JP2633265B2 - ワーク搬送装置 - Google Patents
ワーク搬送装置Info
- Publication number
- JP2633265B2 JP2633265B2 JP62235476A JP23547687A JP2633265B2 JP 2633265 B2 JP2633265 B2 JP 2633265B2 JP 62235476 A JP62235476 A JP 62235476A JP 23547687 A JP23547687 A JP 23547687A JP 2633265 B2 JP2633265 B2 JP 2633265B2
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- JP
- Japan
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- work
- arm
- holding rod
- guide groove
- transfer device
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車のシリンダブロックの鋳造品等の
ワークを鋳仕上げ工程から次工程へと回動させ搬送させ
る等のワーク搬送装置に関するものである。
ワークを鋳仕上げ工程から次工程へと回動させ搬送させ
る等のワーク搬送装置に関するものである。
従来のシリンダーブロック反転搬出装置は複雑な形状
の鋳造部品の把持，解放機能をもつ把持装置と，この把
持装置を反転移送する機能をもつ，移送装置とを具備し
たものはあるにはあったが，装置全体が極めて大規模な
ものとなり，莫大な設備費を必要とするという欠点があ
った。また低速度のため非能率でもあった。
の鋳造部品の把持，解放機能をもつ把持装置と，この把
持装置を反転移送する機能をもつ，移送装置とを具備し
たものはあるにはあったが，装置全体が極めて大規模な
ものとなり，莫大な設備費を必要とするという欠点があ
った。また低速度のため非能率でもあった。
〔発明が解決しようとする課題〕 上記のような従来のシリンダーブロック反転搬出装置
は構造複雑でコスト高となるばかりか，ワークの掴み替
えなどに時間を要し，非能率であり，しかも制度もその
割りには高くないという多くの課題を抱えていた。この
発明は，かかる問題点を解決するためになされたもの
で，反転搬出が迅速，正確でしかもコストが低廉になる
ことを目的としたものである。
は構造複雑でコスト高となるばかりか，ワークの掴み替
えなどに時間を要し，非能率であり，しかも制度もその
割りには高くないという多くの課題を抱えていた。この
発明は，かかる問題点を解決するためになされたもの
で，反転搬出が迅速，正確でしかもコストが低廉になる
ことを目的としたものである。
この課題を解決するために、本発明は、ワークをほぼ
90度回転させつつ搬送するワーク搬送装置であって、後
退位置と前進位置との間を往復移動可能な機枠と、その
機枠に対して回動可能に連結された回動レバーと、その
回転レバーに対して回動可能に連結されたアームと、そ
のアームの一端側に固定され、ワークの直線状の嵌挿孔
に嵌挿可能な直線状の保持棒と、そのアームの他端側に
設けられ、ガイド溝によってガイドされるガイドローラ
とを有し、そのガイド溝は、前記回動レバーが往復回動
することによって、前記保持棒が水平な後方を向く後方
位置から、同把持棒が上方を向く上方位置を経て、その
上方位置から同保持棒がほぼ鉛直下方に下降した下降位
置へと前記アームが往復移動するように構成されている
ことを特徴とする。
90度回転させつつ搬送するワーク搬送装置であって、後
退位置と前進位置との間を往復移動可能な機枠と、その
機枠に対して回動可能に連結された回動レバーと、その
回転レバーに対して回動可能に連結されたアームと、そ
のアームの一端側に固定され、ワークの直線状の嵌挿孔
に嵌挿可能な直線状の保持棒と、そのアームの他端側に
設けられ、ガイド溝によってガイドされるガイドローラ
とを有し、そのガイド溝は、前記回動レバーが往復回動
することによって、前記保持棒が水平な後方を向く後方
位置から、同把持棒が上方を向く上方位置を経て、その
上方位置から同保持棒がほぼ鉛直下方に下降した下降位
置へと前記アームが往復移動するように構成されている
ことを特徴とする。
この発明においては、アームが後方位置にある状態で
機枠が後退位置まで移動することによって、機枠の後退
位置に対応する位置に位置するワークの嵌挿孔にアーム
の保持棒が嵌挿される。
機枠が後退位置まで移動することによって、機枠の後退
位置に対応する位置に位置するワークの嵌挿孔にアーム
の保持棒が嵌挿される。
そして、アームが上方位置に向かって移動することに
よってワークが保持棒によって保持され、機枠が前進位
置まで前進することによってワークが搬送される。ま
た、その際に、アームが上方位置まで移動することによ
って、ワークが当初の状態からほぼ90度回動される。
よってワークが保持棒によって保持され、機枠が前進位
置まで前進することによってワークが搬送される。ま
た、その際に、アームが上方位置まで移動することによ
って、ワークが当初の状態からほぼ90度回動される。
その後、ワークが他のコンベア等に載置され、さらに
アームが下降位置まで移動することによって、保持棒が
ワークの嵌挿孔から抜け出て、保持棒によるワークの保
持が解除されて、ワークの搬送が終了する。
アームが下降位置まで移動することによって、保持棒が
ワークの嵌挿孔から抜け出て、保持棒によるワークの保
持が解除されて、ワークの搬送が終了する。
このように、この発明では、直線状の嵌挿孔を有する
ワークを回動させつつ搬送することを容易に行うことが
できる。
ワークを回動させつつ搬送することを容易に行うことが
できる。
第１図はこの発明の実施例の正面図であり，第２図は
同，平面図であり，これらの図において,1はシリンダー
ブロック反転搬出装置,2はレール,3は台車,4は車輪,5は
機枠,6は回動アーム,7は回動アーム６の上部,8は保持
棒,9は軸,10はガイドローラー,11はガイド溝,12は回動
レバー,13はラック・ピニオン機構,14は左右動シリンダ
ー,15は上下動シリンダー,16はストッパー,Wはワーク
（シリンダーブロック）を示す。上記のように構成され
たシリンダーブロック反転搬出装置１に於いて，ワーク
Ｗの加工面（上面）Ｗ′（第１図においてワークＷの左
側面）が前工程において加工され，この上面Ｗ′に穿設
されたシリンダーボアＨが水平でかつこのシリンダーブ
ロック反転搬送装置１の回動アーム６に取付けられた保
持棒８に対向する姿勢でワークＷが送られてきて保持棒
８の前方のシリンダーボアＨと前記保持棒８とが対向し
てほぼ一致した位置でワークＷが停止すると，シリンダ
ーブロック反転搬送装置１の左右動シリンダー14が作動
して第３が矢印Ａ方向へ引き寄せられ，回動アーム６の
上部７の保持棒８がワークＷのシリンダーボアＨに嵌挿
され，ストッパー16により挿入深さが制御される。次に
上下動シリンダー15が作動してラック（図示略）を押下
げると，ラック・ピニオン機構13が作動して回動レバー
12が矢印Ｒ方向へ回動すると，回動アーム６は端部のガ
イドローラー10がガイド溝11に案内されながら矢印Ｒ方
向へ回動し，同時に前記左右動シリンダー14がさきとは
逆に矢印Ｂ方向に作動して機枠５を載設した台車３はレ
ール２上を矢印Ｂ方向へ移動し，さきと反対側のストッ
パー16により制止される。このときまでにフ字形状の回
動アーム６は90゜左へ回動すると，ワークＷも90゜回動
し，前記加工面Ｗ′が下面となる。回動アーム６はなお
も回動を続けるので，保持棒８はシリンダーボアＨから
抜けるとともに，ワークＷは加工面Ｗ′を下にして搬送
コンベヤ上に移乗して次工程へ搬送されていく。上下動
シリンダー15と左右動シリンダー14とが同時にさきとは
逆に作動し，元位置に復帰する。以上の動作が自動的に
繰り返されてワークＷが次々と反転搬出される。
同，平面図であり，これらの図において,1はシリンダー
ブロック反転搬出装置,2はレール,3は台車,4は車輪,5は
機枠,6は回動アーム,7は回動アーム６の上部,8は保持
棒,9は軸,10はガイドローラー,11はガイド溝,12は回動
レバー,13はラック・ピニオン機構,14は左右動シリンダ
ー,15は上下動シリンダー,16はストッパー,Wはワーク
（シリンダーブロック）を示す。上記のように構成され
たシリンダーブロック反転搬出装置１に於いて，ワーク
Ｗの加工面（上面）Ｗ′（第１図においてワークＷの左
側面）が前工程において加工され，この上面Ｗ′に穿設
されたシリンダーボアＨが水平でかつこのシリンダーブ
ロック反転搬送装置１の回動アーム６に取付けられた保
持棒８に対向する姿勢でワークＷが送られてきて保持棒
８の前方のシリンダーボアＨと前記保持棒８とが対向し
てほぼ一致した位置でワークＷが停止すると，シリンダ
ーブロック反転搬送装置１の左右動シリンダー14が作動
して第３が矢印Ａ方向へ引き寄せられ，回動アーム６の
上部７の保持棒８がワークＷのシリンダーボアＨに嵌挿
され，ストッパー16により挿入深さが制御される。次に
上下動シリンダー15が作動してラック（図示略）を押下
げると，ラック・ピニオン機構13が作動して回動レバー
12が矢印Ｒ方向へ回動すると，回動アーム６は端部のガ
イドローラー10がガイド溝11に案内されながら矢印Ｒ方
向へ回動し，同時に前記左右動シリンダー14がさきとは
逆に矢印Ｂ方向に作動して機枠５を載設した台車３はレ
ール２上を矢印Ｂ方向へ移動し，さきと反対側のストッ
パー16により制止される。このときまでにフ字形状の回
動アーム６は90゜左へ回動すると，ワークＷも90゜回動
し，前記加工面Ｗ′が下面となる。回動アーム６はなお
も回動を続けるので，保持棒８はシリンダーボアＨから
抜けるとともに，ワークＷは加工面Ｗ′を下にして搬送
コンベヤ上に移乗して次工程へ搬送されていく。上下動
シリンダー15と左右動シリンダー14とが同時にさきとは
逆に作動し，元位置に復帰する。以上の動作が自動的に
繰り返されてワークＷが次々と反転搬出される。
第１図はこの発明の実施例の作用説明を兼ねた略線正面
図，第２図は同、平面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1:シリンダーブロック反転搬出装置 2:レール、3:台車 5:機枠、6:回動アーム 8:保持棒、10:ガイドローラー 11:ガイド溝、12:回動レバー 13:ラック・ピニオン機構 14:左右動シリンダー 15:上下動シリンダー、16:ストッパー W:ワーク、Ｗ′：加工面（ワークの） H:シリンダーボア
図，第２図は同、平面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1:シリンダーブロック反転搬出装置 2:レール、3:台車 5:機枠、6:回動アーム 8:保持棒、10:ガイドローラー 11:ガイド溝、12:回動レバー 13:ラック・ピニオン機構 14:左右動シリンダー 15:上下動シリンダー、16:ストッパー W:ワーク、Ｗ′：加工面（ワークの） H:シリンダーボア
Claims (1)
- 【請求項１】ワークをほぼ90度回動させつつ搬送するワ
ーク搬送装置であって、 後退位置と前進位置との間を往復移動可能な機枠と、 その機枠に対して回動可能に連結された回動レバーと、 その回動レバーに対して回動可能に連結されたアーム
と、 そのアームの一端側に固定され、ワークの直線状の嵌挿
孔に嵌挿可能な直線状の保持棒と、 そのアームの他端側に設けられ、ガイド溝によってガイ
ドされるガイドローラとを有し、 そのガイド溝は、前記回動レバーが往復回動することに
よって、前記保持棒が水平な後方を向く後方位置から、
同保持棒が上方を向く上方位置を経て、その上方位置か
ら同保持棒がほぼ鉛直下方に下降した下降位置へと前記
アームが往復移動するように構成されていることを特徴
とするワーク搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62235476A JP2633265B2 (ja) | 1987-09-19 | 1987-09-19 | ワーク搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62235476A JP2633265B2 (ja) | 1987-09-19 | 1987-09-19 | ワーク搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6481717A JPS6481717A (en) | 1989-03-28 |
| JP2633265B2 true JP2633265B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=16986633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62235476A Expired - Fee Related JP2633265B2 (ja) | 1987-09-19 | 1987-09-19 | ワーク搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2633265B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108608246B (zh) * | 2018-06-19 | 2020-02-04 | 燕山大学 | 具有转动平台与移动平台的四自由度90/180度翻转机 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4502588A (en) * | 1983-06-13 | 1985-03-05 | Leesona Corporation | Apparatus and methods for transferring nested stacks of plastic articles from an elevated chute to an underlying conveyor surface |
| JPS6097132A (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-30 | Hitachi Metals Ltd | 物品移載装置 |
-
1987
- 1987-09-19 JP JP62235476A patent/JP2633265B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6481717A (en) | 1989-03-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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