JPH0649042A - アゾリルメチル−シクロプロピル誘導体 - Google Patents
アゾリルメチル−シクロプロピル誘導体Info
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- JPH0649042A JPH0649042A JP5064643A JP6464393A JPH0649042A JP H0649042 A JPH0649042 A JP H0649042A JP 5064643 A JP5064643 A JP 5064643A JP 6464393 A JP6464393 A JP 6464393A JP H0649042 A JPH0649042 A JP H0649042A
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- A01N43/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 下記式
〔式中、Rはシアノまたは−CONH2;Zはハロゲ
ン、アルキル、ハロゲノアルキル、アルコキシ、ハロゲ
ノアルコキシまたはアルコキシイミノアルキル;mは
0、1または2の数を表わす〕のアゾリルメチル−シク
ロプロピル誘導体並びに該物質の製造方法。 【効果】 この物質は良好な殺菌・殺カビ特性を有す
る。
ン、アルキル、ハロゲノアルキル、アルコキシ、ハロゲ
ノアルコキシまたはアルコキシイミノアルキル;mは
0、1または2の数を表わす〕のアゾリルメチル−シク
ロプロピル誘導体並びに該物質の製造方法。 【効果】 この物質は良好な殺菌・殺カビ特性を有す
る。
Description
【0001】本発明は新規なアゾリルメチル−シクロプ
ロピル誘導体、その製造方法及びその殺菌・殺カビ剤
(fungicides)としての使用に関する。
ロピル誘導体、その製造方法及びその殺菌・殺カビ剤
(fungicides)としての使用に関する。
【0002】あるヒドロキシエチルアゾリル誘導体が殺
菌・殺カビ特性を有することは既に開示されている(ヨ
ーロツパ特許出願公開第0,106,515号参照)。例
えば、2−(4−クロロフエニル)−1−(1,2,4−
トリアゾル−1−イル)−3−シアノ−3−メチル−ブ
タン−2−オール及び2−(2,4−ジクロロフエニ
ル)−1−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−3−
メチル−3−カルボキシアミド−ブタン−2−オールを
菌・カビ(fungi)を防除する際に使用し得る。これら
の物質の作用は良好であるが、施用割合が低い場合にあ
る程度望まれるものが存在する。
菌・殺カビ特性を有することは既に開示されている(ヨ
ーロツパ特許出願公開第0,106,515号参照)。例
えば、2−(4−クロロフエニル)−1−(1,2,4−
トリアゾル−1−イル)−3−シアノ−3−メチル−ブ
タン−2−オール及び2−(2,4−ジクロロフエニ
ル)−1−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−3−
メチル−3−カルボキシアミド−ブタン−2−オールを
菌・カビ(fungi)を防除する際に使用し得る。これら
の物質の作用は良好であるが、施用割合が低い場合にあ
る程度望まれるものが存在する。
【0003】式
【0004】
【化13】
【0005】式中、Rはシアノまたは式
【0006】
【化14】 の基を表わし、Zはハロゲン、炭素原子1〜4個を有す
るアルキル、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜5
個を有するハロゲノアルキル、炭素原子1〜4個を有す
るアルコキシ、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜
5個を有するハロゲノアルコキシまたはアルコキシ基中
に炭素原子1〜4個及びアルキル基中に炭素原子1〜4
個を有するアルコキシイミノアルキルを表わし、そして
mは0、1または2の数を表わす、の新規なアゾリルメ
チル−シクロプロピル誘導体並びにその酸付加塩及び金
属塩錯体が見い出された。
るアルキル、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜5
個を有するハロゲノアルキル、炭素原子1〜4個を有す
るアルコキシ、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜
5個を有するハロゲノアルコキシまたはアルコキシ基中
に炭素原子1〜4個及びアルキル基中に炭素原子1〜4
個を有するアルコキシイミノアルキルを表わし、そして
mは0、1または2の数を表わす、の新規なアゾリルメ
チル−シクロプロピル誘導体並びにその酸付加塩及び金
属塩錯体が見い出された。
【0007】更に、第1工程において式
【0008】
【化15】
【0009】式中、Z及びmは上記の意味を有する、の
オキシランを適当ならば酸結合剤の存在下及び希釈剤の
存在下で式
オキシランを適当ならば酸結合剤の存在下及び希釈剤の
存在下で式
【0010】
【化16】
【0011】の1,2,4−トリアゾ−ルと反応させ、そ
して適当ならば生じる式
して適当ならば生じる式
【0012】
【化17】
【0013】式中、Z及びmは上記の意味を有する、の
化合物を第2工程において不活性有機希釈剤の存在下及
びアルカリ金属水酸化物水溶液の存在下並びに相間移動
触媒の存在下で過酸化水素で処理し、そして適当ならば
続いて酸または金属塩をかくて得られる式(I)の化合
物上に加える場合に、式(I)のアゾリルメチル−シク
ロプロピル誘導体並びにその酸付加塩及び金属塩錯体が
得られることが見い出された。
化合物を第2工程において不活性有機希釈剤の存在下及
びアルカリ金属水酸化物水溶液の存在下並びに相間移動
触媒の存在下で過酸化水素で処理し、そして適当ならば
続いて酸または金属塩をかくて得られる式(I)の化合
物上に加える場合に、式(I)のアゾリルメチル−シク
ロプロピル誘導体並びにその酸付加塩及び金属塩錯体が
得られることが見い出された。
【0014】最後に、式(I)の新規なアゾリルメチル
−シクロプロピル誘導体並びにその酸付加塩及び金属塩
錯体は極めて良好な殺菌・殺カビ特性を有することが見
い出された。
−シクロプロピル誘導体並びにその酸付加塩及び金属塩
錯体は極めて良好な殺菌・殺カビ特性を有することが見
い出された。
【0015】本発明による物質は不斉置換された炭素原
子を含む。従つてこれらのものは光学異性体の状態で得
ることができる。本発明は個々の異性体並びにその混合
物に関する。
子を含む。従つてこれらのものは光学異性体の状態で得
ることができる。本発明は個々の異性体並びにその混合
物に関する。
【0016】驚くべきことに、本発明による物質は同様
の構造及び同様の作用を有する従来公知の活性物質であ
る2−(4−クロロフエニル)−1−(1,2,4−トリ
アゾル−1−イル)−3−シアノ−3−メチル−ブタン
−2−オール及び2−(2,4−ジクロロフエニル)−
1−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−3−メチル
−3−カルボキシアミド−ブタン−2−オールより良好
な殺菌・殺カビ特性を有する。
の構造及び同様の作用を有する従来公知の活性物質であ
る2−(4−クロロフエニル)−1−(1,2,4−トリ
アゾル−1−イル)−3−シアノ−3−メチル−ブタン
−2−オール及び2−(2,4−ジクロロフエニル)−
1−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−3−メチル
−3−カルボキシアミド−ブタン−2−オールより良好
な殺菌・殺カビ特性を有する。
【0017】式(I)は本発明によるアゾリルメチル−
シクロプロピル誘導体の一般的定義を与える。
シクロプロピル誘導体の一般的定義を与える。
【0018】Rはシアノまたは式
【0019】
【化18】 の基を表わし、Zは好ましくはフツ素、塩素、炭素原子
1または2個を有するアルキル、炭素原子1または2個
及び同一もしくは相異なるハロゲン原子1〜3個を有す
るハロゲノアルキル、炭素原子1または2個を有するア
ルコキシ、炭素原子1または2個及び同一もしくは相異
なるハロゲン原子1〜3個を有するハロゲノアルコキ
シ、或いはアルコキシ基中に炭素原子1または2個及び
アルキル基中に炭素原子1または2個を有するアルコキ
シイミノアルキルを表わし、そしてmは好ましくは1ま
たは2の数を表わす。
1または2個を有するアルキル、炭素原子1または2個
及び同一もしくは相異なるハロゲン原子1〜3個を有す
るハロゲノアルキル、炭素原子1または2個を有するア
ルコキシ、炭素原子1または2個及び同一もしくは相異
なるハロゲン原子1〜3個を有するハロゲノアルコキ
シ、或いはアルコキシ基中に炭素原子1または2個及び
アルキル基中に炭素原子1または2個を有するアルコキ
シイミノアルキルを表わし、そしてmは好ましくは1ま
たは2の数を表わす。
【0020】Zは殊に好ましくはフツ素、塩素、メチ
ル、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメト
キシ、メトキシイミノメチルまたはエトキシイミノメチ
ルを表わす。
ル、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメト
キシ、メトキシイミノメチルまたはエトキシイミノメチ
ルを表わす。
【0021】本発明による他の好適な物質は酸とR、Z
及びmが好適なものとして上に与えられる意味を有する
式(I)のアゾリルメチル−シクロプロピル誘導体との
付加生成物である。
及びmが好適なものとして上に与えられる意味を有する
式(I)のアゾリルメチル−シクロプロピル誘導体との
付加生成物である。
【0022】付加し得る酸には好ましくはハロゲン化水
素酸例えば塩酸及び臭化水素酸、殊に塩酸、更にリン
酸、硝酸、硫酸、一及び二官能性カルボン酸並びにヒド
ロキシカルボン酸例えば酢酸、マレイン酸、コハク酸、
フマール酸、酒石酸、クエン酸、サリチル酸、ソルビン
酸及び乳酸並びにスルホン酸例えばp−トルエンスルホ
ン酸、1,5−ナフタレンジスルホン酸またはカンフル
スルホン酸、サツカリン及びチオサツカリンが含まれ
る。
素酸例えば塩酸及び臭化水素酸、殊に塩酸、更にリン
酸、硝酸、硫酸、一及び二官能性カルボン酸並びにヒド
ロキシカルボン酸例えば酢酸、マレイン酸、コハク酸、
フマール酸、酒石酸、クエン酸、サリチル酸、ソルビン
酸及び乳酸並びにスルホン酸例えばp−トルエンスルホ
ン酸、1,5−ナフタレンジスルホン酸またはカンフル
スルホン酸、サツカリン及びチオサツカリンが含まれ
る。
【0023】本発明による他の好適な化合物は元素の周
期率表の主族II〜IV及び亜族I及びII並びにIV
〜VIIIの金属の塩とR、Z及びmが好適なものとし
て上に与えられる意味を有する式(I)のアゾリルメチ
ル−シクロプロピル誘導体との付加生成物である。
期率表の主族II〜IV及び亜族I及びII並びにIV
〜VIIIの金属の塩とR、Z及びmが好適なものとし
て上に与えられる意味を有する式(I)のアゾリルメチ
ル−シクロプロピル誘導体との付加生成物である。
【0024】ここに銅、亜鉛、マンガン、マグネシウ
ム、スズ、鉄及びニツケルの塩が殊に好ましい。これら
の塩の適当な陰イオンは生理学的に許容し得る付加生成
物を生じさせる酸から誘導されるものである。これに関
して殊に好適なこのタイプの酸はハロゲン化水素酸例え
ば塩酸及び臭化水素酸、更にリン酸、硝酸及び硫酸であ
る。
ム、スズ、鉄及びニツケルの塩が殊に好ましい。これら
の塩の適当な陰イオンは生理学的に許容し得る付加生成
物を生じさせる酸から誘導されるものである。これに関
して殊に好適なこのタイプの酸はハロゲン化水素酸例え
ば塩酸及び臭化水素酸、更にリン酸、硝酸及び硫酸であ
る。
【0025】挙げ得る式(I)のアゾリルメチル−シク
ロプロピル誘導体の例には下の表に示される物質があ
る。
ロプロピル誘導体の例には下の表に示される物質があ
る。
【0026】
【表1】表 1
【0027】
【化19】
【0028】 出発物質として2−(2−フルオロベンジル)−2−
(1−シアノ−シクロプロピル)−オキシラン及び1,
2,4−トリアゾールを用いる場合、本発明による工程
の経路は次式により示し得る:
(1−シアノ−シクロプロピル)−オキシラン及び1,
2,4−トリアゾールを用いる場合、本発明による工程
の経路は次式により示し得る:
【0029】
【化20】
【0030】出発物質として1−(2−フルオロフエニ
ル)−2−(1−シアノ−シクロプロピル)−3−
(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−プロパン−2−
オールを用い、そして硫酸水素テトラブチルアンモニウ
ムの存在下での過酸化水素水溶液並びに水酸化ナトリウ
ム水溶液及びジクロロメタンで処理する場合、本発明に
よる工程の中で第2段階の経路は次式により示し得る:
ル)−2−(1−シアノ−シクロプロピル)−3−
(1,2,4−トリアゾル−1−イル)−プロパン−2−
オールを用い、そして硫酸水素テトラブチルアンモニウ
ムの存在下での過酸化水素水溶液並びに水酸化ナトリウ
ム水溶液及びジクロロメタンで処理する場合、本発明に
よる工程の中で第2段階の経路は次式により示し得る:
【0031】
【化21】
【0032】
【化22】
【0033】本発明による工程において出発物質として
必要とされる式(II)のオキシランは従来未知であつ
た。これらのものは式
必要とされる式(II)のオキシランは従来未知であつ
た。これらのものは式
【0034】
【化23】
【0035】式中、Z及びmは上記の意味を有する、の
ベンジルケトンを希釈剤の存在下で α) 式
ベンジルケトンを希釈剤の存在下で α) 式
【0036】
【化24】δ+δ- (CH3)2SOCH2 (V) のジメチルオキソスルホニウムメチライド、または β) 式
【0037】
【化25】δ+δ- (CH3)2S CH2 (VI) のジメチルスルホニウムメチライドのいずれかと反応さ
せることにより製造し得る。
せることにより製造し得る。
【0038】式(IV)のベンジルケトンは a) 第1工程で式
【0039】
【化26】
【0040】式中、Z及びmは上記の意味を有する、の
塩化ベンジルを希釈剤例えばエチレングリコールジメチ
ルエーテルまたはテトラヒドロフランの存在下にて50
乃至150℃間の温度で保護ガス雰囲気下で過剰の亜鉛
粉末と反応させ、次に b) 第2工程で、生じる式
塩化ベンジルを希釈剤例えばエチレングリコールジメチ
ルエーテルまたはテトラヒドロフランの存在下にて50
乃至150℃間の温度で保護ガス雰囲気下で過剰の亜鉛
粉末と反応させ、次に b) 第2工程で、生じる式
【0041】
【化27】
【0042】式中、Z及びmは上記の意味を有する、の
ベンジル誘導体をパラジウム触媒例えばビス−(トリフ
エニルホスフイン)−パラジウム−(II)−塩化物の
存在下、及び希釈剤例えばエチレングリコールジメチル
エーテルまたはテトラヒドロフランの存在下にて20乃
至100℃間の温度で保護ガス雰囲気下で式
ベンジル誘導体をパラジウム触媒例えばビス−(トリフ
エニルホスフイン)−パラジウム−(II)−塩化物の
存在下、及び希釈剤例えばエチレングリコールジメチル
エーテルまたはテトラヒドロフランの存在下にて20乃
至100℃間の温度で保護ガス雰囲気下で式
【0043】
【化28】
【0044】の塩化1−シアノ−シクロプロピル−カル
ボン酸と反応させることにより製造し得る。
ボン酸と反応させることにより製造し得る。
【0045】上記工程を行う際に出発物質として必要と
される式(VII)のベンジル塩化物及び反応体として
必要とされる式(IX)の塩化1−シアノ−シクロプロ
ピル−カルボン酸は公知であるか、または原理的に公知
である方法により製造し得る。
される式(VII)のベンジル塩化物及び反応体として
必要とされる式(IX)の塩化1−シアノ−シクロプロ
ピル−カルボン酸は公知であるか、または原理的に公知
である方法により製造し得る。
【0046】式(II)のオキシランの製造方法の変法
(α)を行う際に出発物質として必要とされる式(V)
のジメチルオキソスルホニウムメチライドは公知である
〔J.Am. Chem. Soc. 87,1363〜1364(19
65)参照〕。上記反応において、このものは新たに調
製された状態において、各々の場合に希釈剤の存在下で
ヨウ化トリメチルオキソスルホニウムを水素化ナトリウ
ムまたはナトリウムアミド、殊にカリウムt−ブチラー
トまたはナトリウムメチラートと反応させるか、または
塩化トリメチルオキソスルホニウムを水酸化ナトリウム
水溶液と反応させてその場で製造することにより処理さ
れる。
(α)を行う際に出発物質として必要とされる式(V)
のジメチルオキソスルホニウムメチライドは公知である
〔J.Am. Chem. Soc. 87,1363〜1364(19
65)参照〕。上記反応において、このものは新たに調
製された状態において、各々の場合に希釈剤の存在下で
ヨウ化トリメチルオキソスルホニウムを水素化ナトリウ
ムまたはナトリウムアミド、殊にカリウムt−ブチラー
トまたはナトリウムメチラートと反応させるか、または
塩化トリメチルオキソスルホニウムを水酸化ナトリウム
水溶液と反応させてその場で製造することにより処理さ
れる。
【0047】また式(II)のオキシランの製造方法の
変法(β)を行う際に反応体として適する式(VI)の
ジメチルスルホニウムメチライドも公知である〔Hetero
cycles 8,397(1977)参照〕。上記反応にお
いて、このものはまた強塩基例えば水素化ナトリウム、
ナトリウムアミド、ナトリウムメチラート、カリウムt
−ブチラートまたは水酸化カリウムの存在下で、希釈剤
例えばt−ブタノールまたはジメチルスルホキシドの存
在下にて例えばトリメチルスルホニウムハロゲン化物ま
たはメチル硫酸トリメチルスルホニウムからその場で製
造することにより新たに調製された状態で用いられる。
変法(β)を行う際に反応体として適する式(VI)の
ジメチルスルホニウムメチライドも公知である〔Hetero
cycles 8,397(1977)参照〕。上記反応にお
いて、このものはまた強塩基例えば水素化ナトリウム、
ナトリウムアミド、ナトリウムメチラート、カリウムt
−ブチラートまたは水酸化カリウムの存在下で、希釈剤
例えばt−ブタノールまたはジメチルスルホキシドの存
在下にて例えばトリメチルスルホニウムハロゲン化物ま
たはメチル硫酸トリメチルスルホニウムからその場で製
造することにより新たに調製された状態で用いられる。
【0048】上記の式(II)のオキシランの製造方法
を行う際に適する希釈剤は不活性有機溶媒である。次の
ものを好適に使用し得る:アルコール例えばt−ブタノ
ール、エーテル例えばテトラヒドロフランまたはジオキ
サン、更に脂肪族及び芳香族炭化水素例えばベンゼン、
トルエンまたはキシレン、並びに強極性溶媒例えばジメ
チルスルホキシド。
を行う際に適する希釈剤は不活性有機溶媒である。次の
ものを好適に使用し得る:アルコール例えばt−ブタノ
ール、エーテル例えばテトラヒドロフランまたはジオキ
サン、更に脂肪族及び芳香族炭化水素例えばベンゼン、
トルエンまたはキシレン、並びに強極性溶媒例えばジメ
チルスルホキシド。
【0049】上記の式(II)のオキシランの製造方法
を行う場合、反応温度は実質的な範囲内で変え得る。一
般に、本法は0乃至100℃間、好ましくは10乃至6
0℃間の温度で行う。
を行う場合、反応温度は実質的な範囲内で変え得る。一
般に、本法は0乃至100℃間、好ましくは10乃至6
0℃間の温度で行う。
【0050】上記の式(II)のオキシランの製造方法
を行う場合、式(IV)のベンジルケトン1モル当り1
〜3モルの式(V)のジメチルオキソスルホニウムメチ
ライドまたは式(VI)のジメチルスルホニウムメチラ
イドを一般に用いる。式(II)のオキシランは常法に
より単離する。
を行う場合、式(IV)のベンジルケトン1モル当り1
〜3モルの式(V)のジメチルオキソスルホニウムメチ
ライドまたは式(VI)のジメチルスルホニウムメチラ
イドを一般に用いる。式(II)のオキシランは常法に
より単離する。
【0051】本発明による工程の第1段階を行う際に適
する酸結合剤は全ての通常の無機及び有機塩基である。
次のものを好適に使用し得る:アルカリ金属炭酸塩例え
ば炭酸ナトリウム及び炭酸カリウム、更にアルカリ金属
水酸化物例えば水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム、
更にアルカリ金属アルコラート例えばナトリウムメチラ
ート、ナトリウムエチラート、カリウムメチラート及び
カリウムエチラート並びにカリウムt−ブチラート、並
びに更に低級第三級アルキルアミン、シクロアルキルア
ミン及びアラルキルアミン例えば、殊にトリエチルアミ
ン。
する酸結合剤は全ての通常の無機及び有機塩基である。
次のものを好適に使用し得る:アルカリ金属炭酸塩例え
ば炭酸ナトリウム及び炭酸カリウム、更にアルカリ金属
水酸化物例えば水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム、
更にアルカリ金属アルコラート例えばナトリウムメチラ
ート、ナトリウムエチラート、カリウムメチラート及び
カリウムエチラート並びにカリウムt−ブチラート、並
びに更に低級第三級アルキルアミン、シクロアルキルア
ミン及びアラルキルアミン例えば、殊にトリエチルアミ
ン。
【0052】本発明による工程の第1段階を行う際に適
する希釈剤は全ての通常の不活性有機溶媒である。次の
ものを好適に使用し得る:ニトリル例えばアセトニトリ
ル、更に芳香族炭化水素例えばベンゼン、トルエン及び
ジクロロベンゼン、更にホルムアミド例えばジメチルホ
ルムアミド、並びに強極性溶媒例えばジメチルスルホキ
シド及びヘキサメチルリン酸トリアミド。
する希釈剤は全ての通常の不活性有機溶媒である。次の
ものを好適に使用し得る:ニトリル例えばアセトニトリ
ル、更に芳香族炭化水素例えばベンゼン、トルエン及び
ジクロロベンゼン、更にホルムアミド例えばジメチルホ
ルムアミド、並びに強極性溶媒例えばジメチルスルホキ
シド及びヘキサメチルリン酸トリアミド。
【0053】本発明による工程の第1段階を行う場合、
反応温度は実質的な範囲内で変え得る。一般に、本法は
0乃至200℃間、好ましくは50乃至150℃間の温
度で行う。
反応温度は実質的な範囲内で変え得る。一般に、本法は
0乃至200℃間、好ましくは50乃至150℃間の温
度で行う。
【0054】本発明による工程の第1段階を行う場合、
式(II)のオキシラン1モル当り1〜4モルの式(I
II)のアゾール及び1〜2モルの塩基を好適に用い
る。最終生成物は常法で単離する。
式(II)のオキシラン1モル当り1〜4モルの式(I
II)のアゾール及び1〜2モルの塩基を好適に用い
る。最終生成物は常法で単離する。
【0055】本発明による工程の第2段階を行う場合、
過酸化水素を水溶液の状態で用いる。一般に、過酸化水
素の30%水溶液を用いる。
過酸化水素を水溶液の状態で用いる。一般に、過酸化水
素の30%水溶液を用いる。
【0056】本発明による工程の第2段階を行う際に適
する相間移動触媒はかかる目的に普通である全ての反応
加速剤である。次のものを好適に使用し得る:塩化テト
ラブチルアンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニ
ウム、塩化ベンジル−トリエチル−アンモニウム及び臭
化ベンジル−トリエチル−アンモニウム。
する相間移動触媒はかかる目的に普通である全ての反応
加速剤である。次のものを好適に使用し得る:塩化テト
ラブチルアンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニ
ウム、塩化ベンジル−トリエチル−アンモニウム及び臭
化ベンジル−トリエチル−アンモニウム。
【0057】本発明による工程の第2段階を行う際に適
するアルカリ金属水溶液は好ましくは水酸化ナトリウム
溶液及び水酸化ナトリウム溶液である。
するアルカリ金属水溶液は好ましくは水酸化ナトリウム
溶液及び水酸化ナトリウム溶液である。
【0058】本発明による工程の第2段階を行う際に適
する有機希釈剤は好ましくは芳香族炭化水素例えばベン
ゼンもしくはトルエンまたはハロゲン化された脂肪族炭
化水素例えばジクロロメタンもしくはクロロホルムであ
る。本発明による工程の第2段階を行う場合、反応温度
はまた実質的な範囲内で変え得る。一般に、第2段階は
−20乃至60℃間、好ましくは0乃至50℃間の温度
で行う。
する有機希釈剤は好ましくは芳香族炭化水素例えばベン
ゼンもしくはトルエンまたはハロゲン化された脂肪族炭
化水素例えばジクロロメタンもしくはクロロホルムであ
る。本発明による工程の第2段階を行う場合、反応温度
はまた実質的な範囲内で変え得る。一般に、第2段階は
−20乃至60℃間、好ましくは0乃至50℃間の温度
で行う。
【0059】本発明による工程の第2段階を行う場合、
本法は式(Ia)の化合物1モル当り過剰の過酸化水素
水溶液及び触媒量の相間移動触媒並びに少過剰のアルカ
リ金属水溶液を用いる方法に従う。処理は常法により行
う。
本法は式(Ia)の化合物1モル当り過剰の過酸化水素
水溶液及び触媒量の相間移動触媒並びに少過剰のアルカ
リ金属水溶液を用いる方法に従う。処理は常法により行
う。
【0060】本発明による式(I)のアゾリルメチル−
シクロプロピル誘導体は酸付加塩または金属塩錯体に転
化し得る。
シクロプロピル誘導体は酸付加塩または金属塩錯体に転
化し得る。
【0061】式(I)の化合物の酸付加塩の製造に適す
る酸は好ましくは好適な酸として本発明による酸付加塩
の記載に関連して既に挙げられたものである。
る酸は好ましくは好適な酸として本発明による酸付加塩
の記載に関連して既に挙げられたものである。
【0062】式(I)の化合物の酸付加塩は通常の塩生
成法により、例えば式(I)の化合物を適当な不活性溶
媒に溶解し、そして酸例えば塩酸を加えることにより簡
単に得ることができ、そしてこれらのものは公知の方法
で、例えば濾過により単離し、そして適当ならば不活性
有機溶媒で洗浄することにより精製し得る。
成法により、例えば式(I)の化合物を適当な不活性溶
媒に溶解し、そして酸例えば塩酸を加えることにより簡
単に得ることができ、そしてこれらのものは公知の方法
で、例えば濾過により単離し、そして適当ならば不活性
有機溶媒で洗浄することにより精製し得る。
【0063】式(I)の化合物の金属塩錯体の製造に適
するものは好ましくは好適な金属塩として本発明による
金属塩錯体の記載に関連して既に挙げられた金属の塩で
ある。
するものは好ましくは好適な金属塩として本発明による
金属塩錯体の記載に関連して既に挙げられた金属の塩で
ある。
【0064】式(I)の化合物の金属塩錯体は通常の方
法により、例えば金属をアルコール例えばエタノールに
溶解し、そしてこの溶液を式(I)の化合物に加えるこ
とにより簡単に得ることができる。金属塩錯体は公知の
方法で、例えば濾過により単離し、そして適当ならば再
結晶により精製し得る。
法により、例えば金属をアルコール例えばエタノールに
溶解し、そしてこの溶液を式(I)の化合物に加えるこ
とにより簡単に得ることができる。金属塩錯体は公知の
方法で、例えば濾過により単離し、そして適当ならば再
結晶により精製し得る。
【0065】本発明による活性化合物は強い殺微生物作
用(microbicidal action)を有し、そして殺菌・殺カ
ビ剤として使用し得る。
用(microbicidal action)を有し、そして殺菌・殺カ
ビ剤として使用し得る。
【0066】植物保護の殺菌・殺カビ剤はプラスモジオ
フオロミセテス(Plasmodiophoromycetes)、卵菌類(O
omycetes)、チトリジオミセテス(Chytridiomycete
s)、接合菌類(Zygomycetes)、嚢子菌類(Ascomycete
s)、担子菌類(Basidomycetes)、及び不完全菌類(De
uteromycetes)を防除する際に用いられる。
フオロミセテス(Plasmodiophoromycetes)、卵菌類(O
omycetes)、チトリジオミセテス(Chytridiomycete
s)、接合菌類(Zygomycetes)、嚢子菌類(Ascomycete
s)、担子菌類(Basidomycetes)、及び不完全菌類(De
uteromycetes)を防除する際に用いられる。
【0067】上記の一般的な菌類に含まれる菌・カビ及
びバクテリアの病気のある病原体を例として次に挙げる
ことができるが、しかし、決してこれに限定されるもの
ではない:キサントモナス(Xanthomonas)種例えばキ
サントモナス・オリザエ(Xanthomonas oryzae);プソ
イドモナス(Pseudomonas)種例えばプソイドモナス・
ラクリマンス(Pseudomonas lachrymans);エルウイニ
ア(Erwinia)種例えばエルウイニア・アミノボラ(Erw
inia amylovora);ピチウム(Pythium)種例えば苗立
枯病(Pythium ultimum);フイトフトラ(Phytophthor
a)種例えば疫病(Phytophthora infestans);プソイ
ドペロノスポラ(Pseudoperonospora)種例えばべと病
(Pseudoperonospora humuli または Pseudoperonospor
a cubense);プラスモパラ(Plasmopara)種例えばべ
と病(Plasmopara viticola);ペロノスポラ(Peronos
pora)種例えばべと病(Peronospora pisi または P.br
assicae);エリシフエ(Erysiphe)種例えばうどんこ
病(Erysiphe graminis);スフアエロセカ(Sphaeroth
eca)種例えばうどんこ病(Sphaerotheca fuligine
a);ポドスフエラ(Podosphaera)種例えばうどんこ病
(Podosphaera leucotricha);ベンチユリア(Venturi
a)種例えば黒星病(Venturia inaequalis);ピレノホ
ラ(Pyrenophora)種例えば網斑病(Pyrenophora teres
または P.graminea)(分生胞子器型;Drechslera、同
義:Helminthosporium);コクリオボルス(Cochliobol
us)種例えば斑点病(Cochliobolus sativus)(分生胞
子器型:Drechslera、同義:Helminthosporium);ウロ
ミセス(Uromyces)種例えばさび病(Uromyces appendi
culatus);プシニア(Puccinia)種例えば赤さび病(P
uccinia recondita);ふすべ菌属(Tilletia)種例え
ば網なまぐさ黒穂病(Tilletia caries);黒穂病(Ust
ilago)種例えば裸黒穂病(Ustilago nuda または Usti
lago avenae);ペリキユラリア(Pellicularia)種例
えば紋枯病(Pellicularia sasakii);ピリキユラリア
(Pyricularia)種例えばいもち病(Pyriculariaoryza
e);フーザリウム(Fusarium)種例えばフーザリウム
・クルモルム(Fusarium culmorum);灰色かび属(Bot
rytis)種例えば灰色かび病(Botrytis cinerea);セ
プトリア(Septoria)種例えばふ枯病(Septoria nodor
um);レプトスフエリア(Leptosphaeria)種例えばレ
プトスフエリア・ノドルム(Leptosphaeria nodoru
m);セルコスポラ(Cercospora)種例えばセルコスポ
ラ・カネセンス(Cercospora canescens);アルテルナ
リア(Alternaria)種例えば黒斑病(Alternaria brass
icae)及びプソイドセルコスポレラ(Pseudocercospore
lla)種例えばプソイドセルコスポレラ・ヘルポトリコ
イデス(Pseudocercosporellaherpotrichoides)。
びバクテリアの病気のある病原体を例として次に挙げる
ことができるが、しかし、決してこれに限定されるもの
ではない:キサントモナス(Xanthomonas)種例えばキ
サントモナス・オリザエ(Xanthomonas oryzae);プソ
イドモナス(Pseudomonas)種例えばプソイドモナス・
ラクリマンス(Pseudomonas lachrymans);エルウイニ
ア(Erwinia)種例えばエルウイニア・アミノボラ(Erw
inia amylovora);ピチウム(Pythium)種例えば苗立
枯病(Pythium ultimum);フイトフトラ(Phytophthor
a)種例えば疫病(Phytophthora infestans);プソイ
ドペロノスポラ(Pseudoperonospora)種例えばべと病
(Pseudoperonospora humuli または Pseudoperonospor
a cubense);プラスモパラ(Plasmopara)種例えばべ
と病(Plasmopara viticola);ペロノスポラ(Peronos
pora)種例えばべと病(Peronospora pisi または P.br
assicae);エリシフエ(Erysiphe)種例えばうどんこ
病(Erysiphe graminis);スフアエロセカ(Sphaeroth
eca)種例えばうどんこ病(Sphaerotheca fuligine
a);ポドスフエラ(Podosphaera)種例えばうどんこ病
(Podosphaera leucotricha);ベンチユリア(Venturi
a)種例えば黒星病(Venturia inaequalis);ピレノホ
ラ(Pyrenophora)種例えば網斑病(Pyrenophora teres
または P.graminea)(分生胞子器型;Drechslera、同
義:Helminthosporium);コクリオボルス(Cochliobol
us)種例えば斑点病(Cochliobolus sativus)(分生胞
子器型:Drechslera、同義:Helminthosporium);ウロ
ミセス(Uromyces)種例えばさび病(Uromyces appendi
culatus);プシニア(Puccinia)種例えば赤さび病(P
uccinia recondita);ふすべ菌属(Tilletia)種例え
ば網なまぐさ黒穂病(Tilletia caries);黒穂病(Ust
ilago)種例えば裸黒穂病(Ustilago nuda または Usti
lago avenae);ペリキユラリア(Pellicularia)種例
えば紋枯病(Pellicularia sasakii);ピリキユラリア
(Pyricularia)種例えばいもち病(Pyriculariaoryza
e);フーザリウム(Fusarium)種例えばフーザリウム
・クルモルム(Fusarium culmorum);灰色かび属(Bot
rytis)種例えば灰色かび病(Botrytis cinerea);セ
プトリア(Septoria)種例えばふ枯病(Septoria nodor
um);レプトスフエリア(Leptosphaeria)種例えばレ
プトスフエリア・ノドルム(Leptosphaeria nodoru
m);セルコスポラ(Cercospora)種例えばセルコスポ
ラ・カネセンス(Cercospora canescens);アルテルナ
リア(Alternaria)種例えば黒斑病(Alternaria brass
icae)及びプソイドセルコスポレラ(Pseudocercospore
lla)種例えばプソイドセルコスポレラ・ヘルポトリコ
イデス(Pseudocercosporellaherpotrichoides)。
【0068】植物の病気を防除する際に必要な濃度で、
本活性化合物の植物による良好な許容性があるために、
植物の地上部分、生長増殖茎及び種子、並びに土壌の処
理が可能である。
本活性化合物の植物による良好な許容性があるために、
植物の地上部分、生長増殖茎及び種子、並びに土壌の処
理が可能である。
【0069】本発明による活性化合物はイネに対するい
もち病(Pyricularia oryzae)及び紋枯病(Pellicular
ia sasakii)を防除し、そして穀物の病気例えばレプト
スフエリア・ノドルム(Leptosphaeria nodorum)、斑
点病(Cochliobolus sativus)、網斑病(Pyrenophora
teres)、プソイドセルコスポレラ・ヘルポトリコイデ
ス(Pseudocercosporell herpotrichoides)、エリシフ
エ(Erisyphe)及びフーザリウム(Fusarium)種を防除
する際に殊に適する。
もち病(Pyricularia oryzae)及び紋枯病(Pellicular
ia sasakii)を防除し、そして穀物の病気例えばレプト
スフエリア・ノドルム(Leptosphaeria nodorum)、斑
点病(Cochliobolus sativus)、網斑病(Pyrenophora
teres)、プソイドセルコスポレラ・ヘルポトリコイデ
ス(Pseudocercosporell herpotrichoides)、エリシフ
エ(Erisyphe)及びフーザリウム(Fusarium)種を防除
する際に殊に適する。
【0070】本発明による物質は普通の組成物例えば、
溶液、乳液、懸濁剤、粉剤、包沫剤、塗布剤、顆粒、エ
アロゾル、種子用の重合物質中の極く細かいカプセル及
びコーテイング組成物、並びにULV組成物に変えるこ
とができる。
溶液、乳液、懸濁剤、粉剤、包沫剤、塗布剤、顆粒、エ
アロゾル、種子用の重合物質中の極く細かいカプセル及
びコーテイング組成物、並びにULV組成物に変えるこ
とができる。
【0071】これらの組成物は公知の方法において、例
えば活性化合物を伸展剤、即ち液体溶媒、加圧下で液化
した気体及び/または固体の担体と随時表面活性剤、即
ち乳化剤及び/または分散剤及び/または発泡剤と混合
して製造される。また伸展剤として水を用いる場合、例
えば補助溶媒として有機溶媒を用いることもできる。液
体溶媒として、主に、芳香族炭化水素例えばキシレン、
トルエンもしくはアルキルナフタレン、塩素化された芳
香族もしくは脂肪族炭化水素例えばクロロベンゼン、ク
ロロエチレンもしくは塩化メチレン、脂肪族炭化水素例
えばシクロヘキサン、またはパラフイン例えば鉱油留
分、アルコール例えばブタノールもしくはグリコール並
びにそのエーテル及びエステル、ケトン例えばアセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンもし
くはシクロヘキサノン、或いは強い有極性溶媒例えばジ
メチルホルムアミド及びジメチルスルホキシド並びに水
が適している;液化した気体の伸展剤または担体とは、
常温及び常圧では気体である液体を意味し、例えばハロ
ゲン化された炭化水素並びにブタン、プロパン、窒素及
び二酸化炭素の如きエアロゾル噴射基剤である;固体の
担体として、粉砕した天然鉱物、例えばカオリン、クレ
イ、タルク、チヨーク、石英、アタパルジヤイト、モン
トモリロナイト、またはケイソウ土並びに粉砕した合成
鉱物例えば高度に分散したケイ酸、アルミナ及びシリケ
ートが適している;粒剤に対する固体の担体として、粉
砕し且つ分別した天然岩、例えば方解石、大理石、軽
石、海泡石及び白雲石並びに無機及び有機のひきわり合
成顆粒及び有機物質の顆粒例えばおがくず、やしがら、
トウモロコシ穂軸及びタバコ茎が適している。乳化剤及
び/または発泡剤として非イオン性及び陰イオン性乳化
剤例えばポリオキシエチレン−脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレン脂肪族アルコールエーテル例えばアルキル
アリールポリグリコールエーテル、アルキルスルホネー
ト、アルキルスルフエート、アリールスルホネート並び
にアルブミン加水分解生成物が適している;分散剤とし
て、例えばリグニンスルフアイト廃液及びメチルセルロ
ースが適している。
えば活性化合物を伸展剤、即ち液体溶媒、加圧下で液化
した気体及び/または固体の担体と随時表面活性剤、即
ち乳化剤及び/または分散剤及び/または発泡剤と混合
して製造される。また伸展剤として水を用いる場合、例
えば補助溶媒として有機溶媒を用いることもできる。液
体溶媒として、主に、芳香族炭化水素例えばキシレン、
トルエンもしくはアルキルナフタレン、塩素化された芳
香族もしくは脂肪族炭化水素例えばクロロベンゼン、ク
ロロエチレンもしくは塩化メチレン、脂肪族炭化水素例
えばシクロヘキサン、またはパラフイン例えば鉱油留
分、アルコール例えばブタノールもしくはグリコール並
びにそのエーテル及びエステル、ケトン例えばアセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンもし
くはシクロヘキサノン、或いは強い有極性溶媒例えばジ
メチルホルムアミド及びジメチルスルホキシド並びに水
が適している;液化した気体の伸展剤または担体とは、
常温及び常圧では気体である液体を意味し、例えばハロ
ゲン化された炭化水素並びにブタン、プロパン、窒素及
び二酸化炭素の如きエアロゾル噴射基剤である;固体の
担体として、粉砕した天然鉱物、例えばカオリン、クレ
イ、タルク、チヨーク、石英、アタパルジヤイト、モン
トモリロナイト、またはケイソウ土並びに粉砕した合成
鉱物例えば高度に分散したケイ酸、アルミナ及びシリケ
ートが適している;粒剤に対する固体の担体として、粉
砕し且つ分別した天然岩、例えば方解石、大理石、軽
石、海泡石及び白雲石並びに無機及び有機のひきわり合
成顆粒及び有機物質の顆粒例えばおがくず、やしがら、
トウモロコシ穂軸及びタバコ茎が適している。乳化剤及
び/または発泡剤として非イオン性及び陰イオン性乳化
剤例えばポリオキシエチレン−脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレン脂肪族アルコールエーテル例えばアルキル
アリールポリグリコールエーテル、アルキルスルホネー
ト、アルキルスルフエート、アリールスルホネート並び
にアルブミン加水分解生成物が適している;分散剤とし
て、例えばリグニンスルフアイト廃液及びメチルセルロ
ースが適している。
【0072】接着剤例えばカルボキシメチルセルロース
並びに粉状、粒状または格子状の天然及び合成重合体例
えばアラビアゴム、ポリビニルアルコール及びポリビニ
ルアセテート並びに天然リン脂質、例えばセフアリン及
びレクチン、及び合成リン脂質を組成物に用いることが
できる。他の添加物は鉱油及び植物油であることができ
る。
並びに粉状、粒状または格子状の天然及び合成重合体例
えばアラビアゴム、ポリビニルアルコール及びポリビニ
ルアセテート並びに天然リン脂質、例えばセフアリン及
びレクチン、及び合成リン脂質を組成物に用いることが
できる。他の添加物は鉱油及び植物油であることができ
る。
【0073】着色剤例えば無機顔料、例えば酸化鉄、酸
化チタン及びプルシアンブルー並びに有機染料例えばア
リザリン染料、アゾ染料及び金属フタロシアニン染料、
並びに微量の栄養剤例えば鉄、マンガン、ホウ素、銅、
コバルト、モリブテン及び亜鉛の塩を用いることができ
る。
化チタン及びプルシアンブルー並びに有機染料例えばア
リザリン染料、アゾ染料及び金属フタロシアニン染料、
並びに微量の栄養剤例えば鉄、マンガン、ホウ素、銅、
コバルト、モリブテン及び亜鉛の塩を用いることができ
る。
【0074】調製物は一般に活性化合物0.1乃至95
重量%間、好ましくは0.5乃至90重量%間を含有す
る。
重量%間、好ましくは0.5乃至90重量%間を含有す
る。
【0075】植物生長調節剤として用いる場合、本発明
による活性化合物は他の公知の活性化合物、例えば殺菌
・殺カビ剤、殺虫剤、殺ダニ剤及び除草剤との混合物と
して、並びに肥料及び他の生長調節剤との混合物として
調製物中に存在することができる。
による活性化合物は他の公知の活性化合物、例えば殺菌
・殺カビ剤、殺虫剤、殺ダニ剤及び除草剤との混合物と
して、並びに肥料及び他の生長調節剤との混合物として
調製物中に存在することができる。
【0076】本活性化合物はそのままで、その調製物の
形態或いは該調製物から調製した使用形態、例えば調製
済液剤、乳化可能な濃厚物、乳剤、泡末剤、懸濁剤、水
和剤、塗布剤、可溶性粉剤、粉剤及び粒剤の形態で使用
することができる。これらのものは普通の方法におい
て、例えば液剤散布、スプレー、アトマイジング、粒剤
散布、粉剤散布、フオ−ミング(foaming)、はけ塗り
等によつて施用される。更に、超低容量法に従つて活性
化合物を施用するか、或いは活性化合物の調製物または
活性化合物自体を土壌中に注入することができる。また
植物の種子を処理することもできる。
形態或いは該調製物から調製した使用形態、例えば調製
済液剤、乳化可能な濃厚物、乳剤、泡末剤、懸濁剤、水
和剤、塗布剤、可溶性粉剤、粉剤及び粒剤の形態で使用
することができる。これらのものは普通の方法におい
て、例えば液剤散布、スプレー、アトマイジング、粒剤
散布、粉剤散布、フオ−ミング(foaming)、はけ塗り
等によつて施用される。更に、超低容量法に従つて活性
化合物を施用するか、或いは活性化合物の調製物または
活性化合物自体を土壌中に注入することができる。また
植物の種子を処理することもできる。
【0077】本発明による物質の使用に際し、施用割合
は施用方法のタイプに依存して実質的な範囲内で上昇さ
せ得る。例えば植物の部分を処理する場合、施用形態に
おける活性化合物濃度は一般に1乃至0.0001重量
%、好ましくは0.5乃至0.001重量%間である。種
子を処理する際には、一般に種子1kg当り0.001
〜50g、好ましくは0.01〜10gの活性化合物を
必要とする。土壌を処理する際には、作用場所に0.0
0001〜0.1重量%、好ましくは0.0001〜0.
02重量%の活性化合物を必要とする。
は施用方法のタイプに依存して実質的な範囲内で上昇さ
せ得る。例えば植物の部分を処理する場合、施用形態に
おける活性化合物濃度は一般に1乃至0.0001重量
%、好ましくは0.5乃至0.001重量%間である。種
子を処理する際には、一般に種子1kg当り0.001
〜50g、好ましくは0.01〜10gの活性化合物を
必要とする。土壌を処理する際には、作用場所に0.0
0001〜0.1重量%、好ましくは0.0001〜0.
02重量%の活性化合物を必要とする。
【0078】本発明による物質の製造及び使用は次の実
施例から知り得る:
施例から知り得る:
【0079】
【実施例】製造実施例 実施例1
【0080】
【化29】
【0081】ジメチルホルムアミド10ml中の2−
(2−フルオロベンジル)−2−(1−シアノシクロプ
ロピル)−オキシラン2.26g(10.4ミリモル)を
80℃で撹拌しながらジメチルホルムアミド10ml中
のカリウムt−ブチラート0.23g(2.1ミリモル)
及び1,2,4−トリアゾール2.15g(31.2ミリモ
ル)の溶液に加えた。添加が終了した場合、反応混合物
の撹拌を80℃で4時間続けた。続いて混合物を減圧下
で濃縮し、そして残渣を酢酸エチル/水中に取り入れ
た。水相を酢酸エチルを用いて3回抽出した。一緒にし
た有機抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃
縮し、そしてシリカゲル上にて溶離液シクロヘキサン/
酢酸エチル=1:1を用いてクロマトグラフにかけた。
1−(2−フルオロフエニル)−2−(1−シアノシク
ロプロピル)−3−(1,2,4−トリアゾル−1−イ
ル)−プロパン−2−オール1.37g(理論値の46
%)が単離された。
(2−フルオロベンジル)−2−(1−シアノシクロプ
ロピル)−オキシラン2.26g(10.4ミリモル)を
80℃で撹拌しながらジメチルホルムアミド10ml中
のカリウムt−ブチラート0.23g(2.1ミリモル)
及び1,2,4−トリアゾール2.15g(31.2ミリモ
ル)の溶液に加えた。添加が終了した場合、反応混合物
の撹拌を80℃で4時間続けた。続いて混合物を減圧下
で濃縮し、そして残渣を酢酸エチル/水中に取り入れ
た。水相を酢酸エチルを用いて3回抽出した。一緒にし
た有機抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃
縮し、そしてシリカゲル上にて溶離液シクロヘキサン/
酢酸エチル=1:1を用いてクロマトグラフにかけた。
1−(2−フルオロフエニル)−2−(1−シアノシク
ロプロピル)−3−(1,2,4−トリアゾル−1−イ
ル)−プロパン−2−オール1.37g(理論値の46
%)が単離された。
【0082】1H NMR(200 MHz、CDC
l3):δ=0.4−1.1(m;4H)、3.2(AB
系;2H)、4.12(s;1H)、4.5(AB系;2
H)、7.05−7.45(m;4H)、7.0(s;1
H)、8.33(s;1H)。
l3):δ=0.4−1.1(m;4H)、3.2(AB
系;2H)、4.12(s;1H)、4.5(AB系;2
H)、7.05−7.45(m;4H)、7.0(s;1
H)、8.33(s;1H)。
【0083】出発物質の製造:
【0084】
【化30】
【0085】45%水酸化ナトリウム水溶液13.8m
lを室温で15分間にわたつてトルエン30ml中のシ
アノシクロプロピル2−フルオロベンジルケトン6.4
g(31.5ミリモル)及び塩化トリメチルスルホキソ
ニウム4.46g(34.6ミリモル)の懸濁液に滴下し
ながら加えた。添加が終了した場合、反応混合物の撹拌
を室温で3時間及び40℃で1時間続けた。反応混合物
を水で希釈し、そして相を分離した。水相をシクロヘキ
サンを用いて3回抽出した。一緒にした有機抽出液を水
で1回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして減圧
下で濃縮した。粗製生成物は更に精製はせずに続いての
反応に用いた。
lを室温で15分間にわたつてトルエン30ml中のシ
アノシクロプロピル2−フルオロベンジルケトン6.4
g(31.5ミリモル)及び塩化トリメチルスルホキソ
ニウム4.46g(34.6ミリモル)の懸濁液に滴下し
ながら加えた。添加が終了した場合、反応混合物の撹拌
を室温で3時間及び40℃で1時間続けた。反応混合物
を水で希釈し、そして相を分離した。水相をシクロヘキ
サンを用いて3回抽出した。一緒にした有機抽出液を水
で1回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして減圧
下で濃縮した。粗製生成物は更に精製はせずに続いての
反応に用いた。
【0086】
【化31】
【0087】亜鉛粉末32.7g(0.5モル)、塩化2
−フルオロ−ベンジル50.6g(0.35モル)及び乾
燥エチレングリコールジメチルエーテル375mlの混
合物を窒素雰囲気下で2時間還流した。続いて反応混合
物を窒素下で濾過した。濾液を塩化1−シアノ−シクロ
プロピルカルボン酸38.9g(0.3モル)及び塩化ビ
ス−(トルフエニルホスフイン)−パラジウム(II)
21mg(0.01モル%)で処理し、そして混合物を
窒素雰囲気下で2時間還流した。反応混合物を室温に冷
却し、次に濾過し、そして濾液を減圧下で濃縮した。残
渣をトルエン中に取り入れ、混合物を希塩酸と共に振盪
することにより抽出し、有機相を乾燥し、そして溶媒を
減圧下で除去した。残つた残渣を分別蒸留した。ガスク
ロマトグラムにより1−シアノ−シクロプロピル2−フ
ルオロ−ベンジルケトン90%からなる油56.9gが
得られた。従つて、収率は理論値の84%として計算さ
れた。
−フルオロ−ベンジル50.6g(0.35モル)及び乾
燥エチレングリコールジメチルエーテル375mlの混
合物を窒素雰囲気下で2時間還流した。続いて反応混合
物を窒素下で濾過した。濾液を塩化1−シアノ−シクロ
プロピルカルボン酸38.9g(0.3モル)及び塩化ビ
ス−(トルフエニルホスフイン)−パラジウム(II)
21mg(0.01モル%)で処理し、そして混合物を
窒素雰囲気下で2時間還流した。反応混合物を室温に冷
却し、次に濾過し、そして濾液を減圧下で濃縮した。残
渣をトルエン中に取り入れ、混合物を希塩酸と共に振盪
することにより抽出し、有機相を乾燥し、そして溶媒を
減圧下で除去した。残つた残渣を分別蒸留した。ガスク
ロマトグラムにより1−シアノ−シクロプロピル2−フ
ルオロ−ベンジルケトン90%からなる油56.9gが
得られた。従つて、収率は理論値の84%として計算さ
れた。
【0088】実施例2
【0089】
【化32】
【0090】実施例1における方法により化合物(I−
2)も製造した。
2)も製造した。
【0091】1H NMR(200 MHz、CDC
l3):δ=0.3−1.1(m;4H)、3.2(AB
系;2H)、4.5(AB系;2H)、7.1−7.5
(m;4H)、7.96(s;1H)、8.31(s;1
H)。
l3):δ=0.3−1.1(m;4H)、3.2(AB
系;2H)、4.5(AB系;2H)、7.1−7.5
(m;4H)、7.96(s;1H)、8.31(s;1
H)。
【0092】出発物質の製造:
【0093】
【化33】
【0094】45%水酸化ナトリウム水溶液10mlを
室温で15分間にわたつてトルエン25ml中の1−シ
アノシクロプロピル2−クロロベンジルケトン5g(2
2.76ミリモル)及び塩化トリメチルスルホキソニウ
ム3.22g(25.04ミリモル)の懸濁液に滴下しな
がら加えた。添加が終了した場合、反応混合物の撹拌を
室温で3時間及び40℃で1時間続けた。反応混合物を
水で希釈し、そして相を分離した。水相をシクロヘキサ
ンを用いて3回抽出した。一緒にした有機抽出液を水で
1回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして減圧下
で濃縮した。粗製生成物を更に精製せずに続いての反応
に用いた。
室温で15分間にわたつてトルエン25ml中の1−シ
アノシクロプロピル2−クロロベンジルケトン5g(2
2.76ミリモル)及び塩化トリメチルスルホキソニウ
ム3.22g(25.04ミリモル)の懸濁液に滴下しな
がら加えた。添加が終了した場合、反応混合物の撹拌を
室温で3時間及び40℃で1時間続けた。反応混合物を
水で希釈し、そして相を分離した。水相をシクロヘキサ
ンを用いて3回抽出した。一緒にした有機抽出液を水で
1回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして減圧下
で濃縮した。粗製生成物を更に精製せずに続いての反応
に用いた。
【0095】
【化34】
【0096】亜鉛粉末32.7g(0.5モル)、塩化2
−クロロ−ベンジル56.4g(0.35モル)及び乾燥
エチレングリコールジメチルエーテル375mlを窒素
雰囲気下で2時間還流した。反応混合物を続いて窒素下
で濾過した。濾液を塩化1−シアノ−シクロプロピルカ
ルボン酸38.9g(0.3モル)及びビス−(トリス−
フエニルホスフイン)−パラジウム(II)31mg
(0.01モル%)で処理し、そして混合物を窒素雰囲
気下で2時間還流した。反応混合物を室温に冷却し、次
に濾過し、そして濾液を減圧下で濃縮した。残渣をトル
エン中に取り入れ、水性希塩酸と共に振盪することによ
り抽出し、有機相を乾燥し、そして溶媒を減圧下で除去
した。残つた残渣を分別蒸留した。ガスクロマトグラム
により1−シアノ−シクロプロピル2−クロロベンジル
ケトン90%からなる油58.7gが得られた。従つ
て、収率は理論値の80%として計算された。
−クロロ−ベンジル56.4g(0.35モル)及び乾燥
エチレングリコールジメチルエーテル375mlを窒素
雰囲気下で2時間還流した。反応混合物を続いて窒素下
で濾過した。濾液を塩化1−シアノ−シクロプロピルカ
ルボン酸38.9g(0.3モル)及びビス−(トリス−
フエニルホスフイン)−パラジウム(II)31mg
(0.01モル%)で処理し、そして混合物を窒素雰囲
気下で2時間還流した。反応混合物を室温に冷却し、次
に濾過し、そして濾液を減圧下で濃縮した。残渣をトル
エン中に取り入れ、水性希塩酸と共に振盪することによ
り抽出し、有機相を乾燥し、そして溶媒を減圧下で除去
した。残つた残渣を分別蒸留した。ガスクロマトグラム
により1−シアノ−シクロプロピル2−クロロベンジル
ケトン90%からなる油58.7gが得られた。従つ
て、収率は理論値の80%として計算された。
【0097】次の使用例において、下記式の化合物を比
較物質として用いた:
較物質として用いた:
【0098】
【化35】
【0099】(ヨーロツパ特許出願公開第0,106,5
15号に開示)実施例A うどんこ病(Erysiphe)試験(大麦)/保護 溶 媒:ジメチルホルムアミド100重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
15号に開示)実施例A うどんこ病(Erysiphe)試験(大麦)/保護 溶 媒:ジメチルホルムアミド100重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
【0100】保護活性を試験するために、若い植物に活
性化合物の調製物をしたたり落る程度にぬれるまで噴霧
した。噴霧コーテイングが乾燥した後、この植物にうど
んこ病(Erysiphe graminis f.sp.hordei)の胞子をま
ぶした。
性化合物の調製物をしたたり落る程度にぬれるまで噴霧
した。噴霧コーテイングが乾燥した後、この植物にうど
んこ病(Erysiphe graminis f.sp.hordei)の胞子をま
ぶした。
【0101】この植物を温度約20℃及び相対湿度約8
0%の温床に置き、うどんこ病の膿疱を発育させた。
0%の温床に置き、うどんこ病の膿疱を発育させた。
【0102】評価を接種して7日後に行つた。
【0103】この試験において、本発明による化合物
(I−2)により、噴霧液体における250ppmの濃
度で100%の有効性が示された。その結果を表Aに示
す。
(I−2)により、噴霧液体における250ppmの濃
度で100%の有効性が示された。その結果を表Aに示
す。
【0104】
【表2】
【0105】実施例B うどんこ病(Erysiphe)試験(小麦)/保護 溶 媒:ジメチルホルムアミド100重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
【0106】保護活性を試験するために、若い植物に活
性化合物の調製物をしたたり落る程度にぬれるまで噴霧
した。噴霧コーテイングが乾燥した後、この植物にうど
んこ病(Erysiphe graminis f.sp.tritici)の胞子をま
ぶした。
性化合物の調製物をしたたり落る程度にぬれるまで噴霧
した。噴霧コーテイングが乾燥した後、この植物にうど
んこ病(Erysiphe graminis f.sp.tritici)の胞子をま
ぶした。
【0107】この植物を温度約20℃及び相対湿度約8
0%の温床に置き、うどんこ病の膿疱を発育させた。
0%の温床に置き、うどんこ病の膿疱を発育させた。
【0108】評価を接種して7日後に行つた。
【0109】この試験において、本発明による化合物
(I−2)により、噴霧液体における250ppmの濃
度で100%の有効性が示され、一方比較物質では85
%の有効性が示された。その結果を表Bに示す。
(I−2)により、噴霧液体における250ppmの濃
度で100%の有効性が示され、一方比較物質では85
%の有効性が示された。その結果を表Bに示す。
【0110】
【表3】
【0111】実施例C 紅色雪腐病〔Fusarium nivale(var. nivale)試験(小
麦)/保護 溶 媒:ジメチルホルムアミド100重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
麦)/保護 溶 媒:ジメチルホルムアミド100重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
【0112】保護活性を試験するために、若い植物に活
性化合物の調製物をしたたり落る程にぬれるまで噴霧し
た。噴霧コーテイングが乾燥した後、この植物に紅色雪
腐病〔Fusarium nivale(var. nivale)〕の分生胞子器
懸濁液を噴霧した。
性化合物の調製物をしたたり落る程にぬれるまで噴霧し
た。噴霧コーテイングが乾燥した後、この植物に紅色雪
腐病〔Fusarium nivale(var. nivale)〕の分生胞子器
懸濁液を噴霧した。
【0113】この植物を温度約15℃及び相対湿度約1
00%の温床中にて透明な培養ガラス板で被覆した。
00%の温床中にて透明な培養ガラス板で被覆した。
【0114】試験を接種して4日後に評価した。
【0115】この試験において、本発明による化合物
(I−2)により、噴霧液体における250ppmの濃
度で100%の有効性が示され、一方比較物質(A)は
いずれの活性も示さなかつた。その結果を表Cに示す。
(I−2)により、噴霧液体における250ppmの濃
度で100%の有効性が示され、一方比較物質(A)は
いずれの活性も示さなかつた。その結果を表Cに示す。
【0116】
【表4】
【0117】実施例D 紅色雪腐病〔Fusarium nivale(var. majus)試験(小
麦)/保護 溶 媒:ジメチルホルムアミド100重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
麦)/保護 溶 媒:ジメチルホルムアミド100重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
【0118】保護活性を試験するために、若い植物に活
性化合物の調製物をしたたり落る程にぬれるまで噴霧し
た。噴霧コーテイングが乾燥した後、この植物に紅色雪
腐病〔Fusarium nivale(var. majus)〕の分生胞子器
懸濁液を噴霧した。
性化合物の調製物をしたたり落る程にぬれるまで噴霧し
た。噴霧コーテイングが乾燥した後、この植物に紅色雪
腐病〔Fusarium nivale(var. majus)〕の分生胞子器
懸濁液を噴霧した。
【0119】この植物を温度約15℃及び相対湿度約1
00%の温床中にて透明な培養ガラス板で被覆した。
00%の温床中にて透明な培養ガラス板で被覆した。
【0120】試験を接種して4日後に評価した。
【0121】この試験において、本発明による化合物
(I−2)により、噴霧液体における250ppmの濃
度で100%の有効性が示され、一方比較物質(A)は
いずれの活性も示さなかつた。その結果を表Dに示す。
(I−2)により、噴霧液体における250ppmの濃
度で100%の有効性が示され、一方比較物質(A)は
いずれの活性も示さなかつた。その結果を表Dに示す。
【0122】
【表5】
【0123】実施例E フーザリウム・クルモルム(Fusarium culmorum)試験
(小麦)/保護 溶 媒:ジメチルホルムアミド100重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
(小麦)/保護 溶 媒:ジメチルホルムアミド100重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
【0124】保護活性を試験するために、若い植物に活
性化合物の調製物をしたたり落る程にぬれるまで噴霧し
た。噴霧コーテイングが乾燥した後、この植物にフーザ
リウム・クルモルム(Fusarium culmorum)の分生胞子
器懸濁液を噴霧した。
性化合物の調製物をしたたり落る程にぬれるまで噴霧し
た。噴霧コーテイングが乾燥した後、この植物にフーザ
リウム・クルモルム(Fusarium culmorum)の分生胞子
器懸濁液を噴霧した。
【0125】この植物を温度約20℃及び相対湿度約1
00%の温床中にて透明なガラス板で被覆した。
00%の温床中にて透明なガラス板で被覆した。
【0126】試験を接種して4日後に評価した。
【0127】この試験において、本発明による化合物
(I−2)により、噴霧液体における250ppmの濃
度で100%の有効性が示され、一方比較物質(A)は
いずれの活性も示さなかつた。その結果を表Eに示す。
(I−2)により、噴霧液体における250ppmの濃
度で100%の有効性が示され、一方比較物質(A)は
いずれの活性も示さなかつた。その結果を表Eに示す。
【0128】
【表6】
【0129】実施例F ウンシヌラ(Uncinula)試験(ブドウ)/保護 溶 媒:アセトン4.7重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
3重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
3重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
【0130】保護活性を試験するために、若い植物に活
性化合物の調製物をしたたり落る程にぬれるまで噴霧し
た。噴霧コーテイングが乾燥した後、植物にウンシヌラ
・ネカター(uncinula necator)の菌・カビの分生胞子
器をまぶした。
性化合物の調製物をしたたり落る程にぬれるまで噴霧し
た。噴霧コーテイングが乾燥した後、植物にウンシヌラ
・ネカター(uncinula necator)の菌・カビの分生胞子
器をまぶした。
【0131】植物を23〜24℃及び相対湿度約75%
で温床中に置いた。
で温床中に置いた。
【0132】評価を接種して14日後に行つた。
【0133】この試験において、本発明による化合物
(I−1)により、噴霧液体における1ppmの濃度で
100%の有効性が示された。その結果を表Fに示す。
(I−1)により、噴霧液体における1ppmの濃度で
100%の有効性が示された。その結果を表Fに示す。
【0134】
【表7】
【0135】実施例G いもち病(Pyricularia)試験(イネ)/保護 溶 媒:アセトン12.5重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
3重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒と混合し、この濃厚剤を水及
び上記量の乳化剤で希釈して所望の濃度にした。
3重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒と混合し、この濃厚剤を水及
び上記量の乳化剤で希釈して所望の濃度にした。
【0136】保護活性を試験するために、若いイネ植物
に活性化合物の調製物をしたたり落る程度にぬれるまで
噴霧した。噴霧コーテイングが乾燥した後、植物にいも
ち病(Pyricularia oryzae)の水性胞子懸濁液を接種し
た。次に植物を相対湿度100%及び25%の温床に置
いた。
に活性化合物の調製物をしたたり落る程度にぬれるまで
噴霧した。噴霧コーテイングが乾燥した後、植物にいも
ち病(Pyricularia oryzae)の水性胞子懸濁液を接種し
た。次に植物を相対湿度100%及び25%の温床に置
いた。
【0137】病気感染の評価を接種の4日後に行つた。
【0138】この試験において、本発明による化合物
(I−1)及び(I−2)は噴霧液体における0.02
5%の濃度で80%及びそれ以上の活性度を示し、一方
比較物質(A)は30%の活性度を示した。
(I−1)及び(I−2)は噴霧液体における0.02
5%の濃度で80%及びそれ以上の活性度を示し、一方
比較物質(A)は30%の活性度を示した。
【0139】
【表8】
【0140】実施例H いもち病(Pyricularia)試験(イネ)/全身的 溶 媒:アセトン12.5重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
3重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒と混合し、この濃厚剤を水及
び上記量の乳化剤で希釈して所望の濃度にした。
3重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒と混合し、この濃厚剤を水及
び上記量の乳化剤で希釈して所望の濃度にした。
【0141】全身的特性を試験するために、若いイネ植
物が生育している標準土壌を活性化合物の調製物40m
lで液剤散布した。処理して7日後、植物にいもち病
(Pyricularia oryzae)の水性胞子懸濁液を接種した。
その後、植物を、評価するまで、温度25℃及び相対湿
度100%で温床中に保持した。
物が生育している標準土壌を活性化合物の調製物40m
lで液剤散布した。処理して7日後、植物にいもち病
(Pyricularia oryzae)の水性胞子懸濁液を接種した。
その後、植物を、評価するまで、温度25℃及び相対湿
度100%で温床中に保持した。
【0142】病気感染の評価を接種の4日後に行つた。
【0143】この試験において、本発明による化合物
(I−1)及び(I−2)は100mg/100cm2
の量で80%及びそれ以上の活性度を示し、一方比較物
質(A)は70%の活性度を示した。その結果を表Hに
示す。
(I−1)及び(I−2)は100mg/100cm2
の量で80%及びそれ以上の活性度を示し、一方比較物
質(A)は70%の活性度を示した。その結果を表Hに
示す。
【0144】
【表9】
【0145】実施例I レプトスフエリア・ノドルム(Leptosphaeria nodoru
m)試験(小麦)/保護 溶 媒:ジメチルホルムアミド100重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
m)試験(小麦)/保護 溶 媒:ジメチルホルムアミド100重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
【0146】保護活性を試験するために、若い植物に活
性化合物の調製物をしたたり落る程にぬれるまで噴霧し
た。噴霧コーテイングが乾燥した後、この植物にレプト
スフエリア・ノドルム(Leptosphaeria nodorum)の胞
子懸濁液を噴霧した。
性化合物の調製物をしたたり落る程にぬれるまで噴霧し
た。噴霧コーテイングが乾燥した後、この植物にレプト
スフエリア・ノドルム(Leptosphaeria nodorum)の胞
子懸濁液を噴霧した。
【0147】次にこの植物を20℃及び相対湿度100
%で48時間培養室中に置いた。
%で48時間培養室中に置いた。
【0148】この植物を温度約15℃及び相対湿度約8
0%の温床中に置いた。
0%の温床中に置いた。
【0149】評価を接種して10日後に行つた。
【0150】この試験において、本発明による化合物
(I−2)は噴霧液体中にて250ppmの濃度で85
%の活性度を示し、一方比較物質(A)は18%の活性
度を示した。その結果を表Iに示す。
(I−2)は噴霧液体中にて250ppmの濃度で85
%の活性度を示し、一方比較物質(A)は18%の活性
度を示した。その結果を表Iに示す。
【0151】
【表10】
【0152】実施例K 網斑病(Pyrenophora teres)試験(大麦)/保護 溶 媒:ジメチルホルムアミド100重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル0.
25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
25重量部 活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合
物1重量部を上記量の溶媒及び乳化剤と混合し、この濃
厚剤を水で希釈して所望の濃度にした。
【0153】保護活性を試験するために、若い植物に活
性化合物の調製物をしたたり落る程にぬれるまで噴霧し
た。噴霧コーテイングが乾燥した後、この植物に網斑病
(Pyrenophora teres)の分生胞子器懸濁液を噴霧し
た。
性化合物の調製物をしたたり落る程にぬれるまで噴霧し
た。噴霧コーテイングが乾燥した後、この植物に網斑病
(Pyrenophora teres)の分生胞子器懸濁液を噴霧し
た。
【0154】次にこの植物を20℃及び相対湿度100
%の培養室に48時間置いた。
%の培養室に48時間置いた。
【0155】この植物を温度約20℃及び相対湿度約8
0%の温床中に置いた。
0%の温床中に置いた。
【0156】評価を接種して7日後に行つた。
【0157】この試験において、本発明による化合物
(I−2)は噴霧液体において250ppmの濃度で7
0%より高い活性度を示し、一方比較物質(A)はいず
れの活性も示さなかつた。その結果を表Kに示す。
(I−2)は噴霧液体において250ppmの濃度で7
0%より高い活性度を示し、一方比較物質(A)はいず
れの活性も示さなかつた。その結果を表Kに示す。
【0158】
【表11】
【0159】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
りである。
【0160】1.式
【0161】
【化36】
【0162】式中、Rはシアノまたは式
【0163】
【化37】 の基を表わし、Zはハロゲン、炭素原子1〜4個を有す
るアルキル、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜5
個を有するハロゲノアルキル、炭素原子1〜4個を有す
るアルコキシ、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜
5個を有するハロゲノアルコキシまたはアルコキシ基中
に炭素原子1〜4個及びアルキル基中に炭素原子1〜4
個を有するアルコキシイミノアルキルを表わし、そして
mは0、1または2の数を表わす、のアゾリルメチル−
シクロプロピル誘導体並びにその酸付加塩及び金属塩錯
体。2.Rがシアノまたは式
るアルキル、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜5
個を有するハロゲノアルキル、炭素原子1〜4個を有す
るアルコキシ、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜
5個を有するハロゲノアルコキシまたはアルコキシ基中
に炭素原子1〜4個及びアルキル基中に炭素原子1〜4
個を有するアルコキシイミノアルキルを表わし、そして
mは0、1または2の数を表わす、のアゾリルメチル−
シクロプロピル誘導体並びにその酸付加塩及び金属塩錯
体。2.Rがシアノまたは式
【0164】
【化38】 の基を表わし、Zがフツ素、塩素、炭素原子1または2
個を有するアルキル、炭素原子1または2個及び同一も
しくは相異なるハロゲン原子1〜3個を有するハロゲノ
アルキル、炭素原子1または2個を有するアルコキシ、
炭素原子1または2個及び同一もしくは相異なるハロゲ
ン原子1〜3個を有するハロゲノアルコキシ、或いはア
ルコキシ基中に炭素原子1または2個及びアルキル基中
に炭素原子1または2個を有するアルコキシイミノアル
キルを表わし、そしてmが1または2の数を表わす、上
記1に記載の式(I)のアゾリルメチル−シクロプロピ
ル誘導体。
個を有するアルキル、炭素原子1または2個及び同一も
しくは相異なるハロゲン原子1〜3個を有するハロゲノ
アルキル、炭素原子1または2個を有するアルコキシ、
炭素原子1または2個及び同一もしくは相異なるハロゲ
ン原子1〜3個を有するハロゲノアルコキシ、或いはア
ルコキシ基中に炭素原子1または2個及びアルキル基中
に炭素原子1または2個を有するアルコキシイミノアル
キルを表わし、そしてmが1または2の数を表わす、上
記1に記載の式(I)のアゾリルメチル−シクロプロピ
ル誘導体。
【0165】3.式
【0166】
【化39】
【0167】式中、Rはシアノまたは式
【0168】
【化40】 の基を表わし、Zはハロゲン、炭素原子1〜4個を有す
るアルキル、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜5
個を有するハロゲノアルキル、炭素原子1〜4個を有す
るアルコキシ、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜
5個を有するハロゲノアルコキシまたはアルコキシ基中
に炭素原子1〜4個及びアルキル基中に炭素原子1〜4
個を有するアルコキシイミノアルキルを表わし、そして
mは0、1または2の数を表わす、のアゾリルメチル−
シクロプロピル誘導体並びにその酸付加塩及び金属塩錯
体を製造する際に、第1工程において式
るアルキル、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜5
個を有するハロゲノアルキル、炭素原子1〜4個を有す
るアルコキシ、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜
5個を有するハロゲノアルコキシまたはアルコキシ基中
に炭素原子1〜4個及びアルキル基中に炭素原子1〜4
個を有するアルコキシイミノアルキルを表わし、そして
mは0、1または2の数を表わす、のアゾリルメチル−
シクロプロピル誘導体並びにその酸付加塩及び金属塩錯
体を製造する際に、第1工程において式
【0169】
【化41】
【0170】式中、Z及びmは上記の意味を有する、の
オキシランを適当ならば酸結合剤の存在下及び希釈剤の
存在下で式
オキシランを適当ならば酸結合剤の存在下及び希釈剤の
存在下で式
【0171】
【化42】
【0172】の1,2,4−トリアゾールと反応させ、そ
して適当ならば生じる式
して適当ならば生じる式
【0173】
【化43】
【0174】式中、Z及びmは上記の意味を有する、の
化合物を第2工程において不活性有機希釈剤の存在下及
びアルカリ金属水酸化物水溶液の存在下並びに相間移動
触媒の存在下で過酸化水素で処理し、そして適当ならば
続いて酸または金属塩をかくて得られる式(I)の化合
物上に加えることを特徴とする、式(I)のアゾリルメ
チル−シクロプロピル誘導体の製造方法。
化合物を第2工程において不活性有機希釈剤の存在下及
びアルカリ金属水酸化物水溶液の存在下並びに相間移動
触媒の存在下で過酸化水素で処理し、そして適当ならば
続いて酸または金属塩をかくて得られる式(I)の化合
物上に加えることを特徴とする、式(I)のアゾリルメ
チル−シクロプロピル誘導体の製造方法。
【0175】4.少なくとも1つの上記1に記載の式
(I)のアゾリルメチル−シクロプロピル誘導体または
式(I)のアゾリルメチル−シクロプロピル誘導体の酸
付加塩もしくは金属塩錯体を含有することを特徴とす
る、殺菌・殺カビ組成物。
(I)のアゾリルメチル−シクロプロピル誘導体または
式(I)のアゾリルメチル−シクロプロピル誘導体の酸
付加塩もしくは金属塩錯体を含有することを特徴とす
る、殺菌・殺カビ組成物。
【0176】5.菌・カビを防除する際の上記1に記載
の式(I)のアゾリルメチル−シクロプロピル誘導体ま
たはその酸付加塩及び金属塩錯体の使用。
の式(I)のアゾリルメチル−シクロプロピル誘導体ま
たはその酸付加塩及び金属塩錯体の使用。
【0177】6.上記1に記載の式(I)のアゾリルメ
チル−シクロプロピル誘導体またはその酸付加塩もしく
は金属塩錯体を菌・カビ及び/またはその環境に施用す
ることを特徴とする、菌・カビの防除方法。
チル−シクロプロピル誘導体またはその酸付加塩もしく
は金属塩錯体を菌・カビ及び/またはその環境に施用す
ることを特徴とする、菌・カビの防除方法。
【0178】7.上記1に記載の式(I)のアゾリルメ
チル−シクロプロピル誘導体またはその金属塩錯体もし
くは酸付加塩を増量剤及び/または表面活性物質と混合
することを特徴とする、殺菌・殺カビ剤の製造方法。
チル−シクロプロピル誘導体またはその金属塩錯体もし
くは酸付加塩を増量剤及び/または表面活性物質と混合
することを特徴とする、殺菌・殺カビ剤の製造方法。
【0179】8.式
【0180】
【化44】
【0181】式中、Zはハロゲン、炭素原子1〜4個を
有するアルキル、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1
〜5個を有するハロゲノアルキル、炭素原子1〜4個を
有するアルコキシ、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子
1〜5個を有するハロゲノアルコキシまたはアルコキシ
基中に炭素原子1〜4個及びアルキル基中に炭素原子1
〜4個を有するアルコキシイミノアルキルを表わし、そ
してmは0、1または2の数を表わす、のオキシラン。
有するアルキル、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1
〜5個を有するハロゲノアルキル、炭素原子1〜4個を
有するアルコキシ、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子
1〜5個を有するハロゲノアルコキシまたはアルコキシ
基中に炭素原子1〜4個及びアルキル基中に炭素原子1
〜4個を有するアルコキシイミノアルキルを表わし、そ
してmは0、1または2の数を表わす、のオキシラン。
【0182】9.式
【0183】
【化45】
【0184】式中、Zはハロゲン、炭素原子1〜4個を
有するアルキル、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1
〜5個を有するハロゲノアルキル、炭素原子1〜4個を
有するアルコキシ、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子
1〜5個を有するハロゲノアルコキシまたはアルコキシ
基中に炭素原子1〜4個及びアルキル基中に炭素原子1
〜4個を有するアルコキシイミノアルキルを表わし、そ
してmは0、1または2の数を表わす、のオキシランを
製造する際に、式
有するアルキル、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1
〜5個を有するハロゲノアルキル、炭素原子1〜4個を
有するアルコキシ、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子
1〜5個を有するハロゲノアルコキシまたはアルコキシ
基中に炭素原子1〜4個及びアルキル基中に炭素原子1
〜4個を有するアルコキシイミノアルキルを表わし、そ
してmは0、1または2の数を表わす、のオキシランを
製造する際に、式
【0185】
【化46】
【0186】式中、Z及びmは上記の意味を有する、の
ベンジルケトンを希釈剤の存在下で α) 式
ベンジルケトンを希釈剤の存在下で α) 式
【0187】
【化47】δ+δ- (CH3)2SOCH2 (V) のジメチルオキソスルホニウムメチライド、または β) 式
【0188】
【化48】δ+δ- (CH3)2S CH2 (VI) のジメチルスルホニウムメチライドのいずれかと反応さ
せることを特徴とする、式(II)のオキシランの製造
方法。
せることを特徴とする、式(II)のオキシランの製造
方法。
【0189】
フロントページの続き (72)発明者 ヘルマン・ハーゲマン ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン1・カンデインスキイ−シユトラーセ 52 (72)発明者 シユテフアン・ドウツマン ドイツ連邦共和国デー4010ヒルデン1・コ ーゼンベルク10 (72)発明者 ハインツ−ビルヘルム・デーネ ドイツ連邦共和国デー4019モンハイム・ク リシヤーシユトラーセ81 (72)発明者 ゲルト・ヘンスラー ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン3・アムアレンツベルク58アー
Claims (6)
- 【請求項1】 式 【化1】 式中、Rはシアノまたは式 【化2】 の基を表わし、Zはハロゲン、炭素原子1〜4個を有す
るアルキル、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜5
個を有するハロゲノアルキル、炭素原子1〜4個を有す
るアルコキシ、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜
5個を有するハロゲノアルコキシまたはアルコキシ基中
に炭素原子1〜4個及びアルキル基中に炭素原子1〜4
個を有するアルコキシイミノアルキルを表わし、そして
mは0、1または2の数を表わす、のアゾリルメチル−
シクロプロピル誘導体並びにその酸付加塩及び金属塩錯
体。 - 【請求項2】 式 【化3】 式中、Rはシアノまたは式 【化4】 の基を表わし、Zはハロゲン、炭素原子1〜4個を有す
るアルキル、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜5
個を有するハロゲノアルキル、炭素原子1〜4個を有す
るアルコキシ、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜
5個を有するハロゲノアルコキシまたはアルコキシ基中
に炭素原子1〜4個及びアルキル基中に炭素原子1〜4
個を有するアルコキシイミノアルキルを表わし、そして
mは0、1または2の数を表わす、のアゾリルメチル−
シクロプロピル誘導体並びにその酸付加塩及び金属塩錯
体を製造する際に、第1工程において式 【化5】 式中、Z及びmは上記の意味を有する、のオキシランを
適当ならば酸結合剤の存在下及び希釈剤の存在下で式 【化6】 の1,2,4−トリアゾールと反応させ、そして適当なら
ば生じる式 【化7】 式中、Z及びmは上記の意味を有する、の化合物を第2
工程において不活性有機希釈剤の存在下及びアルカリ金
属水酸化物水溶液の存在下並びに相間移動触媒の存在下
で過酸化水素で処理し、そして適当ならば続いて酸また
は金属塩をかくて得られる式(I)の化合物上に加える
ことを特徴とする、式(I)のアゾリルメチル−シクロ
プロピル誘導体の製造方法。 - 【請求項3】 少なくとも1つの請求項1に記載の式
(I)のアゾリルメチル−シクロプロピル誘導体または
式(I)のアゾリルメチル−シクロプロピル誘導体の酸
付加塩もしくは金属塩錯体を含有することを特徴とす
る、殺菌・殺カビ剤組成物。 - 【請求項4】 請求項1に記載の式(I)のアゾリルメ
チル−シクロプロピル誘導体またはその酸付加塩もしく
は金属塩錯体を菌・カビ及び/またはその環境に施用す
ることを特徴とする、菌・カビの防除方法。 - 【請求項5】 式 【化8】 式中、Zはハロゲン、炭素原子1〜4個を有するアルキ
ル、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜5個を有す
るハロゲノアルキル、炭素原子1〜4個を有するアルコ
キシ、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜5個を有
するハロゲノアルコキシまたはアルコキシ基中に炭素原
子1〜4個及びアルキル基中に炭素原子1〜4個を有す
るアルコキシイミノアルキルを表わし、そしてmは0、
1または2の数を表わす、のオキシラン。 - 【請求項6】 式 【化9】 式中、Zはハロゲン、炭素原子1〜4個を有するアルキ
ル、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜5個を有す
るハロゲノアルキル、炭素原子1〜4個を有するアルコ
キシ、炭素原子1〜4個及びハロゲン原子1〜5個を有
するハロゲノアルコキシまたはアルコキシ基中に炭素原
子1〜4個及びアルキル基中に炭素原子1〜4個を有す
るアルコキシイミノアルキルを表わし、そしてmは0、
1または2の数を表わす、のオキシランを製造する際
に、式 【化10】 式中、Z及びmは上記の意味を有する、のベンジルケト
ンを希釈剤の存在下で α) 式 【化11】δ+δ- (CH3)2SOCH2 (V) のジメチルオキソスルホニウムメチライド、または β) 式 【化12】δ+δ- (CH3)2S CH2 (VI) のジメチルスルホニウムメチライドのいずれかと反応さ
せることを特徴とする、式(II)のオキシランの製造
方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4206529.1 | 1992-03-02 | ||
DE4206529A DE4206529A1 (de) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | Azolylmethyl-cyclopropyl-derivate |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0649042A true JPH0649042A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=6453034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5064643A Pending JPH0649042A (ja) | 1992-03-02 | 1993-03-01 | アゾリルメチル−シクロプロピル誘導体 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0559000A2 (ja) |
JP (1) | JPH0649042A (ja) |
KR (1) | KR930019644A (ja) |
BR (1) | BR9300703A (ja) |
DE (1) | DE4206529A1 (ja) |
TW (1) | TW235229B (ja) |
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---|---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3378764D1 (en) * | 1982-09-30 | 1989-02-02 | Pfizer Ltd | Triazole anti-fungal agents |
DE3342693A1 (de) * | 1983-11-25 | 1985-06-05 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur herstellung von ss-hydroxy-ethyl-(1,2,4-triazol)- derivaten |
EP0180850A3 (de) * | 1984-11-02 | 1987-05-27 | Bayer Ag | Antimykotische Azolylmethyl-cyclopropyl-carbinol Derivate |
DE3812967A1 (de) * | 1987-06-24 | 1989-01-05 | Bayer Ag | Azolylmethyl-cyclopropyl-derivate |
JP2681648B2 (ja) * | 1988-03-29 | 1997-11-26 | 富山化学工業株式会社 | 新規な2−アゾリル−1−シクロプロピルエタノール誘導体およびその塩 |
DE3839170A1 (de) * | 1988-11-19 | 1990-05-31 | Bayer Ag | Cyclopropyl-substituierte azolylmethylcarbinole, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als arzneimittel |
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- 1992-03-02 DE DE4206529A patent/DE4206529A1/de not_active Withdrawn
-
1993
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- 1993-02-23 US US08/021,390 patent/US5334608A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-26 KR KR1019930002781A patent/KR930019644A/ko not_active Application Discontinuation
- 1993-03-01 BR BR9300703A patent/BR9300703A/pt not_active Application Discontinuation
- 1993-03-01 JP JP5064643A patent/JPH0649042A/ja active Pending
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EP0559000A2 (de) | 1993-09-08 |
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