に戻して待機させれば、次
の物品処理が支障なく行なわれるものである。
(実施例) 以下に本考案に関する装置の実施の一例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図は第一の実施例を示すもので、この実施例におい
ては食品の加熱,冷却等の処理を行なう処理機の処理室
1内に懸張した物品の移送コンベア2の終端側に、この
移送コンベア2により処理室1から送り出される物品を
受け、次行程へ送らせる受取りコンベア3を配設して、
この受取りコンベア3と前記移送コンベア2との間に生
ずる隙間の部分には、この隙間に位置して移送コンベア
2から送り出される物品を後続物品に押させて受取りコ
ンベア3へ移させる中継部材4を配置してあり、この中
継部材4の上方には始端が移送コンベア2上に臨み、終
端が受取りコンベア3上へ臨むチエン5を懸張し、この
チエン5に押出し部材6を取付け、前記チエン5にはこ
れを前記移送コンベア2から受取りコンベア3へ向かっ
て進行させる減速機モータ7を連係させ、この減速機モ
ータ7には前記押出し部材6がチエン5により移送コン
ベア2上の物品へ触れない待機位置に移動されたとき停
止させる停止スイッチS1と、停止している押出し部材6
を物品押出しのためにチエン5により移動させる起動ス
イッチS2とを関係させたものである。
ては食品の加熱,冷却等の処理を行なう処理機の処理室
1内に懸張した物品の移送コンベア2の終端側に、この
移送コンベア2により処理室1から送り出される物品を
受け、次行程へ送らせる受取りコンベア3を配設して、
この受取りコンベア3と前記移送コンベア2との間に生
ずる隙間の部分には、この隙間に位置して移送コンベア
2から送り出される物品を後続物品に押させて受取りコ
ンベア3へ移させる中継部材4を配置してあり、この中
継部材4の上方には始端が移送コンベア2上に臨み、終
端が受取りコンベア3上へ臨むチエン5を懸張し、この
チエン5に押出し部材6を取付け、前記チエン5にはこ
れを前記移送コンベア2から受取りコンベア3へ向かっ
て進行させる減速機モータ7を連係させ、この減速機モ
ータ7には前記押出し部材6がチエン5により移送コン
ベア2上の物品へ触れない待機位置に移動されたとき停
止させる停止スイッチS1と、停止している押出し部材6
を物品押出しのためにチエン5により移動させる起動ス
イッチS2とを関係させたものである。
前記した第一の実施例は、処理機による食品処理の終り
において、移送コンベア2に送られる最後の物品が中継
部材4上へ押し出され、後続物品が跡絶えるため中継部
材4上に停止したとき、減速機モータ7を起動スイッチ
S2により起動させると、チエン5が回転して待機位置に
ある押出し部材6を物品に係合する位置に下降させた
後、受取りコンベア3へ向かって進行させる。従って中
継部材4上の物品は押出し部材6により受取りコンベア
3へ移乗され、該コンベア3により次行程へ排出され
る。このとき物品の移乗を終わった押出し部材6は、待
機位置に戻り、停止スイッチS1を作動させて減速機モー
タ7を止めるため、次の物品処理を妨げない待機位置に
おいて停止するものである。
において、移送コンベア2に送られる最後の物品が中継
部材4上へ押し出され、後続物品が跡絶えるため中継部
材4上に停止したとき、減速機モータ7を起動スイッチ
S2により起動させると、チエン5が回転して待機位置に
ある押出し部材6を物品に係合する位置に下降させた
後、受取りコンベア3へ向かって進行させる。従って中
継部材4上の物品は押出し部材6により受取りコンベア
3へ移乗され、該コンベア3により次行程へ排出され
る。このとき物品の移乗を終わった押出し部材6は、待
機位置に戻り、停止スイッチS1を作動させて減速機モー
タ7を止めるため、次の物品処理を妨げない待機位置に
おいて停止するものである。
第2図は第二の実施例を示すもので、この実施例も処理
機の移送コンベア2とこれから物品を受取る受取りコン
ベア3と、両者間で物品を中継する中継部材4とは前記
第一の実施例のものと同一である。
機の移送コンベア2とこれから物品を受取る受取りコン
ベア3と、両者間で物品を中継する中継部材4とは前記
第一の実施例のものと同一である。
しかし、物品の押出し部材の構造とその操作手段は異な
る。即ち、前記中継部材4の上方にこれと平行するガイ
ド8を設け、このガイド8に往復体9を係合させ、これ
ら往復体9に上端の軸10着により回動自在とした押出し
部材11を取付け、該押出し部材11にストロークの大きい
シリンダ12のロッド13を連結し、前記往復体9に前記押
出し部材11が垂直に下降して物品を押送する状態となっ
たとき係合するストッパー14と、物品へ係合しない待機
位置へ上昇したとき係合するストッパー15とを設け、前
記シリンダ12には押出し部材11が待機位置へ上昇したと
きにシリンダ12の戻りを止める停止スイッチS1と、押出
し部材11が物品を受取りコンベア3へ移乗させたとき、
シリンダ12を逆方向へ移動させる切換スイッチS2と、停
止している押出し部材11を物品押出しのために受取りコ
ンベア3へ向かって移動させるとき、シリンダ12を起動
させる起動スイッチS3とを関係させたものである。
る。即ち、前記中継部材4の上方にこれと平行するガイ
ド8を設け、このガイド8に往復体9を係合させ、これ
ら往復体9に上端の軸10着により回動自在とした押出し
部材11を取付け、該押出し部材11にストロークの大きい
シリンダ12のロッド13を連結し、前記往復体9に前記押
出し部材11が垂直に下降して物品を押送する状態となっ
たとき係合するストッパー14と、物品へ係合しない待機
位置へ上昇したとき係合するストッパー15とを設け、前
記シリンダ12には押出し部材11が待機位置へ上昇したと
きにシリンダ12の戻りを止める停止スイッチS1と、押出
し部材11が物品を受取りコンベア3へ移乗させたとき、
シリンダ12を逆方向へ移動させる切換スイッチS2と、停
止している押出し部材11を物品押出しのために受取りコ
ンベア3へ向かって移動させるとき、シリンダ12を起動
させる起動スイッチS3とを関係させたものである。
前記した第二の実施例は、処理機による食品処理の終り
において、移送コンベア2に送られる最後の物品が中継
部材4上へ押し出され、後続物品が跡絶えるため中継部
材4上に停止したとき、シリンダ12を起動スイッチS3に
より起動させると、シリンダ12のロッド13は待機位置に
ある押出し部材11を受取りコンベア3側へ引っ張り、押
出し部材11をストッパー14に係合させて直立状態とした
後、往復体9の移動により受取りコンベア3に向かって
進行させる。従って中継部材4上の物品は押出し部材11
により受取りコンベア3へ移乗され、該コンベア3によ
り次行程へ排出させる。すると切換スイッチS2がシリン
ダ12を逆作動させるため、そのロッド13は押出し部材11
を移送コンベア2へ向かって押し、押出し部材11をスト
ッパー15に係合するまで斜めに傾かせた後、往復体9の
移動により待機位置へ押し戻し、待機位置に戻ると停止
スイッチS1がシリンダ12を止めるため、次の物品処理を
妨げない待機位置に停止しているものである。
において、移送コンベア2に送られる最後の物品が中継
部材4上へ押し出され、後続物品が跡絶えるため中継部
材4上に停止したとき、シリンダ12を起動スイッチS3に
より起動させると、シリンダ12のロッド13は待機位置に
ある押出し部材11を受取りコンベア3側へ引っ張り、押
出し部材11をストッパー14に係合させて直立状態とした
後、往復体9の移動により受取りコンベア3に向かって
進行させる。従って中継部材4上の物品は押出し部材11
により受取りコンベア3へ移乗され、該コンベア3によ
り次行程へ排出させる。すると切換スイッチS2がシリン
ダ12を逆作動させるため、そのロッド13は押出し部材11
を移送コンベア2へ向かって押し、押出し部材11をスト
ッパー15に係合するまで斜めに傾かせた後、往復体9の
移動により待機位置へ押し戻し、待機位置に戻ると停止
スイッチS1がシリンダ12を止めるため、次の物品処理を
妨げない待機位置に停止しているものである。
尚、前記した第一及び第二の実施例における移送コンベ
ア2は、第3図に示す従来の装置と同様表面に所定の間
隔で溝aを設け、この溝aに中継部材4に突設した櫛歯
部bを係合させ、移送コンベア2から中継部材4への物
品移乗が円滑確実に行なわれるようにしてある。
ア2は、第3図に示す従来の装置と同様表面に所定の間
隔で溝aを設け、この溝aに中継部材4に突設した櫛歯
部bを係合させ、移送コンベア2から中継部材4への物
品移乗が円滑確実に行なわれるようにしてある。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
下に記載されるような効果を奏する。
処理室内に配設された物品を移送する移送コンベアと、
前記物品を受取り移送する受取りコンベアと、前記移送
コンベアと前記受取りコンベアとの間であって、前記移
送コンベアの移送方向側に設け、その先端が前記受取り
コンベアに臨んで前記物品を中継する中継部材とを有
し、前記移送コンベアが前記物品を前記中継部材へ送り
出しこれを後続の前記物品が押して前記受取りコンベア
へ移乗させる食品処理機等の残留物品排出装置であっ
て、前記中継部材の上を前記物品を押して前記移送コン
ベア側から前記受取りコンベア側へ移動し、反対に戻っ
て前記物品へ触れないように前記物品の高さより高い位
置に待機する前記物品の押出し部材と、前記移送コンベ
アの運転停止時、前記押出し部材を前記移送コンベア側
から前記受取りコンベア側へ移動し、反対に戻って前記
物品へ触れないように前記物品の高さより高い位置に待
機する作用を行なわせる操作手段とを設けたため、移送
コンベアの運転時、中継部材上の押出し部材は、移送コ
ンベア上の物品の障害とならず、移送コンベアの運転停
止時、操作手段により押出し部材の作用を行なわせるか
ら、中継部材上の最後の物品を受取りコンベアへ移し
て、物品の排出が自動的に行なわれて省力化に有効であ
り、又、物品の処理を終るとその都度、物品を完全に排
出させ、後の処理物品と入り混じらないようにしたか
ら、品質の管理にも有効であり、更に、押出し部材が物
品の移乗を終ると、押出し部材を物品の移送を妨げない
待機位置に戻して待機させるため、次の処理作業に対す
る障害がなく、処理後の物品排出に即座に応動できる等
の特有の効果を奏するものである。
前記物品を受取り移送する受取りコンベアと、前記移送
コンベアと前記受取りコンベアとの間であって、前記移
送コンベアの移送方向側に設け、その先端が前記受取り
コンベアに臨んで前記物品を中継する中継部材とを有
し、前記移送コンベアが前記物品を前記中継部材へ送り
出しこれを後続の前記物品が押して前記受取りコンベア
へ移乗させる食品処理機等の残留物品排出装置であっ
て、前記中継部材の上を前記物品を押して前記移送コン
ベア側から前記受取りコンベア側へ移動し、反対に戻っ
て前記物品へ触れないように前記物品の高さより高い位
置に待機する前記物品の押出し部材と、前記移送コンベ
アの運転停止時、前記押出し部材を前記移送コンベア側
から前記受取りコンベア側へ移動し、反対に戻って前記
物品へ触れないように前記物品の高さより高い位置に待
機する作用を行なわせる操作手段とを設けたため、移送
コンベアの運転時、中継部材上の押出し部材は、移送コ
ンベア上の物品の障害とならず、移送コンベアの運転停
止時、操作手段により押出し部材の作用を行なわせるか
ら、中継部材上の最後の物品を受取りコンベアへ移し
て、物品の排出が自動的に行なわれて省力化に有効であ
り、又、物品の処理を終るとその都度、物品を完全に排
出させ、後の処理物品と入り混じらないようにしたか
ら、品質の管理にも有効であり、更に、押出し部材が物
品の移乗を終ると、押出し部材を物品の移送を妨げない
待機位置に戻して待機させるため、次の処理作業に対す
る障害がなく、処理後の物品排出に即座に応動できる等
の特有の効果を奏するものである。
第1図は本考案に関する装置の第一の実施例を示す要部
の縦断側面図。第2図は第二の実施例を示す要部の縦断
側面図。第3図は従来の移乗装置の要部を示す縦断側面
図。第4図は同上の平面図である。 図において1は処理室、2は移送コンベア、3は受取り
コンベア、4は中継部材、6,11は押出し部材、7,12は操
作手段である。
の縦断側面図。第2図は第二の実施例を示す要部の縦断
側面図。第3図は従来の移乗装置の要部を示す縦断側面
図。第4図は同上の平面図である。 図において1は処理室、2は移送コンベア、3は受取り
コンベア、4は中継部材、6,11は押出し部材、7,12は操
作手段である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/82 D 8010−3F
Claims (1)
- 【請求項1】処理室内に配設された物品を移送する移送
コンベアと、前記物品を受取り移送する受取りコンベア
と、前記移送コンベアと前記受取りコンベアとの間であ
って、前記移送コンベアの移送方向側に設け、その先端
が前記受取りコンベアに臨んで前記物品を中継する中継
部材とを有し、前記移送コンベアが前記物品を前記中継
部材へ送り出しこれを後続の前記物品が押して前記受取
りコンベアへ移乗させる食品処理機等の残留物品排出装
置であって、前記中継部材の上を前記物品を押して前記
移送コンベア側から前記受取りコンベア側へ移動し、反
対に戻って前記物品へ触れないように前記物品の高さよ
り高い位置に待機する前記物品の押出し部材と、前記移
送コンベアの運転停止時、前記押出し部材を前記移送コ
ンベア側から前記受取りコンベア側へ移動し、反対に戻
って前記物品へ触れないように前記物品の高さより高い
位置に待機する作用を行なわせる操作手段とを備えさせ
たことを特徴とする食品処理機等の残留物品排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986018972U JPH0649537Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | 食品処理機等の残留物品排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986018972U JPH0649537Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | 食品処理機等の残留物品排出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62132030U JPS62132030U (ja) | 1987-08-20 |
JPH0649537Y2 true JPH0649537Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=30813141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986018972U Expired - Lifetime JPH0649537Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | 食品処理機等の残留物品排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649537Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011005397A1 (de) * | 2011-03-11 | 2012-09-13 | Krones Aktiengesellschaft | Matte für den Transport von mindestens einem Gegenstand, Übergabevorrichtung und Verfahren zur Übergabe |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54162378A (en) * | 1978-06-12 | 1979-12-22 | Asahi Breweries Ltd | Transporter |
JPS5627137U (ja) * | 1979-08-07 | 1981-03-13 | ||
JPS6043506U (ja) * | 1983-09-01 | 1985-03-27 | 三菱重工業株式会社 | 容器処理機 |
JPS6172517U (ja) * | 1984-10-17 | 1986-05-17 |
-
1986
- 1986-02-13 JP JP1986018972U patent/JPH0649537Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62132030U (ja) | 1987-08-20 |
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