JPH0648813B2 - 集積スイッチングシステムおよびアナウンス回路 - Google Patents

集積スイッチングシステムおよびアナウンス回路

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JPH0648813B2
JPH0648813B2 JP62211498A JP21149887A JPH0648813B2 JP H0648813 B2 JPH0648813 B2 JP H0648813B2 JP 62211498 A JP62211498 A JP 62211498A JP 21149887 A JP21149887 A JP 21149887A JP H0648813 B2 JPH0648813 B2 JP H0648813B2
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ロイド スミス トーマス
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    • HELECTRICITY
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    • H04M3/487Arrangements for providing information services, e.g. recorded voice services or time announcements
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明はアナウンスシステム、特に融通性の高いシステ
ム制御を実現するシステムに関する。
技術の背景 過去においては、録音されたアナウンスをアナログのラ
インあるいはトランクを経由して交換機に接続された音
声メッセージを記憶した独立形の装置を通して提供する
方式があった。メッセージはアナログ形式の磁性媒体
(例えば、テープあるいは磁気ドラム)に蓄積される
が、もっと最近では交換機からのアナログメッセージ信
号はディジタル符号化されたアナウンス装置に蓄積され
る。いずれの場合にも、アナウンス装置の制御はアナロ
グラインあるいはトランクを経由して実行される信号の
複雑さによって制約される。
最も制限された場合には、アナウンス装置は通常の交換
機に接続された通常の電話機として見える。従って、交
換機が顧客をアナウンス装置に接続するように指示され
たときには、これはアナウンス装置を呼び出す。アナウ
ンス装置は交換機からの入来呼に応動して、呼に応答
し、アナウンスを再生する。トランクに接続されたとき
には、アナウンスの再生を開始するときには装置に対し
て通知するめにトランクを捕捉する、ウィンクするある
いはフラッシュするというようなトランク信号技法を使
用してメッセージの再生を開始するように交換機からの
アナウンス装置に対して信号を与える。
最も複雑な場合にも、装置は通常の電話機のように見え
るが、これはアナウンスを制御するために交換機からの
多周波(MF)信号を受理する。しかし大抵の場合に
は、別のアナウンスに対して別のアナウンス装置と交換
機に対する別のラインあるいはトランクを必要とする。
より進歩したアナウンス装置ではひとつ以上のアナウン
スを蓄積するように設計されているが、各アナウンスに
対してひとつの記憶領域を必要とし、例えば4個のアナ
ウンスの装置は記憶ドラム上の4個の別々の領域を必要
とする。従って、アナウンスの再生シナリオの複雑さは
呼に対して単一の固定したアナウンスを接続するのに交
換機がどのような機能を持っても、制約されてしまうこ
とになる。
このようなシステムのひとつの問題はこれが複雑な状況
を取扱かう融通生を欠くということである。このような
例として、呼応答システムの過負荷のような外部状況に
応じてメッセージを変更したいと思うようなときがあ
る。これと同様の状況としては、例えば、発呼者が応答
待行列に接続され、発呼者に対して待時間の正確な予測
を与えなければならないようなときにも生ずる。この場
合には、発呼者が接続されている間にもメッセージを刻
々に変化しなければならないだけではなく、任意の時点
で任意のラインを通して発呼者に対して再生するように
多数のアナウンスをアナウンス回路に接続しておかなけ
ればならない。既存のシステムでは、アナウンス回路が
多数のメッセージについて充分な記憶容量を持ってお
り、充分なラインあるいはトランク回路がアナウンス回
路を交換機に接続するために用意されていると仮定して
も、一度特定のメッセージに対する接続が行なわれたあ
とでは、メッセージを変更することは不可能となる。
発明の構成 以上の問題は、一実施例に従えばシステムのポートスロ
ットに存在する制御チャネルを経由して通信システムと
統合化されたアナウンス回路を用い、通信システムの内
部バスに直接アクセスできるようにすることによって解
決される。
このようなバスのひとつは、通信システムとアナウンス
回路の間で、制御とステータスの情報をやりとりするの
に使用され、一方第2のバスはアナウンス回路と通信シ
ステムの間で多数の音声チャネルの接続生を実現する。
時分割の環境では、これらのバスは時分割多重バス(T
DMバス)と制御チャネルバスである。このような環境
では、アナウンス回路は4種の主要な部分から成る。
(1)ネットワークインタフェース:これはアナウンス回
路をTDMおよび制御チャネルバスに接続する。(2)ア
ナウンス制御プロセッサ:アナウンスメッセージの録音
と再生のためにシステムメッセージの交換を制御し解釈
するためのプロセッサ複合体。(3)エンコーダ/デコー
ダ:16個の独立した対話資源を提供する。(4)アナウ
ンスメモリー:ディジタル化された音声サンプルを記憶
するのに用いられる回路。
メッセージを録音するときには、交換機の呼処理が入来
音声がオンであるタイムスロットに関して、ANNと呼
ばれるアナウンス回路に知らせる。ネットワークインタ
フェース回路を介して、ANNがTDMバスからの64
kb/sのディジタルパルス符号変調(PCM)されたサン
プルを受信する。ANNはこれらのサンプルをエンコー
ダ/デコーダを通して、呼処理の制御の下に、音声サン
プルをとるために受理し、サンプルを取り出してこれら
を直接にアナウンスメモリーに入れるか、あるいは、例
えば、32、24、16あるいは8kb/sのサンプルに圧
縮する。エンコーダ/デコーダから取り出されたこれら
のサンプルはアナウンスメモリーに記憶される。サンプ
ルを圧縮することは単に記憶するメモリービットを少く
することを意味するだけである。
アナウンスを再生するときには、システムの呼処理は、
アナウンスメッセージを送出するために、どのアナウン
スをどのタイムスロットに再生するかをANNに通知す
る。ANNは音声メモリーから記憶されたサンプルを検
索し、もし必要であれば、エンコーダ/デコーダを通し
てこれを実行し、これを元のPCMサンプルの大きさに
拡大し、次にネットワークインタフェース回路を通して
PCMサンプルを適切なTDMバスのタイムスロットに
与える。
本システムの構成の主要な利点は主通信システムがアナ
ウンス回路と、本質的にメッセージ用の制御チャネルで
ある通信バスを通して通信するということである。この
構成の下では、システムはそれ自身とアナウンス回路の
間でデータのやりとりを実行することができ、これによ
ってメッセージ表現の融通性を大幅に向上できる。例え
ば、大量のメッセージを記憶するために高速の主記憶を
使用し、その一部はあまり使用しないようになっていて
も支障ない。アナウンス装置に接続された特定の呼のス
テータスに関連したある種のイベントの生起あるいは、
通信システムのステータス全体に関連したある種のイベ
ントが生起したときには、これらのメッセージのあるも
のが主システムのメモリーからメッセージによる制御チ
ャネルを通してアナウンス回路にダウンロードされ、次
に新しいアナウンス接続を起呼者に要求することなく、
起呼者に対してただちにアナウンスが行なわれる。
他の例として、利用できる(未使用の)記憶の量をアナ
ウンス回路から通信システムに対してメッセージの形で
送ることができる。通信システムは既存のメッセージを
圧縮したり、あまり使用しないメッセージをバックアッ
プ記憶装置に移すようなことを含む種々のやり方で利用
できる記憶容量を拡大する。
この構成を利用して、今まで存在しなかった高度な融通
性を実現することができる。例えば、本願と同一分野の
アナウンス回路は本出願人に譲渡されている出願中の特
許1986年8月27日出願のケー・ジェイ・オイ(K.
J.Oye)Cose2−1−2,番号901,003があり、この出願
では可変データ圧縮機能を有する回路が開示されてい
る。この回路では、メモリーの容量および所望のアナウ
ンスの品質に従って、種々のデータ圧縮率で後で再生す
るようにアナウンスを録音することができる。これらの
二つの開示を組合わせると、アナウンスメモリーがその
容量に達したときに、一部のメッセージを除去し、もっ
と大きい圧縮率で再録音し、元のメッセージは制御チャ
ネルを経由して後にアナウンスメモリーの要求が小さく
なったときに制御チャネルを経由してシステムの主記憶
に転送するようにシステムを構成することができる。メ
モリーの容量を節約する他の方法としては、主システム
の処理機能の制御下に予め記憶されたワードのグループ
からアナウンスを組立てる方法がある。
本発明の彼此の目的と特徴および動作と利用法は図面を
参照した図示の実施例から明らかになるものである。
発明の実施例 第1図はアナウンス回路(ANN)40を通信システム
10のTDMバス1と制御バス3に接続したものを示す
本発明の一実施例のブロック図である。第1図に図示し
た通信システムのバス構造は1985年8月13日の米
国特許4,535,448号で記述した通信システムバス構造と
同様である。ANN40はプラグインボードに有利に実
装してプリント布線框体(図示せず)の特定のスロット
に挿入されるか、通信システムから遠方に配置されるか
するものであるが、例えば、16個の独立したアナウン
ス回路を含むようになっている。
各回路は制御チャネルを通して要求を受けたときには、
TDMバスからのPCMサンプル(すなわちアナウンス
の録音)を予め定められた圧縮率で拾うか、あるいは回
路の記憶アレイから記憶された音声サンプルを検索し、
これを64kb/sのPCMサンプルに拡張する。ANN4
0は一時に1アナウンスを録音できるが、再生は16ア
ナウンスまでを同時に実行できる。通信システム10は
メッセージに基ずく制御チャネルを経由してANN40
にメッセージを送り、またメッセージを受信する。この
チャネルはANN40に指示してメッセージをTDMバ
ス1を通してディスク上に長期記憶のためにディスク制
御402に送信するのに使用できる。ディスク403上
に記憶されたメッセージはすべて呼プロセツサ401と
ANN40の間のパケットバス2を通してメッセージ通
信の制御下にTDMバス1を通してANN40に送信す
ることができる。
本発明を使用したアナウンス回路の一実施例について、
第2図および第3図を用いて以下に説明する。
第2図は音声サンプルがTDMバス1から受信されたと
き(録音)からTDMバス1に置かれるとき(再生)ま
でに音声サンプルに生ずることを図示したものである。
ここで示す例ではデータを圧縮し、データ(アナウンス
用)を不連続な記憶位置に記憶するANN回路の動作を
中心に述べる。
シナリオ 1.16kb/s録音/再生のセション。
2.録音チャネルはCHXである。
3.再生チャネルはCHYである。
録音 ハードウェアの設定 呼プロセツサ401は回路プロセツサ103に対してメ
ッセージにもとずく制御チャネルを経由してメッセージ
を送り、これに対してメッセージを録音し、これに対し
てどのチャネルに録音するか(CHX)、圧縮率(16
kb/s)およびメッセージ識別番号のような必要な情報を
提供する。
回路プロセツサ103はアナウンスを録音するように録
音制御112中のネットワーク録音インタフェースを活
性化する。
システムはCHX上の16kb/sの録音セション用に構成
されている。
第2図の上左方からはじまって、TDMバス1からの8
ビット(D0−D7)のPCMサンプルは録音制御11
2によって拾われて、これは信号をチャネルCHXに多
重化して、これを直列の入力流としてエンコーダ101
に与える。これはAの信号として示されている。
エンコーダ101は8ビットのサンプルを2ビットのサ
ンプルに圧縮して、直列出力線のCHXタイムスロット
にサンプル(D0−D1)を出力し、サンプルの他の6
ビットは捨てる。これを図Bに示す。
音声メモリーを能率良く使用するために、2ビットのサ
ンプルは次に各々が2ビットから成る4サンプル分つな
ぎ合わされ、録音インタフェース109によって8ビッ
トのワードになる。バッファメモリーRSMA903に
はそのバイト1がサンプル1、2、3、4を含み、各々
がビットD0およびD1を含むものとして図示されてい
る。次にバイトはメモリー106に移されて記憶され
る。これによって4対1の圧縮比による16kb/秒の蓄
積が行なわれる。もしこのようなつめ合わせをしなけれ
ば、メッセージサンプルを圧縮しても記憶スペースの節
約は実現できないことになる。
録音が完了してときに、呼プロセツサ401はメッセー
ジに基ずく制御チャネルを通して回路プロセツサ103
に対してメッセージを送信し、録音を停止するように指
示する。アナウンス回路40は録音を停止し、回路プロ
セツサ103から呼プロセツサ401に対しては制御チ
ャネルを通してメッセージが送られ、アナウンスの録音
に成功したことを確認し、録音されたアナウンスの時間
幅、追加のアナウンスのために利用できる残りのスペー
スを含む他の関連データを与える。
アナウンスを再生するためには、呼プロセツサ401は
メッセージに基ずく制御チャネルを通して回路プロセツ
サ103に対してメッセージを送り、アナウンス回路に
対して、特定のチャネル(CHY)を通して特定のメッ
セージを再生するように指示する。
圧縮されたメッセージを再生するためには、各々が4個
のPCMサンプルを含む8ビットワードのバイトがメモ
リー106から再生インタフェース108に対して読み
出される。バイト順序ずけ装置705は各バイトの2ビ
ットの圧縮された音声サンプル(D0およびD1)の各
々をPSMAバッファと呼ぶバッファの4個の連続した
位置に入れる。各々の2ビットのサンプルには、デコー
ダ101は各々の16タイムスロットに8ビットのワー
ドがあることを期待しているので、伝送の目的で、6ビ
ットのドントケアビットを追加する。デコーダはCの図
に示すようにこれは2ビットのサンプルを(余分の6ビ
ットと共に)8ビットのサンプルに拡張していることを
知っている。従って、PSMA704は8ビットのサン
プルをCHYタイムスロットに通過させ、デコーダ10
1はCHYタイムスロットの最初の2ビットだけを見
て、PCMの8ビットのワードを生成し、これはDの図
に示すような再生されたデータサンプルとなる。
再生制御111はデコーダ101の直列出力を拾い、こ
れをTDMバス1上の適切なタイムスロットに転送す
る。
トランスコーダ101はメモリー106からの直列入力
ライン上に各フレームサイクル(125マイクロ秒)で
16個の音声チャネルが到来することを期待している。
これを第4図に図示する。各チャネル(CH0−CH1
5)は選択された圧縮率に従って、2、4あるいは8ビ
ットのディジタル情報を含んでいる。
第5図は1チャネル(チャネルCH0)が2MHzのクロ
ック信号の16個の任意のユニットに分割されることを
示している。64kb/sの8時間ユニットが8ビットのメ
ッセージサンプルを提供するのに使用される。上述した
ように、これによって与えられる圧縮はない。32kb/s
については、4ビットがバッファの間で転送され、16
kb/sでは2ビットが転送される。
アナウンスが再生された直後に、回路プロセツサ103
は呼プロセツサ401に対してメッセージを送信し、ア
ナウンスのメッセージが終りまで再生され、発呼者は呼
処理の次の段の準備ができていることを示す。
第3図はアナウンス回路のより詳細なブロック図であ
る。各ブロックを簡単に説明すれば次の様になる。
トランスコーダ101はPCM/ADPCMのサンプル
を受理して、適応差動パルス符号変調(ADPCM)を
使用してサンプルを圧縮(あるいは伸長)し、16まで
の独立したチャネルを直列に入出力線に多重化する。ト
ランスコーダ101は64kb/s(非圧縮の通過モー
ド)、32kb/s(2対1の圧縮モード)および16kb/s
(4対1の圧縮モード)を有する。入力のPCMコード
ワードはA則あるいはμ則の利用者によって指定された
フォーマットを有する。トランスコーダ101は特に指
定されないときにはμ則をデフォールトとする。
回路プロセツサ103は圧縮率および録音/再生モード
のような必要なチャネルごとの制御を実行する。この回
路に含まれているのはデュアルポートRAM(DPR)
である。この配列には非同期的に一方の入力では回路プ
ロセツサ103によってアクセスされ、トランスコーダ
101と録音制御112によって非同期的に読み出され
る。
回路プロセツサ103はまたインテル8031のような
マイクロプロセッサと、プログラムROMおよび8Kの
RAMを含む。プロセッサは制御チャネルのメッセージ
を呼処理にインタフェースし、保守テストを実行し、メ
ッセージプロセッサ104の動作を見ることによって、
ボンドの動作を管理する。
この特定の実施例においては、メッセージを記憶するメ
モリー106は、1MバイトのダイナミックRAMを含
む。後述するように、この記憶アレイは行列のアドレス
のために18本のラインとバンク選択のための2本のラ
インを必要とする。記憶アレイのアクセスとリフレッシ
ュは記憶制御105を通して行なわれる。メモリーとの
間でメッセージの録音と再生のやりとりを制御する記憶
プロセッサ104としてはインテル8031プロセッサ
が使用される。ダイナミックアナウンスメモリー106
にはアナウンスメッセージのみが記憶され、制御のため
の制御コード構造とポインタ(例えば、リンクリスト)
は回路プロセッサ103、メッセージプロセッサ104
あるいは記憶制御105中のスタティックメモリーに記
憶される。
メモリー106の大きさは記憶することができるメッセ
ージデータ(従って、アナウンスの長さ)を制限する。
この空間は任意の数の可変長メッセージで融通性のある
ように分割することができる。上述したように、各メッ
セージの記憶空間は種々の録音されたメッセージのアナ
ウンスについて選択された圧縮率によって決まる。図示
の実施例については、最大のメッセージ時間は2分8秒
(全メッセージを64kb/sで記憶したとき)、4分16
秒(全メッセージを32kb/sで記憶したとき)、8分3
2秒(全メッセージを16kb/sで記憶したとき)とな
る。もちろん、もっと大きいメモリーを使用すれば、記
憶時間も長くできる。
上述したように、アナウンスシステムによっては、融通
性のあるメッセージ長をとることができるようになって
おり、任意のアナウンスは利用できる最大の記憶空間ま
での任意の長さをとることができるようになる。個々の
アナウンスはメモリー106の未使用の空間に入ること
ができること以外、置換メッセージの長さに拘束される
ことなく再録音することができる。
第6図はメモリー106から7.8μ秒ごとに、1音声サ
ンプルを検索するという時間的制約を解決する記憶制御
105の構造を図示している。メモリ106と通信して
いるときのメッセージプロセッサ104に対する処理時
間の制約をゆるめるために、メッセージの録音と再生は
第7図に図示するメモリー106と再生インタフェース
108の間のブロック転送によって実行される。
ブロック転送モードにおいては、メッセージプロセッサ
104の主要な仕事は、各々の録音あるいは再生のセッ
ションごとにメモリー制御105に対して、メモリー中
の転送されるべきブロックの開始アドレスを与えること
である。各々のブロック転送の間に、16個の音声サン
プルを検索しなければならない。しかし、音声サンプル
は圧縮されているかもしれないから、単一のブロック転
送の間に転送されるバイトの数は圧縮率に依存すること
になる。例えば、もし8ビットのメッセージサンプル
が、4ビットのサンプルに圧縮されていれば、16個の
4ビットのサンプルを生ずるために、8バイトだけを転
送すればよいことになる。これは記憶制御105を経由
してメッセージプロセッサ104によって制御される。
メモリー106は8ビット/バイトのワードアレイであ
るから、圧縮率とは関係なく、録音されるメッセージサ
ンプルはメモリーに1時に1ワード(バイト)ずつ記憶
される。しかしながら、上述したように、各データバイ
トは圧縮率に応じて1、2あるいは4個のデータサンプ
ルを含む。従って、メモリーからデータを読み出すとき
には、8ビットの出力ワードを音声サンプル当り2、4
あるいは8ビットの元のサンプルの大きさに変換するこ
とが必要である。この変換は再生インタフェース108
(第7図)によって実行され、ここではバイト順序ずれ
のブロック705が第10図に示すフォーマットでこれ
を実行する。従って、各々のブロック転送に示されるよ
うに、バイト順序ずけのブロック705からのバイトの
数は入力バイトの数が変化しても、常に16である。
システムはフレーム当り16チャネルあるものとしてお
り、メッセージプロセッサは各々のチャネルについて、
フレーム当り16バイトのデータを与えるから、バイト
順序ずけブロックの出力音声サンプルを取り出し、マル
チプレクサ(MUX)701(第7図)を通してこれを
多重化してトランスコーダ101の入力に与えるために
バッファリングの機構が使用される。この仕事はバッフ
ァメモリーPSMA704によって実行される。このメ
モリーアレイは512×8のデュアルポートRAMで構
成される。PSMAは二つのブロックに分割され、各ブ
ロックは256バイトの深さを持ち、各ブロックは16
個のバイトバッファを有する。
PSMAインタフェースは、一方のブロックを書き込ん
でいるときに他方のブロックを同時に読み出すように設
計されている。一方のブロックを読み出す時間は他方の
ブロックを読み出す時間(ブロックは16フレーム=2
ミリ秒=256バイトである。)に等しいためにこれが
可能になっている。ブロックの処理(すなわち書き込み
あるいは読み出し)を完成すると、各ブロックの位置が
入替えられる。先に書き込まれたブロックに今度は読み
出しが行なわれ、先に読み出されたブロックには、バイ
ト順序付けブロックによって新らしい音声サンプルが書
き込まれる。PSMA704の動作については、本願と
同一出願人に譲渡されている1986年8月27日出願
のケー・ジェイ・オイ(K.J.Oye)3−2−3の901,004
の出願により詳細に述べられている。第8図はPSMA
バッファブロック中のデータの代替の配置について図示
している。
メッセージを録音するには、第9図の録音インタフェー
ス109は再生インタフェース108を逆方向で動作
し、トランスコーダ101からのADPCMサンプルの
直列出力を多重分離し、多重分離された信号をメモリー
106に転送する。録音インタフェース109はチャネ
ル出力のADPCMの出力サンプルをデュアルポートの
2ブロックのバッファRSMA903に向ける。メモリ
ー106は8ビット幅の記憶アレイであるから、RSM
A903はサンプルを収集し、すべての圧縮率について
8ビットのワード全体を形成するバッファとして動作す
る。
アナウンス回路40(第1図)では、一時に1録音セッ
ションしか扱わないので、録音チャネルはメッセージプ
ロセッサ104によって2ミリ秒ごと(すなわち16フ
レームごと)に処理される。その2ミリ秒の間に、RS
MA903に記憶されるデータバイトの数は上述したよ
うに圧縮率の関数として変化する。
メッセージプロセッサの観点からは、録音のためのブロ
ック転送プロトコルは再生のときと同一であり、従っ
て、唯一の差はプロセッサがメモリーから読み出しを行
なっている代りにメモリーに書き込みを行なっていると
いうことだけである。
第3図に戻って、TDMバスインタフェース113は4
個のネットワーク処理要素(NPE)を含み、これが1
6チャネルのTDMバスのための16個のアクセス点に
与える。NPEは1983年6月21日の米国特許4,38
9,720に述べられた方法で構成されている。回路プロセ
ッサ103は先に示した特許に示すマイクロプロセッサ
コントローラと同一の方法で構成されている。
再生制御111はトランスコーダ101からの16チャ
ネルを16個の直列NPEチャネルに多重化する。次に
NPEはその直列入力の各々を8ビットの並列チャネル
に変換する。
必要に応じて、システムを拡張して、すでに記憶したデ
ータの圧縮率を変化することによって、より多くのデー
タを保持するようにすることができる。この点につい
て、呼プロセッサ401は現在利用できる録音空間が近
い将来の需要を満足できないことを判定する。呼プロセ
ッサ401はアナウンス回路40に対して、既存のアナ
ウンスを再生して、同時にこれをもっと高い圧縮率で録
音することを指定する。元のアナウンスによって占有さ
れていた空間は次のアナウンスの録音のために空けられ
ることになる。後になってアナウンス記憶の需要が小さ
くなって、アナウンスの始めの高品質版を使用するのが
望ましいときには、ディスク制御402を通してディス
ク403に記憶するために、呼プロセッサ401の制御
下にアナウンスの初めの版を第1図のTDMバス1を通
して送っておいても良い。この記憶されたメッセージ
は、他の記憶されたメッセージと共に、プロセスを反転
して、ANN40に転送することができる。このように
して、システムは記憶容量に不足があるときにだけデー
タを圧縮することによって、需要に応じて記憶空間を適
応することができる。
システムの拡張された使用法では、端末T2(第1図)
をインテリジェント端末あるいはAT&TのPC630
0のようなパーソナルコンピュータに置換する。このよ
うにすれば、データおよびアナウンスメッセージは主シ
ステムとは独立にユーザによって検索したり、取扱った
りすることができる。
結論 本発明の主要な利点は通信システムとアナウンス装置の
間で制御およびステータスメッセージを送るのに使用さ
れるメッセージにもとずく制御チャネルである。これに
よって音声のアナウンスと通信システムをより密接に結
合することができ、音声チャネルとトランクに似た信号
方式だけで結合されていた以前のシステムに比べて本質
的により高度な機能を実現することできるようになる。
ここで述べたシステムはアナウンスの録音と再生に直接
ディジタルインタフェースを使用している。メッセージ
を何回か再録音するときにも劣化が生じないので、この
ようなディジタルの構成には利点がある。しかし、通信
システムの音声インタフェースがアナログであって、デ
ィジタル形式への変換がアナウンスシステムの中で行な
われる場合でも、メッセージにもとずく制御チャネルの
利点を有する他のアナウンスシステムを当業者は構成す
ることができる。
以上本発明を特定のアナウンスシステムに関連して説明
して来たが、本発明は他の任意のアナウンスシステムに
ついて利用することができる。上述した実施例は、アナ
ウンスシステムが通信システムと一体化されたものであ
るが、同一の概念はアナウンス回路が通信システムの外
部にあるときにも適用することができる。またここで述
べた例では二つの別々のバスを用い、一方を制御メッセ
ージ用、他方を音声チャネル用としたが、二つのバスが
単一の物理的実現を共用するような構成を考えることは
容易である。
画像、1ページ分のビデオカタログが圧縮された形式で
記憶され、ANN40に似た一時ビデオ画像資源を経由
して任意の数のチャネルを通してユーザに利用できるよ
うにする他のタイプの構成を考えることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を使用するシステムのブロック図; 第2図はアナウンス回路の一実施例の動作を示すブロッ
ク図; 第3図はアナウンス回路の一実施例の詳細図; 第4図および第5図は第3図の実施例のタイムチャート
を示す図; 第6図および第7図はアナウンス回路の種々の回路の詳
細図; 第8図は記憶装置の構成を示す図; 第9図はアナウンス回路の録音回路の詳細図; 第10図はアナウンスメモリーのデータの構成図であ
る。 〔主要部分の符号の説明〕 名称 符号 第1の通信バス 2 第2の通信バス 1 アナウンス回路の動作を制御するプロセッサ 103 アナウンスメッセージを記憶する手段 106 蓄積および検索手段を制御する手段 104
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ロイド スミス アメリカ合衆国 07738 ニュージャーシ イ,リンクロフト,アントニア コート 124 (56)参考文献 米国特許4535448(US,A)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信システムにおいて、 複数の循環チャネルに時分割多重化されたメッセージを
    伝送する少なくとも1つのバス、 前記バスを介して前記メッセージを交換する手段、及び アナウンス回路とを含み、 前記アナウンス回路は、 メモリ手段、 前記メモリ手段にアナウンスメッセージを記憶するため
    の手段、ここで前記記憶するための手段は前記複数のチ
    ャネルの少なくとも1つにおいて前記バス上に現れる前
    記通信システムからアナウンスメッセージを記憶し、前
    記記憶するための手段はまた前記アナウンスメッセージ
    のうちの所定のものを前記メモリ手段に記憶する前に圧
    縮して前記メモリ手段の空間を保存し、前記所定のアナ
    ウンスメッセージの各々は複数の異なる圧縮因子のうち
    の1つによって圧縮され、 前記記憶されたアナウンスメッセージのいずれかを検索
    するための手段、ここで前記検索されたアナウンスメッ
    セージは前記複数のチャネルのうちの他の少なくとも1
    つにおいて前記バスを介して前記通信システムに与えら
    れ、および 前記バスを介して前記通信システムから通信された制御
    メッセージに応答して動作し、前記記憶するための手段
    および前記検索するための手段を制御する手段を含むこ
    とを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の通信システ
    ムにおいて、前記通信システムは前記アナウンス回路の
    メモリー手段から独立し、前記通信システムのプロセッ
    サによって制御できるシステムメモリー手段と、 前記通信システムのプロセッサに応動して前記システム
    メモリーに検索されたアナウンスメッセージを記憶する
    手段と を含むことを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載の通信システ
    ムにおいて、前記通信システムは前記アナウンス回路の
    メモリー手段から独立し、前記通信システムプロセッサ
    によって制御できるシステムメモリー手段と; 前記通信システムプロセッサに応動して前記システムメ
    モリーからのアナウンスメッセージを検索する手段と; 前記検索されたアナウンスメッセージを前記アナウンス
    回路メモリーに送信する手段と; を含むことを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項に記載の通信システ
    ムにおいて、前記通信システムは前記アナウンス回路の
    メモリーから検索されたメッセージを選択的に変更する
    ための手段と; 前記アナウンス回路のメモリー手段の中で、前記特定の
    メッセージは先に記憶されていたとして前記アナウンス
    回路のメモリーの特定の位置の前記変更されたメッセー
    ジの特定のものを置換する手段を含むことを特徴とする
    通信システム。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項に記載の通信システ
    ムにおいて、前記通信システムのプロセッサは任意の前
    記記憶されたアナウンスメッセージを選択的に変更する
    ように動作することを特徴とする通信システム。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第1項に記載の通信システ
    ムにおいて、さらに前記システムプロセッサとアナウン
    ス回路プロセッサの両方から独立したプロセッサを含
    み、前記独立プロセッサは前記通信システムに対する通
    信リンクを有し;さらに 前記通信リンクを通した前記独立プロセッサからの制御
    メッセージに応動して、前記アナウンス回路との間のア
    ナウンスメッセージの交換を制御する手段を有すること
    を特徴とする通信システム。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第1項に記載の通信システ
    ムにおいて、さらに前記システムプロセッサとアナウン
    ス回路プロセッサの両方から独立したプロセッサを含
    み、前記独立プロセッサは前記通信システムに対する通
    信リンクを含み; 前記独立プロセッサは前記システムプロセッサからの制
    御メッセージに応動して前記独立プロセッサ中のアナウ
    ンスメッセージを蓄積・検索する手段を含むことを特徴
    とする通信システム。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第1項に記載の通信システ
    ムにおいて、前記交換するための手段は制御メッセージ
    を前記バス上の少なくとも1つの制御チャネル上で交換
    し、前記制御するための手段は前記制御チャネル上の前
    記制御メッセージに応答することを特徴とする通信シス
    テム。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第1項に記載の通信システ
    ムにおいて、各アナウンスメッセージはサイズを有し、
    前記検索するための手段は前記アナウンスメッセージの
    所定のものの各々を圧縮の前にそれぞれのサイズまで伸
    張することを特徴とする通信システム。
  10. 【請求項10】複数の循環チャネルに時分割多重化され
    たメッセージを伝送する少なくとも1つの通信バスおよ
    び前記通信バスを介してメッセージを交換するための手
    段を含む通信システムに付属したアナウンス回路におい
    て、 前記アナウンス回路は メモリ手段、 前記メモリ手段にアナウンスメッセージを記憶するため
    の手段、ここで前記記憶するための手段は前記複数のチ
    ャネルの少なくとも1つにおいて前記バス上に現れる前
    記通信システムからアナウンスメッセージを記憶し、前
    記記憶するための手段はまた前記アナウンスメッセージ
    のうちの所定のものを前記メモリ手段に記憶する前に圧
    縮して前記メモリ手段の空間を保存し、前記所定のアナ
    ウンスメッセージの各々は複数の異なる圧縮因子のうち
    の1つによって圧縮され、 前記記憶されたアナウンスメッセージのいずれかを検索
    するための手段、ここで前記検索されたアナウンスメッ
    セージは前記複数のチャネルのうちの他の少なくとも1
    つにおいて前記バスを介して前記通信システムに与えら
    れ、および 前記バスを介して前記通信システムと前記アナウンス回
    路との間で通信される制御メッセージに応答して動作
    し、前記記憶するための手段および前記検索するための
    手段を制御する手段を含むことを特徴とするアナウンス
    回路。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第10項に記載のアナウ
    ンス回路において、前記通信システムは前記アナウンス
    回路のメモリー手段とは独立し、前記通信システムプロ
    セッサによって制御できるシステムメモリー手段と; 前記通信システムプロセッサに応動して前記システムメ
    モリー中の選択された検索されたアナウンスメッセージ
    を記憶するための手段と; 前記システムプロセッサに応動して前記アナウンスメッ
    セージを前記システムメモリーから検索する手段と; 前記検索されたアナウンスメッセージを前記アナウンス
    回路のメモリーに送信する手段と を含むことを特徴とするアナウンス回路。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第10項に記載のアナウ
    ンス回路において、前記通信システムプロセッサは前記
    記憶されたアナウンスメッセージを選択的に変更するこ
    とができるようになっていることを特徴とするアナウン
    ス回路。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第10項に記載のアナウ
    ンス回路において、さらに前記システムプロセッサとア
    ナウンス回路プロセッサの両方から独立し、前記通信シ
    ステムへの通信リンクを有する独立したプロセッサと; 前記通信リンクを経由しての前記独立したプロセッサか
    らの制御メッセージに応動して前記アナウンス回路との
    間のアナウンスメッセージの授受を制御する手段と を含むことを特徴とするアナウンス回路。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第10項に記載のアナウ
    ンス回路において、さらに前記システムプロセッサとア
    ナウンス回路プロセッサの両方から独立し、前記通信シ
    ステムへの通信リンクを有するプロセッサと; 前記システムプロセッサからの制御メッセージに応動し
    て前記独立したプロセッサに検索されたアナウンスメッ
    セージを記憶する手段と を含むことを特徴とするアナウンス回路。
  15. 【請求項15】特許請求の範囲第10項に記載のアナウ
    ンス回路において、アナウンスメッセージはサイズを有
    し、前記検索するための手段は前記アナウンスメッセー
    ジの所定のものの各々を圧縮の前にそれぞれのサイズま
    で伸張することを特徴とするアナウンス回路。
  16. 【請求項16】特許請求の範囲第10項に記載のアナウ
    ンス回路において、前記交換するための手段は前記バス
    上の少なくとも1つの制御チャネル上で制御メッセージ
    を交換し、前記制御するための手段は前記制御チャネル
    上の前記制御メッセージに応答することを特徴とするア
    ナウンス回路。
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