JPH0648890U - 廃水処理装置 - Google Patents

廃水処理装置

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JPH0648890U
JPH0648890U JP4209391U JP4209391U JPH0648890U JP H0648890 U JPH0648890 U JP H0648890U JP 4209391 U JP4209391 U JP 4209391U JP 4209391 U JP4209391 U JP 4209391U JP H0648890 U JPH0648890 U JP H0648890U
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JP
Japan
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fluorine
heavy metals
flocs
compounds
injection pipe
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JP4209391U
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和典 松本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Removal Of Specific Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 重金属類とフッ素を含有する廃水の処理装置
に関する。 【構成】 重金属類、フッ素及びその化合物を含有する
廃水を、硫化物及びアルミニウム塩の添加によって重金
属類とフッ素及びその化合物を不溶性フロックとして処
理する装置において、フロック化するための各種混合槽
の下流側にフロックを除去するための膜分離装置を設置
した廃水処理装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は重金属類とフッ素を含有する廃水の処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、ごみ焼却炉廃水のような重金属類とフッ素とを含有する廃水を処理して 重金属類とフッ素とを除去するためには、図２に示すような凝集沈殿プロセスに よってこれを行っていた。
【０００３】 図２において、１は原水流入管、２、３、４、５は混合槽、６′は沈殿槽、７ は硫化ソーダあるいは硫化水素ナトリウム等の硫化物注入管、８は硫酸バンド等 のアルミニウム塩の注入管、９はアリカリ注入管、１０は酸注入管、１１は高分 子凝集剤注入管、１２は処理水排出管、１３′は沈降汚泥排出管である。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
従来装置では、重金属類とフッ素とを含有したアルミニウムフロック（析出さ せてＳＳ化したもの）を沈降分離して除去していたが、アルミニウムフロックは 比較的軽いため分離するために大容量の沈降分離槽を要し、それでも微細なフロ ック類を分離できないため、処理性能が安定しないケースが多々見られた。
【０００５】 本考案は上記技術水準に鑑み、従来装置におけるような不具合のない重金属類 とフッ素を含有する廃水の処理装置を提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本考案は水銀、鉛、銅等の重金属類、フッ素及びその化合物を含有する廃水を 、硫化ソーダあるいは硫化水素ナトリウム等の硫化物および硫酸バンド等のアル ミニウム塩の添加によって重金属類、フッ素とその化合物を不溶性フロックとし て処理する装置において、フロック化するための各種混合槽の下流側にフロック を分離除去するための膜分離装置を設置してなることを特徴とする廃水処理装置 である。
【０００７】 すなわち、本考案は廃水中の重金属類およびフッ素とその化合物を包含したア ルミニウムフロックを分離除去するに当って、沈降分離手段の代りにＵＦ膜、Ｍ Ｆ膜等の膜分離手段を用いるものである。
【０００８】
【作用】
膜分離手段を用いることにより、微細重金属フロック類を含めたアルミニウム フロック等の分離性能を増して処理水中の重金属類およびフッ素除去性能を向上 させると同時に、分離装置を小型化して設置容積を小さくできる。
【０００９】
【実施例】
以下、本考案装置による重金属類およびフッ素含有廃水処理装置の一例を図１ によって説明する。図１において、１は原水流入管、２、３、４、５は混合槽、 ６は膜分離装置、７は硫化ソーダあるいは硫化水素ナトリウム等の硫化物注入管 、８は硫酸バンド等のアルミニウム塩の注入管、９はアルカリ注入管、１０は酸 注入管、１１は高分子凝集剤注入管、１２は処理水排出管、１３は分離濃縮液抽 出管である。
【００１０】 混合槽２、３、４、５で重金属類及びフッ素とその化合物の大部分をアルミニ ウムフロック化し、６の膜分離装置でこのアルミニウムフロックと、一部単独で 浮遊する重金属およびこれらの化合物等を分離除去する。分離濃縮液は抽出管１ ３から混合槽５にもどされ循環する。
【００１１】
【考案の効果】
本考案装置により、廃水中の重金属類およびフッ素とそれらの化合物を包含、 吸着したアルミニウムフロック等を効果的に除去処理することができる。また、 従来の装置に比べて大巾な装置のコンパクトが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案装置の一実施例の説明図
【図２】従来の廃水処理装置の一態様の説明図
【符号の説明】
１：原水流入管 ２、３、４、５：混合槽 ６：膜分離装置 ７：硫化物注入管 ８：アルミニウム塩注入管 ９：アルカリ注入管 １０：酸注入管 １１：高分子凝集剤注入管 １２：処理水排出管 １３：分離濃縮液抽出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｃ０２Ｆ 1/52 Ｊ 7824−4Ｄ ＺＡＢ Ｋ 7824−4Ｄ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 水銀、鉛、銅等の重金属類、フッ素及び
    その化合物を含有する廃水を、硫化ソーダあるいは硫化
    水素ナトリウム等の硫化物および硫酸バンド等のアルミ
    ニウム塩の添加によって重金属類、フッ素とその化合物
    を不溶性フロックとして処理する装置において、フロッ
    ク化するための各種混合槽の下流側にフロックを分離除
    去するための膜分離装置を設置してなることを特徴とす
    る廃水処理装置。
JP4209391U 1991-06-05 1991-06-05 廃水処理装置 Withdrawn JPH0648890U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005279405A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Cosmo Oil Co Ltd 排水中の窒素除去方法
JP2006167552A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Kurita Water Ind Ltd フッ素含有排水の処理方法及び処理装置

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