JPH0649134U - 摺動板の取付機構 - Google Patents
摺動板の取付機構Info
- Publication number
- JPH0649134U JPH0649134U JP9148892U JP9148892U JPH0649134U JP H0649134 U JPH0649134 U JP H0649134U JP 9148892 U JP9148892 U JP 9148892U JP 9148892 U JP9148892 U JP 9148892U JP H0649134 U JPH0649134 U JP H0649134U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding plate
- rail
- shade
- mounting mechanism
- elastic bodies
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案の目的は、構造が簡単で安価な摺動板取
付機構を提供することにある。 【構成】摺動板本体14の両側縁部において、側面と上
面および/または下面とに弾性体16A,16Bを取付
け、該弾性体16A,16Bをレール15の摺動溝15
Aに摺動可能に嵌着して上下左右のがたつきを解消す
る。
付機構を提供することにある。 【構成】摺動板本体14の両側縁部において、側面と上
面および/または下面とに弾性体16A,16Bを取付
け、該弾性体16A,16Bをレール15の摺動溝15
Aに摺動可能に嵌着して上下左右のがたつきを解消す
る。
Description
【0001】
本考案は例えば自動車のサンルーフのシェードに適用される摺動板の取付機構 に関するものである。
【0002】
図3に示すように、自動車(1) のルーフ(2) にルーフサイドに回り込んだガラ スサンルーフ(3) が取付けられている場合がある。 このようなガラスサンルーフ(3) の下側にはシェード(4) が配置されるが、該 シェード(4) はレール(5) にガイドされて図3矢印に示すように摺動可能とされ ている。
【0003】
従来は、図4および図5に示すように、基材(4A)と表皮材(4B)とからなるシェ ード(4) 両側縁にはプラスチック製のスライダー(6) が取付けられ、該スライダ ー(6) がレール(5) の摺動溝(5A)に摺動可能に嵌着されているが、該スライダー (6) には水平板バネ(6A)と垂直板バネ(6B)とが設けられており、該水平板バネ(6 A)がレール(5) の摺動溝(5A)の奥壁を図5矢印イ方向に押すことによる反力と、 該垂直板バネ(6B)が該摺動溝(5A)の上壁を図5矢印ロ方向に押すことによる反力 とにより、該シェード(4) は左右上下にがたつきなくレール(5) に沿って摺動す るようにされている。
【0004】
上記従来構成では、スライダー(6) に水平板バネ(6A)と垂直板バネ(6B)とを設 けなければならないので構成部品点数が多くなり、該スライダー(6) の構造が複 雑になってコストアップにつながっていた。また振動によるがたつき音や摺動に よる擦過音も発生し易く、更に摩擦熱による板バネ(6A,6B) のへたりの問題もあ る。また更にシェード(4) とレール(5) との間隙Sからプラスチック製のスライ ダー(6) を通して光が洩れると云う問題もある。
【0005】
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、摺動板本体(14)の両側 縁部において、側面と上面および/または下面とに弾性体(16A,16B) を取付け、 該弾性体(16A,16B) をレール(15)の摺動溝(15A) に摺動可能に嵌着した摺動板の 取付機構を提供するものである。
【0006】
摺動板本体(14)の両側縁部において、側面に取付けられている弾性体(16A) は レール(15)の摺動溝(15A) の奥壁を弾性復元力によって押し、その反力によって 該摺動板本体(14)は左右方向のがたつきを解消され、また上面および/または下 面に取付けられている弾性体(16B) はレール(15)の摺動溝(15A) の上壁および/ または下壁を弾性復元力によって押し、その反力によって該摺動板本体(14)は上 下方向のがたつきを解消される。 また摺動板本体(14)とレール(15)との間には間隙がなくなる。
【0007】
本考案を図1および図2に示す一実施例によって説明すれば、図3に示す自動 車(1) のルーフ(2) にはルーフサイドに回り込んだガラスサンルーフ(3) が取付 けられ、該ガラスサンルーフ(3) の下側には摺動板であるシェード本体(14)が配 置される。
【0008】 該シェード本体(14)は基材(14A) と表皮材(14B) とからなり、該シェード本体 (14)の両側縁部において、側面および上面に弾性体(16A,16B) が取付けられてお り、該弾性体(16A,16B) は該シェード本体(14)の表皮材(14B) に被覆されている 。該弾性体(16A,16B) はプラスチックやゴム等の発泡体、あるいはゴム等の弾性 材料からなる。
【0009】 上記構成において、シェード本体(14)はその両側縁部の弾性体(16A,16B) をレ ール(15)の摺動溝(15A) に嵌着することによって図3に示す矢印方向に摺動可能 に取付けられている。 この際、該シェード本体(14)の両側縁部の側面に取付けられている弾性体(16A ) はレール(15)の摺動溝(15A) の奥壁に押されて弾性変形し、その反撥力によっ て図2矢印ハに示すように該レール(15)の奥壁を押し、その反力によって該シェ ード本体(14)は左右方向のがたつきを解消され、また該シェード本体(14)の両側 縁部の上面に取付けられている弾性体(16B) はレール(15)の摺動溝(15A) の上壁 に押されて弾性変形し、その反撥力によって図2矢印ニに示すように該レール(1 5)の上壁を押し、その反力によって該シェード本体(14)は上下方向のがたつきを 解消される。
【0010】 また弾性体(16A,16B) はプラスチックやゴム等の発泡体、あるいはゴム等を材 料としているので摩擦熱によるへたりも殆どなく、更にシェード本体(14)とレー ル(15)との間にも光が洩れるような隙間が存在しない。また該弾性体(16A,16B) は振動を吸収するからがたつき音も発生せず、また摺動による擦過音の発生も殆 どない。
【0011】 上記実施例以外、シェード本体(14)の両側縁部の下面に弾性体を取付けてもよ い。
【0012】
したがって本考案においては摺動板の取付機構は極めて簡単な構造となり、コ ストが大巾に低減され、また振動や摺動によっても異音が発生せず、摩擦熱によ る弾性体のへたりもなく、しかも摺動板本体とレールとの間の間隙から光が洩れ るようなこともない。
図1および図2は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】分解斜視図
【図2】側断面図
【図3】自動車の上部斜視図 図4および図5は従来例を示すものである。
【図4】シェード両側縁部の分解斜視図
【図5】シェード両側縁部の部分断面図
14 シェード本体(摺動板本体) 15 レール 15A 摺動溝 16A,16B 弾性体
Claims (1)
- 【請求項1】摺動板本体の両側縁部において、側面と上
面および/または下面とに弾性体を取付け、該弾性体を
レールの摺動溝に摺動可能に嵌着したことを特徴とする
摺動板の取付機構
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9148892U JPH0649134U (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 摺動板の取付機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9148892U JPH0649134U (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 摺動板の取付機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0649134U true JPH0649134U (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=14027804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9148892U Pending JPH0649134U (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 摺動板の取付機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649134U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006204766A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 椅子式マッサージ機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0261720B2 (ja) * | 1983-06-07 | 1990-12-20 | Ngk Insulators Ltd |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP9148892U patent/JPH0649134U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0261720B2 (ja) * | 1983-06-07 | 1990-12-20 | Ngk Insulators Ltd |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006204766A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 椅子式マッサージ機 |
JP4556685B2 (ja) * | 2005-01-31 | 2010-10-06 | パナソニック電工株式会社 | 椅子式マッサージ機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5713623A (en) | Motion dampener | |
US20040108740A1 (en) | Cover supported on a support | |
US20160001646A1 (en) | Door trim assembly | |
JPH0840306A (ja) | 自動車のエネルギー吸収柱構造体 | |
CN108032812B (zh) | 一种匹配扶手箱的壳体及扶手型车载空气净化器 | |
JPH0649134U (ja) | 摺動板の取付機構 | |
JP2004156202A (ja) | 車両用ウインドガラスの昇降用ガイド具 | |
JPH075847U (ja) | ウエストモールディング | |
JP2574192Y2 (ja) | 摺動板の取付機構 | |
US2692794A (en) | Antirattle device for windows | |
JPS5916468Y2 (ja) | ばね吊持式昇降窓 | |
JPS5911771Y2 (ja) | 自動車用日よけ板開閉装置 | |
CN208118895U (zh) | 一种车载空气净化器壳体及空气净化器 | |
JPH0218729Y2 (ja) | ||
JPS5937374Y2 (ja) | 車両用窓ガラスの振れ止め装置 | |
WO2016007753A1 (en) | Vehicle interior component gap management | |
JPH071297Y2 (ja) | ガイドレール装置 | |
JP2819749B2 (ja) | サイレンサーの取付構造 | |
KR20090040993A (ko) | 자동차용 선바이저 | |
JPS6124228B2 (ja) | ||
JPS6117845Y2 (ja) | ||
KR100380168B1 (ko) | 자동차의 본네트 스테이 고정구조 | |
KR0126604Y1 (ko) | 자동차의 프론트필라 트림 장착구조 | |
KR100197870B1 (ko) | 자동차 현가장치의 하부 스프링시트구조 | |
KR0177410B1 (ko) | 자동차용 어시스트 그립의 구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991116 |