JPS6021897Y2 - 防水コネクタ - Google Patents
防水コネクタInfo
- Publication number
- JPS6021897Y2 JPS6021897Y2 JP10802881U JP10802881U JPS6021897Y2 JP S6021897 Y2 JPS6021897 Y2 JP S6021897Y2 JP 10802881 U JP10802881 U JP 10802881U JP 10802881 U JP10802881 U JP 10802881U JP S6021897 Y2 JPS6021897 Y2 JP S6021897Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- lead wire
- housing
- waterproof
- connector housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、防水コネクタの改良に関するものである。
従来の防水コネクタは、コネクタハウジングのリード線
引出側開口端より、リード線材のコンタクトがコネクタ
ハウジング内に収容され、リード線引出側開口端がゴム
栓で閉塞され、リード線がこのゴム栓を貫通する構造に
なっていた。
引出側開口端より、リード線材のコンタクトがコネクタ
ハウジング内に収容され、リード線引出側開口端がゴム
栓で閉塞され、リード線がこのゴム栓を貫通する構造に
なっていた。
その組立作業手順は、（イ）コンタクト及びこれにつら
なるリード線をゴム栓に貫通させる、（ロ）コンタクト
をコネクタハウジング内に挿入する、（ハ）ゴム栓をコ
ネクタハウジングのリード線引出側開口端に装着する等
の順序で行われている。
なるリード線をゴム栓に貫通させる、（ロ）コンタクト
をコネクタハウジング内に挿入する、（ハ）ゴム栓をコ
ネクタハウジングのリード線引出側開口端に装着する等
の順序で行われている。
しかしながら、このような従来の防水コネクタでは、リ
ード線の外径程度のゴム栓の貫通孔に、無理にコンタク
トを貫通させる必要があって、作業性が悪いと共にコン
タクトを変形させたり、ゴム栓を損傷させて防水性を低
下させたりする欠点があった。
ード線の外径程度のゴム栓の貫通孔に、無理にコンタク
トを貫通させる必要があって、作業性が悪いと共にコン
タクトを変形させたり、ゴム栓を損傷させて防水性を低
下させたりする欠点があった。
また、ゴム栓があるためにコンタクトがハウジングにロ
ックされたか否かの確認が困難となる欠点があった。
ックされたか否かの確認が困難となる欠点があった。
本考案の目的は、コンタクトをゴム栓に貫通させずに防
水を行うことができ、且つコンタクトのロック状態を容
易に確認できる防水コネクタを提供するにある。
水を行うことができ、且つコンタクトのロック状態を容
易に確認できる防水コネクタを提供するにある。
本考案の防水コネクタは、コネクタハウジングと、その
中に収容されてロックされている熱可塑性樹脂製のコン
タクト保持具とを備え、前記コンタクト保持具はコンタ
クトをロック状態で収容しているコンタクトハウジング
部と、前記コンタクトハウジング部から延長されている
延長板部と、前記コンタクトに接続されているリード線
が前記延長板部上でプラスチックシール材により挾まれ
た状態で貫通して一体に融着されて形成されている防水
蓋部とからなり、前記防水蓋部は前記コネクタハウジン
グのリード線引出側開口端に嵌合されてバッキングでシ
ールされていることを特徴とし、組立時にコンタクトを
ゴム栓に貫通させる作業を省略する構造としたものであ
る。
中に収容されてロックされている熱可塑性樹脂製のコン
タクト保持具とを備え、前記コンタクト保持具はコンタ
クトをロック状態で収容しているコンタクトハウジング
部と、前記コンタクトハウジング部から延長されている
延長板部と、前記コンタクトに接続されているリード線
が前記延長板部上でプラスチックシール材により挾まれ
た状態で貫通して一体に融着されて形成されている防水
蓋部とからなり、前記防水蓋部は前記コネクタハウジン
グのリード線引出側開口端に嵌合されてバッキングでシ
ールされていることを特徴とし、組立時にコンタクトを
ゴム栓に貫通させる作業を省略する構造としたものであ
る。
以下本考案の一実施例を図面を参照して詳細に説明する
。
。
第１図は本考案の一実施例を示したものである。
本実施例の防水コネクタは、筒状のコネクタハウジング
１を有し、そのリード線引出側開口端ＩＡの内周にはリ
ング状のゴムパツキン２が固定されている。
１を有し、そのリード線引出側開口端ＩＡの内周にはリ
ング状のゴムパツキン２が固定されている。
コネクタハウジング１内には、溝形ガイドＩＢと、ラン
スよりなるロック部ＩＣが設けられている。
スよりなるロック部ＩＣが設けられている。
コネクタハウジング１の中には、リード線３をつけたコ
ンタクト４がコンタクト保持具５に支持されて収容され
ている。
ンタクト４がコンタクト保持具５に支持されて収容され
ている。
コンタクト保持具５は熱可塑性樹脂製であって、コンタ
クト４を収容してロックしているコンタクトハウジング
部６と、このコンタクトハウジング部６から後向きに延
長されている延長板部７と、延長板部７の後端に設けら
れていてリード線引出側開口端ＩＡを水密に閉塞してい
る防水蓋部８とから戒っている。
クト４を収容してロックしているコンタクトハウジング
部６と、このコンタクトハウジング部６から後向きに延
長されている延長板部７と、延長板部７の後端に設けら
れていてリード線引出側開口端ＩＡを水密に閉塞してい
る防水蓋部８とから戒っている。
コンタクトハウジング部６の外面には、このコンタクト
保持具５をコネクタハウジング１にロックするための突
起９と、コネクタハウジング１の溝形ガイド１Ｂに差込
むための突条１０とが突設されている。
保持具５をコネクタハウジング１にロックするための突
起９と、コネクタハウジング１の溝形ガイド１Ｂに差込
むための突条１０とが突設されている。
防水蓋部８においては、リード線３が２枚のプラスチッ
クシール材１１の間に挾まれ、これらプラスチックシー
ル材１１が延長板部７に重ねられ、この状態でプラスチ
ックシール材１１と延長板部７とリード線３との相互の
接触面が超音波融着等により融着されて一体化され、防
水蓋部８が形成されている。
クシール材１１の間に挾まれ、これらプラスチックシー
ル材１１が延長板部７に重ねられ、この状態でプラスチ
ックシール材１１と延長板部７とリード線３との相互の
接触面が超音波融着等により融着されて一体化され、防
水蓋部８が形成されている。
この防水蓋部８を貫通しているリード線３は、その絶縁
被覆の表面がこの防水蓋部８に融着され、水密な貫通状
態となっている。
被覆の表面がこの防水蓋部８に融着され、水密な貫通状
態となっている。
このようなコンタクト保持具５は、リード線引出側開口
端１からコネクタハウジング１内に挿入され、所定位置
まで挿入が行なわれると、突起９がロック部ＩＣに係止
され抜は止めされる。
端１からコネクタハウジング１内に挿入され、所定位置
まで挿入が行なわれると、突起９がロック部ＩＣに係止
され抜は止めされる。
この状態で防水蓋部８は開口端１を塞ぎ、その外周には
ゴムパツキン２が密着され、水密に開口端１Ａの封止が
行われている。
ゴムパツキン２が密着され、水密に開口端１Ａの封止が
行われている。
このような防水コネクタは、リード線の通し作業がなく
、作業性がよく、また組立て時に防水性が損われること
がない。
、作業性がよく、また組立て時に防水性が損われること
がない。
更に、コンタクト４のロック状態はコンタクト保持具５
をコネクタハウジング１に挿入する前に容易に行うこと
ができる。
をコネクタハウジング１に挿入する前に容易に行うこと
ができる。
第２図はコンタクト保持具５の他の実施例を示したもの
である。
である。
本実施例のコンタクト保持具５は、延長板部７に溝７Ａ
をつけ、この延長板部７とシール材１１とでリード線３
を挾持して３者の接触面を融着し、一体の防水蓋部８を
構成している。
をつけ、この延長板部７とシール材１１とでリード線３
を挾持して３者の接触面を融着し、一体の防水蓋部８を
構成している。
第３図はコンタクト保持具５の更に他の実施例を示した
ものである。
ものである。
本実施例のコンタクト保持具５は、融着て形成された防
水蓋部８でコンタクト４も支持した例を示したものであ
る。
水蓋部８でコンタクト４も支持した例を示したものであ
る。
このようにすると、コンタクト４の固定をより確実に行
うことができる。
うことができる。
以上説明したように本考案に係る防水コネクタにおいて
は、コンタクト保持具に防水蓋部を設け、この防水蓋部
はリード線をプラスック材が挾んだ状態で接触面が融着
されて形成された構造なので、コンタクトの通し作業が
なく、作業性が良く、また組立て時に防水性が損われる
ことがない。
は、コンタクト保持具に防水蓋部を設け、この防水蓋部
はリード線をプラスック材が挾んだ状態で接触面が融着
されて形成された構造なので、コンタクトの通し作業が
なく、作業性が良く、また組立て時に防水性が損われる
ことがない。
また、コンタクトのロック状態はコンタクト保持具をコ
ネクタハウジングに挿入する前に容易に行うことができ
る。
ネクタハウジングに挿入する前に容易に行うことができ
る。
第１図は本考案に係る防水コネクタの一実施例の組立前
の状態の一部破断斜視図、第２図はコンタクト保持具の
他の実施例の分解状態の斜視図、第３図はコンタクト保
持具の更に他の実施例を示す断面図である。 １・・・・・・コネクタハウジング、ＩＡ・・・・・・
リード線引出側開口端、２・・・・・・ゴムパツキン、
３・・・・・・リード線、４・・・・・・コンタクト、
５・・・・・・コンタクト保持具、６・・・・・・コン
タクトハウジング部、７・・・・・・延長板部、８・・
・・・・防水蓋部、１１・・・・・・プラスチックシー
ル材。
の状態の一部破断斜視図、第２図はコンタクト保持具の
他の実施例の分解状態の斜視図、第３図はコンタクト保
持具の更に他の実施例を示す断面図である。 １・・・・・・コネクタハウジング、ＩＡ・・・・・・
リード線引出側開口端、２・・・・・・ゴムパツキン、
３・・・・・・リード線、４・・・・・・コンタクト、
５・・・・・・コンタクト保持具、６・・・・・・コン
タクトハウジング部、７・・・・・・延長板部、８・・
・・・・防水蓋部、１１・・・・・・プラスチックシー
ル材。
Claims (1)
- コネクタハウジングと、このコネクタハウジング内に収
容されてロックされている熱可塑性樹脂製のコンタクト
保持具とを備え、前記コンタクト保持具はコンタクトを
ロック状態で収容しているコンタクトハウジング部と、
前記コンタクトハウジング部から延長されている延長板
部と、前記コンタクトに接続されているリード線が前記
延長板部上でプラスチックシール材により挾まれた状態
で貫通して一体に融着さ４ｔて形成されている防水蓋部
とから戒り、前記防水蓋部は前記コネクタハウジングの
リード線引出側開口端に嵌合されてバッキングでシール
されていることを特徴とする防水コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10802881U JPS6021897Y2 (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 防水コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10802881U JPS6021897Y2 (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 防水コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5814685U JPS5814685U (ja) | 1983-01-29 |
| JPS6021897Y2 true JPS6021897Y2 (ja) | 1985-06-29 |
Family
ID=29902450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10802881U Expired JPS6021897Y2 (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 防水コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021897Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10189128A (ja) * | 1996-12-24 | 1998-07-21 | Yazaki Corp | 電線導出部の防水構造および製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2367216T3 (es) * | 2009-03-12 | 2011-10-31 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Conector eléctrico. |
-
1981
- 1981-07-21 JP JP10802881U patent/JPS6021897Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10189128A (ja) * | 1996-12-24 | 1998-07-21 | Yazaki Corp | 電線導出部の防水構造および製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5814685U (ja) | 1983-01-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3540164B2 (ja) | 防水コネクタ | |
| JP2538855Y2 (ja) | 防水コネクタの構造 | |
| US5634807A (en) | Waterproof structure of connector | |
| JP2575393Y2 (ja) | 防水コネクタ | |
| JP2562613Y2 (ja) | 防水コネクタ | |
| EP0630073B1 (en) | Rubber plug for waterproof connector | |
| JP3687717B2 (ja) | 可動コネクタの接続構造 | |
| JP2000323226A (ja) | コネクタ | |
| US5709563A (en) | Waterproofing connector | |
| JP2000133368A (ja) | 防水コネクタとダミー栓の係止構造 | |
| EP0654860B1 (en) | Waterproofing assembly for connector | |
| JP2849897B2 (ja) | 簡易防水コネクタ | |
| JPS6021897Y2 (ja) | 防水コネクタ | |
| JPH0317422Y2 (ja) | ||
| JP2004071200A (ja) | 防水コネクタ | |
| JPH0737258Y2 (ja) | シールド線端末部用コネクタ | |
| EP0715373B1 (en) | Electrical connector having connector cap supported by flexible electrical cable connected to the electrical connector | |
| JP2554457Y2 (ja) | フラットケーブル用コネクタ構造 | |
| JPH0418224Y2 (ja) | ||
| JPH0247571Y2 (ja) | ||
| JPH0747818Y2 (ja) | コネクタの防水構造 | |
| JP2017191643A (ja) | 車両側コネクタ | |
| JP2542416Y2 (ja) | 防水圧接端子コネクタ | |
| JPS5834713Y2 (ja) | 防水コネクタ | |
| JPH04548Y2 (ja) |