JPH0648770Y2 - 防水型コネクタハウジング - Google Patents
防水型コネクタハウジングInfo
- Publication number
- JPH0648770Y2 JPH0648770Y2 JP16654487U JP16654487U JPH0648770Y2 JP H0648770 Y2 JPH0648770 Y2 JP H0648770Y2 JP 16654487 U JP16654487 U JP 16654487U JP 16654487 U JP16654487 U JP 16654487U JP H0648770 Y2 JPH0648770 Y2 JP H0648770Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- housing
- base end
- terminal accommodating
- connector housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は自動車内配線等に使用すに防水型コネクタハウ
ジングの改良に関するものである。
ジングの改良に関するものである。
「従来の技術」 従来の自動車内配線等に使用する防水型コネクタハウジ
ングは、第４図に示すように相手方ハウジングを挿込接
続する嵌合口20内に、端子収納室22と該端子収納室22内
に端子金具を係止するランス23を上下動自在に設けた端
子収納部21を突設し、該端子収納部21の基部端にゴム製
シール24を嵌着し、このゴム製シール24を介して相手方
ハウジングと水密的に接続するように構成されていた。
ングは、第４図に示すように相手方ハウジングを挿込接
続する嵌合口20内に、端子収納室22と該端子収納室22内
に端子金具を係止するランス23を上下動自在に設けた端
子収納部21を突設し、該端子収納部21の基部端にゴム製
シール24を嵌着し、このゴム製シール24を介して相手方
ハウジングと水密的に接続するように構成されていた。
「考案が解決しようとする問題点」 上述のように構成してなる従来の防水型コネクタハウジ
ングにおいては、図示するように端子収納室22内に上下
動自在に設けられたランス23の基部端壁面の肉厚が他の
壁面の肉厚より厚いため、射出成形後の収縮誤差により
ゴム製シール24を嵌着する端子収納部21の基部端外壁面
に微小凹凸が形成され、防水効果が損なわれるという問
題点があつた。
ングにおいては、図示するように端子収納室22内に上下
動自在に設けられたランス23の基部端壁面の肉厚が他の
壁面の肉厚より厚いため、射出成形後の収縮誤差により
ゴム製シール24を嵌着する端子収納部21の基部端外壁面
に微小凹凸が形成され、防水効果が損なわれるという問
題点があつた。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上記問題点を解決するために、相手方ハウジン
グを挿込接続する嵌合口内に、端子収納室と該端子収納
室内にランスを上下動自在に設けた端子収納部を突設
し、該端子収納部の基部端にゴム製シールを嵌着してな
る防水型コネクタハウジングにおいて、前記端子収納室
内に上下動自在に設けたランス基部端壁面の肉厚を他の
壁面の肉厚と略同等となるように肉抜きして、従来の問
題点を解決したものである。
グを挿込接続する嵌合口内に、端子収納室と該端子収納
室内にランスを上下動自在に設けた端子収納部を突設
し、該端子収納部の基部端にゴム製シールを嵌着してな
る防水型コネクタハウジングにおいて、前記端子収納室
内に上下動自在に設けたランス基部端壁面の肉厚を他の
壁面の肉厚と略同等となるように肉抜きして、従来の問
題点を解決したものである。
「作用」 端子収納室内に上下動自在に設けたランス基部端壁面の
肉厚を他の壁面の肉厚と略同等となるように肉抜きする
ことにより、ゴム製シールを嵌着する端子収納部基部端
外壁面に収縮誤差による微小凹凸が形成されることは全
くなく、端子収納部基部端にゴム製シールが完全密着す
るので、極めて防水効果の高いコネクタハウジングが得
られる。
肉厚を他の壁面の肉厚と略同等となるように肉抜きする
ことにより、ゴム製シールを嵌着する端子収納部基部端
外壁面に収縮誤差による微小凹凸が形成されることは全
くなく、端子収納部基部端にゴム製シールが完全密着す
るので、極めて防水効果の高いコネクタハウジングが得
られる。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２図は第１
図のＸ−Ｘ線断面図で、図において１はハウジング本
体、２は相手方ハウジングを挿込接続する嵌合口で、該
嵌合口２内には第２図に示すように、端子収納室４と該
端子収納室４内に端子金具11を係止するランス５を上下
動自在に設けた端子収納部３が突設され、前記端子収納
室４内に上下動自在に設けられたランス５の基部端壁面
の肉厚は、その肉厚が他の壁面の肉厚と略同等となるよ
うに肉抜き5aされている。このようにランス５の基部端
壁面の肉厚を他の壁面の肉厚と略同等となるように肉抜
き5aすることにより、収縮誤差に起因する端子収納部３
の基部端壁面の微小凹凸は確実に防止される。６は上記
端子収納部３の基部端に嵌着されたゴム製シール、７は
端子収納部３上に嵌装されたゴム製シール６の抜止めキ
ャップ、８はハウジング本体１の基部端に開口する端子
金具挿入孔で、該端子金具挿入孔８から端子金具11を端
子収納室４内に挿込んでランス５に係止させる。上述の
ようにして端子金具11を端子収納室４内に挿込むことに
より、上記端子金具挿入孔８は電線ｃの端末部に取付け
られたパッキン12により水密的に閉塞される。９はロッ
ク片で、該ロック片９をランス５と端子収納室４の床面
との間隙に差込んでランス５の上下動を阻止し、端子収
納室４内に収納された端子金具11が外力により引抜ける
のを防止する。10は先端部に係止孔10aを設けた掛止腕
杆で、該係止腕杆10は先端部を前記嵌合口２内に突出さ
せて端子収納部３の基部端上面に上下動自在に設けられ
ている。
図のＸ−Ｘ線断面図で、図において１はハウジング本
体、２は相手方ハウジングを挿込接続する嵌合口で、該
嵌合口２内には第２図に示すように、端子収納室４と該
端子収納室４内に端子金具11を係止するランス５を上下
動自在に設けた端子収納部３が突設され、前記端子収納
室４内に上下動自在に設けられたランス５の基部端壁面
の肉厚は、その肉厚が他の壁面の肉厚と略同等となるよ
うに肉抜き5aされている。このようにランス５の基部端
壁面の肉厚を他の壁面の肉厚と略同等となるように肉抜
き5aすることにより、収縮誤差に起因する端子収納部３
の基部端壁面の微小凹凸は確実に防止される。６は上記
端子収納部３の基部端に嵌着されたゴム製シール、７は
端子収納部３上に嵌装されたゴム製シール６の抜止めキ
ャップ、８はハウジング本体１の基部端に開口する端子
金具挿入孔で、該端子金具挿入孔８から端子金具11を端
子収納室４内に挿込んでランス５に係止させる。上述の
ようにして端子金具11を端子収納室４内に挿込むことに
より、上記端子金具挿入孔８は電線ｃの端末部に取付け
られたパッキン12により水密的に閉塞される。９はロッ
ク片で、該ロック片９をランス５と端子収納室４の床面
との間隙に差込んでランス５の上下動を阻止し、端子収
納室４内に収納された端子金具11が外力により引抜ける
のを防止する。10は先端部に係止孔10aを設けた掛止腕
杆で、該係止腕杆10は先端部を前記嵌合口２内に突出さ
せて端子収納部３の基部端上面に上下動自在に設けられ
ている。
上述のように構成してなる本考案の防水型コネクタハウ
ジングの嵌合口２内に、相手方ハウジングを挿込接続す
ると、第３図に示すように端子収納部３の基部端に嵌着
されたゴム製シール６が相手方ハウジング13の嵌合口内
壁面に完全密着し、接続部からの雨水等の侵入は完全且
つ確実に防止される。而して、相手方ハウジング13の先
端部上面に設けた係止突起14に肉抜き14aを施しておけ
ば、前述したように係止突起14が位置する嵌合口内壁面
に微小凹凸が形成されることはなく、従つて極めて防水
効果の高い接続部を得ることができる。
ジングの嵌合口２内に、相手方ハウジングを挿込接続す
ると、第３図に示すように端子収納部３の基部端に嵌着
されたゴム製シール６が相手方ハウジング13の嵌合口内
壁面に完全密着し、接続部からの雨水等の侵入は完全且
つ確実に防止される。而して、相手方ハウジング13の先
端部上面に設けた係止突起14に肉抜き14aを施しておけ
ば、前述したように係止突起14が位置する嵌合口内壁面
に微小凹凸が形成されることはなく、従つて極めて防水
効果の高い接続部を得ることができる。
なお、以上は単心の防水型コネクタハウジングについて
図示説明したが、本考案はこれに限定されるものではな
く、多心防水型コネクタハウジングも適用しうることは
勿論である。
図示説明したが、本考案はこれに限定されるものではな
く、多心防水型コネクタハウジングも適用しうることは
勿論である。
「考案の効果」 本考案によれば上述のように、ハウジング本体１の端子
収納室４内に上下動自在に設けたランス５の基部端壁面
の肉厚を他の壁面の肉厚と略同等となるように肉抜き5a
したことにより、従来のようにゴム製シール６を嵌着す
る端子収納部３の基部端外壁面に収縮誤差による微小凹
凸が形成される恐れは全くなく、端子収納部３の基部端
に嵌着されたゴム製シール６は該壁面に完全密着するの
で、極めて防水効果の高いコネクタハウジングが得られ
るという優れた利点がある。
収納室４内に上下動自在に設けたランス５の基部端壁面
の肉厚を他の壁面の肉厚と略同等となるように肉抜き5a
したことにより、従来のようにゴム製シール６を嵌着す
る端子収納部３の基部端外壁面に収縮誤差による微小凹
凸が形成される恐れは全くなく、端子収納部３の基部端
に嵌着されたゴム製シール６は該壁面に完全密着するの
で、極めて防水効果の高いコネクタハウジングが得られ
るという優れた利点がある。
第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２図は第１
図のＸ−Ｘ線断面図、第３図は相手方ハウジングとの接
続状態を示す説明図、第４図は従来の防水型コネクタハ
ウジングを示す説明図である。 1:ハウジング本体、2:嵌合口 3:端子収納部、4:端子収納室 5:ランス
図のＸ−Ｘ線断面図、第３図は相手方ハウジングとの接
続状態を示す説明図、第４図は従来の防水型コネクタハ
ウジングを示す説明図である。 1:ハウジング本体、2:嵌合口 3:端子収納部、4:端子収納室 5:ランス
Claims (1)
- 【請求項１】相手方ハウジングを挿込接続する嵌合口内
に、端子収納室と該端子収納室内にランスを上下動自在
に設けた端子収納部を突設し、該端子収納部基部端にゴ
ム製シールを嵌着してなる防水型コネクタハウジングに
おいて、前記端子収納室内に上下動自在に設けたランス
基部端壁面の肉厚を他の壁面の肉厚と略同等となるよう
に肉抜きしてなることを特徴とする防水型コネクタハウ
ジング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16654487U JPH0648770Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 防水型コネクタハウジング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16654487U JPH0648770Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 防水型コネクタハウジング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0170278U JPH0170278U (ja) | 1989-05-10 |
| JPH0648770Y2 true JPH0648770Y2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=31454019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16654487U Expired - Lifetime JPH0648770Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 防水型コネクタハウジング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648770Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP16654487U patent/JPH0648770Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0170278U (ja) | 1989-05-10 |
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