JPH0648887Y2 - 光プリンタ用発光ダイオ−ドアレイ - Google Patents
光プリンタ用発光ダイオ−ドアレイInfo
- Publication number
- JPH0648887Y2 JPH0648887Y2 JP1986064587U JP6458786U JPH0648887Y2 JP H0648887 Y2 JPH0648887 Y2 JP H0648887Y2 JP 1986064587 U JP1986064587 U JP 1986064587U JP 6458786 U JP6458786 U JP 6458786U JP H0648887 Y2 JPH0648887 Y2 JP H0648887Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- optical printer
- diode array
- emitting diode
- emitting region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 イ）産業上の利用分野 本考案はモノリシック型の光プリンタ用発光ダイオード
アレイに関する。
アレイに関する。
ロ）従来の技術 近年光プリンタのヘッドとしてモノリシック型の発光ダ
イオードアレイを利用することが活発化してきた。この
ような発光ダイオードアレイは、第２図に示すように化
合物半導体の表面に選択拡散により発光領域（12）（1
2）…を整列されて設けているが、発光領域（12）（1
2）…の発光状態（特に輝度ばらつき）は光プリンタの
印字品位に直接影響を与える。このため特に６ドット/m
m以下の低解像度光プリンタヘッドにおいては、特開昭6
0−83384号公報に示されるように、発光領域（12）（1
2）…の全周でもって電極（13）（13）…とオーミック
接触をとり、全周から電流を供給することで１発光領域
内の輝度分布の均一化をはかっている。しかし斯る発光
領域は輝度が低く、印写速度が遅くなるので好ましくな
い。
イオードアレイを利用することが活発化してきた。この
ような発光ダイオードアレイは、第２図に示すように化
合物半導体の表面に選択拡散により発光領域（12）（1
2）…を整列されて設けているが、発光領域（12）（1
2）…の発光状態（特に輝度ばらつき）は光プリンタの
印字品位に直接影響を与える。このため特に６ドット/m
m以下の低解像度光プリンタヘッドにおいては、特開昭6
0−83384号公報に示されるように、発光領域（12）（1
2）…の全周でもって電極（13）（13）…とオーミック
接触をとり、全周から電流を供給することで１発光領域
内の輝度分布の均一化をはかっている。しかし斯る発光
領域は輝度が低く、印写速度が遅くなるので好ましくな
い。
ハ）考案が解決しようとする問題点 本考案は輝度が高く、かつ輝度分布が均一な光プリンタ
用発光ダイオードアレイを提供するものである。
用発光ダイオードアレイを提供するものである。
ニ）問題点を解決するための手段 本考案は拡散領域境界が化合物表面に露出すると光取出
量が増大することに着目してなされたもので、拡散領域
の表面形状を多数の凹凸を有した形とし、その凹凸の凸
部にてオーミック接触をとるものである。
量が増大することに着目してなされたもので、拡散領域
の表面形状を多数の凹凸を有した形とし、その凹凸の凸
部にてオーミック接触をとるものである。
ホ）作用 これにより発光領域の全周（一定間隔毎）から電流供給
することができるので輝度分布は均一化し、かつ凹凸の
凹部においてはpn接合は基板表面に略垂直となり、しか
も露出するので輝度が高くなる。
することができるので輝度分布は均一化し、かつ凹凸の
凹部においてはpn接合は基板表面に略垂直となり、しか
も露出するので輝度が高くなる。
ヘ）実施例 第１図は本考案実施例の光プリンタ用発光ダイオードア
レイの１ドット分の模式図（ａ）と断面図（ｂ）で、
（１）は化合物半導体の基板である。この基板（１）は
例えばGaAs基台上にGaAsP変成層とGaAsP層を気相成長さ
せたものである。（２）は化合物半導体の基板（１）の
GaAsP層表面に亜鉛の選択拡散で設けられた発光領域
で、従来のように１列に複数個が設けてある。しかしこ
の発光領域（２）は四角形をしているものの、その四辺
に多数の凹凸を有した表面形状をしている。（３）は基
板（１）の表面に窒化硅素の絶縁膜（４）を介して設け
られた電極（個別電極）で、アルミニウム等からなり、
四角形の窓部を有し、発光領域（２）の凹凸の凸部
（５）（５）…を覆いオーミック接触をとっている。
（７）は基板（１）の裏面に設けられた共通電極であ
る。
レイの１ドット分の模式図（ａ）と断面図（ｂ）で、
（１）は化合物半導体の基板である。この基板（１）は
例えばGaAs基台上にGaAsP変成層とGaAsP層を気相成長さ
せたものである。（２）は化合物半導体の基板（１）の
GaAsP層表面に亜鉛の選択拡散で設けられた発光領域
で、従来のように１列に複数個が設けてある。しかしこ
の発光領域（２）は四角形をしているものの、その四辺
に多数の凹凸を有した表面形状をしている。（３）は基
板（１）の表面に窒化硅素の絶縁膜（４）を介して設け
られた電極（個別電極）で、アルミニウム等からなり、
四角形の窓部を有し、発光領域（２）の凹凸の凸部
（５）（５）…を覆いオーミック接触をとっている。
（７）は基板（１）の裏面に設けられた共通電極であ
る。
より具体的に説明すると、４ドット/mmの解像度の光プ
リンタヘッド用の時、電極（３）の窓部は１辺200μｍ
である。そして窓部の端縁の発光領域（２）の凹部
（６）（６）…との距離は、まわり込み拡散の長さ（例
えば１〜５μｍ）にされているが、これは近づきすぎる
と光が電極裏面で遮ぎられ光取出量が減少するし、遠す
ぎると感光体上の印字ドットの外形（ドットシェイプ）
が星形に（即ち輪郭に凹凸を有する形に）なるので好ま
しくないからである。発光領域（２）の凹部（６）
（６）…の長さは長い方が光取出量が多くなるが凸部
（５）（５）…の巾（凹部（６）（６）…の延長線上に
ある凸部（５）（５）…の基部の巾）が狭くなると電流
分布が悪くなりやすい。凹部（６）（６）…の長さと凸
部（５）（５）…の巾との比が1:1のとき、第２図の場
合に比較して10〜15％、2:1の時25〜35％の輝度上昇が
得られたが、4:1をこえると逆に暗い部分があらわれは
じめた。
リンタヘッド用の時、電極（３）の窓部は１辺200μｍ
である。そして窓部の端縁の発光領域（２）の凹部
（６）（６）…との距離は、まわり込み拡散の長さ（例
えば１〜５μｍ）にされているが、これは近づきすぎる
と光が電極裏面で遮ぎられ光取出量が減少するし、遠す
ぎると感光体上の印字ドットの外形（ドットシェイプ）
が星形に（即ち輪郭に凹凸を有する形に）なるので好ま
しくないからである。発光領域（２）の凹部（６）
（６）…の長さは長い方が光取出量が多くなるが凸部
（５）（５）…の巾（凹部（６）（６）…の延長線上に
ある凸部（５）（５）…の基部の巾）が狭くなると電流
分布が悪くなりやすい。凹部（６）（６）…の長さと凸
部（５）（５）…の巾との比が1:1のとき、第２図の場
合に比較して10〜15％、2:1の時25〜35％の輝度上昇が
得られたが、4:1をこえると逆に暗い部分があらわれは
じめた。
ト）考案の効果 以上の如くにより、発光領域の周縁を凹凸にすることで
境界領域を略規則的に露出させ、ドットシャイプを歪に
することなく、輝度を均一化しかつ高輝度化することが
できるから、光プリンタにおいては印字品位を落とすこ
となく高速印字できる。
境界領域を略規則的に露出させ、ドットシャイプを歪に
することなく、輝度を均一化しかつ高輝度化することが
できるから、光プリンタにおいては印字品位を落とすこ
となく高速印字できる。
第１図は本考案実施例の光プリンタ用発光ダイオードア
レイの１ドット分の模式図（ａ）と断面図（ｂ）、第２
図は従来のアレイの平面図である。 （１）……化合物半導体の基板、（２）……発光領域、
（３）……電極、（５）（５）……凸部、（６）（６）
……凹部。
レイの１ドット分の模式図（ａ）と断面図（ｂ）、第２
図は従来のアレイの平面図である。 （１）……化合物半導体の基板、（２）……発光領域、
（３）……電極、（５）（５）……凸部、（６）（６）
……凹部。
Claims (1)
- 【請求項１】化合物半導体の表面に略多角形の表面形状
をなして整列して設けられた複数の発光領域と、その各
々の発光領域の各辺に於て発光領域を覆いオーミック接
続がとられかつ前記辺に於てそのオーミック接続部と隣
接した発光領域が露出される様に、略多角形の窓部を有
する複数の電極とを具備した事を特徴とする光プリンタ
用発光ダイオードアレイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986064587U JPH0648887Y2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 光プリンタ用発光ダイオ−ドアレイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986064587U JPH0648887Y2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 光プリンタ用発光ダイオ−ドアレイ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62177058U JPS62177058U (ja) | 1987-11-10 |
| JPH0648887Y2 true JPH0648887Y2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=30900879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986064587U Expired - Lifetime JPH0648887Y2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 光プリンタ用発光ダイオ−ドアレイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648887Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58101479A (ja) * | 1981-12-14 | 1983-06-16 | Stanley Electric Co Ltd | 発光ダイオ−ドの電極構造 |
| JPS6129562A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 印字用発光ダイオ−ド |
-
1986
- 1986-04-28 JP JP1986064587U patent/JPH0648887Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62177058U (ja) | 1987-11-10 |
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